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体育科教育における教育実習の
現状と問題点
保健体育科
体育科教育法研究室大西国男 八千代第一中学校大崎
昇1 体育教育と教師への期待
学校においては,ゆとりのある教育や楽しいスポーツへの指向が強調され,正課体育は勿論のこと課外 スポーツの充実が期待されている。これらの事に最も関わりの深い体育教師は,いわゆる従来の教師(体 育教師像)のイメージから脱するばかりでなく,教師の本来的な役割や機能について考えなおすべきとき である。
1)新しい教師像への期待
教師の職務内容の整理が必要であるという声の中で,学校教育と社会教育の関連や,いわゆる課外体育 活動と社会体育活動の接点などで,教師(殊に体育関係の教師)の役割や機能を検討する必要があると考 える。ここでは生まれようとする新しい教師像について,その時代の教育課程の研究とそれの実践によっ て,新たな活動領域を開拓し,それに応えるために不断の努力を続ける教師の中に「期待する教師像」を 考えてみたい。
U)教育活動の発展的実践に当って,実情と可能性を展望しながら「学校体育を展開するなかでどのよ うに課題に取り組んで行くか」。そのために子どもと一緒になって,そして子どもの研究を通してその潜 在的能力を引き出し,伸ばす努力を重ねる教師であること。一番肝腎である「体育好きの子ども」にさせ
ることを狙う教師でありたい。
(2)授業の専門家として「教師の塵払性」を体育教育に求めて教育に専念し,体育教育の実践者として 子どもと教師の発展の可能性を追求し,努力する教師でありたい。
(3)そして若さを失なわず,創意と工夫によって授業とM修に意欲をもやし続けること。子どもを大事 にすることを願う教師であることを期待する。
2)課題への取り組み方
学校体育の展開の中で,よい授業でありたいために,教師の基本的な取り組み姿勢はどうあることが望 ましいだろうかについて考えてみたい。最近では「効果的指導」 「楽しさを味わわせる体育」 「よい授業,
わかる授業」はどうすればよいかという研究課題がよく掲げられている。これらのテーマは,心理的側面 や行動的側面と深い関連をもつ事柄であり,同時に自主自発的側面と環:境条件的側面で密接に関連するな かで,はじめて期待できる内容をもつものと考える。
(1) 「効果的指導jといえば,技能を高めるに当って,その到達に効果を期待できる指導法はどうあれ ばよいかということである。「興味や意欲を持たせる」ための工夫は,子どもが学習活動に参加するに当 って,いかに適応行動を持たせるかである。それはすなわち,学習活動が活発(効果的)に行われるため
には 学習者を欲求状態にさせることが重要であるという定見によるものである。
体育の授業では,子どもの一人一人がその欲求を満足させながら,環境の諸条件に調和的な関係をもつ ように反応する過程が,体育の学習活勤に適応した授業であると考える。この適応行動に深い影響を与え る要因は,学習者の態度である。態度は行動そのものではなくて,行動への準備段階であるといえるから そこにこそ学習者に興味や意欲を持たせるための工夫を求めるべきである。
(2) 「ひとりひとりが楽しさを味わうことのできる授業」では,自己の能力的自信が着目すべきポイン トである。 「一見して楽しそうに活動している」とは教師や他の者が見て感じる事であって,子どもの一
人一人は楽しさを味わっているか,どうだろうかということが課題となるであろう。一人一人といえば,
個別,能力別,余裕をもって,他人から強制されないで活動することに思い当るのである。
楽しさを軸とする体育の授業を行うために必要な条件は「与える体育から求める体育」へと進めること であり,子どもが「楽しさ」をどんなところに求め,どんな場面でそう感じるかを研究することである。
それは「自己信頼」 「運動欲求の満足」 「競争や協力」 「楽しい雰囲気」などによるものであり「楽しそ うな授業」そのものではないのである。
(3) 「よい授業,わかる授業」とは,教科教育の場合にいう言葉である。よい授業という基準は明確な
・法則を持つことが困難であるが,学校体育を展望するとき,その根幹に脈絡するものは体育の目標がはっ きりと把握できた授業の展開であろう。体育の目標について異論があり,それが魅力的,漸新的に聞こえ えることがあっても,それも具体的に十分整理され組織されたものになっていない。そのような「あいま い」な目標で授業は行なえないのであって,ここではっきりと指導要領や指導内容の「ねらい」を確認し ておくことが必要である。
学習指導の展開に当っては,この目標を満足するための課題として教材の精選指導は必須の要件であり,
運動の研究と子どもの研究は,教師が授業の専門家として指導力を発揮するための必須の条件ということ ができる。
①従って,授業への取り組みの基本は,題材や教材の「ねらい」をはっきりと見極めることである。
②そして,教材の特質を分析し,指導過程の構造化を図り,どんな順序で子どもが技能を身につけ
て行くかをとらえる努力をすることである。③具体的には,運動の領域や学習内容について,主体的,創造的な学習の進め方によって,個人の
必要や欲求の期待に満足が与えられるような取り組み方を課題とすべきである。(4)体育授業の展開に当って,その「かなめ」となるところをはっきりとおさえることである。それは 良い授業の在り方に当てはまる事柄である。
