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認 知 症 の 定 義 とは? 認 知 症 は 慢 性 あるいは 進 行 性 の 脳 の 疾 患 によって 記 憶 思 考 見 当 識 理 解 計 算 学 習 などの 脳 の 機 能 が 障 害 され 生 活 する えで 支 障 が 生 じている 状 態 です 診 断 は 病 歴 の 確 認 認 知

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Academic year: 2021

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(1)

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ナース

 

ワゴン

α

No.

37

認知症の方と関わる中でどんな困難がありますか?

 認知症の患者さんが増え、ほかの疾患で入院していても認知症への 対応が看護師に求められるようになりました。症状が患者さん一人ひ とり異なるので、その対応は簡単ではありません。  当院でも、 ●急性期病院なのでゆっくり関わっている時間がない ●ルート類を自己抜去してしまう ●1 人で動き、転倒しそうになった ●何回も同じことを聞かれてイライラした ●厄介だなって思ってしまうことがある ●どのように看護していけばいいのか分からない といった声が聞かれ、「本当はゆっくりと優しく関わりたいけれど、 つい素っ気なく対応してしまう」というジレンマを抱えている看護師 が多くいます。  そこで、本日の学習の目標を以下の 3 点とし、進めたいと思います。

急性期病院に必要な認知症看護について

~事例を通しながら認知症看護について学びを深める~

勤医協中央病院 看護部地域公開講座

2016 年 2 月 2 日(火)/勤医協中央病院みなくる A 主催:勤医協中央病院/参加者:院内 46 人、院外 8 人

講師:勤医協中央病院 認知症看護認定看護師 山上 智子

❶認知症の基礎的な知識を知ることができる ❷さまざまな誘因で起こってくるせん妄について知ることが できる ❸事例を用いて急性期病院に入院する認知症の人の看護につ いて考えることができる

【3つの学習目標】

認知症看護

認知症看護認定看護師 山上智子 (運動器リウマチセンター) 2013 年 兵庫県看護協会 認知症看護認定看護師 教育課程修了 2013 年 6 月認定看護師合格

(2)

認知症の定義とは?

 認知症は「慢性あるいは進行性の脳の疾患によって、記憶、思考、 見当識、理解、計算、学習などの脳の機能が障害され、生活するう えで支障が生じている状態」です。診断は病歴の確認、認知機能を 調べる長谷川式簡易知能評価スケールやミニメンタルステート検査 (MMSE)、CT や MRI などの検査画像などで行います。  認知症の患者さんの中には診断を受けていない方もいます。看護す る中で「もしかして」と思った場合は以下の視点を持って観察してみ てください。 ❶日常生活に支障を来すほどのもの忘れがある ❷計画を立てて、問題を解決する力が低下している ❸家庭や職場などで慣れたことが最後までできない ❹時間や場所が分からない(見当識障害) ❺視覚的に位置関係を理解するのが難しい(食事や椅子に座 る時に戸惑うなど) ❻話したり、書いたりするなど言葉に支障がある ❼物の置き場所を忘れ、それを見つけられない ❽判断したり決定する力が低下している ❾仕事や社会活動から引きこもる ●10気分や性格が変わる

