Title
土地調査整備事業関係書類
Author(s)
上江洲, 敏夫
Citation
史料編集室紀要(15): 122-139
Issue Date
1990-03-31
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/7363
Rights
沖縄県立図書館史料編集室
〈 史 料 紹 介 〉
土
地
調
査
整
備
事
業
関
係
書
類
上
江
洲
敏
夫
こ の 「 土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 」 は 、 沖 縄 土 地 事 務 所 が 一 九 五 三 年 に 編 綴 し た も の で 、 表 紙 は マ ニ ラ 紙 厚 の 紙 を 使 用 、 中 央 に 右 記 標 題 を 記 し 、 右 肩 に ＝ 九 五 三 年 案 」 と 編 綴 時 期 、 左 下 に 「 土 地 調 査 事 ム 所 」 と 所 管 名 が 墨 書 さ れ て い る 。 こ よ り や ホ ッ チ ギ ス で 綴 じ ら れ た 関 連 文 書 を ま と め た も の で 、 黒 の 事 務 用 綴 紐 で 綴 じ て あ る 。 本 文 用 紙 は 、 縦 三 三 セ ン チ 、 横 二 一 ・ 四 セ ン チ の 大 き さ の も の と 、 縦 二 〇 ・ 三 セ ン チ に 横 二 六 ・ 六 セ ン チ の 紙 を 使 用 し て い る 。 文 書 は ガ リ 版 刷 り の も の や 手 書 き の も の 、 表 の 一 部 は 印 刷 さ れ た 専 用 の 罫 紙 を 使 用 し て い る 。 同 文 書 綴 の 中 に は 関 連 の 特 殊 備 品 ∴ 般 備 品 ・ 特 殊 消 耗 品 ・ 一 般 消 耗 晶 な ど の 明 細 や 一 九 五 三 年 度 予 算 単 価 、 あ る い は 「 六 年 計 画 ・ 土 地 調 査 年 次 計 画 予 算 書 （ 写 ） 」 や 、一
九
五
三
年
三
月
二
日
付
の
中
央
土
地
調
査
事
務
所
奄
美
支
部
か
ら 中 央 土 地 調 査 事 務 所 長 あ て に 送 付 さ れ た 土 地 調 査 計 画 書 の 写 し な ど 綴 じ ら れ て い る が 、 こ こ で は 紙 幅 の 関 係 で い ず れ も 割 愛 し た 。 第 二 次 大 戦 で 地 上 戦 が 展 開 さ れ た 沖 縄 は 、 本 島 及 び 周 辺 離 島 が 戦 禍 を 蒙 り 、 戦 前 の 土 地 公 簿 ・ 公 図 は 消 失 し 、 米 軍 の 投 下 し た 爆 弾 等 で 、 県 土 は 地 形 が 変 化 す る ほ ど 破 壊 さ れ 、 住 民 も 死 亡 し た り 離 散 し た も の が 多 く 、 土 地 の 所 有 者 及 び 位 置 ・ 境 界 が 不 明 と な っ た と こ ろ が 多 か っ た 。 １２２土 地 調 査 整 備 事 業 関係 書 類 （上 江 洲〉 米 軍 政 府 は 住 民 の 財 産 を 保 障 し 、 食 糧 の 確 保 を 促 す べ く 、 一 九 四 五 年 十 二 月 八 日 の 諮 詞 会 協 議 会 で 、 土 地 所 有 権 の 調 査 着 手 に 言 及 し て い る 。 こ の 問 題 は 副 長 官 ム レ ー 大 佐 の 命 で 諮 詞 会 と 相 談 の 上 進 め る よ う に 指 示 さ れ た も の で 、 比 嘉 秀 平 委 員 か ら は 各 部 落 で 委 員 を 設 け て 調 査 さ せ る 方 法 が 提 案 さ れ て い る 。 こ の 件 は さ っ そ く 諮 詞 会 で 「 土 地 所 有 権 認 定 措 置 要 項 」 の 逐 条 審 議 を な し 、 そ れ を 翻 訳 し て 軍 政 府 に 提 出 し て い る （ 『 沖 縄 県 史 料 』 戦 後 １ ） 。 諮 詞 会 が 提 出 し た 要 項 を も と に 軍 政 府 で も 研 究 し 、 一 九 四 六 年 二 月 八 日 の 軍 民 協 議 会 で 軍 政 府 案 と し て 提 示 さ れ て い る （ 前 掲 書 ）。 こ れ が 同 年 二 月 二 十 八 日 付 で 公 布 さ れ た 「 土 地 所 有 権 関 係 資 料 蒐 集 に 関 す る 件 」 （ 米 国 海 軍 々 政 府 指 令 第 一 一 一 一 号 ） で あ り 、 戦 後 初 の 土 地 所 有 権 調 査 の ス タ ー ト と な る 。 「 新 事 業 の 計 画 」 （ 『 沖 縄 県 史 料 』 戦 後 ３ 所 収 ） で 、 総 務 部 の 実 施 ・ 遂 行 す る 事 業 の 一 つ に 土 地 調 査 が あ げ ら れ 、 奄 美 ・ 宮 古 ・ 八 重 山 の 三 群 島 を 除 く 沖 縄 本 島 及 び 所 属 離 島 の 二 市 三 群 五 一 市 町 村 中 、 土 地 関 係 諸 帳 簿 が 残 存 し て い る 久 米 島 仲 里 ・ 具 志 川 両 村 、 渡 名 喜 、 伊 平 屋 、 伊 是 名 の 五 村 を 除 く 四 六 市 町 村 で 実 施 さ れ た 。 