各 種 動 物 の 骨 髄 体 外 組 織 培 養
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(2) 1304. 末. 永. 能 を詳 細 に 検 索 した.. 泰. 三. 前 後 に な る様 に して,最 も高 い平 均貪 喰能 度 が得 ら. 全 て の動 物 白 血球 に貪 喰 能 の存 す る事 は 既 に古 く. れ る様 に した.. Metschnikoff75) 76)が 実 験 証 明 し,末 梢 血 白 血球 の 第3章. 面 では 先 に 述 べ た 如 く諸 家 の 報告 で網 羅 され た感 が あ る が,各 種 動 物 を通 じ て骨 髄 細胞 の貪 喰能 につ き 一 貫 した る研 究 業績 は 末 だ之 を 見 な い .私 は第1編. A.各 1.哺. 実 験 成 績. 細 胞 の 墨 粒貪 喰 能 乳類(二 十 日鼠,白 鼠,海 〓,猫,犬). に於 て組 織 増 生 並 に 白血 球 遊 走速 度等 に つ き観 察 し. 実 験 に供 した 上 記 各 動 物 は 貪 喰 度に 強 弱 の差 はあ. た が,更 に 骨 髄機 能 の重 要 部 門 た る貪 喰能 に つ き検. るが,大 体 同 様 な貪 喰 状 態 を 示す.骨 髄 芽 球,前 骨. 討 を試 み た.即 ち本 編 では 各 細胞 の墨 粒貪 喰 能,好. 髄 球,骨 髄 球 は 全 動物 に て 全 く貪 喰 像 を認 めず,後. 中球 貪 喰 能 の 時 間的 推 移 並 に 好 中球,単 球 の貪 喰 能. 骨髄 球で は 犬,海 〓 にて(±)〜(+)の. の比 較 等 に つ き観察 した の で こ ゝに報 告 す る.. られ るが,二 十 日鼠,白 鼠,猫 で は 極 く稀 に貪 喰能. 程 度に認め. を 見 るに 過 ぎ な い.成 熟 好 中球 で は か な りの程 度に 第2章. 実 験 材 料 並 に実 験 方 法. 培 養 組 織:前 編 と同 じ く哺 乳類 では 二 十 日鼠,白 鼠,海 〓,猫,犬,鳥. 類 で は 鶏,鳩,冷. 血動 物 で は. 夏蛙 を夫 々3例 宛用 い,大 腿骨 骨 髄 を 無 菌的 に取 出. 貪 喰能 が 認 め られ る.即 ち培 養 初 期 に は微 細粒 子 と して 出現 す るが,時 間 の経 過 と共 に 漸次 粗 大融 合の 傾 向 を示 し, 3〜4時 間 以後 には 大 小 不 同 の墨 粒子を 認 め るに 至 り, 4〜6時 間 で貪 喰 度 が最 高 に 達す る. この時 期 に は微 細 墨 粒 子 は合 体 して 細胞 体 内 の一 部. して使 用 した. 培 養 基 材 料:培 地 の支持 体 として は 同種 動 物 の ヘ. に集 団 を 作 る傾 向 が あ る が,特 に 犬,海 〓 にて 著明. パ リン加 血漿 を,発 育 促進 物 質 に は9日 自 の家 鶏胎. で,二 十 日鼠 は この 傾 向 に乏 しい. 6時 間 を過 ぎる. 児 圧 搾 液 を 使 用 した.墨 汁 は良 質 の古 梅 園製 紅花 墨. と貪 喰 度 は 漸次 低 下 の一 途 を 辿 り, 24時 間 では殆 ん. を選 び,リ. ど墨 粒 子 は放 出 され る.. ンゲ ル氏 液 を 以 て磨 り使 用 した.濃 度 は に 置 い た白. 単 球 は一 般 に墨 粒 子が 核 陥 凹部 に集 まる傾 向 があ. 紙 上 の墨 が 見 え 始め る所 を リング ル 氏液 で加 減 して. り.好 中 球 に比 して可 成 り遅 れ て 出現 し,二 十 日鼠. 定 め た.. では3〜4時. 墨 汁 の 液 柱 の高 さを5mmと. して,下. 培 養 操 作:培 養 器 に は海 野 氏 考 案 に な る載 物硝 子. 間,他 の動 物 で は5〜6時. 間で 見 られ. るが,時 間 の経 過 と共 に 漸 次貪 喰 能 は亢 進 し, 24時. を 使 用 し,教 室 角 南 法 に則 り組 織培 養 を行 つ た.即. 間 頃 に は墨 粒 子 が胞 体 を 充満 す るに 至 り,そ の後時. ち先 ず 海 野氏 載 物 硝 子 の穴 の 中で被 覆 硝 子 上 に ヘパ. 間 経 過 に よ り低 下 を示 さな い.好 中 球 と同 様 に単球. リン加 同種 血 漿 を1滴 取 り1.5cm直. 貪 喰 能 で も二 十 日鼠 が 最 も 劣 る.. の 中 央 に骨 髄 組 織 片 を 載せ,然. 径 に 拡 げ,そ. る後 に家 鶏 胎児 圧 搾. 栓 球 には 貪 喰能 並 に墨 粒 子 の吸 着現 象 が 見 られ る. 比 に予 め 混 じた もの を2滴 添 加. が,巨 核 球 で は貪 喰 能 を認 め得 な い .し か し吸着 は. す.次 で 被 覆 硝 子 を 以 て穴 を 覆 い,載 物硝 子 との 間. 