平成22年度第3回 飾区男女平等推進審議会 議事録
日 時:平成23年1月20日(木)午後2時∼午後3時35分
会 場:飾区男女平等推進センター 3階洋室A
出席者:天野委員、岩城委員、上田委員、戒能委員、小林委員、斉藤委員、しま委員、
杉江委員、高木委員、藤森委員、森川委員、谷茂岡委員、柚木委員(五十音順)
1 開 会
2 委員委嘱
民生委員・児童委員役員交代に伴う委員委嘱
3 議 事(傍聴の希望なし)
(1) 飾区男女平等推進計画(第4次)について
※ 事務局による資料説明の前に、DV部会、WLB・女性の参画部会の各部会長から
部会報告。
( 会 長 )10月28日と12月13日の2回議論いただいた。目標2の課題1『あ
らゆる暴力の根絶』では文言について、できるだけわかりやすく、また
区民の方がなじみのない言葉は変えようと確認。 DV もかなり広ま
ってはいると思うが、知らない人もいるかもしれないということで、施
策の方向の文言を「DV」から「配偶者暴力」に変えた。「配偶者暴力」
となってはいるが、家族による暴力、あるいは家族の中の暴力など、児
童虐待や高齢者虐待も含まれていくので、例えば『相談の充実』とか『被
害者支援の充実』というところは「DV」あるいは「配偶者暴力」とは
せず、なるべく広く対象範囲を設定することとした。それから『相談の
充実』については、相談する人が行政の縦割りの下でたらい回しになら
ないような工夫が必要だということ、相談窓口というのは相談する人に
とって(心理的に)距離が遠いということもあるので、安心して相談で
きるような、気軽に相談できるような窓口の工夫という意見が出された。
その議論の際、実態を少し押さえたいと、飾区の相談件数を出したら
どうかという意見もあったが、公表できるデータがないということで、
意識調査のデータを出すことにした。それから『被害者支援』では、配
偶者だけではなく子どもや高齢者も被害者として支援の対象になると
いうことを盛り込んでほしいとの意見や、さまざまな地域の機関との連
携あるいは警察との連携、民間との連携なども入れてほしいなどの意見
いても議論したが、若年層への性教育が性暴力を防止するためにも重要
だとし、性教育の問題にも触れていく内容を盛り込んだ。また、目標3
の課題1『男女平等意識の確立』では、女性の意識改革のようなものも
必要ではないかという意見なども出された。
( J 部会長)10月26日、12月14日の2回、部会として審議した。まず目標1
『仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の推進』で3本施策の方向を立
て、最初に「普及・啓発」を、2番目に『働き方の見直しに関する企業
への働きかけ』とした。ここは男性の長時間労働の是正という事柄に関
して、まず企業への働きかけが重要であるという認識のもと具体的な文
言に変更した。施策の方向3『男性の子育てや介護への参画支援』では、
意識調査結果でも男性が家事・育児、家庭生活に参入したいと思ってい
る割合が高いとのことで、それらを踏まえて施策の方向に敢えて「男性
の」という文言を入れた。もちろん男性だけの問題ではないという意見
も出た。それから、 次世代のために 今の私たちの課題として取り組
むことが大切だとの意見がかなり出て、明文化することとし、課題の本
文中に入れる形にした。課題2『多様な働き方を支援する環境の整備』
についても、施策の方向が3本で具体的な内容になった。就労支援とし
て、多様な働き方を男女とも支援するべきだが、男女ともに雇用条件が
悪化している中、特に女性の就労支援が課題であるとして、敢えてここ
は『女性のための就労支援』を2番目にした。それから、多様な働き方
がある中で、それぞれの希望に応じた働き方を選ぶことができるような
支援をするべきとし、文言を『個人の希望に応じた働き方への支援』と
変更した。 多様な働き方 という課題だが、これを働き方だけに限定
していいのかという意見も出された。目標3の課題2『あらゆる分野へ
の男女の参画促進』の施策の方向1について、結局あらゆる場面で女性
が参画するためには、女性自身の自覚が必要であり、それに伴う責任が
あることを明記すべき、また逆に、さまざまな価値観があっていいので
はないか、などの意見が交わされたが、最終的に、まずは女性が自信を
もって発言や行動ができるための支援が必要であるという認識のもと、