調 査 は 解 禁 に な っ て 移 動 が 完 了 し た と こ ろ か ら 着 手 さ れ た 。 軍 政 府 の 指 示 に よ り 着 手 し た 土 地 所 有 権 認 定 事 業 は 、 本 書 類 の 「 調 査 理 由 書 」 に も あ る よ う に 、 土 地 台 帳 及 び 地 図 は 誤 謬 が 多 く 、 き わ め て 不 備 な 一 面 が あ っ た が 、 そ の 理 由 と し て 、 ① 事 務 的 疎 漏 、 ② 測 量 器 具 の 不 備 と 技 術 の 拙 劣 に よ る 技 術 的 欠 陥 、 ③ 所 有 権 認 定 を 急 ぎ す ぎ て 、 土 地 調 査 を 短 期 間 で 実 施 せ ざ る を え な か っ た 、 こ と に 集 約 で き る で あ ろ う 。 測 量 器 具 の 不 備 、 測 量 技 師 の 不 足 や 技 術 の 拙 劣 に つ い て は 詳 し く 列 記 さ れ て お り 、 終 戦 後 の 米 軍 統 治 の も と 、 物 不 足 と も ろ も ろ の 制 約 を 受 け た 時 期 に 実 施 さ れ た 土 地 調 査 の 不 完 全 さ を 証 明 す る と と も に 、 時 代 性 を 反 映 し た 貴 重 な 報 告 と も な っ て い る 。 上 記 の よ う な 悪 条 件 の も と で ま が り な り に も 土 地 所 有 権 認 定 の 事 業 は 推 進 さ れ 、 一 九 五 〇 年 二 月 に は 村 や 字 土 地 委 員 会 が 実 施 し た 業 務 を 整 理 統 合 ・ 標 準 化 し 、 認 定 証 明 に 関 す る 問 題 を 研 究 し 、 進 言 さ せ る 目 的 で 「 土 地 所 有 権 認 定 証 明 中 央 委 員 会 」 を 設 置 、 あ る 程 度 の 成 果 が 得 ら れ た と 判 断 し た 軍 政 府 は 、 同 年 四 月 に は 「 土 地 所 有 権 証 １２３
明 」 （ 軍 政 府 特 別 布 告 第 三 六 号 ） を 公 布 し 、 土 地 所 有 権 の 認 定 証 明 及 び 登 記 の 手 続 き を 指 示 し て い る 。 そ し て 、 一 九 五 一 年 四 月 一 日 付 で 各 市 町 村 長 名 に よ る 「 土 地 所 有 権 証 明 書 」 （ 下 記 写 真 参 照 ） が 発 行 さ れ て い る 。 こ れ で 一 九 四 六 年 に 着 手 さ れ た 土 地 所 有 権 認 定 事 業 は 完 了 し た こ と に な る 。 そ の 後 は 所 有 権 の 確 定 さ れ た 土 地 の 台 帳 登 載 と 地 図 作 成 が な さ れ 、 土 地 所 有 者 は 所 有 権 を 行 使 す る こ と が で き る よ う に な る 。 と こ ろ が 、 土 地 台 帳 及 び 地 図 の 著 し い 誤 謬 は 否 定 し え な い 現 実 に さ ら さ れ る こ と に な り 、 こ れ ま で の 事 業 を 基 礎 に し て 、 所 有 者 の 権 利 と 財 産 を 明 確 に す る た め の 、 正 確 で 権 威 あ る 新 た な 土 地 調 査 が 痛 感 さ れ 、 次 に 示 す よ う な 土 地 調 査 要 綱 が 作 成 さ れ た の で あ る 。 こ こ で 紹 介 す る 文 書 は 、 ほ か に 類 例 を 見 な い 沖 縄 の 地 籍 制 度 を 知 る 貴 重 な 資 料 で あ り 、 戦 後 な お 問 題 を 残 す 土 地 問 題 を 理 解 す る た め に も 有 益 と な る で あ ろ う 。
土
地
調
査
理
由
終 戦 後 沖 縄 群 島 に 於 け る 土 地 所 有 権 の 認 定 に つ い て は 、 募 村 霧 蓄 麓 変 塾 漁 窓 揃 矯 釘 貿圭
雛
衡
有
権
讃
開
書
ｐ