著 明 で,特 に 海〓 で は屡 々遭 遇 す る.淋 巴 球,好 酸. を少 量 の バル サ ム を用 いて 完 全 に封 ず る.培 養 標 本. 球,好 塩 基 球 には 貪 喰 能 を認 め 得 な かつ た.. 液 と墨 汁 を1.1の. は そ の ま ゝの位 置で,温 血動 物 で は孵 卵 器(37℃) 内 に入 れ 血 漿 の 凝固 を 待 つ て 裏返 しに す る.冷 血動 物 標 本 は 室 温 に て静 置 した. 観 察 方 法:観 察 は 温 血 動物 では 顕微 鏡保 温 箱 に て. 2.鳥 鶏. 類(鶏,鳩) 鳥 共 に全 く同様 な貪 喰 状 態 を示 す.骨 髄芽 球,. 前骨 髄 球,骨 髄 球 並 に後 骨 髄 球 で は全 く貪 喰像 を認 め得 な い.成 熟偽 好 酸 球 では 或 程 度 の喰 能 は 見られ. 行 い.冷 血 動物 では 室 温 に て行 つ た.白 血 球 貪 喰能. る も,そ の程 度は哺 乳類 好 中球 に比 して遙 に劣 る.. の 強 さ は,谷. 培 養 初 期 に微 細 粒 子 とし て 出現 す るが,時 間の経過. (〓)(〓)の. 並 に 角 南 に 従 つ て(‑)(±)(+) 階 級 に 分 ち,原 組 織 を 中心 に して 中心. と共 に 墨 粒増 加 の性 頗 る弱 く,特 に大 な る粒 子を形. 部,中 間部,周 辺 部 の 各層 を 放 射線 上 に通 る様 に白. 成 す る ことな く,最 高 貪 喰 度 を示 す4〜5時. 血 球100個. で も粒 子 は一 般 に小 さ く,且 大 小 不 同 並 に粗 大融合. を数 え,平 均 貪 喰 度 を算 定 した.. 間の頃. 各動 物 に よ り血 漿 凝固 性 の 高 低 が 見 られ,之 が墨. の傾 向 は余 り認 め られ ず, 24時 間 で の貪 喰 度 も哺乳. 粒 貪 喰 能 に 与 え る影響 の大 な る事 は 既 に 角南 が指 摘. 類 の それ に 比 して遙 か に低 値 を 示 す.一 方 単 球は著. し てい るが,そ れ に よ る差 を 除 く爲 に 各種 動 物 血漿. 明 な貪 喰 能 を有 す.即 ち4時 間前 後 で 出現 し,最 初. 中の ヘ パ リン量 を 加減 し,血 漿 凝 固開 始 時 間 が30分. の摂 取顆 粒は微 細 だが 時 間 と共 に増 加 融合 を 重ね異.
(3) 各種 動 物 の骨 髄 体外 組織 培 養 常 に 大 な る墨 粒 塊 を 形成 す るに至 り, 24時 間 頃 には. 1305 No.. 5. No.. 6. 胞 体 は 墨 粒 子 に 充満 され る.紡 錘 状 細 胞 は極 め て微 細 な墨 粒 子 の喰 能 を 認 め るが,融 合は 見 られ な い. 淋 巴球,好 酸 球,好 塩 基 球 に は 喰能 を 認 め 得 な い. 3.冷. 血 動物(蛙). 骨 髄 芽 球,前 骨髄 球,骨 髄 球,後 骨髄 球 に は貪 喰 能 を認 め な い.成 熟 好 中球 で は或 程 度の貪 喰 能 あ り て,そ の 程 度 は哺 乳 類 好 中 球 に僅 か に 劣 る感 あ る も, 鳥 類 偽 好 酸 球 に比 す れ ば 遙 か に大 で あ る.そ の貪 喰 状 態 は哺 乳 類 に似 て培 養 時 間 の経 過 と共 に墨 粒子 の 融 合膨 大 を 見,大 小 不 同 の墨 粒子 を 見 るに 至 るが, 最 高貪 喰 度 を 示 す6時 間 以 後 も墨 粒 子 の放 出 は哺 乳 類 程顕 著 で は な い.単 球 は哺 乳類,鳥 類 と同 じ く著 明 な貪 喰 能 を 有 し,且 時 間 と共 に墨 粒 子 の増 加融 合 を 見 る.紡 錘状 細胞 は 稀 に微 細墨 粒 子 を摂 取 す るが, 鳥 類 に劣 る.好 酸球,好 塩 基 球,淋 巴球 に は貪 喰 能 を 認 め得 ない. B.好. 中 球,偽 好 酸 球 墨 粒貪 喰能 の 時 間的 推移. 培 養 後 経 過 時 閥 に従 つ て 増 生 帯 に 出現 す る好 中球, 偽 好酸 球 貪 喰 度 は 変化 す る もの で あ るが,原 組 織を 中心 に して各 層 を放 射 線 上 に 通 る様 に して 平 均貪 喰 度,貪 喰 率 を求 めた. 1.哺. 乳類. (1)二. 第1図. 十鼠好中球. 哺 乳 類 中最 低 値 を示 し.第1表.第1図 る如 く,最 高 平 均 貪 喰 度 は5〜6時. 二十 日鼠好中球平均貪喰度. に 見 られ 間後 で0.52〜. 0.63に す ぎな い. (2)白. 鼠好中球. 第2表,第2図 は5〜6時. に示 す如 く最 高貪 喰 度を 示 す時 間. 間 で,平 均 貪 喰 度 は最 高0.86,最. 第1表. 低0.74. 二十 日鼠 好 中 球 墨 粒貪 喰 能 動物 番 号. No.. 4. 第2表. 白鼠好 中球墨粒貪喰能 動物番号. No.. 4.
