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はじめに 目 次 近年 少子高齢化による労働人口の減少や 長時間労働及びストレスフルな職場環境によるメンタルヘルス不調者の増加 また 生活習慣病等の重症化などで一人あたりの労働生産性低下が企業の経営課題となっており 健康経営 の考え方が注目を浴びています 健康経営 とは 企業が従業員の健康に配慮する

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(1)

健康職場づくり

アドバイザー派遣

平成 30 年 3 月

福岡県保健医療介護部健康増進課

事 例 集

(2)

「健康職場づくりアドバイザー」派遣について

・・・・・2

・・・・・・・・・4

健康職場づくりアドバイザー派遣 事例集

④社長の意欲が健康づくりをスムーズに!

株式会社 小玉商店/株式会社 鋼ライン

・・・・・6

③じっくりコツコツ取り組んで健康づくりを定着!

ノアメディカルシステム 株式会社

・・・・・・・・・・・8

⑤人材確保にもつながる!働きやすい職場づくり!

株式会社 アイロムCS

・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

②セルフケア&ラインケアで充実した心身の健康づくり!

住宅型有料老人ホーム 梅一輪

・・・・・・・・・・11

⑥企業方針と一致した健康づくりで業務効率アップ!

株式会社 サン・クラルテ製薬

・・・・・・・・12

①講話と健康宣言をMIX !アドバイザー有効活用例!

有限会社 大和企画

・・・・・・・13

⑦少人数の強みを生かし、工夫いっぱいの健康づくり!

株式会社 キャッチアップ

・・・・・・14

⑧メンタルヘルス講話と栄養講話で心身ともに健康に!

株式会社 プロダクト

・・・・・・・15

⑨一人一人が意識を高め、全員参加で真剣に取り組み!

ワイズトラスト 株式会社

・・・・・・・・・・・・・・・・16

⑩職場環境を整えて社員の健康意識アップ!

株式会社 かさの家

は じ め に

 近年、少子高齢化による労働人口の減少や、長時間労働及びストレス フルな職場環境によるメンタルヘルス不調者の増加、また、生活習慣病等 の重症化などで一人あたりの労働生産性低下が企業の経営課題となっ ており、「健康経営」の考え方が注目を浴びています。  「健康経営」とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営 面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経 営的視点から考え、 戦略的に実践することを意味しています。  福岡県では「県民一人ひとりが、地域の中でともに支えあい、健やかで こころ豊かに過ごせ、長生きしてよかったと実感できる社会の実現」を基 本理念として「福岡県健康増進計画(いきいき健康ふくおか21)」(平成25 年3月改訂)を策定し、「働く世代の健康づくりの推進」を重点的に取り組 む内容の一つに掲げ、経営者に対する健康づくりの重要性の啓発や、中 小事業所の健康づくりを支援するアドバイザーを事業所へ派遣する取組 みを行っています。  アドバイザー派遣は、特に中小事業所を対象に保健師、管理栄養士 等を派遣し、健康経営のスタートとなる健康づくりの取組についてサポート をするためのものです。  これまでアドバイザー派遣を活用した事業所において、派遣がきっかけ となり、経営者の協力を得ながら従業員同士で声をかけ合い、事業所全 体で生活習慣病予防を中心とした自主的な健康づくりに取り組まれ、特に 積極的に実践している事業所の取組みを「中小事業所の健康づくり事例 集」としてとりまとめました。  本書を是非、企業を支える従業員の健康づくりにご活用いただき、従業 員の皆さんがいつまでも健康で働き続けられる企業へと発展されることを 願っています。 平成30年3月

福岡県保健医療介護部健康増進課

目 次

「健康職場づくりアドバイザー」派遣について

・・・・・2

・・・・・・・・・4

健康職場づくりアドバイザー派遣 事例集

④社長の意欲が健康づくりをスムーズに!

株式会社 小玉商店/株式会社 鋼ライン

・・・・・6

③じっくりコツコツ取り組んで健康づくりを定着!

ノアメディカルシステム 株式会社

・・・・・・・・・・・8

⑤人材確保にもつながる!働きやすい職場づくり!

株式会社 アイロムCS

・・・・・・・・・・・・・・・・・・10

②セルフケア&ラインケアで充実した心身の健康づくり!

住宅型有料老人ホーム 梅一輪

・・・・・・・・・・11

⑥企業方針と一致した健康づくりで業務効率アップ!

株式会社 サン・クラルテ製薬

・・・・・・・・12

①講話と健康宣言をMIX !アドバイザー有効活用例!

有限会社 大和企画

・・・・・・・13

⑦少人数の強みを生かし、工夫いっぱいの健康づくり!

株式会社 キャッチアップ

・・・・・・14

⑧メンタルヘルス講話と栄養講話で心身ともに健康に!

株式会社 プロダクト

・・・・・・・15

⑨一人一人が意識を高め、全員参加で真剣に取り組み!

ワイズトラスト 株式会社

・・・・・・・・・・・・・・・・16

⑩職場環境を整えて社員の健康意識アップ!

株式会社 かさの家

は じ め に

 近年、少子高齢化による労働人口の減少や、長時間労働及びストレス フルな職場環境によるメンタルヘルス不調者の増加、また、生活習慣病等 の重症化などで一人あたりの労働生産性低下が企業の経営課題となっ ており、「健康経営」の考え方が注目を浴びています。  「健康経営」とは「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営 面においても大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経 営的視点から考え、 戦略的に実践することを意味しています。  福岡県では「県民一人ひとりが、地域の中でともに支えあい、健やかで こころ豊かに過ごせ、長生きしてよかったと実感できる社会の実現」を基 本理念として「福岡県健康増進計画(いきいき健康ふくおか21)」(平成25 年3月改訂)を策定し、「働く世代の健康づくりの推進」を重点的に取り組 む内容の一つに掲げ、経営者に対する健康づくりの重要性の啓発や、中 小事業所の健康づくりを支援するアドバイザーを事業所へ派遣する取組 みを行っています。  アドバイザー派遣は、特に中小事業所を対象に保健師、管理栄養士 等を派遣し、健康経営のスタートとなる健康づくりの取組についてサポート をするためのものです。  これまでアドバイザー派遣を活用した事業所において、派遣がきっかけ となり、経営者の協力を得ながら従業員同士で声をかけ合い、事業所全 体で生活習慣病予防を中心とした自主的な健康づくりに取り組まれ、特に 積極的に実践している事業所の取組みを「中小事業所の健康づくり事例 集」としてとりまとめました。  本書を是非、企業を支える従業員の健康づくりにご活用いただき、従業 員の皆さんがいつまでも健康で働き続けられる企業へと発展されることを 願っています。 平成30年3月

福岡県保健医療介護部健康増進課

目 次

(3)

「健康職場づくりアドバイザー」

派遣について

事業所の健康づくりを始めるきっかけとして、是非ご活用ください!

