次工事を考慮した推進立坑仮設土留め壁の計画 清水建設株式会社
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(2) 土木学会第70回年次学術講演会(平成27年9月). Ⅵ‑791. 3.兼用土留め壁の照査. 背面掘削有(兼用土留め壁の照査). 背面掘削無. 前項に示した検討項目の詳細を以下に示す. ①土留め支保工の修正設計. 本工事側. Case-3. Case-2. Case-1. 本工事側 (掘削時). 背面側. 本工事側 (埋戻時). 次工事. 次工事. 縮小した仮設土留め壁形状に適合する位置に割付 直し再設計を実施した. 洞道掘削機械や部材の搬入搬出の空間を確保する ため,切梁を無くし火打梁のみで土留め壁を支保す る形状に変更するし,設計に用いる支保工バネ値を 低減することとした. ・掘削ステップ ・切梁反力. 今回は土木学会に示されている設計方法を参考と し,緩み係数α = 0.5 とした(図 4 参照).. 最終掘削時. 最終掘削時. 最終掘削時. 埋戻し時. 最終掘削時. 図 5.兼用土留め壁変形イメージ図. 4.照査結果 Case-1~Case-3 の兼用土留め壁の照査結果を表 1 に 示す.いずれのケースも応力度・変位共に許容値を満 足する結果となった. 表 1.兼用土留め壁計算結果一覧表 Case-1 δmax (mm). 37. ≦. 50. 37. ≦. O.K. O.K. Mmax (kN・m). 661. 663. 664. (N/mm 2 ). 89. Smax (kN) τmax. ②兼用土留め壁の照査. 2. (N/mm ). 45. 判定. 次工事の影響を考慮した仮設土留め壁の成立性を. 44. O.K. 判定. 図 4.支保工バネ値算出方法. 50. Case-3. 判定. σmax. 参考:シールド工事用立坑の設計(土木学会). ≦. Case-2. ≦. 210. 89. ≦. 210. 89. ≦. O.K. O.K. O.K. 484. 484. 484. ≦. 120. 45. O.K. ≦. 120. 45. O.K. ≦. 50. 210. 120. O.K. 5.おわりに. 以下の手法で検討した.. 土留め支保工の修正設計及び兼用土留め壁の成立性. STEP1:次工事の掘削ステップ毎に発生する支保工 反力を算出する.. を検討し,仮設土留め壁撤去工の省略及び土留め工や 掘削工等の工事数量の削減を可能とした.. STEP2:次工事の施工状況に応じた支保工反力を背 面側から載荷する.. 今回の検討は次工事の施工ステップを仮定しての照 査であったため,今回採用した設計手法の妥当性につ. 土留め支保工のバネ値低減を考慮した修正設計. いては,決定した次工事の掘削計画を反映した兼用土. (Case-1)を元に,次工事の背面側掘削および支保. 留め壁の検討及び実施工状況の安全性を確認して検証. 工反力の影響を考慮することによって兼用土留め壁. していきたいと考えている. また,本工事と比較し次工事の掘削床付けが 10m 程. の照査を実施した. なお,次工事の掘削計画は未定であったため,次. 度と浅い条件であったため過大な支保工反力は作用せ. 工事が同時に掘削した場合(Case-2),本工事埋戻し. ず兼用土留め壁は成立する結果であったが,本工事と. 後の仮設土留め壁の残留変位を考慮した場合. 同等又はそれ以上の掘削深さで次工事を掘削する場合,. (Case-3)の2ケースを追加検討した(図 5 参照).. より詳細な検討が必要になると考えられる.. ‑1582‑.
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