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気管支喘息に関す る研究

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Academic year: 2022

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(1)岡 山 医 誌(1989). 101,. 797〜810. 気管支喘息に関す る研究 第2編 選 択 的 肺 胞 気 管 支 造 影 法 に よ る気 管 支 喘 息 の 末 梢 気 道 病 変 の 検 討 岡 山大 学 医学部 第 二 内科学 教 室(指 導:木 村 郁郎 教 授) 中. 村. 之. 信. (平成 元年5月9日 K ey words:選. 緒 気 管 支 喘 息(以. 択的 肺 胞気管 支造 影,気 管支 喘息,末 梢 気道 病 変. た. 言 下,喘. 息 と略 す)は. 塞 に よ っ て 生 じ る疾 患 で あ るが,従 Guest. Symposiumに. 受 稿). 法. 気 道 の閉. 来 は, Ciba. 1.. 臨 床 分 類. お け る 喘 息 の 定 義1)に 見 ら. l). れ る ご と く,そ の 気 道 閉 塞 が 一 過 性 で 可 逆 的 で あ る こ とに 重 点 が お か れ,従. 法. ア トピー 型 と 非 ア トピ ー 型. 症 例 を ア トピ ー 型 と非 ア ト ピー 型 に分 け て 検. っ て,極 め て機 能. 討 し た.即. ち,喘. 息 以外 のア レルギー性 疾 患の. 的 要 素 の 強 い 疾 患 と して 理 解 さ れ て きた.ま た,. 既 往 歴 が あ る こ と,喘 息 の 家 族 歴 の あ る こ と,. そ の 気 道 閉 塞 の 部 位 に つ い て も,中 枢 側 の,比. 吸 入 性 抗 原 に 対 す る即 時 型 皮 内 反 応 が 陽 性,血. 較 的 太 い気 管 支 で あ る とす る報 告 が 多か っ た. 清IgE値. が2)3).近 年に な り,喘 息 の 遷 延 化,難 題 に 関 連 して,喘 特 に,末. 治化 の問. (5%以. 息 に お け る末 梢 気 道 の 関 与,. 目の う ち,. 3項目 以 上 を 満. た す も の を ア トピー 型 と し,そ. う で な い もの を. 2). るに 至 っ た4).. alveolo‑bronchography,. 3). い 細 気 管 支 ・肺 胞 領 域 の 検 査 法 と し て有 用 性 が 回,著. 道 所 見 と臨 床 像,肺. 2.. 線 像,気. 管 支 肺 胞 洗 浄,お. よ び,経. 選 択 的 肺 胞 気 管 支 造 影 法(SAB) 中 村 ら5)の方 法 に 準 じて 行 っ た.即 ち,型 の ご. よる末 梢気. 機 能 検 査成 績,胸. 満 の 者 と40歳 以 降 の 者 に. 分 け て検 討 し た.. 者 は喘 息 におけ. 行 い, SABに. 発 症 年 齢. 喘 息 の 発 病 が40未. る末 梢 気 道 病 変 を 明 らか に す る こ と を 目的 と し て 喘 息 症 例 にSABを. 本 ア レルギー学 会 の判. 定 基 準6)に 従 っ て 判 定 し た.. 常 の 気 管 支 造 影 法 で は 造 影 しが た. 認 め られ て き て い る.今. 重 症 度分 類. 重 症 度 につ い て は,日. 中 村 ら5)に よっ て 関 発 され た選 択 的 肺 胞 気 管 支. SAB)は,通. 上)の5項. 上,末 梢 血 好 酸 球 増 多 症. 非 ア トピー 型 と し た.. 梢 気 道 の 器 質 的 病 変 の 存 在 が 注目 され. 造 影 法(selective. が701IU/ml以. と く,上 気 道 の 局 所 麻 酔 を行 っ た の ち,二. 部 単純 レ. 構 造 の カ テ ー テ ル を挿 入 し,右B8ま. 気管 支 的肺. 気 管支 に こprewedgeで. 生 検 所 見 と の 比 較 検 討 を行 っ た. 象. 対 象 と した.患. 方 の管 よ りコン. プ レ ッ サ ー で 加 圧 した 空 気 を 送 り込 み,造 を 噴 霧 し た.未. 当科 に こお い て,喘 息 と診 断 さ れ た 患 者33名(男 14名,女19名)を. た は 右B9の. 置 き,二 重 管 の一 方 よ り注. 射 器 で造 影 剤 を 注 入 しつ つ,他 対. の ち,カ. 者 の 年 齢 は18. 歳 か ら71歳 に わ た り,平 均 年 齢 は49.3歳. 重管. 影剤. 梢 気 道 お よ び 肺 胞 造 影 を行 っ た. テ ー テ ル を 引 き戻 しつ つ,順. 次,中. 枢. 側 気 管 支 の造 影 を行 っ た.つ い で, 50μ の 焦 点 を. であ っ 797.

