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水島恵一先生のご逝去を悼んで

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Academic year: 2021

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水島恵一先生のご逝去を悼んで

 文教大学生活科学研究所の創設提案者であり、元家政学部・人間科学部教授、家政学部長、人 間科学部長、人間科学研究科長、文教大学学長を歴任された水島恵一先生が 2015 年7月 27 日に ご逝去された(享年 86 歳)。謹んで水島先生のご冥福を心からお祈り申し上げたい。  私は本年度より生活科学研究所所長を拝命したが、残念ながら水島先生には一度もお目にかか る機会を得ることがないままに先生の訃報に接することとなった。直接お目にかかることができ なかったことを、今も大変残念に思う。しかし、奇しくも 2015 年度は本学創設 90 周年を迎える にあたり 90 周年史編纂の年であるため、私は生活科学研究所に関する原稿を執筆する機会を頂 戴した。そのために過去の資料に目を通す中で、私は水島恵一先生がいかに生活科学研究所の創 設に強い情熱を傾けられてきたかを知った。  水島先生は、1976 年に生活科学研究所の前進となる研究部を計 10 名の構成員で設立した当初 から、「人文・社会学的な面と自然科学的な面を融合させ、『生活している人間』という観点から 学としての生活科学を開拓する」という崇高な目的を掲げ、実践科学としての総合性を重視する 生活科学、人間科学を提唱された。先生はその目的の達成を目指し、生活科学研究所には多様な 専門分野の研究者が集い、活発に研究活動が行われるための条件整備や、公開講座を通じた地域 貢献活動等の教育活動に熱心に取り組まれた。先生のご尽力に改めて心から敬意を表したい。  水島先生が礎を築いて下さった本学の生活科学研究所は、今後も先生のご意志を受け継ぎ、さ らにその研究・教育活動を発展できるよう私たち後進のものが一丸となって取り組んで参りた い。そうした研究所所員全員の思いが天に召された先生に届くことを願い、追悼の辞としたい。 追記:  水島先生の膨大な研究業績を全てここでご紹介することはできないが、本学を 2001 年3月に ご退職された折に、人間科学部紀要『人間科学研究』第 22 号に掲載された水島先生のお写真、 主なご経歴と単著書籍・論文のみを本研究所紀要で再掲することとした。また、水島先生のご指 導を直接受けられ、長年にわたり生活科学研究所の運営に携わってこられた佐藤ひろみ助手にも 追悼の辞をお願いした。  生活科学研究所所長 

金藤ふゆ子

参照

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