レベルアップ詳細情報
<製品一覧>
製品名 バージョン
HULFT-DataMagic for Windows 1.3.0 HULFT-DataMagic コード変換・オプション for Windows 1.3.0 HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(Oracle) for Windows 1.3.0 HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(DB2) for Windows 1.3.0 HULFT-DataMagic DB 接続・オプション(SQL Server) for Windows 1.3.0
<対応 OS>
Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003, Windows Vista, Windows Server 2008
<追加機能一覧> 管理番号 内容 説明書参照章 19 出力ファイル名の指定機能 1.2(43) 20 出力ファイルの切り替え機能 1.2(44) 21 Windows 複数環境構築機能 1.2(45) 22 文字列出力フォーマットの指定 1.2(46) ■ 「説明書参照章」 詳細につきましては「HULFT-DataMagic 新機能・非互換説明書 最新版」の該当章を参照してください。 <改善一覧> 管理番号 内容 説明書参照章 215 関数 JULIANDAY{}の精度拡張 2.2(65) 229 NULL 値置き換え機能 2.2(56) 230 UTF-8BOM 付加選択機能 2.2(57) 231 数値タイプ(9、S、P)の最大桁数の拡張 2.2(58)
<障害一覧>
障害一覧バージョン表記
対象バージョン表記 製品名
6.6.0~6.6.1 HULFT データ変換 Pro/Standard DMx.x.x HULFT-DataMagic
【備考】HULFT-DataMagic は、HULFT データ変換 Pro/Standard の後継製品です。例えば「6.1.0 ~ DM1.0.1 」と記述されている場合は、HULFT Manager を除く上記の製品全てが対象となりま す。また、対象バージョンが MGx.x.x となっている項目の対応は後継機能である HULFT- DataMagic Connect で対応します。 管理番号 内容 対象バージョン 201 非マッピングの BEGIN 条件がある変換を実行すると異常終了する。 DM1.2.0 202 小数点で始まるデータが、「CSV 囲み文字なし項目への文字入力=許可 する」を指定した場合も、エラーとなる。 DM1.2.0 203 EBCDIC 系コード種の N タイプと N タイプのマッチングが正しく動作し ない。 DM1.1.0~ DM1.2.0 205 マッチングファイルのデータを使用し、数値演算もしくは日付演算を 行った際に、変換が異常終了する場合がある。 DM1.1.0~ DM1.2.0 206 全角半角カナ変換における変換が不正な変換となる場合がある。 DM1.1.0~ DM1.2.0 207 UTF-16→JIS 変換にて全角半角変換の設定が半角⇒全角の場合、不要な エスケープシーケンスが出力される場合がある。 DM1.2.0 208 UTF-8→UTF-8、UTF-16→UTF-16 の変換にて機種依存文字である”-” と”~”の文字で半角⇒全角変換が行われない。 DM1.2.0 209 変換状況一覧の識別子の桁数が 8 桁までしか表示されない。 6.6.0~ DM1.2.0 210 抽出条件でマッチング項目を指定し、マッチングファイルを削除後、抽 出条件を再表示すると不正な警告が出る。 DM1.1.0~ DM1.2.0 211 入力ファイルのソートを指定した場合、画面実行時に表示される進捗 バーが実際の進捗と合っていない。 DM1.1.0~ DM1.2.0 213 出力区分 DB の「入力データサイズが0の場合の扱い」にて、「Z タイ プ=NULL を設定」の際、入力項目のデータが数値タイプ且つ 0 バイト のデータを出力するとそれ以降のデータが NULL で出力される。 DM1.2.0 214 接続先 SQL Server にて、DB テーブル情報のウィザードを使用した場合 の検証ボタンでエラーが発生する。 DM1.1.0~ DM1.2.0 216 入力区分階層フォーマットにて、繰り返し数が設定された固定フォー マットを正常に処理できない。 DM1.0.0~ DM1.2.0 217 入力区分階層フォーマットで、確定グループによるマッチングを行う場 合、異常終了する場合がある。 DM1.1.0~ DM1.2.0 219 utledigen コマンドで-i、-d オプション複数指定時に最初に指定された 形式のみエクスポートされる。 6.6.0~ DM1.2.0 220 CSV→CSV 変換にて、CSV 数値項目を出力した場合、全角半角カナ変換・ 全角半角記号変換が半角⇒全角指定の場合に囲み文字付きで出力され る。 DM1.2.0 221 入力コード種 JIS で、数値タイプから X タイプにマッピングした場合、 正しく変換が行われない。 DM1.2.0 222 「入力データサイズが0の場合の扱い」にて、「NULL を設定」を指定 した場合、該当データ以降のデータが NULL で出力される。 DM1.2.0