(2) 798. 中. 有 す るX線 っ た.読. 村. 之. 信. 管 球 を 用 い て, 3倍 の 拡 大 撮 影 を 行. 影 は,気. 管 支 に つ い て は,中. 枢側 気 管. 支 と末 梢 側 気 管 支 に 分 け て 行 っ た が,そ の 際 に, Reid7)に 従 っ て,気 管 支 の分 岐 間 隔 が5mm以 な る領 域 を未 梢 側 気 管 支 と し,そ. 下と. れ よ り中 枢 側. の 気 管 支 を 中 枢 側 気 管 支 と し た .中 枢 側 気 管 支 お よ び 末 梢 側 気 管 支 に つ き,そ 無 を検 討 し た.ま. た,肺. れ ぞれ狭 窄 の有. 胞 像 に つ い て は,肺. 胞. 像 の 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と,肺 胞 像 の 形 態 の 異 常(肺 胞 破 壊 像)に つ き検 討 し た.(図1,図2, 図3) 3.. 肺 機能 検査 肺 機 能 検 査 は,非. と し て は, % FVC, の4項. 発 作 時 に 行 っ た.検 FEV1. 目 を 選 ん だ.性. .0%, %. 別,年. 響 を考 慮 し て, FVCお. 齢,身. よ びV25に. 査項 目. V25, V50/V25 長 に よ る影 つ い て は,日. 本 胸 部 疾 患 学 会 の 勧 告 す る予 測 値8)に対 す る百 分 比(%. FVC,. % V25)を. 用 い た.. 4. 胸 部単 純 レ線像 初診 時 の胸部 単 純 レ線像 で,特 に微 細粒状 陰. 図1. 図2. 選 択 的 肺 胞気 管 支 造影 細 気 管 支 の狭 窄 を示す 症 例.肺 胞像 は ほ とん ど認 め られ な い.. 選 択 的肺 胞気 管 支 造影 中枢 側 気 管支 の 狭 窄 の 顕著 な症 例.肺 胞像 は 比較 的均 一 に 出現 して い る.. 図3. 選 択 的肺 胞 気 管支 造 影 軽 度 の肺 胞 の破 壊 像 を示 す 症例..

(3) SABに 影 の 有 無 を 検 討 し た.今 状 影 は,径1mm以. 回,著. よ る気 管支 喘 息の 末梢 気 道病 変 の検討. 者 の 注 目 した 粒. 下 の 微 細 な もの で,主. と して. 両 側 の 中 下 肺 野 に 認 め られ る もの で あ る.び ん 性 の 粒 状 影 を 来 し う る よ う な 疾 患,例 塵 肺 症,自. 己 免 疫 性 疾 患,サ. ま. えば,. ル コ イ ドー ジ ス,. 2.. 799. 臨 床 分 類 とSAB所 1). ア トピー 型,非. 見 ア トピー 型 とSAB所. 19例 中17例(89%)で. あ っ た.末. 特 発 性 間 質 性 肺 炎 な どの 合 併 が 疑 わ れ る場 合 に. 狭 窄 像 を 認 め た の は,ア. は 除 外 し た.. で あ つ た13例 中7例(54%),非. 5.. 17例 中12例(71%)で,非. 気 管 支 肺 胞 洗 浄 法(broncho‑alveolar. lavage,. BAL). か っ た.肺. 竹 山9)が発 表 し た 方 法 に 従 っ て, BALを. 見. 中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を認 め た の は,ア トピ ー 型 で は14例 中12例(86%) ,非 ア トピー 型 で は 梢 側気 管支 の. トピー 型 で は 判 定 可 能 ア トピー 型 で は ア トピー 型 で よ り 多. 胞 像 出現 の不 均 一 を 認 め たの は,ア. 行っ. トピー 型 で は12例 中4例(33%)で. あ り,非 ア. た.採 取 し た 洗 浄 液 の 沈 渣 で 塗 抹 標 本 を 作 成 し,. トピ ー 型 で は18例 中7例(39%)で. あ っ た.肺. May‑Giemsa染. 胞 破 壊 像 を認 め た の は,ア. 色 を 施 し た の ち,出 現 し た 細 胞. の 分 類 を行 な い,全. 細 胞 に対 す る百分 比 で表 し. 例(17%),非. ト ピー 型 で12例 中2. ア トピー 型 で17例 中2例(12%). た. 6.. 経 気 管 支 的 肺 生 検(transbronchial. biopsy,. lung. TBLB). 気 管 支 フ ァ イバ ー ス コー プ を 用 い て,生 子 を 目標 とす る気 管 支 に 挿 人 して,末 を採 取 し た.通 〜3個. 常,右B9ま. 検鉗. 梢 肺組 織. た はB10を 介 して1. の 組 織 片 を採 取 し た .採 取 後 直 ち に10%. ホ ル マ リ ン液 で 固 定 し,パ. ラ フ ィ ン 包 埋 後,ヘ. マ トキ シ リン ・エ オ ジ ン染 色 を行 っ て,細 支 お よ び 肺 胞 領 域 の 観 察 を行 っ た.肺 酸 球 の 浸 潤,肺. 胞 へ の 単 核 球 の 浸 潤,お. 気 管 支 周 囲 へ の 単 核 球 の 浸 潤 の3項. 気管. 胞へ の好 よび 細. 目に つ き検. 図4. 細 気管 支 の病 変 を示 す 症例.細 気 管 支 の粘 膜 上 皮 細 胞 は著 し く増 生 して,ひ だ状 に 内 腔へ 隆 起 して い る.上 皮細 胞 の 杯細 胞 化 が 目立 っ.. 討 した.(図4,図5) 成 1.. 績. 全 症 例 のSAB所. SABを. (HE染. 行 な っ た33例 の 年 齢,性 別,発 症 年 齢 ア トピ ー 型),重. 見 の 一 覧 を 表1に. 症度およ. 示 す.中 枢 側 気 管 支. の 狭 窄 を示 し た もの は, 33例 中29例 で,ほ ど の 症 例 で 中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 を認 め た,末 側 気 管 支 に つ い て は,末. 出 現 の 不 均 一 に つ い て は,判 30例 中11例 で,肺. 梢. 胞像 の. 定 が可 能 で あ った. 胞 像 出 現 の 不 均 一 を 認 め た.. 胞 破 壊 像 を認 め た の は,判. っ た29例 の う ち,. とん. 梢側 気 管支 が読 影可 能. で あ っ た30例 中19例 に狭 窄 を認 め た.肺. ま た,肺. 色 ×100). 見. 病 型(ア トピ ー 型,非 びSAB所. 経 気 管支 的 肺 生検. 4例 の み で,し. 軽 度 の も の で あ っ た.. 定可 能 で あ. か もい ずれ も 図5. 経 気 管支 的 肺 生検 胞 隔 へ の リンパ球 と好酸 球 の 浸潤 を示 す症 例 (HE染. 色 ×400).

