1920年代のアメリカ貿易と東南アジア
−低開発経済における輸出拡大の現実−
西口清勝
内 容 I はじめに
Ⅱ 第一次産品貿易の停滞とアメリカ
(1)「バーバラー報告」とR・ヌルクセ
(2)R・ヌルクセとW・A・ルイス−第二次大戦後と1920年代−
Ⅲ1920年代のアメリカ貿易
(1)輸出
(2)輸入
(3)アメリカとアジアとの貿易
Ⅳ 東南アジアとアメリカ
(1)アメリカおよび各宗主国の東南アジアとの貿易
(2)アメリカおよび各宗主国の東南アジアへの資本輸出
(3)英領マレーおよび萬偶インドの対アメリカ輸出増と植民地経済の現実
Ⅴ 展望−今日の東南アジアと日本−一
I は じめに
今日とある意味で極めて類似した1920年代のアメリカ貿易−東南アジア との関連−をとりあげることによって,東南アジア「開発」論に対する一 っの反省材料を提供すること,これが小論の目的である。
考察は低開発国の輸出停滞をめぐる議論をもって始められる。
Ⅱ 第一次産品貿易の停滞とアメリカ
(1)「バーバラー報告」とR・ヌルクセ
第二次大戦後の世界貿易が,先進国間の貿易(「水平分業」とも呼ばれ
る ) の 急 速 な 拡 大 に 対 し , 先 進 国 と 低 開 発 国 の 問 の 貿 易 (1m:直分業J)およ び 低 開 発 国 聞 の 貿 易 が 停 滞 す る 傾 向 に あ る 乙 と を 特 徴 と す る こ と は , 今 日 で は 周 知 の こ と で あ る が , こ の 傾 向 を は じ め て 指 摘 し た も の は 「 ハ ー パ ラ 一 報 告1)Jであった。
そ し て 1 " ハ ー パ ラ 一 報 告 」 を 用 い て ( 第1お よ び 第2表表参照),低閃
手 命
F命
ti~ 1表工業国および非工業国の輸出数韮指数 (1928年=100)
1955{~ 19571ド 工 業 諸 国 の 輸 出 (a)
非 工 業 諸 国 の 輸 出 (b) 138 151
内 司{
(1)石 山; 479 (2) その他のすべての第一次庄品 118.5 (注)(a) O E ECの欧州諸国,合衆国,カナダおよび日本
(b) ソ述図を除くその他の諸国
(出所)G.A. T. T., Trends in International Trade, Geneva, 1958.ただし,R,Nurkse, Equi1ibrium and Growth in the World Economy, 1961. p.291.河村他訳「世界経済の均衡と成長J,昭和 42年, 337ページによる
(1) 第2表:世界の貿易額に占める非工業諸国の百分比
(%)
石油輸出国を合む 石油輸出国を除く 1928年 1957年 1928年 1957年 出 33.8 31.3 32.2 24.4 入 28.0 35.0 26.9 30.4 (注)(1) ソ述国全域のqi命出入を除く
(出所 G. A . T . T. op, ci t .ただし, R. Nurkse ,op, cit. p .292. 河村他訳,前J昌吉, 338ページ
発国の輸出の停滞の原因を考察し,低開発国がとるべき政策を提起したの は, R'ヌノレクセであったD
(2) R・ヌノレクセとW・A・ルイス一一第二次大戦後と1920年代一一 ヌノレクセは, 19世紀(実は, 19世紀後半から1914年まで)と20世紀(実は,
第二次大戦後)の世界貿易の長期趨勢を対比することで問題点を鮮明にする という方法を採った。趨勢の一つは, 19世紀においては貿易の拡大率が経済 成長率をうわまわったのに対し, 20世紀には,その逆になっていること,趨 勢の二は,第一次産品の輸出が製造品の輸出より急速に拡大したのが19世紀 であったのに対し, 20世紀では逆になっている乙と,であった。
以上の長期趨勢をふまえてヌjレクセは,第一次産品の輸出拡大を主導力に して低開発国が経済成長(経済開発)を行う乙とが可能であった2)19世紀と ちがい, 20世紀には第一次産品の輸出停滞がおこっている(その原因に関す る彼の説明については,後出のリスト参照)のであり,低開発国は,第一次 産品の輸出に代わる他の政策を採らねば経済成長(経済開発)を行えないと
して提起したのが輸入代替型工業政策であった。
しかし,既にふれたが,ヌノレクセは20世紀と言っているけれども,宍際に 彼があげている(また,関心を持っている)のは,第二次大戦後の経験に限 られているoそして実は,第二次大戦後をまたずとも,第一次産品の輸出停 滞はおこっていたのであるo
この点は, W・A・jレイスによって指摘されている。第一次大戦前の40年 間において,第一次産品の生産の累積年増加率は3.2;;ぎであったのに対し,
貿易のそれは3.496であった。しかし,大恐慌後はもちろんのこと, 1920年 代においても,国際貿易は第一次大戦前の地位を維持できなくなり,1913年を 100として, 1926‑29年の平均をとると,第一次産品の生産指数は125である のに対し,貿易のそれは118にとどまったのであった3)
