平板載荷試験に使用する簡易反力装置に関する研究
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(2) Ⅲ-24. 第37回土木学会関東支部技術研究発表会. 2.5. 抗翼の角度の増加とともに反力が大きくなるというこ. 理論値. とが推測できる。さらに、孔壁の崩壊が大きい砂質土. 2.0. 地盤では反力を得にくく、孔壁の崩壊が少ない関東ロ. 反 力 1.5 ( t 1.0 f ). ーム地盤では反力を得やすいということがわかる。 また、条件 C、D の比較から地表面からの深さが 大きいほど反力が大きいということがわかる。. 実測値. 試験孔 200(mm) 深さ 1400(mm). 0.5. 4.引抜き抵抗理論値の算定方法. 0.0. 従来、反力である引抜き抵抗力を算定する方法とし. 20. 25. スコーン法に基づいている。その他にも様々な方法が. Tug π d A la τ q A(1). 45. 2.5 理論値. 提案されてきた。その中で本研究に応用できそうな算. G.L.. 40. 砂質土(条件 B). 用鉄塔設計基準(JFC-127)」があり 1)、いずれもアー. ー体拡大部分上端の支圧抵抗」の和から極限引抜き力 ( Tug )を算定する方法に準じて計算を行った。 (式 1). 35. 抵抗翼の角度(°). て建築学会の「鉄塔構造計算基準」や電気学会の「送電. 定方法と地盤工学会基準に定められている 2)「アンカ. 30. 反 力 ( t f ). 試験孔 200(mm) 深さ 1400(mm). 実測値. 2.0. 1.5. 1.0. 0.5. 0.0 20. Z. 25. 30. 35. 40. 45. 抵抗翼の角度(°). dA la. A d A 0.077 5. 関東ローム(条件 C) 2.5 理論値. 抵抗翼の幅 抵抗翼の枚数. 図‐2 抵抗翼の各長さ 式の要素を図‐2 に示す。ここで d A は孔壁に食 い込んだ抵抗翼の深さ、la は孔壁に食い込んだ抵抗 翼の支点までの高さ Z は孔壁に食い込んだ抵抗翼. 試験孔 200(mm) 深さ 700(mm). 実測値. 2.0. 反 力 1.5 ( t 1.0 f ) 0.5. の中心までの深さを表す。 今回製作した反力装置で試験を行った結果は、関東. 0.0 20. ローム地盤では目標値である 2tf に届いたが、砂質土. 25. 30. 35. 40. 45. 抵抗翼の角度(°). 地盤では遠く及ばなかった。これは砂質土の孔壁の孔. 関東ローム(条件 D). 壁の崩壊によるものと考えられる。また、試験孔を掘 削する場所によっても抵抗翼を広げる力が違ったこと. 図‐3 引抜き抵抗試験の結果. から地盤の不均衡も理由の一つと考えられる。 装置については関東ローム地盤で 2tf の力に耐えら れたが、強度の増加を図ったため、重量が増し一人で 容易に運ぶことができなくなった。このため実用化を するためには軽量化が必要である。 引抜き抵抗理論値に関しては、関東ローム地盤では 実測値と近い値になったが、砂質土では遠い値となっ た。このため、抵抗翼を広げた際、孔壁に与える影響 を再考すること、各種地盤でより多くの実測値を多く 得、それをもとに考察することが必要である。. 5.参考文献 1)松尾稔:基礎の引揚げ抵抗力の算定法と粘性土中の 基礎の現場引揚げ試験の解析, 土と基礎,vol.14, No.10, pp11~21,1966 2)地盤工学会:地盤工学ハンドブック,報光社,1999, pp713~722.
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