(4) 800. 中 表1. 表2. アFピ. 村. 重 症 度 とSAB所. ー 型,非. 見. ア トピ ー 型 とSAB所. 17例(85%)で. 等 症+重. 見. あ っ た.末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 を. 示 し た も の は,軽. 見. 中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 を示 し た も の は,軽 で13例 中12例(92%),中. 信. 対 象 症 例 のSAB所. で あ っ た.(表2) 2). 之. 症群. 症 群 で20例 中. 等 症+重. 症 群 で13例 中6例(46%),中. 症 群 で17例 中13例(76%)で,中. 重 症 群 で よ り多 く認 め られ た.肺. 等 症+. 胞像 出現 の不.

(5) SABに 均 一 を認 め た の は,軽 中 等 症+重. よる気 管支 喘息 の末 梢気 道 病変 の検 討. 症 群12例 中3例(25%),. 症 群18例 中8例(44%)で. FEV1. あ った.. 肺 胞 破 壊 像 は 軽 症 群 で は 認 め た もの は な か っ た が,中. 等 症+重. 症 群 で は, 17例 中4例(29%). 見. 中 枢側 気 管 支 の 狭 窄 像 は,発. V50/V25は2.9±0.8,% あ っ た.な. お, SAB所. 見. の う ち,中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 に つ い て は,ほ. た め に,ま. 発 症 年 齢 とSAB所. 症 が40歳 未 満 で. あ っ た 症 例 で は13例 中11例(85%),発. 症 が40歳. 以 降 の 症 例 で は20例 中18例(90%)に. 認 め られ. た.末梢. .0%は63±17%,. V25は28.2±21.8%で. とん ど の 症 例 で 中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を 認 め た. に 認 め ら れ た.(表3) 3). 801. 胞破 壊像 に こつ い て は,そ. れ を. 認 め た も の が41例 と少 な か っ た た め に,ど. た,肺. ちら. も以 下 の 検 討 で は 省 略 した. 2). 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 の 有 無 と肺 機 能 検. 査成 績. 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を 認 め た もの は,発. 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 を 認 め た 症 例(以. 症 が40才 未 満 の もの で は12例 中6例(50%),発. 窄 群 と略 す)は16例. 症 が40歳 以 降 の もの で は, 18例 中13例(72%). 85±28%,. で,発. 症 が40歳 以 降 の もの で よ り 多 く認 め られ. 0.8,%. た.肺. 胞 像 出 現 の 不 均 一 を 認 め た もの は,発. 症. FEV1. で,そ の%. FVCの. .0%は60±15%,. V25は22±15%で. 下,狭. 平均値は. Vso/V25は3.2±. あ っ たが,末 梢 側 気 管. 支 の 狭 窄 を認 め な か っ た 症 例(以. 下,非. が40歳 未 満 の も の で は, 12例 中4例(33%)で. と略 す)は11例. 平 均 殖 は92±. あ っ た が,発. 症 が40歳 以 降 の も の で は18例 中7. 21%,. 例(39%)で. あ っ た.(表4). % V25は32±24%で. 3.. SAB所 1). 見 と肺機 能 検 査 成 績. れ ぞ れ の パ ラ メー ター の. 平 均 値 と 標 準 偏 差 は,%. FVCの. 狭 窄群. V50/V25は2.5±0.6,. あ り,狭 窄 群 の 方 が, V50/V25 V25は よ り低 い 値 を示 し た.(表. 6) 示 す.. 3). 見 と肺 機 能 検 査 成 績 の両 者 を検 討 し得 た. の は27例 で あ っ た.そ. FEV1.0%は64±18%,. は よ り大 き く,%. 肺機 能 検査 成 績 の一覧. 対 象 症 例 の 肺 機 能 検 査 成 績 を 表5に SAB所. で,そ の%. FVCは91±25%,. 表3. 表4. 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と肺機 能 検 査 成績. 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 を認 め た 症 例(以 均 一 群 と略 す)は9例. 重症 度 とSAB所. 発 症 年 齢 とSAB所. 見. 見. で,そ の%. FVCの. 下,不 平均値.

