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二国ニ財を仮定し貨幣を含まない簡単なケースから出発す る

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(1)OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣 田. 宮. 亘朗. I 本稿の目的は,. 外国為替相場切下げに関する. J .ロビンソンや L.A.メッツ. ラー以後の周知の安定性論議について,その中に含まれる貨幣の取扱いを考察 することにある。二国ニ財を仮定し貨幣を含まない簡単なケースから出発す る。ゐを第 t 財の需要とし,X iをその供給とする。各国は,完全競争の下でこ 財を自由に貿易する。なお,運送費は省かれる。先ず,需要ぬは (i=1,2), 予算制約三~Pi(ぬ -.x't). =0において,社会的効用函数 U=U(X1,X 2 )を極大とす. る結果導出される。すなわち,. i=1, 2 Ui=λ ρ i, を得る。なお, U .は,第 t財から得る限界効用である。かくして,. (1) 価格あの. 変化は,第 s財の需要に次のような影響を与えることになる。 白Xs ̲~ D 3, s,D 一8ρ~= ‑Lz(f i ‑ ‑ Z 〉一一一十一ーム ¥ . " ' i . ‑ . " ' i J ‑ ‑ ‑ ‑ ‑ v ‑T V. i , s=1, 2. (2). この場合, Dは. UI1 U12. P1. D=IU2 2 1 U2. ρ. ρ 2. (3). P 2 0. で請うり, D . .もは行列式 D の第 s行第 t 列を取り去った余因子である。 (2)式の 右辺第 1項の D 3 0, /Dはa x s / a y(ただし yzpA) に等しく,. いわゆる第 t 財. 価格変化がもたらす所得効果を表わし,これに対し (2)式 の 右 辺 第 2項 の. D s, t /D は第 t 財価格変化の代替効果を表わす。そして,後者に関し, 周知の. =. i, s S " i,S i, 1 . く ように S. o ,z f J h s = oの性質がある。これらの所得効果と代.

(2) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 6 7 7. ‑37ー. . . iを導入して書き改めれば 替効果は,スノレッキ一合成項 K. : : . s 。 月 伊 今. ρ. dx,. 月 ゲ =( X i' ‑ ' . X i )一 十. 一│ a ' y 一 一a ρ IU;;const・. t ) . . . .. 包. I. =(Xi-Xi)~主~+Ks ,i dy. (4). となる。さらに,代替効果は,あj . x ,を乗じ補償された需要曲線の価格弾力性 として表わすことができる。 他方,第 S財の供給んにおよぼす第 t 財価格あの変化の影響は,次のよう になる。生産函数を f ( X 1, " ' ,X 4 )=0とし ,. X l,. X 2を産出高.. X a,X 4を投入生産 婆索量とする。企業は,この生産函数の下で,余剰. V=pAを極大にするも. のと仮定する。 その結果,一階の条件として, l. ρ i = μfi,. (5). t=1,…, 4. を得る。かくし て,われわれは,との (5)式と制約条件 l. . f( . X l,…,X 4 )=0か. X iを導出することができる (i=1.… , 4)。また,二階の条件から ら供給量 .. L 1i, dL1>0を得る。ただし ,L 1は , fl1 1 1 2 f 1 3 . / 14 . / 1 f 2 1 / 22 /23 f 2 4 / 2 d三. I f 3 1. f 3 2. . f 3 8 ん. (6). 131. f 4 1 f 4 2 f 4 3 f 4 4 f4. . l l /2 f3 f4 0 であり , L 1ω はその第 t 行t 列の余因子である。生産函数 f ( X l,. ・ "x . 4 )=0と (5)式をかに関し微分し,第 s財の供給量の変化 a X . / a p iを求めると,. d x .. aρ 4一. . i μd. L 1. i,s=l, " " , ・ 4. (7). 1i, . /L 1は , (2)式の代替項と類似している。そと を得る。この(7)式の右辺 L 4. で ,L 1i, ' ;p , L 1芸 ‑o$i >8 と書くと , S i , ,=S"i,S.聞く 0,' 2 : .P.Si, . =0の関係を得る。. (1) Samuelson,p" A .,F o u n d a t i o n s .of EconomicAnal, Y s i s,1 9 4 7pp.1 0 0 ー7 お よ び H ende I ' s o n,. J . M. andR . E. Quandt,M i c r o e c o n o m i cT h e o T y :A Mathe. m a t i c a lAttroach,2n de d ., 1 9 7 1小宮・兼光訳3 8 ‑ 4 5ページ。.

(3) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑38‑. 第5 6 巻 第 3号. 678. さらに,二階の条件から,. 1 主 ー =‑, S i ρ0 0 あ. z=1,…, 4. (8). である。また,通常のケースでは,第 i財の価格上昇は,それ以外の財の供給 を減少させるであろうから,. 3ZL=‑Shsく 0,. t キS,. a ρ z. Z , s=1, 2. (9). となる。 さて,当該国に関し,第 1財を輸出財,第 2財を輸入財とし,当該国通貨で 表わした貿易収支 BTを BT=ρ 1(Xl'‑',Xl)‑ρ2(.X2‑,X2). ( 1 0 ). と規定する。第 1財と第 2財の世界市場での需給の均等関係は, (XI‑Xl)+( x fー符)=0. ( 1 1 ). ( . X 2 ‑ X 2 )+(Xr‑,x t )= 0. で表わされる。かくして,両国の需要函数と供給函数をそれぞれ圏内価格の函 数 と ♂ρ 1=ゆ?および 8El , 8Ef 一 一 ‑ 8Pl ' 8 ρ r 8E2 am ‑ ‑ ρ o ーa ρ ? ,. ρ2=φfと置き, (10)式と (11)式を全微分すれば, aEl 十 三 塁ζ O ap2 '8PF ~ aE2 ,. │ l d hil (2EiJELU II ‑II ¥apf ' aptr _.~. II' ‑ I1 f01 d t 2 1 = 1¥(苧し学} apr apt/. aE~. 刃 γ十万. ~. L. ,. /̲ aE aE2¥ /~ .8EI のE 〓 1 T 11 -, EI+ 万戸商j 一件+百五十万~) ‑ '1 11 dB ,. ,. 0 ( 1 2 ). を得る。ただし, E iと E fは第 i財のニ固における超過需要,eは為替相場を. (2) H i c k s, . J .R .,ValueandCaρi t a l,1 9 4 6 . 安井・熊谷訳『価値と資本 I I J第 7意 への付録,並びに H ende I ' s o n,J " M. a n dR .E .Q u a n d t,o p .c i t .,C h a p .3訳書 1 1 7 ‑ 2 2ページ。 (3) 需要函数は価格と所得に依存する。しかし,所得は y=ム ゐ+ ρ2X Z と定義されてお り,結局価格のみの函数となる。なお*印は外国を表わす。.

(4) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑39ー. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 6 7 9. 表わす。また,初期において ,P l,P 2,ρ れρt,eは 1とする。この (12)式の第. * ρfと 3行策 2列の要素は, ( 1 1 )式の関係 El=‑Efおよび 6E t /6P2=ーθEd6 して, (4)式を用いて整理すると, F.H.ハーンの命題 Iを 導 く こ と が で き る。すなわち,. 6BT. / 6El . 6E2. \. 6E~. 6E2. v. 一一一一一一一一一 -E B~=-(一一一一十一一一十 ρ θ ρ .6 ρ 2 .E2}= ~./ 6ρ6ρ2 ー. 6 i f. 会Z. =( . X 2 ‑X 2 )(mf一向一1)‑StCS2 ' 2一 夜 十 万 子 >0. ( 出 〉. である。なお, mf=6xV6y*,m2=6x2/6yであり , S j, iは代替効果である。そこ で , ( X 2 ' ‑ ' . X 2 )>0,S j, i く から,. o,ρ ? f c 1 勾 5. m ?十 m2>1である限り,輸入財価格かの勝貴 ( ρ. ,eは一定)は,当該. 1. ハーンにしたがいく 1 4 )式分子の. 国の国際収支を改善することとなる。いま,. 行列式の対角要素を負とし他の非対角要素を正とする(各財を粗代替財とす ぷこれは,周知のように ( 1 4 )式の分子の行列式の主座小行列式の比が負と なること,すなわちヒックスの安定条件が満されることと同値である。そこで, 為替相場を切下げた時の安定条件 dBr / de>0は , 6El 十 aE~. θ~2+ ~~~. 6P26Pt '. θltll8ρT. de. I十 万 a E 7 1 .万 8 E ; 2 j ‑'(E 【. 。 ρ. 6El. 6E~. a ρ l, 十 6 b t ρ ?. a. 6pす. ~~2+ ~~!. め). 一(品+犯1+ 8 ρ 6P2. O. (4) Hahn. F . .H .,The B a l a n c eo f Paym 回 t si n a MonetaryEconomy,R .S . S t u d i e , s .V o l .2 6F e b .1 9 5 9 . . (5) ハーシは,8Ei/8ム,8E f ! 8めにおいて(i宇J)を正,( i = } )を負とすることより. 導出し!ている。 (6) ヘシダーソシ・クオトシ『現代経済学J2 4 8ページ参照。.