ところで,ここで興味のあることは,第二次大戦後と1920年代において,
第一次産品の輸出停滞がおこったことの原因として,ヌノレクセとノレイスがあ げている要因が酷似していることである。
第一次産品の輸出停滞の要因に関するヌノレクセ の ス ト 同Jレイスのリスト
① 先高進度国の軽工業から主工業への庄業杭造
の 化 ① 先進国の成熱経済化
② サービス需要が原料需要より拡大がはやし可 ② 同 左
③良産物の所得弾力性の低位 ③ 同 左
④ 先進国の民業保設主義 ④ アメリカの良J宝物輸出柿即J
⑤ 原料使用上の節約 ⑤ 同 左
@ 合成品の閃発 @ 同 左
( R M s e,op cit,pp山 95 河村他訳前担:;!}, 339‑340ページおよび) W. A. Lewis, op. cit, pp.181‑186,石IIIな{也訳, iiij 1日告 236‑240ページ
そして,両者とも,輸出停滞の主原因を需要側(需要不足)に求めている のである4)。両者の言うところを問いてみよう。
ヌノレクセは次のように言う,
「もし今日の世界貿易の統計だけを切り離して考察するなら,低開発国の 第一次商品輸出の遅れは何かつぎの 認定"の問題のようなものを捉出する かもしれない。すなわち,遅れはこれらの固にとって外部的な需要側の要因 によるものであったろうか,あるいはこれらの国自身の供給の限界によるも のであったろうか。その背景にある主要な諸要因(前出リストのこと一一一引 用者)を知っているから,われわれはこの遅れを,大きな工業的行H~者から 発生する海外需要の相対的停滞を主として反映するものとして取扱ってきた。
若干の場合には,生産国の供給但IJに限界をもたらした国内政策も作用してい たことは否定できない。しかし,このような政策はしばしば第一次輸出品に 対する需要条件が相対的に不利なことの反作用と解釈できるO 5」〉
一方, )レイスは次のように述べている,
「統計が強要するところにしたがって,第一次産品の貿易と製造品貿易と が,一方に対する需要が他方に対する需要から発する賠買力によって制限さ れていることを示すような形で結合していることをひとたび承認するならば,
われわれは第一次産品に対する需要を独立のかっ支配的な原因と好ーさざるを
得なくなるo群小諸国が大工業諸国に生じたことによって制約されるという 乙とは,後者が第一次産品諸国に販売しうるものによって国際貿易における 需要を制約されるという乙とよりもはるかに実情に近いからである。
両大戦間期における貿易の低水準は第一次産品諸国における製造品需要の 低下によるのでなく,工業諸国における第一次産品需要の成長率の低位によ る,とわれわれが結論するのは,乙の理由のためであるo製造品貿易の低下 は関税のためでもないし,新興諸国の工業化のためでもない口製造品貿易は ひたすらに工業諸国が第一次産品を購入することあまりに少なく,また購入 品に対して支払う価格があまりに低かったがゆえに低位だったのであるoそ れゆえ国際貿易の減退を理解しようとするのであれば,注目すべきは工業諸 国の第一次産品に対する需要と彼らが支払った価格とである6)0 J
両者の聞には,前者が「水平分業」が拡大していく下での第一次産品輸出 の停滞,後者が製造品貿易を含めて世界貿易全体が停滞する中でのそれとい う相違はあるけれども,ともに第一次産品の愉出停滞に関し強力に需要不足 説を展開しているのである。しかし,その具体的論拠は,前掲のリスト一一 そこでは第4番目の項を除き,一般的・技術主義的説明しか与えられていな い一一以外に求めねばならないであろうO 結論を先取りして言えば,それは 世界経済=貿易に占めるアメリカの地位の問題であるD
「ノ、ーノマラ一報告」に論評を加えた論文の中でヌルクセは,
「世界工業生産において,アメリカのシェアの高まったことが,アメリカが 貿易とりわけ原料の輸入に依存することが少ないだけに貿易の趨勢に影響・を 及ぼしたのoJ
と述べ,第一次産品の愉出{宇治?に関する要因は前掲リストでは6つあげて いたが,この論文では7つの要因をあげていた。即ち,アメリカの世界経済 ニ貿易に占める地位の向上という 1つをつけ加えていたのであるo
一方, }レイスも,世界の生産・価格および、貿易の長期趨勢を扱かった論文 で, 1881年'"'‑'1913年の問では,第一次産品貿易と製造品生産高との問に一一一 アメリカを加えても一一相関関係がみられたのに対し, 1920年代に入ると,
アメリカを除くのでなければ,相閃閃係はもはやみられなくなるのであって,
このととは,第一次大戦中にアメリカ経済一一自給自足的なーーが発展し,
世界経済=貿易に占める役割が大きくなった結果,第一次産品貿易に遅れが みえはじめた乙とを示すのであると指摘しているのである8〉O