 福岡県では、中小事業所を対象に、職場での自主的健康づくりを応援するため、職場に保健師や管理 栄養士などの健康職場づくりアドバイザーを派遣する事業を行っています。     中小事業所は、産業医の配置義務がなく職場における健康管理が行き届きにくいことや、大規模 事業所と比較して健診実施率が低いことなどから、中小事業所において健康づくりに取り組みやす い環境づくりの支援を行うことで、働く世代の健康づくりを推進することを目的としています。   福岡県内の従業員数 概ね50人未満の事業所 ・保健師 ・管理栄養士 ・健康運動指導士 ・臨床心理士 等 原則1事業所当たり2回(1回1時間程度) 生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞、脳卒中など)の予防や重症化予防を中心とした情報提供、健診結果 の分析、健康チェック、健康講座、健康づくりを支援します。 ≪支援例≫ ・健康チェック(血圧、体重測定、血管年齢) ・特定健診・がん検診の受診勧奨、特定保健指導の利用促進 ・健診結果の見方の説明、二次健診(精密検査)の重要性の啓発 ・健診結果の分析及び健康課題の抽出支援 ・課題に対応した「運動指導」「食生活指導」「生活習慣改善指導」   運動:ストレッチ、有酸素運動、体幹トレーニング、腰痛・肩こり改善など   食生活:外食の選び方、飲料水の選択方法、単身者へのアドバイスなど   生活習慣改善:肥満、高血糖、高血圧、脂質異常、メタボリックシンドロームなど ・禁煙セミナー(たばこの害、肺機能測定、禁煙外来の紹介、COPD) ・熱中症対策 ・メンタルヘルス支援 ・専門相談機関の紹介(産業保健総合支援センターなど) ・健康宣言とりくみへの支援 無料 保健医療介護部健康増進課、住所地を管轄する保健福祉(環境)事務所 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kenkousyokuba.html 目 的 対 象 アドバイザー 派遣回数 支援内容 利用料金 申込先 県ホームページURL  アドバイザー派遣を利用した事業所の取組内容について、次ページ以降に掲載しています。 取組のきっかけや内容は様々ですが、いずれも積極的に実践されており、参考となる事例です。  なお、事例集の中に出てくる「健康宣言プラン」は、職場の健康課題に応じた取組を宣言するもの で、健康づくりの取組を進める上での目標となり、取組内容が具体化し、より実効性が高まります。

「健康職場づくりアドバイザー」

派遣について

事業所の健康づくりを始めるきっかけとして、是非ご活用ください!

 福岡県では、中小事業所を対象に、職場での自主的健康づくりを応援するため、職場に保健師や管理 栄養士などの健康職場づくりアドバイザーを派遣する事業を行っています。     中小事業所は、産業医の配置義務がなく職場における健康管理が行き届きにくいことや、大規模 事業所と比較して健診実施率が低いことなどから、中小事業所において健康づくりに取り組みやす い環境づくりの支援を行うことで、働く世代の健康づくりを推進することを目的としています。   福岡県内の従業員数 概ね50人未満の事業所 ・保健師 ・管理栄養士 ・健康運動指導士 ・臨床心理士 等 原則1事業所当たり2回(1回1時間程度) 生活習慣病(糖尿病、心筋梗塞、脳卒中など)の予防や重症化予防を中心とした情報提供、健診結果 の分析、健康チェック、健康講座、健康づくりを支援します。 ≪支援例≫ ・健康チェック(血圧、体重測定、血管年齢) ・特定健診・がん検診の受診勧奨、特定保健指導の利用促進 ・健診結果の見方の説明、二次健診(精密検査)の重要性の啓発 ・健診結果の分析及び健康課題の抽出支援 ・課題に対応した「運動指導」「食生活指導」「生活習慣改善指導」   運動:ストレッチ、有酸素運動、体幹トレーニング、腰痛・肩こり改善など   食生活:外食の選び方、飲料水の選択方法、単身者へのアドバイスなど   生活習慣改善:肥満、高血糖、高血圧、脂質異常、メタボリックシンドロームなど ・禁煙セミナー(たばこの害、肺機能測定、禁煙外来の紹介、COPD) ・熱中症対策 ・メンタルヘルス支援 ・専門相談機関の紹介(産業保健総合支援センターなど) ・健康宣言とりくみへの支援 無料 保健医療介護部健康増進課、住所地を管轄する保健福祉(環境)事務所 http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kenkousyokuba.html 目 的 対 象 アドバイザー 派遣回数 支援内容 利用料金 申込先 県ホームページURL  アドバイザー派遣を利用した事業所の取組内容について、次ページ以降に掲載しています。 取組のきっかけや内容は様々ですが、いずれも積極的に実践されており、参考となる事例です。  なお、事例集の中に出てくる「健康宣言プラン」は、職場の健康課題に応じた取組を宣言するもの で、健康づくりの取組を進める上での目標となり、取組内容が具体化し、より実効性が高まります。

(4)

健康職場づくりアドバイザー派遣

事例集

30名 (平成29年度)100% 健康管理担当者として、職員に健康面の知識を教えたい。  アドバイザーによる講話と健康宣言を上手く組み合わせ、健康に関する取り組 みが職員に受け入れられやすいような工夫ができた。講話では、受講者より生活 習慣の見直しを行う旨の発言が多く見られ、積極的な知識の活用につながった。 講話内容をもとに宣言内容を考えることで、職員全員が主体的に健康づくりに取 り組むきっかけとなった。  講話からの健康宣言作成という段階を踏むことで、スムーズに健康づくりの取 り組みを導入することができた事業所である。職員全員が健康宣言作成に関わ ることで、今後は一人一人が自主性を持って取り組んでいけるものと考えられ る。講話の知識を実際に活かしながら朝食の摂取や間食の制限、運動量の増加 に取り組むことで、生活習慣病予防効果が期待できる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・全職員が朝食をとり間食を減らします。・全職員が健康に過ごせる様、スポーツイベントを実施します。 ・メンタルヘルス研修を実施する。 ・事業所内禁煙とし、喫煙所を屋外に設ける。 ・インフルエンザ予防接種は、事業所が半額以上負担して実施する。 ・生活習慣病予防についての講話を実施する。その知識をもとに職員全員で健康 宣言内容を考える。(講話資料はP.5参照) ・若い職員が毎日カップラーメンを食べているなどの状況があり、食生活を含め た生活習慣の改善が必要であることを指摘する。生活習慣病予防についての講 話を提案する。 ・職員に取り組みを促すためのツールとして、健康宣言を紹介する。 ・メンタルヘルス研修の実施など、現在実施中の健康に関する取り組みについ て、効果を再確認し継続を促す。 ・具体的な取り組み事例や、他事業所での取り組み成功例を紹介する。 ・生活習慣病予防についての講話を実施。生活習慣病を引き起こす原因につい て説明し、生活習慣病予防策の指導を実施する。

① 講話と健康宣言をMIX!

  アドバイザー有効活用例!