(5) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 第5 6 巻 第 3号. ‑ 40ー. 6 8 0. d E l . dEt θEI . d m 一 一 一 一 一 ‑. aρθρr. d ρ. d ρ t. ( 14 ) θE2 . dEi. 8 ρ l. a ρ r. dE2. d E i d ρ8ρt. --_.~一一一“-. の右辺の行列式の比が負となることから導出することができる。例えば,価格. i /砂 F をゼロとし ( iキi ),二、財の超過需要がそれぞ 変化の交差効果すなわち δE. O. ト. 民一併. 十. o. ‑ r. o. ﹁め一助 都 E1p. 十. 十. 組 一 九 明. E. +. 仙一助んで. O. 山 一 納 m. θ ρ t. 築物. a ρ 1. llillit‑‑. o. dEI . 8Et. ‑‑'‑'‑‑‑. 叫す謬. )式は, れの財の価格のみの函数とすれば, ( 14. =一(dEf/8ρ ' f)( E I ' 十 8Ed8 ρ 1〕 ー (dE i/8ρ~. )(E2+θE2/8ρ 2 )く 8EI/8 ρ1+8Et/dρt 8E2/dp2十 日 Et/ θ ρ t EI甲*(1+E)‑E2(1.一可〉切 一 一 一 一 一 ‑ ‑ : ‑ ; ; ; ‑ 一 一 ー 一 一 一 ‑ ‑ : ; ; ‑ 一 一τ一一一 >0 ε↑可申 f 寸 E'i<. く. O. O. ( 15 ). となる。ただし, E=(8E I /d ρ 1 ) (1/EI),可 =(‑.dE2/8ρ 2 )(1/E2), E*=(dEV. 。. ρn(1/Ef),可*=(‑8EU8ρf)(1/Eわであり ,EI=‑Et, E2=‑Et であ. 1 5 )式は, る。不等号はヒックスの安定条件を表わしている。この (. J .ロビシ. ソンの安定条件として周知のものである。右辺を通分し初期に EI=.‑E2 とす ると,. dBT. de ‑. 抑. * ( E *十モ十 1)+ E E * ( 可*+可ー1) >0 (在十可*)( 可+ E * ). ( 16 ). (7) R o b i n s o n,J .,TheForeignExchanges,(Essaysi nt h eT h e o r yofEmtloyment, 1 9 4 7 )r e p r i n t e di n Reading i nt h e Theoryo fI 却t e r n a t i o n a l Trade,e d s . by 1 i sandL. A. M e t z l e r,1 9 4 9 .p p . 8 3 ‑ 1 0 3 υ H. S . E1.

(6) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 1. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. ‑ ‑4 1ー. となる。いわゆるメツヅラーの安定条件である。超過需要の価格弾力性 (‑oE;/. 。 ρ i ). ) をムと置き, R.W. ジョーンズの定義並びに ( (l/E 4)式 (8)式を用 i. いて展開すれば,. ε i=一D !..(~Xi I ‑‑t E ,‑ ~Xi_ ~Xi) =~, +m,+; ‑ ! 一一 i u 一 一一‑:8 , ."} Ei ¥ 8 ρI U=conSI 8 y ρ d=7)i十 肌 十 fi ‑‑‑<Jt. ( 17 ). とすることができる。ただし ,mi=oxi/8y,7 Ji =( ‑ . 8 x ; / 8 ρi )( 1 /E i ),f i =( 8 i ; /. 。 /E. ρi )(1 i )である。 したがって, ( 1 5 )式(16)式の f = ' ‑ ' e l, 可= ε 2,f * =‑e1,. 可* =ε?に相当するものといえる。なお,物々交換におけるオッファー・カーブ の弾力性は, 上記モデノレにおいて為替相場を不変 ( e=1) とし, 超過需要 Ei のこ財の価格のいずれか一方の価格のみが変化した場合の変化率とその価格変 化率との比として表わされる。 したがって,ニ財の相対価格をとり,. ρ = ρ2 / P l. とし ,El=El(l/ ρ ),E2=E2( ρ ),並びに BT=EfO/ρ ) ‑ ρE2(ρ )とすると,. dBT 内配管 8E2 ゃ ー」=一一一‑一一一 ‑E = E2L ぜ+ ε2‑1J>0 2 dρ8ρa ρ l. ( 1 8 ). となり, いわゆるマー乙/ヤノレ・ラーナー条件を得る。 これは, ( 13 )式と閉じも のである。. 1 0 )式 ( 1 1 )式のモデル,ゆえに導出された結果 ( 1 2 )式は,仮定によ 上記の ( って貨幣を含んでいない。 したがって,上記モデノレにおける価格か ,P 2,ρれ. ρ fは ,. いわゆる計算価格であるといえる。そこで,貨幣 M ,M*を導入し, そ. の計算価格を ρhρ誌とする。. ζ. の場合,為替相場 eは ,. ρ川 ことになる。貿易の結果,両国における貨幣価格 ,Pd. ρ =eρ 主を意味する 間. ρ 2 / ρ町 ρt I ρZ,必/. u. ρ誌は, それぞれの財について均等化されてくる。すなわち ρdρm =ゆ ρZ,. ρ 2 / ρ =e ρuρ2で追うる。いま,両国の貨幣の計算価格をそれぞれニュメレーノレ 叫. m =ρ Z=1と置く。このとき,両国におけるこ財の計算価格か ,P2,p f, にとり ρ. ρま は , そのまま貨幣価格として読み換えうるものとする。 そして,為替相場 (8) M e t z l e r,L . A.,TheTheory o fI n t e r n a t i n a l Trade,A S u r v e y ofC o n t e m ‑ t o r a r yE c o n o m i c s,e d . byH. S . E1 1 i s,1 9 4 8pp.2 1 0 ‑ 5 4 . (9) J o n e s,R. W., Stabi 1 i t yC o n d i t i o n si nI n t e r n a t i o n a lTrade; A GeneralEqui‑ n t e r ' 珂a t i o n a lE c d n .R e v . Vol . 2n o . 2May1 9 61. libdumA n a l y s i s,I.

