平成 5年度か ら10年度のスキー実習報告
塚 田 修 三 内 山 了 治 児 玉 英 樹
An Examination of the skiing school from 1993 to 1998 Syuzo TSUKADA Ryoji UCHIYAMA Hideki KODAMA
Since1963,NaganoNatiorLalcollegeofTeclmologyhasbeenofferingaskiingschoolasoneofacademic events・Thepurposeoftheskiingschoolisnotonlytoleam skiingskills,butalsotodevelopthef3Hendship a
m ongtheparticipants.Inaddition,thiseventtakesadvantageofcharacteristicsofourhomenattlre.nlis reportsummarizes:1・theoutlineoftheskiingschoolcarriedoutbetweentheacademicyearof1993andthat of1998,and2.theresultofthequestionnairesaftertheskiingschools.Wefoundthatstudentswerevery enthusiastic,andtheirskillswereimproved.Theeventswerefullysupportedbyourfacultymembers,and valuedhighlybytheparticipants.Fromthepointsmentionedabove,Webclievethatourgoalsoftheeventshad beenachieved;however,wemustcontinueoure銃)rttoimprovethequalityoftheeventfurther.
キーワー ド :冬季スポー ツ,スキー実習,アンケー ト調査
1.は じめに
本校のスキー実習は,昭和38年度本校発足以来続い ている学校行事の一つである.実習の目的はスキー技 術の習得,団体生活おける規律面の向上,及び教官と学 生相互の親睦を図ることにあ り,雪深い北信濃の自然 を生か した行事でもある.
学年行事的な色彩を含めた現在の形矧 ま,平成5年度 か ら行われている.これは平成4年度の反省で,これま でのl学年5クラスを2クラスと3クラスの2グループに分 け,6日間を費や していた方法について,授業への影響, 退5日制の中で実習が休 日に及ぶこと等の理 由か ら,1 学年5クラスを1回にまとめて効率的に実施すべきであ
るとの方向が出されたことによる.実施 にあた り,5 クラスを収容で きる宿泊施設,スキー場の環境,立地 条件や実習時間の確保 ,指導員の確保,及び学生の負 担等の観点か ら候補地 をあげ検討 した結果,場所はこ れまで通 り黒姫高原スキー場 とし,宿泊施設は民間ホ テルを利用 して,1学年全クラスが2泊3日の同一期間で 実施されるようになった.
本報告は,この方法によって実施 した平成5年度か ら 平成10年度 までの5回(平成9年度は中止)のスキー実習 についての概要 と,実習終 了後の学生に対するアンケ ー ト調査をもとにまとめたものである.
●一般科教授
‥一般科助教授
… 一般科講師
原稿受付 1999年10月28日
2.スキー実習の流れ
昭和38年度か ら平成10年度 までのスキー実習を振 り 返 ると概要lIは次の通 りである.平成9年度は,「第18 回オ リンピック冬季競技大会 長野1998」による授業 ・ 行事予定の変更のため実習を中止 した.
(1)実施学年
昭和38年度〜昭和52年度 1,2学年 昭和53年度〜平成10年度 1学年 (2)実施 日数
昭和38‑昭和44年度 各クラス 1日 昭和43年度 2泊3日
昭和45年度〜昭和60年度 各クラス 1泊2日 昭和61年度〜平成4年度 2グループ各2泊3日 (3)実施延 日数
昭和38,39年度 3日 昭和40,41年度 6日 昭和42年度 7日 昭和43年度 5日 昭和44年度 8日
昭和45年度〜昭和52年度 1 昭和53年度〜昭和60年度 昭和61年度〜平成 4年度 平成 5年度〜平成10年度
日日日日0563
(4)スキー場
昭和38年度 池ノ平スキー場 昭和39,40年度 柏原スキー場
170 塚田修三 ・内山了治 ・児玉英樹 塚田修三 ・内山7治 ・児玉英樹
昭和41年度〜平成10年度 黒姫高原スキー場 (5)宿泊施設
昭和45年度〜平成 4年度 黒姫山荘
昭和62年度〜平成 4年度 黒姫山荘,明星大学山荘 平成 5年度〜平成10年度 黒姫高原 ホテル 「若月」
3.実施状況について (1)実施状況の概要
実施状況の概要は表1のとお りである.平成10年度は 当日欠席者が多かったが,どの年度も参加学生の実習 に取 り組む姿勢は熱心であ り,黒姫スキー学校の指導 員か らも高 く評価された.