『女性の能力発揮支援』を施策の方向とした。目標3の副題については、
他の2つの目標に比べると具体的な目標設置ではないため、女性が参画
することで社会がどのようによくなるのかというイメージがはっきり
伝わるような文言にしてほしいとの意見も出た。課題1『男女平等意識
の確立』では、施策の方向の本文「男女平等の気づきを促すような」の
中の 気づき という文言について、 重要性 とか 必要性 といっ
た積極的な表現がいいという意見や、既に気づきはあるのだから 気づ
ての理解をより深めるような∼」という文章に変更した。
※ 引き続き、 資料1 に基づき事務局より説明。その後委員と質疑応答。
( P 委員)1ページ中に「おおむね順調に推進しているところ」とあるが、その後
「この計画で∼届いていない状況にあります」となっており、 推進し
ているところだが届いていない と矛盾しているため、接続詞などを間
に入れたほうがいいと思う。それから、同じく1ページで、冒頭から6
行目まで一文が大変長いので、途中で文章を一度切ると非常に読みやす
くなるのではないか。読んでいて気になった。
( L 委員)これを読むと、「こういうふうにします」という話は見えるのだが、そ
の後もまたできなかった場合はどうなるのか。例えば本文中に「この計
画で唯一数値目標を掲げている」が「30%に届いていない状況」にあ
り、となっていて、だから再度計画に入れるという話なのか、もう(数
値目標を)やめるという話なのか、それとも別の方策にするのかという
ことがわからない。第3次を踏まえて第4次になり、その次の第5次に
向けての第4次という形なのか、その辺が全く見えず、第3次はこうで
す、だけで終わっており、評価が何もない。第4次に対しても、計画終
了時の評価については触れておらず、「進めます」ということしか書い
ていない。自分たちが決めたこと、実施すること、そして計画終了時に
はこのように評価されるようにしたい、ということを書いていかなけれ
ば、ただ言いっ放しになってしまう。第3次も言いっ放しになっている
気がする。ここは 基本的な考え方 だから具体的なことは出さないの
かも知れないが、もう少し、私どもはこういうふうにやります、ですか
らこういうふうに評価してください、というような提示をしていかなけ
ればいけないのではないか。
( 会 長 )この意見はとても大事な点で、計画を策定・実施したことに対する評価
をきちんとしてから、次のステップに進むという流れについての意見。
評価についてはこの部分に入れるか、または別なところで触れるか。こ
のことは以前の審議会でも、第3次の総括と第4次に繋がる部分が示さ
れていないとの意見が出ていたと記憶している。この件について事務局
の考えはどうか。
(事 務 局)この30%の目標数値について、飾区の現状は20%半ばである。他
自治体で最近改定した計画での目標数値を見ると、40%や50%とい
った数字が多い。ただし審議会等の構成によって数値が変わってくるの
で、飾でその数値が出せるかどうか疑問点もあるが、30%という目
標は切れないとの考えでいる。
( J 委員)この文章を見ると、目標値30%に達していないという具体的な事柄が
ど全体的な流れの説明とし、この30%については、2ページに女性の
参画が少ないという内容があるのでそこに加えると、この部分が今の施
策の流れと具体的な数値の話となって収まりがいいと思う。
( 会 長 )1ページからは30%の数値目標の部分を省き、2ページの「重要な視
点」において、第3次で目標設定したが達成できておらず第4次に引き
続き重要な課題であるとして入れる、とのこと。ここは 基本的な考え
方 なので、何故なのかといった部分はその先で触れればいいと思うが
いかがか。今のような対応方法でよろしいか。
→ 一同了承
( Q 委員)本当に大した問題ではないが、ただこのまま印刷に回るといけないと思
い、小さいことだが、飾区の「」がゴシック体になっている箇所が
あるので直してほしい。
( 会 長 )他に 資料1 についての意見、修正点などはいかがか。 資料1 では、「基
本的な考え方」について大きな訂正が入ることになる。その他、長い一
文を途中で区切ること、 しかし などでわかりやすい文章にすること
が変更点になる、ということでよろしいか。
それでは、 資料2 以降の説明を事務局にお願いする。