223 入出力区分が固定フォーマットで、条件なし抽出条件を指定した場合、 項目名の一致するものではなく、項目の順番ごとに関連付いた出力がさ れる。 DM1.1.0~ DM1.2.0 224 数値演算の項目に対して、出力フォーマットの日付指定ができる。 DM1.0.0~ DM1.2.0 225 日付演算を指定した際にマイナスを含む演算の結果が入力される日付 書式により異なる。 DM1.0.0~ DM1.2.0 226 マルチフォーマット情報のキー値にスペースを含む値を設定した場合、 形式情報の登録、変換の実行が正しく動作しない。 6.6.0~ DM1.2.0 227 出力区分マルチフォーマットまたは階層フォーマットにて、BEGIN/END 条件からマッピングを行うと画面がグレーアウトし、設定が行えない。 DM1.2.0 228 出力ファイル設定が複数あり、マルチフォーマットまたは階層フォー マットと固定フォーマットまたは DB の組み合わせにて、変換が異常終 了する場合がある。 DM1.0.0~ DM1.2.0 238 SQL 文生成方式が「SQL 文指定」にて、サイズ 0 固定値を項目として含 む SQL 文を指定し、項目取り込みを行った定義を、エクスポートし、再 度インポートするとエラーが発生し登録することができない。 DM1.0.0~ DM1.2.0 239 データ形式情報ファイル一括登録にて、正常な漢字コード種を指定して いるにもかかわらず、警告が表示される場合がある。 DM1.0.0~ DM1.2.0 240 繰り返し数を指定した階層フォーマットを使用した場合、不正な変換と なる場合がある。 DM1.0.0~ DM1.2.0 241 取込ボタン押下で表示されるエラーメッセージボックスにメッセージ が表示されない場合がある。 DM1.0.0~ DM1.2.0 242 N タイプ項目に先頭 0x00 のデータが入力された際、変換エラーとなる 場合がある。 6.6.0~ DM1.2.0 243 1000 項目以上のデータが入力ファイルにある場合、異常終了する場合 がある。 DM1.1.0~ DM1.2.0 257 データ形式情報一括登録実行エラー時に表示される「該当行」に不正な 値が表示される場合がある。 DM1.0.0~ DM1.2.0 261 入力項目名の変更を行った場合、不正なマッピング設定が行われる。 DM1.1.0~ DM1.2.0 263 変数が存在しない場合に、数値演算・日付演算にて変数指定した変換を 実行すると異常終了する。 DM1.2.0 266 環境設定ファイルの「異常時のファイルの扱い=削除する」の設定で、 入力ファイルと出力ファイルが同値の場合、変換エラーで終了すると入 力ファイルが削除される。 DM1.2.0 267 マッチングファイルと出力ファイルが同値の場合、変換エラーが発生し マッチングファイルが 0byte になる。 DM1.1.0~ DM1.2.0 269 KEIS→JEF、JIS→JEF 変換にて全角スペースが 0xA1A1 に変換される。 6.6.0~
<改善報告> 215 関数 JULIANDAY{}の精度の拡張 関数 JULIANDY{}で算出する数値データの少数部桁数を 6 桁から 9 桁に拡張しました。 229 NULL 値置き換え機能 入力データに NULL 文字がある場合、これまでは以降のデータを読み捨てる、もしくはエラーで処 理を停止するのいずれかでしたが、半角スペースに置き換えることができるようになりました。 230 UTF-8BOM 付加選択機能 出力漢字コード種に UTF-8 を選択した場合、BOM(バイトオーダマーク)を付加するかどうかを 指定できるようになりました。 また、これまで入力漢字コード種 UTF-8、区分 CSV/TXT 形式で BOM を付加されていた場合、変換・ プレビュー実行でエラーまたは外字データとして扱われていましたが、この機能により BOM と認 識することで正常に実行できるようになりました。 231 数値タイプ(9、S、P)の最大桁数の拡張 数値タイプ(9、S、P)の最大桁数を 31 桁に拡張しました。 232 出力ファイル 0 バイトの扱い 出力ファイルへ出力するレコードが 0 件の場合、0 バイトのファイルが生成されていましたが、 そのファイルを削除する・削除しないが選択できるようになりました。 233 小数点で始まる数値の扱い 変換時に小数点で始まる数値を扱えるようになりました。 234 関数 LENB、CHK_LENB、DISPLAY_TO_Z、Z_TO_DISPLAY の追加 関数機能で使用できる関数に「LENB」、「CHK_LENB」、「DISPLAY_TO_Z」、「Z_TO_DISPLAY」を 追加しました。 LENB データのバイト数を取得します。 CHK_LENB 文字列長が指定したサイズの範囲内のデータかどうかをチェックし、指定 の文字列を返します。
DISPLAY_TO_Z 符号付数字(COBOL DISPLAY 形式)から数値文字列に変換します。 Z_TO_DISPLAY 数値文字列から符号付数字(COBOL DISPLAY 形式)に変換します。
235 アイコン名の設定
236 入力 DB の数値項目 NULL の扱い 入力の区分が「DB」で、データに NULL 値があった場合、空文字として扱うか、0 に置き換えるか を選択できるようになりました。 237 プレビュー時の停止条件 プレビュー実行時は環境ファイル設定にある停止条件は有効となっていませんでしたが、設定が 有効となるよう改善しました。 244 入力 XML の関数設定 入力区分 XML の項目を出力項目にマッピングした場合に、関数設定が行えるよう改善しました。
<障害報告> 201 非マッピングの BEGIN 条件がある変換を実行すると異常終了する。 ①現象 BEGIN 条件を出力ファイルと関係線で結ぶが、マッピングを行っていない状態でパラメータ ファイルを保存し、変換を実行すると異常終了します。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 非マッピングの BEGIN 条件のある変換を実行した場合に発生します。 ④代替方法 BEGIN 条件のマッピングを行ってください。 ⑤修正後 異常終了することなく、変換が終了します。 202 小数点で始まるデータが、「CSV 囲み文字なし項目への文字入力=許可する」を指定した 場合も、エラーとなる。 ①現象 入力 CSV にて、「CSV 囲み文字なし項目への文字入力=許可する」場合も、小数点で始まるデー タがエラー(完了コード=43、詳細コード=1)となります。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 環境ファイル内、「CSV 囲み文字なし項目への文字入力」に「許可する」を指定。 2. 入力区分に CSV を指定。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 正常に変換することができます。 203 EBCDIC 系コード種の N タイプと N タイプのマッチングが正しく動作しない。 ①現象