(6) 802. 中. 表5. は76±21%,. FEV1.0%は55±22%,. 3.3±1.2,%. V25は23±24%で. し,肺. は93±24%, 2.7±0.6,% V50/V25は %. V25は. で,そ. の%. FVCの の. FEV1.0%は65±12%, V25は34±21%で,不 よ り大 き く,%. FVC,. れ に対 下, 平均 値. V50/V25は 均 一 群 の 方 が, FEV1.0%お. よ り低 い 値 を 示 し た.(表7). 之. 信. 全症例の肺機能検査成績. V50/V25は あ っ た.こ. 胞 像 の 出 現 が 均 一 で あ っ た 症 例(以. 均 一 群 と 略 す)は18例. 村. よび. 4.. SAB所 1). 見 と胸 部 レ 線 上 の 微 細 粒 状 影. 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 の 有 無 と微 細 粒 状. 影 狭 窄 群19例 の う ち,初 診 時 の 胸 部 単 純 レ線 で 微 細 粒 状 影 を 認 め た もの は5例(26%),非 群119の. うち,微. (18%)で 2). 狭窄. 細 粒 状 影 を 認 め た もの は2例. あ っ た.(表8). 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と微 細 粒 状 影. 不 均 一 群11例 の うち,微 の は2例(18%)で,均. 細 粒 状 影 を認 め た も. 一 群19例 の う ち,微. 細.

(7) SABに. よ る気 管 支 喘息 の末梢 気 道病 変 の検討. 表6. 末梢側 気管支の狭窄像 と肺機能検査成績. 表7. 表8. 肺 胞像 出現 の 不均 一 と肺 機 能 検査 成 績. 表9. 末梢側気管支の狭窄像 と微細粒状影. 粒 状 影 を 認 め た もの は5例(26%)で. あ っ た.. SAB所. 10.0±9.4%,好. 酸 球618.g±22.9%,好. lavage. fluid,. BALF)中. あ っ た.非. のBALF中. 見 と 気 管 支 肺 胞 洗 浄 液(bron. choalveolar. の細胞. 68.0±24.9%,リ. BALF中. 中 球,好. 気 管 支 肺 胞 洗 浄 を行 な っ た21例 に つ い て,洗 浄 液 中 の 細 胞 成 分 を 表10に示 す.各. 細胞 の平均. 3). 好 酸 球15.9±19.9%,好. 酸 球12.8±15.5%,好 あ っ た.狭. あっ. た.. の未梢 側 気管 支の狭 窄像 の有 無 と. 25.5%,リ. の. ク ロ フ ァー ジ の 平 均 値 に ま53.2±. ン パ 球 は17,7±12.5%,好. 中球 は. で,そ. 中 球15.9±26.1/,好 塩 基 球0.0±0.0%で. で ,そ. のBALF中. ク ロ フ ァ ー ジ55.0±23.2%,リ %,好. のBALF中. で. の細. ク ロ フ ァ ー ジ64.5±25.7%,リ. 8.2±14.7%,好. の 細 胞 成 分 の 両 者 を 検 討 し得 た の は19. 細 胞 分 類 は,マ. 均 一 群 は7例. .2±7.9%,好. 一 群 は11例. 例 で あ っ た.狭 窄 群 は13例 で,そ のBALF中. の. 中 の 細 胞 成 分 の 両 者 を 検 討 し 得 た 症 例 は18例. パ 球11. 中の 細胞 成分. BALF中. 好. の 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 とBALF. 胞 分 類 は,マ. 未 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 の 有 無 とBALF. SABで. ンパ 球. 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 とBALF中. あ っ た.不. 2). 塩 基 球. 窄 群 で,リ. 酸 球 が 増 加 し て い た.(表11). SABで. 中球11.6±17.2%, 塩 基 球0±0.3%で. 中球. 細胞 成分. 値 と標 準 偏 差 は マ ク ロ フ ァー ジ56.4±26.5%, リン パ 球16.0±11.2%,好. で,そ. ク ロ フ ァ ー‑ジ は. ン パ 球14.8±9.3%,好. 0.1±4.3%で. の細 胞 成分. 塩 基球. 狭 窄 群 は6例. の 細 胞 分 類 は,マ. 4.0±5.7%,好. 成分 1). 肺 胞像 出現 の 不均 一 と微 細粒 状 影. は0.0±0.3%で. (表9) 5.. 803. 中 球8.3±7.2%,好. 好 塩 基 球0.1±0.2%で. ソ 酸球. あ っ た,均. の 細 胞分 類 は,マ ン パ 球17.7±7.4 酸 球18.5±17.0%,. あ っ た.リ. ンパ 球 お よ び.

(8) 804. 中 表10. 表11. 村. 之. 信. 気 管 支 肺 胞 洗浄 液 中の 細 胞 成分. 未 梢 側 気 管支 狭 窄 像 とBALF中. 好 酸 球 は 均 一 群 で よ り 多 か っ た が,好中 均 一 群 で よ り 多 く認 め ら れ た.(表12). 球 は不. の 細 胞成 分.

(9) SABに 表12. 表13. よる気 管支 喘息 の末 梢気 道病 変 の検 討 肺 胞 像 出 現 の不 均 一 とBALF中. TBLBに. の細 胞成 分. よ る細 気 管 支 ・肺 胞 領 域 の組 織 所 見. 805.