(7) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 2. 6 巻 第 3号 第5. ‑42‑. 6 は,貿易の結果,両国の貨幣価格を均等にする。すなわち,ム=ゅ t , t2=et:. である。しかしながら,貿易収支を示す ( 1 0 )式は,修正される。すなわち,. T nとすれば,. ρ 1,ρ2 ),M*=M*( ρ f, 貨幣に関する超過需要函数を M=M( M( ρ1,T 2 )=BT. ( 1 0 つ. となる。この ( 1 0 ' )式と以前の ( 1 1 )式から,貨幣を含む場合のモデノレが得られ. ( 1 0 ). る。すなわち,根岸モデルである。それを会微分し,. 。 E 1. 十. oEfdE ! . . + ~E~ ρI dTt. fTp~Ta五T. a. d E 2十 dEt ðE2 十 ðE~. 。 ρ18ρT. aρ28ρT. dM 。l~1. dM. a ρ 2. を得る。ワノレラスの法則から. ( 盟 。 ρT. d ρ 1. 十ρ B 笠そす). d ρ 2 =1( ¥ 一 一 月 ρ θ 耳→、 T 普+ 一一 3 u Py 寸普~) de. ‑1 1 1dBTI 1. I ( 1 2 ' ). O. ρ1E1+P2E2十 M=Oとなり,それをムおよび h. 十d で偏微分し E 1十 dEJ /o ρl+dE2/d ρ 1十 oM/dρ1=0および E2 E2/dTddE J /d P 2 十d MjdP2=0を得,. ( 12 ' )式の dMj ゆ 1と d M/dt2に代入する(初期のか =ρ2. =1)。この時, ( 12 ' )式は,前出の(1 2 )式と全く閉じになる。そこで, ( 12 ' )式 にみるモデルの貨幣を導入した結果は,以前の貨幣を含まない場合の取引と特 に異ならないことになる。すなわち,根岸モデノレの貨幣に関する超過需要函数. M=M( ρ 1, ρ2 ),M*=M*( 的 ,pt)は,dM/dρ 1と d 1 l ケ j d p 2が財市場の動き E 1 +dE J /d ρl+oE 2 /d t 1や E2十 d E 2 / O t 2十日 EJ /d t 2と等しくなる(正負は逆〉こと からして,財市場の単純な反映として変動するにすぎないものである。さらに, その貨幣は,財の超過需要函数 E 1や E2などに,変数として入らず,したがっ て,それらに何等の影響をも与えないのである。 そ ζ で,超過需要函数 E包および Efを価格のみならず貨幣支出の生産を越え る超過額 C あるいはぴの菌数と仮定する。. この場合, ( 1 1 )式は,. ( 1 0 ) N e g i s h i,T .,Approachest ot h eA n a l y s i so fD e v a l u a t i o n,I n t e r n a t i o n a lEcon, Rev" Vo l . 9,n o .2 . June1 9 6 8 ..

(8) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 3. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. ‑‑43‑. E1( ρ 1,ρ 2,C )十 Er(ρ?,ρLC*)=0 E2( ρ 1,ρ 2,C). 十 Et(ρf, ρ~ ,. ( 1 1 ' ). C*)=0. また, ( 1 0 つ式は,. M ( ρ1, P 2, C )=BT. 00 勺. となる。 ( 1 1 つ式および ( 1 0 つ式に闘し, る. ρ (l=ePf, ρ円. ρ1,P2,eをパラメータとし変化をと. 必):1). 。 c. 8El. 8Et. OE2. 。E~. 8C. 8C*. 1. oIIdC. 8C*. O ‑1. O. 02 つ. dc*1 =Q. dBT. ただし,. 語. 叩). ( aET+一 aE一 ?¥ 1 8Et )dム‑(一一一十一ーと /OET 一一一 )de‑( 一ーす十 )d ρ 2 θρt' 8ρ*)¥ 8P! '8 ρ ¥8 ρ 言 。ρ 2 / I8E~ 角 P 号\, IoEt , 8E2¥ " I8E~ , 8円 ¥ Q=I ¥ (な工す+ーーす )d eー(一一一+一一 ) d ρlー(一一一十一三 )d P2 θρtT 8PiJ ~U ρ 8 f'8p1} " P ‑¥ 8pi'‑OP2) ¥. 8M θM 2 aρlh13ρ2dρ. 一一一命一一':~. である(ただし, M =ーC,M*=ーC*)。しかしながら,各国がその輸出財貨幣. 1 2 つ式は,それに d P1 価格を一定に維持する政策を採用する場合を考えれば ( =. 0,dp2=deを代入し,次のように簡単にすることができる。. 。 El 。 c 。 C* 8E2 。 C* 8C 8E~. O. dC. ( 盟 。 ρ?一8 色 ρ ; ). O. dC*. (樹祭) 一U ‑ Y y 1‑ d e l. 。E~. 1. O. ‑ ‑1. ( 1 1 ) N e g i s h i,T . ,i b i d .. l dBT J. J. 。 M 8 ρ 2de. ( 12 " ' ).

(9) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑44ー. 第56 巻 第 3号. かくして,この場合. 。 El. 8Et c. 8C*. 8 E 1 dBT de. │否. 一. 8E2 8C. 684. 8 E 1. す五千一窃1 ;. 。. a a E c I. G o E c T *. 1I ;. Et 8C*. 一a 一 ρ 一 T一一 ρ O一. O. BOM. 8Er 8E2. く. 1. o. ( 1 9 ). II I 8E2 8E1. 1. ρ ; ‑' lI8C. 8C*. 十 Ez=C となる。この ( 1 9 )式は ,E1 ,Et+Ef=C*,8 E1/8C+8E2/8C= 1,8Et. E 1 / 8 ρ 2十.E z / 8 ρ 2十 Ez=0,8E t ; 8 ρ?十 8Ef/8 ρ?十 Et=O, /8C*+8EN8C*=1,8 M =ー ρlE ‑‑P2E2=̲.C,一θM/8pz=8E J /8pz+8Ez/8P2+E2, Ez十 8E J /8 P 2 十 1 8 E 2 / 8 p z十 (8E J / 8 C + θE2/8C)C=C(同次性より)等の関係を用いると,. 1. = ̲ . 18~. 1. ‑Ef+E2. 。 C*. 8Eす 8E2 aρT 81~2. O. O. 8E~. d d B e T. 1. ││1l8zE2z8E 雪 riく 0. ={袈(E山)十(祭._~!))/(殺害) Ez(εt+εz‑'1)>0 (1. ̲ . m1‑.mz) 問. ( 1 9 う. を得る。ただし,初期において:BT=B~= 0,Et= ‑Et, E1=. ̲ . E zである (Et. =‑Ez,Et=.‑El)。と の ( 1 9 ' )式は,関税や圏内品を除いた場合のJ.E .ミー I. .ピアース, R.W Jジョーシズ, ドとそれに基礎を置いた1.F. S .C.ツァシ等. の導出した安定条件と類似のものである?なお, ここでは,根岸モデノレのよう ( 1 2 ) Meade,J .E .,The B a l a n c eofP a y m e n t s :M a t h e m a t i c a l Suttlment, 1 9 6 5 ; Pea I 'c e,1 .F .,ThePI ' oblemo ft h eB a l a n c eo f Payments,I n t e r n a t i o n a lE c o n . R e v . Vo l . 2,n o .1 ,J 担. 1 9 6 1 ;Jones,R..W.,i b i d . ; Tsiang,S .C .,TheR o l e ' a d e ‑ B a l a n c eS t a bi 1 i t y :S y n t h e s i so ft h eE l a s t i c i t y and o f Money i n the TI Abso I 'p t i o nAppI ' o a c h e s,AER,Vo l .5 1,no. 5,Dec. 1 9 6 1 ..

(10) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 5. ‑45‑. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. に(19 ' )式を,. 財や貨幣市場の背後にポンド市場を仮定しその上で導出した安. 定条件であるとの解釈を採用していない。また,上の分析は,完全雇用を仮定 し,超過需要を価格と貨幣超過支出 (C,C勺の函数として取扱っている。しか しながら,完全雇用を前提とせず,超過需要を価格と総支出 (D,D勺の函数と する場合は,次のように修正されてくる。 完全雇用を仮定しない場合について, ( 1 2 川)式ゃく 1 9 )式 ( 1 9 つ式と同じよう な条件を導くと ,dρ 1=0,dp2=deを(12")式に代入し , EI十E2= BT,E1*十 守 一. Et =-B~ , 8E 2 /8D十 日E2/8D=‑ ‑ ‑ ‑ 8 BT /8D,8Ef/8D*十8E t ;8D*=-8B~/8D* ,. θ EJ /8 ρ2+8E / 8 ρ 2十E2=ー 8BT / 8 ρ2 ,8Ef/8 ρ?十8Et/8ρf十Ef=‑8B手/ 8 ρ f, 2 ‑8M/8P2=8E J /8 P 2十8 E 2 / 8 ρ 2十E2,E2十8E J /8 P 2+8E2/8 ρ 2十(8E J /8D+8 E 2 / 8 D ). D=‑BT, 8BT /8D=8M/8D=h,8B~/8D*=8M*/8D*=h* , 8E /8D=mi,8E t I i 8D*= mt(i=1,2),‑h=ml十m2,‑h*=mf+miを考慮しながら, 日 Bt ,8BT ‑h‑h* ー 尉 十 品 ‑1明 十柚. dBT. θE2. 8Et. 8Et. θE2. r‑l‑sF E h i f一θh h. 0. 。. I‑h. 1%. ‑h. 描EEaH E家. BT. 一 一 一 a ρ 2. hh*E t {ε f+ε2‑‑1‑mrD*/E f :‑‑m2 D/E2} hh*+h*m2十hmf 一 >0 ψ. つ ( 1 9 ( 1 3 ). を得る。これは,周知の A.C .ハーパ ージャーの安定条件と同じものである。 i. この場合 mi,mt(i=1,2)は総支出 (D,D*)に対して定義された限界輸入性. *は総支出に対する保蔵 (C,C*あるいは M ,M 勺 の 変 向であり,また.h,h 化額として定義された限界保蔵性向である。. ( 1 3 ) H a r b e r g e r,A. C .,Curr 回 c yD e p r e c i a t i o n,Income,andt h eB a l a n c eo fTrade, . T PEVo l .5 8,Feb. 1 9 5 0 . ( 1 4 ) A l e x a n d e r,S .S . ,E f f e c t so faD e v a l u a t i o nonaTradeB a l a n c e,IMFStajf Papers,Vol .I I,1 9 5 1 ‑ 5 2 ..