①題材や教材の「ねらい」をはっきりと把握すること。教材を克服し技能を修得すること。発育・
発達と体力づくり。創造性と豊かな人聞性の育成を期することである。「ねらいと内容の一体化」
②課題の解決や新らしい経験に対して,適応と高まりを期して立案し,指導を展開することである。
「やる気にさせること」
③一人一入に満足を与えること。個人の要求や期待に満足を与え,課題の克服に満足が得られるよ
うな取り組みをすることである◎ 「体育好きにすること」子どもが全力を発揮できるような場の設定や,指導法はどうあればよいのか。効果的指導とは。興味や 意欲を持たせるとは。楽しい体育の授業とは。技能の劣る子の指導とは,どんな観点から考えてみるべき
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点
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であろうか。このとき「やる気を起こさせる」ということは「できそうだな」 「面白そうだな」という見 通しを児童,生徒に起こさせることである。
3)授業の専門家としての教師
教師が専門的職業従事者として身分の保障を受けている現代においては,教師の生活意識や職業意識は,
教師の主体性の問題や真に教育者としての自己発見を迫られる事柄である。過去の通念や教職観.の成立に ついては,歴史的経過における学制や教科課程,教育観や教育思想によって形成される面と,社会生活に おける官僚主義思想に左右された面が多かったということができる。それ故に,伝統的教職観というもの についても,批判的でなければならないであろう。
授業の漏壷家としての教師を考えると
(i)教育に專念できる教師であること。教育に専念できる教師とは,人間の可能性を信じて,焼まない 日々の実践のうえにも無限の拡大と質の変革を心がける教師である。
(2)科学性に立脚した学習理論によって,実践できる教師であること。実践のできる教師とは,それぞ れの分野での専門的なカを押し進めて行くばかりではなく,教師の人格が教育効果に決定的な意味を持つ
ものだと考え,教師の人間観,教育観に立脚する実践が,教職に対する自覚や使命観に支えられることを 心がける教師である。
(3)三門家というにたる教育技術,臨画的技術を持つこと。たとえば,授業観察や授業研究法,実験実 習や授業分析法の研究に專念できる教師であること。専門家としての教師とは,どこまでも自分の仕事に 無限の可能性を追求し,そうすることによって自分を專門家にし,専門家による専門的な仕事を可能にす
ることを心がける教師である。
単に一般的な知識技能を教え,形式的な生活訓練を指導するばかりでは,専門家とはいえないであろう。
専門家の仕事というものは,だれにでもできるものではない。
4)広い視野と若さと創面工夫
教師は,若さと創意工夫を忘れないように心掛けるべきである。若さを忘れることは教師の生命を消耗 するものと考える。体育好きの子どもを育てるための必須の要件は,教師の若さと人柄である。課題の克 服を考え子どもをやる気にさせるために,教師は研修意欲を持ち続けることであり,それによって教師自 身の自己成長を可能にする。
U)何か計画を立てS研修しようとすれば,時間をつくる必要がある。しかし,いまやっている毎日,
毎時の授業の中に研修がある。研究グループも必要であろう。優れた協力者は自分の隣りに在り,そこか ら出発すべきである。
(2)子どもに楽しみと喜びを与えることが,放従と不規律にならないことである。秩序と規律は授業に 活気と活力を与え,創意工夫は子どもを応えらせる。
(3)教師は広い視野を持つべきである。世間のことに十分関心を示すことであり,政治,経es ,労働問 題等に関する生活意識の問題を考えることである。知識も行動力も人間と人類のために,その基本的人権 の尊重と人間の価値を認識するところに置くべきものと考える。
(4)現実の社会や生涯生活の中で,生きる権利意識とそれを実現する力を育成することである。すなわ ち,民主的な運動文化の在り方を社会科学的角度から研究して行くことが必要である。これは,文化とし てのスポーツの立場にたって,よりよいスポーツ文化の育成や社会の建設に向かえるような学習内容を整
えてやれる教師のことである。
高度な理論や観念論よりも,身近かな実践活動を忘れない教師であること。そして,スポーツを生活の 中に取り入れて実践できる子どもであり,よりよいスポーツ活動を可能にする社会的条件をつくり出すた めに,自らも立ちあがることができるようなそんな体育認識をもち,実践できる社会人に成長することを 念願する教師であることを期待するのである。(大西)
2 教育実習への基本的取り組み
教育実習は,教員養成コースのカリキュラムの中に位置づけられた(必修)現場的実験実習の場である。
従って,教育実習に参加する前に大学で履習する專門,教職課程及び教科教育法と,学生の履修状況とは 深い関係がある。考えてみれば,過去の教育実習の実感としては,大学において学んだ事柄を教育実習の 場で実地に応用することで,大学における教育は一応終了したと考えるための課程として位置づけられて いたのではないか。従って,実際の指導は附属学校をはじめとする協力学校の教官に一任して,大学教官 は直接的には責任を負うことはなかったという見方ができるであろう。
教育実習について,その意義や方法に検討を加え改善に努めることが,教員養成学部の責務と考えれば,
