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(3) 施 設 の 維 持 管 理 方 法 について a.モニタリング 方 法 既 に 整 理 されている 事 項 測 定 の 考 え 方 ( 測 定 項 目 測 定 位 置 )( 参 考 6) 今 後 の 課 題 測 定 の 考 え 方 ( 測 定 頻 度 ) 漏 えい 検 知 システム b. 点

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(1)

1

安全な施設管理に向けた技術的検討課題(案)

指定廃棄物処理施設の構造・維持管理による安全性の確保に関する対策等については、

これまでの有識者会議で整理されたところであるが、今後、実際に指定廃棄物を処理施設

において安全に長期管理していくにあたり、技術的課題を整理し、将来的な施設管理のあ

り方も含め、さらに具体的な検討が必要。

検討事項としては、管理中の指定廃棄物の放射性セシウム濃度レベルに応じた対応、施

設の管理期間、施設の維持管理方法に関するものが考えられる。

(1) 施設管理のあり方について

【既に整理されている事項】

・処理施設の安全性確保の考え方(参考1)

【今後の検討課題】

・濃度レベルに応じた指定廃棄物の処理方法

・指定廃棄物の放射性セシウム濃度が十分に低下した場合の施設管理のあり方

(2) 施設の構造について

【既に整理されている事項】

・多重防護の考え方(参考1)

・施設構造の考え方(コンクリートの二重構造等)

(参考2)

・埋立方法の考え方(参考3)

・放射線の遮へい方法の考え方(参考4)

・コンクリートの耐久性(参考5)

【今後の検討課題】

・具体的な必要耐用年数(コンクリート等)の設定

・その耐用年数を実現するための具体的な維持管理方法

資料1

(2)

2

(3)施設の維持管理方法について

a.モニタリング方法

【既に整理されている事項】

・測定の考え方(測定項目、測定位置)

(参考6)

【今後の課題】

・測定の考え方(測定頻度)

・漏えい検知システム

b.点検・維持管理方法について(異常発生時の対応を含む)

【既に整理されている事項】

・施設の機能維持の考え方(参考7)

・第

1 監視期間

*1

の考え方(参考8)

・第

2 監視期間

*2

の考え方(参考9)

*1 第

1 監視期間:管理点検廊より、コンクリートのひび割れ点検、劣

化診断等の検査によって埋立構造物の健全性につい

て確認・補修等を行う期間

*2 第

2 監視期間:第 1 監視期間の後、放射性セシウム吸着性のあるベ

ントナイト混合土を管理点検廊に充填して、モニタ

リングを継続する期間

【今後の課題】

・第

1 監視期間から第 2 監視期間への具体的な移行時期

・第

2 監視期間の終了時期

・漏えいが検知された場合の対策工(遮断のための矢板等)

(3)

はじめに:処分場の安全性確保の考え方

処分場の安全性確保の考え方

コンクリート

や土壌に

よる覆い

長期間にわたるモニタリング

長期

遮へい

長期

遮断

長期

監視

指定廃棄物

指定廃棄物が健康や環境に及ぼす影響を防止できるように配慮した立地

検討、処分場設計、長期間の監視を行います。

長期間にわたる

処分場の安全性

コンクリートに

よる

覆い

土壌やベント

ナイトの覆い・

充填

災害リスク等の少ない安定した場所に設置

生活エリアへの影響等を考慮して設置

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P9

参考1

はじめに:処分場の安全性確保の方法

安全性確保のためのフェイルセーフ・システム

搬入する廃棄物は、

①容器(フレキシブルコンテナ等)で密封

②土壌等でサンドイッチ状に埋設

③2重のコンクリート構造物で遮断

④ライニングによる保護層の設置

⑤ベントナイト混合土等による遮断層の設置

等の何重もの安全対策を講じて、

安全性を確保します。

雨水 コンクリート構造物 土壌等 コンクリート構造物 容器 ベントナイト混合土等 放射線 溶出 ライニング

対策

効果

容器

飛散・漏出防止

土壌等

吸着、遮へい

コンクリート

遮断、遮へい

ライニング

コンクリート保護

ベントナイト

混合土等

吸着、遮断、

遮へい

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P10

(4)

はじめに:処分場の安全性確保の方法

指定廃棄物の処分場では、安全性を確保するために、以下の安全確保の

方法をとります。

管理区分

埋立中

第1監視期間

第2監視期間

3年間程度

数十年間

その後~

安全性の確保の目安

追加線量1mSv/年以下

(第1監視期間以降は追加線量10μSv/年以下)

