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札幌市特定粉じん排出等作業 における飛散防止対策 マニュアルの改訂について 札幌市環境局環境都市推進部環境対策課 平成 30 年 (2018 年 )7 月 4 日 5 日 1

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(1)

札幌市特定粉じん排出等作業 における飛散防止対策

マニュアルの改訂について

札幌市環境局環境都市推進部環境対策課

平成30年(2018年)7月4日、5日

(2)

本日の内容

1.規則改正に係る変更点 ~石綿濃度の測定方法~

2.測定結果の評価と対応

3.石綿含有仕上塗材の取扱いについて 4.その他の変更点等

(3)

1.規則改正に係る変更点

~石綿濃度の測定方法~

(4)

石綿濃度測定

 大気汚染防止法(大防法)

目的:大気環境中への「特定粉じん」

の排出・飛散を防止

規制対象:「特定粉じん排出等作業」

(5)

<測定場所と時期(P23 表5-2)>

測定場所 測定時期

集じん・排気装置の

排気口 除去作業中

(原則作業初日)

前室の入口 除去作業場の

直近の外周

除去作業場内 除去作業後

(隔離解除前)

石綿濃度測定

 札幌市条例

漏えい監視のため濃度測定が義務付け

(6)

石綿濃度測定

【平成元年環境庁告示第93号に定める方法】

石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法.

第1 装置、器具及び試薬.

装置、器具及び試薬は、次に掲げるとおりとする。

1 試料の捕集のための装置及び器具.

(1) 捕集用ろ紙.

直径が47mm、平均孔径が0.8μmの円形の セルロースエステル製のろ紙

<従来規則>

(7)

石綿濃度測定

【市長が別に定める方法】

アスベストモニタリングマニュアル

(第4.1版)

「第3部 解体等現場等における アスベストの測定方法」

<改正後(P24)>

(8)

石綿濃度測定

ただし、同マニュアルの

「 3.2.2 自動測定器によるリアル

タイム測定」及び

「【参考資料】解体現場等における その他迅速な測定方法の紹介」

で示されている方法は除く。

<改正後(P24)>

(9)

石綿濃度測定

<改正後フロー(P24)>

(10)

石綿濃度測定

位相差顕微鏡法 総繊維数濃度の測定

電子顕微鏡法

位相差/偏光顕微鏡法

位相差/蛍光顕微鏡法

(A-SEM,A-TEM) 石綿繊維数濃度の測定

※位相差顕微鏡法で総繊維数濃度が1本/Lを

超えた場合は、電子顕微鏡法による確認を行う

<改正後フロー(P24)>

(11)

捕集器具及び条件

<施工区画周辺>

ろ紙直径 47mm(有効径 35mm)

吸引流量 10L/min

捕集時間 4時間

<発生源近傍、集じん機排出口等>

ろ紙直径 47mm(有効径 35mm)

吸引流量 10L/min

捕集時間 2時間

(原則、除去作業開始直後)

(12)

測定条件等を変更する場合

漏えい監視の目安「石綿繊維数濃度1本 /L」の評価ができるよう、定量下限値

(概ね0.5本/L)を確保すること

位相差顕微鏡法を用いる場合は、電子顕 微鏡法の測定用のろ紙を残すことができ るサイズのものを使用すること

(47mm径が望ましい)

<留意事項(P25)>

(13)

2.測定結果の評価と対応

(14)

隔離状況、集じん機の性能及び作業場 内の石綿の状況を把握するために濃度 測定を実施

石綿繊維数濃度1本/Lが漏えいの目安 ⇒ 超過の場合対応が必要

超過した際の対応手順・実施体制に

<漏えい監視(P25)>

測定結果の評価と対応

(15)

<作業場外測定フロー(P26)>

測定結果の評価と対応

(16)

漏えいの恐れあり

⇒ 直ちに作業中止、

環境対策課へ連絡

養生、集じん機等の点検

総繊維数の場合

⇒ 石綿濃度の測定

環境対策課の確認を経た上で作業再開

再開後は速やかに再測定

⇒ 1本/L未満であることを確認

測定結果の評価と対応

<濃度測定結果が1本/L超過時の対応(P26)>

(17)

細心の注意を払って作業

作業終了後でも、総繊維数濃度が 1本/L超であれば環境対策課へ連絡

<短期工事の場合(P26)>

測定結果の評価と対応

(18)

<作業場内測定フロー(P27)>

測定結果の評価と対応

(19)

