マイナス金利政策導入による「しんきん国内債券ファンド」への影響について
2016年1月29日、日本銀行(以下、日銀)はわが国史上、初めてとなるマイナス金利政策の
導入を決定しました。その結果、わが国の金利は大きく低下(債券価格は上昇)しています。
基準価額・純資産の推移
■ファンドの状況
<基準価額>
2016.1.29現在
11,307円
2016.2.12現在
11,321円
※
基準価額(分配金再投資後)は、決算日の翌
営業日に分配金を非課税で再投資したものと
して計算しています。基準価額は信託報酬控
除後の価額です。信託報酬率については、後
記の「ファンドのお申込みメモ、費用等につ
いて」をご覧ください。
期間別騰落率
0
4
8
12
16
20
9,000
10,000
11,000
12,000
13,000
14,000
02/08/07
07/02/03
11/08/02
16/01/29
純資産総額(右軸)
基準価額(分配金再投資後)
ベンチマーク
(円,ポイント)
(億円)
(2002年8月7日~2016年1月29日)
※DBI総合とは、当ファンドのベンチ
マークである「ダイワ・ボンド・イ
ンデックス総合」のことです。ダイ
ワ・ボンド・インデックスについて
は巻末をご確認ください。
1ヶ月前比
3ヶ月前比
6ヶ月前比
1年前比
3年前比
設定来
※基準価額の騰落率は、分配金(税引き前)を再投資し計算しています。
2013/01/31 10,795 7.22
398.37
10,000
2.32
2015/01/30 11,189
499.25
8.49
22.56 28.75
2.73
501.26
1.84
2015/07/31 11,034 2.47
1.73
2015/12/30 11,171 1.22
2015/10/30 11,115 1.86
472.76
基準価額
(円) 騰落率(%)
512.90
1.25
506.58
503.54
11,307
-騰落率(%)
DBI総合
(ポイント)
-作成日 2016/01/29
分配金の推移(1万口当たり)
決算期
2015/3/10 2014/3/10 2013/3/11 2012/3/12 2011/3/10 2010/3/10 2009/3/10 2008/3/10
分配金額
85円
85円
85円
85円
85円
55円
75円
85円
設定来合計 845円
Q1.日銀のマイナス金利政策とはどんな政策なのですか?
■ファンドへの影響と今後の見通しについて
国債
85.68%
政保債
1.66%
事業債
12.67%
(2016年1月29日現在)
1
2027/6/20
満期日 投資比率(%)
3.69
2
2019/6/20
3.31
3
2021/6/20
3.19
4
2021/3/20
3.16
5
2024/6/20
2.82
6
2042/3/20
2.74
7
2020/9/20
2.71
8
2021/12/20
2.70
9
2021/6/20
2.70
10
2025/3/20
2.46
利率(%)
第95回利付国債(20年)
2.3
第118回利付国債(5年)
0.2
銘 柄 名
第315回利付国債(10年)
1.2
第314回利付国債(10年)
1.1
第320回利付国債(10年)
1.0
第334回利付国債(10年)
0.6
第36回利付国債(30年)
2.0
第125回利付国債(5年)
0.1
第316回利付国債(10年)
1.1
第338回利付国債(10年)
0.4
Q2.日銀のマイナス金利政策によって、債券市場にはどのような影響があり
ますか?
日銀が導入を決定した「マイナス金利政策」とは、正式には「マイナス金利付き量的・質
的金融緩和」といいます。具体的には、民間金融機関が日銀に預け入れている「日銀当座預
金」のうち一部に▲0.1%の金利を付すというものです。マイナス金利政策が導入されること
により、実質的な金利低下となるため、企業の設備投資や家計の消費活動等を促す目的があ
るものと考えられます。
なお、日銀のこれまでの金融政策である「量的・質的金融緩和」で行われていた施策(国
債・ETF・REITの買入れ等)も継続しています。
一般に、金利の低下は、債券価格の上昇要因
※
となります。
日銀は2013年4月以降、量的・質的金融緩和政策をとり、巨額の国債の買入れを行ってい
ます。また、日本政府は2016年4月以降の国債の発行額の削減も予定しており、需給がひっ
迫しています。さらに、マイナス金利政策の導入決定により、既発債(すでに発行されている
債券)に対するニーズが高まっており、当該政策の導入が決定されて以降、債券の利回りは次
ページのグラフにあるようにおおむね低下しています。また、日銀は必要であれば、さらに金
利を引き下げることも示していますので、金利上昇は当面は想定しにくいものと思われます。
したがって、足元は債券市場にとってはプラスの影響があると考えられます。
※債券価格の上昇は、債券の利回りの低下を表します。
◆委託会社その他関係法人の概要
◆ご投資にあたっての留意点
●「しんきん国内債券ファンド」は、値動きのある有価証券に投資しますので、基準価額は変動しま
す。したがって、預貯金とは異なり、投資元本は保証されているものではありません。ファンドの
運用による利益および損失は、すべて投資者に帰属します。
投資者のみなさまにおかれましては、投資信託説明書(目論見書)をよくお読みいただき、当ファ
ンドの内容・リスクを十分にご理解のうえお申込みくださいますよう、よろしくお願いします。
金利リスク
金利リスクとは、金利変動により公社債等の価格が下落するリスクをいいます。一般的
に金利低下局面では組入れた公社債等の価格は値上がりし、金利上昇局面では値下がり
します。また、償還までの期間が長い公社債等は、概して、短いものより金利変動に対
応して大きく変動します。組入有価証券の価格が下落した場合には、基準価額が下落す
る要因となります。
信用リスク
有価証券等の発行体が経営不安、倒産等に陥った場合、またその可能性が高まった場合
には当該発行体が発行する有価証券および短期金融商品の価格は下落し、場合によって
は投資資金が回収できなくなることもあります。組入有価証券等の価格が下落した場合
等には、基準価額が下落する要因となります。
流動性リスク
流動性リスクとは、有価証券を売買する際に、需給動向により有価証券を希望する時
期・価格で売買することができなくなるリスクをいいます。当ファンドが投資する有価
証券の流動性が損なわれた場合には、基準価額が下落する要因となります。
※上記の変動要因は主なもののみであり、上記に限定されるものではありません。
<基準価額の変動要因>
<その他の留意点>
■当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の
適用はありません。
委託会社 ファンドの運用の指図を行います。
しんきんアセットマネジメント投信株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第338号
加入協会/
受託会社 ファンドの財産の保管及び管理を行います。
株式会社しんきん信託銀行(再信託受託会社:資産管理サービス信託銀行株式会社)
販売会社 受益権の募集の取扱い、受益者に対する収益分配金、解約代金、償還金等の支払い等を行います。
・しんきん証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第93号 加入協会/日本証券業協会
・信用金庫 (取次登録金融機関)
当ファンドに関してのお問い合わせ
しんきんアセットマネジメント投信株式会社
<コールセンター> (土日、休日を除く9:00~17:00)
フリーダイヤル 0120-781812 携帯電話・PHSからは 03-5524-8181
<ホームページ> http://www.skam.co.jp
・信金中央金庫 (指定登録金融機関)登録金融機関 関東財務局長(登金)第258号 加入協会/日本証券業協会