(4) 1306. 末. No.. 永. 泰. 三. 5. 第3表. 海 〓好 中 球 墨 粒貪 喰 能 動物 番 号. No.. 第2図. 6 No.. 5. No.. 6. 白鼠好 中球平均貪喰度. で 以 後 漸 次低 下 し, 24〜36時 間で 墨 粒 子 は殆 ん ど放. (4)猫. 好 中球. 第4表,第4図. 出 され 細 胞 変 性 も僅 か に見 られ る. (3)海. No. 4. に 見 る 如 く, 3例 共 培 養 後6時 間. で 最 高 平 均貪 喰 度 を 示 し,そ の 値 は最 高1.08,最. 〓 好 中球. 比 較 的 高 度 の貪 喰 能 を 有 し,第3表,第3図. に見. られ る如 く,培 養 後 最 高 貪 喰 度 を示 す の は4〜5時. (5)犬. 間 で 平 均 貪 喰 度 は最 高1.42,最. 高 度 の貪 喰 度 を示 し,第5表,第5図. 比 す れ ば 遙 に 高 値 を示 す.. 低1.31で 前 記 動物 に. 低. 0,52で あ つ た. 好 中球. 如 く最 高 貪 喰 度 を示 す 時 間 は3,. に見 られ る. 4, 5時 間 と夫 々 区. 々で あ っ て,平 均貪 喰 度は 最 高2.44,最. 低1.61を 示.
(5) 各 種 動 物 の骨髄 体 外 組織 培養. 第3図. 1307. 海〓好中球平均貪喰度. 第4表. No.. 6. 第4図. 猫好中球平均貪 喰度. 第5表. 犬 好 中球 墨 粒 貪喰 能. 猫 好 中球 墨 粒貪 喰 能. 動物番号. No. 4. 動物番号 No.. 5. No.. 4.
(6) 1308. 末. No.. 5. 永. 泰. 三. した. 2.鳥. 類. (1)鶏. 偽好酸球. 哺 乳類 好 中球 に 比 し貪 喰率,平 均 貪 喰 度共 遙 かに 低 値 を 示 し,貪 喰 度 で(〓)を 大 半 は(±)〜(+)の. 示 す もの は皆 無 で,. 程 度に 過 ぎな い.第6表,第. 6図 に 見 る如 く各 例共 培 養 後4時 間 に て最 大 平均貪 第6表. 鶏 偽 好 酸 球墨 粒 貪 喰 能 動物番号. No.. No. 4. 6. No.. 第5図. 5. 犬好中球平均貪喰度. No.. 6.
(7) 各 種 動 物 の骨 髄 体外 組 織培 養 第6図. 1309. 鶏偽好酸 球平均貪喰度. 喰 度を 示 し,最 高0.70,最. No.. 6. 低0.30で 以後 漸 次 低 下 し,. 24時 間 では0.04〜0.07の 平 均 貪 喰 度 とな り,墨 粒 子. 第7図. は殆ん ど放 出 され る. (2)鳩. 鳩偽好酸球平均貪喰度. 偽 好酸 球. 鶏 と同 じ く貪 喰 率,貪 喰 度共 に低 値 を 示 す.第7 表,第7図. に 見 る 如 く最 高 貪喰 度を 示 す の は5〜6. 時間 で,平 均貪 喰 度は0.40〜0.45で. 以後 漸 次無 下 の. 一 途 を辿 り, 24時 間 では 殆 ん ど放 出 され0〜0.15の 平均貪 喰度 を 示 す に過 ぎ ない. 第7表. 鳩 偽 好 酸球 墨 粒 貪 喰能 動 物 番号. No. 4. 3.冷. 血動物. 蛙 好 中球 白血 球 の増 生帯 出現 が他 動 物 に比 し時 間的 に遅 れ る が,そ の貪 喰度 は哺 乳類 好 中球 と鳥 類偽 好酸 球 の 中 間 に位 す る.第8表,第8図 第8表. 蛙 好 中球 墨 粒貪 喰 能. 動物番号. No.. に 見 る如 く,最 高 貪. No. 4. 5. No.. 5.
