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西南暖地における水稲品種の子実生産特性と収量向 上に関する研究

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九州大学学術情報リポジトリ

Kyushu University Institutional Repository

西南暖地における水稲品種の子実生産特性と収量向 上に関する研究

片山, 勝之

九州大学農学研究科農学専攻

https://doi.org/10.11501/3052507

出版情報:Kyushu University, 1990, 農学博士, 課程博士 バージョン:

権利関係:

(2)

司司...‑‑

・ ‑

!li!5 西 南 暖 地 に お け る 水 稲 品 種 と 目 印 交 雑 木 稲 品 種の耐 肥 性 の 比 鮫

.$Jilのためには窒素吸収量の増大が必要であることは、日本の稲作を歴史的 にみた吉岡185)、田中'"¥ 明峯引、村山."等によっ

τ

指摘されている通り で あ る . 佐 本11 ~ 、) 田中ら a・"は北海道の新旧品慢を比般 Lて 新 品 種 ほ ど 窒 素 反応が商〈、監禁吸収量が多いことを指摘し、蜜紫吸収量の.$いことが多収を あ げ る 前 提 に な る こ と を 報 告 し て い る . ま た、新 品 種 は 短 外 雄 教 型 で 、 光 利 用 効 率 の よ い 草 型 で あ る 士 め に 多 肥 設 培 が 可 能 に な っ た こ と を 指 摘 し て い る . 東

北では速水~2. 23 ¥ 九州においては星野ら'"、武田ら1 )によって新旧 ホ 稲 品 種 が 比 般 さ れ 、 国 中 ら 1・"と同様な結果を得ている.また、かつての多 収 日 本 ー の 鰭 皇 家 の 平 岡 収 量 は 10a当り 906kg‑であるが、平同室業施肥量は 10 a当り 22.7kg‑であるという 1叫 . こ の 施 肥 量 は、現荘の慣行主主広告の施肥量から 比べ

τ

およそ1.61告 に 相 当 す る が 、 こ の と と は 多 収 に は 多 窒 薫 施 肥 が 必 要 で あ

ることを示 Lている.

と こ ろ で 戦 後 に お い て 短 件 、 小 穂 、 多 げ つ 型 を 指 向 し た 日 本 に お け る 水 稲 改 良品種113 1 1 0に対して、 IRRIが育成した IR系 統 の 品 種 群 、 つ ま り 改 良 印 度 型 ホ 稲 品 種 群 は 短 稗 、 大 徳 、 中 げ つ で あ っ た . こ れ ま で 日 本 の 品 種 改 良 に お い ては、.$!il業施肥による倒伏を防ぐために短稗化が指向されてきたが、同時に 形 質 相 関 に よ っ て 小 穂 に な っ た1 H ' . しすしながら 1 Iの改良印度型水稲品 種 併 は 、 こ の 形 質 相 関 を 破 っ て 品 種 改 良 が 行 わ れ 士 点 が 注 目 さ れ る .

多重業施肥;J:件下で多収をあげたIR8は、特性遺伝子を持つ低脚烏尖と強ヰ寺、

大徳のPetaの 組 合 せ に よ っ て 得 ら れ た 品 種3刊である. また鱒固では、 1977 年に壷らによっT育 成 さ れ た 品 種 、 統一によって『緑町革命Jを果在したが、

その後鱒国 で 宵 成 さ れ た 密 陽23号 、 氷 原258号等は IR8の特徴を持っている

483. そしてこれまでにも IR8は 、 締 図 ば か り で な 〈 各 国 に お け る 多 収 品 種 の モデルとなっ

τ

いる 3 h .

こ の よ う な こ と か ら 、 近 年 日 本 に お い て も 暖 地 の10a当りの収量の停滞現説 が 胞 肥 技 術 を 古 め た 毅 培 技 術 の 改 善 だ け で は 、 克 服 は 囚 嫌 で あ る と い う 諮 織 の

(3)

『 ,r ‑ 『圃 噌

も と に 、 品 種 の 面 か ら 従 来 の 短 持 、 小 雄、多 げ つ 型 か ら の 脱 却 が 試 み ら れ る よ う に な っ て き た . 例えば、宮 崎 県 畳 業 試 験 場 で 宵 成 さ れ た ニ シ ホ マ レ'" は、 一律 顎 花 散 が 従 来 の 短 錦、小穂、多 げ つ 品 種 (レ イホウ等 ) に 比 べ れ ば多い こ と か ら 、 価 総 重 型 品 種 と 呼 ば れ て い る . ま た 最 近、逆7、5、3計画によっ て 山 中 国 島 業 試 験 場 で 育 成 さ れ た ア ケ ノ ホ ン 1)は、一穂 頼 花 教 が 極 的 て 多 〈 極 線 量 型 品 種 と 呼 ば れ て い る .

本実験では、 ー穂 額 花 散 の 増 大 に よ ってm'当りの頼 花 散 の 増 大 を 図 る 目 的

τ ‑

暖 地 で 育 成 き れ た ア ケ ノ ホ ン と ニ ン ホ マ レの耐肥性を、$ 肥 $ 収 向 き 品 種 と し て こ れ ま で 定 評 の あ る IR24及 び 木 原258号S7 11 1と比 般 し た . 同 時 に 明 治 以 降、西南暖他て・毅培された主要な水稲品種、台湾 で 育 成 さ れ た 多 収 品 種 及 び 米 国 で 育 成 さ れ た 直 情 品 種 も 古 め て 多 肥 多収 稲 の 形 態 的 、 生 理 生態 的 特 徴 を 明 ら 世 に し よ う と し た"・ 1叫 .

5. 1  材 料 及 び 方 法

供 試 ホ 稲 品 種 は 日 本 型 水 稲 品 種 と し て 錐 町、日本 附 . ホ ウ ヨ 夕 、 ニ シ ホ マ レ 及 び 古島67号、 目 印 交 雑 木 稲 品 種 と し て7ケ ノ ホ シ と 木 原258号 、 印 度 型 ホ 稲 品 種 と し て CP231とlR24を用いた. 雄 町 は 、 日 本 の 旧 品 種 ( 明 治 中 期 ) で 典 型 的 な 長 持 稼 重 型 品種で あ る . 日 本 晴 は、愛 知 県豊業 試 験 場 で 育 成 さ れ た 中稗偏穂散型品種であり、 ホ ウ ヨ ク は 、 昭 和40年 代 の 暖 地 の 短 得 穂 数 型 品 種 で あ る . ま た ニシホ7 レ は 、 最 近 の 西 南 暖 地 の 短 稗 偏 稼 量 型 品 種 で あ る 1・川.

台員67号は、 台 湾 で 育 成 さ れ た 長 稗 穂 重 型 品 種 で あ る が1I fI 11.早が大〈倒伏に 強 い 品 種 で あ る.次に 7ケ ノ ホ シ は、中国農業 試 験 場 で 育 成 き れ た 中 得 極 穂 重 型品種121 22)で あ り 、 ホ 原258号は、 締国 で 育 成 さ れ た 短 斜 線 重 型 品 種 で あ る 叫 . さらにCP231は 、 ア メ リ カ の 直情品種で長稗聴重型品種であり、 IR24 は、 lRR!で 育 成Lた 短 稗 穂 重 型 品 種 で あ る .

室J<<施肥量は10 a当り 8、14、22 kgの3ホ 抽 で 行 い 、 そ れ ぞ れ を 少 量 施 肥 区 、 棋 単 施 肥 区 及 び 多 量施肥区とし、 買¥38表 の よ う に 分 施 し た . さらに土壇 改 良 剤 ( 珪 鉄 ) を 10 a当り 100kgl~ 用した.

(4)

> 一 一 一 ー

3 8韮 筆 業 施 肥 量(kg/l0.)及 び施 用 時 期 時期(月/日) 6/日 7/10  7/31 

割合 (%)  50  25  25  100 

少 肥 標肥 多 肥

4 7 1  

2  3.5  5.5 

2  3.5  5.5 

B 4 2  

A2

第39表 供 試 水 稲 品 種 の 出穏 期、 収 穫 期 、 移 惟 期 か ら 出 穂1JJ迄と 出 穏 期 か ら 収 穫 期 迄 の 期 間 (t 

, 

t2)及び日射量(仏、 S,)

品種 出 穂 期 収穏 期 tl t2  81  82 

(月/日) (月/日) (日) (日) (cal/cm2/d.)(cal/cm2fd.) 