表1実施概要
〜 H5 H6 H7 H8 H10
隣 田 〝1 1佃 lPI lJ29 1伽
終了日.曜 3(棉 25(水) 26(金 31(金) ZZ(金)
勧口予定 2陀 2鵬 aW 劫1 2W
当酔 締 5 8 1 2 ll
実勤【宙 lgT lS 2肪 199 1%
弓障壱数 9 8 8 9 8
架空勤王数 16 16 16 16 18 手勝 16 16 16 16 16
i ii=: 雪 雨 .質 暗 .雪 /J雪 暗 .曇 雪 雪 .風 晴 暗 雪 雪 質 .風 雪 晴 晴 レン効扶ト 1船阻 1耶阻 116組 l節甑 13% レ淵Lh7‑ \ 16 17 47 55
負傷者 1 2 1 0 2
不調 8 12 6 1 2
※スキー学校指導員数
(2)引率者(敬称略)
平成5年度 :(学年)成浮紀夫,新保良明,戸谷精三, 山口博己,久保田虞志 (体育)里見 弘,加藤俊也 塚田修三 (教務)山田進之
平成6年度 :(学年)塚田修三,小津志朗,中村博雄, 寺井直樹,藤原勝幸 (体育)加藤俊也,内山了治 (教務 )山田進之
平成7年度 :(学年)宮坂忠昭,曾田友紀子,内山7治 宮崎 誓,中村護光 (体育)加藤俊也,塚田修三 (教務 )山田進之
平成8年度 :(学年)倉島史意,前田善文,戸谷精三 藤沢太郎,宮等晃臣 (体育)加藤俊也,塚田修三 内山了治 (教務)小林義昭
平成10年度 :(学年)塚田修三,小津志朗,中村博雄, 久保田和男 (体育)内山7治,児玉英樹
(教務)藤田光雄
(3)年度毎の主な変更点 平成5年度
①1学年5クラスを1回(2泊3日)にまとめて実施 した.
②宿舎がゲレンデに近いため,これまでゲレンデと 宿舎の往復に要 した時間と労力が短縮 ・軽減できた.
平成6年度
①菜 を充実させた.
②学年行事としての意味合いも持たせ,修学旅行の 事前訓練として,集団行動やホテルでのマナーの指 導に配慮 した.
③ ウェアーもレンタルできるようにした.スキーセッ トと同様にホテルにお願い した.
平成7年度
①実習終了後に休 日がほ しいとの学生の要望か ら, 水曜日か ら金曜日を実習期間に設定 した.
② 自由滑走時間を,2日日の実習終了後に設定 した.
③1日目の昼食を前山食堂で摂れるようにした.平成 5年度 までは無料休息所を利用 したが,この施設は平 成6年度に取 り填されたため,雨の中,外で寮弁当を 食べなければならない学生もあった.本年度からこれ
らが解消された.
平成8年度
①実習の様子をVTRにまとめた.
平成10年度
(》実習グループを自己申告制で事前に決定 した.技 術の確認のために平成8年度の実習VTRを全員に視聴 させ,グルーピングの参考にさせた.前回までは, 開校式終了後に仮グループごとに滑走 し指導員が判 別 していた.等質グループができる反面.講習時間が 減少 して しまうデメリッ トがあった.
② リフ ト券 を3日間券 とし,全員に配付 した.
(診1班あた りの受講人数を少な くするため,体育教官 2名が実習班 を担当した.
(4)経費について
スキー実習に要する主な経費は,宿泊乱 バス代, 指導員乱 リフ ト券代,スキー ・ウェアのレンタル料 等である.これ らの経費は,学校 (国費,後援会費), 学生 (旅行積立金,個人)の負担によってまかなわれ ている.
黒姫山荘,明星大学山荘を利用 した平成4年度までの 実習においては,宿泊代とバス代を国費 ・後援会費で 負担 し,指導員費は国費と一部を学生負担 (旅行積立 金)とした.また,スキー用具は学校備品を使用 した.
国乱 後援会費で負担する項 目は,平成10年度 まで同 じである.
平成5年度は,民間のホテルを利用 したため増額 とな った宿泊費の一部を学生負担 とし,旅行積立金をあて
平成5年度から10年度のスキー自習報告
た.指導員費は,指導員1名減により学生一人あた り の負担は軽減 した.その他,スキー用具は,学校備品 の台数不足か らレンタルスキーを利用することとし, レンタル料は利用者学生負担 とした.
