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高・商「企業倫理」

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Academic year: 2021

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1年 総合ビジネス科 「ビジネス基礎」 学習指導案

1 単元名 第4章 企業活動の基礎 5 企業倫理 2 単元設定の理由 ○単元観 近年、食品偽装表示事件や製品事故、不正会計、インサイダー取引、個人情報流失など企業不祥事 が多発し、企業倫理の欠如が問題となっている。また、会社法や金融商品取引法で内部統制システム の整備という形で企業のコンプライアンス体制の構築が義務付けられたことや、グローバル経済下で 国際ルールや社会的公正さが重視されていることなどにより、企業は、企業倫理重視姿勢が求められ ている。 企業は社会的責任を果たすことが最重要であり、社会のルールに反する組織行為や従業員の不正行 為を防ぐコンプライアンス経営が求められる。また高い企業倫理意識を通して従業員に誇りを持たせ モラルを高める。このようにして企業倫理重視姿勢の経営を行うことで、企業を取り巻く株主・投資 家、従業員、取引先、消費者、地域社会など幅広いステークホルダーに信頼され選ばれる企業となる。 結果、経営の持続可能性を高めると考える。 優良と言われる企業においては、自主行動基準をつくり、その活用によりコンプライアンス経営を 徹底している。PDCA(計画・実行・評価・見直し)による CSR マネジメントシステムを確立し、さ らに企業活動のプロセスや結果について情報開示し、第三者評価を得ること。ステークホルダーとの 対話を通じて、社会からの期待と要望を把握し、経営改善に反映させることも重要である。 高等学校の商業教育においては、昨今の企業不祥事を踏まえ、それぞれの事象が発生した原因や対 応策、企業倫理に関する知識を習得させることが求められているが、最も大切なことは一人一人の生 徒が日常生活の中で倫理観を持って生活することの大切さや、組織の一員として行動する際の適切な 規範を身につけさせる必要がある。 ○生徒観 クラス全体として生活態度も良好で学習意欲も高く、高い向上心を持ち合わせている生徒が多い。 本単元を学習するにあたって必要なことは、社会情勢について積極的に情報を収集しようとする態 度であるが、テレビのニュースや新聞等の紙媒体に慣れておらず記載内容について一歩踏み込んで理 解しようとする生徒は多いとは言えない。 人前で発表する場面では、自分なりの意見を交えて話すことができる生徒もおり、分析の完成度を 高めることで、さらに思考を深めることができると考える。 ○指導観 コンプライアンスやコーポレートガバナンスを学習するにあたって、企業の不祥事に関する事例を 収集し、その内容や背景、問題の本質、中心となる人物の考え等を推測しながら、予防策を考えさせ る事が考えられる。 しかし、学習の過程で企業活動についてマイナスイメージを持ってしまうことがある。多くの企業 がCSR(企業の社会的責任)の精神に基づいて様々な活動を展開している事については、認識して いないことが多いと思われる。 そこで、本単元の学習にあたっては、「不祥事」に関する事例研究にとどまらず、社会貢献のために 活動している様々な企業の取り組みを研究することで、企業活動のあるべき姿を考えさせたい。 3 単元指導目標 (1) 企業倫理と社会的責任という抽象的な概念を,具体的に説明して理解する。 (2) 近年の企業不祥事から企業倫理の大切さを理解する。 (3) コンプライアンスやコーポレートガバナンスなど不祥事を防止するための取り組みの説明か ら,ビジネスにたずさわる一人ひとりの倫理観を持った行動が求められることを認識する。