日 本 附 日/26 10/2  62  37  487  331  7ケノ市シ 9/2  10/10  69  38  454  317  CP231  9/4  10/12  71  39  464  312  67号 9/6  10/15  73  40  452  304  雄 町 9/9  ]0/19  76  41  428  29日 命ヲヨク 9/10  10/21  77  42  423  294 

IR24  9/10  10/21  77  42  423  296 

日/13 10/25  80  43  427  294  ホ原25日号 9/15  10/28  82  44  425  2日6

一一ー‑ーーーーーー‑‑一一一一一一ーー一ー一一一一一一一一ーー‑ーT 一一一一ーーーーーー一一一←一ー一ー一ー一ー一一一一ー一一ー一一一一ーー『

(移楠 1985 6月25日)

(5)

『 ,r

‑ー『圃喧

幡種は 1985年5月25目、移植は6月25日に行っ1::. 福 岡 市 車 区 の 水 田 園 場で 31日筒を l抹3本植え、 主主隠密度は22.2練 / 耐 ( 15  x30 cm )、 l区 15 m'の 2反復で行った. サ ン プ リングは出稼期および収償却1に行った. 1区 当り 9株、2反復 の 計 18抹をそれぞれのサンプリンク時に地際よりa:取り 、 薬 身 、 差 + 薬 輸、穂 及 び 枯 死 部 に 分 け 105.Cで 1時間1、70‑日

o

.Cで 2日以上 乾 燥 き せ た の ち 秤 量 し た . 平 問 的 な 2株 の 葉 面 績 を 自 動 葉 面 続 計 (A 7、 林電工)て・測定した. 秤量後紛砕し、セ ミミ クロ・ケルダール法て・筆業分析

,..を、Da1eSmith法で 炭 水 化 物 分 析18i> .を行った.登熟歩合は風乾籾を比重 1. 06の 塩 ホ に よ る 比 重 選 で 求 め た. 収量キャパy テイは頼花散に玄米 l粒重 の積で求めた.

出 穂 期 に は 止 葉 の 光 合 成 速 度 を 広 間 ら' " の 方 法 で 、 草 冠内 の 棺 対 照 度 を 群 落 相 対 側 度 計 (三紳 NS口 型 ) で 測 定 し た.さらに出稼期に中庸な株から 50 本 ず つ 穂 を 選 ぴ 止 葉 、 第2薬 及 び 第3棄の薬身とI也而とのなす角度を葉身角度

とL

τ

分 度 器 で 、 葉 身 長 を 定 規 で 測 定 し た .

生 宵 経 過 は 互 に 大 型 の 台 風 の 被 害 を 受 け、更に 9月 以 降 の 日 射 量 が 平 年 に 比 べ て 低 かった た め { 第39表 ) 、 福 岡 県 の 作 況 指 数 は8自の不作であった.こ のような状況から品多収量は、 10a当り 620kgとなり、このレベルでは多収と は 宮 え な す っ た が、品 種 に よ る 窒 紫 反 応 の 遣 い は み ら れ た . な お 雄 町 は 、 全 施 肥区て・登黙中期に倒伏し、 ニ シ ホ マ レ 、 ア ケ ノ ホ シ 及 ぴ 台 良67号は$肥区で

中程度の倒伏が見られた.

5. 2 結 果 及 び 考 察

第40表に供試ホ稲品種の眼量、 収 量 構 成 要 素 及 び 収 量 キ ャ パ シ テ ィ を 示 し た . ニ シ ホ マ レ 、 ア ケ ノ ホyは 標 準 施 肥 区 で 収 量 は 高 か っ た が 、 多 量 施 肥 区 で 停 滞 す る か.やや減少した. しかしながら IR24、木原25自号 は 多 量 施 肥 区 で さらに噌収した.雄町は少量施肥区て・、その他の水稲品種は接融施肥区で最も 1/1(:量が尚かった. 第47図 に は 、 暖 地 水 柿 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 を 込 み に し て 収 量 キ ャ パ シ テ ィ と 玄 米 収 量 と の 関 係 を 示 し た . 両 者 聞 に は0.1~百水準で有意な

(6)

40表 供試水稲品種の収量、収量構成要素及び収量軒げ汗ィ

一 一 一 一 一 一 一 一一 一一一一一一一一一一一ーーー一一一一一一一一一一一一一ー一一一一 品種 施窒肥素量 収量 稼数 一 穂 1.11花数 畳 " 千 粒 重

キ収,.J¥"量シ予ィ

!J¥花数 古島告

(kg(10a) (kg(10a)  (本/耐)(no.(本 )(xl0' (耐)(別 ( g)  (g(1ポ )

ー一一一 一 一 一 一一一一一一一一一一一一 一 一 一 一 一一一一一一一一一一一一一一ー 日本晴

418 (100) 306 77  237  77.2  22.9  542 

14  468 (112)  395  75  298  71.7 21.9  654  22  446 (107)  464  72  332  61. 2 22.0  730 

アケl'下シ B  470 (100)  275  145  398  59.3  19.9  793  14  540 (115)  322  135  434  63.9  19.5  845  22  518 (110)  353  140  494  53.7  19.5  965  CP231  293 .(100)  17日 124  221  日7.9 15.1  333  14  305 (104)  204  122  249  81.5  15.0  374  22  294 (100)  235  129  303  65.1  15.0  453  古且67号 473 (100)  269  114  305  67.4  23.0  702  14  536 (113)  309  117  362  64.5  23.0  832  22  526 (111)  337  122  413  58.5  21.7  899  路 町 8  343  (100)  246  89  219  62.0  25.3  553  14  336 ( 98)  271  94  256  52.0  25.3  646  22  295 ( 86)  298  93  27日 42.5  25.0  69o 

ポ百ク 427  (100)  373  72  270  72.5  21.8  589  14  472 (110)  431  72  310  71.6  21.3  659  22  463 (108)  457  74  341  63.5  21. 2  722  IR24  B  436 (100)  362  88  320  67.2  20.3  649  14  501 (115)  393  89  351  70.9  20.1  706  22  610 (140)  433  101  436  69.5  20.2  878  ニシ,下マレ 422 (100)  318  77  244  76.0  22.8  555  14  528 (125)  364  83  301  76.8  22.9  688  22  489  (116)  408  79  322  68.0  22.4  720  水原25日号 B  427 (100)  371  81  300  67.2  21.2  635  14  520  (122)  400  93  370  66.4  21.1  782  22  61日(145) 448  100  446  65.6  21.1  942  一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一ー一一

*箔弧内は、施肥量8kgを100とした時の相対値

116 

(7)

• 『 ー . . " . . . ー .

収 Z

k /

  1 0 

8 00 

6001  園口

4 0 0 

@JDi~ 思 ω

• •

v  •

200 

=0 . 732***

O  4QO  800 

1 200 

収支キャパシティ (g/rrfl

; 4 7

暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 収 量

キャパシティ ( r r f

当 り 穎 花 数 × ー 粒 玄 米 重 ) と 収 量 と の 関 係.・ :雄町、

0 :

日本時、①

. ホウヨク、。:ニシホマレ、 6 : アケノホ

シ、 A :台 鎧

6 7

号、

T :  C P 2 3 1

、・ :

I R 2 4

、口

:水原

2 5 8

117 

(8)

『電『 司‑ ‑ 一『ー唱 圃 圃 .

正 の 相 聞 が み ら れ 、 収 量 キ ャ パ ン テ ィ が 多 い と 玄 米 収 量 は 増 加 す る 傾 向 が み ら れた. しかしながら第40表 に 示 し た よ う に、収 量 キ ャ パ ン テ イ は 施 肥 量 が 多 い ほ ど 噌 加 Lた が 、 収 量 の 窒 素 に 対 す る 反 応 は 品 種 に よ っ て 異 な った.

松島121

u .

、 積 花 数 が $ い ほ ど 登 整 歩 合 は 低 下 す る こ と を 示 し て い る が 、 本 研 究 か ら 品 積 に よ っ て 萱 塾 書 告 の 低 下 に 差 の あ る こ と が 考 え ら れ る . 第48図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 ぴ 外 国 稲 品 種 を 込 み に し た 収 量 キ ャ パ シ テ ィ と 登 県 歩 合 と の 関 係 を 示 し た . 両 者 間 に 相 関 関 係 は 凡 ら れ な か っ た が 、 木 原258号と IR24は 収 量 キ ャ パy テ イ が 増 加 し て も 畳 熟 歩 合 の 低 下 は 小 き か っ た .