取次登録金融機関は信金中央金庫との契約に基づき、受益権の募集の取扱いの取次ぎ、受益者に対する収益分配金、解約代金、償還金等の
支払いの取次ぎ等を行います。
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人投資信託協会
■信用金庫(取次登録金融機関)一覧
№ 信用金庫名 区分 登録番号 加入協会
1 札幌信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第19号
2 苫小牧信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第24号
3 北門信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第31号
4 北空知信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第16号
5 北海信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第32号
6 大地みらい信用金庫 登録金融機関 北海道財務局長(登金)第26号
7 鶴岡信用金庫 登録金融機関 東北財務局長(登金)第41号
8 石巻信用金庫 登録金融機関 東北財務局長(登金)第25号
9 白河信用金庫 登録金融機関 東北財務局長(登金)第36号
10 あぶくま信用金庫 登録金融機関 東北財務局長(登金)第24号
11 二本松信用金庫 登録金融機関 東北財務局長(登金)第46号
12 利根郡信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第240号
13 しののめ信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第232号
14 佐野信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第223号
15 結城信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第228号
16 埼玉縣信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第202号 日本証券業協会
17 川口信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第201号
18 千葉信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第208号
19 平塚信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第196号
20 中南信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第195号
21 東京シティ信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第177号
22 東京東信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第179号 日本証券業協会
23 亀有信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第149号
24 西京信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第157号
25 東京信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第176号 日本証券業協会
26 城北信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第147号 日本証券業協会
27 多摩信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第169号 日本証券業協会
28 長岡信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第248号
29 柏崎信用金庫 登録金融機関 関東財務局長(登金)第242号
30 金沢信用金庫 登録金融機関 北陸財務局長(登金)第15号 日本証券業協会
注1.上記信用金庫に関する情報は、作成基準日現在です。
注2.上記信用金庫は、登録金融機関である信金中央金庫の取次登録金融機関です。
注3.一部掲載していない信用金庫がある場合があります。
注4.上記信用金庫では、一部お取扱いのない店舗があります。
№ 信用金庫名 区分 登録番号 加入協会
31 のと共栄信用金庫 登録金融機関 北陸財務局長(登金)第30号
32 静清信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第43号 日本証券業協会
33 沼津信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第59号
34 焼津信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第69号
35 富士信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第64号
36 高山信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第47号
37 東濃信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第53号 日本証券業協会
38 瀬戸信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第46号 日本証券業協会
39 西尾信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第58号
40 蒲郡信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第32号
41 北伊勢上野信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第34号
42 桑名信用金庫 登録金融機関 東海財務局長(登金)第37号
43 京都信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第52号 日本証券業協会
44 大阪シティ信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第47号 日本証券業協会
45 北おおさか信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第58号
46 尼崎信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第39号 日本証券業協会
47 淡路信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第41号
48 但馬信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第67号
49 西兵庫信用金庫 登録金融機関 近畿財務局長(登金)第73号
50 日本海信用金庫 登録金融機関 中国財務局長(登金)第37号
51 おかやま信用金庫 登録金融機関 中国財務局長(登金)第19号 日本証券業協会
52 呉信用金庫 登録金融機関 中国財務局長(登金)第25号
53 しまなみ信用金庫 登録金融機関 中国財務局長(登金)第20号
54 大分みらい信用金庫 登録金融機関 九州財務局長(登金)第18号
55 鹿児島信用金庫 登録金融機関 九州財務局長(登金)第25号