.大学教官の無責任は許されなくなる。すなわち,学生が大学教育のなかで修得した知識を,教育実践の場 (とりわけ学校教育の中核である授業の指導法)で,どれだけ役立てることができるか。また,実習の中
で活かすことができる教育的識見をどれだけ養うことができたかに責任を持つことである。
従って,教育実習に参加する以前に,どの程度の教職教養や専門的知識技能を修得しておくことが望ま しいかということが,教育実習実施計画の前提とならなければならない。それは,実習内容と実習参加年 次,時期,実習期間,実習方法(基本実習,応用実習,附属学校並びに協力学校における実習の在り方等)
と深い関連をもって考えるべきことである。
教育実習を教員養成学部の教育全般の中に積極的に位置づけようとすれば,必然的に大学教官の指導役 割の中で「教育実習の内容の充実と実習の方法に関して,学部教官と実習学校との関係」を再検討するこ とが必要である。
充実した教育実習の在り方に応えるためには,実習前の問題として大学教官と実習学校による両者の研 究協力が,日常的に行われることが望ましいのである。就中,大学教官と附属学校教官の両者の共同指導 の姿勢が要求されるであろう。大学教官の積極的な志向としては,.実際の授業を実習生に見学させて研修 する機会をもっこと。研究授業の事前指導並びに事後指導を行うなど,積極的,意欲的な立場をもって臨 むことを提案することができる。
附属学校教官が附属学校の実質的な機能を充分に果すためには,大学の実証的研究の場として大学と附 属学校が相互の信頼と理解によって,はじめて成し得ることである。そのために,附属学校自体の教育研 究に当っても,大学教官の協力を求める積極的な相互関係をいよいよ密接にして行くべきである。(大西)
3 体育科と教育実習のねらい
教育実習は,将来教師となるために必要な資質や能力を育成することをねらいとしている。そのために,
実習生は学校の教育計画及び指導方針を理解し,教育活動の実際に参加することによって,教職を選ぶた めに必要な経験並びに課題について,理解と認識を深めることがねらいとなる。
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点 81
(1)児童・生徒の発育e発達の過程について理解を深め,学校生活や学習活動の場面に応じた適切な判断 と指導の仕方について経験する。
(2)学習内容に応じた指導計画並びに指導案を立案し,実際の授業において指導ができるよう努力する。
(3)体育(保健体育)科教師の任務,役割について理解を深めるよう努力する。
(4)特別活動並びに課外教育の内容と運営について,理解を深め活動に参加する。
(5)学年・学級経営について理解を深めると共に,教職員相互の連携,協力などの実態を把握する。
(6)教職意識の形成並びに大学での学習意欲の向上に資する機会とする。 (大西)
4教育実習の実態
1)教育実習の状況調査
教育学部学生を対象に,教育実習の全般的状況を知るために調査した。調査の整理に当ってはそれぞれ の回答の内容を,その趣意に従って筆者らが数項目に集約(資料,2)して整理を行った。
(1)調査の方法
① 対象
②期間
③ 方法
教育学部小学校課程3年生135名(男・57名 女・78名)
昭和54年11月1日から9日まで(実習の最終回は11月2日終了)
授業担当教官に,調査用紙(資料,1)の配布と回収を依頼した。調査対象並びにその整 理に当っては,男女の比較に明らかな特徴を発見できない状況であり,今後の課題とし
た。
(2)回答の考察
①実習参加への抱負や期待について
教育実習参加に際して,学生は「児童・生徒の理解」に多くの期待をもっている。
大学では体験できない事柄として,指導法を修得したいと答えている。
将来,教師となるために実習期間中に教師のあるべき姿を求め,教育実習に対して真剣に取り組もうと する姿勢がみられる。
②教育実習の意義について
全学生が教育実習の意義を認めている。その理由として,大学での理論や実験e実習を現場で確めたい。
そして今後の課題として取り組みたいと考えている。
教師としての適正について自分を確めるため 教師像を求めたいと答えたものが多く,児童,生徒の
実態を把握するために必要であると答えている。
教育実習の意義を,学校教育の現状をとらえ,児童・生徒の実態に触れながら指導法の体験,教師像に 関する理解を深めることに求めている様子がわかる。
③教育実習の在り方について
(d)実習期間現行の4週間(附属学校2週間,協力学校2週間)に対し,十分であると答えたもの35%,期間が不
十分と答えたものが65%となっている。現行で十分であると答えたものの理由は,精神的,肉体的に疲労する。また,実習の概要がわかればよ いのだからという理由をあげている。
延長を希望しているものは,児童・生徒を理解しはじめたところで,指導法を覚えかけたところで実習 が終了してしまい,自分として納得ができない。将来,教師となることに不安が残るという。
(U) 附属学校と協力学校での実習の意義
両校での実習について,全員が意義を認めている。その理由として,両校での実習は学校の環境や学校 の特性の違いがわかり,現場に出たときに役立っこと。附属学校で基本的な事柄を実習し,協力学校では 既習したことを生かせるから良いと答えている。
の 前期実習が後期実習に役立つか
