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2.団体の概要について 【図1 団体の形態】

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Academic year: 2022

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(1)6.調査研究. 6-2 先人を学ぶ団体の事業・活動に関する調査 滋賀大学社会連携研究センター. 准教授. 横山. 幸司. 1.調査の目的と方法 (1)調査の目的 先人学とは、地域の先人について学び、それをどう後世に伝え、さらには、現代の教育やまちづくりにつなげること ができるのか、そのために必要・有効なシステムを考える学びである。滋賀県には多くの先人に関する活動をされて いる団体が在り、その実態を把握するため当調査を実施する。 (2)調査の方法 調査の方法と改修結果は以下のとおりである。 1)対. 象:滋賀県内外で先人に関する活動を行っている団体. 2)標 本 数:30 3)調査方法:団体に直接配布もしくは郵送し、後日回収 4)調査期間:平成 27 年 10 月 1 日~12 月 31 日 5)回収結果:25 団体(回収率 83.3%). 2.団体の概要について 【図1 団体の形態】. 団体の形態としては、法人が 32.0%、任意団体が 68.0%であった。法人の中にはNPO法人、一般財団法人、公益 財団法人のほか、企業や大学などの法人内の組織、公共施設等も含めた。しかし、相対的に、任意団体が多いこと が分かる。. 94.

(2) 6.調査研究. 【図2 会員数の規模】. 会員数を規模別にみると、意外なことに 100 名以上の団体も多い。これは、地区の住民全戸が会員となっているよ うなケースも含まれているためである。それ以外では、10 名~50 名が多いことが分かる。 【図3 予算の規模】. 予算の規模別にみると、これも意外なことに、100 万円以上の団体が多いことが分かる。予算規模の大きい団体に は法人が多い。任意団体でも、前述のように会員数が多い団体では、予算規模が大きいことが多い。しかし、半数近 くの団体が、50 万円未満の予算規模であることも分かる。 【図4 予算の財源(複数回答)】. 95.

(3) 6.調査研究. 予算の財源をみると、多くの団体が会費や寄付金による収入が多いことが分かる。また、自治体等の補助金の獲 得にも積極的に乗り出している様子もうかがえる。 物品販売やイベント等の自主財源確保に努めている団体も見受けられる。 【図5 設立年数】. 設立年数では 10 年以上から 30 年未満が多いことが分かる。任意団体からNPO法人化した団体は任意団体設立 時からの年数とした。中には、大正年間や昭和初期からの団体もある。多くの団体が、後述するように、様々な課題 を抱えながらも、懸命に維持されてきたことが分かるといえよう。. 3.事業の概要について 【図6 事業の内容(複数回答)】. 事業の内容としては、多くの団体が定期的な勉強会を開催している。その他には、自主開催の行事や、自治体が 主催するイベント等への参加が多い。また、先人ゆかりの地への研修視察等も多い。講師活動が意外にも少ない。 会員の人材育成の余地があるともいえよう。 96.

(4) 6.調査研究. 【図7 公共政策との関わり】. 約 7 割の団体が公共政策への関わりがある。この公共政策の中には、後述するように自治体が募集する協働事 業や、小中高等学校等での教育活動、観光ボランティアガイド、まちづくり協議会等での活動などが含まれる。 【図8 ⑦の主な内容(複数回答) 】. 公共政策との関わりの具体的な内容としては、小中高等学校等での講師等が最も多く、次いで、生涯学習講座等 公民館等での講師、観光ボランティアガイド等が多い割合となっている。先人学習が、教育を中心にまちづくりや観 光、福祉といった分野にも貢献しているといえよう。. 97.

(5) 6.調査研究. 【図9 成果について(複数回答)】. 成果の中で、最も多かったのは、市民等の認知度が向上したというものであった。次いで、「来訪者の増加」、「学 校教育での活用」が多い割合であった。他団体との交流や行政との協働事業の増加も見受けられたが、割合は少な く、逆に、これらの点については、さらに向上させる余地があるともいえよう。 【図 10 課題について(複数回答)】. 課題の中で、最も多かったのが、「後継者不足」であった。次いで、「財源不足」。「事務局機能の向上」の中には、 会員の能力向上といった記述も見られた。後述するように、これらの点について団体自身の自主的な取り組みは、も ちろん重要であるが、行政の支援も必要な分野であろう。. 98.

(6) 6.調査研究. 【図 11 今後の目標について(複数回答)】. 今後の目標について、最も多かったのが、本来事業の充実であった。次いで、行政や地域、他機関との連携、協働 が多い割合であった。そうすることによって、本来の事業が担保されていくということを多くの団体が考えている表れ といえよう。 【図 12 どのような支援・政策があれば良いか(複数回答)】. 「どのような支援・政策があれば良いか」については、多くの団体が、観光等公共政策への活用を望んでいること が分かる。次いで、広報等もっと情報発信をしてほしいという記述が多く見受けられた。また、先人に関わる資源や 施設を保存していかなければならないという切実な面も見落とせない。. 99.

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