以 上 世 ら 、 木 原258号と IR24が多量繕肥区で増収したのは、頼イ正教の増加、 す な わ ち 収 量 キ ャ パ シ テ ィ が 増 大 し た に も が か わ ら ず 、 登 且 歩 合 の 低 下 が 小 き か っ た こ と に よ る と 考 え ら れ る .一方 、 ア ケ ノ ホ シ と ニ シ ホ マ レ は 多 肥 に よ っ て 穎 花 散 は 増 加 し た が 、 登 熟 歩 合 が 大 き 〈 低 下 し た た め に 減 収 し た も の と 考 え

られる.

次 に 光 合 成 . 物 質 生 産 の 立 場 か ら 検 討 す る こ と に す る . 第41表 に 供 試 し た 水 稲 品 種 の 籾 量 、 収 複 期 に お け る 全 量 及 び 収 種 指 数 を 示 し た . 晩 生 種 ほ ど 全 重 は 大 き く 、 収 懐 指 数 は 逆 に 低 下 す る 傾 向 が み ら れ る . こ の こ と は 、 本 研 究 の 第 3章 に お い て も 同 じ こ と が 認 め ら れ た . 各 ホ 稲 品 種 と も 少 量 施 肥 区 で 全 重 は 小 さ く 、 様 車 施 肥 区 、 多 量 施 肥 区 と 施 肥 量 が 増 加 す る に つ れ て 全 重 は 増 加 し て い る. ここでアケノホシ、 IR24及 び ホ 原258号 は 他 の 品 種 に 比 べ て 収 穫 指 数 は 大きい. こ れ は エ シ ホ マ レ や 台 昆67号 等 の 他 の 品 種 に 比 べ て 全 量 当 り の 籾 重 が 大 き い こ と を 示 し て い る .

ここで、 多 量 施 肥 区 で 水 原258号とlR24の 籾 軍 が 他 の ホ 稲 品 種 に 比 べ て 多 い の は 収 機 指 数 が 大 き い か ら で あ る . 一 方 、 多 肥 区 で 減 収 し た エ シ ホ マ レ は 収 纏 指 数 が、 ま た ア ケ ノ ホ シ は 全 重 の 小 さ い こ と が 、 収 量噌 加 を 抑 えて い る 制 限 要 因 で あ る こ と が 明 ら 世 で あ る .

収量は、出聴周!の荷積炭ホ化物量と出偲期以降の乾物生産量の和で表される

・"のて・、第42表に供試水稲品種の収量、 出穏期以降の乾物生産量(b.W)  及び出穂拘lの(韮+禁輸)の菩積炭水化物量(b.C )を示した. また、節49

118 

(9)

100 

~m~ 8 4 1 〈 口

80 

• A  60 

登熱歩合

• •

40 

( % )  

r = ‑ O . 367 

20 

1200 

8 0 0 

400  O 

(g/ r r I )  

4 8

図 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 収 iis. キャパシティ(rrI当 り ~花数× ー粒玄米

重 ) と 登 熱 歩 合 と の 関係 .・ : 雄町、 0 :

日本崎、① : ホ ウ ヨ ク 、 。 : 二シホマレ、

6 : アケノホシ、 . . . . : 台鈴 6 7 号 、 T :  C P 2 3 1 、

圃 :

I R  2 4

、口 :水 原

2 5 8

収量キャパシティ

119 

(10)

.....

r 唱 『

4 1韮 供 試 ホ 稲 品 種 の 籾 量 、 収 穫 期 に お け る 全 量 及 び 収 穫 指 数

ーーーーー一一一一一『一一一一一一一ー一一一ーー‑‑一一一一一一ーー‑ーーー一一ー一一一一一

品 種 窒素 籾 重 全 量 収 穫 指 数 施 肥 量

(kg/IOa)(kg/IOa)(kg/IOa) 

一一一一一『ーーー‑ー一一一一一‑‑一ー一『一一一一ーーーーー一一一一一一ー‑ーー』ーーーーー

日本附 8  451  1002  0.450  14  505  1168  0.432  22  481  1262  0.381  77 507  1159  0.437  14  582  1286  0.452  22  558  1371  0.407  CP231  8  315  932  0.338  14  32日 1046  0.314  22  316  1120  0.282  古島67 510  1326  0.384  14  578  1551  0.373  22  566  1640  0.345 

能町 369  1141  0.324 

14  362  1236  0.293  22  318  1336  0.238 

,下ヲヨク 8  460  1155  0.398 

14  50日 1275  0.399  22  499  1421  0.351  IR24  8  470  1154  0.407  14  540  1347  0.400  22  658  1604  0.410 

ニシ市マレ 8  454  1178  0.380  14  569  1441  0.395  22  527  1539  0.342  ホ 原258 460  1208  0.380  14  560  1413  0.396  22  665  1766  0.377 

一ーーーーーーー一一一一一一一一一一ー一ーー一ー一ー 一一一ーーーーー一一一一一一一ーーーーー一一一ーー

120 

(11)

--司~ 司 園1

42表 供試ホ稲品種の収量、出稼期以降の乾 物生産量("W)及び出穫期曹積炭ホ化物量 ("C) 

世ーーーーーーーー一一一ーー一一一一ーー一一一』ーー一ーーーーー』ー一』ー占一ーー目ーーーー

品種 室 業 収量

" W  

C

(施肥量kg/l0a)(kg/l0a) (kg/l0a) (kg/l0a) 

‑‑ーーーーー‑‑‑一一ーー一一一一一一一一一‑‑‑ーーーーーー‑‑‑一ーー一一一ーーー司『

日 本 晴 8  361  325  45.2  14  404  371  40.8  22  385  349  45.3 

ケノ 8  405  377  28.7  14  465  437  28.1  22  447  422  31. 3  CP231  252  219  41.2  14  263  234  35.8  22  253  225  35.3  古車67 8  40 363  56.4  14  462  422  51.0  22  453  410  54.4 

峰町 8  295  241  67.7 

14  290  245  56.3  22  255  20 58.1 

d下つヨク 368  317  64.4  14  407  360  58.9  22  399  345  67.8  IR24  8  376  326  63.1 

14  432  383  60

22  526  473  65.7 

: 364  313  63.2  14  455  386  87.0  22  422  352  87.0  ホ原258 8  367  318  62.0  14  448  386  77 .1  22  532  459  92.2 

ー ーー一一一ー ‑ ‑一一一一一一一一ー‑ーーーーーーーーーーーーー一 一一一一一一ー『ーーーーー

121 

(12)

‑SPE‑‑F EJE= ー‑ ‑一一一一 .

kg 

/  1 0  

6 0 0  

ロ .

4 0 0 ト ~#,4f

e r  

2 0 0  

r=O.979*

女 *

2 0 0   4 0 0   6 0 0  

出 穂 期 以 降 の 乾 物 生 産 量

(kg/1

0 a )

~49 図

暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お げ る 出 穂

期 以 降 の 乾 物 生 産 設 と 収 量 と の 関 係 . ・ : 雄

町 、 0: 日本 H 昔、①:ホウヨ夕、。:ニシホ

マレ、 1 ' > : アケノホシ、 . A . :台農 6 7 号 、 T :

CP231 、 ・: I R 2 4 、口:水原 2 5 8

号.

(13)

図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 図 柄 品 種 に お け る 出 稼 期 以 降 の 乾 物 生 産 量 と 収 量 と の 関 係 を 示 し た . 両 者 間 に は、0.1鬼水準で有意な正の相関がみられた. lR24 

と木原258号 は 少 量 施 肥 区 す ら 標 準 施 肥 区、標 準 施 肥 区 か ら 多 量 施 肥 区 の 両 方 において乾物生産の増加がみられ、収量増加につながった.一方、ユシホマレ、

アケノホy は 少 量 施 肥 区 か ら 標 準 施 肥 区 で は 乾 物 生 産 の 増 加 は み ら れ る が 、 標 準 施 肥 区 か ら 多 量 施 肥区 で は 乾 物 生 産 は む し ろ 低 下 し て い た.そし

τ

乾物生産 の 低 下 に と も な い 収 量 も 低 下 し た .

次に、出稼期の蓄 積 炭 水 化 物 量 は ア ケ ノ ホシで最 も 少 な かった.蓄 積 炭 ホ 化 物 は 量 的、質 的 に 干英生産に影事を 与えることが、和国1・"、武田"引、翁ら け 刊 に よ っ て 指 摘 さ れ て い る . 第50図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外国稲品種におけ る単位収量キ ャパシテ ィ当りの蓄積炭ホ化物量と登熟歩合 と の 関 係 を 示 Lた.

両者間には0.1児ホ 単 で 有 意 な 正 の 相 聞 が み ら れ た . 特 に、アケノ ホンは単位 収 量 キ ャ パシティ当りの蓄 積 炭 水 化 物 量 が少ないため豊熟歩合は低かった.

