• 検索結果がありません。

2-(4

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "2-(4"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

チアゾリウム塩の誘導体の合成とメソイオン化反応

松本忠雄 早津光義

1 ま

新 しいメソイオソ化合物の合成は現在 も続け られてお り,特にチアダイアゾ‑ルやチアゾ ール環を有す る化合物

( 1 )

〜(8)が多い.なかにはメソイオン化合物の生物学的活 性(1

) I

(6)を 検討 している例 もある.

核外負電荷が共役系原子団に非局在するメソイオン化合物の合成について,前報(8)では,

2,3

‑ジフェニル

‑4‑(4‑

ヒドロキシフェニル)チアゾリウム塩 のメソイオソ 化反応につ いて検討 した.その胎果

, 4

‑ヒ ドロキシフェニル基 の

3,5

の位置に置換基を有す る塩は安 定 した メソイオソ化合物を生成 した. しか し,置換基を有 しない塩では油状物質を与 え単離 で きなかった.

本報では

, 4

‑ヒ ドロキシフェニル基を チアゾール環の

2

の位置に導入 した 塩を合成 し, メソイオソ化反応を試みた ところ, 前報の

4

の位置に

4

‑ヒ ドロキシフェニル基を 有す る塩 では単離できなか った メソイオソ化合物を安定に合成できた. また, 4‑ヒ ドロキシフェニ ル基 の

3,5

の位置に置換基 の入 った 塩のメソイオン化 も収率良 く安定 した メソイオソ化合 物を生成 したのであわせて報告す る.

2 結 果 と 考 察

2 ‑ 1

臭化

2 ‑( 4 ‑

ヒ ドロキシフ ェニル)

‑ 3 . 4

‑ジフ ェニル チ7ゾリウム

( 1 a )

の合成 と反

酢酸溶液中で,N‑ (4‑ヒドロキシー1‑チオペ ソゾイル)アニリドとプロムアセ トフェノ ソを

1 0 0o C

で反応 させて,

(l a)

を得た.

( l a)

をナ トリウムメチラー トで処理すると,塩は溶解後黄色沈殿を生 じた. これをイソア ミルアル コールーメタノール溶媒で再結 して

, 2‑(4

‑オキ ソフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チアゾール(ll)を得た.(l

a)

はメタノールに溶けるが(1'

)

は難溶, イソア ミルアル コールや エチ レング リコールに溶ける.

(ll)をメタノール中に懸濁 し,希塩酸または希硝酸で処理す ると,それぞれ対応す る塩, 塩化

2 ‑(4

‑ヒ ドpキシフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チア ゾ1)ウム

( l b )

, と硝 酸

2‑

(4

‑ヒ ドロキシフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チアゾリウム

( l c )

を生 じた.

( s c he me

1)

2 ‑ 2

硝酸

2 1( 3 1

ニ トロ

‑ 4

‑ヒ ドロオキシ7 ェニル

) ‑ 3 ,4

‑ジ7 ェ=ル チ7 '/リウム

( 2 a )

* 一般科 化学 助教授

** 学生課 事務官 (元一般科 化学 技官) 原稿受付 昭和61

9

月27

(2)

1 5 4

長野工業 高等専門学校紀要 ・第1

7

の合成と反応

HOれ 主NHPh

+

phCOCH2Br ‑ Ph

鹿 .呂r

a)

+

ph

馬 碍・ o

空 也 Phy

2 5 N O " . H : 3 / 日 ' )

. H ( ( ' 声1 > ̀ .‑

p Y 禦c H L P h

3 Ph

i f

F NOo之 Ph

Schen

e

1

(1′)をメタノール中希硝酸で処理す ると,堤(l

c)

を生 じた. また,濃硝酸中で

60o C

に加 熱す ると, ニ トロ化された塩(

2 a)

を生 じた.

( 2 a )

をナ トリウムメチラー トまたは メタノール中 トリエチルア ミソで処理す ると,黄色沈 殿を生 じた.多量のメタノールまたは メタノール‑ベ ンジルアル コール溶媒 より再結すると,

メタノール

1

分子を含有す る鐙赤色の結晶を得た. この結 晶を

1 20o C

2

時間乾燥 した後, 元素分析 した ところ, メタノール分子を失なった

2‑(3

‑ニ トロ

‑4

‑オキ ソフェニル)

‑3,

4

‑ジフェニル チアゾール(

2′ )

が得 られた.