平成10年度の経費では,宿泊乱 リフ ト券代の値上 が りにともなう若干の負担増 と傷害保険料,1日日の昼 食代が学生負担として加わった.
(5)平成10年度の日程
平成10年度の日程は次のとお りである.講習は6回あ り,集中した実習により技能の向上が見受けられた.
《1日目 :1月20日(水)》
8:20学校集合出発 16:30‑17:30片付・入浴 10:00宿舎着 ・準備 17:30‑18:00夕食 10:45スキー場集合 18:00‑20:30入浴・学習 10:45‑ll:00開講式 20:30‑21:00meeting ll:00‑13:00実習 21:00‑22:30学習 13:00‑14:00昼食 22:30消灯 ・就寝 14:00‑16:00実習
16:30宿舎集合
《2日日 :1月21日(木)》
6:30起床 13:30‑15:30実習 7:00‑7:30朝食 15:30‑16:00自由滑走 7:30‑8:30準備 以下1日日と同じ 8:30宿舎発
9:30‑ll:30実習 ll:30‑13:30昼食
《3日目 :1月22日(金)》
8:30まで2日目に同じ 14:30宿舎集合 9:00‑ll:00実習 15:15宿舎発 ll:00‑12:00昼食 16:30学校着 解散 12:00‑14:00実習
4.ア ンケ ー ト結 果 につ いて
課窪や反省点を次年度に生かせるよう,平成7年度 から実習終了後にアンケー ト調査を実施 した.ここで はその一部について報告する.
(1)実習への参加姿勢及び意義について(表2,図1) 実習への参加姿勢は例年80%以上の学生が意欲を持 って取 り組んでお り,否定的な学生は各年10名以下で あった.しかし,「どちらともいえない :学校のプログ ラムとして取 り組まれているので仕方な く参加する」
表2実習への参加姿勢
雲濫 83H.7.n品 哉
意欲的 8944.8% 9851.1% 9851.1%
どちらとも言えない 178.5% 3015.6‡ 3015.6‡
あまり意欲がなかった 42.OX 7 3.6‡ 7 3.6‡
やる気が しなかった 6 3.0% 10.5‡ 10.5%
E.吉 19 192 192
□1大いにあった E32:あった E)3どちらとも言えないE34:あまりなかった
実習の意義 H7 H8 H10 大いにあった 9748.5‡ 7639.6‡ 9750.6‡
あった 8643.OX 8745.2‡ 7740.lX とちらとも言えない 126.0x 2312.0‡ 14 7.3X
あまりなかった 10.5‡ 3 1.6‡ 2 1.OX
なかった 鮒 加言 2・0‡品 迫 丁百蔓」皿
いう学生がH8年度から増加 しているのも事実である.
また,実習の意義に関 しては,学生の受け止め方とし て,H7とH10年度は90%以上,H8は85%の学生が 「意 義が大いにあった」「意義があった」 と回答 してお り, 行事 としての所期の目的は達成されているといえる.
(2)実習時間,技能の向上について(表3,4,図2) 実習時間については,「一回の実習時間」か 「全体 の回数」或いは 「総実習時間」についてかを区別 しな かったため,明確でない面もあるが,全体の半数弱が 現状で良いと回答 していた.一方,例年 「短かった」
「もう少 し長 くても良い」という学生が 「長かった」
という学生を上回っていた.実習後に自由滑走の時間を 平成7年度から組み込み,これらの学生の要望に応え たが,1回の講習時間を増加させることは講師をスキー 学校の指導員に依頼 している関係上困難かと思われる.