第一次大戦後,アメリカがイギリスにとって代わって(完全lこではないに せよ)世界経済の中心国となった1920年代と,完全に世界経済の中心国とな った第二次大戦後において,第一次産品の輸出停滞が生じていることが以上 で明らかになったが,このことは,低開発国の輸出の停滞(したがって,経 済開発の困難)について考える場合, 1920年代のアメリカ貿易を研究するこ
とが必要であることを示していると思うのであるO
m 1920年代のアメリカ貿易 (1) 輸 出
1920年代のアメリカ貿易の概簡を示しているのが第3表であるが,一見し 節3去 1920年 代 の ア メ リ カ 貿 易
(W.位 100万ドル) 年 度 │ 総 輸 出 |再輸 IlJ~除く │ 総 輸 入 貿 易 差 額
1913 2,466 2,429 1,813 tサ 653 1919 7,920 7,750 3,904 (+) 4,016 1920 8,228 8,080 5,274 什12,950 1921 4,485 4,379 2,509 同 1,976 1922 3,832 3,765 3,113 ドj 719 1923 4,167 4,091 3,792 (吋 375 1924 4,591 4,498 3,610 什) 981 1925 4,910 4,819 4,227 サ( 683 1926 4,809 4,712 4,431 (十) 378 1927 4,865 4,759 4,185 十け 681 1928 5,128 5,030 4,091 十(j,1037 1929 5,241 5,157 4,399 サ( 841 1930 3,843 3,781 3,061 (+) 782 (注)企,銀の陥出入を除いたj{ii品輸出入のみ。
(UJ所)U. S. Dept. of Cmmerce, Historical Statistics of the United States, 1789~1945 , A Supplement to the Statistical Abstract of the United States, 1944, p.244.
て明らかなことは,その貿易収支が,恒常的に大幅な黒字であることである。
乙れは,同じ世界経済の中心国といっても,第一次大戦前のイギリス一一貿 易収支は大幅な赤字であり,その赤字と大量の資本輸出を,海外からの利子,
配当収入と海運収入とでまかなうというパターンーーとは対照的である。ま た,この貿易収支の黒字が輸出の伸びによるものであることは,第一次大戦 後,アメリカがイギリスに代わって,世界輸出において最大のシェアを占め
るに至ったことからも明らかであろう(第4表参照)。
第4表 世 界 輸 出 額 に 占 め る 各 国 の 比 主 (タ~)
I 1913年 I1似 年 I1仰 年 I1933年 │ 四37年 lm年
アメリカ 13.3 16.5 15.6 11.0 12.6 13.5 イギリス 13.9 13.0 10.8 10.4 9.9 10.1 フランス 7.2 8.0 6.0 6.0 3.7 3.9 ド イ ツ 13.1 5.7 9.7 9.9 9.1 10.0(1) イタリア 2.6 2.3 2.4 2.7 2.7 2.4 日 木 1.7 2.7 2.9 3.1 3.5 3.3 ベルギー 3.8 2.4 2.7 3.3 3.3 3.2 オランダ ...... ...... 2.4 2.5 2.4 2.5
(注)(1) オーストリアを合む
(出所)Laegue of Nations, Memorandum on Balance of Payments and Foreign Trade Balance, 1911‑25および do.,Review of World Trade, 1938.ただし, D. D.ミシュスチン監修,西沢 13犬沢「世界貿易論」昭和18年, 256ページによるO
ところで,アメリカの輸出において,食料および原料の比重が大きい乙と は,しばしば指摘されてきたことである9)が, 1920年 代 に は , 製 造 品 のiq命 出も急速に増加していったのであり,それも以下検討するように,耳11乙泣的 に拡大したのみならず,その内実においても,アメリカは,第一流の工業国 ないし工業品輸出国となっていったのであるD
H'ティジンスキーは,世界製造品貿易を研究するにあたって,まず, Z存 6去にかかげた 11カ国をとりあげ(それら諸国は, 1901‑38年の期間におい て,世界製造品目p,の80‑85必を占めていた) ,次lこ向品分類の3つの基準
おí~5表:1920年代アメリカの輸出向品枯成 (タ~) 年 皮 │ 原 ~4 食 t4 占 製 品 │ 完 製 品