事業所名

有限会社 大和企画

(福祉業)

健康職場づくりアドバイザー派遣

事例集

30名 (平成29年度)100% 健康管理担当者として、職員に健康面の知識を教えたい。  アドバイザーによる講話と健康宣言を上手く組み合わせ、健康に関する取り組 みが職員に受け入れられやすいような工夫ができた。講話では、受講者より生活 習慣の見直しを行う旨の発言が多く見られ、積極的な知識の活用につながった。 講話内容をもとに宣言内容を考えることで、職員全員が主体的に健康づくりに取 り組むきっかけとなった。  講話からの健康宣言作成という段階を踏むことで、スムーズに健康づくりの取 り組みを導入することができた事業所である。職員全員が健康宣言作成に関わ ることで、今後は一人一人が自主性を持って取り組んでいけるものと考えられ る。講話の知識を実際に活かしながら朝食の摂取や間食の制限、運動量の増加 に取り組むことで、生活習慣病予防効果が期待できる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・全職員が朝食をとり間食を減らします。・全職員が健康に過ごせる様、スポーツイベントを実施します。 ・メンタルヘルス研修を実施する。 ・事業所内禁煙とし、喫煙所を屋外に設ける。 ・インフルエンザ予防接種は、事業所が半額以上負担して実施する。 ・生活習慣病予防についての講話を実施する。その知識をもとに職員全員で健康 宣言内容を考える。(講話資料はP.5参照) ・若い職員が毎日カップラーメンを食べているなどの状況があり、食生活を含め た生活習慣の改善が必要であることを指摘する。生活習慣病予防についての講 話を提案する。 ・職員に取り組みを促すためのツールとして、健康宣言を紹介する。 ・メンタルヘルス研修の実施など、現在実施中の健康に関する取り組みについ て、効果を再確認し継続を促す。 ・具体的な取り組み事例や、他事業所での取り組み成功例を紹介する。 ・生活習慣病予防についての講話を実施。生活習慣病を引き起こす原因につい て説明し、生活習慣病予防策の指導を実施する。

① 講話と健康宣言をMIX!

  アドバイザー有効活用例!

事業所名

有限会社 大和企画

(福祉業)

(5)

45名 (平成29年度)100% 社員が自身の健康について見直す機会を設け、健康な身体で長く働いて欲しい。  講話ではグループワークや筋弛緩法の実践などに積極的に取り組んだ。1回 目の講話後、受講者が他の職員に受講を勧めるなど、興味を持って知識を得るこ とができた。  メンタルヘルス対策として職員の相談を健康管理担当者が受け付けており、 管理者による介入が必要な場合は施設長が対応するなど、事業所全体で適切な 役割分担ができている。現場の課題を解決するために相談窓口一覧の作成をす るなど、より工夫した取り組みができるようになった。  健康管理担当者が相談窓口として機能しており、施設長や経営者とも連携し ている事業所である。講話により職員一人一人がセルフケアの知識を身につけ たことや、外部資源の利用について紹介したことで、今後メンタルヘルス面への 取り組みがより充実していくとともに、現場の課題へのスムーズな対応が可能に なると考えられる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・介護業であり、職員は入居者やその家族との人間関係を良好に保つ必要があ るため、精神的負担が大きいことを聞き取る。ストレスのセルフケアについての メンタルヘルス講話を提案する。 ・食事バランス・禁煙に関する具体的な取り組み事例や、他事業所での取り組み 成功例を紹介する。 ・メンタルヘルス講話を実施し、ストレスのセルフケアについての知識を提供する。 ・保健福祉環境事務所・産業保健総合支援センター等外部機関を紹介し、講話の 導入や健康相談等様々なサポートが受けられることを説明する。 ・今後のメンタルヘルス対策について、相談窓口一覧の作成を提案する。また、定 期的に取り組みの効果を評価することを勧める。 ・アドバイザーによるメンタルヘルス講話を2回実施する。(講話資料はP.7参照) ・特段の理由がない限り階段を利用する。 ・腰痛予防の研修や腰痛予防体操の情報を周知する。 ・忘年会等、事業所負担でコミュニケーションの機会を設ける。 ・インフルエンザ予防接種は事業所の半額負担で実施する。

② セルフケア&ラインケアで

  充実した心身の健康づくり!

事業所名

住宅型有料老人ホーム 梅一輪

(福祉業) 45名 (平成29年度)100% 社員が自身の健康について見直す機会を設け、健康な身体で長く働いて欲しい。  講話ではグループワークや筋弛緩法の実践などに積極的に取り組んだ。1回 目の講話後、受講者が他の職員に受講を勧めるなど、興味を持って知識を得るこ とができた。  メンタルヘルス対策として職員の相談を健康管理担当者が受け付けており、 管理者による介入が必要な場合は施設長が対応するなど、事業所全体で適切な 役割分担ができている。現場の課題を解決するために相談窓口一覧の作成をす るなど、より工夫した取り組みができるようになった。  健康管理担当者が相談窓口として機能しており、施設長や経営者とも連携し ている事業所である。講話により職員一人一人がセルフケアの知識を身につけ たことや、外部資源の利用について紹介したことで、今後メンタルヘルス面への 取り組みがより充実していくとともに、現場の課題へのスムーズな対応が可能に なると考えられる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・介護業であり、職員は入居者やその家族との人間関係を良好に保つ必要があ るため、精神的負担が大きいことを聞き取る。ストレスのセルフケアについての メンタルヘルス講話を提案する。 ・食事バランス・禁煙に関する具体的な取り組み事例や、他事業所での取り組み 成功例を紹介する。 ・メンタルヘルス講話を実施し、ストレスのセルフケアについての知識を提供する。 ・保健福祉環境事務所・産業保健総合支援センター等外部機関を紹介し、講話の 導入や健康相談等様々なサポートが受けられることを説明する。 ・今後のメンタルヘルス対策について、相談窓口一覧の作成を提案する。また、定 期的に取り組みの効果を評価することを勧める。 ・アドバイザーによるメンタルヘルス講話を2回実施する。(講話資料はP.7参照) ・特段の理由がない限り階段を利用する。 ・腰痛予防の研修や腰痛予防体操の情報を周知する。 ・忘年会等、事業所負担でコミュニケーションの機会を設ける。 ・インフルエンザ予防接種は事業所の半額負担で実施する。

② セルフケア&ラインケアで

  充実した心身の健康づくり!

事業所名

住宅型有料老人ホーム 梅一輪

(福祉業)

(6)

