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カウントダウン式信号機下における車両発進挙動に 関する研究

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Academic year: 2021

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名古屋工業大学学術機関リポジトリ Nagoya Institute of Technology Repository

カウントダウン式信号機下における車両発進挙動に 関する研究

著者 于 柯

学位名 博士(工学)

学位授与番号 13903甲第839号 学位授与年月日 2012‑03‑23

URL http://id.nii.ac.jp/1476/00003017/

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学位の種類 学位記番号

学位授与の日付 学位授与の条件

学位論文題目

干   桐

YU KE

博士(工学)

博第839号 平成24年3月23日

学位規則第4条第1項該当 課程博士

カウントダウン式信号機下における車両発進挙動に関す る研究

教 授 教 授 准教授

論文内容の要旨

 本研究では,日本のテストコースにおける走行実験とトルコと中国の海外現地における 交通挙動調査に基づいて,カウントダゥン式信号機下における車両の発進挙動を分析した.

得られた結論は以下の通りである.

 第2章では,日本国内自動車教習場で走行実験を行い分析したが,この結果から,停止 待ち時間が長く,カウント表示有りで,被験者の運転暦が長く,運転頻度が多い人ほど,

発進遅れは短縮されることが分かった.停止線からの距離は遠いほど発進遅れは長くなる’

傾向にある.カウント表示を信号切り替わり直前1-2秒前まで表示したときは最も発進遅 れ時間が短いがフライングの発生確率が高くなることも確認された.後続車両の車頭時間 に関する分析では,「カウント表示無し」,「カウント4s/3s」,「カウント2s/ls」での車頭時 間分布にはほとんど違いが見られないが,「カウント6s/5s」の場合は,他のカウント表示方’

法に比べて車郵調分布は鎌されることが分かつた.アンケー欄査による露者離

及び走行満足度と走行データとの関連性に関する評価では,カウントが有るほど,さらに は詳細なカウント表示ほどドライバーの満足度は高いという結果となり,これよりドライ バーがカウントダウン式信号機の導入を評価しているということがわかった,

第埠でぽカウントダウン式信号機が多く設置されているト・レ功イセ肺にて現地

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調査(咬差点9方向)を行って蜥した・1台目の難遅塒蹴小聾大鯉}。カ トウン赫をする齢と儲待ち醐が長いとき醗齪れは麟される繰となった.

特は蝉はカウン陵示がないと発難れが大きくなる傾向があるが,カウン陵示}こ よってその損失を少なくできるこぽ分かったまた監視カメラ猫ると鶴鯛をした 場合に羅を課せられることからドライ・・一願重に難しているつライングの擬結 果は・輪線であり・カウン違示が有り汲び儲待ち時間が長いとフライングしやす 噸向にある・後続輌の蜘綱・関する分析では,213,・台目の鎮・寺間分布はカウ

;;㌘〔る蟻点嚇カウ臓示の無咬敵りも車蝸間は綱・短ぐ

  癖では・カウントダウン式鶴機が多く設置されている中国藩市にて現地調査を行 い溌縫塒間瞳剛端・影響する実際の交差点における蛾をより多く分析できた.

この繰より・治目の発齪塒間モデル}ま,カウン陵示をする場合と儲待ち,寺間が 長いときに発鍵れは短縮されるが・逆に渉儲有りパ類の場合濫視カメラ有り,

都心線であるにおいて発縫れは大きくなる結果となった.また噛において罐視カメ ラがあると儲紘をし腸合に羅を課せられることからドライバーは髄}。難して いることも分かった・繊輌臓卿寺間に関する分析では,・β舗の顛自寺間分布は カウント表示鮪る交嶽の方が・カウン陵燕い交差点より騨麟間は全体的に短

 くなることが分かった.

第璋ではほ掴醍行織・トルコ抽国での現蹴査データの分析結果を比較して

     いつれのケ「スにおいても・トルコと帽では,ほぼ同様雄果が得られており,

行った.

