(1) 何がどこにしまってあるのか、一部の保育士しか把握できていない
保育に必要な物や材料等が欲しいとき、「○ ○ ってどこにある?」「去年はここにあ
ったのに… 」と一人では分からず何人かに聞かなければならないことがあった。今 年は特に新しく来た保育士が多かったため、物の場所が分からない場面が多かっ
た。また、「これはここにおいたほうがいいんじゃない?」という新しいアドバイ
スをもらえたりして、整頓しなおしたほうがいいのではないか、という課題に直面 した。
(2) 物を収納する場所が狭い
遊具の入っている外倉庫等、何度も整頓しているが収納する場所が狭く、保育中は
子どもが待っているために急いでしまうことが多くなり、後から整頓しようと思っ
ても時間がうまく生み出せない、というのが現状であった。その上、何年も使って いないものが収納されていたりして、倉庫をさらに狭くしていた。
その他として、3歳の保育室は延長保育室になっているので延長保育で使用するテ
ープカッターやはさみ等の棚が昼間も固定してあり、保育中も3歳児が窮屈に生活
をしたり、棚のものに興味を持って触れたりしてしまっていた。
① 問題・課題
アドバイザー、リーダー始め26人 茶茶っと西野町保グループ
整理整頓
改善テーマ
5Sグループ名 5Sグループメンバー
○ 収納物の整理整頓のし直しをする
・ 収納できるスペースを確保し、類似品はなるべく近くに置いたり、中に何が入っ
ているのか分かるように詳しく明記したりする。
・ 何年も使っていないようなもの、必要のないものを処分する。
・ 室内をなるべく広く使えるように、物の置く場所を考える。
・ 使用頻度の多いものをリサーチし、とりやすいものの置く場所を考える。
○ 新しく大型倉庫を設置する
・ 延長保育の棚を可動式にし、延長保育時間外は倉庫に収納する。
・ 行事ごとや、倉庫の整頓が乱れそうになったときに、こまめに整頓する。
② 改善案
・ 収納場所が変わったものは、その場所に慣れるまで戸惑うこともあったが、慣れて
からは使い勝手がよくなり、その後もきれいなままの状態が保たれている。
・ 余分なものがなくなり収納場所が増えたことで、それまで保育室にあった大きなも
のも収納できるようになり、いろいろな場所が広く使えるようになった。
・ 整理整頓の意識が多くの保育士に浸透し、普段から「きれいに使おう」という意識
が生まれた。
③ 改善効果
みんなで倉庫等の共有部分を整頓することで、自分の保育室や職員室、机上、園庭等 きれいにしようという意識が個々にうまれた。まさに相乗効果であった。また、整理整 頓の意識改革で、いろいろな仕事の効率もアップできたと思われる。
毎朝、西野町保育園の親子は、満開の山茶花や花壇のパンジーを見ながら気持ちよく 元気に登園してくることができる。これも保育の効率アップだと考える。