穆野ら I57)、翁ら 17')によれば、出穂期の 炭 ホ化 物 量 と 窒 素 吉 量 と は 相 互 に 関 係しあうとい う.出思 期 の 窒 素 吸 収 量 は、出稼期の乾物量と窒素古有率と の 積で 表 さ れ る た め 両 者の関 係 を 第51図に示した. 両者間には、5 %ホ準で有 意 な 正 の 相 関 関 係 が み られた . こ こ で 窒 素 古 有 率 と 地 上 部 乾 物 量 と の 積 で あ る 等窒素吸収量曲線からアケノホシと E 本時は ~葉台有率を高める方向で、エ

シホマレと木原25日 号 を 古 む 他 の 水 稲 品 種 は 、 乾 物 重 を 高 め る 方 向 で 窒 素 吸 収 量 を 増 加 す る 傾 向 が み ら れ た . 波 野 ら 157)に よ れ ば 出 穫 期 の 稲 体 の 窒 素 吉 有 率 が 高 い と 炭 水 化 物 古 有 率 は 低 い と い う. 第52図に 積 地 ホ 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種における出聴即!の茎と葉鞘の 窪 素 官 有 率 と 炭 ホ 化 物 古 有 率 と の 関 係 を 示 し た . 両者聞には、 5 %ホ 酬 で 有 意 な 買 の 相 関 関 係 が み ら れ、窒素古有 率 が 高 い と 炭 ホ 化 物 古 有 率 は 低 かった. ア ケ ノ ホンの蓄積炭 水 化 物 量 が 少 な い の は 、 茎 と 葉 鞘 の 窒 素 古 有 率 が 高 い こ と が 関 係 し

τ

いるとみることが で き る . ま た、戸苅ら

631に よ る と 出 聴 期 の 稲 体 の 窒 素 合 有 率 が 高 す ぎ て も 不 陰 線 は $ < な る こ と を 指摘している.従って 、アケノホシの登 熱 接 告 が 低 かったのは、単位以量キャ パ シ テ ィ 当 り の 帯積炭水化物量が少なかったことと、出線開lにおける稲体の11l

(14)

"4

唱圃.

1 0 0  

l

三ず t 子

11

W "

. . ‑ ‑ ei 

/. / ノ /

e  ̲  / 

倒 伏

~ A  8 0  

4 0   6 0  

登 熱 歩 合

y=O .  195 x +52 .  2  r=O.696*** 

2 0  

( % )  

1 2 0   8 0 

4 0  

(g/g  ) 

5 0

暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お げ る 収 量 キャパシティ(rr1当リ絞花数

Xー粒 玄 米 霊 ) 当り出f.~(

J l J I   i I ' i   f.責炭水化物並と登熟歩合との関 係. ・ : 雄町、 0 : 日本町、。 : ホウヨ夕、

。 : ニシホマレ、/':, : アケノホシ、

A :台 段

6 7 号 、 T :  C P 2 3 1 、 ・ : I R 2 4 、口:水原 2 5 8 号.

1 2 4  

収量キャパシティ当り諸島 1 炭 水 化 物 量

(15)

‑ REF ‑ ‑ E ‑ ー ニ ー ‑ 官 官

1500 

地 上 部

2 1000 

川 崎 /

a )

10  15  20 (

i /m ' l

等 E 量 素 吸 収 量 曲 線

. . .  

v  。

=0.427*

o  L  1 .

主主索含有率( %) 

5 1 図 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 穂 l1JJ 稲体地上官官の~素含有率と出穏期務体地上 部 乾 物 重 と の 関 係 . ・ :雄町、 0: 日本階、

① : ホウヨク、。 : ニシホマレ、b.:アケノ ホシ、 . :台良 6 7 号 、 T :  C P 2 3 1 、 圃 : I R 2 4 、

口 : 水 原 2 5 8 号

(16)

F

一 一 一 一 一 一 .

化 物

1 0  

有 率

20 

1 5 

v gF o

10  ぶ。 ‑ 。

V AAA dh A 

r=‑O.46* 

0.5  1 . 5  

~素含有率(%

~52 図

暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 稼 期 の 茎 と 茶 舗 の 笠 5 6 3 含 有 率 と 炭 水 化 物 含 有 率 と の 関 係 . ・ :雄町、 0 : 日本 晴、① : ホウヨク、。:ニシホマレ、 A

: アケノホシ、 . :台&:1 67 号 、 T :  CP231 、

: IR24 、口 : 水 原 258

号 .

(17)

業 古 有 車 が 高 い こ と の 両 方 が 関 係 し

τ

いることがされた.一方、 氷原258

号とニシホマレは、茎と葉輸の窒 素 古 有 宰 が 低 い た め 蓄 積 炭 水 化 物 量 は 多 い こ とが明らかになった.

と こ ろ で 多 肥 に よ っ て 収 量 キ ャ パy ティ 1;1:'世りでな〈 、ソースとしての葉面 積 の 舷 大 も 同 時 に 起 こ っ た . それにも世かわらず IR24と木原258号{立、多量 施 肥 区 で 増 収 を 示L、アケノホシやニンホマレはi骨収がみられないか減収を示 し た . 減 収 し た 原 因 と し て は 、 葉 面 積 の 拡 大 及 び 車 型 の 悪 化 に よ る 過 繁 茂 が 考 えられる .村山." は、過繁7J.は

l

!i花 数 確 保 の 段 階 で 既 に そ の 現 訟 が み ら れ る と し 、 頴 花 数 生 産 効 率 を 調 べ る こ と で 過 繁 茂 現 揮 を 推 察 で き る こ と を 指 摘 し て い る . そ こ で 、 ま ず 出 穂 期 の 葉 面 積、収量キャパシ テ ィ 及 び 頼 花 数 生 産 効 率 の パ ラ ン ス に つ い て 検 討 す る .

出 掠 期 の 薬 面 積 と 収 量 キ ャ パ シ テ ィ は 、 出 棺 期 の 窒 素 吸 収 量 と 関 係 が あ る と の 指 摘 は 多 い " ・e' 第43表 に 供 試 ホ 稲 品 種 の 出 聴 期 の 窒 素 吸 収 量 、 収 量 キ ャ パ ン テ イ 、 葉 面 積 指 数 及 び 穎 花 生 産 効 率 を 示 し た . 施 肥 量 の 増 加 に よ っ て 収 量キャパシティは増大したが、 増大率は氷原258号、 CP231、IR24及 び 日 本 晴 で 大 き か っ た . 業 面 積 指 数 も 施 肥 量 噌 加 に よ っ て 拡 大 し た が 、 拡 大 率 は ニ シ ホマレが晶も大き〈 、水原 258号や IR24もニシホマレについで大きかった.

桜 花 生 産 効 率 は 多 量 窒 素 施 肥 で 低 下 す る 傾 向 に あ っ た . こ の こ と は 武 田 ら I31 1 

も 多 量 窒 素 施 肥 条 件 で 穎 花 生 産 効 率 は 低 下 し た こ と を 報 告 し て い る . 次 に 施 肥 処理を込みに Lた ホ 稲 品 種 の 頴 花 生 産 効 率 で は、ホウヨクとニシホマレが小き か っ た . 一 方 、 ア ケ ノ ホ シ の 額 花 生 産 効 率 は 、 他 の 水 稲 品 種 に 比 べ て 大 き か っ た. IR24と木原258号の収量キャパシティは、 アケノホンや台昆 67号につい て・大 き か っ た が 、 葉 面 積 指 数 も 大 き い の で

l

Jl花生産効率は、他のホ稲品種に比 べ

τ

中 程 度 の 大 き さ に な っ た . 丸山ら・.• ,・'は、日本型水稲品種( 20品 種 } に 比 べ て 目 印 交 雑 木 稲 品 種 ( 12品種)は、 多 量 窒 素 施 肥 条 件 下 で 顕 花 生 産 効 車 の 低 下 の 程 度 が 大 き い と し て い る が 、 本 研 究 で は そ の 憾 な は っ き り と し た 関 係 は 認 め ら れ な か っ た . 53‑A、53‑8図に暖地水稲及び外国稲品種にお ける~素吸収,Iitと収量キャパシティ及びïi!面積指数との関係を示した.どちら

127 

(18)

43表 供試ホ稲品種の出穂期の窒素吸収量、収量軒".シティ、

葉 面 積 指 数 及 び

l

Jl花生産効率

一一一一ーー一一ー‑‑ーーーーーーーーー一一一一一一一ーーーーーーーーーーーーー一一一ーーー一ー一一‑‑‑一一ーーーーーー‑ーー

品種 筆 業 窒素 収量 葉 面 積 指 数 続花生産 施 肥 量 吸収量 ...J¥Oシティ 効率 (kg(10a)  (g(m')  (g(m'  (m' (m'  (g(m' ) 