(11) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑46ー. 6 8 6. 第5 6巻 第 3号. さて, ( 1 9 )式にもどり完全麗用を仮定したJ.E . ミード等のモデノレをみる。 l. ( 1 9 )式の分子の行列式第 3行第 3列要素 ‑BMjBP2 および ( 1 9 つ式の保蔵の効 E 2 j B C .BEt j B C *はいずれも貨幣的要素であるといえる。しかしながら,そ 果B. 1 9 ' )式の最後に至ると,ともに姿を消してくる。すなわち,前者は, れらは, ( ( 19 つ式を導出する過程でゼロとされ消滅する。また,後者は, ( 19 ' )式の最終 段階で限界輸入性向(完全雇用の下では B E2jBC=BE2jBD,BEt ! BC*=BE t ! BD* となる)に置き換えられ,特に貨幣的現象を現わすとみるととの出来ないもの. 19つ式のモデルは,根岸論文の指摘する如く,ポンド市 になる。換言すれば, ( 場を排除し利子主容を取り除き富効果を無視する結果,貨幣のないくだらないモ デノレに堕落するのである。. 1 9 つ式のモデルに目を転じる。この場合, 他方,完全雇用を前提としない ( 多少異なるよラである。すなわち.( 1 9 つ式の貨幣の作用は,限界保蔵性向 k, P として,また分子の行列式第 3 行第 3~J 要素 -BM/ゆz として現われてくる。. このうち,後者は ,‑BMjBP2=‑BB BP2=‑Mー ( B E l j B D十 BEdBD) として, Tj 国際間の財の取引と密接に結びついている。そこで,この限りで,完全雇用を 前提としない場合の安定条件は,貨幣的現象とし℃把握され,その結果物々交 換と異なるものとなると言えそうである。すなわち, この場合の安定条件は, 周知のように物々交換の場合と較べより厳しく. ( ε ?十 ゐ >1+mtD*jEt+m2 D. j E 2 )なるからである(ただし分母は正とする)。しかしながら, それは,より 詳細に考察すると必ずしも貨幣的要因の作用の結果で請うると言えない。すなわ ち,限界保蔵性向 hおよび k *は,限界輸入性向の和 ml+m2および mt+mt に等しい。したがって,それらは,財の供給条件や財に対する趣好によって決 定され,財の供給函数と需要函数が貨幣に対する選好を含まぬ形で規定される 限り,たとえ超過需要函数を消費支出と投資支出の和である総支出 (D,D * )の 函数として修正したとしても,貨幣の影響を表わしているとは言えない。すな わち,この場合,kとがは,貨幣市場から決定され限界輸入性向 mi,mtの大 まさを左右する要因ではなしなしろ逆に限界輸入性向によって動かされると みるのが自然であるからである。そ ζ で , このモデノレもまた,充分な意味で貨.

(12) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 7. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. ‑47‑. 幣を導入したモデノレであるといえないことになる。 さらに,以上いずれのモデノレにおいても,民間経済主体の保有する貨幣は, 自国貨幣のみであると仮定されている。外国の貨幣は,保有対象からはずされ ている。ところで,財の国際的取引は外貨と交換に行なわれ,したがって民間 経済主体は予め外貨を保有しているかあるいは為替当局から必要に応じ必要な 額を固定相場で入手するかすることになる。後者の場合,為替当局は,常に民 閣の財取引に対する外貨の取引需要にこたえるための用意をしておかねばなら ない。ゆえに,民聞の外貨に対する取引需要は,為替当局によって肩替りされ てくることになる。かくして,公的な為替当局が存在するか否かは別として, いずれにせよ外貨に対する取引需要が存在し,それがモデノレに組み込まれなけ ればならない。さもなければ,各国の圏内の財取引では圏内貨幣に対する取引 需要があるにも拘わらず,ひとたび国際閣の財取引に移ると外貨の取引需要が ないという矛盾に陥入るからである。しかしながら,上記のモデゾレは,これら の点を一切配慮していない。したがって,そこにある国際取引は,物々交換で 行われるものか,あるいは必要に応じ必要な額をモデノレの外から与えられて行 われるものか,いずれかであるということになる。外から与えられる場合には 為替問題の重要な部分を排除することになり,他方物々交換の場合には貨幣を 含む経済モデノレであると主張するととのできないものとなる。. E 以上われわれは,第 I節の考察において,為替相場の安定条件の論争におけ る貨幣に関して,先ず国内貨幣の取扱いが不充分 であること,次に外貨保有を l. 除いていること,のニ点を指摘した。そこで,以下これらの諸点の修正を試み ることにする。 先ず,圏内通貨の取扱いから考察を始める。われわれは,かつて ァーおよび R.M.スターや. P .クラク. N.R.ギブソシ等あ貨幣交換経済の分析を考察し,. ( 1 5 ) C l o w e r,P .,A R e c o n s i d e r a t i o Do ft h eM i c r o f o u n d a t i o n so fM o n e t a r yT h e o r y,. l .8,D e c .1 9 6 7 ;S t a r r,R .M .,TheS t r u c t u r e WesternEconomic] o u r n a l,Vo.

(13) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 1 3. 第5 6 巻 第 3号. ‑ ‑ ‑48ー. 貨幣交換経済が円滑に行われるためには,貨幣が少くとも取引の出発点 ‑ t保有 されていること,したがって取引の終了時点においても次期の期首のために貨 幣ストック M が準備されていなければならないこと,さらに時間を導入した実 際の経済において生起する受取や支払に対し貨幣ストックの需要だけでなく貨. .ク 幣フローの需要も存在しなければならないこと,等を見出した。〉そして, P ラクァー・モデノレを修正して次のような分析を試みた。 次式にみるように,効用函数に貨幣ストック M だけでなく貨幣フロー,mを導 入し一般化する。. U=U(' I C l ,X 2,M ,m,ρ1,P2). ( 2 0 ). ( 2 0 )式は,貨幣ストック,貨幣フローおよび貨幣価格に闘しゼロ次同次である ‑ mを除けばパテインキンの効用函数 U= U(Xl, とされる。そこで,貨幣フロ ,. . X 2,M / ρ〉と同じものである。ただし, ρは一般物価である。 ( 2 0 )式を制約する 条件式は,貨幣の受取と支払,および期首と期末の貨幣ストックという貨幣額 で定義される。すなわち lを貨幣支出額. m を貨幣受取額, M を期首の貨幣ス. トック, M を期末の貨幣ストック需要額とすれば,. l‑m+M‑M=0. ( 21 ). である。 1 ,m,M のうち任意のこつにつき意志決定を行うことができる。クラ クァーにしたがい m と M を選ぶ。 そこで , 1は受動的に決められることにな る 。 Jを敢えて貨幣の形 で書く必要がないので, ( 2 1)式を l. ρ2~-~-m+M-M=0. ~っ. と書き改める。他方,貨幣収入 m は,財の売却から得られる。ゆえに,. ーかく. X l ' ‑ X l )=m である。この. ( 2 2 ). ( 2 2 )式は,経済主体が貨幣収入に関する意志決定を行った結果,. 売却する財の量が決まるという関係を表わしたものである。クラクァーと同じ. o fE x c h a n g ei nB a r t e ra n dM o n e t a r yE c o n o m i e s,QIE ,Vo l .8 6,n o . 2,May . .R .,TheGasef f /rI n t e r n a t i o n a lMoney,1 9 7 9 . 1 9 7 2 ;G i b s o n,N ( 1 6 ) 捌稿「貨幣交換経済に関する覚書Jr 香川大学経済論議』第53 巻第 4号,昭和 5 6 年 3月 。 ( 1 の とこでは,mは貨幣の受取額(フロー)を表わすものとし℃いる。.