また

,( 21 )

はメタノール中臭化水素酸で処理す ると,臭化

2‑(3

‑ニ トロ

‑4

‑ヒ ドt,オキ シフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チアゾリウム

( 2 b)

を生 じた.

( Sche me

1)

2 ‑ 3

臭化

2 ‑( 3 , 5

‑ジ7ロム

‑ 4 ‑

ヒ ドロオキシフ

ェニ

ル)

‑ 3 ,4 ‑

ジフ ェニル チ7ゾリウム (3a)の合成と反応

(l a)

を クロロホルム中,臭素 と反応 させ ると黄色沈殿を生 じた. メタノールで再結すると, 無色の結晶(

3 a)

が得 られた.

( 3 a )

をナ トリウムメチ ラー トで処理すると,黄色沈殿を生 じ, メタノールで再結す ると,

'1a'

hi

P. B

B

?

rr

+ +

p h 悪 霊H C L P h 肇 H " 0 3

Sc he ne 2

メタノール

1

分子を含有す る黄色結晶を得た. これを

1 2 0o C

3

時間乾燥 させ ると, 鐙色

(3)

に変化 し

,2‑( 3 , 5

‑ジブロム

14

‑オキ ソフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チ ア ゾー

ル( 3' )

が得 られた.

( 3

1

)

を メタノール中希塩酸,希硝酸で処理すると,それぞれ 塩化

21( 3, 5

‑ジプロムー

4

‑ヒ ドロキシフェニル

)‑3,4

‑ジフェニル チアゾリウム

( 3 b )

,硝酸

2‑( 3 , 5

‑ジプロムー

4

1ヒ ドTlキ シフェニル)

13,4

‑ジフェニル チア ゾ1)ウム

( 3 C )

の塩が得 られた.

( Sc he me2 )

また,(

l a)

に濃硝酸を加 えて撹拝す ると,発熱 し油状物質を経て,黄色沈殿 を得た. この 沈殿を メタノール中, トリエチルア ミソで処 理 し, メタノールーベンジルアル コールで再結 した ら

, 2‑(3

‑ニ トp

‑5

‑プロム

‑ 4

‑オキソフェニル)

‑3,4

‑ジェニル チア ゾール に元素分析が一致す る赤褐色の結晶が得られた.

2 ‑ 4

壇とメソイオン化合物の性質

合成 した塩,な らびに塩を塩基で処理 して得 られたメソイオソ化合物の性状,収率,元素 分析値を

Ta bl e1 ,2

に示 した.

( 1 a)

はメタノールに溶解するが,(1′)は難溶性で, イソア ミルアル コール,‑チ レソグ 1) コールなどに溶解す る. また

,I R

ではフェノール性

OH

基 の

3 0 0 0 c m

1

,1 2 1 0 c m

lの吸 収が(1′)では

2 9 5 0 c m

1に弱い吸収を残 している.新たに

C‑

0 の吸収 と思われ るもの が

・ 6 4 0 c m‑

1に弱 く現れた

・U

V の比較では,

( l a )

(ll)の}

慧 nm

3 3 9 ・4 1 2

3 4 1 ・4 1 3

わずかに長波長側に移動 して,共役系が増 したことを うかがわせ る.

核外負電荷をも

つ 4

‑ヒ ドロオキシフェニル基 の位置がチア ゾール環の

4

の位置にある

2

,

3

‑ジフェニル‑4‑ (4‑ヒ ドロキシフェニル)チアゾ1)ウム塩のメソイオソ化は油状物質を 生 じ安定 した化合物を単離できなかった. しか し,チアゾール環の

2

の位置にある(l

a)

は安 定 した(ll)を単離できた. このことは,チアゾール環の 2と3の位置にある 方電子が正電荷 を帯びた窒素原子側に移動 して,核外負電荷を もつ酸素原子がキノン構造になって安定す る のを助けていると思われる.チアゾール環 の3と4の位置の 打結合性は 2と3の位置の TF結 合性 より弱い ことが うかがえる.

