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研究分担者

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Academic year: 2021

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(資料8)

研究要旨

本研究の目的はがん患者および、その家族向け情報の作成ならびに提供体制を構築する ことである。がん関連学会、患者会や地域がん拠点病院が最新で正確な情報の作成と、そ の提供のために協力体制を検討するためのものである。

厚生労働科学研究費補助金(がん政策研究事業)

分担研究報告書

将来に亘って持続可能ながん情報提供と相談支援の体制の確立に関する研究

研究分担者 近藤俊輔 国立研究開発法人 国立がん研究センター中央病院 先端医療科 医員

A.研究目的

がん治療、特にがん化学療法および緩和 ケアの患者・家族向け情報の作成ならびに 提供を継続的かつ組織横断的に行える体制 を構築する。

B.研究方法

分担研究者の所属する日本臨床腫瘍学会 が認定するがん薬物療法専門医が情報の作 成およびその提供する方法について検討し、

協力することにより永続的に最新で正確な 情報の作成が可能となる可能性について検 討する。

C.研究結果

これまでに日本臨床腫瘍学会から発行さ れた診療ガイドラインは専門医のための診 療指針となるエビデンスを抽出し、実臨床 において実用性のあるものである。一方で がん患者および家族向けのガイドライン

(ガイダンス)については未だ作成されて いない。患者および家族向けのガイダンス については最新(少なくとも年に数回の改 訂が必要)であることが求められる。診療ガ イドラインの改訂についても 5 年以内にな されていない現状を考えると、最新の情報 をガイダンスとして更新することは簡単で

ないことがうかがえる。そのため本研究班 における患者および家族向けの情報の作成 並びに情報提供の体制に各学会はじめとす る各団体が協力し作成することは極めて意 義が高い。一方で、海外の事例を参考にする と NCI や NCCN の発行するガイドライ ンやガイダンスは極めて高頻度に改訂され るとともに新たな情報の提供がなされてい るが、高い予算を必要とすることは現実で ある。また、BMJ 2018; 360 に

NCCN

ガ イドラインのエビデンスレベルに意義を唱 える研究が報告されるなど、その品質管理 を行う体制を構築することは容易ではない。

【研究の実施経過】

患者向け情報提供としてがん情報対策セン ターの更新に対して各団体が協力し、一部 内容の更新を開始した。この更新に当たり、

必要する情報の抽出(Question) 、その選定

(Selection)、情報の作成(Writing)、査読

(Review)と認定(Accept)の手順を設定 した。

D.考察

研究により得られた成果を永続し実施する ためには、体制(System)のコンセンサスが 必要である。一方で予算については確保され ていないことは今後の課題である。

54

(2)

E.結論

国民に対してがんに関する情報の提供を 行うことは重要である。しかしながら、その内 容は正確・最新であることが必要である。そ のための体制の確立を目指すものの課題は 多い。

F.健康危険情報 該当なし

G.研究発表 1. 論文発表

2.

学会発表 なし

H.知的財産権の出願・登録状況(予定を含 む。)

1. 特許取得 2. 実用新案登録 3.その他

なし

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参照

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