(14) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 8 9. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. ‑49ー. く貨幣の支払と受取に関し異なる制約条件があるものとすれば, ( 2 1 ' )式と ( 2 2 ) 式がともに ( 2 0 )式の制約条件であるとみなければならない。効用の極大化は,. 22=0 U2一入ρ 11=0 U1一入ρ. ( 2 3 ). UM'‑ ' ^ 2 =0. Um 一入 1十入2=0 を得る。そこで,市場で購入する財(第 2財)と市場へ供給する財(第 1財) との閣の加重限界効用は,. ^ 1と h が等しくない限り均等ではなく,. 両者の加. /P2=U / ム=Um+UM と 重限界効用の比も 1とならない。すなわち ,U2 M,U1 なり,市場で購入する財から得る加重限界効用は次期へ繰越す貨幣ストックの 限界効用に等しくなるが,市場、ヘ供給する財から得る加重限界効用は次期へ繰 越す貨幣ストックの限界効用と当期に受取る貨幣フローの限界効用の和に等し くなる。 ( 2 3 )式および ( 2 1う式 ( 2 2 )式から財と貨幣ストック,貨幣フローの需 要函数を得る. Xl=X1( ρ1 ,P 2,i 1,i 2,M) X2=広2 ( ρ1 ,P 2,. X 1,,X 2,M) ( 2 4 ). ρ 1,ρ 2,ゐ ,X 2,M) M=M( m=m( ρ 1,ρ2 ,. X 1,i 2,M) i 1,i 2,M の変化が財の需要に与える影響は, UI1. U1 2 UlM. iBu ρ2 1 1i u 笠 o f 批1. U1 ' ‑ ' P l 叫. U2 1 U2 2 U2M U2 m. O. 1 UM 2 UMM U伽 UM. o ‑ 1 II空 o 笠 u. 1 U 2 UmM U Um 情. ‑ρl O. O 一. 叫 悦 一. O. ρ 2' ‑ '1. 1. 一. 1 IIθm. '‑1. O. O. 1. O. O. B u θ λ 1 B u θ λ z B u. I =!l. ( 2 5 ).

(15) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ .‑50‑ ‑. 第5 6 巻 第 3号. 690. から,縦ベクトノレ Q を U = . X 1のとき ( 0 0 0 0ー ρ10),U=ゐのとき (00000‑ρ2),. u=Mのとき ( 00000‑1)とすれば, ( 2 5 )式の左辺の行列の行列式を D と置き, ・. n m 一 D P. 知研. 8 X 2 D5• 2 8 . i1 = ‑1'I V L. 8Xlι D 6 . 1 2V ' 8 . X 2= ‑P. 8 X 2 D6•2 2V 8 . i 2= ‑P. 8 X 1 D 6 . 1 8 iA‑ D'. 8 X 2 D 6 . 2 8M=‑'V. ( 2 6 ). L. となる。 ( 2 6 )式は,初期貨幣ストック存在量の変化が市場から購入する財(第. 1財〉の初期存在量の変化と同じ影響を与え(貨幣の価格は 1である).市場へ 売却する財(第 2財〉の初期存在量の変化と異なる影響を与えることを示して いる。次に,貨幣価格ムの変化の影響をみると,次のようになる。. S. x . a . s 8U 4 . S 2角打 fDjOS ,, Dh mD S 8UJCD 一 =̲. 2 j ~':'-:'::;十入 1一一一一一一一一一十 8ρ 1 = 18 ' " . D 8 ρ D 8 ρ D (Xl-.Xl) す ρ1 D ,. ( 2 7 ). , . . ;8UjDj o s, . .D 2 . s 8UM Da , s 8Um D4 0 S 十(.X2‑.X2)す 2V 一万;‑v一万‑ v 議=一至高 BE+入. ( 2 8 ). 8川 は 代替効果 8, . 1, , . . ;8UjD, a . . 8Um D4 6 js, . s ,1 8UD . .Dhs 8UM D 布万三十入 Shl=‑pI lv‑Tp了v‑ τJBE7Bi (29〉 了 す+ ap 2 丹UjD , 8Um D4 1θU Dゐ j o s ,. . . ̲ D 2 . . 8UM D a . . 8 . . 2 =一五百戸ず+入2[ ) ' 一 万2 D ー す 瓦 " . 工ZBEJ31(30〉. ff+. 2 7 )式 ( 2 8 )式は, となる。したがって, (. 5 1 8UD. 法 =8 ーす百五百i S. 1. 吟主. 十 (.Xl‑'. i. 1 8UD6. 法 =8s.2ー五百五7ず十 (.X2‑必 ず 2 0 )式および ( 2 1 ' )式 ( ρ1=A となり, ( 2 2 ) 式から得る値 ‑ . 8 U / 8 2(8M/8 . ρ 1 ) ‑ ' A .1( . X 1 ‑ . . X 1 ),8U ( X 1 ' ‑ X 2 )を代入すれば / 旬 2=A.2(8M/8P2)'‑'A.2.

(16) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 9 1. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 向. 二三土. a ρ. ‑51ー‑. 、. n丹 ゲ s 8M = S 8 0 1十一一乙 ‑4‑‑ 入18 ' M8 ρ 1. ( 2 7 ' ). 8X28M. 8 x s. ( 2 8 ' ). 語fds , E ‑ 3 3 Z窃 J. と書き換えることができる(添字 s=1,2)。ただし,との場合 ,D5, t =,‑, D6, ; ( i= 1,2)である。代替効果は, ( 2 9 )式および ( 3 0 )式にみるようにふ, t キS t,. となる。また,貨幣ストックおよびフローに関する価格変化が与える効果 8UM/. a ρ1,8U / 8 あやそ の他の行列式の符号は不明であり,したがって S t, tの正負に 昨. l. 2 7 つ式 ( 2 8 つ式の右辺第 2項は,価格変化 ついても確定することができない。 ( による所得効果を表わすもの解釈するととができる。. 2 0 )式をそれに応じて修 なお,二財以外に債券を仮定する場合は,効用函数 ( 正せねばならない。期首における未償還の名目債券の数を Bとし,当該国の通 貨で I単位の利子を支払う永久債券であるとする。したがって,利子受取額は. Bとなり,期末における債券の価値は利子率をiとし B / iで表わされる。かくし て ,. U= U ( . X 1 .X 2,B / i,M ,m,ρ 1,ρ 2 ). ( 3 1 ). となる。それにつれて制約式は,消費者が債券需要者であり利子受取者である ことを考え, P2(.X2-'X2)-m 十 M-M+~-mß=o. (W. 一ρ1( . X 1 ' ‑X 1 )十 B=m. æ~. ,. となる。効用極大化の結果:, ( 2 3 )式は ,8U/ 8( B / i )を Ub と書くと,. Ub一入2 i =0. ( 3 4 ). を加えねばならない。そして,財および貨幣の需要方程式も, ρ1 ,P 2 " X 1,ゐ ,. / iを変数として含む形になる。 X 1,X 2,M 並びに価格などの変化の 厄以外に B 分析に関わる行列式は,.