58名 (平成29年度)100% ・デスクワークが多く運動不足であること、残業時間が長いことなどの健康課題 を抽出する。改善のための取り組みとしてラジオ体操の導入、ノー残業デーの 導入などを紹介する。 ・パワーハラスメント等防止のための啓発活動、乳がん・子宮がん検診の費用負 担など、現在実施中の健康に関する取り組みについて、効果を再確認し継続を 促す。 ・取り組みの定期的な評価とフィードバックを推奨し、その方法について検討する。  勤怠管理システムで代休・有給休暇日数が把握できるようになったことによ り、取得しやすい雰囲気が作られ取得率が上がっている。健康情報の提供は社員 から高評価であり、季節に合わせた健康づくりやバランスのとれた食事への活用 が期待される。今後はESアンケート(※)等で社員からフィードバックを得、効果の 測定を行う。  取り組んできた健康づくりの結果、離職率ほぼ0%を維持している。結果的に 平均年齢が40歳近くまで上がってきており、社員の年代に応じたサポートとして 介護休暇を導入している。 ※ESアンケート…従業員満足度(Employee Satisfaction)アンケート 社員の健康づくりを推進したい。  健康管理の取り組みを着実に進めている事業所である。勤怠管理システムの 導入と定着により代休・有休の消化率を上げ、毎月の健康情報の提供で社員の 健康意識を高めている。年単位の長いスパンで計画し、定期的に評価を行うこと で健康づくりが確実に根付いていると考えられる。今回導入した健康情報の提 供について、今後社員から意見・要望を聞き取り反映することで、より効果的で充 実した内容になると考えられる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・勤怠管理のシステムを新しく導入し、有給休暇日数や残業時間の把握・管理を 行う。 ・パワーハラスメント等に関する情報提供として、ポスターの掲示を行う。 ・乳がん・子宮がん検診を事業所負担で行い、受診を勧奨する。 ・事務所内禁煙とする。 ・健康宣言について社内Webシステムで通知し、各営業所内に健康宣言書の貼 り出しを行う。同システムで毎月健康情報を提供する。協会けんぽのホーム ページを利用して作成し、テーマに関連する健康レシピも掲載する。(P.9参照) 月1回健康情報を提供します。

③ じっくりコツコツ取り組んで

  健康づくりを定着!

事業所名

ノアメディカルシステム 株式会社

(情報通信業) (協会けんぽのホームページを参照し作成) 58名 (平成29年度)100% ・デスクワークが多く運動不足であること、残業時間が長いことなどの健康課題 を抽出する。改善のための取り組みとしてラジオ体操の導入、ノー残業デーの 導入などを紹介する。 ・パワーハラスメント等防止のための啓発活動、乳がん・子宮がん検診の費用負 担など、現在実施中の健康に関する取り組みについて、効果を再確認し継続を 促す。 ・取り組みの定期的な評価とフィードバックを推奨し、その方法について検討する。  勤怠管理システムで代休・有給休暇日数が把握できるようになったことによ り、取得しやすい雰囲気が作られ取得率が上がっている。健康情報の提供は社員 から高評価であり、季節に合わせた健康づくりやバランスのとれた食事への活用 が期待される。今後はESアンケート(※)等で社員からフィードバックを得、効果の 測定を行う。  取り組んできた健康づくりの結果、離職率ほぼ0%を維持している。結果的に 平均年齢が40歳近くまで上がってきており、社員の年代に応じたサポートとして 介護休暇を導入している。 ※ESアンケート…従業員満足度(Employee Satisfaction)アンケート 社員の健康づくりを推進したい。  健康管理の取り組みを着実に進めている事業所である。勤怠管理システムの 導入と定着により代休・有休の消化率を上げ、毎月の健康情報の提供で社員の 健康意識を高めている。年単位の長いスパンで計画し、定期的に評価を行うこと で健康づくりが確実に根付いていると考えられる。今回導入した健康情報の提 供について、今後社員から意見・要望を聞き取り反映することで、より効果的で充 実した内容になると考えられる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・勤怠管理のシステムを新しく導入し、有給休暇日数や残業時間の把握・管理を 行う。 ・パワーハラスメント等に関する情報提供として、ポスターの掲示を行う。 ・乳がん・子宮がん検診を事業所負担で行い、受診を勧奨する。 ・事務所内禁煙とする。 ・健康宣言について社内Webシステムで通知し、各営業所内に健康宣言書の貼 り出しを行う。同システムで毎月健康情報を提供する。協会けんぽのホーム ページを利用して作成し、テーマに関連する健康レシピも掲載する。(P.9参照) 月1回健康情報を提供します。

③ じっくりコツコツ取り組んで

  健康づくりを定着!

事業所名

ノアメディカルシステム 株式会社

(情報通信業) (協会けんぽのホームページを参照し作成)

(7)

⑤ 人材確保にもつながる!

  働きやすい職場づくり!

事業所名

株式会社 アイロムCS

(医療業)

④ 社長の意欲が健康づくりをスムーズに!

事業所名

株式会社 小玉商店

(卸売業)

/株式会社 鋼ライン

(道路貨物運送業) 61名 (平成29年度)100% 企業のイメージアップをはかるとともに、社員の健康づくりにもつなげたい。 ・特定保健指導未実施のため、導入を勧奨する。 ・代休や有給休暇の取得推進、ランチミーティングの実施など、現在実施中の健 康に関する取り組みについて聞き取り、効果を再確認し継続を促す。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理により、ストレスのセルフケア のための時間が確保でき、メンタルヘルス対策として有効であることを説明する。  勤怠連絡メールに代休の取得期限が明記され、上長にも通知されるため代休を取りやすく なった。栄養補助食品販売の利用により、多忙な営業職社員の栄養補助や、ストレスの軽減 ができている。  ランチミーティングは、育児中など夜間の参加がしづらい社員も参加できるため、コミュニ ケーションや気分転換の場となっている。また迅速な業務調整により、子どもの突然の病気な どでも安心して休むことができている。以上のことを新卒説明会にて体験談として説明した ところ、女子学生からの反応が非常に良く、人材確保の効果も期待できる。  管理部門の担当者が、社員の健康に配慮し現場のニーズにきめ細やかに対応することで、 働きやすい職場づくりを実践している。代休・有休が取得しやすくなり、各自で体調管理やス トレス対処を行う時間が確保できていると考えられる。多忙な社員や育児中の社員に対して 心身ともにサポートがあることで、業務効率アップや離職率の低下につながっている。企業イ メージアップになるともに、今後は若い世代からの人材確保にも有効であると思われる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・常に社員の健康を気遣います。 ・代休、有給休暇取得を促進します。 ・感染症予防のため予防接種費用を会社が負担します。 ・ストレスチェックを実施します。 ・同ビル内の内科医と産業医契約をしており、健診実施後に要二次検査・精密検 査の対象となった社員は再度、同内科に受診する。 ・代休取得について、本人および上長への勤怠連絡メールに取得期限を明記する。 ・有給休暇取得について、消失日前に残数を本人と上長に通知する。年末に取得 しやすいよう、大掃除の日程を繰り上げるなどの工夫をする。 ・体調不良の社員には早めの受診・休養を勧める。子どもの発熱等で社員が急遽 休みを取得した場合は、チーム内で業務調整を行う。 ・インフルエンザ以外にも感染症の抗体検査を行い、事業所負担でワクチン接種を行う。 ・ストレスチェックを実施する。高ストレス者の面談勧奨において、職場環境の調整 も可能であることを伝え、面談先に産業医と上長のどちらかを選べるようにする。 ・ウォーターサーバー、お茶・コーヒーを事業所負担で提供する。乳酸菌飲料の販 売を会社補助ありで実施する。栄養補助食品の販売システムを導入する。 ・数か月に1回ランチミーティングを実施する。事業所負担で弁当(2000円相当) とデザートを用意し提供する。参加できない社員にも弁当を配布する。 株式会社 小玉商店 26名、株式会社 鋼ライン 98名 ※(株)鋼ラインは(株)小玉商店の関連会社であり、敷地・事務所を共用している。また、(株)小玉商店の  健康管理担当者が(株)鋼ラインの健康管理も担当しており、2社で同一内容の健康宣言を実施している。 (平成29年度)100% 優良事業所等の格付けを取得し、企業のイメージアップを図り、人材確保につなげたい。 ・協会けんぽ生活習慣病健診解析カルテを使用し、生活習慣病リスクが全体的 に高いことを指摘するとともに、改善のための取り組みを提案する。 ・特定保健指導未実施のため、導入を勧奨する。 ・健診受診後の受診勧奨やラジオ体操の実施など、現在実施中の健康に関する 取り組みについて、効果を再確認し継続を促す。 ・メンタルヘルス研修の導入・活用を推奨する。ストレスチェック制度の説明を行 い、結果を有効活用するための運用方法を紹介する。 ・全社員参加で毎朝ラジオ体操を実施する。 ・ストレスチェックを実施する。 ・メンタルヘルスに関するラインケア・セルフケア研修を実施する。 ・健診受診後の二次検査・精密検査の対象者全員に、個別に受診勧奨の声かけを行う。 ・健康管理の窓口を総務部とし、健康づくり計画やストレスチェック規則を通達す る際に社員に周知する。 ・社内システムにて定期的に健康ニュースを発信する。  メンタルヘルスセミナーを実施した結果、社員が業務中の他者の様子を見てストレ スチェックの話題を出すなど、メンタルヘルス面に注目するきっかけになった。今後、産 業医よりメンタルヘルス対策について専門的なアドバイスを受けられる等対応の充実 が期待される。またストレスチェックの実施方法について、現在は完全に外部委託であ り社内で結果の有効活用ができていないが、今後は運用方法の変更を検討している。  社長が率先して産業医の活用やストレスチェック結果の利用について提言してお り、経費の掛かる取り組みも導入しやすい環境である。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 健 康 宣 言 プ ラ ン 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価  経営者が健康管理の重要性を理解しており、健康管理担当者が健康づくりを進めやす い環境にある。現場の健康課題や社員の様子・考え方などを健康管理担当者がよく把握 しており、課題に対して一つずつ丁寧に対策を導入している。メンタルヘルスセミナーを 実施し、社員がストレスチェックに関心を持ち始めているため、今後ストレスチェックの結 果を有効活用することによって職場環境改善がスムーズに進むことが期待される。 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・全社員参加で毎朝ラジオ体操を実施します。 ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・研修会(ラインケア・セルフケア)を実施し、従業員にメンタルヘルスについての 対処法を伝えます。 ・健康管理の担当窓口を設置し、組織体制を整えます。 ・ストレスチェックを実施します。 ・体調不良に気づいたら早めに休養や病院を受診しましょう。 ・喫煙所を屋外に設置し、受動喫煙を防止します。 ・月1回、健康ニュースをお知らせします。 ・手洗い・うがいを励行します。

