一 口 同 のエンパワメントの構造に関する研究
一尺度作成およびその信頼性‑
天 野 瑞 枝 ※
1曾 植 村 勝 彦
Research on Structure of Empowerment for the Elderly
‑Development and Reliability of the Scale‑ Mizue Amano and Katsuhiko Uemura
要旨
地域に在住する
65歳以上の健常高齢者2
09名を対象に,個人の心理的側面に焦点をあてた高齢者のエンパワメン トの構造を因子分析を用いて明らかにし,高齢者エンパワメント尺度を作成した。また、高齢者のエンパワメント の下位尺度と性別@年齢噂健康状態およびSOC‑13 との関連を検討し,以下の結果を得た。
1.高齢者のエンパワメントは, 他者との相互作用'¥ 自己の可能性の意識化'¥ 主体的行動 安定した居場 所"の四つの下位尺度から構成されており,これらの下位尺度の信頼性が得られた。
2.
高齢者エンパワメント尺度は,高齢者の性別,年齢に影響されない。
3.
高齢者エンパワメント尺度を構成する, 他者との相互作用'¥ 自己の可能性の意識化ぺ 主体的行動'¥ 安 定した居場所"は,縫康状態との関連を認めた。
4. SOC司13
は,高齢者エンパワメント尺度の外的基準となり得ることが示唆された。
キ ‑ .ワード:エンパワメント,高齢者,尺度作成,
SOC‑13高齢者においては,単なる寿命の延長ではなく,
元気に活動的な人生を送るなど,
r健やかに生き る
Jr健やかに老いる
Jことが重要であり,それ には高齢者自身が自分の生活 や健康に関心をもち,
自分の持てる力を発揮して自ら健康の維持@増進 に努め(演 j 閏@安梅,
2004), 生 き 生 き と し た 生 活を送ることが必要である
O健 康
a病気の社会的側面は社会的健康とも呼ば れ,社会的に良好な状態として,まわりの人々や 社会との関係において孤立や過度の矛盾や対立が な く , 居 場 所 と サ ポ ー ト と 役 割 が 得 ら れ る こ と (山崎,
2005)が,地域で生活する高齢者の健康 な生活のための重要な要素となる
O高齢者の主体
議 1 心 理 学 研 究 科 研 究 生
的な生活状況に関する研究は,
r健康関連
QOLJ「満足度
Jr主観的幸福感
Jなどに焦点があてられ 測定されてきた(出村・野田@南@長津・多国@
松沢,
2001;南
a出村。野田@多国
e野田
e石 川 @ 村 瀬
a植屋,
2000;宗像@森田@牧野・古}II,
199 4 ;中村・金子@河村@坂野
s内藤
a前田繕黒部@
平 田 @ 矢 崎 @ 後 藤
a橋本,
2002;岡本,
2000)。 一方,孤独感の強い高齢者は早期死亡リスクが高 く,情緒的サポート受領の多い高齢者は早期死亡 のリスクが低い(岸@堀川,
2004)ことが研究で 明らかとなっている
G高齢者は,心身機能の低下や大切な人々を失う
などのサポート
aシステムの喪失や,退職,役割
の喪失など,個人的
e社会的喪失を体験する
Oこ
れらの錨人的(内的) .社会的(外的)喪失は高
齢者の無力化の体験であり
(Cox & Persons,
1994),身体的,心理的,社会的にパワーレスな 状態に陥りやすい。どの健康段階にあるかに関わ らず,健康の回復@維持
e増進に促進的に作用し ている要因に着服し,エンパワメントを促進する 支援が必要である。エンパワメントの概念は,さ まざまに定義づけられており,学問領域により異 なっていると批判されており,理論的に発展途上 にあるといえるが(野嶋,
1996),高齢者の生活 支援にエンパワメントの視点は重要である。
エンパワメントは,個人
e組織
aコミュニティ の三つのレベルにわたっており,それらは関連性 をもっ多次元的な概念である
O個人のエンパワメントは心理的エンパワメント であり,自分のコンピテンス(有能さ),統制を 行使するための努力,社会@政治的環境からなる (村本,