(8) 1310. 末. No.. 永. 6. 泰. 三. そ の低 下 曲線 は 温 血 動物 に比 す れ ば甚 だ緩 徐 で, 24 時 間 の平 均貪 喰度 で 尚0.10〜0.36の 値 を示 す. C.各. 種 動物 好 中球,偽 好 酸 球 墨 粒貪 喰 能 の比 較. 各 種 属 動 物 個 々 の墨 粒貪 喰能 の成 績 は上 に述べ た 様 な結 果 で あ るが,各 動物 の培 養 後 経 過時 間別 の貪 喰率,平 均 貪 喰 度 の平 均値 を求 め.動 物 相互 の貪 喰 能 を一 括 比 較 して 見 る と第9表,第9図. の 如 く下 な る.. 哺 乳 類 好 中 球 は一 般 に 平 均貪 喰 度 に て 高 率 を示 し,. 第8図. 畦 好中球平均貪喰度. 蛙 好 中球 が 之 に次 ぎ,鳥 類偽 好 酸 球 が 最 も 劣 る.犬, 海 〓 は 特 に貪 喰 能 大 で猫,白 鼠,蛙,二 同程 度の 貪 喰 能 を示 す が,鶏,鳩. 十 日鼠 の順 で. は 貪 喰 率,平 均 貪. 喰 度共 低 値 が 認 め られ る.各 動 物 共 最 高平 均 貪 喰度 を示 す時 間 は4〜6時. 間 で,そ の後 低 下 の一 途 を辿. るが,温 血 動 物 の低 下 曲線 は 冷 血 動物(蛙)に. 比し. 急 で,培 養 後24時 間 に至 れ ば 墨 粒子 の放 出は著 明 で 貪 喰 度 は極 度 に低 下 し,特 に 鳥類 は異 常 な 低値 を示 す が,蛙 で は未 だ0.32を 認 め,未 期低 下 が 他動 物 に 比 し著 し くない. D.単 喰 度 は6時 間 後 で平 均 貪 喰 度 は0.66〜0.71の 値 を示 し,以 後 時 間 の 経 過 と共 に 極 め て徐 々に低 下 す る. 第9表. 球,好 中 球 墨粒 貪 喰 能 の比 較. 単 球 は 貪 喰能 甚 だ 強 く好 中球,偽 好酸 球 を 凌駕 す る事 は 既 に述 べ た が,哺 乳 類,鳥 類,冷 血 動物 の単. 好 中球,偽 好 酸 球 貪喰 能 の時 間的 推 移(平 均 値)()…. …貪 喰 率.
(9) 各種 動 物 の骨 髄 体外 組 織 培養 第9図. 1311. 好 中球 ・偽好酸 球貪喰度の時間的. 球,好. 推移(平 均値). との数 的 関 係 を現 わ さんが 爲,各 種 属 の 代表 動 物 と. 中球(偽 好 酸 球)の 貪 喰 度 と培 養 後経 過 時 間. して猫,鳩,蛙. を選 び そ の貪 喰能 を比 較 して 見 る と. 第10表,第10図. の如 くな る.猫(哺. 乳 類)で は単 球. は 培養 後5時 間 に て漸 く増 生 帯 に 出現 が 認 め られ, そ の貪 喰能 は6時 間 頃 迄 は好 中球 と大 差 ない が9時 間 で は1.85の 貪 喰 度 を示 し,以 後 時 間 の経 過 と共 に 益 々喰 能 の亢 進 が 見 られ, 24時 間 頃 に最 高 に 達 し墨 粒 子 は 殆 ん ど細 胞 全体 を充満 す るに 至 る.鳩(鳥 類) で は培 養 後4時 間 前後 に て単 球 は 出現 し,当 初摂 取 顆 粒 は微 細 で はあ るが, 4時 間 で既 に81%の 貪 喰率, 2.39の 貪 喰 度 を示 し,培 養 初 期 よ り高 度 の喰 能 を認 第10表. 第10図. 単 球,好 中球 墨 粒貪 喰 能 の比 較()…. 単球,好 中球貪喰度の比較. … 喰貪 率. め 時間 と共 に 漸次 亢 進 す るが,鳥 類 偽 好酸 球 貪 喰能 の 頗 る弱 きに比 し,単 球貪 喰 能 は他 種 属 動物 同 様 高 度 の 喰能 を 有 す.蛙(冷. 血動 物)の 単 球 も鳥 類 同 様. 培 養 後4時 間 前後 に て現 われ 培 養 初 期 よ りそ の貪 喰 能 は 好 中球 に比 し遙 かに 高 率 で比 較 的高 度の 喰能 を 示 し,以 後 漸次 亢 進 す る. 各 種 属 動 物単 球 貪 喰能 の時 間的 推 移 を比 較 して 見 る と,培 養 後9時 間迄 は 鳩 が最 も高 値 を示 し蛙,猫 と続 くが,貪 喰 度は12時 間 で は 殆ん ど差 異 は認 め ら れ ず, 24時 間 に 至 る と猫 が3.64で 辛 うじて優 位 とな り以 下蛙,鳩 の 順 とな るが貪 喰 率 で は鳩 が97%で 最 も高 率 を 示 す.何 れ に しろ 培 養後24時 間 の各 種 動 物 の単 球 貪 喰 能に 有 爲 の差 異 は 認 め られ な い..