入力コード種が EBCDIC 系コード種(JEF、IBM 漢字、KEIS、NEC 漢字)にて、N タイプと N タイ プのマッチングを設定した場合、対象となるキーが存在する場合も正しくマッチしません。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件
以下の条件を全て満たす場合に発生します。
1. 入力ファイルのコード種が EBCDIC 系コード種(JEF、IBM 漢字、KEIS、NEC 漢字)。 2. マッチングファイルが設定されており、マッチング条件として入力ファイルの N タイプ項 目とマッチングファイルの N タイプ項目が関連付けされている。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 正しくマッチし変換することができます。
205 マッチングファイルのデータを使用し、数値演算もしくは日付演算を行った際に、変換が 異常終了する場合がある。 ①現象 マッチングファイル区分が固定フォーマットまたは CSV にて、マッチングファイルのデータを 使用した、数値演算もしくは日付演算を行った際に、変換が異常終了する場合があります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 マッチングファイルの設定が 1. 「キーがなかった場合=エラーにしない」を指定。 2. 「デフォルト値の設定」はなし。 の場合に、以下条件のいづれかを満たす場合に発生します。 ・ マッチングファイル区分 CSVID なしの指定にて、マッチングファイル項目を含む数値演算 を指定 ・ マッチングファイル区分 CSVID なしの指定にて、マッチングファイル項目を含む日付演算 を指定 ・ マッチングファイル区分 CSVID ありの指定にて、マッチングファイル項目を含む日付演算 を指定 ・ マッチングファイル区分固定フォーマットの指定にて、マッチングファイル項目を含む数 値演算を指定 ・ マッチングファイル区分固定フォーマットの指定にて、マッチングファイル項目を含む日 付演算を指定 ④代替方法 デフォルト値の設定を行ってください。 ⑤修正後 デフォルト値の設定がない場合も、数値演算の場合は 0、日付演算の場合は実行日付にて正常 に処理を行います。
206 全角半角カナ変換における変換が不正な変換となる場合がある。 ①現象
全角半角カナ変換において以下の文字が不正に変換される場合があります。 ・全角⇒半角指定
出力コード種
SJIS EUC UTF-8 UTF-16 文字 障害動作 文字 障害動作 文字 障害動作 文字 障害動作 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 SJIS ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 [ [ [ NULL [ NULL [ [ ] ] ] NULL ] NULL ] ] 「 無変換 「 無変換 」 無変換 」 無変換 ヲ 無変換 ヲ 無変換 ン 無変換 ン 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 EUC ゜ 無変換 ゜ 無変換 UTF-8 ー 無変換 ー 無変換 ー 無変換 ー 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 UTF-16 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 IBM KEIS JEF NEC [ [ [ NULL [ NULL [ [ 入力コード 種 JIS ] ] ] NULL ] NULL ] ] 出力コード種
JEF NEC IBM KEIS JIS
文字 障害動作 文字 障害動作 文字 障害動作 文字 障害動作 文字 障害動作 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 SJIS ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 [ [ [ [ [ [ [ [ [ ロ ] 半角 SP ] 半角 SP ] 半角 SP ] 半角 SP ] ン 「 無変換 「 無変換 「 無変換 「 無変換 」 無変換 」 無変換 」 無変換 」 無変換 ヲ 無変換 ヲ 無変換 ヲ 無変換 ヲ 無変換 ン 無変換 ン 無変換 ン 無変換 ン 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 EUC ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 UTF-8 ー 無変換 ー 無変換 ー 無変換 ー 無変換 ー 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 ゛ 無変換 UTF-16 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 ゜ 無変換 IBM KEIS JEF NEC [ [ [ [ [ [ [ [ [ ※ 入力コード 種 JIS ] 半角 SP ] 半角 SP ] 半角 SP ] 半角 SP ] ※ ※該当文字以降の文字列が出力されない。
・半角⇒全角指定 入力コード種 UTF-8、IBM、KEIS、JEF、NEC 出力コード種 JIS において以下の動作となる。 文字 障害動作 ガ 未出力 ギ 未出力 グ 未出力 ゲ 未出力 ゴ 未出力 ザ 未出力 ジ 未出力 ズ 未出力 ゼ 未出力 ゾ 未出力 ダ 未出力 ヂ 未出力 ヅ 未出力 デ 未出力 ド 未出力 ヴ 未出力 入力コード種 JIS 出力コード種 SJIS、EUC、UTF-8、UTF-16、IBM、KEIS、JEF、NEC において以下の動作となる。 文字 障害動作 ヴ ウ゛ ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 ①現象に記載のある、入出力コード種における該当文字にて発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 正常に全角半角カナ変換が行われます。