｝ 土 地 の 表 添 − 鍵 置 曙 讃 →〃 暴 叢 潟 霧 卑 纂 麺 刻 小 享 蓬 辮 原 露 地 番 ♪ 沁 鳶 藻 ３ 地 潤 蓑 磐 影 勇 面 積 認 欝 鷺 瀦 δ 等 級 二 携 竃 項 … 表 示 の 翫 地 は 欝 λ 四 六 年 ユ 揚 二 入 題 附 厩 蕪 ㎜ 軍 敏 癌 … 指 今 携 二 二 一 號 に 葵 い 累 人 撫 覇 獺 律 勲 量 婁 は 圭 詫 淡 の 籠 そ の 指 定 代 理 人 叉 は そ の 最 近 の 観 等 入 に よ り 本 人 の 研 … 震 に 係 〃 る も の 饗 あ る ヒ 建 が 南 省 さ 鎚 た ヨ 麟 震 鶴 講 町 村 長 愛 顯 灘 沼 鯉 揺 前 認 指 箏 に 建 め ら れ た 撚 限 に よ 勢 翼 熟 踊 施 町 村 土 地 勝 有 権 婁 員 會 を 継 織 も 欝 骸 萎 員 曾 は 湧 定 の 霧 縷 に 孟 蟄 儲 …記 本 人 が 第 編 表 菰 の 滋 地 の 所 有 潜 鞍 る 旨 の 輿 皆 を 調 壷 む そ ⑳ 串 著 ガ 爆 正 慧 つ 確 か で あ る ビ 認 め 嚢 四 紳 縄 群 島 知 事 簿 ． ゑ 磐 旗 懸 ｝ は 箭 認 藩 人 の 琢 駒 権 な 正 式 に 確 認 き れ た い 疑 の 市 町 講 土 地 婁 貴 愈 の 具 癖 奮 承 認 毅 ） た 、 暴 叩 後 に 素 謹 羽 磐 は 濯 施 塾 浦 衆 る 身 刃 ／ 鍋 か ら 誕 多 葎 多 月 看 貝 鑑 多 口 属 閣 墾 薪 封 殺 所 に 於 菱 般 の 継 難 に 傑 さ れ た ガ 異 議 の 寧 立 ガ 無 い の で 前 記 黍 人 は 翼 正 の 所 尉 潜 芒 認 め ら れ る 五 よ つ て 一 残 五 〇 年 鰯 月 鴎 縫 附 塊 球 軍 政 驚 特 翻 亦 告 第 箪 六 號 に 暴 い て 負 鴬 嫡 商 町 前 長 乗 無 墾 覇 は 潔 鋸 漿 ナ 属 羅 墨 括 顯 重 ジ 嚢 類 粥 旙 卿 鈎 が 第 一 願 表 示 の 土 塊 の 療 膚 潜 で あ る こ 罵 を 謹 明 す る 一 九 五 網 皐 謬 潟 ノ 獄羅
藤
猟
霧
町
村
長
巽
瀬
雌
諺
い
礁
１２４土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江洲） 一 九 四 六 年 二 月 二 十 八 日 付 琉 球 列 島 米 国 海 軍 々 政 本 部 指 令 第 一 二 一 号 「 土 地 所 有 権 関 係 資 料 蒐 集 」 の 規 定 に よ り 、 市 町 村 土 地 所 有 権 委 員 会 、 字 土 地 所 有 権 委 員 会 、 市 町 村
調
停
委
員
及
字
調
停
委
員
会
の
各
機
関
が
設
置
さ
れ
右
各
機
関
は
夫 々 そ の 職 権 に よ り 、 土 地 所 有 権 の 申 請 を 受 理 す る と 共 に す べ て の 土 地 所 有 権 の 調 査 を 行 い 、 又 係 争 地 に つ い て は 事 実 調 査 の 上 こ れ を 調 停 す る 等 、 逐 次 所 有 権 認 定 の 事 業 を 推 進 し 、 更 に 又 一 九 五 〇 年 四 月 十 四 日 付 琉 球 軍 政 本 部 布 告 第 三 十 六 号 「 土 地 所 有 権 証 明 」 の 規 定 に よ り 、 中央
土
地
所
有
権
認
定
委
員
会
は
該
認
定
事
業
全
般
に
つ
い
て
そ
の
確
否
を
審
査
し
、
併
せ
て
市
町
村
土
地
所
有
権
委
員
会
を
指
導
し
て 、 所 有 権 証 明 書 交 付 計 画 を 遂 行 せ し め 、 蕪 に 一 部 所 有 権 未 確 定 土 地 （ 二 四 三 筆 ） 及 び 所 有 者 不 明 土 地 （ 二 、 一 八 六 筆 ） を 除 き 、 沖 縄 群 島 の 全 土 地 に 対 し そ の 法 的 所 有 者 が 決 定 さ れ 、 市 町 村 長 は そ の 決 定 が 正 確 な る こ と を 証 明 して
一
九
五
一
年
四
月
一
日
以
降
土
地
所
有
権
証
明
書
の
交
付
を
行
う に 至 っ た の で あ る 。次
い
で
一
九
五
一
年
七
月
二
十
日
付
沖
縄
群
島
条
例
第
三
十
九
号 を 以 て 沖 縄 群 島 土 地 台 帳 条 例 が 公 布 せ ら れ 、 所 有 権 の 確 定 さ れ た 土 地 に つ い て は 所 定 の 土 地 台 帳 に こ れ を 登 録 し 、 併 せ て 地 図 も 作 成 さ れ 、 菰 に 於 い て 土 地 所 有 者 は そ の 所 有 権 を 行 使 す る こ と が で き る こ と に な っ た が 、 こ の土
地
台
帳
の
登
録
及
び
地
図
は
実
地
と
相
違
せ
る
と
こ
ろ
が
極
め
て 多 く 、 土 地 所 有 者 が そ の 所 有 権 の 行 使 を な す に 当 り 、 先 づ 以 て 同 条 例 の 規 定 に よ り 、 そ の 登 録 又 は 地 図 の 誤 謬 訂 正 申 告 の 手 続 を し な け れ ば な ら な い 現 状 で あ る 。 而 し て こ の 誤 謬 は 市 町 村 に よ り 多 少 の 差 異 は あ る が 、 沖 縄 群 島 全 市 町 村 に 亘 る 共 通 せ る 事 実 で あ り 、 こ の 訂 正 申 告 の場
合
に
は
逐
一
測
量
技
術
者
に
依
頼
し
て
隣
接
地
主
の
立
合
の
下
