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穀類の製造

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Academic year: 2021

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○○○○科「総合実習」学習指導案

1 単元(題材)名 穀類の製造(冷凍もちの製造) 2 単元設定の理由 ○単元観・題材観 ○○○○科では、主に食品製造・食品化学・動物微生物バイオテクノロジーの学習を行っている。特に、3学 年の「総合実習」においては、穀類の加工を中心に受業を展開しており、食品の加工原理や製造方法や実際の製 造実習を行っている。この単元では、本校で商品開発され、地域内外の人々から人気のある「冷凍もち」を題材 にする。「冷凍もち」の原料になるもち米は、本校農業経営科の生産物であり、もち加工は、食品科学科が担当 する。本校の特産物であることや原料であるもち米の特徴をうるち米と比較しながら理解させることにより、も ちの製造原理を確実に理解しながら製造方法・製造工程を身に付けさせ、製造実習についてスムーズに取り組ま せることをねらいとする。 ○生徒観 ○○○○科3年生(26名)の専門教科は、普段より2班に分かれて学習している。元気のあるクラスで、どちら かといえば座学を苦手とする傾向があるが、実習では積極的に動き意欲的に学ぶ姿勢が見られる。また、興味・関心 を示すと発問等にも積極的に答え、良い雰囲気で授業に参加する。「冷凍もち」の製造については、2年次に少 しだけ実施しているが、本格的に学ぶのは3年からなので興味・関心を示し、意欲的に取り組むことが期待でき る。 ○指導観 本単元の指導に当たっては、もちの原料である「もち米」の特徴を知り、もちの製造原理を理解させた上で、 もちつきの製造方法や製造工程をきちんと身に付けさせることがねらいである。そのために役割分担をし、自分 の担当する内容を確実に理解させた上で実習に取り組ませ、一人一人が全ての実習担当を経験できるように計画 を立て学習に取り組ませたい。また、食品を製造・販売する上で大切な安全性や衛生面にも十分配慮が必要なこ とを理解させるように学習を行う。 3 単元の指導目標 ○「冷凍もち」が地域内外で人気のある本校の生産物であり、様々な販売会等で利用されていることを理解させ、 この商品に対する興味・関心を持たせる。 ○原料の特徴(成分・構造・粘性)を座学・実習を通して理解させる。 ○もちの製造原理を理解することが、製造の基礎・基本であることを折にふれて確認させる。 ○製造について役割分担を行うことで責任感を養い、「冷凍もち」の製造技術の習得とともに、冷凍保存や真空パ ックなどの保存方法を理解させる。 ○食品の製造方法・製造工程について実習を通して身に付けさせ、衛生管理に対する意識や製造に対する興味・関 心を高めさせる。 ○食品取扱い(安全・衛生面)に対する知識・技術を習得させる。 4 指導計画・・・・・・・・・・・単元の時間配当 第1次・・・・・もちの原料の特徴・製造原理・製造方法・工程 2時間(本時1/2) 第2次・・・・・もちの製造(もちの製造・保存) 8時間 5 本時の指導目標 (1)もちの原料(米の種類・外観)を理解させる。(知識・理解) (2)もち米とうるち米のデンプンの種類を比較し、アミロース、アミロペクチンがどのような特徴を持つデンプン であるかについて理解させる。(知識・理解) (3)もち米がもちの原料として適していることを理解させる。(知識・理解) 6 指導上の留意事項 (1)もち米の特性については、うるち米と見た目や成分及びその構造の違いを比較実験すること並びに実物を見比 べることで、生徒はもちの原料がもち米であることを判断できるようにする。また、他のデンプンを含むジャガ イモ、そばを比較材料とし、実験を通して粘性の違いやアミロース、アミロペクチンの含有量を確認する方法を 理解させる。 (2)安全面に充分留意する。 7 教材 教 師:もち米、うるち米、ジャガイモ、そば、冷凍もち、麺棒 生 徒:もち米、うるち米、ジャガイモ、そば、プリント、ファイル、麺棒

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8 学習の展開(学習指導過程) 学習活動・内容 指導上の留意点 教材 時間 形態 評価 資料 配当 ・本時の学習内容の確認 ・「冷凍もち」の実物を提示 冷凍もち 5分 一斉 ・冷凍もちに興 「冷凍もち」が本校の特産品 し、発問しながら説明をす プリント 味を持った 導 で、どのように開発・販売さ る。 か。(関心) れてきたか説明を聞き、プリ ントに記録する。 入 ・もちの原料がもち米であるこ ・一方的な説明にならないよ ・本時の学習内 とを確認し、うるち米との成 うに、発問を行い、生徒に 容について理 分・構造・粘性の違いなどを に考える時間を与える。 解できたか。 比較しながらもちの原料であ また、本時の学習内容を明 (理解) る「もち米の特徴を知るこ 確にし、理解できたか確認 と」と「もちの製造原理を学 する。(発問) ぶこと」を確認する。 ・米の種類 ・もちの原料となる米の種類 もち米、 5分 グル ・米の種類につ もちの原料となる米の種類及 及び普段食している米の種 うるち米 ープ いて理解でき び普段食している米の種類に 類について発問し、実物を プリント たか。 ついて発問に答え、プリント 提示し、それぞれの外観に (知識・理解) に記入する。また、各班ごと ついて明確な違いを認識さ 提示されたそれぞれの実物を せ板書する。それぞれ間違 観察し、その違いをプリント わないように注意する。 に記録し、その違いを認識す る。 展 ・米の成分 ・米の主成分が「デンプン」 プリント 10分 一斉 ・米の主成分に 米の主成分が炭水化物の「デ であること、また、「デン ついて理解で ンプン」であることの説明を プン」には、①アミロペク きたか。 聞きプリントに記録をする。 チン②アミロースがあり、 (知識・理解) また、「デンプン」には それぞれの構造や特徴につ ①アミロペクチン いて説明し、板書する。そ ②アミロース の際、1年次「食品化学」 があり、それぞれの構造や特 で学習したことを思い出さ 徴の説明を聞き、プリントに せる。 記入する。 ・デンプンの種類と特徴 ・アミロース、アミロペクチ プリント 10分 一斉 ・デンプンの種 それぞれの米に①アミロペク ンがそれぞれの米にどのく 類と特徴につ チン②アミロースが、どれく らいの割合で含まれている いて理解でき らいの割合で含まれている か、また、それ故にどちら たか。 開 か、また、どちらの米が粘性 の粘性が大きいか板書しな (知識・理解) が大きいかの説明を聞き、プ がら説明を行う リントの比較表に間違わない ように記入する。 ・粘性の検証実験 プリント 10分 グル ・意欲的に実験 蒸したもち米とうるち米及び 蒸したもち ープ に取り組めた 他のデンプンを含むジャガイ 米・うるち か。(意欲) モ、そばを実際に突いてみ 米・ジャガ て、粘性の比較実験を行う。 イモ・そば ・実験結果及び説明を聞き、も ・実験結果を生徒に発問す プリント 5分 一斉 ・もちの原料に ち米が実際についてみても、 る。また、データについて ついて理解で データからも粘性が大きく、 説明し板書する。 きたか。 もちの原料として適している 実験からもデータからもア (知識・理解) ことを確認する。 ミロペクチンの含有量が一 番多いもち米がもちの原料 として適していることを理 解させる。 ま ・本時の学習内容の確認 ・本時の内容を振り返り「も プリント 5分 一斉 本時の学習が理 と 「もちの原料の特徴」、「製 ちの原料の特徴」や「製造 解できたか。 め 造原理の内容」を確認する。 の原理」を理解したか再度 (知識・理解) 問いかける。

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