⑤ 人材確保にもつながる!

  働きやすい職場づくり!

事業所名

株式会社 アイロムCS

(医療業)

④ 社長の意欲が健康づくりをスムーズに!

事業所名

株式会社 小玉商店

(卸売業)

/株式会社 鋼ライン

(道路貨物運送業) 61名 (平成29年度)100% 企業のイメージアップをはかるとともに、社員の健康づくりにもつなげたい。 ・特定保健指導未実施のため、導入を勧奨する。 ・代休や有給休暇の取得推進、ランチミーティングの実施など、現在実施中の健 康に関する取り組みについて聞き取り、効果を再確認し継続を促す。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理により、ストレスのセルフケア のための時間が確保でき、メンタルヘルス対策として有効であることを説明する。  勤怠連絡メールに代休の取得期限が明記され、上長にも通知されるため代休を取りやすく なった。栄養補助食品販売の利用により、多忙な営業職社員の栄養補助や、ストレスの軽減 ができている。  ランチミーティングは、育児中など夜間の参加がしづらい社員も参加できるため、コミュニ ケーションや気分転換の場となっている。また迅速な業務調整により、子どもの突然の病気な どでも安心して休むことができている。以上のことを新卒説明会にて体験談として説明した ところ、女子学生からの反応が非常に良く、人材確保の効果も期待できる。  管理部門の担当者が、社員の健康に配慮し現場のニーズにきめ細やかに対応することで、 働きやすい職場づくりを実践している。代休・有休が取得しやすくなり、各自で体調管理やス トレス対処を行う時間が確保できていると考えられる。多忙な社員や育児中の社員に対して 心身ともにサポートがあることで、業務効率アップや離職率の低下につながっている。企業イ メージアップになるともに、今後は若い世代からの人材確保にも有効であると思われる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・常に社員の健康を気遣います。 ・代休、有給休暇取得を促進します。 ・感染症予防のため予防接種費用を会社が負担します。 ・ストレスチェックを実施します。 ・同ビル内の内科医と産業医契約をしており、健診実施後に要二次検査・精密検 査の対象となった社員は再度、同内科に受診する。 ・代休取得について、本人および上長への勤怠連絡メールに取得期限を明記する。 ・有給休暇取得について、消失日前に残数を本人と上長に通知する。年末に取得 しやすいよう、大掃除の日程を繰り上げるなどの工夫をする。 ・体調不良の社員には早めの受診・休養を勧める。子どもの発熱等で社員が急遽 休みを取得した場合は、チーム内で業務調整を行う。 ・インフルエンザ以外にも感染症の抗体検査を行い、事業所負担でワクチン接種を行う。 ・ストレスチェックを実施する。高ストレス者の面談勧奨において、職場環境の調整 も可能であることを伝え、面談先に産業医と上長のどちらかを選べるようにする。 ・ウォーターサーバー、お茶・コーヒーを事業所負担で提供する。乳酸菌飲料の販 売を会社補助ありで実施する。栄養補助食品の販売システムを導入する。 ・数か月に1回ランチミーティングを実施する。事業所負担で弁当(2000円相当) とデザートを用意し提供する。参加できない社員にも弁当を配布する。 株式会社 小玉商店 26名、株式会社 鋼ライン 98名 ※(株)鋼ラインは(株)小玉商店の関連会社であり、敷地・事務所を共用している。また、(株)小玉商店の  健康管理担当者が(株)鋼ラインの健康管理も担当しており、2社で同一内容の健康宣言を実施している。 (平成29年度)100% 優良事業所等の格付けを取得し、企業のイメージアップを図り、人材確保につなげたい。 ・協会けんぽ生活習慣病健診解析カルテを使用し、生活習慣病リスクが全体的 に高いことを指摘するとともに、改善のための取り組みを提案する。 ・特定保健指導未実施のため、導入を勧奨する。 ・健診受診後の受診勧奨やラジオ体操の実施など、現在実施中の健康に関する 取り組みについて、効果を再確認し継続を促す。 ・メンタルヘルス研修の導入・活用を推奨する。ストレスチェック制度の説明を行 い、結果を有効活用するための運用方法を紹介する。 ・全社員参加で毎朝ラジオ体操を実施する。 ・ストレスチェックを実施する。 ・メンタルヘルスに関するラインケア・セルフケア研修を実施する。 ・健診受診後の二次検査・精密検査の対象者全員に、個別に受診勧奨の声かけを行う。 ・健康管理の窓口を総務部とし、健康づくり計画やストレスチェック規則を通達す る際に社員に周知する。 ・社内システムにて定期的に健康ニュースを発信する。  メンタルヘルスセミナーを実施した結果、社員が業務中の他者の様子を見てストレ スチェックの話題を出すなど、メンタルヘルス面に注目するきっかけになった。今後、産 業医よりメンタルヘルス対策について専門的なアドバイスを受けられる等対応の充実 が期待される。またストレスチェックの実施方法について、現在は完全に外部委託であ り社内で結果の有効活用ができていないが、今後は運用方法の変更を検討している。  社長が率先して産業医の活用やストレスチェック結果の利用について提言してお り、経費の掛かる取り組みも導入しやすい環境である。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 健 康 宣 言 プ ラ ン 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価  経営者が健康管理の重要性を理解しており、健康管理担当者が健康づくりを進めやす い環境にある。現場の健康課題や社員の様子・考え方などを健康管理担当者がよく把握 しており、課題に対して一つずつ丁寧に対策を導入している。メンタルヘルスセミナーを 実施し、社員がストレスチェックに関心を持ち始めているため、今後ストレスチェックの結 果を有効活用することによって職場環境改善がスムーズに進むことが期待される。 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・全社員参加で毎朝ラジオ体操を実施します。 ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・研修会(ラインケア・セルフケア)を実施し、従業員にメンタルヘルスについての 対処法を伝えます。 ・健康管理の担当窓口を設置し、組織体制を整えます。 ・ストレスチェックを実施します。 ・体調不良に気づいたら早めに休養や病院を受診しましょう。 ・喫煙所を屋外に設置し、受動喫煙を防止します。 ・月1回、健康ニュースをお知らせします。 ・手洗い・うがいを励行します。