(10) 806. 中. 表14. 6.. SABに. 村. おけ る末 梢 側 気管 支 狭 窄 像 と組 織 所 見. SAB所. 見 とTBLBに. 之. 信. 表15. SABに. おけ る肺 胞像 出現 の不 均 一 と組 織所 見. よ る細 気 管 支 ・ 肺 胞領 考. 域 の組織 所 見 1). TBLBに. よ る 細 気 管 支 ・肺 胞 領 域 の 組 織. 所見. 察. 喘 息 に 気 管 支 造 影 あ るいはSABを 合 の 所 見 に つ い て は,こ. TBLBを. 行 な っ た の は18側 で,そ の う ち,肺. 胞 へ の 好 酸 球 の 浸 潤 を 認 め た もの は11例(61%),. 行 な っ た場. れ ま で に い くつ か の 報. 告 が あ る が10)11)12),それ らの 報 告 を 要 約 し てみ る と,喘息. の 気 管 支 造 影 像 の 特 徴 は,喘. 息 の病態. 肺 胞 へ の 単 核 球 の 浸 潤 を認 め た もの は10例(56. 生 理 か ら 当 然 予 想 さ れ る ご と く,気 管 支 の 狭 窄. %),細. 像 で あ る.今 回 の 著 者 の 検討 で も, SABを. 気管 支へ の 単核 球 の浸潤 を認め た もの は. 5例(29%)で 2). あ っ た.(表13). 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 の 有 無 と線 織 所 見. SABで TBLBに. よ る組 織 所 見 の両 者 を 検 討 し得 た の は. た場 合 の 所 見 と して は,狭. の う ち,狭. 窄 群 は11例,非. 狭 窄群 は. 中 断,壁. の 不 整 な どが 考 え られ る.今. で は,中. 枢 側 気 管 支 に つ い て は,拡. 狭 窄 群 で2例(33. 胞 へ の 単 核 球 の 浸 潤 は,狭 窄 群 で7例(64 狭 窄 群 で3例(50%),細. 核 球 の浸 潤 は,狭. 気 管支へ の単. 窄 群 で4例(36%),非. で1例(17%)で,狭 の 浸 潤,肺. 道 を造 影 し. 窄 の ほ か に,拡. 胞 へ の好酸 球 の浸潤 を認め た. もの は 狭 窄 群 で9例(82%),非. %),非. 時 に,末 梢 側 気 管 支 に お い て も, 19例. に 狭 窄 像 を認 め て い る.一 般 に,気. 6例 で あ っ た.肺. %),肺. た が,同. の 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 の 者 無 と,. 17例 で,そ. 施行. し た33例 中29例 に 中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を 認 め. 窄 群 で,肺. 狭 窄群. 胞へ の好 酸球. 胞 へ の 単 核 球 の 浸 潤 お よ び,細. 気管. た,末. 回の検 討. 張 あ るいは. 壁 の 不 整 を示 す 症 例 もみ ら れ た が,少 た た め,検. 張,. 数 であ っ. 討 項目 と して 取り 上 げ な か っ た,ま. 梢 側 気 管 支 で は,拡. 張,中. 断,壁. の不 整. を示 し た症 例 は な か っ た. 喘 息 の 気 管 支 造 影 な い しSAB所. 見 を,喘 息 の. 病 型 と関 連 させ て検 討 し た報 告 は 少 な い が,石. 支 へ の 単 核 球 の 浸 潤 が よ り多 く認 め ら れ た.(表. 川10)は喘 息 患 者 に 気 管 支 造 影 を行 ない,喘 息 の 難. 14). 治 性,非. 3). 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と組 織 所 見. SABで TBLBに. 難 治 性 との 関 連 を み て い る.そ. る と,気 管 支 の 狭 窄 は,難. れによ. 治 性 の もの で は68%. の 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と,. に 認 め ら れ た の に 対 し,非 難 治 性 の も の で は48. よ る組 織 所 見 の 両 者 を 検 討 し得 た の は. %で あ っ た 。 更 に,未. 17例 で,そ. の う ち,不. は12例 で あ っ た.肺 もの は,不 (58%),肺 1例(20%),均. 均一 群 に ま5例 で,均. 一群. 胞 へ の 好 酸 球浸 潤 を 認 め た. 均 一 群 で3例(60%),均. 一 群 で7例. 胞 へ の 単 核 球 の 浸 潤 は,不 均 一 群 で 一 群 で8例(67%),細. 気 管支. の もの で は33%に. 梢 側 気 管 支 で は,難. 治性. 狭 窄 像 が み られ た の に 対 し,. 非 難 治 性 の もの で は18%で,難. 治 性 の もの ほ ど. 狭 窄 像 の 頻 度 が 高 か っ た と述 べ て い る.今 著 者 の 検 討 で は,中. 回の. 枢側 気 管支 の狭 窄像 は ほ と. ん ど の 症 例 で 認 め られ,病. 型間 で 出現頻 度 に差. へ の 単 核 球 の 浸 潤 は,不. 均 一 群 で2例(40%),. は な か っ た.末 梢 側 気 管 支 に つ い て は 狭 窄 像 が,. 均 一 群 で2例(17%)に. 認 め ら れ た.(表15). ア トピー 型 に対 し非 ア トピ ー 型 で,軽. 症 例 に対. し,中 等 症 な い し重 症 例 で よ り多 くみ られ た. ま た,発 症 年 齢 で み る と, 40歳 未 満 で 発 症 し た.