207 UTF-16→JIS 変換にて全角半角変換の設定が半角⇒全角の場合、不要なエスケープシーケ ンスが出力される場合がある。 ①現象 UTF-16→JIS の変換にて、全角半角変換の設定が半角⇒全角の場合、不要なエスケープシーケ ンスが出力される場合があります。 例) 入力ファイル UTF-16 項目タイプ M タイプ FF FE A2 30 A4 30 21 00 AB 30 AD 30 BOM ア イ ! # カ キ 出力ファイル JIS 項目タイプ M タイプ 1B 24 42 25 22 25 24 1B 24 42 21 2A 21 74 25 2B 25 2D ESC ア イ ESC ! # カ キ ②対象バージョン 不要なESC HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 入力ファイルコード種に UTF-16、出力ファイルコード種に JIS を指定。 2. 半角⇒全角変換を指定。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 不要なエスケープシーケンスを出力することなく、正常に変換します。 208 UTF-8→UTF-8、UTF-16→UTF-16 の変換にて機種依存文字である”-”と”~”の文字で半 角⇒全角変換が行われない。 ①現象 UTF-8→UTF-8、UTF-16→UTF-16 の変換にて Unicode 機種依存文字である”-”と”~”が半角 ⇒全角変換が行われません。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 入出力コード種が UTF-8 または UTF-16。
2. Unicode テーブルの指定が自機種のコード以外(HULFT-DataMagic for Windows の場合は UNIX、HULFT-DataMagic for UNIX/Linux の場合は Windows)を指定。
3. 全角半角カナ変換にて全角⇒半角を指定。 ④代替方法
ありません。 ⑤修正後
209 変換状況一覧の識別子の桁数が 8 桁までしか表示されない。 ①現象 変換状況一覧の識別子の桁数が 8 桁までしか表示されない。 実際の値は100000000 であるが表示 は8 桁で下一桁が表示されていない。 ②対象バージョン
HULFT データ変換 Pro Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT データ変換 Standard Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 変換状況一覧の識別子の値が 8 桁(99999999)より大きい場合に発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 8 桁より大きい場合も以下のように正しく表示されます。 正しく100000000 が表示されます。
210 抽出条件でマッチング項目を指定し、マッチングファイルを削除後、抽出条件を再表示す ると不正な警告が出る。 ①現象 抽出条件でマッチング項目を指定し、マッチングファイルを削除後、抽出条件を再表示すると 以下の不正な警告が表示されます。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 抽出条件に設定された、マッチングファイルの設定が削除されていた場合に発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 マッチングファイルを削除した場合、そのマッチングファイルの項目を使用している抽出条件 の設定は破棄されます。 211 入力ファイルのソートを指定した場合、画面実行時に表示される進捗バーが実際の進捗と 合っていない。 ①現象 入力ファイルのソートを指定した場合、画面実行時に表示される進捗バーが実際の進捗と合っ ていません。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 入力ファイルでソートの設定を行っている場合に発生します。 ④代替方法 ありませんが、変換は正常に行われます。 ⑤修正後 進捗バーに実際の進捗率が表示されます。
213 出力区分 DB の「入力データサイズが0の場合の扱い」にて、「Z タイプ=NULL を設定」の 際、入力項目のデータが数値タイプ且つ 0 バイトのデータを出力するとそれ以降のデータ が NULL で出力される。 ①現象 出力区分 DB にて、「入力データサイズが0の場合の扱い」内、Z タイプを「NULL を設定」を 指定した際、入力項目のデータが数値タイプ且つ 0 バイトのデータを出力すると、それ以降の データが NULL で出力されます。 【出力ファイル設定画面】 例) 入力 CSV 出力 DB 1 1 2 2 0 NULL
3 (REPALCE_REG 関数等の処理REPLACE_REG{^0$,} NULL
で0 バイトデータへ加工) ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 出力区分に DB を指定。 2. 入力データサイズが0の場合の扱いの「Z タイプ=NULL を設定」を指定。 3. 入力データが数値タイプ且つ、0 バイトのデータが存在する。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 該当以降のレコードについても正常に出力されます。