(17) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 6 9 2. 6 巻 第 3号 第5. ‑52ー. U1!. U1 2 U1 b U1'M.. U2 1. U2 b 2 U2. Ub 1. Ub 2 Ub b Ub M. U1 批. U2M U2 汎. Uo m. 1 一ρ. O. O 一ρ2 O. ‑1. O. 1. 九. ‑1. 1. O. ‑1. O. O. o ρ 2 ‑ 1 '‑1. 1. O. O. l {M j D=IUM UMm 2 UM b U 1 UM. Um 1 o UmM Um 1 Um2 Um. 一ρ1. O. O. ( 3 5 ). となり,それに応じて ( 2 7 )式 , . . . , ( 2 8 )式および ( 2 7 ' )( 2 8 つ式も修正されてくる ことになる。 次に,供給iZ:貨幣を導入することを試みる。ここでは, T.R.セイピシグの モデルを用いることにする。セイピングは,交換過程を遂行するために必要な 取引コスト菌数 ( t r a n s a c t i o nc o s tf u n c t i o n )を設定する。期間 Tに亘って継続 t=f( 仇 ,t ) とする (s= して生産する代表的企業の時点 tにおける生産函数をふ,. 1,2; i =3,4; t =1"'"約。その企業の保有しうる金融資産は,通貨 Mcと要. 求払預金 Ma並びに利子率 tで収益をもたらす債券の三種である。そして,企 業は,生産に伴う交換過程で取引のためのコストを負担する。すなわち,生産. p a t h )があり,そのため 要素の購入や生産物の販売には,それぞれ時間的パス (. s, t ) が保有さ それらの生産要素ならびに生産物について平均的ストック(丸t,X れ,また貨幣についてその平均的ストック (Mc, t ,Ma, t )が保有される。したが ρ sXs, t, って,取引コストは,これらの平均的ストックの保有と,さらに取引額 (. 去抑制〉との函数として規定され℃くる。いま,平均ストックの保有と取引額 を与えると,ーつの取引パスが,総取引コスト C tを最小にするような形で選ば れてくる。とのような場合?と, Ct=CtCρs,tX..t ,~ ρi,tXht , .X"t. . x u t,Mc , t ,Ma, t ) 1 = 3. ( 3 6 ). ( 1 8 ) S a v i n g,T.R T r a n s a c t i o n sC o s t sandt h eF i r m ' sDemandf o rMoney,. J o u r n a l 吋. 0 /Money,C1'editandBanking,Vo1 . 4,n o .2,M紅 . 1 9 7 2 . ( 1 9 ) 需要側の分析は, 1期聞に限定し結果を導出した。この点,生産を取扱う供給側の 分析と異なっている。しかし,需要倶. I JをT期間に拡大しても結果は同じこととなる。.

(18) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 6 9 3. の函数関係を設定することができる。ただし C3 く. ‑53‑. C l >0,Cu>0,C2>0,C22.>0,. 0,C33>0,C4く 0,C44>0,C6く 0,C55>0,C6く 0,C66>0 を仮定する。. 企業は, ( 3 6 )式を用いて各時点の純売上額〈利潤〉の流れの現在価値を極大に するものと考える。すなわち, T , 唱、t 7t= 1~+τ)"Cρ川M ー(ゆ (X"t). 忍(. 十 Ct 十軌)). ( 3 7 ). ψ=( i 十 βx ' , )Xs, t +( i+βXi). X i, t .十 ( i十β品 )Mc, t '十 (i+βMdJMa, t ( 3 8 ) ( 8 9 〉. ド 伊( Xs, t, ぁ ,t〉zzfhEZZH. である。向は,第 t 番目のストックの保有に直接関わるコストである。 ( 3 7)式. 3 6 )( 3 8 )( 3 9 )式の下で極大化し, を( (1‑Cl)PS.t=(1十 C2)伊 創 的. T. t=1, …,. c 1 十 βXs). ‑C3=. ‑C4=(1十 βゐ). ( 4 0 ). ー C6=(1+βMC) ‑C6=( 1十 β恥). を得る。このうち後半の 4式は ,i"t,. f i, t, Me, t ,Ma , tなどのストックの変化か ら生じる限界収入がそれらのストックの限界コストに等しくならねばならない ζ. とを示す。他方, ( 4 0 )式の最初の方程式は,左辺の(1‑cl)ρs .tで生産物の. 限界取引コストで調整された限界収入. (Clく. 1であるから ( l ‑ ' C l ) >0)を,ま. た右辺の(1+C2) <p.~s.t で生産物の限界取引コストで調整された限界費用 <P ~s刊 を表わし℃いる。したがって,それらの均等関係は,均衡において生産物の限 界取引コストで調整したのちの限界収入と限界費用とが等しくなるととを表わ すものといえる。. ( 4 0 )式は,未知数 Xs ,必,. X i,M e.Maにつき解くことができる。ちなみに, 生産物めについて解けば(添字 tを省略), XS=Xs( ρ s,i ,β. X, 'βfρβMC'β五a). ( 4 1 ). を得る。さて.( 4 0 )式を,‑Ps,i ,βj(jは . f X i .Me ,Maに対し, 3‑6のいず s,..

(19) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 第 56 巻 第 3号. .̲.54ー. 694. れかをとる〉について偏微分し,それらの変化の影響をみる。 θ を次のように 規定する。そとで. 1 θ │は.( 3 7 )式のへ νヤンである。. i 岬:ド+十叫 2 . 加c a. 向桝. e田. , +c 白a z 4 F d : け 川 〈α 山 H ÷ ωψ' P . s a "C 岬 , 却 ,. 酎阿 制 向附. C 3 8. C34 .. C~lÞ,+C42rp,1:,. 血. c 叫. ,. l. a け+印 C 白 2a 叫. 向31t け 十 C2 回s 伊 恕 九. C31 S. 印. C36. 印. COlt十 C02 q J九. C悶. , C ! I. C師. C臨. C " P .十' C 昭島. c . .. 向. 白. C I 脂. ( 2 4 ). ( 3 7 )式の極大条件から一 θは,負{直定符号でなければならない。ゆえに, θは k >0となる。 正値定符号であり, 1θ1>0およびその主座小行列式 θk,. ( 4 0 )式. を ρについて偏微分すれば,. 。. 2主と│ ρ. Il‑Cl一(Cl1ρ s十 C12和.):1:.. 8 i s│. ρ θ. ‑'C31X.. θ 11 a 8 g ρ~I 口 1. ‑ ' C 4 1 . : I : .. 8Mc す五一│. 一C5 1 . : I : .. 。 ρ. '‑'Cs1X ,. OA d .a. │. ( 4 3 ). となり,したがって. 8 x .. 1. a p, ‑雨了((l‑'Cl)ー (Cl1P.十 C岬. x . ) x . )仇. 11Ms い. く叫). を得る。ただし, θk, !は,第 h行第 1: 7 I J の要素に関する │ θ │の余因子である。い 十 ま,行列 θの第 1行第 1列の要素を除いた行列を θ*とし,その θ*に (0.i. x . 'i+βゑパート β五ic'i+βMa). β,. を第 1行と第 1列につけ加えた縁付ぎ行列を. .と支出 作り θ**とする。行列 θ**は生産高 x で( 3 7 )式の利潤を極大とするとき,. ψが一定であるという条件の下. すなわち cを極小とするときのへ志/ヤシ. であり,他方 θ*は ψ =const. をはずし生産高めのみを所与としたときの,す なわち. C十. φを極小とするときのへ乙/ヤシである。縁付き行列 θ**の極小条件.