※資料2 ・ 資料3 に基づき事務局説明。その後委員と質疑応答。
( L 委員)『計画の内容』の1ページ目の最後の段落に「明日を担う子どもたちが
∼自分らしく生きることができるよう」とあるが、それを実践するため
の具体的な施策がない。一言でも施策の方向に入れておかないと、将来、
社会全体でワーク・ライフ・バランスを推進することの必要性がわから
ないのでは。「自分らしく生きることができる」ことがどういうことな
のか、それを施策の方向で具体的に示すことが必要だと思う。
( 会 長 )ワーク・ライフ・バランスを取り上げることの意味として、3ページの
施策の方向1の「ワーク・ライフ・バランスの意義」という部分に絡め
ることはできるか。特に将来の世代に向けてということを意識されての
発言だったので、働いている今の人たちだけでなく、将来的にも重要な
のだと、そういう意義という点で何か工夫ができないか。
( Q 委員)もしそれがどうしても必要ということであれば、施策の方向1の中に「ワ
ーク・ライフ・バランスの意義を 子どもを含めて 広く∼」など、 子
どもを含めて と一言入れたらいかがか。
( 会 長 )大人だけではなくて、そこに先ほどの L 委員の意見を入れ込んでいく
ことではどうかとのことだが。世代を超えた問題なのだということでい
かがか。施策の方向1のところ「ワーク・ライフ・バランスの意義を子
どもを含めて広く区民に周知し、理解を深めるための取組を行います」
( M 委員)すごくいい計画ができても、区民の方が知らなければ意味がないので、
本当に広く知ってもらうために、区民に対しての広報などといったこと
をひとつ設けてはどうか。全体的には区職員の意識啓発などはあるが。
また、子育て支援行動計画の策定委員会に参加したが、作りっぱなしで
はよくないということで、政策全体をみんなで半年に1回くらい見てい
くという推進協議会が立ち上がることになった。こちらは第4次策定と
して参加したが、今まで第3次まで行ってきて、第4次に関してもしっ
かりと見ていくという意味で、チェックとまでは難しいとは思うが、緩
やかな協議会のようなものを立ち上げられたら理想なのではないかと
思う。あと最後に、資料1 の4ページについて、飾区基本計画の枠で、
今区内で推進しているものが挙げられているが、計画時期が明記されて
いればよりわかりやすくなると思う。
(事 務 局)施策の方向1で「ワーク・ライフ・バランス推進に向けた普及・啓発」
の中には、もちろん区民への広報というパブリシティが大事なので、「理
解を深めるための取組を行います」と記し、その取組として啓発誌の発
行やHPの紹介などは区の事業として必ずやっていくものなので、敢え
て 広報 という形では書いていない。
( 会 長 )ワーク・ライフ・バランスのところはそのように普及・啓発はあるのだ
が、今の意見はむしろ計画全体についてなので、例えば、資料1 の2ペ
ージの最後に、いろいろな機会をとらえて周知をするというような一文
を入れておくと、区民の方も少し身近に感じるのでは。何か文章を考え
ていただきたい。
(事 務 局)わかりました。あと 資料1『推進期間』にある、子育て支援行動計画や
保健医療計画について。これは私どもの計画と同じように、ワンクール
終わると次の年からの計画としてまた始まるという計画ばかりで、期間
がいつまでというよりは、こういうものが並行して動いているというイ
メージで記載している。年度を入れるのは全く構わないが、そういうも
のとなっている。
( 会 長 )例えば計画によっては5年とか3年という違いがあるかもしれないが、
見てすぐわかるほうがいいということだと思うので、大変でなければ、
「(24∼28年)」などと入っていれば同時進行なのだということがわ
かるという意見だと思う。それから推進協議会についてはどうか。
(事 務 局)子育て支援のほうは、計画つくりのための策定委員会ということもあり、
委員会そのものは計画策定と同時に終了したので、区民と一緒に進行管
理をしていくために推進協議会を作ったのだろうと思う。この(男女平
等推進)計画ではまさにこの審議会において、毎年毎年事業進行状況や
れからも果たしていくことになると思うが、それを何らかの形で進捗管
理する形にしたほうがいいというのであれば、工夫はできると思う。
( 会 長 )今の説明でよろしいか。審議会がその役割を担うということで。