に 測 量 を 為 し 、 そ の 実 測 図 を 添 付 す る の で あ る か ら 、 土 地 所 有 者 の 蒙 る 手 数 と 費 用 は 蓋 し 測 り 知 れ な い も の が あ る と 思 料 す る 。 前 記 土 地 所 有 権 認 定 事 業 は 法 令 の 規 定 に よ り 実 施 さ れ 、一
部
所
有
権
未
確
定
土
地
及
び
所
有
者
不
明
土
地
を
除
い
て
既
に
完 了 し 、 そ の 調 査 の 結 果 に 基 い て 作 成 さ れ た こ の 土 地 台 帳 及 び 地 図 が 斯 く の 如 く 誤 謬 を 生 ず る に 至 っ た 理 由 は 事 務 的 粗 漏 の 欠 点 も あ る が 、 主 と し て 技 術 的 欠 陥 即 ち 測 量 器 具 の 不 備 と 技 術 の 拙 劣 に 加 う る に 、 所 有 権 の 認 定 を 急 １２５い だ た め 実 施 期 間 が 短 期 に 制 限 さ れ た こ と に あ る と 考 え ら れ る 。 今 そ の 技 術 的 欠 陥 に つ い て 見 る に 、 当 時 使 用 し た 測 量 器 具 は 輸 入 不 可 能 の た め 平 板 器 そ の 他 総 べ て 手 製 で あ り 、 間 縄 は 電 話 線 、 ポ ー ル は 竹 竿 、 羅 針 は 軍 用 の 不 用 品 丸 形 羅 針 を 利 用 し 、 縮 尺 は 普 通 の 洋 紙 に 目 盛 り し た も の で 、 何 れ も 正 確 を 期 し 得 な い 器 具 を 使 用 し た の で あ る 。 又 測 量 は 測 量 技 師 に 殆 ん ど 知 識 と 経 験 が な い 字 土 地 所 有 権 委 員 が 、 僅 か に 一 日 或 は 二 日 間 の 講 習 を 受 け て 、 こ れ に 従 事 し た の で あ り 、 更 に 機 関 の 制 限 （ 最 初 こ の 事 業 は 六 ヶ 月 間 に 完 了 す べ し と の 軍 の 命 令 で あ っ た が 、 そ の 期 間 内 に 於 て は 到 底 完 了 す る こ と が 出 来 な か っ た ） に よ り 拙 速 的 方 法 を 採 っ た の で あ る か ら 、 測 量 及 び 地 図 作 成 の 技 術 が 拙 劣 で あ っ た こ と は 云 う ま で も な い 。 従 っ て 土 地 台 帳 及 び 地 図 に 少 か ら ぬ 誤 謬 の 生 じ た こ と は 、 敢 え て 不 思 議 で は な い と 云 い 得 る の で あ る 。 殊 に 地 図 の 如 き は 地 積 地 形 、 方 位 等 実 施 と 相 違 す る の み な ら ず 、 甚 し き は 位 置 が 実 地 と 異 な る 所 に 図 示 さ れ た も の も あ り 、 而 し て 地 図 は 小 字 を 単 位 と し て 一 枚 の 地 図 に 大 体 百 二 十 筆 の 土 地 が 図 示 さ れ て お り 、 現 在 行 わ れ つ 〉 あ る 土 地 台 帳 誤 謬 訂 正 申 告 に 依 り 実 地 調 査 の 上 、 地 図 を 訂 正 す る 場 合 、 地 積 の 増 減 、 地 形 又 は 方 位 の 変 動 を 図 示 す る と き 、 他 人 の 土 地 に 喰 い 込 ん だ り 或 は 宙 に 浮 い た 空 白 の 土 地 が 生 じ た り す る 現 象 が 起 き る の で あ る が 、 該 訂 正 申 告 の 増 加 す る に 伴 い こ れ と 比 例 し て そ の 現 象 が 益 々 錯 雑 し て 、 そ の 地 図 は 地 図 と し て 使 用 に 堪 え な い こ と に な り 、 将 来 こ の 地 図 を こ の 儘 正 式 地 図 と し て 保 存 し が た い も の に な る の で あ る （ 誤 謬 訂 正 申 告 に よ り 訂 正 し た 地 図 の 写 別 紙 添 付 ） 。 惟 う に 土 地 所 有 権 の 行 使 に 直 接 必 要 と す る 土 地 台 帳 及 び 地 図 が 著 し く 誤 謬 が あ る こ と を 認 め な が ら 、 再 調 査 を な さ ず し て そ の 儘 こ れ を 放 置 す る が 如 き は 蕾 に 土 地 所 有 者 の 福 利 を 阻 害 す る の み な ら ず 、 土 地 行 政 の 円 滑 な る 運 営 を 期 し 得 な い の で あ る か ら 、
土
地
所
有
権
認
定
事
業
の
実
施
に
よ
り
確
定
し
た
土
地
所
有
権
を
基 礎 に し て 、 所 有 者 の 権 利 財 産 を 明 確 に す る た め 別 紙 土 地 調 査 要 綱 案 に よ り 、 早 急 に 確 固 た る 調 査 測 量 を 行 い 、 正 確 に し て 権 威 あ る 調 査 書 及 び 地 図 を 作 成 し 、 こ れ に 基 い て 土 地 台 帳 及 び 地 図 を 整 備 せ ん と す る も の で あ る 。 １２６土 地 調 査 整 備事 業 関 係 書 類 （上 江 洲）