2006)0Zimmerman
( 1
995)は,個人レベルのエンパ ワメントの構成要素色①個人の内面的要素:生 活のさまざまな領域に影響力を発揮するために,
その個人がどのような考えや信念をもっかという 個人内の要素,②相互作用的要素:その個人と取
り巻く環境問の相互作用に関する要素,③行動的 要素:社会政治的環境に個人が及ぼす影響力を発 揮するためにとる特有な行動であり,コミュニティ@
グ
lレ ー
7"や組織に関わり,機能的な関係を築く,
の三つから成ると説明している
OCox & Persons
( 1
994)は,エンパワメントの 過程を,①態度,価値,信念:エンパワメントの 過程を通して発達する心理的な態度は,自己効力 感,自分のために行為を促進する自己意識,
心,自己統制からなる ②共同体験の確認:エン パワメントの過程を通して,個々人は,体験が共 有されていることを認識する ③批判的思考のた めの知識と技能:エンパワメントを通して,個々 人は問題の内的側面と,外的側面について批判的 に考えることができるようになる ④アクション:
エンパワメントの過程を通して,個々人は行為方 策を発展させ,内的構造と外的構造に影響を与え るのに必要な資源,知識および技能を促進させる ことができる,む四つの構成要素からなると説明 している。
エンパワメントは,人々の生活やコミュニティ の生活の質に影響を与える決定をコントローノレし,
影響を与えようとする努力のプロセスであり,結 果を理解するための潔論モデノレであると向時に,
コミュニティで働く
i擦り価値万向づけでもある
O価値方向づけとしてのエンパワメントは,皆様と,
変化を達成するための戦略を示唆する(村本,
2006)
。現在,エンパワメントの方法論や評価@
測定において具体性が小さいという問題が残され ており,受動的な存在ではなく自分たちの問題を 自分たちで能動的に変えていく(平
)[1,
1997)た めの戦略やその評価・測定に関する研究が必要で ある
Oしかし,エンパワメントの方法論,評価
e測定に関する研究は少ない。
少数ではあるが,エンパワメントを測定する尺 度の開発が海外でなされている(門間,
1997;野 嶋 ,
1996;清水,
1997)。また, 日本語版エンパ ワメント尺度として,教師,保健部,糖尿病患者,
統合失調患者,妊婦を対象とした尺度作成もなさ れている(門間,
2000;亀田@島田,
2008;河村・
稲垣
a村角
a小泉・野村,
2002;古川@尾崎。浅 )[1‑天根,
2002;焔@前回@辻井@浅井・秋山@
金子,
2003;U ‑ ' 悶・鈴木,
2008)。
そのような中,本研究が対象とする高齢者のエ ンパワメント尺度に関する研究には,
Faulkner (2001)による高齢者入院患者のエンパワメント とディスエンパワメントを測定する尺度や,
McWilliam
,
Brown,
Carmichae, l
&Lehman( 1
994)による高齢者が退院に際してディスエン パワしていく過程と心的傾向をみた研究,百瀬
(2007)による「自己の可能性に対する気づき
J「相互作用による開題の意識化
JI積極的行動の志 向」の 3因子からなる日本語版エンパワメント尺 度に関する研究など少数のものがあるに過ぎない。
このように高齢者におけるヱンパワメントの概念 や測定が注自されてはいるものの,まだ乏しいと いわざるをえない。
そこで本研究は,健常高齢者のエンパワメント 測定尺度を作成し,高齢者のエンパワメントの構 造を明らかにすることを目的とした。
‑2‑
方 法 1.箭斑参加者
愛知県 T 市の老人福祉センターおよびシルバ一 人材センターを利用している,
65歳以上の高齢者
209名を本研究の参加対象者とした。
2.
調査方法
調査は無記名自己記述式質問紙法とし,老人福 祉センターおよびシルバ一人材センターの責任者 に質問紙の配布を依頼し,問意を得た参加対象者 に留置法にて実施した。
3.