(8)

40名 (平成29年度)100% ・ラジオ体操の実施や休憩の取り方の工夫など、現在実施中の健康に関する取り 組みについて聞き取り、効果を再確認し継続を促す。 ・特定保健指導について説明し、対象者がいる場合は導入するよう勧奨する。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理により、ストレスのセルフケア のための時間が確保でき、メンタルヘルス対策として有効であることを説明する。 「健康宣言プラン」を明確化し、継続的に推進することで、社員に健康で働いて もらいたい。  健康食品を扱っていることや、顧客ごとに担当者を固定していることなどか ら、まずは社員に健康であってほしいという考えのもと、経営者が率先して取り 組みを推進している。休憩時間の工夫などにより心身ともに健康な状態で顧客 に対応できるため、顧客へのサポートを充実させることができ、健康づくりが業績 アップにもつながっている。取り組みを健康宣言として明文化することで、再度そ の意義や心身の健康への効果を確認するきっかけとなった。  健康食品販売という業種の特徴や顧客への個別対応という企業の方針と、社 員の健康づくりの目的が一致しているため、充実した取り組みにつながってい る。残業ゼロ等労務管理面の健康づくりに取り組みながら、業務内容も充実させ ることができており、健康経営のメリットが明確に表れている事業所である。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・バランスの良い食事を心がけます。 ・全社員参加で毎週ラジオ体操を実施します。 ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・健康管理は仕事の一貫だと考え行動します。 ・毎週金曜日の朝にラジオ体操を行う。 ・残業時間ゼロを維持する。 ・コールセンターの社員は、電話対応の疲労を軽減し心身ともにリフレッシュする ため、休憩を90分とする。昼食60分、15時休憩30分に分けて取得する。 ・喫煙は休憩時間のみとする。 ・全体会議等で健康について喚起し、健康は業務のスキルの一環と考えるよう徹 底する。

⑥ 企業方針と一致した健康づくりで

  業務効率アップ!

事業所名

株式会社 サン・クラルテ製薬

(無店舗小売業)

⑦ 少人数の強みを生かし、

  工夫いっぱいの健康づくり!

事業所名

株式会社 キャッチアップ

(専門・技術サービス業) 15名 (平成29年度)100% ・個人作業のデスクワークが主であるため、VDT症候群・腰痛の予防が必要であ ることや、気分転換の機会が不足しストレスが溜まりがちであることなど、健康 課題を抽出する。ストレッチの導入など、改善のための取り組みを紹介する。 ・ヨガ教室やレクリエーションの実施など、現在実施中の健康に関する取り組み について、効果を再確認し継続を促す。 ・作業環境によるストレスについて説明し、環境の改善を推奨する。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理がメンタルヘルス対策とし て有効であることを説明する。 優良事業所の格付けを取得し、人材確保につなげたい。  高機能チェアの導入で、長時間座ったままでも疲れずに業務ができるようになった。ノー 残業デーの徹底により残業時間が短縮された。社員が楽しみながらヨガ教室に参加してお り、心身のリフレッシュや体力作りに役立っている。月1回の昼食会やレクリエーションでコ ミュニケーションが促進され、気分転換や相談しやすい雰囲気作りにつながっている。  人事部の健康管理担当者が2年ほど前から徐々に取り組みを導入しており、現在まで離 職率ゼロを維持している。  社員が楽しみながら取り組むことのできる健康づくりを実践している事業所で ある。家族も参加できるレクリエーションや椅子への経費投入など、少人数の事業 所ならではの強みを活かして広く活動している。ヨガ教室を同業他社にも勧めた 結果、複数の事業所が実際に導入している。事業所内のみならず業種全体の健康 づくりにも貢献しており、今後健康づくりのモデルケースとなることが期待される。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・月に一度インストラクターに来ていただいて社内でヨガ教室を実施します。 ・社員とその家族が参加できるレクリエーションを(年に6回くらい)定期的に実施します。 ・水曜日はノー残業デーに認定します。 ・有給休暇の取得を推進します。 ・腰の負担を軽くするため高機能デスクチェアを導入します。 ・メンタルヘルスについて常に意識をして従業員に目を配ります。" 健 康 宣 言 プ ラ ン ・毎週水曜日をノー残業デーに設定し、定時に「蛍の光」を流す。上司や先輩から 率先して帰宅する。 ・有給休暇の取得状況を給与明細に明記し、連続取得を推進する。 ・月末の水曜日に外部からヨガの講師を招き、就業時間後にヨガ教室を実施する。 ・月1回、アルバイト社員を含む全社員で集まり昼食をとる。昼食費は会社負担とする。 ・概ね月1回程度、家族参加可のレクリエーションや行事を行う。 ・喫煙者に対して、電子たばこの業者を招き説明会を実施する。事務所内は禁煙 とする。 ・業務中の立ち上がりや小休憩を促進するため、お菓子・飲み物を会社負担で用 意し、デスクから離れた場所に設置し、自由に飲食できるようにする。 ・事務所とは別に、カフェ風の開放的でくつろげるスペースを設け、自由に移動し て仕事ができるようにする。仮眠のできるソファを設置する。 ・腰の負担を軽くする高機能チェアを導入する。 40名 (平成29年度)100% ・ラジオ体操の実施や休憩の取り方の工夫など、現在実施中の健康に関する取り 組みについて聞き取り、効果を再確認し継続を促す。 ・特定保健指導について説明し、対象者がいる場合は導入するよう勧奨する。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理により、ストレスのセルフケア のための時間が確保でき、メンタルヘルス対策として有効であることを説明する。 「健康宣言プラン」を明確化し、継続的に推進することで、社員に健康で働いて もらいたい。  健康食品を扱っていることや、顧客ごとに担当者を固定していることなどか ら、まずは社員に健康であってほしいという考えのもと、経営者が率先して取り 組みを推進している。休憩時間の工夫などにより心身ともに健康な状態で顧客 に対応できるため、顧客へのサポートを充実させることができ、健康づくりが業績 アップにもつながっている。取り組みを健康宣言として明文化することで、再度そ の意義や心身の健康への効果を確認するきっかけとなった。  健康食品販売という業種の特徴や顧客への個別対応という企業の方針と、社 員の健康づくりの目的が一致しているため、充実した取り組みにつながってい る。残業ゼロ等労務管理面の健康づくりに取り組みながら、業務内容も充実させ ることができており、健康経営のメリットが明確に表れている事業所である。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン ・バランスの良い食事を心がけます。 ・全社員参加で毎週ラジオ体操を実施します。 ・職場内での挨拶や声掛けを促進します。 ・健康管理は仕事の一貫だと考え行動します。 ・毎週金曜日の朝にラジオ体操を行う。 ・残業時間ゼロを維持する。 ・コールセンターの社員は、電話対応の疲労を軽減し心身ともにリフレッシュする ため、休憩を90分とする。昼食60分、15時休憩30分に分けて取得する。 ・喫煙は休憩時間のみとする。 ・全体会議等で健康について喚起し、健康は業務のスキルの一環と考えるよう徹 底する。