ーーー‑‑‑一ーー一一‑‑‑一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一ー‑‑一一一一一一一ーーー一一一一一ーーー』一一『ーーー

日本晴 B  日2 542 (100) 3.80 (100)  143 (100)  14  11.3  654 (121)  5.49 (144)  119 ( 84)  22  14.0  730 (135)  6.30 (166)  116 ( 81)  アケノホシ 8  10. 1  793 (100)  3.60 (100)  220 (100)  14  11.7  845 (106)  4.18  (116)  202  ( 92)  22  14.9  965 (122)  5.65 (157)  171 ( 7日) CP231  8  7.5  333  (100)  2.30 (100)  145 (100)  14  9.0  374 (112)  2.84  (123)  132  ( 91)  22  10.9  453 (136)  3.42 (149)  132 ( 91)  67号 日 12.8  702 (100)  4.65 (100)  151 (100)  14  15.1  832 (118)  5.82 (125)  143 ( 95)  22  18.4  899 (128)  6.81 (146)  132  ( 87)  能 町 B  10.8  553 (100)  4.26  (100)  130  (100)  14  12.1  646 (117)  5.51 (129)  117 ( 90)  22  14.4  695  (11日) 5.86 (138)  119 ( 91) 

B  9.5  589 (100)  5.45 (100)  108 (100)  14  11.4  659 (112)  6.56  (120)  100 ( 93)  22  13.9  722 (122)  8.24 (151)  88 ( 81)  IR24  日 10.4  649 (100)  5.04  (100)  129 (100)  14  12.5  706 (109)  6.02  (119)  117 ( 91)  22  16.1  7日(135) 7.91 (157)  111  ( 86)  ニシ市マレ B  9.5  555  (100)  4.32 (100)  128 (100)  14  12.4  688 (124)  5.92 (137)  116  ( 90)  22  16.4  720  (130)  7.50 (174)  96 ( 75)  ホ原258号 日 9.8  635  (100)  4.63 (100)  137  (100)  14  12.9  782 (123)  6.15 (133)  127 ( 93)  22  16.2  942 (148)  7.75 (167)  122  ( 89) 

一一一ー占‑‑ーー一一一一一ー一一一一一一一一ー一ー一一一一一一一ーーーーー‑‑‑一一一一一ー‑ーーーーーー守ーーーーーーーー『ーー一一一一

*括弧内は、 8kgを100とLたときの相対値

128 

(19)

① 

① 品、(団

① ~ ‑d 

.4A 

O   

o

, . .

4  10 

禁面積指数(ポ/ポ) ム

ロ ‑

AA 

r も 〆 O  v 

1200 

800 

収量キャパシティ

r=O.806*** 

v  v 

r=O . 793*** 

v  v 

( 400 

g /

z m

)  

N

20  10  15 

5  20 

10  15  5 

(g/

rrI) 

Z 1 5 ; l

図 股地水稲品磁及びタ卜図稲

l l J z E E

に お け る 山 総

W J

地上部1~ 素吸収 iil と収益ーキャパシテ ィ(rrI当りl'J[

{ ; ; 数 X

ー 粒 玄 米 霊 ) (^)及び

1 1 ' , f . ' l ¥   W J  

Jt!J上部室素吸収金と

Z Z而杭指数 (  B) との関係. ・ :鍬

IJ

町 、 0:

日本

l 的 、① : ホウヨク、。:ニシホマレ、ム:ア ケノホシ、

A :

台 J : ! l 67 号 、 T :  C

I'

2 3 1 、 ・: I R  2 4 、口:水原 258 号.

~素吸収:hl

(巨/ぱ)

25 f ;

吸 収

i , I

(20)

も0.1%水準で有意な正の相関関係がみられた.1¥'1素吸収量が$いと収量キャ パ ン テ ィ 及 び 葉 面 積 指 数 は 増 加 し た . 松 島 " ¥ 村 山 . " 等 に よ っ て 出 穂 期 の 収 量 キ ャ パ ン テ イ と 薬 面 積 指 数 は 、 出 穫 期 の 窒 素 吸 収 量 に よ っ

τ

決 ま る こ と が 認 め ら れ て お り 本 研 究 世 ら も 示 さ れ た . し か し な が ら 同一 室 素 吸 収量において、 収 量 キ ャ パ シ テ ィ の 増 大Lや す い 水 稲 品 種 と 藁 面 積 指 数 の 鉱 大 Lや す い 水 稲 品 種 に 升 け ら れ る . そ こ で 品 種 の 葉 蘭 績 指 数 と 収 量 キ ャ パ シ テ ィ の 相 対 的 な バ ラ ンスをみるため、 第54図 に 暖 地 ホ 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 稼 期 の 葉 面 積 指 数 と 収 量 キ ャ パy テ ィ と の 関 係 を 示 し た . 両 者 間 に は、0.11百水増で有 意 な 正 の 相 関 関 係 が み ら れ た.この関係から 7ケ ノ ホ シ は 収 量 キ ャ パ ン テ ィ を、 ニ シ ホ マ レ と ホ ウ ョ 7は 葉 面 積 指 数 を 大 き 〈 し や す 〈 、 氷 原258号と IR24は

ど ち ら に も 大 き 〈 偏 る こ と な 〈 平 衡 が と れ た 水 稲 品 種 で あ る こ と が 考 え ら れ る. 村 山 . " は

I A

花 生 産 効 撃 の 高 い 品 種 は 過 繁 茂 に な り に 〈 い こ と を 指 摘 し て い る が 、 本 研 究 に お い

τ

ア ケ ノ ホ シ は 要 望 紫 施 肥 で 過 繁 茂 に な り 減 収 Lた.この こ と は 、 績 花 生 産 効 率 の 高 低 に よ っ て 過 繁 茂 現 車 が 決 ま る だ け で な 〈 、 品 種 の 形 態 的 な 面 も 関 与 し て い る こ と が 考 え ら れ る . そ こ で 形 態 的 な 面 か ら 室 棄 に 対 す る 品 種 の 反 応 を 検 討 す る .

第44表 に 供 拭 水 稲 品 種 の 出 聴 却lの止薬の筆業合有量、 光 合 成 速 度 及 び 比 葉 面 積 (SpecificLeaf Area;  SLA)と 業 身 長 ( 止 薬 + 第 2葉 + 第3薬 ) 、 葉 身 角 度 ( 止 薬 + 第 2葉 + 第3葉 ) の 平 崎 及 び 吸 光 係 数 (K)を 示 し た . こ こ で 止 葉 の 光 合 成 速 度 の 欠 測

1

直 は 古 風 等 に よ り 装 置 の 故 陣 で 測 定 で き な か っ た た め で ある. 第55図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 掠 期 の 止 薬 の 葉 身 筆 業 古 有 量 と 光 合 成 速 度 と の 関 係 を 示 し た . 止 棄 の 光 合 成 速 度 は 葉 身 窒 薫 合 有 量 が 増 加 す る と 南 〈 な る 傾 向 が み ら れ た が 、 全 品 種 を 込 み に

L

た 場 合 、 両 者

l

聞に は 相 関 は み ら れ な か っ た . l..世し、ホ原258号と IR24の 筆 業 古 有 量 の 低 い グ ル ー プ と 窒 紫 合 有 量 の 高 い そ の 他 の ホ 稲 品 種 グ ル ー プ と に 分 け る と 、 そ れ ぞ れ 有 意 な 正 の 栂 間 関 係 が 認 め ら れ 士 . こ こ で 、 注 目 さ れ る 点 は 、 水 原258号と IR

24 の葉身~紫古有量は少ないが、 JC ;ji;の光合成速度はニンホマレよりも商い こ と で あ る . 越 ら ' " も 目 印 交 雑 木 稲 は 、 日 本 型 ホ 稲 に 比 べ て 業 身 窒 素 古 量 が

130 

(21)

1200 

ロ •

'

"

 

① 

企 口 同

@ ①

•  

企 口 減

800  A 

収量キャパシティ

v  v  v 

(

400 

E/ zm

r=O.684

安 安 *

8  10  4  6 

O  2 

葉市航指数(rrI/rrI)

)1]

5 4

図 暖 地 水 稲 品 筏 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 総 ) gJ の Z詰而政指数と収 1~ キャパシティ(rrI当り m 花

数 x

一粒 玄 米 重)と の 関 係 . ・ :雄町、

0 :

日 木 町 、 ① :ホ ウ ヨ ク 、 。 : ニ シ ホ マ レ 、 ム : ア ケノホシ、 "':台l!!l

6 7

号、

T :  C P 2 3 1  

、回 :

I R 2 4

口:水原 2 5 8

号.