安全確保の基礎

生活エリアへの影響等を考慮して設置

災害リスク等の少ない安定した場所に設置

遮断する

コンクリート製の遮断型構造

ベントナイト混合土

を管理点検廊に充

屋根・囲いの設置

コンクリート・ベントナイト・

土壌による覆い

遮へいする

コンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

安全を確認する

長期間にわたって点検・維持管理を可能とする構造

長期間にわたる放射線・放射能のモニタリング

長期間にわたる処分場の安全性確保のための方法

作業中の飛散防止のための対策

100年で約16分の1に減衰

飛散の防止

放射性物質を飛散させない輸送・仮置き・焼却・埋立

資料1-1(平成25年4月22日) P11

(5)

①:処分場:コンクリート製の遮断型構造

処分場の構造は、

放射性物質を含む廃棄物の影響を遮断

するため、コンクリー

トに囲まれた遮断型構造とします。

埋立期間中には屋根と囲いを設置し、雨水が処分場内に浸入することを防ぎま

す。

また、コンクリート壁の立ち上がり部分を地上面より高くすることで、雨により生

じた

表流水(地表面を流れる水)が処分場内に浸入することを防ぎます。

処分場は深さ約8mの地下埋設型のコンクリート構造であり、雨水により土壌に

しみこんだ水が処分場内に浸入することを防ぎます。

これによって、地下水及び表流水が廃棄物に接触しないようにするとともに、

射性物質が外部に漏れ出すことを防ぐ

ことができます。

地下水の浸入防止

表流水の浸入防止

処分場の構造

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P13

参考2

① :処分場:コンクリート製の遮断型構造

*)

構造物および周辺地盤を小さな要素の集合体としてモデル化し、地中の岩盤面(工学

的基盤面)に時間とともに変化する地震加速度波形を与え、地中から構造物まで伝わる

振動(加速度、速度、変位)を逐次計算し、地震の発生から終息までの各時間ごとに構造

物の各部位に発生するひずみや応力を求める方法。

LNG地下タンク躯体の地震応答解析の例

解析モデルおよび境界条件

圧縮主ひずみの分布

自由地盤と側壁の変位分布

当該地において想定される地震を想定し、

耐震性・安全性を高めた構造物

します。

地震応答解析

*)

を行い、極めて稀に発生する地震による力に対しても倒壊、

崩壊せずに躯体を維持できることを確認します。

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P14

(6)

① :処分場:コンクリート製の遮断型構造

コンクリートの耐久性を持続させるため、

コンクリート壁体の内外面

には

食防止対策

を講じます。

腐食防止対策としては、エポキシ樹脂塗装、FRP防食ライニング、シートラ

イニング等の施工を想定しています。

鉄筋には耐腐食性の高いものを使用します。

エポキシ樹脂塗装 :耐薬品性、耐磨耗性、密着性に優れた、エポキシ樹脂塗

料を用いた塗装

FRP防食ライニング:耐水・耐食性及びクラック追従性に優れたビニルエステ

ル樹脂とガラスマット等を複合した工法

シートライニング

:伸縮性に富んだシート(ゴム系、塩ビ系、アスファルト系)

を使用する工法

腐食防止対策

資料1-1(平成25年4月22日) P16

(7)

②:処分場:屋根・囲いの設置

埋立期間中には、屋根と囲いを設置します。

これによって、

雨水が埋立地の内部に浸入することを防ぐ

とともに、

埋立作

業中の粉じん等の外部への飛散を防ぐ

ことができます。

処分場の構造

雨水の浸入防止

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P17

参考3

埋立地や仮置場に設置する屋根や囲いは、台風、稀に発生する竜巻、地

震、積雪を考慮して、鉄骨造の骨組み構造等とします。

屋根は金属製の折板構造とします。

構造材は鋼製の骨組み構造とします。

②:処分場:屋根・囲いの設置

屋根外観(例)

屋根内部(例)

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P18

(8)

②:処分場:屋根・囲いの設置

廃棄物が入った容器と容器の間に、土壌を充填します。 また容器の上は

土壌で覆います。

土壌を充填することにより、仮に容器から廃棄物が流出し放射性物質が溶

け出したと しても、放射性物質が埋立構造物の外に移動することを防ぐこ

とが出来ます。

また、土壌で覆うことで、埋立作業中の処分場付近の空間線量率を低減す

ることができます。(土壌による遮へい効果)