次に

4

‑ヒ ドpオキ シフェニル基に置換基 の導入された塩 とメソイオン化合物 との比 較 を してみる. ニ トロ基が入 った

( 2 b)

は メタノールに溶解 し

,( 2′ )

はメタノールに難溶性を示 し・

ソジルアル コ「ルには 易溶であ る・ メタノールーペ ソジルアル コール溶媒 と多量 のメ タノール溶媒での再給を行なった. メタノール再結 した結晶を常温乾燥 した場合, メタノー

1

分子を もった結晶に近い元素分析倍を与え, また

,I R

で もメタノール性

OH

基が確認 された. この結晶を

1 2 0 o C

2

時間乾燥 した 場合は メタノール分子を 失なっていた.

I R

はフェノール性

OH

基が

3 0 5 0 c m

1に幅広 く現れている.

( 2′ )

では

3 0 6 0 c m

1に 弱 く存在 し,新たに

1 6 2 0 c m

1

C‑

0 の吸収 と思われる弱い も の が 現れ た.ま た

,U

V は

( 2 b)

( 2. )

} 些些 nm 3 ma x 7 6

3 7 9

でわずかに共役系が増 していると思われ る.

臭素原子が置換 した

( 3 a )

( 3′ )

では, メタノールに対す る溶解性はむ しろ

( 3′ )

の方が良好 である.容易にメタノール1分子を含有 した結晶をつ くるもの と思われる. メタノール再結 後,常温で

3 0

分乾燥 した黄色結晶は元素分析値

,I R

でメタノールを確認 した. この結晶を

1 2 0 o C

3

時間乾燥するとメタノール分子を失なって鐙色に変化す る.

I R

は フェノール性

OH

基が

3 0 5 0 c m

1に幅広 く現れた ものが

( 3′ )

では同 じ位置で弱 くなって い る. また, フ

(4)

1 5 6

長野工業高等専門学校紀要 ・第

1 7

Ta b l e .1 Pr o pe r t i e so f2 14 ‑ Hy dr o xyp he nyl

3 , 4 ‑ di p he nylt i a z o l i um Sa lt De r i v a t i ve s

+

ph哨

H X ‑

Co mpd. R

I

R2

Ap p e a r a nc e Yi e l d M p

% o C

l a H H f i r Pa l ey e l l o wpr l S mS 6 4 . 4 3 1 4 1 b l i H CI Co l o r l e s sp r l S mS 7 3 . 4 2 9 0 1 c H H NO8 Pa ley e l l o wpr is ms 7 6 . 3 2 3 9 2 a NO2 H NO8 Ye l l o wpr i s ms 9 1 . 6 1 8 7 2 b NO2 H Br Yeuo wne e dl e s 8 6 . 1 2 7 2 3 a Br Br Br Co l o r l e s sp r i s ms 7 5 . 5 3 3 5 3 b Br Br CI Pa l ey e l l l o w pr l S mS 7 6 . 2

3 c Br Br NO 8 Pa l eye l l o w ne e dl e s 7 9 . 5

9 1 3 3 1 4 0 1 9 5 0 7 0 7 8 8 1 4 6 8 7 1 4 6 1 1 3 4 3 6 1 1 3 3 3 3 6 7 9 9 6 6 2 2 2 2 5 5 2 3 9 1 0 1 6 6 3 2 1 8 9 9 8 6 9 9 3 4 2 1 3 4 3 3 4 4 6 6 6 5 3 3 4 4 4 4 3 3 3 3 2 2 2 2 2 2

26 47 85 94 24 27 36 66 41 40 25 40 29 17 10 84 1 1 8 8 4 4 7 7 5 5 4 4 8 8 6 5 6 6 6 6 6 6 5 5 5 5 4 4 4 4 4 4

Ta b l e .2 Pr o p e r t i e so f2 <4 ‑ 0xo phe nyl

P

, 4 ‑ dj p he nylt i a z o l eDe r i va t i v e s

ph

軍鞄

。。 m。。. R

I

R2 A。 。e a , a nc e Yi e l d M。 A m

1

F

c

o

afc

n

d!