(22)

第 44表 供 試 ホ 稲 品 種 の 出 穂 期 の 止 葉の 筆業 古 有 量、 光合 成 速 度、 比 葉 面積 (SLA)、 葉 身 長 ( 止 葉 + 第2菜 + 第3葉 ) 、 葉 身 角 度 ( 止 葉 + 第2薬+第3 葉 ) の 平 均 及 ぴ 吸 光 係 数(K)

一 一ー 一 一一 一 一 一 一 一 一 一 一一 一一 一 一 一 一 一 一 一 一 一』一一一一ー

品 種 窒素 窒素 光 合 成 速 度 SLA  葉 身 長 葉 身 角 度 施 肥 量 合 有 量

(kg/l0a) (mg/dm') (mgCO

, 

/血'/h)(cm'/g)(叩) (.  ) 

』一一ー一一一ーーーー 一一一一一一一一一一『 守 『一ーーー一一一一一一一一一一一一一一一一ーーー一一一一一一一一一一一一一一一‑‑一一ーー一

日本晴 8  11.4  217  99  67.6  0.429  14  12.1  226  101  62.4  0.385  22  13.2  241  101  59.9  0.532  7ケノ

m

B  15.0  169  100  59.3  0.516 

14  15.3  177  108  55.8  0.607  22  14.6  205  115  49.5  0.606  CP231  日 15.1  30.6  150  132  63.8  0.724 

14  15.7  34.7  160  137  62.8  0.701  22  14.7  38.0  174  149  61.5  0.821  古島67 14.3  28.3  180  107  65日 0.474  14  13.9  31.0  195  117  59.0  0.446  22  15.1  32.6  185  126  56.7  0.583  雄 町 日 12.9  20.3  198  123  66.0  0.464  14  1l.2  23.2  233  132  64.0  0.508  22  12.8  24.2  217  142  60.7  0.663  ホつヨク B  8.9  265  107  71.3  0.338  14  9.0  270  116  68.0  0.455  22  9.0  278  123  65.8  0.475  IR24  B  9.8  30.5  245  87  75.5  0.364  14  10.2  33.8  239  95  71.8  0.337  22  10.3  35.1  266  99  69.2  0.468 

τレマ 8  1l.6  21.1  197  106  69.7  0.452  14  1l.3  25.1  216  111  67.8  0.465  22  12.8  26.5  215  12日 64.7  0.541  ホ 原258 B  9.7  29.6  222  77  75.5  0.334  14  10.2  33.1  232  92  73.0  0.327  22  10.6  35.3  232  101  71. 0  0.481 

一一一一一一一一一一一一一一一一一‑‑‑ー ー

132 

(23)

第 5 5

暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 穂

1 羽の止薬の Z E 身 皇 室 素 含 有 盆 と 個 禁 光 合 成 速 度 との関係. ・ :雄町、。 : ニシホマレ、 A :

台差是 6 7 号 、 , . . :  C P 2 3 1 、 圃 : I R 2 4 、口:水原 2 5 8

133 

(24)

少 な い が 、 光 合 成 能 力 は 高 い こ と を 認 め て い る .

第56図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 ぴ 外 国 稲 品 種 に お け る 出 穫 期 の 止 薬 の 業 身 窒 素 古 有 量 と 比 葉 商 慣 との 関 係 を 示 し た . こ こ で 比 葉 面積は薬身の 浮 き に 関 係 し 、 比 葉 面積の(直が大きいと葉は薄いことを示す.両者聞には、 0.1% 水 準 で 有 意 な 負

の相関関係が認められ、葉身窒~合有量が多いほど葉身は厚いことが分かる.

こ こ で 窒 素 施 肥 量 が 異 な る に も か か わ ら ず、葉身 笠 葉 音 量 と 比 葉 面 積 の 品 種 特 性 が 表 れ

τ

い る こ と が 升 か る . た と え ば 、 氷 原258号と IR24の 葉 身 窒 素 吉 有 量は少な〈、;!i!身は薄いが、ニシホマレと7ケノホシの護身窪紫合有量は多〈、

葉 身 は 厚 か っ た こ と で あ る.特に、 7ケ ノ ホ シ は 他 の 水 稲 品 種 に 比 べ

τ

身窒

素 古 有 量 が 高 〈 、 葉 身 は 厚 か っ た .

次 に 、 葉 身 長 及 び 葉 身 角 度 に

I

剖Lて 検 討 す る . 窒 業 施 肥 量 が 多 く な る と 葉 身 長 は 長 〈 な り 、 薬 身 角 度 す な わ ち 傾 斜 角 度 は 小 さ 〈 な っ て い る. 第57 ‑A、57

B図にニンホマレ、 アケノホy とホ原258号 の 筆 業 施 肥 量 と 葉 位 別 に み た 葉 身 長 及 び 葉 身 角 度 を 模 式 的 に 示 した. とこでIR24と水原258号 は ほ ぽ 同 じ 傾 向 に あ っ た の で ホ 原258号て・代表させた.rl1業施肥量が$(なると;!i!身長は長

〈なり、葉身の傾斜角度は小さ〈なることがう治、がえる.品種によって窒棄に 対 す る 葉 身 の 傾 斜 角 度 の 反 応 の 違 い が み ら れ 、 ニy ホマレと 7ケ ノ ホ シ は 多 肥 区 で 葉 身 の 傾 斜 角 度 は 小 さ 〈 、 水 原258号 の 葉 身 の 傾 斜 角 度 は 大 き か っ た . 葉 身 の 傾 斜 角 度 については、 葉 身 長 の 長 さ や 葉 の 厚 さ に よ っ

τ

そーメ ントに影 響

す る こ と が 考 え ら れ る. ま た モー メ ン ト の 大 小 と は 別 に 遺 伝 的 性 質 が 関 与 して い る こ と も 考 え ら れ る . 後 者 に 関 し て は、アケノホシの1>量施肥区において、

短 い 葉 身 を 待 ち な が ら ニ シ ホ7 レや水原25日 号 に 比 べ て 葉 身 の 傾 斜 角 度 は 小 さ いことからもうなづけられる.。且光係散は多量施肥区ほど大き〈なるが、品種 ごとにみるならば、 ア ケ ノ ホyやCP231で大き〈、ホウヨ?、 IR24、ニシホ マ レ 及 び 氷 原258号で小さすった.以上から、 ホ 原258号と IR24(:1.、薄〈て 短 〈 傾 斜 角 度 の 大 き い 薬 身 を 持 ち 吸 光 係 散 は 小 き か っ た . そ れ に 対 V C Tケノ ホシは、

l

草 〈 て 長 〈 傾 斜 角 度 の 小 さ い 葉 身 を 持 ち 眼 光 係 散 は 大 き かった.ニシ ホマレはこれらの水稲品種の中間!の値を示した.

134 

(25)

上 じ 3 草

面 積

c m '   / 

300 

市 • ロ ・ 。

口 ο ‑ 。 . . 企

200  O 

A 司 会

v  v 

r=

0.893

大 安 女

5  1 0  1 5 

業 身 窒 素 含 有 量 (mg/ d  r r 1 )  

5 6 図 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 国 稲 品 種 に お け る 出 穂 期 の 止 Z Z の 茶 身 塗 素 含 有 量 と 比 1 書面積との関 係. ・ :雄町、 0: 日本階、①:ホウヨ夕、

@ : ニシホマレ、/::':アケノホシ、 . . . . :台農 6 7 号 、 T :  CP231 、 圃 : I R 2 4 、ロ:水原 2 5 8 号

135 

20 

(26)

50 

; m  

30 ﹂

肝 川

μ

C

1

10  8 2 2   ( k g / 1 0 a )   1 4 

止 業 第 2 菜 第 3 菜 水 即 5 8 号

止 薬 第 2 菜 第 3 葉 アケノホシ

止 菜 第 2 菜 第 3 菜 ニシホマレ

第 7 ‑ A 図 ニシホマレ、アケノホシと水原 2 5 8 号の窒素拙巴量及ひ菜位別に見た菜身長

(27)

中心 第 2 菜 、 │止業

、 " ,  ,  、

J

、 " 

1 ' 