本研究の分析よりカウントダウン信号機下の難鞠雛をおよそ把握できたものと考え られる・以上砒較分析からわかったことは次のようになる.カウン陵示をすれ1ま発信

遅れは飾されて交鹸量の酬・寄与できる’その酬姻の儲醐あたり1秒顧 であるが汰聾ではさらに大きく・この効果は3韻でも継されるごとが繍された.

今後の展望としてこれらの研究成果と沖国とト・・コでほぼ同欄・構築された難遅れ 賄モデルを潮することで・カウント表示鱒入した場合に,交差点の交通状況も考慮

して・交麟量の変化分を擬するなど・実際の飾設計に勧していくことが考えられ る・今後の研究課題としては・本研究では赤時間におけるカウン陵示の分析のみ}醸られて

「いるため,今後は離間でのカウント表示における輌の発進・停嶋動分析も行って総合 的効ウン陵示の論を行うことが挙げられる.

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論文審査結果の要旨

 本研究では,日本のテストコースにおける走行実験とトルコと’中国の海外現地における交通挙動調査に基 づいて,カウントダウン式信号機下における車両の発進挙動を分析した.

 第2章では,日本国内自動車教習場で走行実験を行い分析したヵミ,この結果から、停止待ち時間が長く,

カウント表示有りで,被験者の運転暦が長く,運転頻度が多い人ほど,発進遅れは短縮されることが分かっ た.アンケート調査による被験者属性及び走行満足度と走行データとの関連性に関する評価では,カウント が有るほど・さらには詳細なカウント表示ほどドライバーの満足度は高いという結果となり,これよりドラ イバーがカウントダウン式信号機の導入を評価しているということがわかった.

第3章では,カウントダウン式信号機が多く設置されているトルコカイセリ市にて現地調査(7交差点9方 向)を行って分析した.1台目の発進遅れ時間は,小型車,大型車にカトウン表示をする場合と信号待ち時 間が長いときに発進遅れは短縮される結果となった.特に大型車はカウント表示がないと発進遅れが大きく なる傾向があるが,カウント表示によってその損失を少なくできることが分かった.また監視カメラがある

と信号無視をした場合に罰金を課せられることからドライバーは慎重に発進している、’

 第4章では,カウントダウン式信号機が多く設置されている中国長春市にて現地調査を行い,発進遅れ時 間と車頭時間に影響する実際の交差点における要因をより多く分析できた.この結果より、1台目の発進遅 れ時間モデルは,ヵウント表示をする場合と信号待ち時間が長いときに発進遅れは短縮されるが、逆に,歩 行者有り,大型車の場合,監視カメラ有り,都心線であるにおいて発進遅れは大きくなる結果となった.ま た中国においても監視カメラがあると信号無視をした場合に罰金を課せられることからドライバーは慎重 に発進していることも分かった.

 第5章では,日本国内走行実験,トルコと中国での現地調査データの分析結果を比較して行った.いつれ のケースにおいても,トル占と中国では,ほぼ同様な結果が得られており,本研究の分析よりカウントダウ ン信号機下の発進挙動特性をおよそ把握できたものと考えられる.以上の比較分析からわかったことや今後 の展望を纏めると以下のようになる.カウント表示をすれば発信遅れは短縮されて交通容量の増加に寄与で きる.その程度は1回の信号周期あたり1秒程度であるが,大型車ではさらに大きく,この効果は3台目でも 維持されることが確認された.

 今後の展望としてこれらの研究成果と,中国とトルコでほぼ同様に構築された発進遅れ時間モデルを活用 することで,カウント表示を導入した場合に,交差点の交通状況も考慮して,交通容量の変化分を推計する など、実際の道路設計に活かしていくことが考えられる.影

 以上のように本論文は博士論文として十分な内容を含んでおり、学位論文として認められる。

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参照

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