⑥ 企業方針と一致した健康づくりで

  業務効率アップ!

事業所名

株式会社 サン・クラルテ製薬

(無店舗小売業)

⑦ 少人数の強みを生かし、

  工夫いっぱいの健康づくり!

事業所名

株式会社 キャッチアップ

(専門・技術サービス業) 15名 (平成29年度)100% ・個人作業のデスクワークが主であるため、VDT症候群・腰痛の予防が必要であ ることや、気分転換の機会が不足しストレスが溜まりがちであることなど、健康 課題を抽出する。ストレッチの導入など、改善のための取り組みを紹介する。 ・ヨガ教室やレクリエーションの実施など、現在実施中の健康に関する取り組み について、効果を再確認し継続を促す。 ・作業環境によるストレスについて説明し、環境の改善を推奨する。 ・有給休暇・代休の取得や残業の削減などの労務管理がメンタルヘルス対策とし て有効であることを説明する。 優良事業所の格付けを取得し、人材確保につなげたい。  高機能チェアの導入で、長時間座ったままでも疲れずに業務ができるようになった。ノー 残業デーの徹底により残業時間が短縮された。社員が楽しみながらヨガ教室に参加してお り、心身のリフレッシュや体力作りに役立っている。月1回の昼食会やレクリエーションでコ ミュニケーションが促進され、気分転換や相談しやすい雰囲気作りにつながっている。  人事部の健康管理担当者が2年ほど前から徐々に取り組みを導入しており、現在まで離 職率ゼロを維持している。  社員が楽しみながら取り組むことのできる健康づくりを実践している事業所で ある。家族も参加できるレクリエーションや椅子への経費投入など、少人数の事業 所ならではの強みを活かして広く活動している。ヨガ教室を同業他社にも勧めた 結果、複数の事業所が実際に導入している。事業所内のみならず業種全体の健康 づくりにも貢献しており、今後健康づくりのモデルケースとなることが期待される。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・月に一度インストラクターに来ていただいて社内でヨガ教室を実施します。 ・社員とその家族が参加できるレクリエーションを(年に6回くらい)定期的に実施します。 ・水曜日はノー残業デーに認定します。 ・有給休暇の取得を推進します。 ・腰の負担を軽くするため高機能デスクチェアを導入します。 ・メンタルヘルスについて常に意識をして従業員に目を配ります。" 健 康 宣 言 プ ラ ン ・毎週水曜日をノー残業デーに設定し、定時に「蛍の光」を流す。上司や先輩から 率先して帰宅する。 ・有給休暇の取得状況を給与明細に明記し、連続取得を推進する。 ・月末の水曜日に外部からヨガの講師を招き、就業時間後にヨガ教室を実施する。 ・月1回、アルバイト社員を含む全社員で集まり昼食をとる。昼食費は会社負担とする。 ・概ね月1回程度、家族参加可のレクリエーションや行事を行う。 ・喫煙者に対して、電子たばこの業者を招き説明会を実施する。事務所内は禁煙 とする。 ・業務中の立ち上がりや小休憩を促進するため、お菓子・飲み物を会社負担で用 意し、デスクから離れた場所に設置し、自由に飲食できるようにする。 ・事務所とは別に、カフェ風の開放的でくつろげるスペースを設け、自由に移動し て仕事ができるようにする。仮眠のできるソファを設置する。 ・腰の負担を軽くする高機能チェアを導入する。

(9)