土壌を

充填

資料1-1(平成25年4月22日) P19

③:埋立後のコンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

指定廃棄物の埋立終了後には、処分場の上部をコンクリート製の覆いで蓋

をし、さらにその上に止水性のあるベントナイト混合土で覆い、さらに土壌

で覆います。

これによって、埋立終了後も雨水が埋立地に浸入することを防ぐことができ

ます。

雨水の浸入防止

第1監視期間

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P20

(9)

⑤:コンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

指定廃棄物には放射性物質が含まれているため、放射線を出します。外

部被ばくを防ぐためには、遮へい効果のあるコンクリートや土壌で覆い、指

定廃棄物からの放射線を遮へいすることが重要です。

そこで、埋立中は

廃棄物を埋め立てる度にその上を土壌で覆い

、埋立終了

後には処分場の上部を

コンクリート製の覆いで蓋

をし、さらにその上を

ベン

トナイト混合土や土壌

で覆います。

これによって、処分場内にある

放射性物質から出される放射線を十分に遮

へい

することができ、人の健康への影響を防ぐことができます。

放射線の遮へい

第1監視期間

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P25

参考4

⑤:コンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

コンクリートと土壌の遮へい効果の程度を試算した結果、

35cmのコンクリー

ト層

を設置した場合、

放射線は約99.5%遮へい

され、放射線の量は

約200

分の1

になります。

その上に

100cmの土壌層

を設置した場合は、放射線はさらに遮へいされ、

放射線の量は

約400万分の1

になります。

10万Bq/kg

(Cs134とCs137の比率は1:1)の指定廃棄物

4,000トン

(10m×5m×5mが10区画)

約18μSv/h

約0.09μSv/h

約0.0000047μSv/h

約200分の1

約400万分の1

*線源の放射性セシウム濃度及びコンクリートの単位体積重量は保守的な値を用いて計算しているので、実際の空間線量率は 記載している数値よりさらに小さい数値となります。 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P26

(10)

⑤:コンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

以下の図は、「埋立中」における、埋立区画端からの距離毎の空間線量率のシミュレーションの結

果です。

埋立中においては、

敷地境界で周辺公衆の追加被ばく線量が年間1mSv(0.19μSv/h)を超えな

ようにすることとされています。

敷地境界線を埋立区画端から10m以上

とることによって、周辺公

衆の追加被ばく線量の年間1mSvを下回ります。

埋立の際、埋立終了した区画を速やかに覆土して遮蔽を行うことにより、敷地境界での追加被ば

く線量は、シミュレーション計算値の数分の1に低減します。

■シミュレーション計算条件の設定 ・10万Bq/kgを3万㎥埋立て(Cs134:Cs137=1:1と仮定) ・廃棄物の上には、厚さ35cmのコンクリート蓋、厚さ100cmの土壌の覆い ・建屋を設置(幅3,000cm×奥行き3,600cm×高さ1,250cm、屋根の厚さ:0.1cm、壁の厚さ:0.035cm、材質:鉄7.9 g/cm3 ※図中の年間追加空間線量率は、1日の内、8時間を外で、16時間を屋内で過ごした場合を想定した値であり、下記の式で求められるものです。 年間あたりの追加空間線量率=時間あたりの追加空間線量率×(8+0.4×16)×365 幅:約110m 深さ: 5m 奥行き:約100m 覆土厚100cm コンクリート蓋厚35cm

10万Bq/kgの廃棄物

3万㎥

(Cs134:Cs137=1:1)

0m

10m

30m

50m

100m

年間0.3mSv (0.06μSv/h) 年間0.1mSv (0.03μSv/h) 年間0.05mSv (0.01μSv/h)

年間1mSv (0.19μSv/h)

年間6mSv (1μSv/h) 埋立中の駆体のうち1駆体が 開放状態(500m2 *線源の放射性セシウム濃度、廃棄物量及び躯体の開放状態の期間は保守的 な値を用いて計算しているので、実際の空間線量率は記載している数値よりさ らに小さい数値となります。 資料1-1(平成25年4月22日) P28