~認知症を疑う  の症状~

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中核症状と周辺症状を正しく区別し理解しましょう

 認知症の症状には「中核症状」と「周辺症状」があります。中核症 状は脳が萎縮し、血の巡りが悪くなったりすることが原因で徐々に進 行します。周辺症状は適切な対応で改善が期待できるといわれていま す。患者さんを十分に観察し、どちらの症状によるものなのかを区別 して認識しましょう。  認知症の患者さんは、「なんか変だ」「よく分からない」「困ったなあ」 「家族がいない」「大事なものが手元にない」など、いくつもの不安を 抱えてしまいます。入院すると健康状態の悪化や治療のストレスが加 わります。  適切な看護を受けられないまま苦痛が続くと、「苦しい!つらい!」 「何でダメなの!」「探さなきゃ!」「あんたが取ったんでしょ!」と いうような怒りや興奮への感情につながります。こうした行動や心理 症状(BPSD)を周辺症状と呼んでいます。  重度になるまでは、嬉しいこと、楽しいこと、悲しいことなどの感 情は残っているといわれています。ですから、看護師から積極的にコ ミュニケーションを取り、良い関係を作って維持し、馴染みの顔にな ることが大事です。症状は一人ひとり異なりますので個別性のある方 法でケアし、患者さんの「できる力」を引き出していく視点も必要に なります。  周囲の人が「また同じ話をしている」とないがしろにしたり、叱り

中 核 症 状

周 辺 症 状

記憶障害

乱暴な言葉を

言う

昔の記憶がなくなった り、数分前・数秒前の記 憶がなくなる

実行機能障害

落ち着きが

ない

調理やトイレ動作の手順 が分からなくなる

見当識障害

夜間の不眠

時間・場所・人が分から なくなる

注意障害

意欲が

なくなる

注意を向けたり維持でき なくなる、お釣りの計算 ができなくなる

失 語

怒りっぽい

言葉を見つけ出したり、 理解することが難しくな る

失 認

距離感が分からなくなる

失 行

着替えや食事の仕方が分 からなくなる

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つけたりすると、患者さんは「初めて話しているのにどうして?」と 不安に感じ、疎外感を強め症状が悪化していきます。  認知症の患者さんの背景や行動の理由を理解するためには「これま でどんな人生を過ごしてきたのか、病気になる前の性格はどんなふう だったのか」を知ることが大切です。

認知症には代表的な4つの疾患があります

 疾患の知識を頭に入れながら、患者さんと関わることがとても大事 になります。患者さんの行動の意味を理解し、進行を捉えることで今 後の経過を予測しケアにつなげることができます。 ●日本で一番多い「アルツハイマー型認知症」  脳内の神経細胞が壊れ、脳が萎縮してしまうことが原因です。新し いことを記憶したり思い出したりすることが難しくなります。いつ発 症したかが分かるとおおよそのステージが予測できるのでケアに生か すことができます。 ●障害の部位によって症状が異なる「血管性認知症」  脳の血管障害が原因で起きる認知症です。障害部位によって、歩行 障害や構音障害、嚥下障害を伴うことがあります。急激に発症し症状 がまだら状に進行、表情が午前中良くても昼には悪くなるという特徴 があります。 ●幻視が出現する「レビー小体型認知症」  レビー小体というたんぱく質が脳にたまることで発症します。はっ きりとした幻視が出現するのが特徴です。気味の悪い人が見えたり、 大好きな演歌歌手が見えるという患者さんもいます。気持ち悪いもの でなければ、無理に消す必要はないようです。小刻み歩行やレム睡眠 行動障害、自律神経症状、起立性低血圧になりやすいとされています。 ●人格や性格が極端に変わる「前頭側頭型認知症」  若年性認知症の方に多いようです。脳の前頭葉と側頭葉が限局して 萎縮するため、人格や性格が極端に変わります。優しかった人がとて も怒りやすくなったり、泥棒したり、隣の家に物を投げ込んだりと反 社会的な行動が増えます。

認知症

患者

能力」

(5)