土
地
調
査
要
綱
土 地 調 査 は 左 記 に 依 り 実 施 す る も の と す る 。 ＝ 、 「 目 的 」 本 調 査 は 沖 縄 群 島 に 於 け る 全 て の 土 地 に つ い て 、 そ の 認 定 さ れ た 所 有 権 を 基 礎 と し て 、 更 に 所 有 者 の 権 利 、 財 産 を 明 確 に す る 調 査 測 量 を 行 い 、 正 確 に し て 、 し か も 権 威 あ る 調 査 書 及 び 地 図 を 作 成 し 、 こ れ に 基 い て 土 地 台 帳 及 び 地 図 を 整 備 す る こ と を 目 的 と す る 。 二 、 「 調 査 区 域 、 筆 数 及 び 面 積 」調
査
の
区
域
は
沖
縄
群
島
全
市
町
村
（
南
北
大
東
両
村
を
除
く
）
と し 、 総 筆 数 八 七 〇 、 三 一 七 筆 、 そ の 面 積 は 三 七 九 、 五 二 五 、 五 一 六 坪 で あ る 。 そ の 内 訳 別 紙 の 通 り 。 三 、 「 調 査 の 期 間 」 調 査 の 期 間 は 一 九 五 八 年 度 至 一 九 六 二 年 度 の 五 ケ 年 と し 、 各 年 度 の 調 査 区 域 は 測 量 の 難 易 、 地 勢 等 に 依 り 左 右 さ れ 得 る も 、 別 紙 計 画 に 算 出 せ る 作 業 工 程 を 基 礎 と し て 、 南 部 よ り 開 始 し て 次 第 に 北 上 し 、 離 島 を 最 後 に 測 量 を 進 捗 せ し め る こ と と し て 、 五 地 区 に 分 け て 各 年 度 毎 に 一 地 区 宛 実 施 す る 。 そ の 内 訳 は 別 紙 の 通 り 。 四 、 「 調 査 方 法 」 調 査 の 方 法 は 土 地 台 帳 及 び 地 図 を 基 礎 と し て 調 査 測 量 を 行 う も の で あ る 。 そ の 測 量 の 順 序 は Ｇ Ｈ Ｑ に よ っ て 行 わ れ た 沖 縄 本 島 の 三 角 測 量 の 成 果 に 基 い て 、 図 根 点 の 設 定 、 測 量 及 び そ の 造 標 作 業 を 行 い 、 次 い で 細 部 測 量 に 移 り 、 一 筆 地 毎 の 境 界 を 明 ら か に し 、 地 積 を 測 定 し 、 地 番 地 目 及 び 土 地 の 所 在 を 正 確 に 調 査 し て 、 土 地 台 帳 の 整 備 を 期 す る と 共 に 地 図 の 作 成 を な す も の で あ る 。 そ の 内 容 は 別 紙 の 通 り 。 五 、 「 調 査 に 要 す る 経 費 」 本 調 査 は 過 般 、 琉 球 列 島 米 国 民 政 府 の 負 担 に 於 い て 行 わ れ た 土 地 所 有 権 認 定 事 業 の 不 備 を 調 製 す る た め に 行 う も の で あ る か ら 、 そ の 事 業 の 継 続 と み な し 、 こ れ が 経 費 は 全 額 ガ リ オ ア 資 金 に よ る 琉 球 民 政 府 の 補 助 を 仰 ぐ こ と と し 、 そ の 経 費 見 積 書 は 別 紙 の 通 り 。 六 、 「 土 地 調 査 法 の 制 定 」 法 案 は 目 下 調 査 中 に つ き 追 て 提 出 す る 。七
、
「
調
査
資
料
の
保
管
」
調 査 完 了 後 、 そ の 資 料 は 確 実 に 保 存 す る 。 そ の 保 存 す １２７べ き 簿 冊 の 種 目 は 測 量 成 果 表 、 三 角 綱 図 、 調 査 書 、 地 積 算 定 簿 、 図 根 点 配 置 表 及 び 地 図 そ の 他 土 地 調 査 に 要 す る 総 べ て の 資 料 で あ る 。 調 査 の 方 法 及 び 順 序 調 査 の 方 法 は 土 地 台 帳 及 び 地 図 を 基 礎 と し て 調 査 測 量 を 行 う も の で あ る 。 そ の 測 量 の 順 序 は 左 記 の 通 り と し 、 測 量 、 調 査 の 結 果 を 求 積 し て 地 図 及 び 調 査 書 を 作 成 す る 。
ω
三
角
測
量
三 角 測 量 は 土 地 測 量 に 於 け る 基 本 測 量 で 、 そ の 成 果 に 基 い て 図 根 測 量 が 行 わ れ る 。 成 果 表 は Ｇ Ｈ Ｑ に よ っ て 作 成 済 で あ る か ら 、 そ れ を 用 ひ る こ と と し 、 本 調 査 に 於 い て は こ れ を 省 略 す る 。②
図
根
測
量