1913 30.5 20.7 16.8 32.0 1919 20.9 34.1 11.9 33.1 1920 23.3 25.2 11.9 39.7 1921 22.5 31.0 9.4 37.2 1922 26.2 27.8 11.6 34.3 1923 29.5 20.5 13.8 36.1 1924 29.6 21.5 13.6 35.3 1925 29.5 18.5 13.7 38.2 1926 26.8 17.8 13.9 41.5 1927 25.1 18.6 14.7 41.7 1928 25.7 15.1 14.2 44.9 1929 22.1 14.6 14.1 47.2 1930 21.9 14.3 13.6 50.2 (出所)U. S. Dept. of Commerce, op. cit. p.246より算出。
! :
j16去:世界製造品輸出に占める各国の比重, 1899‑1937年 (%)
I 1899年 │ 間 年 I 1929q~ I ω
ア メ リ カ (+) 8.4 11.2 12.6 19.6 29.1 日 本 (サ 5.7 1.5 2.4 3.9 7.2 3.3 カ ナ ダ うか 4.7 0.3 0.6 3:5 5.0 6.1 スエーデン {叶1.5 1.0 1.2 1.7 2.5 2.7 ベ ル ギ ー 什10.3 5.6 4.9 5.5 5.9
ド イ ツ (サ 0.2 22.2 26.4 21.0 22.4 7.1 イ タ リ ア 一(10.1 3.7 3.6 3.7 3.6 3.8 イ ン ド (寸 0.2 2.3 2.4 2.4 2.1 2.9 ス イ ス ト11.0 3.9 3.1 2.8 4.0 フ ラ ン ス │ 卜19.4 15.8 12.9 11.2 6.4 10.2 イ ギ リ ス 一(110.1 32.5 29.9 23.6 22.4 25.0 100.0 (注)(1) 1950年の数値は,アメリカの軍事援助に基づく輸出が合まれている。それ
を除けば,アメリカのシェアは27.7形に低下し,イギ、リスのそれは25.596 に上昇する。
(山所)H. Tysynski.、WorldTrade in Manufactured Commodities, 1899‑1950, タ The Manchester School of Economic and Social Studies, Vo1.XIX‑No. 3. Sept. 1951. p.286.
一一(a)商品の使用価値 (thenature of the materiaI), (b)生産の陪悌 (the stage of production) , (c)商品の最終使用 (final use)一ーのうち,国際 的な産業立地に重点をおくとの立場から, (b)の生産の階梯を軸に,各国の貿 易統計を17の商品グループに再分類した10)。
その研究結果は,第7表に示されるように,世界貿易の椛造変化に従って,
17の商品グループが,自動車,産業設備,電機,鉄鋼等そのシェアを拡大し ていったもの,化学,雑品(皮草,ゴム,木材,紙等) ,非鉄金属等ほぼそ のシェアを保ったもの,および,服装品,織物等そのシェアを低下させてい ったもの,の3つに大きく分かれることであった。 17の商品グループ。が以上
第7表:世界製造品貿易に占める各商品グループのシェア (タ;5) 商 品 グ ノ レ ー プ 10誌と態。)11899年 11913年 11ω年 l四37年 lm年
(A)拡 大 ~'I
⑮ 白 劫 サ(0.232 0.4 3.3 8.4 9.4 11. 8
⑤ 産 業 設 仙 (+) 0.140 6.1 7.9 9.1 10.8 13.6
⑦ 電 4議 同0.094 0.9 2.4 3.8 4.7 5.7
① 鉄 鋼 十(10.050 6.0 7.7 7.8 9.9 8.1
③ 良 ~~ ン円、 十(10.036 0.9 1.2 1.7 1.4 3.1 (B)安 定 ~.~
③ 化 よと 十(10.017 8.3 8.1 7.7 9.1 9.0
⑤ ~~ít 日仁日1 同0.011 5.7 6.1 7.0 6.7 6.0
② 非 鉄 金 日 0.000 4.7 5.4 4.5 5.6 4.7
④⑬ 減非手ム干$1金少iカ属フメ原?イラ~~ 料ノレ →(け00..000169 23..57 23..36 23..65 23..25 22..15
(c)
⑬ その他li圭金日 →(0.021 7.4 6.5 6.1 7.2 5.8
① 鉄 道 , 船 舶 け0.022 4.2 3.7 2.8 2.4 3.5
⑪ アノレコーノレ,
タノイコ →(0.026 3.5 2.3 2.1 2.4 1.9
⑬ その他完成財 寸(0.055 4.7 3.8 3.1 2.4 1.9
⑬ 服 斗~I;・ 1『1111 寸(0.096 6.9 6.3 5.4 3.2 2.2
⑫ 治 4却 →(0.333 33.5 28.8 24.1 18.9 17.3
⑪ 未 分 gj'j 0.6 0.6 0.3 0.2 0.8 1100.0 1100.0 1100.0 1100.0 1100.0 (tU所)H. Tysynski. op. cit. p.2B2.