⑤:コンクリート・ベントナイト・土壌による覆い

以下の図は、「埋立終了後」における、埋立区画端からの距離毎の空間線量率の

シミュレーションの結果です。

埋立終了後においては、周辺公衆の追加被ばく線量が年間10μSvを超えないよう

にすることとされています。シミュレーション結果からは、処分場付近(2m)でも年間

0.001μSvと、

年間10μSvを大きく下回ります

。具体的には、

年間10μSvに対して

1万分の1程度

の小さな値となります。

■シミュレーション計算条件の設定

・10万Bq/kgを3万㎥埋立

・廃棄物の上には、厚さ35cmのコンクリート蓋、厚さ100cmの土壌の覆い

幅:約110m 深さ: 5m 奥行き:約100m 覆土厚100cm コンクリート蓋厚35cm

10万Bq/kgの廃棄物

3万㎥

(Cs134:Cs137=1:1)

2m

4m

6m

8m

※図中の年間追加空間線量率は、1日24時間を外で過ごした場合を想定した値であり、下記の式で求められるものです。 年間あたりの追加空間線量率=時間あたりの追加空間線量率×24×365

10m

(0.0000001μSv/h)

(0.00000009μSv/h)

年間0.001μSv (=年間0.000001mSv)

*線源の放射性セシウム濃度、廃棄物量及びコンクリートの単位体積重量は、 保守的な値を用いて計算しているので、実際の空間線量率は記載している数値 よりさらに小さい数値となります。 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P29

(11)

① :処分場:コンクリート製の遮断型構造

使用するコンクリートは強度は、

鉄筋コンクリート構造体の計画供用期間

を参考に、

必要な耐久性を確保できるものを使用

し、長期にわたり建物の強度、水の遮断機能、

放射線の遮へい機能を維持します。

コンクリートや鉄筋に用いる材質については、

耐久性等を十分配慮

したものを使用し

ます。

鉄筋コンクリート構造体の計画供用期間

※計画供用期間:躯体の計画耐用年数。大規模補修を必要としないことが予定できる期間

出典: 日本建築学会 建築工事標準仕様書・同解説5 第13版

供用期間の級

計画供用期間

標準供用級

およそ65年

長期供用級

およそ100年

超長期供用級

およそ200年

鉄筋コンクリートの耐久性

一般的に、地中で環境変化が少ない場合、コンクリートの劣化は遅くなります。

コンクリートが所要の強度を有していて、鉄筋の発錆を抑制する対策が講じられてい

れば、鉄筋コンクリート構造物は100年以上は十分に耐久性があります。

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P15

参考5

【参考資料】コンクリートの耐久性について

(本文15頁)

イタリアのソンマ・ヴェスヴィアーナ遺跡から発掘された約2000年前の古代コンク

リートは、建設時の約1/4

の圧縮強度を有していた。

※発掘した古代コンクリートの圧縮強度:3.3~5.6N/mm

2

当時の製法を再現して作成した模擬試験体(材齢1年)の圧縮強度

:20N/mm

2 古代コンクリート 現代コンクリート 特徴 消石灰と骨材間のポゾラン反応及び消石灰の 炭酸化硬化を利用し、長時間かけてゆっくりと強 度を発現させる セメントそれ自体の水和反応を利用し、早期に 強度を発現させる 材質 セメント 消石灰 エーライト(Ca3SiO5)、 ビ―ライト(Ca2SiO4) 細骨材 山砂、海砂、川砂 砂、砂利、採石、砕砂、人口軽量骨材、スラグ骨材など 粗骨材 レンガ屑、石材 おおむね5mm以上の粒径のもの 混和材 (高耐久性、水中施工性が求められる場合)ポッツォラーナ 高炉スラグ、シリカフューム 混和剤 油 分散剤、遅延剤、増粘剤 耐久性 80年以上 一般の建築物で50年、 高耐久性の建築物で100年 ソンマ遺跡で採取された古代コンクリート

ただし、古代コンクリートの製法や材料は、現代コンクリートとは異なっている。

土木学会:コンクリートライブラリー131号古代ローマコンクリート(2008)より 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P53

(12)
(13)

⑧:長期間にわたるモニタリング

処分場では、万が一何らかの変化があればいち早く察知して対処可能とす

るため、

埋立中から、継続して放射線量や地下水のモニタリング(監視)

を実

施します。

放射線量は

敷地境界の空間線量率

を、観

測井では

地下水の放射性セシウム濃度な

を測定し、許容値内に収まっていること

や異常な変化がないことを確認します。

空間線量率については、敷地境界でバック

グラウンドレベルであることを確認します。

(埋立中は累積追加線量が年間1mSvを

超えないように、埋立終了後は累積追加

線量が年間10μSvを超えないようにしま

す。)