全員が役立ったと答えている。その理由として,指導計画の立案や授業展開が円滑になり,児童・生徒 の理解が早くできるようになったこと。心理的に安定した状態で指導できるようになったという点で,前e 後期の実習の在り方を了承している。
④教育実習後の反省事項について
(/)実習から修得したもの実習を通して得たものの中で,特に多いのは児童・生徒の実態を知ることができたこと。次に教材研究 と指導法の研究の必要性を感じとったことである。そして教師としての心構えを,少しながらもっかみか けたということである。将来,教職につく者として教育活動の概要を捉えることができたこと,児童・生 徒の実態を把握できたことは貴重な体験というべきである。
(n)教師となるために必要な今後の課題
実習後感じたこととして,教材研究の不足をあげている。特に,実験,実習を伴う科目の研究が必要で あること。児童・生徒の心理面の捉え方の工夫が必要であると答えている。また,教師として一番大切な
「教師の人間性」を培う必要があることに気付いたことは,意義深いものがあると考える。
注) 実習生の授業担当時間数は,附属学校で6時間,そのうち体育授業3時間,協力学校で11時間,
そのうち体育授業は平均3時間程度であることが,調査報告から推定される。 (大崎)
(資料 1) 実習生に対するアンケート
教育実習の現状を知り,今後の参考資料とするためのアンケ・一トです。皆さんの忌禅のない意見を聞か せて下さい。(該当する事項に○印並びに筆記で回答して下さい。)
1.教育実習に参加するときのことを思い出して下さい。そして実習に臨むに当って修得したいと思った 期待や抱負について列記して下さい。
2.教育実習について意義を認めますか。イ)認める。 ロ)認めない。 ハ)その他。 二)それはど んな点からですか列記して下さい。
3.現状の「教育実習の在り方」について次に答えて下さい。
①実習期間(4週間)についてイ)現行で十分である。m)現行では不十分である。ハ)そ れはどんな点からですか。列記して下さい。
②附属学校と協力学校で実習することに意義を認めますか。イ)認める。ロ)認めない。ハ)
ハ)その他。 二)それはどんな点からですか。列記して下さい。
③前期実習の体験が後期実習に役立ったと思うことについて列記して下さい。
4.実習終了後の反省,評価の観点から次の問いに答えて下さい。
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点 83
①あなたが,実習で修得できたと思うことを列記して下さい。
②これからの勉学では,教師となるために特に大切である事柄や,学科,科目等について聞かせて下 さい。 (大西)
(資料 2) アンケートに対する実習生の回答
1
2
3
実習生の回答内容を整理したもの 件数 実習生の回答内容を整理したもの 件数
山
実習参加への抱負と期待 ④協力学校の実習の方が現場に役立つ。 20
①児童・生徒の実態把握ど理解を深めた
件 (ロ)認めない 無 0い。
86
3)前期実習が後期実習に役立ったか。②指導の実際を経験したい。 40 ①児童・生徒への取り組みがスムーズ 46
③ 教師の任務と職務内容を知りたい。
30
になった︒㍉
46
④ 現場の実態をつかみたい。 20 ② 指導計画が早くたてられるようにな
教育実習の意義について つた。
35
α)実習の意義を認める。 135 ③ 授業への取り組みがわかるようにな
① 大学で得た知識の確めと,ギャップ つた。
21
を知るため。
45
④ 教材研究の仕方が覚えられた。15
② 教師となる心構えをもっため。
33 ⑤安心して授業にのぞめるようになつ
③ 現場の実態をつかむため。 22 た。 10
④児童・生徒の姿をとらえるため。
18
4.実習終了後の反省と評価⑤現場の経験と指導力をつけるため。 10
1) 実習から修得したもの@ 実習の意義を認めない。 0 ① 教材研究及び指導法の研究が必要で 77
教育実習の在り方について あることを知った。
1)実習期間について
② 児童・生徒の実態をつかみ,理解が α)現行で十分である。 44 必要であることを知った。50
① 精神的,肉体的に疲労が重なる。 11 ③ 教師の任務をわずかながらつかめた。 26
② 実習の概要がつかめればよいから。
10
④ 教えることの難かしさを知ることが③ 大学での学習があるから。 6 できた。
24
④慣れてくると真剣さを失うから。 4 ⑤ 指導計画の立て方や授業の進め方が
@ 現行では不十分である。 91 わかった。 23
① 現場の実態が十分つかめない。 43
2)教師となるために必要な今後の課題
②教材研究や指導法が身につかない。 25
① 教材研究の必要があり,力をつけたい。35
③ 教師の任務が確められない。 14 ② 児童・生徒の個々の把握の仕方と指
④ 児童・生徒の理解が十分できない。
13
導法の勉強をしたい。32
2)附属学校と協力学校での実習の意義 ③ 実技を伴う教科の勉強が必要である。19
α〉認める。 135
④児童心理学の勉強が必要である。 19
① 学校差が実習経験を生かせる。
36
⑤ 教師としての人間性を養うことに努
② 附属学校での体験が生かせる。 26
児童・生徒の行動や能力の違いが③ 経験できる。
22 めたい。
17
注)実習生の回答について,それぞれの趣意を筆者らが要約して整理した。数字は回答の件数である。
対象学生は教育学部小学校教員養成課程3年生135名(男57名,女78名)である。