214 接続先 SQL Server にて、DB テーブル情報のウィザードを使用した場合の検証ボタンでエ ラーが発生する。 ①現象 DB テーブル情報更新画面の「ウィザードを使用して作成」ボタンより、接続先 SQL Server の 設定にて登録を行い、検証ボタンから検証を実施すると以下のエラーダイアログが表示されま す。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 接続先が SQL Server の場合に発生します。 ④代替方法 ありません。検証は実施できませんが、設定情報の利用は可能です。 ⑤修正後 正常に検証が行われます。 216 入力区分階層フォーマットにて、繰り返し数が設定された固定フォーマットを正常に処理 できない。 ①現象 入力区分階層フォーマットにて、繰り返し数が設定された固定フォーマットを指定し、その項 目を出力した場合、繰り返し数が 1 以外の項目をマッピングしても、全て1番目の項目が使用 されます。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 入力区分が階層フォーマットで、且つそのレコードレイアウト内の固定フォーマット定義内で 繰り返し数が設定された項目定義が行われている場合に発生します。 ④代替方法 固定フォーマットにて繰り返し数を利用しない形で設定を行ってください。 ⑤修正後 繰り返し数が設定された固定フォーマットを項目定義に使用した場合も、正常に変換ができま す。
217 入力区分階層フォーマットで、確定グループによるマッチングを行う場合、異常終了する 場合がある。 ①現象 入力区分階層フォーマットで、確定グループによるマッチングを行う場合、異常終了する場合 があります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たし、変換実行時に指定された項目が省略時デフォルト値のレコードで、 デフォルト値が採用された場合に発生します。 1. 入力データに階層フォーマットを指定し、レコードの扱いを「グループを1レコードとし て扱う」を指定。 2. 入力項目数値タイプもしくは N タイプに対してマッチング条件を指定。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 正常に変換処理を行うことができます。 219 utledigen コマンドで-i、-d オプション複数指定時に最初に指定された形式のみエクス ポートされる。 ①現象 utledigen コマンドで-i、-d オプションは単一指定のみ有効ですが、複数指定時に書式エラー による USAGE が表示されず最初に指定された形式のみエクスポートされます。 ②対象バージョン
HULFT データ変換 Pro Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT データ変換 Standard Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 utledigen コマンドで-i、-d オプションを複数指定した場合に発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 複数指定時は書式エラーによる USAGE を表示します。
220 CSV→CSV 変換にて、CSV 数値項目を出力した場合、全角半角カナ変換・全角半角記号変換 が半角⇒全角指定の場合に囲み文字付きで出力される。 ①現象 CSV→CSV 変換にて、CSV 数値項目を出力した場合、全角半角カナ変換・全角半角記号変換が半 角⇒全角指定の場合に囲み文字付きで出力されます。 例) 入力 CSV 出力 CSV 100 “100” 200 “200” ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たした場合に発生します。 1. 入出力区分に CSV を指定。 2. 全角半角カナ変換または全角半角記号変換にて半角⇒全角を指定。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 囲み文字を付加せず、数値として出力します。 221 入力コード種 JIS で、数値タイプから X タイプにマッピングした場合、正しく変換が行わ れない。 ①現象
入力コード種 JIS で、EBCDIC コードセットに ASCII 以外を設定し、数値タイプから X タイプに マッピングした場合、正しく変換が行われません。 数値タイプ X タイプ 123 △△△ 456 △△△ 全角半角カナ変換:半角⇒全角 または 全角半角記号変換:半角⇒全角 △:半角スペース ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たした場合に発生します。
1. 入力コード種が JIS で、EBCDIC コードセットに ASCII 以外を指定。 2. 数値タイプ(9,S,P,B,F,Z)から X タイプにマッピング。
④代替方法 ありません。 ⑤修正後
222 「入力データサイズが0の場合の扱い」にて、「NULL を設定」を指定した場合、該当デー タ以降のデータが NULL で出力される。 ①現象 出力区分が DB で接続先が SQL Server の場合、「入力データサイズが0の場合の扱い」で「NULL を設定」を指定した際、該当データが入力されると以降のデータが NULL で出力されます。 【出力ファイル設定画面】 例) 入力 CSV 出力 DB “AAA” AAA “BBB” BBB “” NULL “CCC” NULL ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たし、該当となる 0 サイズのデータが入力された場合に発生します。 1. 出力区分 DB、接続先 SQL Server。 2. 「入力データサイズが0の場合の扱い」で「NULL を設定」を指定。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 該当以降のレコードについても正常に出力されます。 223 入出力区分が固定フォーマットで、条件なし抽出条件を指定した場合、項目名の一致する ものではなく、項目の順番ごとに関連付いた出力がされる。 ①現象 入出力区分固定フォーマットで、条件なし抽出条件を指定した場合、項目名の一致するもので はなく、項目順番ごとに出力が行われ、マニュアルと動作が異なります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件