認知症看護のコツ

●患者さんに考える時間を作ってあげる 認知症の患者さんは言葉が出るまで時間がかかります。本人に質問し た後、少し待ってあげてください。バイタルを測りながら、環境整備 しながらでいいんです。そして、どのくらいのスピードで、どのくら いの言葉の量だったら理解できるかを観察してください。 ●落ち着きがない様子があったら、静かな環境にする 認知症の患者さんは「本当はこのことを考えたいのに」「本当はこん なふうにしたい」と注意が散漫になる傾向があります。視線がきょろ きょろしているなど落ち着かない様子があったら環境を静かにしてみ ましょう。 ●コミュニケーションが取りにくいときは、視線の高さを合わせて話す 抑制が効かないような状態になりコミュニケーションが取りにくいと きには、視線の高さを合わせて話します。ベッドの患者さんと話すと きは、上から見下ろすことになりますので腰をかがめましょう。 ●生活背景を知って、会話に取り入れる 急性期病院の場合、本人から情報を取りにくいのですが、ちょっとし た会話から「どんな方かな」「何に興味があるかな」と少しずつ探り ます。それを会話に取り入れるようにしましょう。 ●短期記憶障害のある方には、会うたびに自己紹介を 名札を見せ、自己紹介しながら挨拶します。名札を見せている時に文 字を見るかどうかもチェックします。会うたびの自己紹介はコミュニ ケ―ションする機会を増やすことにもなります。 ●何度も何度も同じ質問をされたら…… 何度も同じ質問をされたら面倒に思うこともありますが、何度でも返 答する姿勢を持つことが大事です。昔の話を導入しながらケアするの も効果的です。時計やカレンダーが理解できる場合は活用して話しか けましょう。 ●最も大事なのは、問いたださないこと 認知の状態を確認しようと質問ばかりするのはやめましょう。分から ないことばかり聞かれると患者さんはつらくなります。「今、11 時な んですよ、もう少ししたらお昼ご飯ですね」という感じがいいと思い ます。季節や天気の話題はおすすめです。

(6)

●患者さんの多くは高齢者です 認知症なのか、老化による衰えなのかを区別しながら観察しましょう。 生活リズムを把握することも大切です。食事、排泄、整容なども大切 にしましょう。医師からの治療説明が難しいときには、看護師が分か りやすく説明すると安心します。患者さんを挟んでの看護師同士の会 話は、患者さんを不安にしますので避けましょう。 ●急性期病院として 患者さんの体調の変化、BPSD のサインもぜひ見逃さないようにし ましょう。できないことばかりに着目しないで、できる能力を活用す るケアを検討していくということが大事です。

事例から

学ぶ・1

環境を整えたら

食事を取るようになったAさん

 A さんは、自宅で転倒し左大腿骨頸部骨折で入院し手術となりまし た。アルツハイマー型認知症で、オーバーテーブルにお膳を置いても 食べようとしない状態でした。無理に口の中に食事を入れようとする と怒りました。状況を観察してみると、きょろきょろと落ち着きがあ りません。周囲にある枕やタオルを触り、ベッドの下をのぞきこむ動 作も多い状態でした。嚥下状態は良好だったので、注意散漫状態で食 事に集中ができないのではないかと考え、食事のお膳を置き、カーテ ンを閉めましたが食べません。次にテーブルの上や周辺を片付けて、 チャーハンのお皿とスプーンだけを置いて、ほかに気になるものがな い状態にしておいたら、残さず食べてくれました。同じように環境を 整え続けたところ、お膳ごと置いても食事を取れるようになりました。 このように「患者さんがどうしたいのか」を見つけ出して、看護につ なげることが大切です。

患者

け出

(7)

入院中や手術後の認知症の患者さんに起こりやすい

「せん妄」について

 せん妄は全身状態の悪化や不良によって起こる脳の機能障害です。 意識混濁の状況にあって、認知機能や見当識、注意力が障害されます。 急に発症し、「あれ、おかしい」と思っている次の瞬間に元に戻ると いうような変動があります。過活動、過覚醒、低活動を繰り返し、動 作が散漫になったり、じーっとこっちを見ていることもあります。  認知症の人はせん妄を起こしやすいとされています。認知症の進行 に伴って脳機能自体が日々変動しているので、脳自体が「忘れないよ うに」「間違わないように」と頑張り、多大なエネルギーを使ってい るのです。せん妄を疑った場合は原因を探り、取り除く視点が看護師 に必要です。