(10) 1312. 末. 第4章. 永. 総 括 並に 考 按. 以上 私 は 骨髄 体外 組 織 培 養 を 用 い哺 乳類,鳥 類,. 泰. 三. この 両者 の墨 粒 貪 能 の比 較 につ い ては後 述 ず る.骨 髄 巨 核 球 の貪 喰 能 に 関 して は 賛否 両 論 あ るが,貪 喰 能 を 確 認 し得 なか つ た,し か し特 に 海 〓 で著明 な墨. 冷 血 動 物 の骨髄 内細 胞 の墨 粒貪 喰能 の 有無 並 に貪 喰. 粒 子 の吸 着 現 象 が 認 め られ た.又 栓 球 に は天 野1),. 度等 に つ き観 察 した が,先 に教 室 角 南29)は人 間,家. 泉3),角 南29)の 云 う如 く吸 着 と貪 喰能 を認 めた.. 兎 を用 い て 骨髄 組 織 培 養 に 於 け る墨 粒 貪 喰能 の方 法. 鳥 類 で は 骨 髄芽 球,前 骨 髄 球,骨 髄 球,後 骨髄球. 論 を確 立 す る と共 に,正 常人,家 兎 並 に血 液 疾 患 の. に全 く貪 喰 像 を認 め 得 ず,成 熟偽 好 酸 球 に或 程度の. 好 中球 貪 喰 能 の 数 量的 観 察 に つ き詳 細 な る報 告 を 発. 貪 喰 能 が 認 め られ る も,そ の 程 度 は哺 乳 類 好中球に. 表 した.即 ち 角 南29)は従 来 の被 覆培 養 法 を 改良 せ ん. 遙 か に劣 る.河 島16)が家 鶏 胎児 の骨 髄 組 織培 養で イ. が爲,海 野 氏 考 案 の穴 あ き下 硝子 を使 用 して最 高 の 貪. カの墨 汁 を 用 い て墨 粒貪 喰 を み て い るが,偽 好酸球. 喰 度 を得 る爲 肝 要 な条 件 に つ い て検 討 し,そ の結 果. に は貪 喰 能 な し と述 べ て い る,単 球 は哺 乳類 同様鶏,. 白血 球 の環 境 の 粘稠 度が 貪 喰 能 を左 右 す る事 よ り血. 鳩 共 に著 明 な貪 喰 能 が 認 め られ た が,河 島16)は単球. 漿 の凝 固 性 を 一 定 に し,又 墨 汁濃 度 を 一定 濃 度に 保. 貪 喰 に就 い ては 全 然 記 載 を 欠 い て いる.淋 巴球,好. つ事 に よ り 目的 を達 成 し,更 に この 基 礎的 研 究 を 臨. 酸 球,好. 床 的 に応 用 して,血 液 疾 患 の 本 態究 明 の一 助 とした.. 此 等 細 胞 の貪 喰 に つ い て は触 れ て いな いが,末 梢血. 私 も血 漿 の凝 固 性,墨 汁 濃 度 につ き特 に留 意 し実 験. の面 では 谷31)が鶏 好 酸球 と鳩 淋 巴 球 に稀 に 夫 々貪 喰. を 試み た が,以 下 実験 成 績 を総 括 し考按 を述 べ る.. 能 を 認 め,森44)は 鶏 に て超 生 体 染 色 と墨 粒貪 喰 を同. 塩 基 球 に は貪 喰 能 を 認 め 得ず し 河島 も,. 先 ず哺 乳 類 の骨 髄 芽 球,菌 骨 髄 球,骨 髄 球 は 全 動. 時 に 行 い,染 色顆 粒 を有 す る偽 好酸 球,単 球,淋 巴. 物 に て貪 喰 能 を 認め 得 ず,後 骨 髄 球 で は犬,海 〓 に. 球 に は墨 粒 を貪 喰 し得 る と述 べ て い る.鳥 類 紡錘 状. て(±)〜(+)の. 細 胞 に は教 室 浜 も 認め てい る如 く,極 め て微 細 な墨. 程 度 に 認 め られ るが,白 鼠,猫,. 二 十 日鼠 で は 極 く稀 に しか貪 喰能 は 見 られ なか つ た. 成 熟好 中球 に な る と全 動 物 に て程 度 の差 は あ るが,. 粒 子 の 喰能 を 認 め る. 冷血 動物(蛙)骨. 髄 組 織 培 養 に て墨 粒貪 喰 能 を見. か な りの貪 喰能 が認 め られ る,幼 若 白血 球 の喰性 の. て い る業 績 は 従来 全 く之 を 見 な いが,骨 髄 芽 球,前. 