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研究目的 高齢発症潰瘍性大腸炎の増悪因子を明確に すること

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Academic year: 2021

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厚生労働科学研究費補助金(難治性疾患政策研究事業) 

難治性炎症性腸管障害に関する調査研究  分担研究報告書(令和元年度) 

 

高齢発症潰瘍性大腸炎の増悪因子   

研究協力者  東山正明  防衛医科大学校内科学  講師   

研究要旨: 

65 歳以上の高齢発症潰瘍性大腸炎患者が増加している。今までの我々の検討では、高齢は重症度や入 院、手術の増悪因子だが、個々の患者のフレイルの程度も考慮する必要があるとされている。個人調 査票のデータを用いて、フレイルの要素である栄養状態からリスクを評価することを目的とした。 

 

共同研究者 

高本  俊介、穂苅  量太 

(防衛医科大学校内科学) 

 

A. 研究目的 

高齢発症潰瘍性大腸炎の増悪因子を明確に すること。 

 

B. 研究方法 

個人調査票のデータベースを用いて、高齢 者における脆弱性の指標の一つである geriatric nutritional risk index (GNRI) を計算した。GNRI と年齢のどちらが入院、

手術の増悪因子となるか多変量解析で検討 した。 

(倫理面への配慮) 

データは対応表のない匿名化がされている。 

 

C. 研究結果 

高齢になるにつれ入院、手術のリスクは上 昇傾向にあったが、GNRI の方がより強い増 悪因子であった。 

  D. 考察 

BMI と血清アルブミン値から計算される GNRI は高齢発症潰瘍性大腸炎患者のなかから、重 症化、入院、手術などの危険性の高い患者を

抽出することができ、有用性が示された。高 齢発症潰瘍性大腸炎患者においては、年齢に 加え、栄養状態などを含めたフレイルの状態 を考慮して治療方針を決める必要性が示唆さ れた。 

  E. 結論 

高齢発症潰瘍性大腸炎では、フレイルの要素 である栄養状態が大きく関与している可能性 が示唆された。 

 

F. 健康危険情報  なし 

 

G. 研究発表  1.論文発表 

  Geriatric Nutritional Risk Index is  Useful for Predicting Risk of 

Hospitalization and Surgery in Elderly‑

Onset Ulcerative Colitis(投稿中) 

2.学会発表    なし   

H. 知的財産権の出願・登録状況 

(予定を含む) 

1.特許取得  なし 

(2)

158 2.実用新案登録 

なし  3.その他 

なし 

参照

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