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Citrix XenServer 5.6 仮想マシンインストールガイド 著作権 : 2009 Citrix All Rights Reserved. Version:5.6 Citrix, Inc. 851 West Cypress Creek Road Fort Lauderdale, FL 33

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(1)

Citrix XenServer ® 5.6 仮想マシンインストールガイド

発行 2010/10/04

1.0 版

(2)

Citrix XenServer ® 5.6 仮想マシンインストールガイド 著作権:© 2009 Citrix All Rights Reserved.

Version:5.6 Citrix, Inc.

851 West Cypress Creek Road Fort Lauderdale, FL 33309 United States of America

免責このドキュメントは現状有姿のままで提供されます。Citrix, Inc.は、このドキュメントの内容に関し、商品性 および特定目的適合性についての黙示保証を含むが、それに限定することなく、いかなる保証も行わないも のとします。このドキュメントには、技術的に不正確な記述または印字エラーが含まれている可能性がありま す。Citrix, Inc.は、このドキュメントに含まれている情報を予告なく随時変更する権利を留保します。このド キュメントおよびこのドキュメントに記載されているソフトウェアは、Citrix, Inc.およびそのライセンス付与者 の機密情報であり、Citrix, Inc.によるライセンス許諾に基づいて提供されます。

Citrix Systems, Inc.、Citrixロゴ、Citrix XenServer、およびCitrix XenCenterは、米国およびその他の国にお けるCitrix Systems, Inc.の商標です。このドキュメントに記載されているその他のすべての製品またはサービ スは、該当する各社の商標または登録商標です。

商標 Citrix ® XenServer ® XenCenter ®

1.0 版

(3)

目次

本書について ... 1

概要 ... 1

このほかのドキュメント ... 1

仮想マシンの作成 ... 2

概要 ... 2

仮想メモリおよび仮想ディスクのサイズ制限 ... 2

XenServer製品ファミリの仮想デバイスのサポート ... 4

Physical-to-Virtual変換(P2V) ... 4

既存の仮想マシンの複製 ... 4

仮想マシンのエクスポートとインポート ... 5

仮想マシンのエクスポート ... 5

仮想マシンのインポート ... 5

仮想マシンブロックデバイス ... 6

Windows仮想マシンのインストール ... 7

XenServerホストでISOを使用できるようにする ... 8

ISOをローカルストレージにコピーする ... 8

Windows準仮想化ドライバ ... 9

Windowsボリュームシャドウコピーサービス(VSS:Volume Shadow Copy Service)プロ バイダ ... 10

リモートデスクトップ ... 10

Windows仮想マシンを複製する前に ... 11

Windows仮想マシン内での時間の処理 ... 11

BIOSでロックされたReseller Option Kitメディアからのインストール ... 12

リリースノート ... 13

一般的なWindowsの問題 ... 13

Windows Server 2008 ... 13

Windows Server 2003 ... 13

Windows 2000 Server ... 13

Windows 7 ... 13

Windows Vista ... 13

Windows XP SP3 ... 13

Linux仮想マシンのインストール ... 14

Demo Linux VMテンプレートのインストール ... 16

Debian Lennyのインストール ... 16

aptリポジトリとLenny ... 18

Red Hat、CentOS、Oracle Enterprise、およびSUSE Enterprise Linuxのインストール ... 18

(4)