飛散抑制剤の散布

除じん機の稼働

対策実施後に再測定

⇒ 1本/L未満であることが確認 できてから養生撤去

総繊維濃度測定の結果のみで対策を 実施し、再測定を行ってもよい

測定結果の評価と対応

<濃度測定結果が1本/L超過時の対応(P27)>

(20)

3.石綿含有仕上塗材の

取扱いについて

(21)

石綿含有仕上塗材の取扱い区分

石綿含有仕上塗材が

どのように施工されたか 取扱い区分

① 吹付け工法で施工された ことが明らか

「吹付け石綿」として 取扱う (届出必要)

② 吹付け工法で施工された かどうかが明らかでない

「吹付け石綿」として 取扱う (届出必要)

③ 吹付け以外の工法(ロー ラー塗等)で施工されたこ とが明らか(※1)

「吹付け石綿」として は取扱わない

(届出不要(※2))

<札幌市取扱い(P12)>

(22)

注意事項

※1 「吹付け以外の工法(ローラー塗 等)で施工されたことが明らか」

であることの判断は、設計図面上 の情報など、客観的に証明できる

ものをもって行うこと。なお、判 断の根拠とした資料等の本市への

提出は不要

※2 届出不要の場合は、届出対象の工 事で求められる作業基準に準じた 方法をとるなどして、適切な石綿 飛散防止措置を講じること。

(23)

労働基準監督署への届出

労基への届出等は労働安全衛生法(石綿 障害予防規則)に基づくものであり、大 防法とは取扱いが異なることがある。

届出の要・不要等について疑義が生じた 際は、必ずそれぞれの窓口に確認

(24)

作業基準について

【平成29年5月30日付け環境省通知】

「吹付け石綿」とされた石綿含有仕上塗 材の除去等に際しては、大気汚染防止法 施行規則別表第7第1の項下欄イ~チの 事項を遵守し除去等を行うか、又は同項 下欄柱書の「同等以上の効果を有する措 置」を講ずる必要がある。

札幌市取扱いも上記に同じ

(25)

大防法施行規則別表第7第1の項 下欄イ~チに基づく作業とは

除去作業場 集じん・

排気装置

粉じん濃度 測定器

前室 石綿含有吹付け材

負圧隔離養生

(26)

「同等の措置と判断しうる目安」

【平成29年5月30日付け環境省通知】

1.

集じん装置併用手工具ケレン工法

2.

集じん装置付き高圧水洗工法(15MPa 以下、30~

50MPa 程度)

3.

集じん装置付き超高圧水洗工法(100MPa 以上)

4.

超音波ケレン工法(HEPA フィルター付き掃除機併用)

5.

剥離剤併用手工具ケレン工法

6.

剥離剤併用高圧水洗工法(30~50MPa 程度)

7.

剥離剤併用超高圧水洗工法(100MPa 以上)

8.

剥離剤併用超音波ケレン工法

9.

集じん装置付きディスクグラインダーケレン工法

上記工法は、あくまで「目安」として紹介され、

(27)

「同等以上の効果を有する措置」

(札幌市取扱い)

剥離剤併用手工具ケレン工法

剥離剤併用超音波ケレン工法

現在、札幌市で「同等以上の効果を有 する措置」として、作業基準を定めた 上、実際の工事で適用を認めているの は次の2工法のみ

(28)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生

(29)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生(外観)

(30)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生について(内部)

(31)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生(建物と養生シートの接合部分)

(32)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生について

シート間継ぎ目

単管とシートの継

→テープで隙間がぎ目 無いように結合

(33)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生(床部)

立ち上げ部分

床面にはブルーシー ト等の上に、プラス チックシートを敷く

(34)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

養生区画への出入り口を明確に定める 前室を設けることが 望ましい。

(35)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)

真空掃除機、エアシャワー等

作業衣に付着して いる粉じんを落と してから外へ出る

(36)

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)~除去時~

塗膜剥離剤を使用して除去する。なお、

薬剤の使用にあたっては作業環境に関 わるため、労働基準監督署に事前に相 談する。

作業中は湿潤状態を保ち、剥がし取る。

作業中、直近外周及び出入口前にて石 綿濃度測定を実施する。

除去した石綿含有塗材吹付けは、湿潤 状態で袋詰めを行い処分する。

(37)

石綿含有仕上塗材部分が完全に除去され ていることを確認する。

高性能真空掃除機等を用いて清掃を行う。

作業室内にて石綿濃度測定を実施する。

石綿濃度測定結果が1.0本/L以下である ことを確認して養生を撤去する。

剥離剤併用手工具ケレン工法

(札幌市取扱い)~除去時~

(38)

グローブバッグ工法の適用

粘着テープでグローブバックを壁面に 装着

(39)