測定結果はインターネット等により公開し

ます。

※なお、先にも述べたとおり、

十分な遮へいを行う

ことにより、実際の追加被ばく線量はバックグラ

ウンドと比べても十分に小さな値

となると考えら

れます。

測定の考え方

区分 モニタリング 項目 測定場所 工事中 生活環境 水質(排水基準項目) 排水口 放流先水質(河川水質項目) 放流点下流 騒音、振動 敷地境界 埋立中 生活環境 生活排水 排水口 騒音、振動 敷地境界 空間線量率 敷地境界 施設の 健全性 地下水水質 (放射性セシウム濃度、ダイオキ シン類、電気伝導率、塩化物イオ ン、地下水水質項目) 地下水 モニタリング井戸

処分場モニタリング計画(案)

監 視 期 間 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P35

参考6

・水質 [排水基準項目] (排水口) ・放流先水質 [河川水質項目] (放流点下流)

施設内及び施設周辺の各所において、モニタリング(監視)を行い、許容値

内に収まっていることや異常な変化がないことを確認します。

モニタリングの位置図(工事中)

埋立地

焼却施設

仮置き場

管理棟ほ か安全・ 管理設備 防災調整池 ・騒音、振動 ・騒音、振動

⑧長期間にわたるモニタリング

4haの例

管 理 棟 ほ か 安 全 ・ 管 理 設 備

埋立地

(終了済み区画)

(埋立中) 残置緑地・造成緑地 ・騒音、振動 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P36

(14)

・騒音、振動 ・騒音、振動 ・地下水質 (モニタリン グ井戸〈下 流側〉) ・地下水質 (モニタリング井戸〈 上流側〉)

敷地内の各所において、モニタリング(監視)を行い、許容値内に収まって

いることや異常な変化がないことを確認します。

モニタリングの位置図(埋立中および監視期間)

埋立地

焼却施設

仮置き場

管理棟ほ か安全・ 管理設備 防災調整池 ・騒音、振動 埋立中 ・騒音、振動

赤字は放射性セシウムによる影響

を確認するためのモニタリング

監視期間 ・空間線量率 (敷地境界) ・空間線量率 (敷地境界) ・空間線量率 (敷地境界) ・空間線量率 (敷地境界)

⑧長期間にわたるモニタリング

管 理 棟 ほ か 安 全 ・ 管 理 設 備

埋立地

(終了済み区画)

(埋立中) 残置緑地・造成緑地 ・生活排水 (排水口) 資料1-1(平成25年4月22日) P37

(15)

⑥:長期間にわたる点検・維持管理

処分場施設の健全性については、

埋立中および第1監視期間において、管

理点検廊から直接目視によりコンクリート構造物の健全性を監視

します。

第1監視期間では、

コンクリートのひび割れ点検、劣化診断を行って施設の

健全性を確認すると同時に、適切に補修等を行いながら管理

していきます。

第1監視期間

管理点検廊

管理点検廊

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P31

参考7

⑥:長期間にわたる点検・維持管理

適切に維持管理を行うことにより、

非常に長期間にわたり遮水機能を維持

することができます。

このように、処分場の遮水機能が十分に維持されている間に、

廃棄物中の

放射性セシウム濃度は減衰

していきます。

例えば、放射性セシウム濃度は100年で約16分の1に減衰します。

監視期間における処分場機能の維持

放射性セシウム濃度の減衰

時間(年) 遮 水 ・遮 断 機 能 必要に応じて補修 コンクリート構造 による遮水 ベントナイト層 による遮水 +セシウム吸着 第1監視期間 第2監視期間 ※5万Bq/kgの内訳(Cs134とCs137の比率)は、福島第一原子 力発電所から放出された時点で1:1であると仮定し、その後 1年6ヶ月経過したものとして計算しています。 0 10000 20000 30000 40000 50000 0 20 40 60 80 100 時間(年) C s1 3 4 + C s1 3 7 (B q/ kg ) 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P32

(16)
(17)