%

o C c

H

N 1 ' H H Or a ngepr l S mS 8 6 . 7

2 ' NO2 H ‑ Br o wnpr l S mS 9 3 . 2 3 ' Br Br Or a ngepr l S mS 9 6 . 5

9 5 2 8 8 7 2 2 3 4 5 8 4 4 7 7 2 2

6 9 5 7 3 9 6 5 7 7 7 6 4 4 3 3 2 2

2 7 0 7 7 7 3 5 3 3 6 7 6 6 7 7 1 1 7 7 6 6 5 5

3 1 4 7 9 8 2 2 2

ェソ ール性の

1 2 50 cm

1の吸収は消えた.C‑0 に よると思われるものが

1 5 90 cm

1に弱 く 現れた

,U

V

選 旦!

ma

坦 nm X

が見 られた.

の比較では(

3 a)

( 3′ )

ではまった く変化がな く

,32 5

4 21

に 吸収

以上の結果

,4‑

ヒ ドロオキシフェニル基に置換基の無い メソイオンは結 晶 に メタノール 分子を含まず,置換基のあるものはメタノール分子を含んでいる. とくに電子供与性の臭素 置換体は塩 とほ とん ど変 らない極性を持ちアル コール分子 と引き合 って安定 しているもの と

(5)

思われる.

3

験 ̲

3 ‑1

臭化

2 ‑. ( 4 ‑

ヒ ドロキシフ ェニル)

‑3 , 4 ‑

ジフ ェニル チアゾリウム

( 1 a)

N‑(4

‑オキシチオペ ソゾイル) アニリド

5 . 8g( 0 . 0 2 5 mo

l)を

1 0 0 ml

の酢酸に溶かす.

これにプロムアセ トフェノン

5 g( 0 . 0 2 5 mo

l)を

2 0 ml

の酢酸に溶か し,反応温度

9 0 ‑1 0 0o C

1

時間かけて滴下す る.その後

2

時間

90

℃ に保 ち撹拝を続ける.常温で一夜放置後,坐 成 した黒色油状物質をアセ トソで洗 って,得 られた白色粉末を メタノール‑エーテルで再結 晶 した ところ

,6 . 6 g

の結晶

( l a)

を得た.

3 ‑ 2 2 ‑( 4 ‑

オキ ソフェニル)

‑ 3 , 4

‑ジフ ェニル チア ゾール

( 1 ′ )

( l a )5 g( 0 . 0 1 2 mo

l)を

3 0 ml

のメタノールに懸濁 させ る. これに金属ナ ト リ ウ ム

0 ・ 3 g

.

( 0 . 0 1 2mo

l)をメタノール

5 ml

に溶か した液を加えて撹拝す ると,

( l a )

は溶解 して,液 の色 はオレンジ色に変化す る.溶解後

1 0 ‑1 5

分 ほどで黄色沈殿を析出した. この沈殿を メタノー ル‑イ ソア ミルアル コールで再結晶 して

,3 . 4 g

の結晶

( 1′ )

を得た.

(1̀)

1 g( 0 . 0 0 3 mo

l)を メタノール

1 5 ml

中に懸濁 させ, これに

6 N

塩酸 を

( 1′ )

が溶けて 液が透 明になるまで滴下 させる.溶解後

3 0

分撹拝を続けた.ェ‑テルを加えて沈殿物を とり,

これを メタノール より再結晶 して

,0 . 8 g

の塩化

2‑(4

‑ヒ ドロオキシ)

‑3,4

‑ジフェニ チアゾリウム

( l b)

の結晶を得た.

UV理 些 nm 3

ma

x 4 0 ,41 2

.

( 1 ′ )1 g( 0 . 0 0 3 mo

l)を メタノール

1 5 ml

中に懸濁 させ, これに

l N

硝酸

5 ml

を加え撹拝 す ると,溶けて透明軒こなる.

1

時間後エーテルを加 えて得 られた沈殿をメタノール‑エーテ ルで再結晶 して

0 . 9 g

の硝酸

2‑(4

‑ヒ ドロオキシフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チアゾ

リウム

( 1 C )

を得た

.UV些 坦nm 3

ma

x 4 0 ,4 1 5 .

3 ‑ 3

顧2 ‑( 3 ‑

ニ トロ

‑ 4 ‑

ヒ ドロキシフ ェニル)‑

3 , 4

‑ジフ

ェニ

チアゾリウム

( 2 a)

(1'.)