なお,実習生の授業担当時間は,附属小学校で6時間,そのうち体育授業3時間程度,協力学校11
時間,そのうち体育授業は平均3時間程度であることが調査報告の結果からわかった。 (大崎)2)小学校体育授業の実習状況(小学校実習協力校)
小学校実習協力学校にお願いして,実習生の体育授業実習の状況について,アンケートに答えてもらっ
た。実習協力校10校のうち8校からの回答内容を整理して報告する。
〈1)調査の方法
①対象小学校教員養成課程の実習(後期2週間)協力学校と実習生
②期間昭和54年11月1日から1・O,Bまで(実習の最終回はn月2日終了)
③方法小学校実習協力学校あてに,アンケート用紙(資料,3)を郵送した。
調査対象学校の実習生は,基本実習後期2週聞の学生(3年生)である。回答は筆者らが要約し た。
(2)回答の考察
①実習生が受け持った体育授業の時間数
実習生が受け持った時間は,最低8時間,最高13時間であり,平均11時間程度である。そのうち体
育授業の担当時間は,平均3時間強であった。②実習生に対する要望
(d) 教科指導の面体育時の躾,マナーの指導,実技指導のおさえが弱い。子どもの能力を引き出す工夫を考えたい。専攻 側聞では詣導の面で鶏と黙ってしまうことがある.音楽以外の指尊は担当させた。
教材研究や資料の準備については,よく努力していた6個を生かした指導についても考えていた。
(ロ) 児童指導の面
生活の基本的な躾のおさえが弱い。あまやかしすぎる点が多い。クラスの中へとけ込めない児童まで配 慮が及ばない。目立った児童以外は目が届かない。
心の触れ合いの大切さを考え,児童の中へ飛び込んでいく点は審い。それが児童に好かれ信頼されるも とになっている。技術以上に,やる気とひとりひとりに目を向けた指導に意欲がみられた。
の 課外指導の面
自分の授業準備に追われて,課外活動の参加が不十分である。特に女子は積極性が必要である。
子どもとの活動面では,ミニバスケットや器械運動クラブなどの指導がよくできていた。
③実習生に参加させている事柄
・クラブ活動,部活動一担任のクラブに入り児童と共に活動する。担任の補助的活動をする。
:各種委員会一参加程度。担任の属する委員会に参加し,協力的活動をする。
. ■.学級経営,児童指導篇清掃,給食指導,休み時間,朝・帰りの会等について教師の補助活動をする。
④日常生活態度や行動の面
基本実習校(附属小学校)での指導を生かし,教科指導ばかりでなく,挨拶,言葉使い,指導の受け方
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点 85
などをしっかりやってもらいたい。女子は女子らしい言葉使い,男子は男子らしい行動に気をつけたい。
協調性が少なく消極的なところがある。同僚として教材研究をし合ったり,準備の手助けをすることが少 ないようである。
全般的には,真面目で研究的積極的に取り組んでいる。指示されたことはよくやる。実習終了後に礼状 をよこすなど好感が持てる。
⑤教育学部のカリキュラム等で重視すべき点
教育が人とのかかわり合いならば,話し言葉の大切さや子どもの扱い方,よい教師としての人間性の形 成が重要である。重点科目として,国語学,国文学,社会心理学,児童心理学,倫理学などの勉学を重視 すべきであろう。小学校では全教科担任であるため,広く浅くというのでなく,教科専門の充実した学習 が必要である。
各教科の単位取得に当って,現場の講師による具体的実践的な要領を修得できるように,内容を改編す べきであろう。現在のま!・・では教職の專門性をそなえた者とは言い難いのである。
担当授業時間数を20時間程度とし,実習期間を延長して研究テーマをもって参加するなど,実習生の 積極性に応えることが必要である。また,教科外並びに生活指導面を重視すべきである。 (大崎)
3)中学校体育授業の実習状況(中学校実習協力校)
中学校保建体育科を副専攻とする小学校教員養成課程の学生の実習状況について,アンケート(資料,
3)に答えてもらった。中学校実習協力校の回答内容の概要を報告する。
G)調査対象
調査対象学校の実習生は,基本実習4週間を3年次に終了し,応用実習(中学校保建体育科副専攻生)
2週間の小学校体育科専修4年忌である。中学校実習協力校20校のうち11校からの回答の概要を筆者
らが整理して報告する。(2)回答の考察
①実習生が受け持つ時間数
実習生が実際に体育授業を受け持つ時間は,最低6時間から最高14時間であり,平均約9時間程度で
ある。しかし,受け持つ時間数については消極的(敬遠)なものもあった。②実習生に対する要望
(K) 教科指導の面大学で習った事を現場でやってみるという気構えが乏しい。いわれた事だけでなく自分のものも出して みる必要がある。專門外の種目に消極的であり,専門的知識を中学生のレベルに合わせず,高度に教える 傾向がある。集団行動の基本を確実におさえた指導が不足している。
(m) 生徒指導の面
積極的に生徒に接していく意欲がほしい。甘いため生徒の受けは良い。
の 課外指導の面
自分の研修で忙がしく,ほとんど指導に当れない。なかには積極的に参加するものもみられた。
③参加事項並びに入物考査の面
教科経営(年間カリキュラムの提示及び概況説明)学級経営(朝,帰りの短学級集会指導)生徒指導
(問題を持つ生徒の説明,配慮の仕方)クラブ活動(各クラブ参加指導)部活動(部活動の現状理解や協 力指導)等,その内容に応じて補助的,協力的指導に参加させる。課外活動並びに放課後の活動について