足場アンカー作業について

石綿含有仕上塗材を除去してからドリ ルによる穿孔を行う。

(40)

足場アンカー作業手順

必要最小限の面積に塗膜剥離のため の薬剤を塗布する

スクレーパー等を用いて除去する。

除去面に飛散防止剤を塗布する。

高性能真空掃除機などを併用し、粉 じんの飛散を抑えながら穿孔する。

(41)

足場アンカー作業手順

①必要最小限の面積に塗膜剥離のため の薬剤を塗布する

(42)

②スクレーパー等を用いて除去する。

足場アンカー作業手順

(43)

足場アンカー作業手順

③除去面に飛散防止剤を塗布する。

(44)

足場アンカー作業手順

④高性能真空掃除機などを併用し、

粉じんの飛散を抑えながら穿孔する。

(45)

足場アンカー作業手順

穿孔終了

(46)

足場アンカー作業時の濃度測定

直近風下にて石綿濃度測定を行う

(47)

石綿含有仕上塗材

不適切作業事例(アンカー打ち)

塗材を除去せずに穿孔

(48)

石綿含有仕上塗材

不適切作業事例(アンカー打ち)

除去したところから外れて穿孔

(49)

【注意点】足場アンカー作業が ある場合の届出期日

足場を組むために、足場アンカー作業 ある場合、アンカー作業の日を起点と して14日前までに届出が必要です。

足場アンカー 作業開始

養生シート

届出 張る作業

14

日前

14

日前

(50)

不適切作業とならないために

元請け業者、石綿除去業者、足場組立 業者など、関係者間で足場アンカー作 業について十分に情報共有を行う

足場アンカー作業について、手順を 守って作業できているか、各作業段階 におけるチェック体制を作る

(51)

4.その他の変更点等

(52)

煙突で除去を行う場合

高圧水の吹付けによって生じた熱で、

煙突内に上昇気流(ドラフト)が発生 することがある

ドラフトにより石綿を含んだ空気が上 部作業場の出入口から作業場外部に逆 流するおそれ

ドラフトを考慮して集じん機を選定

<留意事項(P18)>

(53)

デジタル粉じん計等の設置

捕集口(シリコンチューブ等の先端)

は、排気ダクト内に設置すること

捕集口は、気流を補足できる方向に向 ける必要がある

<空気捕集時の留意事項(P21)>

(54)

石綿を含む廃水について

【平成29年5月30日付け環境省通知】

未処理の廃水が流出・地下浸透しない ようすべて回収しなければならない

回収後、凝集沈殿させ上澄み水をろ過 処理等で適切に処理し、放流

処理後の廃水を公共下水道に排水する 場合、下水道河川局排水指導課に相談

<廃水の取扱い(P35)>

(55)

飛散防止対策の徹底

発注者からの情報提供

設計図書、改修記録、調査結果の提供

調査の時期や方法等に注意

法令順守の徹底

届出の要否、作業基準の適用等に疑義が 生じた際は、環境対策課に相談

適切な事前調査の実施

見落としがないよう、必ず専門家による 目視調査を行い、必要に応じて分析

(56)

飛散防止対策の徹底

情報共有

工事関係者(発注者、下請を含む受注 者)間で適切な情報共有を徹底

無届工事や作業基準違反を防止

事案発生時の対応

環境対策課及び発注者に速やかに報告

解体等工事中に事前調査で把握していない特定 建築材料を発見した場合

作業中及び作業後の濃度測定の結果、石綿繊維 数濃度が1本/Lを超えた場合

(57)

事前調査の徹底

書面調査及び現地調査

どちらの調査も省略せず行う

外観からは直接確認できない部分につい ても網羅的に調査

石綿含有を明らかにするには分析が必要

補修・増改築がなされている場合は個別 に判断

試料採取

同一建材の範囲毎に3か所以上で採取

(58)

事前調査の徹底

調査の記録

判断根拠、石綿含有建材の使用箇所、

調査の責任分担

作業計画

解体作業を伴わなければ確認が困難な箇所 は、解体作業時に石綿の有無を確認

石綿ばく露、飛散防止の措置

ばく露しないよう、建材の取壊しを伴わな いように調査

取壊しが必要な場合は、保護具の着用等を 徹底

(59)

事前調査の徹底

(60)

問合せ先等(大防法関係)

札幌市内で行う石綿除去等作業について

札幌市環境局 環境都市推進部 環境対策課 大気騒音係

TEL 011-211-2882

札幌市ホームページ

アスベスト(石綿)関連情報

http://www.city.sapporo.jp/kankyo/

参照

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