1 g( 0 . 0 0 3 mo

l)に濃硝酸

5 ml

を加え

,6 0 ‑7 0o C

に加温 して撹拝す る・二酸化窒素 が発生 し,ほぼ 1時間で油状物質が結晶化する.油状 のときは,冷水を少量加 えると黄色沈 殿を生 tL, これを メタノールで再結晶すると,

1 . 2 g

の結晶

( 2 a )

を得た

.UV些 坦nm3 ma x 7 8 .

3 ‑ 4 2 1( 3 ‑

ニ トロ‑

4

‑オキソ

7

ェニル

)‑ 3 , 4

‑ ジフ ェニル チ7./‑ル

( 2′ )

( 2 a )1 g( 0 . 0 0 2 3 mo

l)を

1 5 ml

のメタノールに温めて溶かす,これに金属ナ トリウム

0 . 0 6 g ( 0 . 0 0 2 6 mo

l)をメタノール

5 ml

に溶か した液を加えて撹拝す る. しば らくす ると黄色沈殿 を生 じた. これを メタノ‑ルまたはメタノールーベ ンジルアル コール より再結晶 して

,0 . 8 6

gの燈色結晶(

2′ )

が得 られた.常温乾燥試料

1

分子のメタノールを含む結晶 (元 素 分 析 値 (

%)C6 4 . 8 4 ,H4 . 3 6 ,N6 . 81

計算値(

%) C6 5 . 0 1

,

‑ H4 . 4 6 ,N6 . 8 9 ) .

( 2′ )1 g( 0 . 0 0 2 7 mo

l)をメタノール

2 0 ml

に懸濁 させ,等

mol

の臭化水素酸を加える・

( 2

)

が反応 して溶けてか ら1時間撹拝 した後,エーテルを加え生成 した沈殿を メタノールか ら再結晶 して,

1 . 0 5 g

の臭化

2‑(3

‑ニ トロ

‑4

‑ヒ ドロキシフェニル)

‑3,4

‑ジフェニル チアゾリウム

( 2 b)の結晶を得た.

3

5 臭化

2 ‑( 3

,

5

‑ジ7【コムー

4 ‑

ヒ ドロキシフ ェニル

) ‑ 3 , 4 ‑

ジフ ェニル チ7 ゾリウム

( 3 a )

( l a )2 g( 0 . 0 0 4 9 mo

l)を

3 0 ml

のクロロホルムに懸濁 し, これに臭素

1 . 8g( 0 . 0 0 9 8 mo

l) を クロロホルム

1 0 ml

に溶か した液を

1

時間かけて滴下す る.

( l a )

は反応 して溶解 し赤褐色

(6)

1 5 8

長野工業高等専門学校紀要 ・第1

7

の液 となる・その後

1‑ 2

時間撹拝を続けると黄色沈殿を析出 し, これを メタノールで再結 晶す ると

,2 .1 g

の結晶(

3 a)

を得た.

3 ‑6 2 ‑ ( 3, 5

1ジプ ロムー

4 ‑

オキ ソフ ェニル)‑3

, 4

‑ジフ ェ=ル チア t/‑ル

( 3' )

( 3 a )1 g( 0 ・ 001 8mol )

を メタノー

ル 20 m

lに 懸 濁 させ, これ に 金 属ナ トリウム

0 . 0 4 g ( 9 .0 0 1 8mo

l)を メタノール

5 m

lに溶か した液を20分で滴下す る.(

3 a)

は反応 して溶 け る.

その後

1

時間撹拝を続けた後,反応液 を氷水に注 ぎ,生 じた黄色沈殿を メタノールで再結晶 して0

. 9 gの結晶 ( 31 )

を得た.常温乾燥 した結晶は

1

分子のメタノールを含有 してい る ( 素分析値(潔)

C50 . 9 3 ,H3 .2 5 , N2 .7 4

,計算値(

%) C5 0 . 89 ,H3 .30 ,N2 . 70 ) .

( 3′ )1 g ( 0 ・0 0 2mo

l)を

20 m

lのメタノールに懸濁 し, これに濃塩酸

0 . 2 5 gを滴下する.

( 3′ )

が反応 して溶解す る. しば らく撹拝を続けると白色沈殿を生 じ, これをメタノールで再 結晶す る と

, 0 . 8g

の塩化

2‑( 3 . 5

‑ジプロムー

4‑

ヒドロキシフェニル)‑3,4‑ジフェニル チアゾ.)ウム

( 3 b)を得た.UV些 max 坦nm 3 2 5 ,4 21 .