体験するよう努力すべきである。他教科の実習生に比べて,服装や礼儀が正しくきちんとしている。この ことは現場教育では大切な事である。
④ 今後の課題
『教科外活動,特別活動(道徳,学級指導)等への理解,協力と,積極的な取り組みが欲しい。中学生の 実態(現況),心理(考え方),学年,男女差,個人差(発育段階)についての学習が必要である。(大崎)
(資料 3) 実習協力校に対するアンケート
体育科教育実習の一般的状況を知るためにお尋ねいたします。ご回答の結果については,学校や先生方 にご迷惑がかからないように整理いたしますので,それぞれ忌禅のないご意見をお寄せ下さい。
1.実習期間中に,実習生が実際に授業を受け持つ時間は,何時間ですか。そのうち体育の授業は何時間 程度になりますか。実習生が実際に授業を受け持つ時間( 時間)そのうち体育の授業時間は(
時間),特記事項があればお書き下さい。
2.次の面で実習生に対する要望事項並びに参加状況について忌禅のないご意見をお聞かせ下さい。なお,
男・識別に特記することがあれば書いて下さい。
イ)教科指導の面 ロ)児童(生徒)指導の面 ハ)課外指導の面
3.実習生に参加させている事柄(教科経営,学級経営,児童生徒指導,各種委員会,クラブ活動,部活 動など)並びに参加させる程度や指導事項について列記して下さい。
イ)参加させている事柄 ロ)参加させる程度や指導事項
4.人物考査の観点から,実習生の日常生活態度や行動について,問題点や褒められる点など,お気付き のことをお聞かせ下さい。
5.教員養成学部のカリキュラムでは,実習生の実態からみて,今後とくにどんなことに重点をおくこと が望ましいか,どんな学科・科目を重視すべきであると考えるか,忌禅のないご意見をお聞かせ下さい。
4)指導技術の進展状況調査
体育科の学生を対象に,教育実習中に修めた成果について,学生の自己評価と実習協力小・中学校並び に附属学校の教官評価による指導技術進展状況の調査を行った。学生個人の「教育実習単位の成績」と関 わりなく,実習生の授業展開の伸びについて実態を知ろうとするものである。
Q)調査の方法
① 対象
② 期間
③ 方法
教育学部体育科3・4年夏(中体・4年生を除く)62名のうち41名(男・16名,
女・25名)と実習協力小・申学校並びに附属小。中学校
昭和54年11月1日から9日まで(実習の最終回は11月2日終了)
授業担当教官に調査用紙(資料,4)の説明と配布を依頼し回収した。整理に当っては,
男女並びに3・4年生の比較検討について,明らかな特徴を発見できない状況であった。
(2)調査結果の考察
調査を実施するに当っては,次の点に配慮して臨んだ。
①学生個人の実習成績単位と関係なく,体育授業を担当するに当って,実習生の指導技術の進展状 況について実績を知るためである。
②質問に対する回答の結果については,予想として高い評定水準は期待しなかった。
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点
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③学生の自己評価によって,観察事項に対して学生がとらえている傾向を評定尺度で知るに止めた。
④小学校課程の実習は,全教科担当であるけれども,実際の授業担当は2・3教科(特意とする希
望教科)であることが多く,従って体育授業担当に集中して質問した。⑤学習指導の展開について,観察の柱を次のように設定した。
・学習活動と授業内容のねらいが一体化しているか。
:授業のポイントをはっきりおさえた学習場面を構成できたか。
∴授業の進め方(流し方)について,どのような予想をたて,どんな手をうったか。
::学習場面の安全・管理について,配慮や点検ができたか。
実習生の体育授業担当時間は,小体3年(画面2週間,協力校2週間)平均6時間,小体4年で中体副 專暗記(協力中学校2週間)平均9時間,中体3年(身中4週間)平均8時間である。
(3)指導場面の観察事項 ① ねらい
何をどのように達成するか,ねらいに具体性をもたせることができない。目標の提示の仕方,ねらいの 移しは未熟である。学習意欲を持たせる工夫が今後の課題である。
②学習場面の構成
二週間では,児童の実態を把握し個別指導は無理である。授業の流しは型通りできるが,児童に引きず られている。説明が長くなりがちで,運動量の確保が十分できない。中学校では,教師の一方的な指導展 開でなく,生徒達自身に課題をつかませ,それを解決させるような手だてが欲しい。与える指導から引き 出す指導場面の工夫までに至らない。また,学習の柱をもち,生徒の意見や希望に振り廻わされないよう にすべきである。
③ 指導形態
全体を動かす指導の場を考えるのがやっとであり,個別指導まで手がまわらない。全体指導と個別指導 のかみ合わせ指導までには至らない。指導e指示に頼る活動が多く,指導の場と活動の場をもたせる工夫 が必要である。また,段階指導における段階の分析が不十分である。申学校では,班別の中で互に問題点 をみつけ,協力して解決させるまでに至っていない。話し合いの中では,条件をいくつかおさえ,あとは 自由に話をさせる。誘導的な発問にならないように留意したい。系統的発展状況をもっと加え,能力差や グループの指導に配慮と工夫が必要である。意図的,弾力的な指導面では,どんな形態でどう活かすか明 確にとらえられない。
④示範指示,資料の活用