表3実習時間
琵 票 . 94H.7.21歳 ‑A 長かった 2914.6‡ 3417.7% 4020.8% 短かった 6733.7% 5830.2X 5528.6X 届等ffb 19,9 4・5tr遥 一迫 昔 上且
表4技能
の
向上技 能の向
上
H7 H8 H9 大いに向上し た
28.1%向上した 12462.3%12364.1%12163.Ol どちらとも言えない 16 8.0‡ 2613.5‡ 14 7.3‡ 向上しなかっ た 3 1.5‡ 3 1.6‡ 3 1.6‡ 下手になった 10.5‡ 10.5% 2 1.0‡
,bB 192 192
172 塚田修三 ・内山了治 ・児玉英樹
技能の向上に関 しては,表4に示 したとお りであるが, 自ら向上 したと判断 した学生が各年80%以上お り,こ のことが実習の意義として評価されていると判断でき る.この年代に集中的な実技指導は効果的であ り,引 率者の日からも学生の向上は捉えられた.技術的な進 歩はシュテムターンレベルの学生がパラレルターンや ウエーデルンに上達 した割合が高 く,中にはプルーク からウエーデルンにまで進歩 したと自己評価 している 学生もあった.シュテムターンはスキー操作のすべて を含む高度な技術 として位置付けられるが,多 くの学 生が中級者から上級への過程にあると自己評価 してい た.スキー学校指導員の技術力の高さと,実習や自由 滑走時間に意欲的に滑 り込む学生の姿勢が,これらの 技能の向上に結びついていたといえる.今後は全日本 スキー連盟による基礎技能検定等に挑戦させ,よ り高 度な技術 レベルを目標 とさせることなども検討する余 地があると思われる.
(3)団体行動について(表5,6)
全クラスが同一期間で実施できるようにな り,学年 行事として位置付け,2年次に控えた修学旅行の予行演 習や団体行動の事前訓練の意味合いを持たせ指導する ことが可能 となった.ゲレンデでのスキー実習は体育 教官が,宿舎での学習 ・生活指導はHR担任がそれぞ れ中心とな り指導にあた り,大 きな問題行動もな く経 過 してきた.しか し,実施時期が入学直後の高遠オ リ エンテーションとは異な り,l年次後半で しかもスキー 場 という雰囲気か ら,開放的になる面も見受けられマ ナーが悪い行動もあった.平成7年度に,ある部屋に 10名ほどの学生が集ま り談笑 し,噛んでいたチューイ ンガムを畳や机上に放置 し取れな くなって しまう問題
が生 じた.ホテル側からの指摘で発覚 したが,HR担 任が学生の指導と保護者に連絡 し,学年全体ではマナ ーについて考えさせた.一部の学生の不届 きな行動が 全体に迷惑を掛けて しまう残念な出来事であった.飲 酒や喫煙に発展 しなかったことが救いであった.
集団行動に関する学生の回答は表5,6に示 したが, 集団の一員としての責任は年度毎の差はあるが60%以 上が 「果たせた」 と自己評価 していた.反面,集団生 活や団体行動における規律面に関 しては,「果たせた」
と回答 している学生は半数であ り,「果たせなかった」
とする学生が各年度とも15‑16%存在 した.平成10年度 のアンケー トでは,果たせなかった具体的な内容 とし て消灯が35%を占め最も多かった.次いで,2日目のゲ レンデでの点呼であった.ゲレンデでの点呼は,「もう 1本滑走 したい」という理由で遅れる者や,点呼がゲレ ンデで行われることを知 らなかったとする学生もお り, 自由滑走の位置付けと合わせ課題 としてあげられる.
その他の集合時間や点呼に関 しては6割以上の学生が果 たせたと答えてお り,実際の場面でも特に問題は見受 けられなかった.今後は,期末試験が近い時期でもあ り学習する雰囲気やホテルでのマナーの向上等の指導 が課題 といえる.
蓑5集団生活の責任
莞望託 の責任 l。4H6号.。Z品 了官㌫
どちらとも言えない 5628.1% 4624.0% 6031.3% 果紳 なかった 2去3 5・OX音 辿 遇 .一辺
表6集団生活の規律
集団生活の規律 H7 H8 HIO 果たせた 9045.㍑ 9750湖 9750湖
どちらとも言えない8040.2% 6433.3% 6433.3%
巌 竺 竺竺 ̲̲ 23.315・lX了言古一旦姐 了音を‑呈出 (4)学生の意見 ・要望について
ここでは実習に対する学生の意見や要望について, アンケー ト調査に記述されたものを,学生の生の声と
して年度毎に掲載 した.語尾の数字は同意見を記述 し た人数である.
①平成7年度 (◎は次年度に改善 した項 目)
<マナーについて,信頼の回復や改善策について>
どんなことをしたのか詳しく聞いていないのでよくわから ないが,ありのままを後世に伝えてみる.改善するには一 人ひとりが考えるしかない.先生方がもっと見守る或いは ペナルティをつける.
「マナーの悪さ」とは何か明確にする.
一人ひとりが大人になり,一般常識を身につける.
マナーというのは一人ひとりが守るべき事.4
・個人の自覚 しかない.2 ・各自が責任を持つ.9
・そのような人がどうして高専に入れるのか.