の よ う に 三 分 化 し て い く の は ほ ぼ 一 貫 し た 傾 向 で あ っ た が , こ れ を , 国 別 に あ て は め , と く に 顕 著 な 傾 向 を 示 し た5カ 国 を と り あ げ て 分 析 し た の が 第8 表 で あ るo
‑
第6表 だ け を み て お れ ば , 1920年 代 の 製 造 品 輸 出 に お い て , ア メ リ カ は , 第8表 各商品ク、、ノレーフ。における各国のシェアの増減, 1899‑1937年
(96)
│ 日 本 │ カナダ│アメリカ│フランス│イギリス 仏)拡 大
勤 型工li(1)
⑬ 自 (+) 1.8 同 3.2 什122.5 H 15.8 (寸 6.6
⑥ 産 業 設 備 (+) 2.7 吋( 0.8 什1 7.2 ト1 4.5 ト)18.1
① 欽 銅 同 3.2 什11.0 什1 9.5 (+) 3.0 (‑) 29.4
⑦ 屯 事長 (サ 3.8 同 1 .9 (寸 3.0 (→ 2.1 ト110.7 計 同 2.7 (吋1.9 t叶13.6 (寸1.7 付 22.9 (B)安 定 型
⑤ 雑 口口口 付 3.4 (サ 22.7 ト1 6.2 ト111. 9 (サ 2.1
@ 非 鉄 金 属 ト12.6 (寸‑)28.4 (→ 20.6 ト1 8.5 け 2.1
① 化 学 十(11.6 (サ 2.4 (+) 4.1 ト1 2.2 け 5.4
@ 良 %~ y日、 什1 0.3 (サ 2.7 (サ 2.1 ト11.2 (寸 22.7
⑬ そ の 他 軽 金 属 帥 4.2 (サ1.3 (→1.2 ト1 7.4 ト1 6.8
@ 告非カ知メ金,ラ フイノレム, 十け 6.8 (+) 1.6 十(113.9 付 16.9 (+) 6.9
④ 民 原 料 (+) 5.8 (+) 0.3 fけ 8.0 一(110.4 同 4.4 計 帥 2.6 (サ 10.0 (→ 0.4 H 8.2 付 2.6 削 減 少 ~l
⑪ アノレコーノレ, タ
/~コ (サ1.4 うが 8.6 計)26.9
@ 鉄 道 , 船 舶 (+) 5.9 (+) 0.6 (→ 3.4 (+) 0.3 け 27.9
⑬ そ の 他 完 成 財 十(111. 0 川 0.4 同 2.8 (‑) 11. 1 (サ 3.8
⑬ 服 2sf氏 ,¥ 口口口 十(121. 3 (+) 4.7 的 5.4 一(127.1 け 1 .6
⑫ 織 物 計十 16.8 (サ 0.2 十(11.0 ト1 8.2 付 8.8 (
サ 14.7 付 1 .5 (サ1.0 (寸 11.0 付 5.4
考'1'.0会L、 │ 付 6.21付 4.51同 3.4I什 7.81 付 8.6
(注)(1) 1899年においては,⑬自動車は,自転車が中心であったので, 1937年 と 1913年との各国のシェアのi自滅をみると,日本川1.7,カナダ(+)2.9,アメ リカ帥30.4,フランス(‑)24.4,イギリス(+)0.4となり,イギリスを除けば,
m卦に変化はない。
(出所)H. Tysynski. op. cit. p.290.