示範は必らず授業中に入れているが,寸寸の見せ方がわからない。ポイントをおさえ,簡潔にわかり易 い指示の研究が必要である。指示や注意の徹底が不十分である。特に,女子の場合は指示が行きわたらな い。中学校では,生徒の演技にねらいをもって活用することが不十分である。また,資料の活用では,資 料は1時間だけのものでなく,前時よりの効果や発展がみられるような工夫がない。
⑤ 教具の使用
器械,器具の使用法が十分でなく,用具活用のアイデアが不足している。視聴覚機器の有効な活用まで に至っていない。活用しても使いこなせない。
⑥ 安全管理
・見学者への配慮は,いま一歩である。用具の安全確認は慎重に行うべきである。
指導技術の到達状況では,実習生の自己評価は予想外の好結果を示しているが,指導教師の全体的な観 察評価からは,授業参観したことを活かして,自分なりの工夫を加えて授業をするまでに至らない。全体 だけをみるのが精一一杯であって,ひとりひとりを励まし育てていこうとするところが見られないのが現状 である。従って,指導場面の観察事項(資料,4)についても,どの程度のことを考え,どこまで要求す ることができるかが重要な問題であり,大きな反省事項となった。
例えば,観察事項の反省として4,1 O,ll,12,18,19,25,2 7,28,4 2,43項目まで要求する
ことは困難であり,表現内容でも1適切に,3はっきり位置づけ,4十分活かす,12無駄がなく,14
ひとりひとりに,24組織化した,37,42,43,有効な活用などは,かなり厳しい要求となっている。この ことからは,実習生に対する指導内容(実習計画とその内容)の吟味が必要であることを考えさせられる。すなはち,現行の教育実習では,具体的には教科別に指導案が書けること。児童生徒の掌握の仕方や指導 形態がわかるように努力させること。また,学級経営では,オリエンテーションによる研修に加えて実習 生の活動参加と共に,体育活動の在り方を体験することに止まるべきであろうか。
專門課程で身につけた知識(体育原理,心理)技能を,実際の指導の中で活かすことができないという ことは,大学における教科教育法(教材研究)の講義内容とのかかわりを問われている事柄であり,それ は大学と現場教育実践の特質並びに担当領域の本来的相違によるものと考えられるが,この点こそ重要な 反省事項であると考えることができる。(大西)
5 体育教育実習への期待
教育実習に臨んで,実習生への期待はいわゆる「うまい授業」の仕方について多くを望むよりも,むし ろ「教えることj (教育作用)とはどんなことであるか。 「教えるために学ぶ」ことの意味について自覚 することによって,授業や教育の本質について自ら問う契機とするところに課題を求めるべきである。そ
して,体育教育実習では,体育(保健体育)科の具体的な目標並びに指導内容について,現場での実際指 導を通して理解し体得しようとする過程で,その課題をとらえようとするところに教育実習への期待があ
ると考える。実習生の課題となる具体的な事柄について,どのような点を確かめて行くことが望まれるか,
それは
Q)教材研究をもとにした指導案の作成と,指導案に添った指導炉できる。
体育科教育法並びに体育科教材研究において学んだことが,学習指導を進めて行くなかでどのように活か されるか。具体的に単元をもとにした指導計画の立て方並びにその展開要領について確めができることである。
①立案した指導計画が,授業の中でうまく進行して行くか。
②指導内容並びに学習活動についての知識が,児童生徒の活動の中でどれだけ活かされるか。
③学習形態の特徴並びに学習指導の段階について,もっている知識が児童生徒の活動の中でどれだけ 活かされるか。
② 児童生徒の発育,発達について理解を深め,児童生徒を掌握した効果的な指導ができる。
教師の指導(教育)作用の影響について気付き,児童生徒の理解を深めると共に,学習過程(特に実技の 技能習得)と,集団過程に対する教師の働らきかけのなかで,持っている知識や技能がどれだけ役立った か確めができることである。
大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点
89
①児童生徒の能力や行動,態度や構えがどれだけ把握できるか。
②個人差をどのようにしてとらえるか。それに応える働らきかけがどれだけできるか。
③教師の働らきかけについて,どれだけわかったか。技能の向上,行動の仕方に変化を与えることが できるか。
(3)授業研究(参観,参加,実習)による観察や,授業分析に興味と関心を持ち,積極的に参加すること である。
①児童生徒の行動や学習態度について理解を深めるなかで,可能なこと,是非させたいことがわかる ように努力する。
②学校教育の中核をなすのは授業であり,授業を構成する教師,児童生徒,教材,学習の場について 授業分析のポイントをきめ,授業参加のための資料を作成する。
③学習の過程でとらえた事実を,具体的場面と関連させながら分析することによって,実際の授業の 展開のなかで活かすようにする。
(4)教育実習期間を通して学校内の教育的活動に意欲的に参加し,問題のとらえ方について理解を深める。
教科教育以外の参加について,講話やゼミナールによる理解に努め,実習生自らが意欲的に参加すると 共に,それぞれの内容に応じて個々の問題のとらえ方を考えることができる。
①特別活動についての理解と参加,生活指導についての理解と参加,安全・保健指導等に関する理解