有 無 に 関 して は, Galinowski59)は. 人 骨 髄 内 細胞 の. 骨髄 球,骨 髄 球,後 骨 髄 球 に は鳥 類 同様 全 く貪 喰能. 細 菌並 に 墨 粒貪 喰能 を 検 索 し,骨 髄 芽球 は 喰 性 な く. を 認め 得 な か つ た.成 熟 好 中球 に至 る とか な りの貪. 前 骨 髄 球 よ り成 熟好 中球 に な るに つれ 細 胞 の 成 熟度. 喰能 が認 め られ,そ の 程 度 は哺 乳 類 好 中球 に は劣 る. と比 例 して 喰能 は増 強 す る と云 い,芳 賀 ・森33),糸. が鳥 類 偽 好 酸 球に 比 す れ ば遙 かに 大 で あ る.単 球は. 井4)等 は 入 に て骨 髄 芽 球,前 骨 髄 球 に墨 粒 貪 喰 能 を. 哺 乳 類,鳥 類 と同 じ く著明 な貪 喰 能 を 有 し,好 酸球,. 認 め て い な い.又 角 南29)は人 間 に て骨 髄 球 に 稀 に貪. 好塩 基 球,淋 巴球 に は貪 喰 能 を認 め 得 なか つ た.末. 喰 能 を 認 め るが,骨 髄 芽 球,前 骨髄 球 に喰 能 を 欠 き,. 梢血 で は谷31)並に 森44)が蛙 に て好 酸 球,淋 巴 球共 に. 家 兎 で は骨 髄 球 に貪 喰能 を全 く認 めず,後 骨髄 球 で. 僅 か に 貪喰 能 を認 め て い る.紡 錘 状 細胞 で は微 細墨. も極 く稀 に しか貪 喰能 は 見 られ な い と述 べ て い る,. 粒 子 の摂 取 が僅 か に 認 め られ た が,森44)も 末梢血 に. 後 骨 髄 球 以 後 は 貪 喰 度 も漸 次 強 くな り,細 胞 の成 熟 度 と平 行 関 係 の存 す る事 は 諸 家 の認 め て い る如 く. て本 細 胞 は稀 に 墨 粒 を摂 取 す る もの が存 在 す る と述 べ てい る.. 自 家所 見 も一 致 す る.以 上特 に 角南29)と私 の 知見 よ. 次 に骨 髄 内 成 熟 好 中 球 貪 喰能 の時 間 的推 移に つ. り哺 乳 類 の 中,好 中球 系 で は人 間に て墨 粒貪 喰 能 の. いて の記 載 は,従 来 の末 梢 血,骨 髄 細 胞 の 超 生体. 最 も強 い 事 は 容 易 に伺 わ れ,動 物 で は 犬,海 〓 が比. 観 察 で は 長 時 間 観 察 は 不 可 能 で あ る爲,僅 か に. 較 的 強 い 貪 喰能 を有 す る.好 酸 球,好 塩 基 球 共 に貪. Galinowski59)が3時. 喰 能 を 認 め 得 なか つ た が,之 はGalinowski59),芳. 後 の ものを 見 て い る に過 ぎ な かつ たが,組 織 培養 を. 賀 ・森33),角 南29)の所 見 と同様 であ り,末 梢血 では. 導 入 す る事 に よつ て教 室 角 南29)は人 間,家 兎 を用 い. 谷30)が海 〓 の好 酸 球 に 極 く軽 度 の貪 喰 能 を認 め て い. て長時 間 観 察 に成 功 し,培 養 後 経 過 時 間別 の貪 喰率,. る.淋 巴 球 に も貪 喰 能 を 認 め得 なか つ た が,末 梢血. 貪 喰 度に つ き報告 した.私 は 角南 氏 法 に則 り,各 種. 間 迄 観 察 し,糸 井4)が2時 間. で は 海 〓,二 十 日鼠 に貪 喰能 あ り と谷39)が報 じて い. 動物 の貪 喰 度 を算 定 し動物 相 互 間 の 比 較 を試 みた.. る.単 球 は 全 動 物 に て高 度に 貪 喰 し,特 に培 養12時. 哺 乳 類 好 中球 は 一般 に平 均 貪 喰 度 に て高 率 を 示 し,. 間 以 後 強 盛 とな り好 中 球 を遙 か に 凌 駕 す るに 至 るが,. 就 中 犬,海 〓 は貪 喰 度 大 で,二 十 日鼠 は低 値 を 示 し.