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-2- 単元の評価規準 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 知識・理解 ・企業の社会的責任や企業 倫理について関心を持ち、 企業不祥事とその防止策に ついて意欲的に調べたりま とめたりしようとする。 ・企業不祥事の問題点や社 会的責任、企業倫理を重視 した企業の在り方について 考察するとともに、さまざま なビジネスの場面で経済社 会の一員としてとるべき行動 を判断することができる。 ・企業不祥事を調べ、その 問題点を指摘したり、企業 のコーポレートガバナンスに ついての様々な資料を調べ 整 理 し た り す る こ と が で き る。 ・企業の社会的責任や企業 倫理について理解し、企業 のコンプライアンス、コーポ レートガバナンスについて の知識を身に付けている。 4 単元指導計画 時 学習内容 評価の観点 関 思 技 知 評価規準 3 1 企業活動と倫理観 2 利益の追求と企業不祥事 ・コンプライアンス ・コーポレートガバナンス ◎ ○ ○ ◎ ・コンプライアンスとコーポレートガバ ナンスについて理解し、概念の違いを 説明できる。(知識・理解) ・企業不祥事についてその問題点を 考察し、自分の意見を表現することが できる。(関心・意欲・態度) ・近年の新聞記事等から企業の不祥 事に関する情報を収集することが できる。(技能) 2 本 時 3 企業不祥事を起こさないために ・倫理観をもった活動 〇 ◎ ◎ 〇 ・CSR優良企業に共通することを 類推し、企業のあるべき姿を考察し て発表できる。(思考・判断・表現、 技能) 5 これまでの学習経過 時 学習内容 学習形態・場所 学習の手立て 1 1 企業活動と倫理観 講義・教室 ・企業の不祥事を題材に概要を説明し、どこに問 題点があったのか説明する。 ・CSR、コンプライアンス、コーポレートガバ ナンスについて、近年、企業が注力している理由 を考えさせる。 <課題(宿題)> 企業のCSR(社会的責任)について調べたこ とをまとめなさい。 (教科書に書いてあること以外の内容を書く こと) Web ページ、ソーシャル・ネットワーク・シス テム等で検索して調べるよう助言する。 2 2 利益の追求と企業 不祥事 調べ学習・図書館 ・新聞記事を読んで、企業や団体等の不祥事を抜 粋し、レポートにまとめさせる。 企業の不祥事について調べよう (コンプライアンス、コーポレートガバナンス

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-3- に違反する事例) ※探した事例の記事は切り抜いて、レポートの 裏に貼る なるべく同一の事例にならないよう、新聞の掲 載ページ(不祥事の多くは、一面または三面記事) を指示しながら助言する。 3 2 利益の追求と企業 不祥事 グループ学習 ・発表 教室 4~5人のグループを組み、前時に調べた内容 から一つを選んで板書し、小学4年生に説明す るようにシナリオを考えよう。 4 ・企業不祥事を起こさ ないために ・倫理観をもった活動 企業調査 PC 室 ・CSR優良企業の概要、優良と評価される理由 を調べよう。【図1】 CSRの資料を参考に企業の Web ページを調べ る。 〇リンク一覧データを利用させる。 【図2】 【図1】

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-4- 6 本時 (1)本時の指導目標 ・社会的責任や企業倫理を重視した、これからの企業の在り方(使命)について考える。 (2)本時の手立て ・個人で調べた企業について、企業ごとのグループに編成して、分析・発表させる。 ・他の生徒が調べた内容を聞き取ってまとめさせる。 (3)本時の授業仮説 ・本時において、企業ごとのグループに編成して、CSR優良企業を分析・発表させ、さらに、他班 の発表を聞き取りまとめる場を設定すれば、社会貢献度の高い今日の傾向を読み取り、ブランドイ メージの向上や知名度、さらには営業成績を高めることなど、これからの企業の在り方について考 えることができるだろう。 (4)教材 教 師 生 徒 教科書(ビジネス基礎 新訂版 実教出版) 電子黒板 教科書(ビジネス基礎 新訂版 実教出版) ワークシート、CSR 資料、発表用紙・ノート (5)学習の展開 学習活動・内容 教師の支援 指導上の留意点 教材 時間 配当 学習 形態 評 価 導 入 〇「日本の企業は凄い!!」ことを千年 企業一覧から読み取る。 〇前時までの学習を振り返る。 ・CSRの目的、企業の不祥事の特色 〇本時のねらいを確認する。 ・企業が、「社会的責任」を重視する のは何故かを考える。 ・企業の社会 貢献について 理解を深めさ せるために、 千年企業一覧 を配布する。 ・本時のねら いを明確にさ せるために、 問題提起をす る。 ・ 千 年 企 業一覧 ・企業の不 祥事 5 分 一斉 展 開 〇企業ごとのグループで、前時に調べ た事をまとめ、発表用紙に記入する。 ・今まで調べ た事を整理さ せるために、 発表用紙にま とめさせる。 ・発表用紙 15 分 グル ープ ・項目の内容 を整理するこ とができる。 (技能) 〇調べた企業が評価される理由を考 える。 ・ランキング上位の会社の共通する 事を探す。 〇企業グループごとに発表する。 ・考えを広げ さ せ る た め に、調べた事 だけでなく、 考えたこと、 感じたことを 書かせる。 ・他者意識を もたせる。 ・発表用紙 20 分 グル ープ

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-5- 〇社会的に評価される企業について、 他班の発表内容を踏まえて、自分の考 えをまとめる。 個別 ま と め 〇企業の使命とは何か?を考える。 ・企業は「 」ために活動してい る。「 」内を書く。 ・ 企 業 の 使 命 について、明 確にさせるた めに、「一言名 言」を考えさ せる。 ・ワーク シート 【図 2】 10 分 個別 ・ 自 分 の 考 え を ま と め る こ とができる。 (思考・判断・ 表現)

参照

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