調査内容
測定は,高齢者のエンパワメントを測定するた めの質問
38項目,
Sense of Coherence 13項目 ( L L J 崎@戸ヶ皇,
2003),年齢,性別,痛みの有無,
同居人数,現在の健康状態から構成される合計
56項目の質問項目を設定した。
1
)高齢者のエンパワメントを測定する質問寝間
Zimmerman( 1
995)や
Cox&
Persons( 1
994)が提唱しているエンパワメントの構成要素を参考 に,エンパワメントを「人々や組織やコミュニティ が自分たち白身の生活全体をコントロールできる ように力を得るプロセス」と定義し,以下の三つ の要素からなる高齢者エンパワメント尺度
38項目 を用意した。
一つ目の要素は, 他者との相互作用"であり,
相互作用的要素が含まれ,その個人と取り巻く環 境問との相互作用
(Zimmerman,
1995)および 体験が共有されていることを認識する
(Cox&
Persons
,
1994)という要素が含まれると仮定し た。他者との交流を通した共有体験は仲間意識を 高揚させ,話を聞いてくれる,頼りにされる,自 分が役立つなど,自分が仲間と共に問題解決でき
るという認識を含むものである
O二つ呂の要素は, 自己の可能性の意識化"で あり,生活の様々な領域に影響力を発揮するため に,その個人がどのような考えや信念をもつかと いう個人内の要素
(Zimmerman,
1995)であり,
自己効力感,自分のために行為を促進する自己意 識,自尊心,自己統制からなる
(Cox&
PeI弓sons,
1994)
項目を仮定した。日常生活行動や反応を自 らコントロールできるという認識を含むものであ る
O三つ呂の要素は, 生活の:再構成"である
O加 齢と共に無力イとを体験することの多い高齢者が,
情報にアクセスし,活動を起こすために必要な技 能を獲得したり,活動を起こす等必要な資源,
知識および技能を促進させ
(Cox& Persons,
1994), コミュニティや組織とのかかわりあいや 参加を通して, コ ー ピ ン グ 行 動 を 発 展 さ せ
(Zimmerman,
1995),自律的に積極的に自分の 日常生活行動を構成できるという認識が含まれる と仮定した。
これらの
38項目は,
Iそう思う
Jから「そう思 わない j までの 5 段階の回答を 5 点 ' " " ' 1 点で点数 化し,得点が高いほど、エンパワメントが高いこと を意味している
O2) Sense of Coherence 13
項自
(SOC削13) SOC‑13は ,
Antonovsky 0987,
1993)が開 発した
Senseof Coherence (SOC) 13項 目 (
7段階む選択肢)が自本人にはなじみにくいとされ ているため 7 段階の選択肢を 5 段階として開発
した山崎
(2003)の
SOC聞13を用いた。
SOC‑13
は,把握可能感(環境刺激が予測可能 なものであり,理解可能なものである),処理可 能感(緩急刺激に対し,何とかうまく対処できる),
有意味感(環境刺激への対処が意味のあるものに 感じられる)の三つの要素から構成されており,
過酷な時代を生き抜いた者が,人生を通した後天 的な学習から形成された「環境や泊者によって生 かされている自己」を測定している
O高齢者には主体性や自己決定権を尊重した介入 が必要で、あり,エンパワメントと
SOCは関連が 深いと考えられる
O4.
分析方法
本研究では,表中の各変数は欠損値を除外して 集計した。分析は,
SPSS15.0tJ for Windowsを 用いた。
5.
鵠理的配属
研究への参加は自由意思に基づくものであり,
老人福祉センターおよびシルバ一人材センター責 任者より参加対象者に研究の趣旨を文書で説明し,
参加協力可能な者に提出をお願いした。よって質 問紙の回答をもって翠諾を得たものと判断した。
参加を拒否した場合でも不利益は被らないこと,
プライパシーが遵守されること,研究で得られた 情報は研究以外の目的では使わないことを文書で 説明した。
結 果 1.研究参加者の嫌悪
研究参加対象者の平均年齢は
72歳(範囲6
5歳
86歳),前期高齢者1
49人
(71 .