(11) SABに. よる気 管支 喘 息の 末梢気 道 病変 の検 討. 807. 症 例 に 比 し, 40歳 以 降 で 発 症 し た 症 例 で よ り 多. ま た, V25の 値 が 小 さ い ほ ど末 梢 気 道 の 閉 塞 が 強. く認 め られ た. 肺 胞 像 に つ い て は,肺 と肺 胞 像 自体 の 異 常(肺 き検 討 し た.肺 に つ い て,喘. い こ と を示 す8). SAB上,末. 梢 側気 管支 の 狭窄. 胞像 の 出現 の不 均一 性. を 示 した 症 例 群 の 方 が,狭. 窄 を認 め なか っ た 症. 胞 破 壊 像)の. 例 群 に 比 して, V50/V25の. 二点 につ. 平 均 値 が より 大 き く,. 胞 像 の 出現 の不 均一 または不 良. % V25の 平 均 値 は よ り小 さ か っ た こ とは,末 梢 側. 息 で 検 討 し た報 告 は こ れ ま で の と. 気 管 支 の 狭 窄 を認 め た症 例 で の 末 梢 気 道 の 閉 塞. こ ろ み ら れ な い.喘. 息 と同 じ く気 管 支 を 病 変 の. の 存 在 を,肺 機 能 検 査 の 面 か ら も支 持 す る もの. 場 とす る そ の 他 の 疾 患 に つ い て み る と,慢 性 気. と考 え ら れ る.ま. 管 支 炎 に つ い て は, Simmon13)に. 無 に つ い て の 検 討 で も,同 様 に,不. 影 の 際 に,肺 て い る.ま. よ り,気 管 交 造. 胞 が 造 影 され 難 い こ とが 指 摘 さ れ た,川 上 ら14)は, Burrowsの. 性 閉 塞 性 肺 疾 患B型. い う慢. と考 え ら れ る症 例 に こSAB. た,肺. られ た 群 でV50/V25が. 胞像 出現の 不均 一 の有 均一 が 認め. よ り大 き く,%. V25は よ り. 小 さ か っ た. 胸 部 単 純 レ 線 上 の 微 細 粒 状 影 と の 関 連 を検 討. を 行 な っ た と こ ろ,や は り肺 胞 像 の 出 現 の 不 均 一 を高率 に 認め て お り ,細 気 管 支 領 域 に お け る. 症 例 で 微 細 粒 状 影 を認 め る こ とが 多 い 傾 向 が み. 病 変 に よ る も の と考 え て い る.喘. 息 を対 象 と し. られ た.こ. れ に 対 し,肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 に つ. 胞 像 の検 討 が 可 能 で あ っ. い て は,む. し ろ,不 均 一 を 示 さ なか っ た 症 例 で. た 今 回 の 検 討 で は,肺. た30例 中11例 に 肺 胞 像 の 出 現 の 不 均 一 性 を認 め た.肺. 胞 に至 るまで の末 梢気 道 の閉塞 ない しは. 狭 窄 の 存 在 を示 唆 す る もの と考 え ら れ る.病 別 の 検 討 で は 肺 胞 像 の 出 現 の 不 均 一 は,末 気 管 支 の 狭 窄 像 の 場 合 と同 じ く,ア 対 し非 ア トピ ー 型 で,軽. 型. 梢側. トピ ー 型 に. 症 例 に 対 し,中 等 症 お. し た が, SABで. 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を 示 した. 微 細 粒 状 影 を 認 め る こ とが 多 い と い う傾 向 が み られ, SAB所. 見 と微 細 粒 状 影 の 関 連 に つ い ては,. 更 に 症 例 を積 み 重 ね て,検. 討 す る必 要 が あ る.. 喘 息 のBAL液. 中 の 細 胞 成 分 につ い て は,健 常. 者 に 比 較 し て,好. 酸 球 が 著 増 して い る こ と が 特. 徴 と さ れ,ま. た,好. 酸 球 の ほ か に,好. 中球や リ. よ び 重 症 例 で, 40歳 未 満 の 登 症 例 に 対 し40歳 以. ンパ 球 が 増 加 し て い る症 例 も あ る こ とが 報 者 さ. 降 の 発 症 例 で よ り 多 く認 め られ た.第1編. れ て い る9).末梢 健 気 管 支 の 狭 窄 の 有 無 で み る と,. にお. い て 著 者 は 中 年 以 降 に 発 症 し た 喘 息 で は,ア. ト. 狭 窄 を認 め た 群 で, BAL液. 中 に好 酸 球 だ け で な. ピ ー 的 要 素 に 乏 し く,し ば しば 慢性 化 し,重 症. く,好 中 球,リ. 化 しや す い こ と を述 べ た.今. 好 中 球 の 増 加 が目 立 っ た.肺. 回の検 討 では この. よ う な タ イ プ の 喘 息 に お い て, SABで. の末梢 側. ン パ 球 も増加 して い たが,特. の 有 無 で み て も,不 均 一 群 で 好 中球 の 増 加 が み. 気 管支 の狭 窄像 あ るい は肺 胞像 の 出現の 不均 一. ら れ た.中. 高 年 で 発 症 す る 喘 息(late. が よ り 多 く認 め られ た,こ. asthma)の. 患 者 のBAL液. れ らの 所 見 が 示 唆 す. る 末 梢 気 道 の 病 変 の 存 在 が,上 プ の 喘息 の 遷 延 化,重. 記 の よ うな タイ. 症 化 に 関 与 して い る もの. 次 に,喘 息 に お け る肺 末 梢 領 域 のSABで. の特. 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 と,肺. 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 二 点 を 取 り上 げ,こ 所 見 と,そ. れ らの. の他 の 肺 末 梢 領 域 の 検 査 法 に よ る検. onset 中球 が増. 加 し て い るこ とが 報 告 され て お り15),喘息 患 者 の 末 梢 気 道 病 変 を考 え る場 合,好. 中球 の関 与 を考. 梢 気 道 の 閉 塞 を検出 す る ため の 肺 機. 能 検 査 法 が い くつ か 考 案 さ れ て い るが,そ. の り. ち の 一 つ に フ ローボ リウ ム 曲 線 を用 い る 方 法 が あ る.具 体 的 な示 標 と し て は, V50/V25あ V25な ど が 用 い られ, V50/V25の. SABで TBLBに. の 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 の 有 無 と, よ る肺 末 梢 組 織 所 見 との 関 連 をみ て み. る と,狭 窄 が 認 め られ た群 で,肺 浸 潤 の み な らず,単. 胞へ の好 酸球. 核 球 の 細 気 管 支 ・肺 胞 領 域. へ の 浸 潤 が よ り多 くみ られ た.肺. 査 結 果 と の 関 連 を検 討 し た. 近 年,末. 中 で も,好. 慮 し な け れ ば な ら な い と思 わ れ る.. と予 想 さ れ る.. 徴 的 所 見 と して,末. に. 胞像 出現の 不均 一. 胞像 出現 の不. 均 一 の 有 無 と肺 末 梢 組 織 所 見 との 間 に は 一 定 の 傾 向 は み られ な か っ た. 結. 論. るい は. 値 が 大 きい ほ ど,. 喘 息 に お け る末 梢 気 道 病 変 の 関 与 を明 らか に.

