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4 指導観 (1) 小単元観本小単元は学習指導要領の第 6 学年内容 (2) のア (2) 我が国の政治の働きについて 次のことを調査したり資料を活用したりして調べ 国民主権と関連付けて政治は国民生活の安定と向上を図るために大切な働きをしていること 現在の我が国の民主政治は日本国憲法の基本的な考え方

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Academic year: 2021

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小学校 社会科学習指導案

日 時 平成 24 年○月○日 対 象 ○ ○ 立 ○ ○ 小 学 校 第 6 学 年 ○ 組 1 小単元名 「わたしたちの願いを実現する政治」 2 小単元の目標 ○地方公共団体や国などによる災害復旧の取組について調べ、それらの事業が国民の生活の安定と向 上を図る政治の働きであることが分かる。 ○資料を読み取ったり関係者から聞き取ったりして分かったことや感じたことを自分の考えとして 文章で表現することができる。 3 小単元の評価規準 観点 ア 社会的事象への 関心・意欲・態度 イ 社会的な 思考・判断・表現 ウ 観察・ 資料活用の技能 エ 社会的事象につい ての知識・理解 学 習 活 動 に 即 し た 具 体 的 な 評価規準 ①地方公共団体や国 の政治の働きに関 心をもち、意欲的 に調べている。 ②我が国の政治の働 きと国民生活との かかわりを考えよ うとしている。 ①地方公共団体や国 の政治の働きにつ いて、学習問題や 予想、学習計画を 考 え 記 述 し て い る。 ②地方公共団体や国 の災害復旧の取組 と国民生活とを関 連付けて、政治は 国民生活の安定と 向上を図るために 大切な働きをして いることをより広 い視野から考え、 根拠を示して説明 したり、文書で表 現 し た り し て い る。 ①資料を活用したり 関係者から聞き取 ったりして、地方 公共団体や国の政 治の働きについて 必 要 な 情 報 を 集 め、読み取ってい る。 ②調べたことを整理 して、関係図にま とめている。 ①地方公共団体や国 による災害復旧の 取組は、地方公共 団体や国の政治の 働きによるもので あることを理解し ている。 ②政治は国民生活の 安定向上を図るた めに大切な働きを していることを理 解している。

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2 4 指導観 (1)小単元観 本小単元は学習指導要領の第6学年内容(2)のア (2)我が国の政治の働きについて、次のことを調査したり資料を活用したりして調べ、国民主権と関 連付けて政治は国民生活の安定と向上を図るために大切な働きをしていること、現在の我が国の民 主政治は日本国憲法の基本的な考え方に基づいていることを考えるようにする。 ア 国民生活には地方公共団体や国の政治の働きが反映していること を受けて設定したものであ る。 本単元「わたしたちの生活と政治」は、「わたしたちの願いを実現する政治」、「わたしたちのくらし と日本国憲法」の二つの小単元から構成されている。 本小単元では、政治は国民生活の安定と向上を図るために大切な働きをしていることについて考える。 その手掛かりとして、国民生活には地方公共団体や国の政治の働きが反映していることを調べるように する。その際「社会保障の取組」「災害復旧の取組」「地域の開発」のいずれかを取り上げることとなっ ている。本指導案では、「災害復旧の取組」として、先の東日本大震災を扱うこととする。 「災害復旧の取組」を扱うに当たっては当時の新聞記事などを使い、国や地方公共団体の救援活動や 災害復旧の工事などについて、地域の人々や国民の願い、計画から実施までの期間や過程、規模や予算 などを取り上げて具体的に調べるようにする。そして、災害が起こったときには市役所や町役場、県庁 が緊急事態に対して組織的に救援活動を行ったり災害復旧のための工事を進めたりしていることや、国 でも地方公共団体の救援活動を援助したり、災害復旧の施策を進めたりしていることなどを捉えさせる。 (2)児童観 本学級の児童は、これまでに「日本の歴史」の単元を学習し、3学期から政治に関する学習を行う。 児童の社会科の学習に関する実態に関しては、以下のアンケートを基に考察する。 ○社会科の学習に関するアンケートの結果(38 人中:平成 23 年 11 月実施) 1 社会科 の学習は好き です か。 ①好き ②どちらかといえ ば好き ③どちらかといえ ばきらい ④きらい 8 (31.6%) 16 (42.1%) 7 (18.4%) 3 (7.9%) 2 社会科の学習で、自分の考 ①好き ②嫌い えを書くことは好きですか。 16 (43.2%) 21 (56.8%) 4 (2の問いに対して) ①書き方が分か らないから ② 時 間 内 でま と められないから ③友達に反対さ れたりするから ④恥ずかしいか ら ⑤その他 →嫌いな理由 4 (19.0%) 7 (33.3%) 0 2 (9.5%) 8 (38.2%) 5 社会科の学習で、自分の考 ①好き ②嫌い えを話すことは好きですか。 10 (27.0%) 27 (73.0%) 7 (5の問いに対して) →嫌いな理由 ①話し方が分か らないから ② 時 間 内 でま と められないから ③友達に反対さ れたりするから ④恥ずかしいか ら ⑤その他 6 (22.2%) 7 (25.9%) 1 (3.7%) 8 (29.7%) 5 (18.5%) 8 調べたことを新聞やパンフレッ トにまとめることができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 6 (15.8%) 27 (71.0%) 5 (13.2%) 0 0 9 調べたことを図や表を使って まとめることができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない

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3 4 (10.5%) 23 (60.5%) 9 (23.7%) 2 (5.3%) 0 11 自分の考えを文で書くこと ができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 4 (10.5%) 24 (63.2%) 10 (26.3%) 0 0 14 資料から分かったことを話 すことができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 4 (10.5%) 20 (52.6%) 8 (21.1%) 2 (5.3%) 4 (10.5%) 15 自分の考えを説明するこ とができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 6 (15.8%) 13 (34.2%) 14 (36.9%) 4 (10.5%) 1 (2.6%) 16 図や写真、グラフなどの資料を使いながら 自分の考えを説明することができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 3 (7.9%) 15 (39.5%) 13 (34.2%) 4 (10.5%) 3 (7.9%) 17 友達の考えに対して、意見を言った り、質問したりすることができますか。 ①できる ②どちらかといえ ばできる ③どちらかといえ ばできない ④できない ⑤したことがない 4 (10.5%) 13 (34.2%) 14 (36.9%) 3 (7.9%) 4 (10.5%) ○「1 社会科の学習は好きですか」…「好き(32%)」「どちらかといえば好き(42%)」 「2 社会科の学習で自分の考えを書くことは好きですか」…「嫌い(57%)」 「5 社会科の学習で自分の考えを話すことは好きですか」…「嫌い(73%)」 ●学級の4分の3の児童が社会科に関心があるが、社会科における言語活動(特に、考えを話す活動) に苦手意識を感じている。 ○「8 調べたことを新聞やパンフレットに…」…「できる(16%)」「どちらかといえばできる(71%)」 「9 調べたことを図や表を使って…」…「できる(11%)」「どちらかといえばできる(61%)」 「11 自分の考えを文で書くことが…」…「できる(11%)」「どちらかといえばできる(63%)」 ○「14 資料から分かったことを話すことが…」…「どちらかといえばできない(21%)」「できない(5%)」 ※14 の項目は 15、16、17 の項目より、比較的、苦手と感じている割合が低い。 ●3年生からの社会科学習の中で経験が多いものや、今年になって繰り返し授業で行っていることに 関しては、比較的に「できる」「どちらかといえばできる」と感じている。 ○「4 社会科の学習で自分の考えを書くことが嫌いな理由」…「書き方が分からない(19%)」 「自分の考えを時間内にまとめられない(33%)」「友達に反対されるから(0%)」 「恥ずかしいから(10%)」「その他(38%)」 「7 社会科の学習で自分の考えを話すことが嫌いな理由」…「話し方が分からない(22%)」 「自分の考えを時間内にまとめられない(26%)」「友達に反対されるから(3%:1名)」 「恥ずかしいから(30%)」「その他(19%)」 ●「分からない」「まとめられない」が半数、「恥ずかしい(その他はほぼこれに同意)」が半数と嫌 いな理由は様々だが、「友達に反対される」ことを嫌っている児童は1名である。 以上の結果から、言語活動の場を多く設定し体験を重ねること、友達との意見交換の場面では学習形 態を工夫することが必要であると考える。 (3)教材観 ○写真資料「震災直後の南相馬市の様子」「陸上自衛隊作業後の南相馬市の様子」 南相馬市のホームページで掲載されている陸上自衛隊の活動の様子の写真である。第1時の導入で2 枚の写真を掲示し、何があったかを想像させ、その根拠も発表させる。その際、震災直後の写真を右側、