Red Hat、CentOS、Oracle Enterprise、およびSUSE Enterprise Linuxのベンダメディアか

らのインストール ... 19

ネットワークインストールサーバーからのLinuxのインストール ... 20

キックスタートファイルによるRed Hat Enterprise Linuxのインストール ... 21

Linuxゲストエージェントのインストール ... 22

Linux仮想マシン内での時間の処理 ... 22

仮想マシンのVNCの設定 ... 23

Red Hat、CentOS、またはOracle Linux仮想マシンのグラフィカルコンソールの設定 ... 24

VNC設定ファイルの場所の確認 ... 24

VNCを使用するためのGDMの設定 ... 24

ファイアウォールの設定 ... 25

VNC画面の解像度 ... 25

SLESベース仮想マシンのVNC用の設定 ... 26

VNCサーバーの確認 ... 26

リモート管理を有効にする ... 26

xinetd設定の変更 ... 26

ファイアウォールの設定 ... 27

VNC画面の解像度 ... 28

ランレベルの確認 ... 28

Linux仮想マシンを複製する前に ... 28

マシン名 ... 29

IPアドレス ... 29

MACアドレス ... 29

リリースノート ... 29

Debian Lenny 5.0 ... 29

Red Hat Enterprise Linux 4.5~4.8 ... 30

Red Hat Enterprise Linux 4.5~4.8仮想マシンを複製する前に ... 31

Red Hat Enterprise Linuxグラフィカルネットワークインストールのサポート ... 31

Red Hat Enterprise Linux 5 ... 31

RHEL 5.xゲストを複製する前に ... 32

CentOS 4 ... 32

CentOS 5 ... 32

Oracle Enterprise Linux 5 ... 32

SUSE Enterprise Linux 9 ... 32

SUSE Linux Enterprise 10 Service Pack 1 ... 33

SUSE Enterprise Linux 11 ... 33

仮想マシンのアップデート ... 34

Windowsオペレーティングシステムのアップグレード ... 34

(5)

Windows仮想マシン用のPVドライバのアップデート ... 34

Linuxカーネルとゲストユーティリティのアップデート ... 35

アプライアンスのインポートとエクスポート ... 36

XenServer OVFアプライアンスウィザード ... 36

XenServer OVFアプライアンスウィザードの要件 ... 38

OVF形式とOVA形式について ... 38

OVF(Open Virtualization Format) ... 38

OVA(Open Virtualization Appliance) ... 39

さらに詳しい情報 ... 39

パッケージ形式の選択 ... 39

OVFに関する推奨項目 ... 39

仮想マシンのアプライアンスとしてのエクスポート ... 39

アプライアンスのインポート ... 40

オペレーティングシステムの修復 ... 41

ディスクイメージのインポート ... 42

サポートされるディスクイメージ形式 ... 43

XenServer OVFアプライアンスウィザードのトラブルシューティング ... 44

ウィザードが起動しない ... 44

ウィザード実行後に発生するエラー ... 44

インポートした仮想マシンの起動時のエラー ... 47

A. ISOイメージの作成 ... 48

B. Red Hatインストールサーバーのセットアップ ... 49

インストールメディアをコピーする ... 49

リモートアクセスを有効にする ... 49

NFS ... 49

FTP ... 50

HTTP ... 50

C. 仮想マシンの問題のトラブルシューティング ... 51

仮想マシンのクラッシュ ... 51

Linux仮想マシンのクラッシュダンプ設定 ... 51

Windows仮想マシンのクラッシュダンプ設定 ... 51

Linux仮想マシンの起動問題のトラブルシューティング ... 52

索引 ... 53

(6)

本書について

概要

この文書は、Citrix®のプラットフォーム仮想化ソリューションであるXenServer™を使用して、仮想マシン

(VM:Virtual Machine)を作成するためのガイドです。このガイドでは、サポートされる各オペレーティング システムのVMを作成して、XenServerホスト上で実行するためのさまざまな方法について説明します。

このガイドでは、以下のトピックについて説明します。

• 仮想マシンの作成に関する一般情報

• Windows仮想マシンの作成

• Linux仮想マシンの作成

• 仮想マシンのアップデート

• 仮想マシンをインストールするためのベンダメディアのISOイメージの作成と使用

• 仮想マシンをインストールするためのベンダメディアのネットワークリポジトリの設定

• 仮想マシンの問題のトラブルシューティング

このほかのドキュメント

このガイドは、XenServerの仮想マシン環境を管理するシステム管理者を主な対象としています。このガイドの ほかに、このリリースには以下のドキュメントが付属しています。

• 『XenServerインストールガイド』では、XenServerおよびその管理コンソールであるXenCenterのインス トール手順について説明しています。

• 『XenServer管理者ガイド』では、XenServer環境の設定、特にストレージ、ネットワーク、およびリソース プールの設定方法とxeコマンドラインインターフェイス(CLI)を使用したXenServerホストの管理方法を説 明しています。