を深める。②学級指導等の諸領域については,学校経営,指導方針の理解に努め,学級生活指導(学級集団指導
計画)の実際に参加すること,並びに教職員の服務事項や学級事務などに関る理解と参加に努める。③その他,児童生徒の観察,指導,評価の方法,教育機器の活用法等について,意欲的に取り組む努 力をすることである。 (大西)
(資料,4)体育授業の指導技術の到達状況調査(体育科学生)
殿
昭和 年 月 茨城大学教育学骨体育研究室 大 西 国 男 体育科(保健体育科)教育の実習終了の時点で,実習生がどの程度の成果を修めることができたか,次
の質問毎にその事柄の起こる可能性,事実経過等の統合的観察から評価をお願いします。実習生の体育授 業の指導技術の到達状況について,実習の成果を段階評定尺度※(5段階)によって,該当すると考えら
れた段階に,男・女それぞれ㊨・㊧を付してお答え下さい。なお,特記事項についても沢山の餉をお
寄せ下さい。体育科専攻 ・専修学生 自 己評価(頻数)
指導場面の観察事項 1
到 達 状 況
2 3 4 5 特 記 事 項1.目標(ねらい)の提示が適切に行われる。 7 14 17 3 (ねらい)
体育科専攻 ・専修学生 自 己評価(頻数)
指導場面 の観察 事項 1 到 達 状 況2 3 4 5 特 記 事 項
2 目標と活動が一体化している。 13
18
9 1 (ねらい)ねらいが指導場面の中にはっきり位置づけられ3 ている。
8 21 11 1 4.ねらいが学習活動の中で十分活かされている。 8
23
10 5.学習意欲を喚起する導入指導ができる。 1 11 19 10 6 教材に応じた準備運動ができる。 516
20 7.教材に応じた補助・補強富山の指導ができる。 920 12
& 指導内容がよく整理されている。 7
27
7 (指導場面の構成)9.指導内容を重点的にしぼることができる。 14
12
15 1α 技術の指導を段階的におさえることができる。 6 21 14 11,技術を系統的に構成して指導することができる。 5 28 8 12 場面の構成に無駄がなくてよくできる。 15 ig 7 1a 場面三々をとらえた指導ができる。 1 822
10 14 適切な運動と運動量が確保できる。 1 7 ,16 13 4児童・生徒に話し合いの時間を持たせることが15. できる。
1 9
12
18 1話し合いの時間を持つ間合いのとり方がよくで16. きる。
1 11 17 12
17.個別的指導ができる。 14 15 12 (指導形態)
1& 応用力・弾力的な指導もできる。 7 22 12
19.能力別指導ができる。 11 19
11
2α 班別指導ができる。 3 £1 14 3
21.一斉指導と個別指導の使い分けができる。 6
21
14 22 グループで協力学習をさせることができる。 1 3 21 14 22a 役割を決めて組織化した指導ができる。 9 17 14 1
24.対象に応じたわかりやすい説明ができる。 6
23 10
2 (対象に応じた指導)25 児童・生徒の気持ちをとらえた指導ができる。 10 21 8 2
できない子をできるように工夫した指導ができ26. る。
9
20
11 127.個性を引き出す指導ができる。 1
17
16 7大西:体育科教育における教育実習の現状と問題点 91
体育科専攻 ・専修学生 自 己評価(頻数)
指導場面の観察事・項 到 達 状 況 特 記 事 項
1 2 3 4 5
2& 個別に目標を持たせた指導ができる。 1 9
24
7 29 児童・生徒にも考えさせる指導ができる。 2 7 1912
1 3α 児童・生徒を掌握した指導ができる。 2 9 16 13 1 31.指導・指示を1人1人に徹底させることができる。 118
18 4 32 指導・指示の結果を確認することができる。 1 6 27 6 1 3a 積極的な発言を引き出すことができる。 112
20 834 指導内容に応じた資料の活用がよくできる。 1 7 26 7 (示範,指示,資料(昭用)
35. ポイントをおさえた二二(指示)ができる。 2
24
15 3a 段階に応じた指示(二二)ができる。 724 10
37 児童・生徒の演技発表を有効に活用できる。 1114 14
2 3& 見学者への配慮が十分できるσ 115
15 9 1 鎗 見学者に役割や課題を与えて参加させる。 1318
1◎40。置物の準備がよくできる。 4
18
17 2免 (教具の使用)41,教具の活用がよくできる。 3
24
12 2 姐 視聴覚教材の有効な活用ができる。 1 1318
6 3 4a 教育機器を有効に活用できる。 1 1120
5 444 服装の点検,健康観察ができる。 6 23 11 1 (安全管理)
45 場所の安全が確認できる。 7
18 15
1 4α 教具の安全が確認できる。 2 21 17 1 47.補助法の指導,安全指導ができる。 5 19 15 2 48.授業内容の反省と確めができる。 8 1317
3学習活動を児童・生徒に相互評価させることが4獄 できる。
1 8
20
11 15α 結果(成果)を整理し,反省評価することができる。 2 3 24
10
2※ 段階評定尺度(5段階)について(例示)
5﹂4321
優れている(随所に見られる)やや優れている(よく見られる)
普通 (ときどき見られる)
やや劣る(あまり見られない)
劣 る (見られない)
課程,科,学年