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4 作業後の写真を左側に掲示する。児童からは「地震」「津波」「東日本大震災」等の答えが出ることが 予想される。その後、震災直後の写真から作業後の写真へ矢印を書き、再び考えさせるようにする。児 童にはその2枚の写真の間に何が起こったことを想像させることによって、誰かまたは何かによって災 害復旧されたことを感じさせるようにしたい。 ○新聞記事資料「読売新聞・河北新聞(抜粋)」 東日本大震災後から1ヶ月分の新聞記事をまとめた冊子から、児童に気付かせたい記事を抜粋した資 料である。全体像が見えるように様々な立場の人が関わっているものを取り上げる。また、調べ学習の 視点につながるように教員側で精選し、提示するようにする。 ◎教材構造図 政治は国民の願いを実現し、国民生活の安定 と向上を図るために大切な働きをしている。 政治は選挙等を通して国民が行い、その政策のための 費用は国民が納めた税金によってまかなわれている。 地震や 水 害 等 の災害が 起き た 場合には、区役所や町役場、 都庁 が 緊 急事態に対し て組織 的に救援活動を行 ったり、災 害復 旧のた め の工 事を 進めた りす る 。 国 や 地方 公 共 団体も 救援活動を 援 助し たり 、災害 復旧 の施 策を 進めた り し て い る。 国会、内閣 、 裁判 所は それぞ れが立 法 権、行政 権、司法 権 をもち 、 相 互に関 連し 合っ て 政治 を 行 って い る 。ま た、国 民は 裁 判 員 制 度を 通して 、 司 法と関わりをもっ て い る。 選挙は 国 民や住民の代表者を 選 出 す る 大 切 な 仕 組 み で あ り、選 挙 権はこれを正しく行 使す るこ と が 大切で あ る 。 ※イン タ ー ネ ッ ト 「内 閣府/ 防 災 の ペ ージ 」 ※資料「復旧への取組」 ※イ ※パンフレット「租税のしくみ」 ラ ス ト「議会のしくみ」 我が国の政治は国民生活と密接な関係もち、国民生活の安定と向上を図るため に大切な働きをしている。このような政治は国会議員の選挙等を通して国民が 行い、その政策のための費用は国民が納めた税金によってまかなわれている。 ※ 新 聞記事「読売新聞・河北新報 ( 抜 粋 ) 」 ※写 真「 陸上 自 衛 隊 作 業後 の南 相馬 市 の様子」 ※写 真 「 震 災 直 後 の 南 相 馬 市 の 様 子 」 ※イ ラス ト 「 裁判 所の し く み と 働 き 」 ※イ ラス ト「内閣の 組 織 」 国 や地方公 共 団体によっ て 行 われ て い る災 害 復 旧 の 取 組 に 必要な 費 用は、国民の 納める 税金に よ って まかなわ れ て い る。 ※パンフレット「裁判員制度」 ※イ ラス ト「三権 の 仕 事 分 担」 ※パンフレット「国民の祝日」 ※グ ラフ 「選挙の投 票 率」 ※イ ラ ス ト「選挙のしくみ」

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5 5 手だて (1)学習過程・教材の工夫 ○学習問題づくりに際して確かな事実認識を獲得させる指導計画 ○提示する資料の選択・精選 本指導案の指導計画では、学習問題を設定したり、それに対する予想、学習計画を考えたりする前 に、考えるための根拠となる事実認識を獲得させる時間を設けている。また、その際には児童に捉え させる事実認識がぶれないように、資料を精選して提示するようにする。 本実践の第1時には、まず、2枚の写真の間に何が起きたかを想像させることで、何かによる災害 復旧作業があったことを感じさせる。それから、先の東日本大震災の様子を調べ、学習問題をつくる。 本時では国や地方公共団体の災害復旧の取組の様子を新聞記事資料から読み取らせる。新聞記事資料 は、児童が学習問題に対する予想を考える根拠になるものや、調べ学習の視点につながる記事を選び、 児童に提示するようにする。 このような指導計画の下、学習問題づくりの場を設定すれば、見通しをもち、自ら調べ、考えよう とする児童が育つのではないかと考える。 (2)指導方法の工夫 ○ワークシートを活用した言語活動の充実 本指導案での調べる学習では、調べたことを適切にまとめ知識を確実に習得させるためにワークシ ートを活用し、言語活動を行う。 ワークシートには、「学習問題」「(本時)のめあて」を明記する。そうすることで、自分の解決す べき学習問題が何で、本時では何を学習するのかを常に意識することができると考える。また、本時 では「誰が」「どのような対策をしているか」を書けるようにする。そうすることで、視点を明確に して調べることができ、適切にまとめることができると考える。 このようにワークシートを活用し、自分の考えを文章で表現させることを繰り返し指導していくこ とで、児童は学習問題に対する追究や思考の過程の記述ができ、自分なりの考えを自ら表現する力が 育成されるのではないかと考える。 (3)評価の工夫 ○実態調査の分析 ○評価規準の明確化 本指導案では、事前に社会科の言語活動に関わるアンケートを取り分析を行う。このことによって、 児童がどのような言語活動に自信をもち、また、苦手と感じているかという実態を把握することがで きる。この実態を基に指導計画を作成することで児童の実態に合った適切な指導を行うことができる と考える。このような実態調査を基に指導計画を立て、適切な指導と評価を繰り返していくことによ り、児童が自分の考えを自ら表現しようとする意欲が高まるのではないかと考える。

