実験的運動療法による免疫寛容の誘導
1 顧寿智*,1)、小平朋江1)、藤田さより1)、鄭峻松2)、呉軍3) 1) 聖隷クリストファー大学、2) 中国第三軍医大学、3) 中国西南医院 【目的】 制御性 T 細胞により慢性拒絶反応の発生メカニズムが切断されることを実現するため、実験的運 動療法など研究の中に取り込むことが必要である。動物実験を通して、生体のホメオスタシスを維持 する上で、免疫寛容を誘導することができれば、抗慢性拒絶反応メカニズムの解析ができることが期 待され、現在では副作用のためにためらわれている移植も実用化される可能性がある。 【方法】 1. ラットの同種間での多臓器移植、慢性拒絶反応モデルを作成する。 2. ドナー由来の抗原を準備する。抗原特異的な制御性 T 細胞の分離と誘導。 3. ラットの末梢血液制御性細胞分離する。ドナー由来の抗原と培養する。自然 T 細胞にサイトカイ ン(IL-10,TGF-beta など)を投与し、CD4+CD25+ 制御性 T 細胞を誘導する、 4. 以上の方法で誘導した制御性 T 細胞を比較する。PMA+Ionomycin,IL-4,TGF-殖させ、効果を比較する 5. 移植実験動物モデルに実験的運動療法を検討する。生体の恒常性による免疫寛容を誘導する。 【結果】 1. ラット多臓器性慢性拒絶反応モデルを作成した。 2. 実用的な抗原特異的制御性 T 細胞の得る方法を確立した。 3. 実験的運動療法を確立した。 4. 実験的運動療法による免疫寛容を誘導した。 5. 論文をまとめ、学術雑誌と国際学会で発表をしました。 【結論】 実験的運動療法による慢性拒絶反応の抑制に有用であることを明らかにした。慢性拒絶反応の抑制 に関する新しい発生メカニズムや実用化の可能性を検討する価値がある。 以上の詳細については、合同研究発表会にて発表する。 【学会発表、論文発表の状況】1. The Role of Rat Strain in Rectum-associated Lymph Nodule Differentiation and Macrophage Distribution in an Experimental Ulcerative Colitis Model. リハビリテーション科学ジャーナル, 5:51-60, 2010.
2. CpG islands aberrant hypermethylation of sex hormone receptor superfamily might be involved in the development of leukemic neoplasms. Leukemia Research 34 e202–e203, 2010.
3. Antigen-primed CD4+CD25+Regulatory T Cells Prevent Skin Graft Rejection, The XXⅢ International Congress of The Transplantation Society(Vancouver, Canada), 2010.