224 数値演算の項目に対して、出力フォーマットの日付指定ができる。 ①現象 数値演算を設定した項目に対して、出力フォーマットの日付指定ができ且つ、変換を実行した 場合は変換エラーとなります。 【マッピング画面】 項目 1 には数値演算を設定済みであ るが、出力フォーマットの日付設定が 行える。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 ありません。数値演算が設定された項目に対し、出力フォーマットの日付が設定可能です。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 数値演算が設定された項目には日付フォーマットは指定できなくなります。 225 日付演算を指定した際にマイナスを含む演算の結果が入力される日付書式により異なる。 ①現象 日付演算を指定した際にマイナスを含む演算の結果が入力される日付書式により異なります。 例) 入力項目 A 出力項目 A 2009/10/01 2009/09/30 2009-10-01 2009/09/30 2009年10月1日 2009/10/02 平成 21 年 10 月1日 2009/10/02 20091001 変換エラー 091001 変換エラー ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件
日付演算にてマイナスを含む演算を指定した場合に発生します。 ④代替方法
ago 演算子を使用して定義を行ってください。
$INAME(A) -1 day $INAME(A) 1 day ago
日付演算 $INAME(A) -1 day
226 マルチフォーマット情報のキー値にスペースを含む値を設定した場合、形式情報の登録、 変換の実行が正しく動作しない。 ①現象 マルチフォーマット情報のキー値設定にて、キー区分=Charactor 指定の場合、半角 SP をキー 値として設定可能であるが以下について正常に動作しません。 ・データ形式情報ファイル一括登録(utlediupdt コマンド) 以下のメッセージが表示され、登録はできません。 utlediupdt: データ形式情報の登録に失敗しました。 キー値(key)に不正な文字が含まれます。 ・変換実行 前スペース、後ろスペースが設定されたキー値のレコードを正しく抽出することができません。 ②対象バージョン
HULFT データ変換 Pro Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT データ変換 Standard Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 マルチフォーマット情報のキー値設定にて、キー区分=Charactor 指定且つ、半角 SP をキー値 として指定した場合に発生します。 ④代替方法 キー区分=Binary 指定にてキー値設定を行ってください。 ⑤修正後 データ形式情報、変換の実行において正しく登録変換が行えます。
227 出力区分マルチフォーマットまたは階層フォーマットにて、BEGIN/END 条件からマッピン グを行うと画面がグレーアウトし、設定が行えない。 ①現象 出力区分マルチフォーマットまたは階層フォーマットにて、BEGIN/END 条件のいずれかから マッピングを行うと入出力項目エリアがグレーアウトし、設定が行えません。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 出力区分にマルチフォーマットまたは階層フォーマットを指定。 2. 変数の設定は行われていない。 3. BEGIN または END 条件より出力ファイルへマッピングを行う。
④代替方法
228 出力ファイル設定が複数あり、マルチフォーマットまたは階層フォーマットと固定フォー マットまたは DB の組み合わせにて、変換が異常終了する場合がある。 ①現象 出力ファイルが複数設定されており、その出力区分にマルチフォーマットまたは階層フォー マットと固定フォーマットまたは DB の組み合わせが存在する際、マルチフォーマットまたは 階層フォーマットのマッピング画面にて項目数が固定フォーマットまたは DB 側のマッピング 項目より少ない場合に変換を実行すると以下の画面が表示され、変換が異常終了する場合があ ります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生する可能性があります。 1. 出力ファイルが 2 つ以上設定され、マルチフォーマットまたは階層フォーマットと固定 フォーマットまたは DB が設定されている。 2. マルチフォーマットまたは階層フォーマットへのマッピング画面にて、固定フォーマット または DB の項目数より少ない項目数のマッピングを行う。 例) 2項目 10項目 3. 変換(utled)を実行する。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 異常終了せず、正常に変換されます。
238 SQL文生成方式が「SQL文指定」にて、サイズ0固定値を項目として含むSQL文を指定し、項 目取り込みを行った定義を、エクスポートし、再度インポートするとエラーが発生し登録 することができない。 ①現象 DB テーブル情報更新画面で SQL 文生成方式が「SQL 文指定」の場合に、SQL 文でサイズ 0 の固 定値を項目として含むと、項目取り込みを行った後、エクスポートし、再度インポートすると エラーが発生し登録することができません。 例) 上記 SQL を指定後、[取込]ボタンを押 下することで、以下の項目が設定され る ・データ形式情報ファイル一括登録(utlediupdt コマンド) 上記の設定がされた ID をエクスポートし、インポートすると以下のメッセージが表示され、 登録はできません。 utlediupdt: データ形式情報の登録に失敗しました。
