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論文審査の結果の要旨及び担当者

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Academic year: 2021

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論文審査の結果の要旨及び担当者

報告番号 博(医)甲第 1278 号 氏 名 近藤 正道

主査教授 関根 一郎

副査教授 兼松 隆之

副査教授 伊藤 敬

論文審査の結果の要旨

1. 研究目的の評価

若年者の肺腺癌における

p53

蛋白と血管新生の関連を明らかにするために、若年 肺腺癌手術例を収集し、p53、VEGF、CD34、及び増殖能の指標である

PCNA

につ いて免疫組織学的に検討しようとした研究目的は明確である。

2. 研究手段に関する評価

40

歳未満の若年者肺腺癌

20

例の収集、対照とした

65

才以上の症例群の選択、種々 の免疫染色、その解析方法、予後の検討と研究手段は妥当であった。

3. 結果・考察の評価

結果、若年者群では女性が多く分化度が低いこと、

p53

の陽性率は低いこと、

p53

発現による

VEGF

発現上昇には年齢差がないこと、若年者肺腺癌の腫瘍内血管数は 増加しとくに

p53

陽性例で増加していること、若年者群では

p53

発現による

PCNA

陽性率の増加が認められること、若年者群において、p53陽性で

VEGF

が上昇して いた症例は予後不良の傾向にあることなど明らかにし、

p53

発現と血管新生の強い 相関が若年者肺腺癌の予後に影響し得ると考察している。

これらは肺癌研究に貢献すること大であると評価し、審査委員は全員一致で博士

(医学)の学位に値するものと判断した.

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