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新第三紀堆積岩を対象とした地層処分場の

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Academic year: 2021

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博 士 ( 工 学 ) 真 田 祐 幸

学 位 論 文 題 名

新第三紀堆積岩を対象とした地層処分場の      カ 学 特 性 評 価 に 関 す る 研 究

学位論文内容の要旨

  核燃料の再処理過程から発生する高レベル放射性廃棄物は、安定教形態に固化した後、30年間 から50年間程度冷却のための貯蔵を行い、その後地下300m以深の地中深くに埋設処分する「地 層処分」が我が国の基本的を方針とされている。我が国に広く分布する堆積岩は、新第三紀や第四 紀抵ど、比較的年代が若く強度が低いものが多い。このようを岩盤を対象に処分場のようを大深度 構造物の建設を行う場合、岩盤の損傷とそれに伴う変形が少顔からず生じることが予想される。そ のため、処分場の合理的顔設計・施工・性能評価において、深部に広がる堆積岩の物理的教性状や カ学的教挙動改どを理解しておくことが重要と教る。

  本研究では、掘削影響領域や支保設計に大きく影響する新第三紀堆積岩のカ学特性(岩盤物性・

岩盤応カ)を明らかにすることと実際の処分事業におけるカ学的顔調査手法の確立を目的として、

幾っかの室内・原位置試験を北海道幌延町に分布する珪質岩を一種のケーススタディとみ顔し実 施した。そして、実際に行った調査結果から調査手法の適用性の検討とカ学特性の抽出・議論を 行った。

  深層ボーリングや原位置試験結果から、地表から深部までのカ学特性を取得し、深部に分布する 堆積岩のカ学特性と微視的款構造の観察、堆積履歴との関連を明らかにした。拘束圧下での変形・

破壊挙動のメカニズムを明らかにするために、複数の拘束圧条件下でのカ学試験と試験後の内部構 造の観察を行い、構成則の検討と降伏後の透水性を定量化した。

  処分事業における応力測定プログラムや応力測定の考え方を例示するために、幾っかの岩盤応力 測定法の適用と適用性の確認教らびに深部に分布する堆積岩に作用する応力状態を定量的に示し た。堆積岩に対するAE法の課題や時間依存性を具体的に例示し、多孔質媒体に対するDSCA法 の解析方法を新たに例示した。水圧破砕法、造構作用、坑壁崩壊現象から応力状態の深度分布と偏 圧状態の程度を明らかにした。既存亀裂の開閉を利用した水圧破砕解析にブレイクアウトの情報を 加 味 し た 新 た 教 解 析 方 法 を 例 示 し 、 そ の 適 用 可 能 性 を 得 る こ と が で き た 。   テストボーリングを利用した弾性波速度低下域を推定するための、測定装置を開発し、大型モル タルの模型試験と原位置試験から、開発した測定器の適用可能性に対する見通しを得た。坑道掘削 時の壁面破壊の規模を特定するためのレーザーを用いた断面形状計測装置を開発し、破壊域の規模 を特定した。坑道近傍の変形計測・数値解析から、坑道近傍の塑性域の挙動を定量化した。

  我が国における実際の地質環境に対する上記に代表されるようを処分技術の適用は皆無であり、

これらの知見は、我が国における地層処分技術の信頼性向上やカ学特性調査に関する技術基盤の構 築に大き橡寄与を示すものと思われる。

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学位論文審査の要旨 主 査    教 授    藤井 義明 副 査    教 授    米田 哲朗 副査   教授   金子勝比古 副査   准教授   児玉淳一

学 位 論 文 題 名

新第三紀堆積岩を対象とした地層処分場の      カ 学 特 性 評 価 に 関 す る 研 究

  核燃料の再処理過程から発生する高レベル放射性廃棄物は、安定顔形態に固化した後、30年間 から50年間程度冷却のための貯蔵を行い、その後地下300m以深の地中深くに埋設処分する「地 層処分」が我が国の基本的款方針とされている。我が国に広く分布する堆積岩は、新第三紀や第四 紀誼ど、比較的年代が若く強度が低いものが多い。このよう次岩盤を対象に処分場のよう放大深度 構造物の建設を行う場合、岩盤の損傷とそれに伴う変形が少教からず生じることが予想される。そ のため、処分場の合理的を設計・施工・性能評価において、深部に広がる堆積岩の物理的款性状や カ学的誼挙動誼どを理解しておくことが重要と教る。

  本研究では、掘削影響領域や支保設計に大きく影響する新第三紀堆積岩のカ学特性(岩盤物性・

岩盤応力)を明らかにすることと実際の処分事業におけるカ学的款調査手法の確立を目的として、

幾つかの室内・原位置試験を北海道幌延町に分布する珪質岩を一種のケーススタディとみをし実 施した。そして、実際に行った調査結果から調査手法の適用性の検討とカ学特性の抽出・議論を 行った。

  深層ポーリングや原位置試験結果から、地表から深部までのカ学特性を取得し、深部に分布する 堆積岩のカ学特性と微視的数構造の観察、堆積履歴との関連を明らかにした。拘束圧下での変形・

破壊挙動のメカニズムを明らかにするために、複数の拘束圧条件下でのカ学試験と試験後の内部構 造の観察を行い、構成則の検討と降伏後の透水性を定量化した。

  処分事業における応力測定プログラムや応力測定の考え方を例示するために、幾つかの岩盤応力 測定法の適用と適用性の確認歡らびに深部に分布する堆積岩に作用する応力状態を定量的に示し た。堆積岩に対するAE法の課題や時闇依存性を具体的に例示し、多孔質媒体に対するDSCA法 の解析方法を新たに例示した。水圧破砕法、造構作用、坑壁崩壊現象から応力状態の深度分布と偏 圧状態の程度を明らかにした。既存亀裂の開閉を利用した水圧破砕解析にプレイクアウトの情報を 加 味 し た 新 た 教 解 析 方 法 を 例 示 し 、 そ の 適 用 可 能 性 を 得 る こ と が で き た 。   テストポーリングを利用した弾性波速度低下域を推定するための、測定装置を開発し、大型モル タルの模型試験と原位置試験から、開発した測定器の適用可能性に対する見通しを得た。坑道掘削

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時の壁面破壊の規模 を特定するためのレーザーを用いた断面形状計測装置を開発し、破壊域の規模 を特 定し た 。坑 道近 傍の 変 形計 測・ 数値 解析 か ら、 坑道 近傍 の塑 性 域の 挙動 を定 量化した 。   我が国における実 際の地質環境に対する上記に代表されるよう教処分技術の適用は皆無であり、

これらの知見は、我 が国における地層処分技術の信頼性向上やカ学特性調査に関する技術基盤の構 築に大き教寄与を示 すものと思われる。

  これを要するに、 著者は、高レベル放射性廃棄物の処分事業におけるカ学的を調査手法の確立を 目的として、室内・ 原位置試験を実施し、調査手法の適用性の検討とカ学特性の議論を行ったもの であり、岩盤工学に 対して貢献するところ大教るものがある。よって著者は、北海道大学博士(工 学)の学位を授与さ れる資格あるものと認める。

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参照

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