1
.はじめに
図書館のホームページ紹介
附属 図 書館 情 報管理 課システム管理 係長 瓜 生 照 久
E‑rnail:uryu@net2.nagasaki‑u.ac.jp
当館では1996年6月24日から正式にWebサーバを立ちあげました。当館ではこれを 「電子図書館 機 能への入口Jと考えており、随時発展 さ せ て行く予定です。
URL http://www.lb.nagasaki‑u.ac.jp/
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長崎大学附属図書館
E:nglish ‑Japanese
制 表 組み、フレーム、J.".Scnpt対応のブテヲ?をこ利用ください川
公開中のサービス
・開館日カレンダー
・利用案内
・中央図書館 ・医学分館 ・経済学部分館
・蔵書検索システム(OPAC)
・学術雑誌呂次へのリンク集・
・圏内雑誌 ・外国雑誌
・幕末・明治期古写真{想、展示会
・学内紀要(全ヌコー試験公開中
・図書館ニュース
e¥NVNIアクセス統計(1998.1.1‑1.31)
・学内向けサービス{宴必京大学の弁からが穴~-!?x でき亥ぜんJ
"CAonCD(Chemica! Abstracts on CD)
"
'OVID(ERIC)
"
'OPAC(telnet)
d 仮想サービスカウンター
図書館の外へ
・長崎大学のホームページ
・総合情報処理センター
・学内I.ANI学内共同利用計算機の障害/停止等
・インタ}ネットの利用にあたって
・図書‑雑誌の所蔵検会
・総合目録データベース.'NVI1¥N検索サ}ビス(文部省、学術情報セン夕日)斗
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2.
ホームページ内容の紹介
当館で作成する「ページ」は大きな画像の使用を控えるなどファイノレサイズを小さくし、読込み を軽くするように配慮しています。また、最近はMosaicに代わってNetscapeNavigatorやInternet
Explorerなどの新しいブラウザが普及し、利用の大多数を占めていますので、見栄え/操作性を良 くするために凹'ML3.0に準拠したタグやJAVAScriptを一部に使用しています。
では、主な内容を紹介いたします。
①蔵書検索システム
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図書館資料検索
検索条件を指定してから検索ボタンをクリックして〈だきい.
整色」
条件クリアJ t
,,"ーへ検索対象.
r.全部「図書「雑誌和洋区分r.全部「和書/和雑誌「洋書/洋雑誌
検索条件:
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円ノ臼
既にご存知とは思いますが、
O P A Cとは
On1inePub1ic Access Cata10gの略で、学内に所蔵し ている図書と雑誌の所在を検索する機能です。図書館システムの更新(1
997年
2月)以降、ブラウザで 利用することが可能になっています。学内からのみ
te1netで、も検索も可能で、す。
現在、雑誌全点、図書については原則的に昭和
61年度以降に購入・寄贈された資料が登録され、
検索対象となっています。電子図書館機能の基礎になるデータですので、それ以前に受入した資料 の電算機入力を鋭意進めています。しかし、全蔵書を
O P A Cで検索可能とするのには、もうしば
らく時聞がかかりそうです。
また、一部の学術雑誌について、最新号の目次情報を提供できるよう準備を進めています。将来 的な課題として、
CurrentContents等の二次情報データベースによる論文単位の検索と、
O P A Cによる資料単位の検索機能の融合を考えて行きたいと思います。
この他にも、他大学等の所蔵を検索するためのリンクを用意しています。全国の大学図書館等の 所蔵が検索できる「総合目録データベース附
W検索サービス(文部省学術情報センター)
J、
O P A Cを公開している大学図書館のリストである「日本国内図書館
OPACリスト(農林水産研究情報センタ ー)
J、新刊情報が検索できる rTRC(株)図書館流通センター」、 「トーハン
jなどがありますの で、こちらの方もご利用ください。
②幕末・明治期古写真仮想展示会
当館の目玉商品の一つであり、当館のページの中で利用数が一番多いページです。幕末から明治 期に撮影された長崎を始めとする日本各地の写真や人物の写真約
100点をブラウジングすることが 可能です。統計を見る限りでは学内より学外からの利用が圧倒的に多く、また地元自治体等からの
リンクも有り、対外宣伝としては成功しているものと思われます。
平成
9年度の文部省科学研究費により全所蔵の半数、約
2500点の電子化が認められましたので、現 在学内の教官各位のご協力によりデータベース化が進行中です。
③紀要/図書館ニュース
学内で刊行されている紀要の全文をインターネットで公開しようとするプロジェクトです。現状 は医学部で発行される
rActaMedica NagasakiensiaJと「図書館ニュース
Jをテストケースとして 単にH
TML化したものにすぎません。来年度は、①
HTML以外の形式でのテスト、②検索機能の付加、
③収録誌を増やしながら実験を拡大、などを行う予定です。現在、次年度に引き継ぐためのシステ ムの仕様(案)やデータ登録のための体制作りを検討しています。
④学術雑誌目次へのリンク集
本学で購読されている学術雑誌を中心に、目次情報へのリンクを収集したもので、意外にも学外 からの利用が多いようです。
SINETの対米国回線も
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psと高速になっていますので、以前に比べて 国外のサーバも快適に利用できます。
このリンク集は過去に行っていた「コンテンツサービス
jの延長/代替として考えています。サ ーバの公開以降も随時拡充を行い、現在では
1000を超えるタイトルを参照することが可能になりま した。しかし、何分にも担当者が
OpenText等の検索エンジンや出版社のホームページを利用して 1 タイトルづっ捜し出して登録しているので、全購読タイトルには程遠い状態ですが、随時拡充して 行く予定です。四
L変更や新田
Lを発見されましたらご一報いただければ幸いです。 当館で収集し たリンク以外に、 「学術雑誌へのリンク集(北海道大学図書館
)J、目次の検索が無料でできる「閃
COVERJなどへのリンクもトップページに用意しております。