せん妄を起こしている時には

 せん妄は入院中や手術後の高齢者に起きやすいとされています。そ の原因をアセスメントすることも重要ですが、笑顔の挨拶と自己紹介 で「私は敵じゃないんだよ」ということを示しながら看護することが 大事です。  興奮している場合は少し時間を空けてから関わるといった状況判断 も必要です。注意障害が出ていますので、いきなり接近するのはタブー です。声をかけてから、少し待ってみる。視線を同じ高さにし、優し く労いの言葉をかけて対応する。患者さんが冷静に判断できる状況を 提供することも大切になります。

せん妄のアセスメント

【準備要因】 70 歳以上である、脳の器質疾患や認知症があ るなど 【誘発因子】 疼痛や睡眠障害(手術や入院)など 【直接因子】 薬物、代謝性障害、敗血症、呼吸障害など ですが、せん妄を疑った場合、取り除ける要因を探る視点が 必要です。

認知症

患者

(8)

 B さんは、自宅で転倒し大腿骨頸部骨折で他院から入院してきまし た。前の病院では、尿道カテーテルや点滴のルートを自己抜去するこ とが多く、落ち着かない状況でした。入院当日、補液が終わった後、 ルートの自己抜去をしていました。「どうして抜いたの?」と聞くと「点 滴終わったから抜いたのよ」と答えました。柵を外したりするなど落 ち着かない状態が続いたので、センサーを設置し、術前から手術 2 日 目まで抑制服を着用していただきましたが、2 日目の日中に普通病衣 に戻り、点滴の針や尿道カテーテルを抜くこともなく過ごしました。 その後も落ち着いて過ごし、眠剤や抗精神病薬を使わずに入院生活を 続けることができています。 B さんの言動を観察し「困り事」「不安なことはないか」「気になって いることはないか」「身体症状はどうなのか」をあらゆる側面から考 え対応しました。 大切なのは「初めまして」という言葉を使うこと  まず、あまり近づき過ぎない場所から「B さん、初めまして。 こんにちは」と声をかけます。大切なのは「初めまして」とい う言葉です。「この人は初めて会う人だ」と思うと、記憶障害 がある方も安心します。「こんにちは」と言っているので、「今、 昼間なのかな」と働きかけることもできます。難聴がある場合 は低めの声の方が聞こえます。この方は普通のトーンで聞こえ ました。  「こんにちは」と言った時に視線が合いました。この方はずっ と興奮状態が続いているわけではなかったんですね。 視線を同じ高さに合わせましょう  興奮していない場合は近づいて、視線が合うようにしながら 自己紹介をします。この方はベッドで横になっていたので、ベッ ドの柵の間から覗き込んで視線を合わせ「主任の看護師の山上 です」と声をかけました。名札見せる時に「この字が読めます か」というとなんか失礼ですから、「名札の字小さいですけど 見えますか?」と聞きます。その時に、視力の状態がどうなの

事例から

学ぶ・2

自己抜去を繰り返すBさんを

落ち着かせた看護のコツ

Bさんが落ち着くまででの経過

入院室 ベッドサイドで

(9)