239 データ形式情報ファイル一括登録にて、正常な漢字コード種を指定しているにもかかわら ず、警告が表示される場合がある。 ①現象 データ形式情報ファイル一括登録にて、正常な漢字コード種を指定しているにもかかわらず、 DB テーブル情報にて以下の指定内に EUC 指定では\r, SJIS 指定では\n が含まれていた場合、 警告が表示される場合があります。 ・ WHERE 条件の SQL 文 ・ SQL1 ・ SQL2 ・ 開始前の SQL 文 ・ 正常終了後の SQL 文 警告表示 警告:該当の文字コードではない入力データがあります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 データ形式情報ファイル一括登録(utlediupdt)にて、データ形式情報エクスポートファイル内 DB テーブル情報に以下の指定が、漢字コード種=EUC 指定の場合\r、漢字コード種=SJIS 指定 の場合\n が含まれていた場合、警告が表示されます。 ・ WHERE 条件の SQL 文 ・ SQL1 ・ SQL2 ・ 開始前の SQL 文 ・ 正常終了後の SQL 文 ④代替方法 ありませんが、形式情報については正常に登録されるため、変換等に影響はありません。 ⑤修正後 警告表示することなく正常にインポートすることができます。
240 繰り返し数を指定した階層フォーマットを使用した場合、不正な変換となる場合がある。 ①現象 繰り返し数を指定した階層フォーマットを使用した場合、不正な変換となる場合があります。 例) 入力データ H ヘッダ1 D 明細1-1 D 明細1-2 H ヘッダ2 D 明細2-1 H ヘッダ3 D 明細3-1 D 明細3-2 階層フォーマット情報 繰り返し数を指定 上記設定にて、抽出条件グループにて明細 G1 を抽出した場合、正しくは 3 レコード(明細1 -1、明細2-1、明細3-1)抽出されるはずが、1 レコード(明細1-1)のみ抽出され る。 ②対象バージョン
241 取込ボタン押下で表示されるエラーメッセージボックスにメッセージが表示されない場合 がある。 ①現象 DB テーブル情報更新画面にて取込ボタン押下で表示されるエラーメッセージボックスにメッ セージが表示されない場合があります。 例) 以下 SQL 文を指定し、[取込]ボタンを押下。 SELECT 123 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 接続先が「SQL Server」で「入出力区分=入力設定」を選択し、項目なしとなる SQL 文指定を 行った場合に発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 以下のメッセージを表示します。
242 Nタイプ項目に先頭0x00のデータが入力された際、変換エラーとなる場合がある。 ①現象
入力 N タイプ項目に先頭 0x00 のデータが入力された際、変換エラー(完了コード=102、詳細 コード=4)となる場合があります。
②対象バージョン
HULFT データ変換 Pro Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT データ変換 Standard Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 入力 N タイプ項目に先頭 0x00 のデータが入力された場合に発生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 空文字として処理します。 243 1000項目以上のデータが入力ファイルにある場合、異常終了する場合がある。 ①現象 入力区分 CSV の ID なし指定にて、1000 項目以上のデータが入力ファイルにある場合、異常終 了する場合があります。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 入力区分 CSV の ID なし指定且つ、入力ファイルに 1000 項目以上のデータが存在する場合に発 生します。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 異常終了せず、変換エラー(完了コード=43、詳細コード=51)で変換を終了します。
257 データ形式情報一括登録実行エラー時に表示される「該当行」に不正な値が表示される場 合がある。 ①現象 データ形式情報エクスポートファイルに、DB テーブル情報内の以下のいづれかの項目が複数行 で指定を行っていた場合、エラー時に表示される「該当行」に不正な値が表示される場合があ ります。 ・ WHERE 条件の SQL 文 ・ SQL1 ・ SQL2 ・ 開始前の SQL 文 ・ 正常終了後の SQL 文 例) データ形式情報エクスポートファイル DBID,sample DBCID,sampleDB COMMENT, IN_SQL_START select A B C D from sample_tbl where A='100' ; IN_SQL_END ITEM,1,A,V,16,M,1,0,0 ITEM,1,B,V,16,M,2,0,0 ITEM,1,C,V,16,M,3,0,0 ITEM,2,D,V,16,M,4,0,0 END データ形式情報一括登録実行結果 赤字部分が不正値(行数15) # utlediupdt -f igen -r utlediupdt: データ形式情報の登録に失敗しました。 項目名 有効性(valid)に「0」または「1」以外の値が指定されています。 入力内容[2] 該当行(8)。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 データ形式情報エクスポートファイルに、DB テーブル情報内の以下の項目が複数行で指定を 行っており且つ、他設定項目に不正値があった場合に発生します。 ・ WHERE 条件の SQL 文 ・ SQL1 ・ SQL2 ・ 開始前の SQL 文 ・ 正常終了後の SQL 文 ④代替方法 ありませんが、複数行に渡っていた設定値を1行にすることで正しい該当行を取得することが 可能です。