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A l p h a b e t i c a l L i s t i n g f o r
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2. AMBIO : Journal of Human Envirorunent(7ne R(fytI1 Swedish AClldemy 01 Sciences) 3. ARI: International Journal伽 Physicaland Engin悶 ingSciences偽Iringer) 4. Abdominal Imaging命'ringer)
5. Accident Analysis and Prevention(智'sevier) 6. Acaeditation and Quality Assuran信 仰iJ"inger)
7. Accounting
,
Management and Information Techno!ogies(EJsevier) 8. Ac芯ounting,Organizations and Society(Elsevier) .9. Actll Agriα
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ture Scandinavica Sect. A‑B(S,
温ndinllvianUniv.舟ess) 10. Acta Anatomica俗 的er)11. Actll Astronautica(EJsevier)
l口2.Actll De町rmll紙to'刷 凹 . 崎 ザ
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;p,r:'均U均1l(ω
e.'r)14. Actll Haemato!ogica(KlII"ger) 15. Actll Informatica伶ringer) 16. Actll Materialia(EJsev必
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17. Actll Neuropatho!ogicll偽ringer)18. Acta Odontologica(S・can晶'1svian伐1Iv.丹ess) 1
凶9.Actll 0ωrt出ho叩pa鵠ed必ic叩泡Scandin削置釘訓y川i品caa(S 2
別O.Acta Oto‑Laryngo!ogi伺6咽 泊111vianUniv.丹ess) 21. Actll Pllediatricll(Scandinllvian Univ. Press) 22. Acta Psycho!ogica(Elsevier)
23. Actll Socio!ogicll(S,加必111vianUniv.舟ess)
24. Accounts of Chemical Researches白meric卸 ChemictI1Society) 25. Acta Matrialia{Acta Metal!urgica et Materialia)(Elsevier) 26. Actll Neuropatho!ogicll(Springer)
27. Acta Psychologica(Elsevier) 28. Addiction(ClII"llIx)
29. Addiction Biology(む'arls.%'.J
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図3 http://www̲ Ib. nagasaki‑u. ac. jp/journals/journaL html
⑤利用案内
中央館、医学分館、経済学部分館の利用案内です。図書館ご利用の前に一読下さい。この他、各 館の開館スケジュール「開館日カレンダー」を用意しています。
この他、九州地区の国公私立大学へのリンクを用意しています。帰省/学会/出張等で訪問され る際は、予備調査にご利用ください。
⑥その他
当館で利用可能な
CD‑ROMデータベース等の案内、九州の放送局、国内/海外の新聞社、コンビュ ータ関係、国内の電子図書館プロジェクト等各種取り揃えております。
‑ 24 ‑
3.
運用体制について
附Wサーバは、館内に設置されている富士通のUnix ワークステーション (S~4/ lOH) の上でNCSA製の httpd
を動かしています。サーバの立ち上げに際し、総合情報処理センターの皆様にご協力をいた だきました。この場を借りてあらためて御礼を申し上げます。
さて、サーバの運用/管理及びコンテンツのメンテナンスは、主に情報管理課システム管理係(定 員
1名)が半ばボランティア的に行っています。しかしながら、一係で全コンテンツの面倒をみるこ とは困難です。このため、館員全員が
HTMLファイノレを作れるように、自習用ビデオや
H刊1エディタ を購入して簡単にホームページが作れるような環境整備を行い、さらに勉強会を開催し図書館員個 人の資質向上をはかりました。
この他、 「インターネット広報ワーキンググループ。」、 「電子図書館機能推進ワーキンググ、ノレー
プJを車 E 織しました。ここでは、電子図書館化に対応する図書館組織とするための規則/要項の制 定、電子図書館機能(=今後の
Webでのサービスの内容の検討)を行っています。電子図書館機能の 一部であるコンテンツ整備が図書館業務のーっとして成文化/明確化されることにより、
Webを利 用したサービスの一層の拡大/向上がはかられるものと期待しています。
なお、残念ながら、要項については現在検討中につき掲載することができません。出来上がり次 第、ホームページ等で公開したいと考えています。
4.
今後の展開 ー「おわりに J にかえて
1998年4月1
日から電子図書館機能の充実を目的として「研究開発室Jが設置されることが決定し ています。ここでは、当面は前述の「古写真」と「グラパー図譜
jのデータベース化を中心とした 活動を行う予定ですが、当館の電子図書館化は加速度を増すことになります。併行して、図書の所 蔵の遡及入力、紀要等のデータベース化、双方向性を生かした各種申込手続きの電子化、情報提供 のためのリンク整備を中心にサービスの拡大をはかつて行く予定です。しかし、現行サービスをそ のままに新たに電子図書館的サービスを加えることは極めて困難です。現在、館内においては図書 館の業務全体の見直しに着手しておりますが、既存のサービスの見直しも避け得ない状況です。利 用者各位には、このような状況をご理解をいただき、一層のご利用/ご支援をいただきたいと存じ ます。
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