( E 委員)先ほどの M 委員の『推進期間』についての話から、自分も思ったこと
があるのでもし可能であれば。確かに、事務局の説明を聞きなるほどと
も思ったが、この表を改めて見ると、相関関係が今ひとつよくわからな
い。計画が並んでいるが、それぞれの計画の相互関係がもう少しわかり
やすいと、(計画を)読む区民の皆さんもイメージがつきやすいのでは
ないか。テレビドラマの登場人物の関係図がテレビ雑誌などに掲載され
ているような感じのものがあるとわかりやすいと思う。この計画とこの
計画はこの部分で共通したテーマがあるなど、計画間の関係がわかるよ
うな、そういった矢印の付け方、空間的な部分も含めていくと、より理
解が深まるのではないか。
( 会 長 )男女平等あるいはその中の暴力の問題は、例えば保健医療や高齢者虐待
などはストレートに関係し、教育も広い意味では関係があり、そういう
意味ではあらゆるものが関係してくるのだが、もし可能であればという
ことなので、ご検討いただきたい。
( Q 委員)今の図の工夫のことだが、女性行動計画と第2次、第3次がそれぞれ単
独で並んでいるのがよくないと思う。ひとつひとつが切れているわけで
はなく、初めの行動計画があり、それを含めて成長して、またそれを含
めて、と3つ重ねたようになり、そこに第4次が重なるという形になる
のだと思う。
( J 委員)DV部会の領域に関わることだが、ざっと文章を拝見し、文言でちょっ
と気になったのだが、 セクシュアルハラスメント に ・(中点) は
いらないのか。
( 会 長 )どちらでもいいのだが。
( J 委員)本日机上配付の、国の第3次計画を見たところ ・(中点) が入ってい
たのだが。
(事 務 局)法律では ・(中点) が入っていなかったのでそれに合わせた。審議会
の皆様の意見で、やっぱりあったほうがいいとのことであれば修正する。
( 会 長 )資料の ドメスティック・バイオレンス はみんな ・(中点) が付い
ている。 セクシュアルハラスメント も、今はいろいろ、パワー・ハ
ラスメントとかアカデミック・ハラスメントなどもあるので、・(中点)
はあったほうがわかりやすいとは思う。
また、どうしても新しい問題だと、先ほどのワーク・ライフ・バランス
のところでも ライフステージ を言い換えるなど、カタカナがどうし
ちょっと言い換えが難しいかと思う。ただそういうことだけで、あまり
ちゃんと読まれないということのないよう、わかりやすい表現にできれ
ばと思う。
今日出された意見を踏まえ、期間を区切って、後ほど改めて読んでいた
だき、気づいた点を知らせるということは可能か。
(事 務 局)今月いっぱいくらいなら可能。
( 会 長 )では、よく読んだら文章が長すぎるとか、文章や表現など、気づいた点
があれば事務局へ。期限は今月いっぱいという区切りにする。
他に質問や意見などはよろしいか。
それでは、推進計画についてはこれで今回の議論は終了させていただく。
今後どのように進んでいくのかということを説明願いたい。
(事 務 局)今日いただいた意見を基に資料関係を修正し、その後、区の各担当部署
に計画事業を検討いただくという作業が入る。この項目にはこの事業、
というものを出してもらい、その後事務局と担当部署とでヒアリングし、
それが4月半ば以降までかかる予定。従って、次回の審議会については
その後になる。
( J 委員)私も初めてで全体の流れが詳しくわかっていないのだが。これで事業を
各部署に出してもらう作業があり、それを集計できるのが4月というこ
とだが、それからもう一度計画をつきあわせたりする作業があるのか。
( 会 長 )具体的な事業が出てくるので、その検討もあると思う。最終的にどうい
う形になるのか伺っておきたい。
(事 務 局)先ほど申したとおり、計画事業検討でいろいろな事業の選定をし、足り
ない事業についてはお願いするなどで作業に時間がかかるため、4月い
っぱいはかかる。その後、5月の下旬に来年度第1回の審議会を開催予
定。その際、この施策の方向に対してはこういう事業を何課でやる、と
いう形で、事業名とその事業の内容が入ったものをお示しできるかと思
う。それについてまた、委員の皆さまに検討していただく。それを2回
か3回行い、9月くらいにはこの計画案を審議会の案としてとりまとめ
ていただき、それを区に答申するという形をとる。その後、庁内での確