(20) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑55ー. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 5 9 6. uは く oとなる ( t : ? l料│く Oであり,貨幣を劣等財でないとする限り θ から θ θ *lu'u>O となる。 んである)。さらに,コスト函数 C +ゅの極小条件から │ ¥ 1 Mc, が不変の ままに 取引水準 が変化す るとき, ストック に与える 限界報酬 の相対値 .1=0および 8(Cj/Cu)/8x, u1̲.CuCf 8(Ct/Cu)/ゆ,=CjC 残るとい ろ仮定を 設けると , Cu1および X8 1十匹'8Ci2))/C;'=0 となる o. 1 C , Cu2)'‑CuCρ, ; : J { 1十< u C 8 = (Cj(ρ s十Cu2は,価格 あや生産 高が上昇 し取引の 増大する z p q. 十 ρ8CU'. とき貨幣 に対する 限界. とるとみ るのが 収入の変 化を表わ すもので ある。し たがって ,ともに 負の値を 1く 0, * * θ θ*1>0,1 Jx,Cu2く 0,Cu1く 0,1 { 合理的で ある。か くして, あ Cu1十<. =弘(C1小 十 C仰 I ' Z 9 ,1 伊 1 1=1 lθ1>0.θ1,. ペ否併と , E z i. 例 θ士山, 1 ). 2. 8 ' ". .CU2)/Cu等の関係を得る。加え x . J { 十< ' J九Cj2=CJ(ρ8Cu1 { 十< Cjl=cjCM/cu,ρ向 l (MR/MC)8ρ>0の関係が て,安定 条件から ,限界収 入と限界 費用の聞 には 8. 〉 , f‑2. JX,の比を { s と限界費用(1十 C2)< な け れ ば な ら な い か ら 限 界 収 入 (1‑C1)ρ xs>0 を得 JX ) { )式の関係を用いると, (l‑Cl)ー (ρ8CU十C21< 0 4 あで微分し, ( ) 0 2 (. )式は,これらの関係を用いて, 4 4 る。そこで, ( u. 併 X1 1 U C . . C! 十 1ーかCu1( * θ )1 )x ), cu勺 {((1‑C1)ー (CU十 仰 xs I ~I I 主= ‑, 主ρ / 2 θ 8 . .L .¥ t1. V. / . , J. ¥.V,l.L. I V. ; r : AT ' i . A. ) S l '. IV. I. S. }>O 1 ) 5 4 (. となる。同様にして,平均的貨幣ストックの保有について,. 弘 1>0 * J:;;sCqθ* { 王 勾 料 十 あ い< fzs 也 ‑‑L‑ 2 J s ρ 'u8 v1 Cu 1 "C v ' " l I * θ 8 ,‑1 ρ u. ) 6 4 (. 叩. を得る。 するもの で 以上のセ イピング の分析比 一財を生 産する個 別企業の 生産に関 産するよ うに拡 ある。し かしなが ら,これ を代表的 企業と考 え,かっ ニ財を生 θ〉式は,取引コストで調整した第 2財に関す 4 大するものとする。この場合, ( ならない 。そし る限界収 入と限界 費用との 均等関係 を表わす 式が附加 されねば ) のようになる。そ 'βMc,βlI(d i X 2,i,β.Xl'βゐ, β. l,P t ( = X, , 41)式は .x , ( て 巻第 3号,昭和56 4 香川大学経済論議』第5 ) 拙稿「生産と貨幣に関する覚書 (3)J r 0 2 ( ,Md として通貨と預金を区別して両者の関係に関心 c 2月。セイピングは u=M 年1 を一般に貨幣 をもっていた。しかし,われわれはゆ特にその点に関心がないので.u う。 して取扱 トックと の平均ス.

(21) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑56‑. 第56巻 第 3号. 696. れに応じて,価格が変化した場合の ( 4 2 )式 ' " ' "( 4 6 )式は,修正されてくること になる。しかし,上記の議論の本質に大きな変更を与えるものではない。 われわれは,上記分析において,不完全ではあるが需要と供給の両面に貨幣 を導入するととを試みてきた。. そこで,. この両者の差をとり,. 超過需要関数. E, = x s ' ̲ " x を , s Es=Es( ρ1,t 2,M),. s=1,2. ( 4 7 ). のように規定する。ただし,利子率 4やその他供給に関わる係数は一定として 省略されている。そして簡単化のためにゼロ次同次の超過需要函数を想定す. ご第 I節(川式と同じように, E1(ρ1,t 2,厄)+Ef ( tt,政,扇*)=0 E 2 ( ρ1,t 2,M)+Ef(Tt,p t,M*)= 0. ( 4 8 ). M ( ρ1, P 2, M)=BT となる。 ( 4 8 )式に関しか ,t 2,eをパラメータとして変化をとる(ム =e ρt,t 2. ρ f )。ただし,債券市場は,根岸モデルにしたがい財と貨幣の両市場の関係 =e しないように均衡にあり,その意味で省まうるものとする。. aE 1 aM. a E r aM*. oIIdM. a E 2 aM. aEt aM*. oII dM*I=Q. aM aM. O. ( 4 9 ). 一1 IIdBT. ただし,. 角 ご ) (. 叩) (. 叩). ( BE aEf +-ildρ1 ー(一一一 BET+-Ji の2 一ーす十一~:~Jde.-( 一一一 a t " t .a t ' {r a t f .d t l r ' " ¥d ρfθρ2} v. ¥. Id Et .aE v IaEt .a E 2 ¥ , IaEt .a E 2 ¥ J )ぬ2 Q=I(一一十一一一 ) d e ‑ . ( 一一 一+ 一 一) 均 (¥ 一a 一p プt 十 P一 ¥ a ¥a ρf . a ρtr ρf ' aρ~ j U 1 ‑ T‑ a ρ ; J 器 ¥. y. θM , aM 一一一一仏一一一一 a p l~". a t 2#2 y. ( 2 1 ) 超過需要函数をゼロ次同次と仮定するのは,計算上の使宜のためである。特に供給 函数 ( 4 1 )式のゼロ次同次性に関しては無理があると思われる。.

(22) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑57ー. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 6 9 7. 第 I節と同様に,各国で輸出財の圏内価格を一定に維持する政策をとると. 4 9 )式は し,dか =0,dp2=deを代入する。そこで, (. 。. B E l BM. 8Et BM*. O. dM. (a )de ρu f ' ‑ '表 ' a ; ;. E2 BM. BEi 8M*. O. dM*. (一樹 a 一 ρ T一J ゆ ρ ; B )de. 8M 8M. O. 。. 一1. dBT. I (49'). 。 ρ z. 8Mde ̲ .:~.~. となる, θM/8 N f 呈 α ,8M*/BM*‑== α*と書さ,El十 E2=‑BT,Et+E~=-.B~ ,. BE t ! 8 厨十 BE2/8M=‑.8BT/BM=ー α, 8Et ; a f J 平+8 Et/ 8i V f *=-8B~NM* =ー. α*, BE t ! 8 P 2十 8 E 2 / B p 2十 E2=. ̲ . B B T / 8 P 2, 8E t !8Pt川 崎/ a d + E T = ‑ O B ; / 8 舛, E2十BE2/8P2+8 E t/ BP 2十 (8Et /8M十 8E2/BM)厄 =‑BT,Et十日 Et/ゆ?十 BEV. 。 ρ?. 十( BEt/ θ 厄. 叫 BEV8i V f* )1 函*=.-B~ , BEd81 匝=mi,BE r ; BM*=mf( i=. 1 , 2) ,ー α=コ ml+m2 , ー α *=mt十 m~ となること,. また初期に貿易収支が均. 衡であることを考慮して, 一α. dBT 1 8 E2 de 一 IBM α. 一αキ. 。. 丹R 虫色丹 B T. ーEf '+E2一一ーニナ+一一王 1 , 1 1 . りPt .8 ρ 2 I1 盛田. Et BM*. 8Ei BE2 ゆf ・ 3ρ2. O. 二8M ρ2. 。. ー. α. 一α *. 1 1 十. 11B E2 1 1 1 8f J. ( 5 0 ). 8Et 8M. α α*Edef+ ε ー 1‑.mtM*/Et.‑.m2M/E2} αα*+α* m 2 ' . トαmr . . . " . . . , " , >0. ) ( 51. を得る。この場合,限界輸入性向 m i,mfは貨幣ストックの増加に対し℃規定さ れており,また α,α*は限界保蔵性向 h,h *と異なり初期の貨幣ストックの増 加から生じる貨幣に対する超過需要の変化額として規定されている。とれらの 点を除けば, ( 5 1 )式は,形式的には ( 1 9 勺式と類似の形をし℃いる。 しかしながら,両者は,その背後で全く異なっている。すなわち, ( 1 9 つ式の 貿易収支の変化 dBT/deは,価格と総支出 D,D*の変化を通じて決定されてい る。これに対し, ( 5 0 )式のそれは,価格と貨幣ストックの変化 dM/deや dM*.