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6 6 小単元の指導計画と評価計画(9時間扱い) 獲得させる 事実・知識 ○主な学習活動と学習内容 ・予想される子供の反応 ◇留意点 ※資料 ☆評価・(評価方法) つ か む ( 2 時 間 ) 東日本大震災 では、国や地 方公共団体を はじめ、様々 な機関や組織 の働きによっ て災害復旧へ の取組が行わ れた。 ①○東日本大震災を想起し、震災直後と陸上自衛 隊作業後の2枚の写真資料を比較し、読み取る。 ・家に帰っている途中に大きな地震があって、び っくりした。 ・お父さんが仕事をしている場所から、なかなか 帰って来られなかった。 ・スーパーから野菜がなくなって、お母さんが困 っていた。 ・1枚の写真は地震や津波によって流されたもの が家に積もっている。 ・もう1枚の写真は、木や瓦礫が片付けられてい る。 ・自衛隊の人が片付けたと思う。 ・ボランティアの人も手伝ったのではないか。 ○東日本大震災について調べ、学習問題をつくる。 ・津波で多くの人が亡くなった。 ・自衛隊の人が救出作業を行っている。 ・避難所の人が協力して食事を作っている。 ・各学校や公民館などが避難所となった。 ・義援金が日本全国から集まった。 ◇児童自身の実体験から、 生活の中で困ったことを 想起するようにする。 ◇提示方法を工夫するとと もに、2枚の写真資料の 間に何があったかを考え ることで、災害復旧の取 組が行われていることに 気付くようにする。 ◇本学級の児童の実態を鑑 み、一定の配慮をした写 真を提示する。 ※写真資料「震災直後の南 相馬市の様子」 ※写真資料「陸上自衛隊作 業後の南相馬市の様子」 ◇後に児童が調べる視点と なるように、新聞記事の 中で災害復旧の取組にか かわる記事を教師が精選 し、提示する。 ☆関心・意欲・態度① (ワークシート) ②○東日本大震災に関する新聞記事をもとに、学 習問題に対する予想を考え、学習計画を立てる。 (本時) ・(救助)国は自衛隊を出動させた。自衛隊の人 は救出作業を行っている。 ・(食料等の確保)海上自衛隊の人が「おおすみ」 に乗って灯油や食料を運んでいる。避難所の人 が協力して食事を作っている。 ・(住居の確保)各学校や公民館などを避難所と して開放した。岩手の釜石では住職がお寺を避 難所として開放した。 ・(医療)日本赤十字が仙台市の県庁敷地内に診 療所を設置した。 ・(復旧に向けての取組)各市や町が災害対策本 部を設置した。 ・(復旧にかかる費用)瓦礫撤去にかかるお金に ついて国が9割負担することを決めた。 ※ 新 聞 記 事 資 料 「 読 売 新 聞・河北新報(抜粋)」 ☆思考・判断・表現① (ワークシート) 災害が起きた時、だれがどのように対策をするの だろう。

