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がん抑制遺伝子を用いたがん治療法の開発

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Academic year: 2021

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が ん 抑 制 遺 伝 子 を 用 い た が ん 治 療 法 の 開 発

顧 寿 智 * , 1 )、 劉 澤 軍 2 )、 草 川 裕 也 3 ) 1 )聖 隷 ク リ ス ト フ ァ ー 大 学 、2 ) 中 国 西 南 医 院 、3 )聖 隷 浜 松 病 院 【 目 的 】 が ん 細 胞 増 殖 と は 逆 に ア ポ ト ー シ ス は が ん 化 学 療 法 や 放 射 線 療 法 に 有 利 に 働 く と 考 え が ち で あ る 。 し か し 、 ア ポ ト ー シ ス の 過 程 は 非 常 に 複 雑 な 様 相 を 呈 し て い る 。 現 在 、 ア ポ ト ー シ ス 促 進 作 用 の 解 析 は ま だ 不 十 分 な 点 が あ る た め 、 新 し い 療 法 開 発 の 影 響 に な っ て い る 。 我 々 は ヒ ト 細 胞 株 を 利 用 し 、 ア ポ ト ー シ ス 促 進 作 用 の 解 明 を し た う え 、 そ の メ カ ニ ズ ム を 検 討 す る 。 し た が っ て 、 根 本 か ら p53 遺 伝 子 の ア ポ ト ー シ ス 誘 導 能 が 発 揮 さ せ る 。 化 学 療 法 や 放 射 線 療 法 が 腫 瘍 に 効 く よ う に な る 新 療 法 の 開 発 に な る 。 【 方 法 】 1. 細 胞 株:ヒ ト 由 来 の が ん 細 胞 株 を 東 北 大 学 加 齢 医 学 研 究 所 医 用 細 胞 資 源 セ ン タ ー や 理 研 細 胞 バ ン ク か ら 入 手 す る 。

2. 遺 伝 子 解 析:細 胞 株 か ら 抽 出 さ れ た RNA を 用 い て 、ジ ー ン バ ン ク の ASPP プ ラ イ マ ー DNA、 逆 転 写 酵 素 に よ り first-strand cDNA を 合 成 す る 。 real time RT-PCR 法 を 使 用 し 、 定 量 分 析 す る 。 p53 タ ン パ ク 測 定 、 ア ポ ト ー シ ス 測 定 。

3. 動 物 実 験: が ん モ デ ル 動 物 に が ん 細 胞 死 誘 導 タ ン パ ク 質 を 投 与 し 、ア ポ ト ー シ ス 誘 導 能 を 発 揮 さ せ る 。 化 学 療 法 や 放 射 線 療 法 の 効 果 を 検 証 す る 。

【 結 果 】

1. ASPP1 と ASPP2 の mRNA 発 現 量 は p53 野 生 型 が ん 細 胞 で 減 少 し 、p53 突 然 変 異 型 が ん 細 胞 で 減 少 し な か っ た 。 2. ヒ ト が ん 細 胞 株 に お け る 、内 生 の iASPP の 表 現 を 抑 制 す る の は 細 胞 ア ポ ト ー シ ス を 増 加 さ せ る こ と が で き る 。 そ し て 、ア ポ ト ー シ ス の 野 生 型 p53 が あ る が ん 細 胞 の 折 り 目 の 増 加 は 高 い で あ る 。 4. が ん モ デ ル 動 物 に が ん 細 胞 死 誘 導 タ ン パ ク 質 を 投 与 し 、ア ポ ト ー シ ス 誘 導 能 を 発 揮 さ せ 、 化 学 療 法 や 放 射 線 療 法 の 効 果 を 上 げ た ケ ー ス を 見 え ま し た 。 ま た 、 継 続 実 験 が 必 要 で あ る 。 【 考 察 ・ 結 論 】 1. ASPP1 と ASPP2 の よ る p53 の が ん 抑 制 機 能 を 影 響 す る こ と を 認 め ら れ た 。 2. 内 生 の iASPP の 抑 制 は 野 生 型 p53 が あ る が ん に お け る 、 p53 の ア ポ ト ー シ ス 活 動 を 再 開 す る た め の 新 し い 戦 略 で あ る こ と を 示 唆 さ れ た 。 3.動 物 実 験 の 効 果 が 見 え る も の の 、 継 続 実 験 が 必 要 で あ る 。 【 論 文 発 表 の 状 況 】

Voluntary exercise prevents colonic inflammation in high-fat

diet-induced obese mice by up-regulating PPAR-

γ activity.

Biochem Biophys Res Commun. 2015 Apr 10;459(3):475-80.

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