ニシホマレ 、

11 第 3~書

1 1 

JJ 

、 , /  

、/ 、 〆 、

11

、 ,  ,  , 

¥ 

、 , 

¥  ¥ 

, 

アケノホシ 、

/ノ ¥  / ノ ¥  ノ ノ

¥ 

¥  。 ノ

¥ん

¥ ノ/ ¥ 

、 ,  ,  、 , 

"  ,  , 

J

, 

, 

11 

水原 258 号 , 

¥ 1¥ 

¥1

(  8  k g

/l

O a )   ( l 4 k g

/l

O a )  (  22kg

/l

O a )  

5 7 ‑ B

ニシホマレ、アケノホシと水原2 5 8 号の窒素飽肥量及び葉位別に見た

菜身角度

(28)

‑ ‑ 高司‑‑‑

ーー『圃

次 に 、 節 目 表 に 供 試 水 稲 品 種 の 草 丈 、 舛 長 及 び 倒 伏 程 度 を 示 Lた. 倒伏程 度 は 瀬 古11 1に従った.ここで倒伏は、下位節問長の伸びだけでな〈モーメ ン ト、茎の大き等の要因が関係する.雄町は旧品種で長符なので少量施肥区でも 倒伏した.単車性遺伝子の入った短信品種であるホウヨ夕、エシホマレ、1R24 及 び ホ 原258号 は 、 多 量 施 肥 区 で も 倒 伏 し な か っ た. 古島67号 は 長 舛 の た め や や 倒 れ か が っ た が 倒 伏 に は 至 ら な か っ た .

ところでMonteith72やDuncan'7)の 個 体 群 光 合 成 モ デ ル に よ れ ば 、 葉 面 積 指 数 が3以 下 の 時 は 、 個 体 群 の 光 合 成 速 度 は、垂れた葉が直立した葉よりい〈ち が 高 〈 、 そ し て 葉 身 の 傾 斜 角 度 は 、 薬 面 積 指 数 が4以下の時は余り重要でない と し て い る . 本 研 究 の 標 準 施 肥 区 に お い て も 、 草 型 の 悪 い7ケノホシの出穫期 以 降 の 乾 物 生 産 量 は 、 車 型 の 良 い 水 原258号やIR24に 比 べ て 多 か っ た ( 第42 表 ) .  しかしながら多量施肥区では、アケノホy は 過 繁 茂 と な り 、 登 且 後 半 には倒伏したので、 出 穂 期 以 降 の 乾 物 生 産 量 は 水 原258号や1R24に比べて少 な 世 っ た . 林 ら ' " は 、 日 射 エ ネ ル ギ ー 利 用 効 率 の 高 い 品 種 の 特 性 と し

τ

葉 面

積が大き〈、'&光係、散が,)、さ〈、比葉商積が大きいことをあげている.本研究 に お い て も 木 原258号や1R24は 、 こ の 様 な 特 性 を 持 っ て い る こ と が 示 さ れ た .

従 っ て 、 ホ 原25日号及び1R24の 出 穂 期 以 降 の 乾 物 生 巌 量 は 、 喜 望 索 施 肥 に よ っ

τ

葉 面 積 が 鉱 大 し て も 日 射 エ ネ ル ギ ー 利 用 効 撃 の 商 い 草 型 を 保 て る こ と 、 き らには薬身¥¥'l業古有量当りの光合成効率の高い

i

固葉の光合成速度の増大によっ て 、 増 加 し た こ と が 推 察 き れ る . 石 原 ら 3・'も日本晴と日印交雑木稲の密陥23 号の個葉の光合成速度を比較して、 密 陥23号 の 倒 薬 の 光 合 成 速 度 と 弱 光 域 で の 光 利 用 効 率 を 日 本 晴 な み に 高 め れ ば 、 個 体 群 生 長 速 度 は さ ら に 高 〈 な り 、 乾 物 生 産 量

l k

ぴ 収 量 は 大 き 〈 な る こ と を ン ミ ュ レ ー ト し て い る . 笑 際 に 、 武 田 ら

"・3は 、 目 印 交 姥 ホ 稲 に 実 肥 を 施 す こ と に よ り 、 出 稼 期 以 降 の 乾 物 生 産 量 は 増 大 す る こ と を 認 め て い る .

ま士、馬場ら・3によって酎肥 性 の 大 き い 水 稲 品 種 は 、 多 量

B

草肥条件下でも炭 水 化 物 古 有 車 が 商 い こ と を 指 摘 し て い る . ホ 原25日号や 1R24は、多量箱肥区 て・も出稼抑!の炭ホ化物合有率が向かったことから、これらの水稲品種は耐肥性

138 

(29)

高司,..... 園 田 官

45表 供試水稲品種の草丈、手早長及び 倒 伏 程 度

一一ー一一一一一一一一一一一F ー『ーーーーーー一一一ー一一一一一一ーーー一一ーー

品種 窒素 草丈手早長 倒 伏

施肥量 程 度

(kg/l0a)  (c皿) ( cm) 

ー 一 一 一 一一 一一 一 一 一一 一 一一 一 一 一 一一

日 本 晴 8  98  68  少 14  102  69  少 22  106  75  少 7

J m

B  102  62  少 14  107  62  22  111  64  CP231  121  76  14  126  79  22  129  84 

67 8  121  89  少 14  125  93  22  131  100  雄同T 137  100  14  13 108  22  151  113 

市ヲヨク 105  79  無

14  106  少 22  109  85 

IR24  8  83  57 

14  86  58  無 22  91  60  無

ニシホマレ B  106  73 

14  108  74  22  111  79  ホ原25日号 86  54  14  90  57  22  94  58 

一一一一一一一一ーーーーー一戸一一一F ー『叩一一一一一一一一一一ー一‑‑‑‑‑ー

139 

(30)

の 大 き い 品 種 で あ る こ と が う か が え る . ま た 、 北 陸 昆 業 試 験 場 の 報 告 ・ " に よ れば、本原258号などの日印交雑木稲品種は、10 a当り忌適筆業胞肥量は日本 型水稲品種に比べて 2.5

f

書の30 kgとされていることからも、 ホ原258号は耐 肥 性 は 大 き い と い え る .

以上から、ニシホマレは健聴重型品種て・、‑!聖IJ!花教の増加による品種改良 が み ら れ た け れとも J!X量キャパyテイは依然として不足していること、 7ケノ

ホ シ は 極 穂 重 型 品 種 で一穂頴花数は多〈 、JOC量キャパシテ ィは確保されたけれ ども革型の面で問題点を持っていることが明らカ になった.従っT、今後の西 南 暖 地 に お け る ホ 稲 品 種 は 、 収 量 キ ャパシテ ィの確保並びに穎 花 生 産 効 率 の 増 大 が 重 要 で あ る が さ ら に 草 型 の 改 良 も 必 要 で あ る こ と が わ か る .

5. 3  まとめ

西 南 暖 地 で 育 成 さ れ た ア ケ ノ ホ シとニシホマレの酎肥性を明らかにするため に、;;肥;;収稲品種である IR24及びホ原258号を古めた

9

品種を供試し、 3段 階の筆業施肥量を変えて (8、14、22 kg/l0 a ) 生育並びに収量反応を比 鮫検討した.結 果 は 以 下 の 通 り で あ る .

1. ;;量施肥区にお いて水原258号と IR24は、 収量キャパシティの増大と 畳黙歩合の少ない低下によ って、棋抽施肥区よりも増収した.一方、アケノホ シとニシホマレは、;;量施肥区で収量キャパシティは増加したが、畳里再審告の 低下が大き〈 様 単 施 肥 区 に 比 べ

τ

減収した.

2 . 多 量 施 杷 区 に お い て 水 原258号と IR24の籾重が他の品種に比べ

τ

多 か

ったのは、収穣期における全量と収纏指数が大きかった世らであった.ー方、

アケノホ y とニyホマレは 多 量 施 肥 区 の 木 原258号とI1124に比べて、 ニシ ホマレで収穫指数が、 7ケ ノ ホ シ で 収 橿 則 の 全 重 が 低 い こ と に よ っ て 減 収 し た .

3.信 単 施 肥 区 に 比 べ

τ

多 量 施 肥 区 に お け る 出 穫 期 以 降の乾 物 生 産 は 、 水 原 258号と IR24は増大 L、 ア ケ ノ ホ シ と ニ シ ホ マ レ は 減 少 し た .

4.木 原258号、lR24及びエシホマレの出穂期の苦積炭水化物量は、 アケ ノホンに比べ

τ

多かった.

140 

(31)

5. Tケノホシの

m

花 生 産 効 率 は 最 も 大 き 〈 、 ニ シ ホ マ レ は ホ ウ ヨ ? に つ い て・小きかった.水原 25日号と IR24はこれらの木稲品種の中間値であった.