9名 (平成29年度)100%  ラジオ体操に社員全員が真剣に取り組んでおり、毎朝の気分の切り替えやリフ レッシュに大きな効果がみられている。また冬の時期に身体が温まる効果もあり、心 身ともに健康を維持することに役立っている。感染症予防に努めていたため、イン フルエンザを発症した社員がいたが他の社員に広まることなく終息した。喫煙者が 2名いたが現在自主的に禁煙継続中であり、社員の健康意識の高さがうかがえる。 スタッフに健康で長く働き続けてもらいたい。  保険業という業種の特徴から社員の健康意識が高く、全員が健康づくりに真 剣に取り組んでいる。経営者から健康について定期的に喚起が行われているこ とも、社員の意識向上につながっていると考えられる。喫煙者が自主的に禁煙に 取り組み継続するなど、一人一人が自身の健康づくりに尽力しており、担当者か らの呼びかけなどによってサポートが行われている事業所である。今後は、個人 が発案した取り組みを事業所全体で実施することで、より多面的な健康づくりが 可能になると思われる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン 19名 (平成29年度)100% 健康診断の結果を踏まえて、心身ともに健やかな職場づくりをしていきたい。 ・個人作業のデスクワークが主であるため、気分転換の機会が不足しストレスが溜 まりがちであることや、外食・中食が多いため栄養バランスが偏りがちであること など、健康課題を抽出する。メンタルヘルス講話および栄養講話を計画する。 ・メンタルヘルス講話を実施し、ストレスのセルフケアについての知識を提供する。 ・栄養講話を実施し、バランスの良い食事についての知識を提供する。 ・講話内容を定期的に振り返る機会の設定など、今後の取組みについて提案する。 ・VDT症候群予防のため、2時間おきに15分の休憩を設ける。 ・乳がん・子宮がん検診を全額事業所負担で実施する。 ・旅行や飲み会、誕生会などコミュニケーションの機会を多く持つ。 ・アドバイザーによるメンタルヘルス講話・栄養講話を実施する。 ・講話内容を定期的に振り返る機会を持つ。  社員同士のコミュニケーションの機会が多くあり、互いのことをよく知っている ため声をかけやすい環境ができている。メンタルヘルス講話では積極的にグ ループワークが行われ、ストレスの対処法や社員同士でのサポートについて実践 的に理解できていた。また栄養講話で外食・中食について知識を伝え、今後の食 生活への活用を促すことができた。  2時間おきに休憩を設けるなど業務内容に合わせた勤務形態であること、社員 同士の活発なコミュニケーションを促していることなど、心身の健康を維持しや すい環境を作っている事業所である。今回はメンタルヘルスと栄養の2種類の講 話を実施し、社員全員が知識を身につけることができた。今後は講話内容を定期 的に振り返る機会を設けることで、知識を活用した生活習慣病予防やメンタルヘ ルス不調予防の効果が期待できる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・特定保健指導について説明し、対象者がいる場合は導入するよう勧奨する。 ・デスクワークが中心のため運動不足であることを確認し、導入しやすい取り組 みとしてラジオ体操やスポーツイベントの開催などを紹介する。 ・有給休暇取得の呼びかけなど、現在実施中の健康に関する取組みについて、効 果を再確認し継続を促す。 ・有給休暇を取得するよう呼びかけ、推進する。 ・事務所内禁煙とする。 ・全体会議にて、社長より社員全体に向けて健康についての喚起を行う。健康宣 言についても周知し、取り組みを促す。 ・四半期に一度の全体ミーティングの際、コミュニケーション活性化のため懇親 会を実施する。 ・ストレスチェックを実施する。 ・職場環境改善のため、清掃をこれまで以上に丁寧に行う。 ・全員参加で毎朝ラジオ体操を実施します。 ・有給休暇取得を推進します。 ・手洗い・うがいを励行します。 ・全体ミーティングの場で全従業員に対して健康について喚起します。

⑧ メンタルヘルス講話と

  栄養講話で心身ともに健康に!

事業所名

株式会社 プロダクト

(専門・技術サービス業)

⑨ 一人一人が意識を高め、

  全員参加で真剣に取り組み!

事業所名

ワイズトラスト 株式会社

(金融・保険業) 9名 (平成29年度)100%  ラジオ体操に社員全員が真剣に取り組んでおり、毎朝の気分の切り替えやリフ レッシュに大きな効果がみられている。また冬の時期に身体が温まる効果もあり、心 身ともに健康を維持することに役立っている。感染症予防に努めていたため、イン フルエンザを発症した社員がいたが他の社員に広まることなく終息した。喫煙者が 2名いたが現在自主的に禁煙継続中であり、社員の健康意識の高さがうかがえる。 スタッフに健康で長く働き続けてもらいたい。  保険業という業種の特徴から社員の健康意識が高く、全員が健康づくりに真 剣に取り組んでいる。経営者から健康について定期的に喚起が行われているこ とも、社員の意識向上につながっていると考えられる。喫煙者が自主的に禁煙に 取り組み継続するなど、一人一人が自身の健康づくりに尽力しており、担当者か らの呼びかけなどによってサポートが行われている事業所である。今後は、個人 が発案した取り組みを事業所全体で実施することで、より多面的な健康づくりが 可能になると思われる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー 健 康 宣 言 プ ラ ン 19名 (平成29年度)100% 健康診断の結果を踏まえて、心身ともに健やかな職場づくりをしていきたい。 ・個人作業のデスクワークが主であるため、気分転換の機会が不足しストレスが溜 まりがちであることや、外食・中食が多いため栄養バランスが偏りがちであること など、健康課題を抽出する。メンタルヘルス講話および栄養講話を計画する。 ・メンタルヘルス講話を実施し、ストレスのセルフケアについての知識を提供する。 ・栄養講話を実施し、バランスの良い食事についての知識を提供する。 ・講話内容を定期的に振り返る機会の設定など、今後の取組みについて提案する。 ・VDT症候群予防のため、2時間おきに15分の休憩を設ける。 ・乳がん・子宮がん検診を全額事業所負担で実施する。 ・旅行や飲み会、誕生会などコミュニケーションの機会を多く持つ。 ・アドバイザーによるメンタルヘルス講話・栄養講話を実施する。 ・講話内容を定期的に振り返る機会を持つ。  社員同士のコミュニケーションの機会が多くあり、互いのことをよく知っている ため声をかけやすい環境ができている。メンタルヘルス講話では積極的にグ ループワークが行われ、ストレスの対処法や社員同士でのサポートについて実践 的に理解できていた。また栄養講話で外食・中食について知識を伝え、今後の食 生活への活用を促すことができた。  2時間おきに休憩を設けるなど業務内容に合わせた勤務形態であること、社員 同士の活発なコミュニケーションを促していることなど、心身の健康を維持しや すい環境を作っている事業所である。今回はメンタルヘルスと栄養の2種類の講 話を実施し、社員全員が知識を身につけることができた。今後は講話内容を定期 的に振り返る機会を設けることで、知識を活用した生活習慣病予防やメンタルヘ ルス不調予防の効果が期待できる。 職場定期健康診断実施率 取り組みのきっかけ 取 り 組 み 内 容 取 り 組 み の 評 価 アドバイザーの感想 健 康 アドバイザ ー ・特定保健指導について説明し、対象者がいる場合は導入するよう勧奨する。 ・デスクワークが中心のため運動不足であることを確認し、導入しやすい取り組 みとしてラジオ体操やスポーツイベントの開催などを紹介する。 ・有給休暇取得の呼びかけなど、現在実施中の健康に関する取組みについて、効 果を再確認し継続を促す。 ・有給休暇を取得するよう呼びかけ、推進する。 ・事務所内禁煙とする。 ・全体会議にて、社長より社員全体に向けて健康についての喚起を行う。健康宣 言についても周知し、取り組みを促す。 ・四半期に一度の全体ミーティングの際、コミュニケーション活性化のため懇親 会を実施する。 ・ストレスチェックを実施する。 ・職場環境改善のため、清掃をこれまで以上に丁寧に行う。 ・全員参加で毎朝ラジオ体操を実施します。 ・有給休暇取得を推進します。 ・手洗い・うがいを励行します。 ・全体ミーティングの場で全従業員に対して健康について喚起します。

⑧ メンタルヘルス講話と

  栄養講話で心身ともに健康に!

事業所名

株式会社 プロダクト

(専門・技術サービス業)

⑨ 一人一人が意識を高め、

  全員参加で真剣に取り組み!

事業所名

ワイズトラスト 株式会社

(金融・保険業)

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非正社員の正社員化については、 いずれの就業形態でも 「考えていない」 とする事業所が最も多い。 一 方、 「契約社員」

健康維持・増進ひいては生活習慣病を減らすため

発生という事実を媒介としてはじめて結びつきうるものであ

・環境、エネルギー情報の見える化により、事業者だけでなく 従業員、テナント、顧客など建物の利用者が、 CO 2 削減を意識