(12) 808. 中. 村. 之. 信. す る こ と を 目的 と し て, 33例 の 喘 息 患 者 にSAB. 酸 球,好. 中球,リ. を 施 行 して,以. が,特に. 好 中 球 の 増 加 が 著 明 で あ つ た.肺. 1.. 下 の 成 績 を得 た.. 33例 中,中 枢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を29例 に,. 末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 像 を19例 に,肺 不 均 一 を11例 に,軽. 胞像. 出 現 の 不 均 一 の 有 無 で み て も,不 均 一 を 認 め た. 胞像 出現 の. 度 の 肺 胞 破 壊 像 を4例. ン パ 球 が と もに 増 加 し て い た. 症 例 で,好 5.. に認. め た.. 中 球 が 増 加 して い た.. TBLBに. よ る肺 末 梢 領 域 の 組 織 所 見 との. 関 連 で み る と,末 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 を認 め た 症. 2.. 喘 息 の 病 型 別 の 検 討 で は,末. 梢 側気 管 支. 例 で,肺. 胞 へ の 好 酸 球,単. 核 球 の浸 潤お よび細. の 狭 窄 像 お よ び 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 は と も に,. 気 管 支 へ の 単 核 球 の 浸 潤 が よ り多 く認 め られ た.. ア ト ピー 型 に 対 し て 非 ア ト ピー 型 で,軽 症 例 に. 肺 胞 像 出 現 の 不 均 一 の 有 無 と肺 末 梢 領 域 へ の 細. 対 し て 中 等 症 な い し重 症 例 で,若. 胞 浸 潤 と の 間 に は 一 定 の 傾 向 は 認 め られ なか っ. 年 発症 例 に対. して 中 高 年 発 症 例 で よ り多 く認 め られ た. 3.. 肺 機 能 検 査 成 績 とSAB所. は,末梢. た.. 見 との関 連 で. 側 気管 支 の狭 窄 を認め なか った症例 よ. り も,狭 窄 を 認 め た 症 例 で,ま. た,肺. 稿 を終 え る にあ た り,御 指 導,御 校 間 を賜 わ り ま. 胞像 の 出. した恩 師木 村 郁 郎教 授 並 び に岡 山 大 学 医学 部 三 朝分. 現 が 均 一 で あ っ た 症 例 よ り も,不 均 一 で あ っ た 症 例 で, V50/V25は. よ り大 き く,%. 院 谷 崎勝 朗 教 授 に厚 く御 礼 申 し上 げ ます.ま た, SAB. V25は よ り小. につ き.終 始御 協 力 戴 きま した岡 山大 学 医 学 部付 属. さ か っ た. 4.. 病 院 放射 線科 三 上泰 隆主 任 技 師 に も深 く御 礼 申 し上. 気 管支 肺胞 洗 浄液 中の 細 胞成分 との関連. で は,末. げ ます.な お,本 論 文 の要旨は 第19回 日本 胸 部 疾 患. 梢 側 気 管 支 の 狭 窄 を 認 め た 症例 で,好. 学 会 総 会(昭 和54年4月)に. 文. 1) Ciba Guest Symposium:. Terminology,. physema and related conditions.. 献. definitions. Thorax. お い て発 表 した.. and classification. of chronic. pulmonary. em. (1959) 14, 286-299.. 2) Campbell EJM, Martin HB and Rilley RL: Mechanisms of airway obstruction.. Bull Johns Hopkins. Hosp (1957) 101, 329-343. 3) Dekker E and Groen J: Asthmatic cause. 4). wheezing:. Compression of the trachea and major bronchi as a. Lancet (1957) 1, 1064-1068.. 木 村 郁 郎:喘息. の 病 型 と そ の 本 質 論‑中. 高 年 発 症 型 難 治 性 喘 息 の 独 立 性‑,日胸. 疾 患 会 誌(1983). 21,. 181‑182. 5). 中村. 隆,滝. ‑ Selective 6). 沢 敬 夫,滝. 島. 任,金. 野 公 郎,星. alveolobronchography‑.臨. 32,. 科 達 也,畑. 山. 武:選. 択的 肺 胞 気 管 支 造 影. 501‑512. 人 気 管 支 喘 息 重 症 度 判 定 基 準.ア レ ル ギ ー(1983). 1186‑1199.. peripheral. pulmonary. anatomy.. Thorax. pattern. in the normal. bronchogram. and its relation. to. (1958) 13, 103-109.. 日本 胸 部 疾 患学 会 肺 生 理 専 門 委 員会:大 気 汚染 に よる呼 吸障 害 を検 出す るため の呼 吸機 能 検 査 法 の現 時 点 に お け る考 え方 とそ の評 価.日 胸 疾 患 会 誌(1976). 9). 13,. 日本 ア レル ギ ー 学 会 成 人 気 管 支 喘 息 重 症 度 判 定 委 員 会:成. 7) Reid L and Simon G: The peripheral 8). 野 文 彦,倉. 放(1968). 14, 443‑458.. 竹山 博 泰:気 遠細 胞 反 応 か らみ た呼 吸 器 疾 患の研 究 す る研 究.岡山. 10) 石川. 第1編 気 管 支 肺 胞洗 浄 法 に よる気 管 支 喘 息の病 態 に関. 93, 667‑683.. 裕:気 管 支 喘 息 患 者 に お け る気 通 の構 造 変 化 に 関す る研究.日 胸疾 患会 誌(1972). 11) 滝 沢 敬 夫,諸 根 582.. 医誌(1981). 10, 204‑214.. 健,藤 本隆 逸,川 上 雅 彦,佐 藤 久 隆,金 野 公 郎:気 管支 喘 息.日 胸 臨(1969). 28, 578‑.