6  氷 原258号と IR24は、 薄 く て 短 が 〈 傾 斜 角 度 の 大 き い 薬 身 を 持 ち 吸 光

係数は小さ〈、光利用効率にとって有利であった.それに対してアケノホシは、

厚〈て長〈 傾斜 角 度 の 小 さ い 葉 身 を 持 ち 吸 光 係 数 は 大 き 〈 、 光 利 用 効 率 に と っ て 不 利 で あ っ た . ニ シ ホ7 レはこれらの品種の中聞の値を示した.

7 .ェyホ マ レ は 偏 穂 重 型 品 種 で 一 穂 穎 花 教 の 増 加 に よ る 品 種 改 良 が み ら れ た付れども、i('I.量キャパyテ イ は 依 然 と し て 不 足 し て い る こ と 、 ア ケ ノ ホ シ は 極穂重 型 品 種 で 一 穂 額 花 教 は 多 〈 、 収 量 キ ャ パ シ テ ィ は 大 き い け れ と も 、 草 型 の 面 で 問 題 点 を 持 っ て い る と と が 明 ら か に な っ た . 従 っ て 、 今 後 の 西 南 幌 地 に お け る 水 稲 品 種 は 、 収 量 キ ャ パ シ テ ィ の 確 保 な ら び に 穎 花 生 産 効 率 の 増 大 、 さ

らには草型の改良が必要である.

141 

(32)

6章 ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 干 実 生 産 特 性

水稲にお付るヘテロシスは、 1926 年に Jones~.)に よ っ て 初 め て 認 め ら れ て 以 来 、 こ れ ま で 多 〈 の 研 究 者 に よ っ て 研 究 が 行 わ れ て い る . 特 に 中 国 に お い て ハ イ プ リ ッ ド ラ イ ス が 普 及 し て か ら 研 究 が 進 展 し た . 中 国 の 雑 種 強 勢 利 用 の 研 究は 1964年 の 主 隆 平 に よ る 洞 庭 早μ崎、らの雄性不稔 株 の 発 見 を 契 憐 に 開 始 さ れ、 1974年 の 広 西 、 江 西 、 湖 南 、 広 東 な ど で に お け る一代 雑 種 の 試 作 を 経て、

1976年 が ら 急 速 に 普 及 し た1

7) 0  1985年 に は8

430

000 haの ハ イ プ リ ッ ド ラ イスが水国主主培されており、 こ れ は 中 国 の 全 稲 作 面 積 の お よ そ 24克 に 逮Lて いる35》 . }般 に ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 多 収 と な る 最 大 の 要 因 は、一穂 穎 花 散 の 増 加 で あ る と い わ れ て い る . 中 国 で は 雄 性 不 稔 系 統、 維 持 系統 及 び 回 復 系 統 の 発 見 に よ り 優 れ た ハ イ プ リ ッ ド ラ イ ス が 育 成 さ れ て い る . し か し な が ら れ 種 干 の 生 産 は い ま だ に 多 〈 の 労 カ が か か り 、 生 産 コ ス ト が 高 〈 つ 〈 た め 直 ち に 世 界 に 広 〈 普 及 す る と は言いがたい.

し か し ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 多 収 要 因 が ン ン ク 拡 大 に よ る 点 は 注 目 にi直する. 西 南 暖 地 の 水 稲 の 収 量 停 滞 要 因 が 穎 花 数 の 絶 対 量 の 不 足 に あ る こ と か ら も 、 と の よ う な 懐 情 で 頼 花 数 が 確 保 さ れ る の か を 本 章 で 究 明 し た .

日。 1 材 料 及 び 方 法

供 試 品 種 は IR54752B、IR20933及 び そ の ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス ( F

IR5475  2A/IR20933 )を 用 い 、 雨 期 に 実 験 を 行 っ た . 1986年7月4日 に 苗 箱 に 婦 種 し 7 月19日 に 移 値 し た . 基 肥 と し て 謹 索6 kg/10 a、過燐 酸石 灰 及 び 塩 化 カ リ を 各 々4 kg/10 8追肥と Lて 窒 素 4 kg/l0 8を 出 穂 期 前13日に施用した. 毅 権 密 度はd当り 33.3株 (30  x10 cm ) と し た . フ ィ リ ピYの 国 際 稲 研 究 所 (IRRI) の 岡 場 を 使 い l区40目前、 2反 復 で 行 っ た . な お 病 害 虫 防 除 は 適 宜 行 っ た .

サ ン プ リ ン グ は 出 聴 期 前 に 3回 、 出 恕 期 、 出 稼 持I以降 2回行った. 1回のサ ンプリングに 1区当り 40株を地際より地上部を抜取り、 業身、韮とJj;緒、聴 及 び 枯 死 部 に 分 隊 し 平 均 的 な 3棟のま

E

而 積 を 自 動 葉 面 積 計 (AAM7、休電工)

142 

(33)

で 測 定 し た . サ ン プ ル は 105.Cで i時間l、70‑田 ℃で2日以上乾燥させ秤量 した.乾 物 の 一 部 を 粉 砕 し 、 セ ミ ミ ク ロ ・ ケ ル ダ ー ル 法 で

2

草案分析" ,を行っ た.収量キャパシティは、m'当りのli1花教と 1玄 米 粒 亜 の 積 で 求 め た .

生 育 時 の 平 同 日 射 量 は349cal/c耐/d、平同気温は 26.8・Cて・、生育期間中は ほとんど変動がみられなかった

υ

豊 換 期 の 後 半 は 連 日 の 雨 で 3品 種 全 て 倒 伏

した.生育日教はどの品種も 125日前後であった.

と こ ろ で ヘ テ ロ シ ス の 評 価 は 下 記 の 式 に よ っ て 求 め た123 le u. 

ヘ テ ロ ン ス = [2 F,ー (P,

P,) 

x 100/ (P, +九) (%) 

ここでF,はF,雑種、町、 P,は両親である.この式は中間親(両親の平均)と F, 雑 種 を 比 べ 、 ど の 程 度 の 雑 種 強 勢 を 示 す か を 表Lている.

6. 2 結 果 及 び 考 察

46表にハイブリッドライスの収量、 収 量 構 成 要 素 及 び 収 量 キ ャ パ シ テ ィ を 示 し た . ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス は 最 も 多 収 で あ っ た . ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス と 両 親との関係をみると、m'当りの恕教は両親の中間

f

直を示し、一穂穎花教は両 親 よ り も 多 〈 、 こ れ ら の 横 で あ るH当 り の 穎 花 数 は 両 親 の 中 間 値 を 示 し た . ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 豊 熟 歩 合 は 両 親 よ り 高 〈 、 千 粒 置 は 両 親 の 中 間 値 を 示Lた.

ハ イ ブ リ ツ ド ラ イ ス の 収 量 キ ャ パy テ イ は 両 親 よ り も 大 き か っ た . 従 っ て 、 ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 収 量 キ ャ パ シ テ ィ と 登 且 歩 合 の 両 要 素 が 両 親 よ り も 高 い た め に 、 多 収 に な っ た こ と が 明 ら か に な っ た . ま た 、 ハ イ ブ リ ッ ド ラ イ ス の 収 量 に商いヘテロシスがみられた.これは、 一穂 額 花 教 と 登 熟 歩 合 の ヘ テ ロ シ ス の 増 大 に よ る も の で あった. Virmaniら1661、 Linら."も収量にあらわれるヘテ ロシスは、 一穂穎花教と千 粒 抵 の増大にあるとし、 Blancoらt困】は耐当りの頼 花 散 の 増 大 に あ る と し て い る 点 で 、 本 研 究 の 結 果 と 一 致 し

τ

いる.

47表にハイブリッドライスの収量、 収 穫 期 に お け る 全 重 及 び 収 穫 指 数 を 示 し た . ハ イ ブ りッドライスは全ての値て・両親よりも大 き 世 っ た . ま た 、 収複 指 数 の ヘ テ ロ シ ス は 、 全 重 の ヘ テ ロ ン ス に 比 べ て 大 き か っ たo Vinnaniら"引、

Ponnuthuraiら"・3 も 収 量 の ヘ テ ロ シ ス は 、 収 施 期 に お け る 全 重 と 収 穫 指 散 の

1 4 3  

図 に 暖 地 水 稲 品 種 及 び 外 図 柄 品 種 に お け る 出 稼 期 以 降 の 乾 物 生 産 量 と 収 量 と の 関 係 を 示 し た . 両 者 間 に は 、 0

参照

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