図 根 測 量 は 、 三 角 測 量 に 於 け る 各 点 間 の 最 小 距 離 が 四 粁 も あ る の で 、 細 部 の 地 積 、 境 界 を 測 定 す る た め に 、 各 三 角 点 よ り 補 助 点 を 設 置 展 開 し て ゆ く 測 量 作 業 で 、 其 の 各 点 間 に ト ラ バ ー ス を 設 け 、 更 に 細 く 多 く の 図 根 点 を 求 め る た め に 、 順 次 に 骨 格 線 を 展 開 し て 選 点 を な す も の で あ る 。 而 し て 測 量 を 行 う に は ト ラ ン シ ッ ト （ 測 量 器 ） を 用 い 、 測 線 間 の 角 度 を 測 定 し 、 こ れ を 測 点 間 の 距 離 を 実 測 し て 骨 格 線 を 展 開 し 、 図 根 点 設 置 に 好 適 な 位 置 を 定 め 、 該 位 置 毎 に 標 石 を 埋 設 し て 図 根 点 標 識 と な す 。 此 の 際 設 置 さ れ る 図 根 点 は 各 村 各 字 の 細 部 測 量 に 利 用 さ れ る 位 置 を 選 ぶ べ き で 、 而 し て 図 根 点 の 数 は 僅 少 に し て 広 範 囲 な 測 量 の 可 能 な 点 で あ る ほ ど 良 好 で 、 高 い 測 櫓 を 設 置 し た り 、 森 林 の 伐 開 を 余 儀 な く す る が 如 き 位 置 を 選 ぶ こ と は 避 け る 可 き で あ っ て 、 実 行 前 に 実 地 を 踏 査 し て 、 細 部 測 量 の 最 小 単 位 で あ る 小 字 図 毎 に 点 の 配 置 を 予 定 し て 、 適 宜 に そ の 適 否 を 考 慮 し て 取 捨 す る 。 こ の 図 根 点 の 設 置 数 は 左 記 の 通 り で 、 そ の 標 石 の 型 式 は 別 紙 第 三 号 の 通 り 。図
根
点
設
置
数
一 、 五 四 ケ 市 町 村 設 置 総 数 二 七 、 八 二 〇 個 二 、 市 町 村 設 置 平 均 数 （ 五 四 ケ 市 町 村 ） 五 一 五 ・ 二 個 三 、 字 別 設 置 年 平 均 数 （ 六 一 八 ケ 字 ） 四 五 ・ 一 個 四 、 小 字 別 設 置 平 均 数 （ 五 、 五 六 四 ケ 小 字 ） 五 個 １２８土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江 洲〉
③
細
部
測
量
細 部 測 量 は 設 置 さ れ た 図 根 点 に 基 い て 、 平 板 測 量 器 を 用 い て 一 筆 地 毎 の 境 界 及 地 積 を 測 定 す る 測 量 作 業 で 、 測 量 を 行 う に は 平 板 測 量 器 を 測 点 と し て 設 け ら れ た 位 置 に 据 え 、 指 方 規 （ ア リ ダ … ド ） よ り 他 の 測 点 を 覗 き 、 平 板 上 に 測 線 の 方 向 と 距 離 を 実 測 し て 、 其 の 縮 図 を 平 板 上 に 記 録 す る も の で あ る 。 此 の 際 用 い ら れ る 平 板 測 量 器 は 現 地 測 量 に 簡 易 で 、 し か も 容 易 に 操 作 が 為 さ れ 、 比 較 的 に 正 確 な 結 果 を も た ら す の で こ れ を 採 用 す 。㈲
地
図
の
作
成
細 部 測 量 が 完 了 す る と 、 原 図 は 地 番 、 地 目 、 地 積 及 び 方 位 等 に つ い て 検 討 の 上 、 墨 入 れ を な し 、 各 小 字 図 単 位 に 順 次 に 結 合 し 、 永 久 保 存 の た め に ク ロ ス ペ ー パ ー に 写 し て 地 図 を 完 成 す る 。 尚 、 縮 尺 は 市 街 地 （ 那 覇 市 の み ） は 六 〇 〇 分 の 一 、 其 の 他 の 市 町 村 は 一 二 〇 〇 分 の 一 、 山 岳 地 帯 は 六 〇 〇 〇 分 の 一 と す る 。⑤
地
積
の
算
定
小 字 図 が 完 成 す る と 、 誤 謬 や 脱 漏 の 有 無 を 精 査 の 上 、 多 角 形 状 を 呈 し て ゐ る 各 筆 に つ い て 地 積 を 算 出 す る に 、 適 宜 に 三 角 形 に 分 割 し て 三 角 形 求 積 計 算 の 公 式 を 用 い て 、 三 角 形 毎 の 面 積 を 算 出 し 、 後 そ の 等 の 面 積 を 総 合 し て 各 筆 の 地 積 を 決 定 す る 。⑥
調
査
書
の
作
成
測 量 の 作 業 が 完 了 し 、 地 図 が 完 成 す る と 共 に 調 査 の 結 果 を 総 合 し て 調 査 書 を 作 成 し て 、 そ の 写 し の 一 部 を 登 記 所 に 送 付 し て 、 土 地 台 帳 の 整 備 を 期 せ し む る も の と す る 。 調 査 に 要 す る 人 員 本 調 査 は 左 記 の 人 員 を 以 て 実 施 す る も の と す る 。ω
調
査
員