(13) SABに. よ る気 管支 喘 息の 末梢 気道 病 変の検 討. 809. 12) 野 村 邦 雄,浅 井 貞 宏,村岡 文 雄,金 城 勇 徳,門 田武 彦,小 江 俊行,岡 田 弘行,木 谷 崇和,藤 原 恒 夫,山 崎 力:気 管 支 喘 息 の 気 通病 変 と肺機 能 との 関 連.日 胸 疾 患会 誌(1978). 13) Simon G and Galbraith HJB: 14) 川上 雅 彦,志 村 早 苗,佐 藤 択的 肺 胞 気 管支 造 影‑末. 茂,藤 本隆 逸,広 瀬 俊維,前 梢 気 道病 変 を 中心 に‑.日. 15) 木 村 郁 郎:喘 息 の病 型 と機 序‑難 東 京(1986). pp. 31‑45.. Radiology of chronic bronchitis.. 治性 喘 息 とLAR‑.シ. 16, 173‑179.. Lancet (1953) 2, 850-852.. 田真 作,滝 島. 任:慢 性 閉 塞性 肺 疾 患B型. 胸 疾 患 会誌(1977). の選. 15, 22‑30.. ン ポジウム 気管 支 喘 息 の治 療,日 本 グ ラクソ,.

(14) 810. 中. 村. 之. Studies of bronchial. 信. asthma. Part 2. Studies of the changes in the peripheral of asthmatic. patients. airway. by selective alveolo-bronchography. (SAB). Yukinobu NAKAMURA Second Department of Internal Medicine, Okayama University Medical School, Okayama 700, Japan (Director: Prof. I. Kimura) In order to investigate changes in the peripheral airway of asthmatics, selective aveolo bronchography (SAB)was performedin 33 cases of asthma. SAB findings were studied in respect to the classificationof asthma and also examinedwith results of pulmonaryfunction test, bronchoalveolarlavage (BAL)and transbronchial lung biopsy. 1. Narrowing of the central airway was observedin almost all cases and 19cases showed narrowing of the peripheral airways. An uneven appearance of the alveolar figure was observedin 11 cases. 2. Narrowing of the peripheral airway and an uneven appearance of the alveolar figure were often observedin non-atopic patients, in moderate or severe cases and in late-onset asthmatics. 3. The mean value of V50/V25 was increased and the mean value of %V25was decreased in patients with narrowing of the peripheral airways and also in patients with unevenappear ance of the alveolar figure. 4. An increaseof neutrophilswas noticedin the BALfluidof patients with narrowing of the peripheral airways. 5. With histological study by TBLB,infiltration of eosinophilsinto the alveoli as well as mononuclearcells into alveoliand bronchioliwas demonstratedin patients with narrowing of the peripheral airways..

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参照

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