261 入力項目名の変更を行った場合、不正なマッピング設定が行われる。 ①現象 入力項目とマッチング項目に同項目名が存在するパラメータファイルにて、その同名の入力項 目の名前を変更した場合、警告ダイアログからマッピング再現方法ダイアログの表示がされず、 マッチング項目と出力項目が自動でマッピングされ、意図する変換が実施されない場合があり ます。 例) 以下の設定にて一度パラメータファイルを保存します。 入力項目 A を key に項目名を変更し、再度マッピング画面を表示すると以下のように、マッチ ング項目名 A と出力1項目目が自動で関連付けが行われます。 また、OK ボタンを押下した場合、不正なエラーダイアログが表示されます。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件
入力項目とマッチング項目に同項目名が存在するパラメータファイルにて、その同名の入力項 目の名前を変更した場合に発生します。
変数が存在しない場合に、数値演算・日付演算にて変数指定した変換を実行すると異常終 了する。 263 ①現象 変数が1つも存在しない場合に、数値演算・日付演算で変数指定した変換を実行すると異常終 了します。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 変数設定なし。 2. 数値演算もしくは日付演算内で変数($VAR)を指定する。 ④代替方法 ありませんが、有効な設定ではないため、変数の設定を行い実行してください。 ⑤修正後 異常終了せず、以下の終了コードによる変換エラーで終了します。 数値演算指定の場合 完了コード=95、詳細コード=43 日付演算指定の場合 完了コード=12、詳細コード=17 環境設定ファイルの「異常時のファイルの扱い=削除する」の設定で、入力ファイルと出 力ファイルが同値の場合、変換エラーで終了すると入力ファイルが削除される。 266 ①現象 環境設定ファイルの「異常時のファイルの扱い=削除する」を指定し、入力ファイルと出力ファ イルが同値の場合、変換が異常終了すると出力ファイルが削除されるため、結果的に入力ファ イルが削除されます。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 環境設定ファイルの「異常時のファイルの扱い=削除する」を指定。 2. 入力ファイル名と出力ファイル名に同値を指定。 ④代替方法 ありませんが、有効な設定ではないため、入力ファイル名と出力ファイル名には別の値を指定 してください。 ⑤修正後 変換エラーが発生した場合も、出力ファイル(入力ファイル)は削除しません。
マッチングファイルと出力ファイルが同値の場合、変換エラーが発生しマッチングファイ ルが0byteになる。 267 ①現象 マッチングファイルと出力ファイルが同値の場合、変換を実行するとエラーとなり、その結果 マッチングファイルが 0byte ファイルとなります。環境設定ファイルの「異常時のファイルの 扱い=削除する」の設定の場合は削除されます。 ②対象バージョン
HULFT-DataMagic Ver.1.1.0 ~ Ver.1.2.0 ③発生条件 マッチングファイル名と出力ファイル名に同値を指定した場合に発生します。 ④代替方法 ありませんが、有効な設定ではないため、マッチングファイル名と出力ファイル名には別の値 を指定してください。 ⑤修正後 マッチングファイルが 0byte ファイルに変更されたり削除されることはありません。 269 KEIS→JEF、JIS→JEF変換にて全角スペースが0xA1A1に変換される。 ①現象
入力コード種 KEIS もしくは JIS から出力コード種 JEF への変換にて、全角スペースが 0xA1A1 に変換されます。
②対象バージョン ・KEIS→JEF 変換
HULFT データ変換 Pro Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT データ変換 Standard Ver.6.6.0 ~ Ver.6.6.1 HULFT-DataMagic Ver.1.0.0 ~ Ver.1.2.0
・JIS→JEF 変換
HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件
入力コード種 KEIS もしくは JIS から出力コード種 JEF への変換にて発生します。 ④代替方法
全角スペースを外字登録し、出力ファイル設定の「外字変換テーブルの使用=優先的に使用す る」を設定の上、外字として変換を行ってください。
⑤修正後
270 抽出条件に条件なしを指定した場合、全角⇔半角変換が行われない。 ①現象 抽出条件に条件なしを指定した場合、全角半角変換(カナ/英数字/記号)が正しく行われな い場合があります。 ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 抽出条件にて条件なしを設定し且つ、全角半角変換の指定を行った場合に発生します。 ④代替方法 「条件なし」の抽出条件を「入力レコード数 >= 1」に変更し、マッピング設定を行い実行し てください。 ⑤修正後 「条件なし」を指定した場合も、正常に変換が行われます。 271 出力コード種JISにて半角⇒全角変換を行った場合、パディングが正しく行われない。 ①現象 出力コード種 JIS にて、桁合わせ時のパディングが正しく行われず、正常に変換できない場合 があります。 例) 入力ファイル SJIS 項目タイプ X タイプ(5) B1 B2 B3 B4 B5 ア イ ウ エ オ 出力ファイル JIS 項目タイプ M タイプ(15) 1B 24 42 25 22 25 24 25 26 25 28 1B 28 42 20 ESC ア イ ウ エ ESC ②対象バージョン HULFT-DataMagic Ver.1.2.0 ③発生条件 以下の条件を全て満たす場合に発生します。 1. 出力区分=固定フォーマットを指定。 2. 出力コード種=JIS を指定。 3. 変換した結果、出力項目に 3 バイト以上の桁合わせ領域がない。 ④代替方法 ありません。 ⑤修正後 正しくパディング処理が行われます。 ①現象例の出力の場合、以下の出力となります。 1B 24 42 25 22 25 24 25 26 25 28 25 2A 20 20 ESC ア イ ウ エ オ “オ”が出力されず不 要 な ESC と 半 角 ス ペースが出力される