⑦:第1監視期間の考え方

第1監視期間は、

管理点検廊より、コンクリートのひび割れ点検、劣化診断

等の検査によって埋立構造物の健全性について確認を行う期間(

埋立終

了後の数十年間

)です。

埋立地周辺の空間線量については、埋立処分が完了し、コンクリートによる覆

いと土壌層による覆土が完成した時点においてモデル計算をしてみると、埋立

地からの距離が2mの地点であっても線量は年間0.001μSvと試算され、管理

目標値の年間10μSvに対して約1万分の1となります。

ただし、地下水や雨水に対する遮断性能や放射線の遮蔽性能が適切に発揮さ

れていることを一定期間確認することによって、処分場の安全性をより明確に

示す必要があります。

埋立終了後の数十年間、第1監視期間として、管理点検廊より、コンクリートの

ひび割れ点検、劣化診断等の検査によって埋立構造物の健全性を確認すると

ともに、線量が十分低い状態になっていることを確認します。その後、コンク

リートが劣化した場合であっても、放射性セシウムの漏出を防止できるベントナ

イト混合土の充填に切り替え、第2監視期間として、引き続き地下水等のモニタ

リングを適切に行い管理していきます。

管理にあたっては、専門家の意見を踏まえて実施いたします。

<考え方>

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P34

参考8

⑥:長期間にわたる点検・維持管理

処分場施設の健全性については、

埋立中および第1監視期間において、管

理点検廊から直接目視によりコンクリート構造物の健全性を監視

します。

第1監視期間では、

コンクリートのひび割れ点検、劣化診断を行って施設の

健全性を確認すると同時に、適切に補修等を行いながら管理

していきます。

第1監視期間

管理点検廊

管理点検廊

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P31

(18)

点検項目

点検方法

補修方法

リー

ひび割れ

クラックスケールによるひび割れ幅調査

クラックチェッカーによる目視検査

表面被覆工法

充填工法

注入工法

剥離

目視点検

ハンマーによる打音検査

左官工法

吹付け工法

グラウト工法

空洞

ハンマーによる打音検査

弾性波探査

電磁レーダー法

赤外線探査法

注入工法

充填工法

強度

コアサンプリングによる圧縮強度試験

テストハンマーによる打撃

プルオフ法による引張強度試験

打換え・取替え工法

増厚工法

コンクリート巻立て工法

鋼板接着工法

FRP接着工法

鋼板巻立て工法

FRP巻立て工法

腐食

中性化深さ調査

塩化物イオン含有量調査

鉄筋腐食量調査

自然電位測定

分極抵抗測定

表面被覆工法

電気防食工法

脱塩工法

再アルカリ化工法

大断面修復工法

【参考資料】処分場施設の点検・補修方法の例

資料1-1(平成25年4月22日) P59

(本文32頁)

(19)

④:ベントナイト混合土の充填

埋立終了後、一定の期間(第1監視期間)をおいた後、

放射性セシウムを吸

着する性質のあるベントナイト混合土を管理点検廊に廃棄物を包むように

充填

します(第2監視期間)。

これによって、遠い将来にコンクリート構造物が劣化して、ひび割れ部分か

ら水がたとえ漏出したとしても、ベントナイト混合土に放射性セシウムが吸

着されるので、処分場の外にまで漏れ出てくることを防止することができま

す。

第2監視期間

放射性物質の

移行防止

ベントナイト

混合土を充填

ベントナイト

混合土を充填

第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P21

参考9

⑥:長期間にわたる点検・維持管理

万が一、コンクリート壁及び管理点検廊に充填したベントナイト混合土層の両方が破損し、

放射性セシウムを含む水が漏えいしたとしても、セシウムは土壌に吸着されるなどして敷

地外まで到達するには極めて長い時間がかかります。

敷地境界に到達するまでの間に、新たな遮水壁の設置等の対策を講ずることで、敷地外

への影響を防ぐことが可能です。

なお、周辺地盤が砂層等の透水性の高い土質の場合には、埋戻しの際に粘性土など透

水性の低い材料で埋戻したり、必要に応じて地盤の改良を行います。

地下水の流速の試算例(吸着を考慮しない流速)

透水係数

:k=1.0×10

-7

~10

-5

cm/sec(シルト層の場合)

動水勾配

:i=0.15

有効空隙率:λ=0.15

*1)

:v=k・i/λ=1.0×10

-7

~10

-5

×0.15/0.15=1.0×10

-7

~10

-5

cm/sec =0.26~26cm/月

*2) 敷地境界 敷地境界 遮水壁増設 遮水壁増設 不透水層

*1)泥粘土質層の安全側代表値

(地下水ハンドブック

1979年)

*2)遮水壁を設置するのに3ヶ月を要す

ると仮定すると、この間に漏水は、最大

26cm/月×3月=78cmしか進みません。

したがって、敷地外に放射性セシウムを

含む水が漏れ出す前に、遮断することが

できます。

最小10m 粘性土での埋戻しや 地盤の改良など 観測井戸 観測井戸 第2回指定廃棄物処分等有識者会議 資料1-1(平成25年4月22日) P33

参照

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