認作業のあと、パブリック・コメントという形で区民の皆様から意見を
いただき、その意見を踏まえ、最終的に出来上がるのが来年の2月くら
いになるかと思う。このようなスケジュールの予定である。
( Q 委員)今回の内容に入れられる問題ではないのだが、どうしても引っかかって
いることがある。『あらゆる暴力の根絶』の中に『被害者支援の充実』
があり、重要なことなのできちんと書かれている。そこでどうしても引
っかかってしまうのは、 被害者支援 だから致し方ないのだが、それ
ちがなってしまうことだと思う。被害者を本当に支援するには、加害者
がなくなればいいのだが、この4次の計画の内容では、加害者の更正を
支えるなどということは入っていない。しかし、加害者の更正に対する
問題が今後の課題である、というような文言をどこかに入れられたらい
いと思うが、文章化は無理かもしれない。文章化はできなくても私たち
の意識として共有しておきたい。加害者の更正というのは非常に大事な
のではないかということを。皆さんはどう思われるか。
( 職務代理 )それにはまず、被害者が気楽に相談に行かれる窓口、相談に行きやすい
場所、そういうものを区民の窓口として広げることだとして、DV部会
の中でも話し合った。それと、我々部会を含めた審議会として、どんな
相談件数、内容、傾向がこの飾区内にあるのかを知りたいとの意見が
あったのだが、その公表が難しいとのことで、少々歯がゆく感じる。
( 会 長 )もちろんDV部会でも加害者問題というのは議論した。ただ国のレベル
で、自治体に委託してそういうプログラムを1回だけやったことがあっ
たが、その後何の進展もない。大変難しい問題なので、やはり国が基本
的にはこの問題はきちんとやらないと、ひとつの自治体だけでの対応は
難しいと考えている。だから『配偶者暴力の未然防止』のところで、被
害者の支援と同時に、子どもの頃からDV防止を啓発していくこととし
た。そこがまず区としてはやるべきことだしやれることではないかと、
そういう考え方にたっている。しかし、一言、加害者の問題が大きいと
いうことを入れたほうがいいのであれば、事務局に検討願う。その程度
でよろしいか。
( Q 委員)了解した。今までも何回も言ってきたこと。その上で入れられないとい
う判断だと思う。しかしそれでも尚かつ、やはり本当に重要な問題だと
私自身は思う。そういう発想を共有したい。
( 会 長 )それはDV部会でも共有されていた。しかし、具体的な計画内容として
は、区のレベルではかなり難しいということで、そういう判断になった。
理解いただきたいと思う。
(2)22年度「男性の家事・育児・介護体験記」表彰(案)について
※ 事務局説明後、委員と質疑応答
( 会 長 )この事業はいつから始めたのか。そういう基本的なことから説明いただ
きたい。
(事 務 局)こちらの「家事・育児・介護体験記」については第3次の計画で、こう
いったことが必要ではないかということで出され、今回で5回目になる。
毎回大体5通くらいの応募で、少なくなっている。優秀作品については、
ついては、3月に行うパルフェスタという、この館のお祭りの場で、区
長より表彰状の授与を行う予定。
( P 委員)この 募集します というチラシを含めた募集要領は、私が見落として
いるだけかもしれないが、区報などで発表されているのか。
(事 務 局)チラシは区内の各施設の窓口に設置し、同内容のものを区の広報紙と区
HPでも掲載している。
( P 委員)HPは見る人と見ない人が結構いるが、区報などで出してあれば、私が
見落としているだけなのだと思う。集まる件数が多くないという話だっ
たので、どのような募集の仕方をしているのかと思い質問した。
( 会 長 )本日の当日配付資料に表彰案があり、最優秀賞は残念ながら 該当なし
で、優秀賞が「No. 4私の子育て」ということ。それから他の方は参加
賞。4通で、その内1通は同一応募のため該当せずということ。これは
庁内の選考委員会で選考し、この内容でよろしいかということだが、何
か意見があれば伺う。
( L 委員)意見というより質問。毎年やっているが、10年20年経ったら、それ
までの分を製本してまとめるなどの話はあるのか。それとも毎回ごとで
終わりなのか、その辺の将来的な話が聞きたい。それからもうひとつ、
4番目の作品が優秀賞とのことだが、これは普通に両親が揃っている状
況ではない話なので、特別なという考え方をしてしまう。普通でもこの