調 査 係 総 員 三 二 五 名 、 同 係 は 事 務 班 、 図 根 測 量 班 、 細 部 測 量 班 、 計 算 班 及 び 製 図 班 の 五 班 と す る 。 事 務 班 は 班 長 （ 又 は 主 任 ） 以 下 一 一 名 を 以 て 構 成 し 、 土 地 調 査 係 の 庶 務 を 掌 ら し む 。 図 根 測 量 班 は 班 長 以 下 四 五 名 を 以 て 構 成 し 、 更 に 一 〇 組 に 分 け て 各 組 を 組 長 以 下 四 名 に 編 成 し 、 其 の 他 書 記 四 名 を 置 き 、 図 根 点 設 定 の 測 量 作 業 に 従 事 せ し む 。 １２９細 部 測 量 班 は 班 長 以 下 ＝ 壬 二 名 を 以 て 構 成 し 、 更 に 三 〇 組 に 分 け て 各 組 を 組 長 以 下 四 名 に 編 成 し 、 其 他 技 手 八 名 、 書 記 四 名 を お き 、 細 部 の 境 界 及 び 地 積 の 測 量 に 従 事 せ し む 。 計 算 班 は 班 長 以 下 十 九 名 を 以 っ て 構 成 、 一 筆 毎 の 地 積 を 算 出 せ し む 。 製 図 班 は 班 長 以 下 一 一 六 名 と し 、 測 量 の 結 果 に 基 い て 地 図 を 作 成 し 、 書 記 は 調 査 書 を 作 成 し て 登 記 所 へ 通 知 す る 等 の 業 務 を 行 う 。 各 班 を 総 括 し 、 指 揮 監 督 を な さ し む る た め に 調 査 係 長 一 名 を 置 く 。 尚 、 調 査 員 編 成 図 は 別 紙 第 四 号 の 通 り 。
②
傭
人
（
人
夫
）
前
記
調
査
員
以
外
に
測
量
及
造
標
作
業
並
び
に
器
具
、
材
料
運
搬 の 為 に 人 夫 を 雇 備 し な け れ ぼ な ら な い の で 、 図 根 班 一 組 宛 三 名 計 三 〇 人 、 細 部 班 一 組 宛 二 名 計 六 十 名 、 総 計 九 〇 名 の 傭 人 を 採 用 す る 。③
案
内
人
細 部 測 量 の 際 に 測 量 の 業 務 を 円 滑 に 進 捗 せ し め る た め に 、 各 字 別 に 二 名 宛 、 六 一 八 字 に 一 、 二 三 六 人 の 土 地 の 事 情 に 精 通 せ る 者 を 案 内 人 と し て 臨 時 に 雇 傭 し 、 雇 傭 期 間 は 日 当 を 支 給 す る も の と す る 。 案 内 人 は 出 身 地 の 字 内 の 測 量 を 完 全 に 終 了 す る ま で 測 量 調 査 員 に 従 ひ 、 毎 日 字 内 の 各 筆 に つ い て 測 量 の 進 行 を 追 う て 立 合 又 所 有 者 の 呼 出 し 等 を 為 す 。 調 査 に 要 す る 器 材前
記
調
査
に
要
す
る
測
量
及
造
標
器
材
並
び
に
製
図
求
積
用
の
全 て の 器 具 材 料 に 関 す る 明 細 書 は 別 紙 第 五 号 （ 省 略 ） の 通 り 。 １３０土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書類 （上 江 洲）
別 紙 第 一 号
数
坪
擢
響
饗
購
備
催
斜
纒
緩
麗
調
纒
纒
響
３３
５１
５７
３９
６９
８０
４５
００
１３
８７
６０
３３
００
７７
７９
２１
１２
３４
３５
５１
５
８
９０
５
５
０
４
８９
０
０
玖
乃
β
⑩
ゆ
」
β
３
ユ
ユ
３
」
β
」
β
⑩
β
β
β
β
β
β
９
⑩
β
β
β
５
８
３
４
５
１
３
１
０
８
１
２
６
１
１
２
９
５
１
４
２
２
０
１
７
５
３
２
１
４
１
５
２
６
１
０
３
５
数
筆
雛
脚
耀
㎜
謙
灘
瀟
糊
鰯
灘
灘
表
細
明
数
坪
及
数
筆
別
村
町
市
名
村
川
連
城
川
納
武
座
護
部
部
部
仁
江
地
地
志
味
頭
味
敷
喜
国
川
里
名
屋
志
那
野
本
帰
我
宜
東
間
嘉
名
志
是
平
具
勝
与
石
恩
金
宜
名
屋
本
上
今
伊
羽
屋
久
大
国
座
渡
渡
粟
旦
ハ
仲
伊
伊
数
坪
課
誰
鵬
耀
翻
翻
韻
灘
甥
羅
細
遡
㍊
播
翻
羅
灘
蠣
矯
擬
聯
鍵
鱗
脳
脳
藩
騰
数
筆
雛
羅
灘
騒
羅
継
羅
㎜
輔
蠣
名
村
和
嶺
頭
平
満
城
城
念
敷
里
城
禄
覇
志
里
原
原
原
添
湾
城
城
谷
納
谷
来
里
志
風
見
和
那
風
野
中
手
三
高
具
東
糸
兼
玉
知
佐
大
豊
小
那
真
首
与
南
西
浦
宜
中
北
北
嘉
読
越
美
１３１調 査 員 編 成 図 別 紙 第 四 号 総 員 三 二 五 名 篠 土
量地
名調 技 査 麺係一
２ 製難
２ 計 九 算色班
２ 細 ＝部 ； 測鰭
肖
班 班 班甚臭壁
名 名 名 図韓
鰭
凸
班 主 任 名 事 ＿務 色班 （ 技 師 ）［
班 主 任 一 名 （ 事 務 官 ） 一 組班
員
四
名
〔
離
噛
麟
務
∴
班
員
塁
醇
糟
薦
務
班
員
