• 検索結果がありません。

山崎克明教授のご退任に寄せて

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "山崎克明教授のご退任に寄せて"

Copied!
1
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

 北九州市立大学産業社会研究所長であられた山崎克明教授は、2006(平成18)年3月をもって定年 を迎えられ、退職されました。  山崎先生は、1966(昭和41)年に関西学院大学大学院法学研究科修士課程を修了し、その後関西学 院大学助手、八代学院大学講師を経て、1973(昭和48)年に北九州大学法学部に講師として着任され ました。本学では行政学、都市行政研究、地域づくり研究の専門分野でたゆまぬ研鑽を重ね、優れた 研究成果をものにされて法学博士号を取得されると同時に、専門の講義や演習を通じて多くの有為な 人材を世に送り出しました。  山崎先生は、1997(平成9)年に産業社会研究所からの移籍要請に応じて、法学部教授から産業社 会研究所教授に転籍され、直ちに研究所長に就任なさいました。以後ご退職までの9年間、所長とし ての重責を見事に果され、研究所の充実と発展に実に大きな貢献をしてくださいました。研究所とし ては、山崎先生をお迎えすることによってそれまで手薄であった社会・福祉部門が強化され、地域 ニーズを的確に政策課題として掘り起こすような意欲的な研究プロジェクトが次々と立ち上げられる ことになりました。さらに、先生のリーダーシップのもとで地域ネットワークの拡充と研究活動の活 性化が図られ、課題解決に向けた政策提言が行われるようになりました。とりわけ、山崎先生がホー ムレス問題などの地域課題を解決するために、企業、行政、NPO、市民等をメンバーとする研究会 を自らの手で組織し、地域に根ざした調査研究に精力的に取り組まれたことは、研究所の研究活動の 有り様に新たな地平を切り開いたものとして、まさに特筆に値するものということができます。  私どもが先生との学問的、人間的なおつき合いの中で感じた人間としての奥行きの深さと社会活動 への溢れんばかりの豊かなエネルギーは、同じ調査研究の道を目指す私どもに大きな刺激を与えてく れるものでした。また、学者としての主張の断乎さ、何事もおろそかにされない真摯さ、お人柄の温 厚さと謙虚さには、私どもは多くのことを教えていただきました。  その山崎先生が、定年のこととて致し方ないとはいえ、退職されますことは心さびしい限りです が、今後とも研究所の有り様について大所高所からいろいろご教示いただけることを願っておりま す。先生の研究所に対するこれまでの多大なる貢献に感謝の念を表し、また、先生のご健勝を祈りつ つ、この研究所紀要を退任記念号としてお贈りしたいと思います。    平成18年12月 都市政策研究所長

山崎克明教授のご退任に寄せて

晴山 英夫

―  ―1

参照

関連したドキュメント

ハンブルク大学の Harunaga Isaacson 教授も,ポスドク研究員としてオックスフォード

ここでは 2016 年(平成 28 年)3

[r]

ニューゲイト監獄の教誨師はロンドン市参事会によって任命された︒教誨師はニューゲイト・ストリートに地租を免除された住

尼崎市にて、初舞台を踏まれました。1992年、大阪の国立文楽劇場にて真打ち昇進となり、ろ

山階鳥類研究所 研究員 山崎 剛史 立教大学 教授 上田 恵介 東京大学総合研究博物館 助教 松原 始 動物研究部脊椎動物研究グループ 研究主幹 篠原

関西学院大学社会学部は、1960 年にそれまでの文学部社会学科、社会事業学科が文学部 から独立して創設された。2009 年は創設 50

これを踏まえ、平成 29 年及び 30 年に改訂された学習指導要領 ※