ようにやっていかなければいけないという啓発が目的なのか。その目的
がよくわからない。これが当たり前ということになると、区役所はどう
してもう少しこういう人たちに対して支援をしないのか、という話にな
ると思う。だから、普通の家庭ではない状況の話が選ばれることで、よ
くなっていくという気がする。
(事 務 局)最初に、将来的に製本して印刷物として出すのかという質問については、
今のところ考えてはいない。作品数も応募数も少ない中で、本になる位
まで事業が続くかわからない部分もある。あくまでも第3次計画として
始まった事業であり、この事業がそのまま行政評価などの対象になった
ときに、どう評価されるかという部分もある。本として加工できるよう
な形、状態になればそういった考えもあるかというのが現時点での考え
方。それからもうひとつの質問についてだが、この作文の募集要領はチ
ラシにもあるように、飾区内の男性を対象にし、家事・育児・介護の
体験の作文を作っていただき、それを区民の皆さまが見ることで、こう
いった参画に関する関心をもっていただくために実施している。優秀作
品については、子育ての大変さや自分の責任、そういったことを一生懸
命やられていると実感したことが理由で、最優秀ではない理由は、やは
味子育ての部分を啓発できる作文として選んだところである。
( F 委員)どうしてこの作品が最優秀賞にならなかったかという理由が一部聞き取
れなかったので再度伺いたい。
(事 務 局)「男性の家事・育児・介護体験記」ということで、育児の部分の視点と
してはかなりしっかりとあったが、家事、それから家庭生活の部分につ
いての記述がほとんどなかったため最優秀にはならなかった。
( F 委員)家事と家庭生活とのことだが、家庭生活といっても父子二人で暮らして
いるのだから、家庭生活とはどういう意味なのか。
(事 務 局)共同参画ということで、そこの視点がちょっと弱いということである。
( F 委員)それなら、「男性の家事・育児・介護体験記」の応募要領に条件が付く
ことになるのでは。共同参画でなければダメということか。夫婦揃って
いなければ、この意図と外れるということなのか。
(周囲の「内容が十分ではない」との声に)むしろそういう理由なら、
わかった。
( 職務代理 )この募集だが、もともとは、男女平等推進の実現のためには、各家庭で
何をするだろうかという考え方を皆さんから聞こうと、特に男性社会だ
から男性の立場を聞こうとのことで始まったと思う。募集しているのは
体験記ということなのでちょっと寂しい点があったかと思うが、これか
ら募集をする場合、もう何年もやっているし社会情勢も変わってきたの
で、応募は増えると思う。はじめは推進というのが非常に難しい立場だ
ったが、今はだいぶ実現もしてきているので、こうしたけど家庭はうま
くいかないとか、こうやったけどなかなか男女平等の社会になりにくい、
ということを書いてもらったほうがいいような気がするので、来年の募
集の時にはよくテーマを考えていただきたい。
( J 委員)ちょっと気になったのだが、3番目の作品で、最初に『私は70歳の母
親です』とある。応募資格には 区内にお住まいの男性 と書かれてい
るが、問題はないのか。
(事 務 局)応募資格の中で「区内にお住まいの男性。ただし、夫や父親の体験をご
家族が書いて応募することもできます」と記載しているので問題ない。
( J 委員)了解した。
( 会 長 )多分、この募集チラシには趣旨などが全然書かれていないので、何のた
めにこういった作品を募集するのか、ちょっとわかりにくかったと思う。
ただ、あまり縛りをかけてしまうと、もうほとんど投稿がないというこ
とになるので、身近なところで男性の体験記の募集という、日本の男女
平等社会を表しているような、なんでわざわざ男性に、という気もする
が、一緒にやっていこうというために、ソフトにやっているのだろうと
うに、どういう形が一番いいのかということを検討して、またこの審議
会でも意見をいただき、なるべく皆さんに関心を持ってもらい少しでも
変えていくような、ひとつのきっかけとしてできればよいと思う。いろ
いろ意見もあるようだが、このような結論でよろしいか。応募件数が極
めて少ないので大変だったと思うが。
それでは、次回については既に先ほど説明があった。5月末頃というこ
とで、後日日程調整をしていただく。