 次に、「痛みどうですか?」とか「どこつらいですか」と聞 くことが大事です。顔の表情や仕草を観察します。「何でこん なに痛いのだろうね?」と聞く患者さんにはここで説明します。 そして「どこで転んだんですか」「どこから来ましたか」と話 の流れで質問します。覚えていない場合は、「ご家族の方から 聞いたんですけど」「先生からのお手紙に書いてあったんです けど」というように前置きしてから伝えると自尊心を傷つけず に会話できます。  見当識についても確認することが大事です。「ここどこだか 分かる?」と聞くと失礼なので、「今何時くらいですかね」と か「先ほど来たばかりで緊張していると思うんですが、どこに いるか分かりますか」「先ほど一緒に来た方どなたですか?」 とか、さり気なく聞きましょう。 慌てない、声を上げない、冷静に  ルートを触っていると「あー!触っちゃダメです!」と大き な声で言ってしまいそうですが、慌てないでください。大勢で ベッドを囲むのもダメです。冷静に「これ何か分かりますか?」 「痛くなかったですか?」と聞きながら早々に処置をし、ルー トの必要性を伝え再挿入を検討していく。慌てないことがとて も大事です。  病室の中もしっかり観察をしてください。窓の位置、明るさ、 時計、カレンダーの有無。本人の好きなもの、愛用のもの。大 部屋がいいか、個室がいいかも聞いたりします。 困り事はありませんかと聞きます  困り事がないかを聞きます。多いのが、「トイレに行きたい」 「家に帰りたい」「おなかがすいた」というお返事ですが、どん な内容でも否定せず、共感して聞きます。同じことを繰り返し 聞いてくるようなら、「どれくらいの間隔で訴えるのか」とい うのを観察します。短期記憶障害なのか、せん妄で混乱してい るのかというアセスメントにもなります。 入院前と入院後を比較するために情報を集めます  検査データや一般状態、病態を把握します。排便・排尿の状 況も確認します。脱水で入院した患者さんがせん妄を起こすこ ともあります。興奮して観察できない場合は、まず体の苦痛を 緩和しながら、時間を置いて観察します。患者さんの背景もケ アマネジャーのフェイスシートやご家族から情報収集します。 入院前と入院後の様子が大きく違う場合はせん妄を疑います。 ベッドサイドで ベッドサイドで コミュニケーションが取れてきたら せん妄を疑ったら

入院前

入院後

比較

情報

(10)

 この方は、アルツハイマー型の認知症で中等度でした。中核症状は、 短期記憶障害と見当識障害。BPSD はなく、眠剤の服用もなく自宅で 過ごされており、排泄はトイレで自立し、着替えも自分でできていた そうです。普段は訪問看護、ヘルパー、通所介護を使っていたという ことでした。  私は、入院前と入院後の様子を比較し、落ち着きのなさが持続して いるのは過活動型のせん妄の可能性があると感じました。元々あった 短期記憶障害、見当識障害によるものに骨折して入院・転院したので 混乱し、不安になっているという状況にあると考えました。  患者さんの情報を集めたら、準備因子、誘発因子、直接因子に整理 し考えていくことが大事です。

認知症看護に必要な視点

【準備要因】 70 歳以上、アルツハイマー型の認知症があっ た。 【誘発因子】 疼痛がコントロールしきれず、強い痛みを訴え ている。テレビが好きなのにテレビは付いてい ない状況。「個室は寂しい」と話す。床上安静 でルート類があり、見当識が低下している状態。 【直接因子】 炎症反応の上昇と発熱があった。

Bさんの「せん妄のアセスメント」

(11)

 認知症の方は困難を抱えながら生活しています。でも、全てのこと ができないわけではありません。重症度や原因疾患、特徴的な症状を 理解してアセスメントし、患者さんの「できる能力」に目を向け引き 出し、一人の生活者として尊厳しながら関わってほしいと思います。  認知症には高齢の方が多いので、高齢者の特徴も理解しながら関 わっていく。「自分の関わりはどうなのかな」「自分の立ち位置はどう なのかな」というところも振り返りましょう。最後に、病棟で認知症 看護に頑張って関わっている看護師さんにちょっとお話をいただきま す。 私は普段看護する中で「3つ」の頑張っていることがあります。 ❶先入観から入らないよう、固定観念を捨てて看護していま す。 ❷不安な入院生活をするに当たって「私はあなたの味方です よ」オーラをめいっぱい出して、患者さんに安心感を与え るように努力しています。 ❸自分の身内だと思って接し、家族の方から情報を得て看護 につなげています。

3 階東病棟 加藤さん

ま と め

患者さんと関わりましょう

一人の生活者として尊厳しながら

参加者

発表

参照

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