二
名
［
熱
韓
、
庶
務
班 員 四 名 （ 書 記 ） 一 〇 組撃
三
。幽
組 長 一 名 （ 技 手 ） 組 長 一 名 （ 技 手 、 … 機 械 係 ） 組 長 一 名 （ 技 手 捕 手 簿 ） 組 長 一 名 （ 助 手 ） １ 班 主 任 一 名 （ 技 師 ） 組 長 一 名 組 員 一 名 組 員 二 名 （ 技 手 ） （ 技 手 平 板 係 ） （ 助 手 ボ ー ル 持 ） 班 員 六 名 （ 技 手 計 算 係 ） 班 員 一 二 名 （ 技 手 補 計 算 係 ）蒼
Ｈ
瀞
凋
「
［
難
雛
薪
⊥
ｕ
饗
器
轟
）
１３２土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江 洲）
別 紙 第 二 号
作 業 工 程 算 出 基 礎
※ 沖 縄 群 島 全 面 積 （南 北 両 大 島 村 を 除 く） ３７９ ，５２５，５１６ 坪 ※ 沖 縄 群 島 土 地 総 筆 数 （南 北 両 大 島 村 を 除 く） ８５８ ，９７２ 筆 約 （８５９，１００筆） ※ 外 勤 班 の 場 合 １．現 地 作 業 可 能 日 数 １２００日 （但 し １ ケ 月２０Ｅｌと し て ５ 年 次 計 画 期 間 中） ２．図 根 測 量 班 の 場 合 イ 図 根 測 量 班 １ 組 が １ 日 に 行 う 作 業 工 程 （筆 数） ８７０，８１６ 筆 ÷ １２００ （日） ÷ １０ （組） − ７２，５６８ 筆 ロ 図 根 測 量 班１０組 が １ 日 に 行 う 作 業 工 程 （筆 数） ７２，５６８ 筆 × １０ （組） − ７２５．６７筆 ハ 図 根 測 量 班１０組 が １ 年 間 に 行 う 作 業 工 程 ３６２．８４筆 ×２４０ （日） − ８７，０８１．６ 筆 ３，細 部 測 量 班 １ 組 が １ 日 に 行 う 作 業 工 程 ８７０，８１６ 筆 ÷ １２００ （日） ÷ ３０ （組） − ２４，１８９．３３ 筆 イ 細 部 測 量 班３０組 が １ 日 に 行 う 作 業 工 程 ２４，１８９，３３３ 筆 × ３０ 組 一 ７２５．６８ 筆 ロ 細 部 測 量 班３０組 が １ 年 間 に 行 う 作 業 工 程 ７２５．６８ 筆 × ２４０ （日） − １７４ ，１６３．２ 筆 一 １３３ 一※ 内 勤 班 の 場 合
１． 作 業 可 能 日 数 １，５００ 日 （但 し １ ケ 月２５日 と し て ５ 年 次 計 画 期 間 中） ２，計 算 班 の 場 合 求 積 計 算 係 １ 人 が １ 日 に 於 け る 作 業 工 程 ８７０，８１７ 筆 ÷ １５００ （日） ÷ １８ （人） ＝ ３２．２５ 筆 ≒ ３２ 筆 ３．製 図 班 の 場 合 イ 製 図 係 １ 人 が １ 日 に お け る 作 業 工 程 ８７０，８１７ 筆 ÷ １５００ （日） ÷ ８０ （人） − ７．２５ 筆 ロ 製 図 点 検 係 １ 人 が １ 日 に 於 け る 作 業 工 程 ８７０ ，８１７ 筆 ÷ １５００ （日） ÷ １２ （人） − ４８．３７ 筆 バ ー 筆 限 調 書 作 成 係 １ 人 が １ 日 に 於 け る 作 業 工 程 ８７０ ，８１７筆 ÷ １５００ （日） ÷ ２０ （人） − ２９．０２ 筆 ≒ ２９ 筆〔
調
査
書
地
積
計
算
簿
〕
年
月
日
調
製
村
字
一 １３４ 一土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江 洲）
小
字
警
瞥
千 坪 旧 千 新 地 積 坪摘
要
住
所
氏
名
所
有
者
備
考
小
字
地
番
地
目
調
査
前
地
積
地
番
地
目
調
査
後
地
積
住
所
氏
名
所
有
者
備
考
調
査
書
様
式
村
字
一 １３５ 一点 点 計 照
検 検 算 合
者 者 者 者
（３） （２） （１）年
氏
月
名
日 印測
量
図
一 １３６ 一小
字
地
番
地
目
千 旧 地 坪 積一
千（
回計
坪 算と
千（
面 新点
坪 検地
当
一
千（
回 坪 点 検 ） 積 千 確 坪 定住
所
所
市
町
氏
有 村
名
者
字
承
認
印
土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江 洲）
瞭 翻
學
糊
蟄
菌 齢 蝋 脹 髄
購 継 璃 繍 蓮
菌 申
｝ウ
菌
申｝ 齢 颯
囲
。叫 贈 Ｃ 醸 蟷 ｏ 感 θ 融 叶 噌 諦 洋 蕪 旛 ㊦ 酎 曲 田 〉汁曲 槍 ぺ τ ｏ π 笥 勇 聾１擬鯉〉
細
湘 串
藤
ｍ
曲
醤
一 １３７ 一瞭ｉ露
撃
畑
議
菌 齢 雌 賑 髄
購醐囲１
［漁 図
菌 巾｝ら
菌
巾
｝ 菌 調 研
訓
。叫 贈 ｃ 醗 鑑 ｏ 嵐 θ 剖 母 噌 笥 洋 導 旛 θ 財 曲 田 滞漉 醤ぺ τ ｏ ａ 笥 洋 贈鳶
翻 漁
湘 韻
鵬
田
面
醤
一 １３８ 一土 地 調 査 整 備 事 業 関 係 書 類 （上 江 洲）