3%),後期高齢者
60人
(28.7%)であり,性別では,男性84名
(40.2%),女性1
25名
(59.8%)であった。痛み有り
70名 付2 .4%),痛み無し
128名
(57.6%)であり,
健康状態は,良い
68名
(32.5%),普通1
25名
(59.8%),惑い
16名
(7.7%)であり,同居人数の平均 は2
.8人(範囲
1人"
""'8人)であった。対象者の 属性結果を表
1に示した。
2.
高齢者のエンパワメントの構造と尺度構成 高齢者のエンパワメントの構造を明らかにする ために,全3
8項目に対して主因子法による因子分 析を行った結果,国有値1.
0以上の
6因子が抽出 された。抽出された底!子の解釈可能性から
4底 i 子 抽出によるパリマックス回転を行い,因子負荷量
0.4以上を採用し,三つの項目
(14,3
5,
36)は 因子負荷量が
0.4未満であったため削除した結果,
35
項目となった。第
1因子1
3項目,第
2因子
9項 目,第
3因子
9項目,第
4因子
4項目からなる
4因子構造をもっ高齢者のエンパワメント尺度を構 成した。~子分析の結果を表 2 に示した。
各国子に含まれる項目内容から,第
1o;1子を 他者との相互作用"と命名した。
13項目から な る 尺 度 得 点 平 均
(SD)は5 1 .
58 (9.58),
Cronbachα係数はO
932であった。第
2因子を
自己の可能性の意識化"と命名した。 9項目か らなる尺度得点平均
(SD)は3 1 .
96 (6.75),
αは
0.913であった。第
3因子を 主体的行動"と命 名した。
9項目からなる尺度得点平均
(SD)は
褒
1対象者の属性
カテゴリー 人数
%性別 男性
84 40.2女性
125 59.8年齢構成
65'"'‑'69歳 71
34.0 70'"'‑'79歳
116 55.5 80'"'‑'89歳
22 10.5前期高齢者
149 71 .
3後期高齢者
60 28. 7痛みの有無 有
70 42.4議 自
E 128 57.6健康状態 良い
68 32.5普通
125 59.8悪い
16 7. 737.98 (5
. 4
4),
αは0.883であった
O第
4IZSI子は 安定した居場所"と命名した。 4 項目からなる 尺度得点平均
(SD)は1
6.26 (3.24),
αは0.889であった。各下位尺度の得点平均
(SD)および
α
係数を表
3に示した。各下位尺度のC
l崎onbach α係数は.
0.932, . . . . . . ,
0.883と高い植が得られたため 高齢者エンパワメント尺度は内部一貫性の点でそ の信頼性は得られた。
3. Sense of Coherence 13
項臨
(SOC‑13)スコア SOC‑13は , 把 握 可 能 感 (
5項自の合計得点平 均),処理可能感
(4項目の合計得点平均),
味 感 (
4項目の合計得点平均),および全1
3項目 の合計得点である
SOC‑13のスコア
(SD)を表
4に示した。把握可能感1
6.98 (3.72).処理可能感
13.82 (2.85),有意味感
14.34 (2.73),
SOC‑13は
45.07 (8.08)であった。
4.
対象者の属性別にみたSOC‑13 得点
性 J . l j l , 年 齢 構 成 , 痛 み , 健 康 状 態 別 に み た
SOC‑13スコア
(SD)を表
5に示した。 性別によ るスコアに変化はみられなかった。年齢構成別で は ,
65歳 . . . . . . . . ,6
9議)に比較し
80歳'
""‑'89歳の者が把握 可能感
06.9, 1
19.00)において有意に高かった。
痛みの無い者は,ある者に比較して把握可能感
(17.55,
16.20),有意味感
(14.76,1
3.84),
SOC‑13
スコア
(46.39,4
3. 4
5)において有意に高かっ た。また,健康状態の良い者は惑い者に比較して,
‑4‑
把握可能感(1
8.38,15β3) ,有意味感(1
5.77,
12.69),
SOC‑13スコア
(48.77,4
0.94)が有意に 高かった。
5.