・普通生活 していても,ゴミのポイ捨てをしている人が結構 いる.その人々は,親からそういう教育 しか受けていない.
放 し飼いにされて,利己的な人間になったはず.だから10 数年生きてきて,そのような行動が身について当たり前な
っている.つまり簡単には改善されない.
・今回のマナーの悪さがどうこうより,普段の生請のマナー から改善 して行 くべきである.
・マナーの良さのアピールを‑からや り直すしかないと思う.
後輩たちは苦労すると思う.
・今後の自由行動(修学旅行)の自粛.名前を公表する.
・男子は修学旅行でも部屋は近いのだから代表がその部屋全 部の人に伝える.そうすれば 「知 らなかった」なんて言い 訳は許されなくな り完全に個人の責任になる.高専生とし ては必然的に実行できるはす.行った人が一回だけでなく 何回も謝 りにいく.何年もかけて地道に回後するしかない.
・来年度の1年生にがんばってもらうよりない.2
・部屋の清掃を3日目の朝だけというところが大多数だった のでは?1日目‑3日日で一日一回でも清掃の時間を設け, かつ確認をすればどうでしょうか?
<その他 ,全般 >
・消灯をしっか りやる.室長がしっか りすればいい.
・菜をしっか り読んで点呼には遅れないようにする
・あと一日増や してほ しい.来年も実施 したい.2
・指導員の方にもよると思うが自由が多すぎるのも向上には つながらないので考慮 して欲 しい.
・とても易 しく教えていただいたので身に付きました
◎昼休みを長 くする.自由滑走の時間を増やす.10
・ナイターもできる場所がいいと思う.
・スキー実習を自由参加にすればいいと思う.
◎皆に2日券などを配ればいいと思う.
・宿泊所からゲレンデまでの距離がきつい.
② 平成8年度 (◎は次年度 に改善 した項 目)
<講習 について :班 毎の意見 ・感想 >
・1班 :先生がとてもうまく大変参考になった.6
・2班 :先生が要点を話 し滑った.ス トック無 し,片足等の 滑走.上達 した.9
・3班 :もっといろいろ教えて欲 しかった.6少 しのことに 集中できたので良かった.2
・4班 :基本的なことをしっかり教わ り良かった.5
・実習スピー ドが他の班より遅かった.
・5班 :大変良かった.独学では身に付かないことや,知 ら ないことが分かって良かった.こつを教わ りよかった.多 く滑れて良かった.4疲れた.あまり細かくなかったの でどうやればよいか悩んだ.
・6班 :講習がしっか りしていて滑走もたっぷ りあ り良かっ た.充実 していた.9
・7・8班 :良かった.9
・9班 :丁寧に指導 して貨った.4
・10班 :基礎から丁寧に指導 して頂き良かった.2 フレン ドリーな先生で楽 しかった.2
・11班 :基礎から,パラレルまでに到る者もいた. トレイン やシングルが面白かった.8
・12班 :ボーゲンからパラレルまで,とても教え方がうまか った.技能が向上 した.9
・13班 :先生も楽 しかったし,思い切 り滑れて良かった.6
・14班 :先生が良い人だったので楽 しかった.レベルに応 じ た指導だった.2
・15班 :わか りやす くて良かった.3
・16班 :は じめて滑ったけどパラレルまで出来るようになっ た.向上できた.3
<実習全般 について >
・吹雪がひどかった.悪天候だった.吹雪のなかの講習はき つい.顔が凍る.7
・自由滑走の時間がもう少し欲 しい.50
・班分けが唆昧すぎる.レベルにあっていない者がいた.4
・3日日には疲れが蓄積 して転びやす くなるし,注意力も低 下するので,休憩をしっか り取るべ きだ.
◎2日目の昼 (スパゲティ‑)はお腹にたまらなかった.
◎昼食の丑が少ない.14
・お昼がおいしくなかった.時間をずらした方が良い.
◎貸 しスキーの受け取 りに時間がかかった.5
◎レンタルスキーの調子が悪かった.2
・シールを鮎っても間違えられた.ワックスの準備.
・スキー場から宿までを滑って行けるようにして欲 しい.:2
・スキー場から宿まで滑走する者に追突された.
<宿舎関係>
◎部屋が狭い.1人当た りの畳数が少ない.3
・風呂が良かった.
・トイレが混み合うので何とか した方が良い.
・部屋の前のスリッパが無 くなるのは何故か.