( 3′ ) 0 . 8g( 0 . 0 01 6mo

l)を

1 5 m

lのメタノールに懸濁 し, これに濃硝酸

0 . 2gを加 えて撹

拝す る.(

3̀ )

は反応 して溶解 した彼,新たに白色沈殿を生 じた. これをメタノールで再結晶 して, 0

. 7g

の硝酸

2‑( 3, 5

‑ジブ。ム

‑4

‑ヒ ドロキシフェニル)‑3,4‑ジフェニルチアゾ 1)ウム

( 3 C)を得た.UV 些 maX 坦nm 3

26

,4 21 .

4

チアゾール環 の

4

の位置にフェノール性水酸基を有す る

2,3‑

ジフェニルチアゾールの塩 のアルカ リ処理では, フェノ‑ル基に置換基の無いものは メソイオン化できなかった. しか し,チアゾール環の

2

の位置にフェノール性水酸基を有す る

3,4

‑ジフェニルチアゾールの 壇 では, フェノール基に置換基の無い もので も高収率で安定 したメソイオンを合成す ること ができた.同時にフェノール基にニ トロ基, プロム基の置換 した塩 もそれぞれ安定したメソ イオンを合成で きた. また, メソイオ ン化合物は酸 との処理に よって,それぞれ対応す る塩 に戻 った.

( 1 ) C.G.Ne wt o n,W.D.Ol l

i

s .M.i.Po dmo r ea ndD.E.Wr i ght

,I.

Ch e m.So s .Pe y k i n Ty a ns . 1,6 3 ( 1 9 8 4 ) .

( 2 ) C.G.Ne wt o n.W.D.01 1 i sa ndD.E.Wr i ght

,I.

Che m.So c .Pe r k i nTT a nS .1 , 7 5( 1 9 8 4 ) . ( 3 ) K.Ma s ud a ,J . Ad a c hi ,H.Mo r i t aa ndK.No mur a,Chc m.Pha r m.Bu l l .2 9 , 1 7 4 3( 1 9 8 1 ) . ( 4 ) T.She r a d s kya ndD.Zba id a ,He t e y o c yc l e s ,2 0 ,1 9 0 3 ( 1 9 8 3 ) .

( 5 ) S.Aur i c c hi o ,S.Br uc kne ra n dL.M.Gi unc hi ,He t e y o c yc l e s ,1 4 ,1 7 5 7 ( 1 9 8 0 ) . ( 6 ) W.D.01 1 i sa ndC.A.Ra ms d e n,Ado .He t e r o c yc l .Ch c

m

. ,1 9 ,1( 1 9 7 6 ) . ( 7 )

松本忠雄,大田正樹,日本化学雑誌

,9 1 ,1 0 0 6 ( 1 9 7 0 ) .

( 8 )

松本忠雄,早幹光義,長野工業高等専門学校紀要,1

2 ,4 1 ( 1 9 8 0 ) .

参照

関連したドキュメント

1.2 VLOOKUP 関数 C6 の計算式は,図 3 は, VLOOKUP 関数の図解です. C6: =VLOOKUP(C5,$A$21:$C$30,2,TRUE) VLOOKUP 関数は, VLOOKUP( 照合値 , 照合範囲 ,

1 ダイオキシンとは, 1のようにこつのベンゼン核を酸素で橋渡しした骨格をもっ化 合物のことで,これに類似したものにはシベンゾフランがあります。 1, 2, 3,

を持つ。この正方黒画素の部分を位置検出パターン

(キトラ天文図では天の赤道と黄道 *4 の交点の

1.2 VLOOKUP 関数 C6 の計算式は,図 3 は, VLOOKUP 関数の図解です. C6: =VLOOKUP(C5,$A$21:$C$30,2,TRUE) VLOOKUP 関数は, VLOOKUP( 照合値 , 照合範囲 ,

ここに掲載した図は、受験者のとった得点が、 全体の順位でどの位置にあたるかを示す、パー

塩素異性体の位置異性識別 UR144 5Cl analog およびその塩素位置異性体に ついて,各化合物のプロトン付加分子をプリカー

れる. [14] “ ランダム ”