(11) 各 種 動物 の骨髄 体 外 組 織培 養. 1313. た.哺 乳類 に 次 で蛙 好中 球 の貪 喰 度 が よ く,鳥 類 偽. 梢 血 に て 各種 動 物 の貪 喰 能 を 試 み た 山下46),谷30) 31). 好酸 球 が最 も劣 る.種 属 発 生学 的 に,下 等 脊椎 動 物. 等 は 全 動 物 に て好 中 球 よ り単 球 貪 喰 能 が劣 る と記 載. で あ る蛙(冷 血 動 物)が 鳥 類 の 下位 に あ る事 は 周 知. し,森44) 45)は家 兎 で は 好 中球 が単 球貪 喰 能 に 優 り,. の事 実 で あ り,又 糸 井4),角 南29)が 認 め てい る高 等. 家 鶏,蛙 で は単 球は 好 中 球 を凌 駕 す る と述 べ てい る.. 動物 の最上 位 に 位 す る人 間 の 好 中 球貪 喰 度が 動 物 の. 私 の 骨 髄 培 養 に 於け る観 察 で は,哺 乳類 に て培養 初. それ に比 して高 率 を 示 す事 よ り鳥 類 の偽 好酸 球 貪 喰. 期 には 姫 中 球 が単 球 よ りも貪 喰 度 が高 いが, 9時 間. 能 が蛙 好 中球 に 劣 る事 は 意 外 の 感 を抱 かせ るが,こ. 以後 に な る と単 球貪 喰 能 は益 々亢 進 し,好 中球 を凌. れ は 白血 球分 類 上哺 乳類 と同 名 の 好 中 球 を蛙 が 有 す. 駕 し遂 に は 墨 粒子 が 細 胞 全体 を 充満 す るに 至 り,時. る事 よ り考 え併 せ て 甚 だ興 味 あ る知 見 だ と思 う.全. 間経 過 に よ り低 下 を 示 さない.鳥 類,冷 血 動物 で は. 動 物共 最 高平 均 貪 喰 度 を 示 す時 間 は4〜6時. 単 球 は初 期 よ り既 に偽 好 酸球,好 中 球 を夫 々遙 か に. 間 で大. 差 な く,以 後 漸 次 貪 喰 度 は 低下 し,温 血 動物(哺 乳 類,鳥 類)の 低 下 曲線 は か な り急 であ るが,蛙 では. 凌 駕 し,時 間 と共に哺 乳類 同 様 貪 喰 度 は亢 進 す る. 培養 後24時 間 に於 け る単 球 の平 均 貪喰 度 は哺 乳類. 末期 低下 が 著 し くない.生 活現 象 が温 度 の 影 響 を被. (猫3.64),鳥. る事 は明 らか で あ り,温 血,冷 血 動物 間 で 細 胞機 能. 有爲 の差 異 を 認 め得 な い.従 来 の 末 梢血 で は 短時 間. に差 異 の存 す る事 は容 易に 推 察 され る.森44)は 墨粒. 観 察 で経 過 時 間別 に 一 貫 して単 球貪 喰能 を 見 る事 が. 貪喰 能 で37℃. と室 温 と の場 合 を比 較 し,室 温 では. 困 難 で,上 記 諸 家の 報 告 に 見 られ る様 な結 果 を招 い. 墨粒 出現 が 遅 くな る事 を 認 め て い る が,蛙 で は 体温. た もの と思 われ るが,私 は組 織 培 養 の利 点 た る長時. 低 く且室 温 観 察 の 爲,墨 粒 の 出現 が遅 れ,そ れ に附. 間 観 察 で,動 物 全般 に亘 り単 球貪 喰 能 の強 盛 な る事. 随 して放 出 も温 血 動物 に比 し て遅 れ,爲 に末 期 低下. を 知 り,且 単 球 で は 好 中球 に 見 られ る様 な動 物 の種. が著 し くない もの と考 え られ る.培 養 後24時 間 に至. 属 に よ る差 異 は 殆 ん ど見 られ ない 事 を 確認 した.. 類(鳩3.13),冷. 血 動 物(蛙3.37)で. れば,各 動 物 共 墨 粒子 の放 出は 著 明 で, 72〜96時 間 第5章. で全 く貪 喰 像 を 見 な くな る. 各種 動 物 間 の 最高 平 均 貪 喰 度 を 比 較 して見 れ ば 犬 (1.73)海 狸(1.27)が 白鼠(0.76),蛙(0.71),二 鶏(0.47),鳩(0.38)等. 最 も 強 く,以 下猫(0.81) 十 日鼠(0.55)と. 続き. の 鳥 類 が 最 低 値 を 示 す.. 哺乳 類(二 十 日鼠,白 (鶏,鳩)冷. 結. 論. 鼠,海. 血 動 物 鮭)の. 〓,猫,犬),鳥. 類. 骨 髄 組 織 培養 に よ り墨. 粒 貪 喰 能 を検 索 し次 の結 論 を 得た. 1)好. 中球 系 で は 骨髄 芽 球,前 骨髄 球,骨 髄 球 に. 角南29)の健 康 人10例 の平 均値 に よ る最 高 平均 貪 喰 度. 全動 物 に て貪 喰 像 を認 めず,後 骨 髄 球 で は哺 乳類 に. は1.91で あ り,私 の 実験 成 績 と対 比 して 人間 の墨 粒. て軽 度 の喰能 が見 られ るが 鳥 類 以 下 の動 物 で は喰 能. 貪喰 能 が最 強 で あ る事 が察 知 され る.一 方 末 梢 血 の. を 欠 き,成 熟 好 中球 に 至 る とか な りの程 度 に 喰能 が. 面 では,森44) 45),谷30) 31),山 下46),三 好42)が各種 動. 認 め られ る.. 物 の墨粒 貪 喰 能 を 見 て い るが,好 中 球 で は哺 乳 類 が. 2)好. 酸 球,好 塩 基 球,淋 巴球 に は貪 喰 能 が 見 ら. 一般 に貪 喰 能 強 く,蛙 も比 較 的 高 度 な 貪 喰能 を 有 し,. れ ず,骨 髄 巨 核球 に も貪喰 能 な く,栓 球 には 吸 着 と. 鳥類 に て低値 を示 す事 は 一様 に 諸家 が認 め て お り,. 寅 喰 能 が あ る.鳥 類 以下 の紡 錘 状 細 胞 に は微 細 な墨. 