・宿舎で余暇の時間が多 く良かった.
・消灯 ・就寝時刻が早かった.3
・朝をゆっくりして貰いたい.
・スキー以外でやってはいけないこと,持ってきてはいけな い物を明示して欲 しい.あとで時間を持て余 して後悔する ことになると思う.
◎ゲーム機は使用できないようにしたほうが良い.
<その他>
・スノーボー ドもあると良い.8
・ノルディックも選択できるようにして欲 しい.
・3泊4日に して欲 しい.4
174 塚田修三 ・内山了治 ・児玉英樹
・1泊2日が良かった.6
・自由参加にして欲しい.
・1日フリーの日を作ったらどうでしょうか.
・スケー ト実習をスキーにして欲 しい.
◎リフト券の配付を下級班でも3日券にして欲 しい.
・スキーが上手 くなるためだけに3日間かけたというならあ まり意義があるとは言えない.
・もっと学年全体で行動が尭早くなればよい.
③ 平成10年度
<講習関係 >
・ポールができて良かった.2
・楽しかった.わかりやすく良かった.17
・先生が良かった.丁寧に教えてくれた.フレンドリー.学 生の意見を採 り入れてくれた.30
・新雪に突っ込んだときは大変だったが雪は良かった.第6 に行きたかった.5
・質問等の時間がほしい,話し合いをしたい.
・ア ドバイスやもう少し指導してほしかった.3
・意味ないことはかりやっていた.2
・2日目はもう少し長くても良い.
・班の変更や実力に応じた班選択が必要だ.7
・人数が多かった.3
・好きな者同士の班編成が効率的.
・女子がいなかった.クラス毎だと友達が増えない.
・体調不良のため休憩がほしかった.
<宿泊関係 >
・入浴時間が短い.
・学習時間はとらない方がよい.
・別館に女子を入れてはいけなかったのか.
・部屋が填っぽかった.
・部屋がせまい.
・308(女子)屋根裏風の部屋は差が大きかった.3
・leetingの会議室が寒かった.
・消灯が早い.夜学生を信じてほしい.夜うるさい.
・夕食が冷たかった.あまりおいしくなかった.6
・夕食が早い.2
・3日E]の朝食を食べ損ねた.
<その他 ・全般 >
・おもしろかった,楽しかった,上達した.19
・来年,他学年でも実施 してほしい.10
・期間を長くしてほしい.4
・日程が厳 しかった.
・3日間は長い.1泊2日ナイター付きにして欲しい.2
・友人との親睦が深まった.
・他のスキー場も行きたい.
・もうやりたくない.
・スキー実習より集団生活ということの方が大切だ.
・旅館とスキー場の距離が遠い.2
・点呼後す(・帰らせてほしい.2
・昼食を自由にしてほしい.
・フリーを長くして欲しい.自由に滑 りたい.53
・スノボにしてほしい.3
これ らの学生の声や要望 に関 しては,効率的な実習 をめざ し可能な限 り次年度 に改善するよう努力 した.
また,実習全体の印象が天候 によ り左右 され る面も見 受けられた.
5.まとめ
今回,学年全体が同一 日程で実施 され るよ うにな っ た平成5年度から平成10年度 までのスキー実習 について 報告することがで きた.同一期間に開催 され ることに よって学年行事 としての位置付けが高まって きた.学 生の実習に取 り組む姿勢は意欲的であ り,ほ とんどの 者が技能の向上を実感で きていた.この5回の実習では 各学年の全面的なバ ックア ップのもと,学生か らの支 持 も高 く行事 として所期の 目的は達成 していると思わ れ る.今後 とも年度毎に学生の意見 を参考に見直 しを 図 り,基礎スキー技能検定の導入や単位認定の方向も 含めよ り良い行事 にすべ く努力 していきたい.
週休2日制の導入や教育課程の改定 によ り,全国の 小中高等学校では各種行事の消滅や緒小が行われてい る.本校ではこの行事が形態 こそ変化 してきたものの 継続 して実施 されていることは,学枚発足当時か らの 高い教育理念 と関係者の努力の賜物であ り,この実習 の意義 と教育的効果が全教宮 に認識されてのことと思 われる.行事 を推進する側 と してこれ らのことに常に 敬意を表 し継続 ・発展 させ る責任 を強 く感 じている.
参 考 文 献
1)長野高専三十年史編集委員会 :長野高専三十年史.
pp372‑396,1993