(23) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑58‑. 6 巻 第 3号 第5. 698. /deを通じてなされる。しかも,この点を ( 2 3 )式‑‑( 4 6 )式に遡って考えれば, 各国の国内における財の需給は貨幣ストックや貨幣フローの変化と密接に!関係 しており,両国の生産者と消費者が財に対する消費欲求だけでなく貨幣に対す る保有欲求を持ち,その結果の反映として財の超過需要 E, ; Et を生じている のである。換言すれば ,SEdSMや SEtlSM*,さらに SEdSP2や SE t ; ゆ 1は ,. ( 19 " ) 式の場合のよろに貨幣が単なる財取引のヴェーノレ的反映ではなく,むし ろ積極的に貨幣の関与した結果を表わしているとみられねばならなし、。その意 味で ε ?,ε 2 ,mt,m2,SM*/SEt,SM/SE2の大きさは, ( 19つ式における値とは 本質的に異っている。さらに重要なことは,両国の貨幣ストック M ,M *の変 化が国際取引を通じて決定され互いに独立に動き得るものではないということ である。すなわち dM/deと dM*/deは , ( 5 0 )式と類似の形で ( 4 9 う式の体系 で内生的に決定されてくる。 上記の分析は..,民間経済主体の保有する貨幣が自国の貨幣のみであるとする 仮定に依拠している。そこで,. ζ. の仮定を除き,外国貨幣の保有を考慮に入れ. る。簡単な仮定を設け各国は対外準備が最適水準にあり,貿易収支の変化から 生じる対外準備の変動をその最適水準へ復帰させるべく二財の超過需要に影響. 4 8 )式の超過需要函数は,修正され"c, を与えるものとする。 (. E1( ρ1 ,P 2,M,BT)十 Er(p!,pt,厄*, B~) = 0 E2( ρ1 ,P 2,M, BT)+EtcPt,Pf,厄*, B~) =0. ( 5 2 ). M(P1,P 2,M , BT)=BT のようになる。したがって ,( 4 9 )式は ,BT='-'eB~ を考慮し,. SE1. SM. S E t SM*. 。 。 。 E2 M. SM SM ただし,. Et. SM* O. SE~- ~~;. SBT. 1r. d肩 、. E ;II I. E28Ell 一 S 一 B T一一O 一 dM* =Q ‑1. I dBT. ( 5 3 ).

(24) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. 6 9 9. ‑‑59ー. 、. ( OET BEt 免 問 /担保 a E l¥ . . 1 . 1 . . (aEt ,a E l¥ 一一一+一一一一 ‑t‑BT}de‑1 1 → ~~1) dP1-( ーーァ十一~1)dP2 aρf 'a ρt a B ' l~. r‑ ¥a ρt 'a ρl r " " ¥a M " 'a ρ 2 ). /a E t ,一一一+一一一 a E t , aEtB D ¥ . 1 (aEt ,a E 2 ¥ , u . . (am ,a E 2 ¥d Q=I( T ) d eー{一ーで十一一 ) d ムー{一一ー十一一 ) 2 ρ 1t ‑ aρtθB;~' ) ¥a p r 'a ρ 1 ; ‑ " " 'apt ,a ρ 2 /P ¥~.c:2 a A. aM... aM. ‑一 一ー の 一 一 一 ゆz a p 1 UJ !l ‑一" ] ρ 2 となる。以前と同様に ,d P1=0,d p 2 = d eを代入し,. a E 1 a E t aM a 厄* a E 2 。E~ aM a J V f * aM O aM. a E 1 am a B B f ' T a a E 2 a E t aBTaB f '. ( a 一 a E ρ f r一aOρE2I+5 J f d0m T ) d e. dM. BE t OE28 。 E B F 幸B T ) l ' . 4'1' = ( d 一 。 ρ 一 e t 一一 a ρ 2+ ~";;~ B T ) d e1( 5 4 ). d B T. ‑1. θ θ 9 A 4 2 M . 6. をf 尋る。カ込くして,. aE E t a E 1 合P 1 Ia E 1a E ta E 1 θE t 1θEt a -一一一一一一一一一十一~~~ . BT I I J ~~一一一一一一一一一T aB~ aM aM* ゆ f a p 2 'a B 手 11 1aM a M* a B a E t am a E 2, a E tn 1 1 1 1a E 2 am a E 2 am 5 2一一一一一一一一一一十一一ーァ dBT aE 5 ) 1 1 一一一一一一一一一一‑ ( ' M a 針 。P 2 ' aB~ BT 11 1aM a M* a B T aB~ d e aM a aM 0 aM 1 IaM 一一一 1 11 一一 o ‑ ̲ .1 aM a ρ ' lIθM 焚. '‑J. ‑:;=0. となる。. E1+E2=‑.BT,Et十Ef=‑BT ,a E t /a B T+8E 2 j a B T =‑1,. aEtlaB~+. a E ' !/aB~ =‑1, a E 1 / a ' M+aE2/aM= ‑.aBT/aM , a E t /aM*+aE~/ a ' M *=‑ aB~ jaM*, a E l / a p 2 + a E 2 / a p 2+ E2=. ‑ a B T / a p 2, aEtIゆf+aEfla舟 +Et=--aB~/ a p t, E2+a E 2 / a p 2+a E l / a p 2+( a E t / aM+aE2/aM)M+( a E 1 / δB + a E 2 / a B ) B T T T =‑B , Et+ θE t ; a p f十 a E f j a p t +( a E t ; a 厄 *+aEVa 厄¥)厨叫 ( a E f / a B T十 T θ Ef ' / a B t )B~=-.B~ , aEdaM=mi,aEt/θ扇 *=mrci=1,2),θMjaM α, 口. aM*/aM*= ー α ,ー α =ml+.m2 , ー α*=mf+mf , 並びに初期において BT=B~. =0とすると,安定条件とし て , I. d B T一 α α* E 1 {εt '+ε 2‑1‑.m t 'M*/Et‑ . m 2 M / E 2 } d e 一 αα*+α * m 2十 αmt十 α α* ( a 1 込/BBT‑OEf/aBE〉〉 O. ( 5 6 〉.

(25) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ ‑60ー. 7 0 0. 第 56 巻 第 3号. を得る。この ( 5 6 )式は,分母の最後の項のうち対外準備変動が当該国の輸入財 に与える影響. ( B E 2 / B B T ‑ B E t '/BB~). のゼロでない限り以前の (5 1)式と異なる. ととになる。. I I I われわれは,以上ニ節に亘って為替相場変動の貿易収支に与える効果分析に おいて貨幣が巣す役割を考察してきた。第 I節においてJ.ロビンソン. L.A. メッツラーやマー νャノレ・ラーナ一条件,. さらに.J .E . ミード, 1 .F .ピャー. .W.ジョーンズ,並びにハーパージャー等のモデ Jレの考察を通じて.J. ス , R ロビンソン. L.A.メッツラ一以後の安定性論議が貨幣に対する保有を考慮に. I節において. P .クラワァーを修 入れていないことを指摘した。そして,第 I 正した貨幣交換経済モデルと T.R.セイビングの貨幣を導入した生産モデル とを用いて超過需要函数を導き,第 I節で考察した.J.E . ミードのケースすな わち自国の輸出財国内価格を一定に保つケースに限定して,貨幣を含む場合の. I節における分析は,種々の点で 安定条件を検討した。しかしながら, この第 I 不充分なものである。例えば,その分析をミードのケースに限っ て行っている I. こと,また T.R.セイピ y グ・モデノレから導かれる供給函数がー財のみを取扱 いかつゼロ次同次性をもたないと思われるにも拘わらず単純に二財に拡張しゼ ロ次同次の超過需要函数を仮定したこと,さらに債券市場を導入したモデノレを 設定して置ぎながら国際資本移動を除去し各国独立の債券市場を仮定しかっそ れらの市場が貨幣ストックの変化によっても利子率を不変にとどめ財市場や貨 幣市場に影響を与えないと仮定したこと,そしてまた各国保有の対外準備が最 適水準にあり超過需要がそれからの帯離のみに反応するとしたこと等々,数多 くの欠陥を持っている。しかしながら,われわれの上記ニ節に亘る分析は,貨 幣に対する保有選好を導入したことが為替相場の安定条件に大きな差異をもた. 5 1)式において言及し らすことを指摘した点で意味のあるものである。特に ( たような,限界輸入性向. m t .m 2や貨幣の超過需要の初期貨幣ストック増加に. 対する変化額を示す α,α*さらに. M / E 2 .M*/Etなどが貨幣に対する保有選.

(26) OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ 7 0 1. 外国為替相場切下げに関する安定条件と貨幣. ‑61‑. 好や生産における貨幣保有を考慮したろえで決まる財の取引量でありいわば貨 幣がグェーノレではなく財と貨幣の相互作用の結果であること,さらに上記の限 定されたケース (dtl=0,dp2=de) で両国の貨幣供給. M,M*が内生変数と. なり外生的に独立に決定し得ないこと等々の結論は,重要で無視しえないもの であると思われる。.

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