私 の骨 髄 内 好 中 球 所 見 と大 体一 致 す る.し か し鳥 類. 粒 子 の摂 取 を認 め る.. に て谷31)は家 鶏平 均 貪 喰 度1.60〜1.70(貪 喰 率80〜90. 3)成. 熟 好中 球 の平 均 貪 喰 度 を比 較 すれ ば,哺 乳. %),鳩 平 均貪 喰 度1.52〜1.24(貪. 喰 率77〜78%)と. 類 が一 般 に 高 率 を 示 し,蛙 が 之 に次 ぎ鳥 類 偽 好 酸 球. 記載 し,森44)は 僅 か に30〜40%の. 貪喰 率 を認 め てい. が最 も劣 る.. るにす ぎず 両 者の 間 に懸 隔 が 見 られ るが,私 の観 察. 4)単. 球 貪 喰 能 は時 間 と共 に漸 次 亢進 して好 中球. で は鳥 類 の骨 髄 内 偽 好 酸球 貪 喰 能 は 他 動 物 に比 し異. を 凌 駕 し時 間 経 過 に より低 下 を示 さず,平 均 貪 喰 度. 常 な低値 を示 し末 梢血 に於 け る森 の 所 見 に寧 ろ一 致. に て各 種属 動 物 間 に 好中 球 の 如 き有 爲 の 差 異 は認 め. す る.諸 家 の末 梢 血 好 中 球貪 喰 能 の 成 績 に比 して骨. られ ない.. 髄 内好 中球 は 梢 々 劣 る成 績 を 得 た が,之 は 骨髄 内 の もの が未 だ 十 分 に発 育 しない 爲 と解釈 す べ きか,或 は実験 操 作 の 相 違 に よ る もの か 俄 か に断 じ得 な い. 単球 と好 中球 の墨 粒 貪 喰 能 の 比 絞 に つ い て は,末. 擱 筆 す るに 当 り終 始御 懇 篤な 御 指 導御 校 閲 を賜 っ た恩 師 平 木教 授 並 び に大 藤 助 教 授 に 深甚 な る謝 意 を 表 します..
(12) 1314. 末. 永. 泰. 三. (本 論文 の要 旨は 昭 和32年 日本 血 液 学 会 第19回 総. (文献後掲). 会 に 於 て 発表 した.). Tissue. Culture. of the. Bone. Marrow. Part Carbon-Particle. Phagocytosis. in Various. Animals. 2. of Bone. Marrow. Cells. By Taizo Suenaga Department of Internal Medicine Okayama University Medical School (Director: Prof. Kiyoshi Siraki) With bone-marrow tissue culture of such various animals as mammals (mice, albino rats, guinea pigs, cats and dogs), birds (chicken and pigeons) and cold blooded animis (frogs), the author studied the phagocytosis of carbon particles by bone-marrow cells and obtained the following conclusions. 1) In the neutrophilic series myeloblasts, promyelocytes and myelocytes show no phago cytic power. Metamyelocytes of mammals show a sligh phagocytic capacily; but it is want ing in the species lower than birds. On the other hand, mature neutrophils show a conside rable phagocytic power. 2) Eosinophils, basophilocytes and lymphocytes have no phagocytic capacity nor mega karyocytes. but thrombocytes possess adhesive and phagocytic abilities. A slight ingestion of carbon particles by spindle cells can be observed in the species lower than birds. 3) Comparing the average rate of phagocytosis of mature neutophils, it is generally higher in mammals, followed by that of frogs, and it is lowest in pseudo-eosinophils of birds. 4) The phagocytic ability of monocytes increases along with the lapse of time, surpass ing that of neutrophils, and it does not decrease even with the passing of time. Moreover, the average rate of phagocytosis of monoytes shows no significant difference among various animals as observable in the case of neutrophils..
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