高 齢 者 の エ ン パ ワ メ ン ト と 対 象 者 の 属 性
eSOC‑13
との関連
高 齢 者 の エ ン バ ワ メ ン ト の 各 下 位 尺 度 と
SOC‑項目
表
2高齢者ヱンパワメント尺度の由子分析結果(パリマックス自転後の因子負荷量)
因子
3因子
4 4.自分の状況を他者に話す
10.
悩みことを家族や友人と話し合う 1 1.自分には仲間がいる
3.
仲間がいる安心感がある
13.自分には交流できる仲間がいる
5.自分と同じような悩みをもっ人がいる
8.自分のしたことで人が喜んでくれる
12.自分の状況は他の人とちがわない 1 . 自分の話を熱心に聞いてくれる人がいる
6.自分の経験や知識は人の役にたっ
7.家族や他者から期待され頼りにされている
17. 1人ではできなくても、みんなでならできる
2.みんなと一緒ならたいていのことはできる
15.他の人々を力づけている
18.
新しい自分を発見することがある
30.自分には良いところがたくさんある
29.自分には能力がある
16.
回りからよく相談される
25.
必要な情報を集めることができる
9.家族や他者から認められている
33.
自分のこれからの生活を思い描くことができる
24.心のよりどころ、励みとするものがある
21.いくつになっても努力することは必要である
28.必要だと思うことは思い切ってやる
19.興味ある、趣味ややりたいことがある
27.うまくできたときは達成感が得られる
20.新しいことに挑戦し、学びたい
26.
人から指示されるのを待つより、自分の思うことをやる
23.前向きに生きている
22.
物事がうまくいかないときは、何故かを考える
34.自分の外出したいときに外出する
37.
居心地が良い
38.自分には居場所がある
31.今の生活に張り合いがある
32.毎日が楽しい
因子2
Q U Q U 4FOQutiqAqunu氏・
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四 日
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‑ 4 2 2 1 4 4 2 4 2 2 2 2 1 2 2 1 1 2 1 4
nununununununununununununUEnunununununununununununununununununU
0.174 0.378 0.298 0.308
0.364 O. 193 0.429 0.438
平方和
累積寄与率(%)
6.016 ~922 ~737 3.246 17.188 34.107 47.641 56.915
表
3高齢者エンパワメント尺度の得点平均および
a標数 表
4 SO心
13スコア
下位尺度名 項目数 得点平均
(SD) α係数 N 項目数 スコア
(SD)他者との相互作用
13 51 .
58 (9.58) 0.932把握可能感
192 5 16. 98 (3. 72)自己の可能性の意識化
31 .
96 (6. 75) 0.913処理可能感
198 4 13.82 (2.85)主体的行動
9 37. 98 (5.44) 0.883有意味感
197 4 14.34 (2.73)安定した居場所
4 16. 26 (3. 24) 0.889 SOC‑13スコア
189 13 45.07 (8.08)13
と は 正 の 相 関 を 認 め た 。 そ れ ら の ピ ア ソ ン の 積 率 相 関 係 数 を 表
6に示した。各下 位 尺 度持 点 との 棺 関 係 数 は
SOC‑13スコア
(r=0. 4
87""0.582,
Pく0.0
1),把握可能感
(r=0.368, . . . . . .