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7 調 べ る ( 6 時 間 ) 地震等の災害 が起きた場合 には、区役所 や都庁、国が 緊急事態に対 して組織的に 救援活動を行 ったり、それ を援助したり する。 ③④○災害復旧に向けての取組について、資料や インターネットを基に調べ、分かったことをワ ークシートに書く。 【視点】・救助 ・食料、住居等の確保 ・医療 ・復旧に向けての取組 ・復旧にかかる費用 【追加の視点】・避難の方法 ・日頃からの対策 ※資料「復旧への取り組み」 ※インターネット「内閣府 /防災のページ」 ☆観察・技能① ⑤○調べたことを基に意見を交換し、関連図にま とめる。 ※前時で調べたノート ☆観察・技能① ☆知識・理解① ⑥○政治の働きと税金の使われ方について調べ、 どのように国民の願いが届くかを考え、分かっ たことをノートに書く。 ※イラスト「議会のしくみ」 ※パンフレット「租税のしくみ」 ☆知識・理解② 政治は国民生 活の安定向上 を図るために 大切な働きを している。 ⑦⑧○国会の働きや選挙の仕組みについて調べ、 分かったことをノートに書く。 ○内閣・裁判所の働きについて調べ、分かったこ とをノートに書く。 ○三権相互の関連や裁判員制度について考え、分 かったことをノートに書く。 ※イラスト「選挙のしくみ」 ※グラフ「選挙の投票率」 ※パンフレット「国民の祝日」 ※イラスト「内閣の組織」 ※イラスト「裁判所のしくみと働き」 ※イラスト「三権の仕事分担」 ※パンフレット「裁判員制度」 ☆知識・理解② まと める ⑨○政治の働きと国民生活との関わりについて考 え、学習してきたことを基に自分ができること を考え、意見文にまとめる。 ☆観察・技能② ☆思考・判断・表現② ☆関心・意欲・態度② 7 本 時(全9時間中の第2時間目) (1)本時の目標 ○災害復旧の取組における政治の働きについて、学習問題に対する予想、学習計画を考え記述している。 (2)本時の展開 ○主な学習活動 ・児童の反応 ◇留意点 ※資料 ☆評価 つか む ○前時を想起する。 【学習問題】 ○東日本大震災に関する新聞記事を基に、学習問題に対 する予想を考える。 ・(救助)国は自衛隊を出動させた。自衛隊の人は救出 作業を行っている。 ・(食料等の確保)海上自衛隊の人が「おおすみ」に乗 って灯油や食料を運んでいる。避難所の人が協力して 食事を作っている。 ・(住居の確保)各学校や公民館などを避難所として開 放した。岩手の釜石では住職がお寺を避難所として開 放した。 ※前時のワークシート ※新聞記事資料「読売新聞・河北新 聞(抜粋)」 ◇新聞記事から予想を考えさせる。 既習事項や生活体験から予想を考 えた場合は、机間指導で根拠を書 くように促す。 ◇「だれが」「どのような」と書き こめるワークシートを活用するこ とで学習問題の予想を考える一助 とする。 災害が起きた時、だれがどのよう に対策をするのだろう。

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8 調 べ る ○グループで予想を発表し合い、意見交換をする。 ・(医療)日本赤十字が仙台市の県庁敷地内に診療所を 設置した。 ・(復旧に向けての取組)各市や町が災害対策本部を設 置した。 ・(復旧にかかる費用)瓦礫撤去にかかるお金について 国が9割負担することを決めた。 ○考えを発表する。 ○学習計画を立てる。 ・救助 ・食料、住居等の確保 ・医療 ・復旧に向けての取組 ・復旧にかかる費用 ≪調べる方法≫ ・(自力解決)インターネットで国やホームページを見 ると分かるかもしれない。 ・(インタビュー)国や区役所の方に聞けば分かるかも しれない。 ◇グループでの話合いの仕方を明記 した掲示物を準備する。 ◇グループによる発表では、予想に 対する根拠が不明瞭な場合、グル ープで意見を出す。 ◇板書した意見をまとめ、児童とキ ーワード化する。それを視点とし て確かめていくことで、学習問題 を解決していくことを確認するよ うにする。 ☆地方公共団体や国の政治の働きに ついて、学習問題に対する予想や 学習計画を考え記述している。 【思考・判断・表現①】(ワークシート) まと める ○学習感想をワークシートに書き、発表する。 (3)授業観察の視点 ○児童は、新聞記事を根拠に学習問題の予想を考えることができたか。また、資料は適切であったか。 8 板書計画 1/11(水) めあて 学習問題に対する予想を考えて学習計画を立てよう 学習問題 予想 災害が起きた時、区や都、国の政治の働きに よってどのように対策・復旧されるのだろう。 調べる方法 食料等の確保 救助 医療 費用 復旧への取組 日頃から の対策

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