0粛443,P<O.0 1 ) , 処理可能感
(r=0.380'""‑'0. 4
93,P
く0.01),有意味 感
(r=0.542'""0.629,
Pく0.01)であった。
表
5対象者の属性別にみた
SOC‑13スコア
把握可能感 処理可龍雇 有意味感
SOC‑13合計
Nスコア
(SD) Nスコア
(SD) Nスコア
(SD) Nスコア
(SD)性別
男性
84 17. 08 (3. 76) 84 13. 77 (2.60) 84 14.54 (2.69) 84 45. 39 (7. 91 ) 女性
108 16. 91 (3. 71 )
114 13.85 (3.03) 113 14. 19 (2. 78) 105 44. 82 (8. 24)年齢構成
65
歳
""'69歳
67 16.91 (3.82) 67 13. 49 (2. 78) 67 14. 39 (2. 96) 66 44. 70 (8. 53) 70歳
""'79歳
105 16.65 (3.51 )
109 13. 78 (2. 78) 109 14. 28 (2. 56) 103 44. 72 (7.49) 80歳
""'89歳
20 19.00 (4.03) * * 22 15.00 (3. 19) 21 14.43 (2.98) 20 48. 15 (9. 18)痛み
鉦
110 17. 55 (3. 90)中 114 14.18 (2.99) 112 14. 76 (2. 87)ヰ 109 46. 39 (8. 52) *有
76 16. 20 (3. 43) 78 13. 45 (2. 62) 79 13.84 (2.51 )
74 43.45 (7.30)健康状態
良い
63 18.38 (3.74)本中 63 14.51 (2.95) 66 15. 77 (2.59)ヰヰ 62 48. 77 (8. 07)ヰヰ普通
113 16. 40 (3. 55) 119 13.61 (2.74) 115 13. 74 (2. 54) 111 43. 60 (7. 55)悪い
16 15. 63 (3. 46) 16 12.63 (2.80) 16 12. 69 (2. 18) 16 40. 94 (6. 66)*p(0.05 **p
く
0.01注:性~iJ・痛みはt検定、年齢構成・健康状態は一元記置分散分析
議
6高齢者エンパワメント尺度と対象者の属性.
SOC‑13の棺関保数
性別 年齢 痛み 健康状態 把握可能感 処理可能感 有意味感
SOC‑13スコア 他者との相互作用
0.041 ‑0.079 0.172中 0.288 ヰ牢 0.368 本申 0.380 牢牢 0.542 半半 0.487 中申自己の可能性の意識化
0.050 ‑0.101 0.216 * * 0.289 *申 0.436 *中 0.436 * * 0.615 宇中 0.566 *串主体的行動
0.012一
0.086 0.166牢 0.197 牢申 0.443 卒中 0.428 中中 0.566 牢牢 0.550 卒中安定した居場所
0.075 ‑0.099 0.182申 0.285 牢牢 0.428 串牢 0.493 宇中 0.629 牢牢 0.582 中牢*p(0.05 申事p<0. 01
表
7対象者の属性別!こみた高齢者エンパワメント尺度得点
他者との相互作用 自己の可能性の意識化 主体的行動 安定した居場所
N得点
(SO) N得点
(SO) N得点
(SO) N得点
(SO)性別
男性
83 51 .
13 (9.37)女性
108 51 .
93 (9. 77)年齢構成
65
歳
'""69歳
63 52. 75 (10. 31 )
70歳
'""79歳
108 50.88 (9.21 )
80歳
'""89歳
20 51 .
70 (9.28)痛み
無
110 53. 13 (9. 44)料有
75 49. 76 (9. 70)健康状態
良い
59 56. 12 (7. 97) * *普通
117 49.61 (9.38)悪い
15 49. 13 (11 .
29)*p(0.05 * * p <0.01
84 3
1 .
58 (6. 75) 109 32.26 (6. 76) 66 32.47 (6.90) 106 31 .
79 (6.54) 21 31 .
24 (7.50) 110 33.35 (6. 70)7 7
30. 39 (6.51 )
84 37. 90 (5. 23) 113 38.04 (5.59) 68 38. 10 (5.65) 110 37.99 (5.30) 19 37.47 (5. 7
1 )
113 38. 83 (5. 64)串78 36. 99 (5. 11)
84 15. 98 (2. 99) 120 16.47 (3.40) 70 16. 46 (3. 37) 113 16. 27 (2. 92) 21 15.57 (4. 34) 114 16.80 (3.25) *
84 15.60 (3.2
1 )
64 35. 13 (6. 27)申牢 65 39. 71 (4.91) * 67 17. 73 (2.53)半半115 30.34 (6.39) 119 37. 10 (5.46) 122 15.55 (3.36) 14 30.86 (7. 10) 13 37.38 (6. 15) 15 15. 53 (3.02)
注:性]3
JI・痛みは
t検定、年齢構成・健康状態は一元配量分散分析
6‑