• 『XenServerソフトウェア開発キットガイド』では、XenServerホストと相互作用するアプリケーションの作 成方法の実例を示したコードサンプル集である、XenServer SDKについて概説しています。

• 『Citrix XenServer Management API』(英文)は、プログラマのためのXenServer APIのリファレンスガ イドです。

• 『リリースノート』では、このリリースで確認されている既知の問題について説明しています。

(7)

仮想マシンの作成

ここでは、仮想マシンの作成方法の概要と、仮想メモリおよび仮想ディスクの最小サイズを一覧で示し、各 XenServer製品ファミリでの仮想デバイスのサポートについて説明します。また、Physical-to-Virtual変換

(P2V、物理マシンの仮想化)、テンプレートの複製、エクスポートされた仮想マシンのインポートについても 説明します。

概要

仮想マシンはテンプレートから作成されます。テンプレートは、特定の仮想マシンをインスタンス化するために 必要な構成設定をすべて含んだ「ゴールドイメージ」です。XenServerには基本的なテンプレートのセットが付 属しており、オペレーティングシステムベンダのインストールCDから起動したり、ネットワークリポジトリか らインストールしたりできる汎用的な「未加工」の仮想マシンや、完全な構成済みオペレーティングシステムイ ンスタンスがあります。

通常、オペレーティングシステムが最高のパフォーマンスで動作するためには設定の最適化が必要です

が、XenServerのテンプレートでは各オペレーティングシステムが最適なパフォーマンスで動作するように調整 されています。

Linuxテンプレートでは準仮想化(PV:Para-Virtual)ゲストが作成され、WindowsテンプレートおよびOther Install MediaテンプレートではHardware Virtual Machine(HVM)ゲストが作成されます。Other Install MediaテンプレートでのLinuxのインストールはサポートされていません。

テンプレートを使用して仮想マシンを作成するには、次の3つの基本的な方法があります。

• 設定済みの完成テンプレートを使用する。

• CDまたはISOイメージからテンプレートにインストールする。

• ネットワークインストールサーバーディレクトリ上のベンダメディアからテンプレートに直接インストールす る。

各Linuxオペレーティングシステムでサポートされるインストール方法について詳しくは、「Linux仮想マシン のインストール」を参照してください。Windows仮想マシンは、CDまたはISOイメージからインストールでき ます。

Windowsオペレーティングシステムを適切なテンプレートにインストールして仮想マシンを作成する方法につ いては、「Windows仮想マシンのインストール」を参照してください。

Linuxオペレーティングシステムを適切なテンプレートにインストールして仮想マシンを作成する方法について は、「Linux仮想マシンのインストール」を参照してください。

そのほかに、以下の方法でも仮想マシンを作成できます。

• P2V(Physical-to-Virtual変換)およびV2V(Virtual-to-Virtual変換)を行うXenConvertを使用する。

• エクスポート済み仮想マシンをインポートする。

• 仮想マシンをテンプレートに変換する。

これらの方法についてはこの章で説明します。

仮想メモリおよび仮想ディスクのサイズ制限

一般的に仮想マシンをインストールする際は、メモリやディスクスペースなどのリソースを割り当てるときに、

実行するオペレーティングシステムや関連アプリケーションのメモリおよびディスク容量に関するガイドライン に必ず従ってください。

オペレーティングシステムの各バージョンによって、サポートされる最大メモリ量が異なる場合があります(ラ イセンス上の理由など)。

(8)

警告

仮想マシンには、そのオペレーティングシステムで使用可能な物理メモリの上限を超えるメモリを 割り当てないでください。オペレーティングシステムがサポートするメモリ量の上限を超えると、

その仮想マシンの動作が不安定になる場合があります。

オペレーティングシステム 最小RAM 最大RAM ディスクスペー

Windows 7(32ビット) 1GB 4GB 16GB(最

小)、40GB以 上(推奨)

Windows 7(64ビット) 2GB 32GB 20GB(最小)

Windows Server 2008 R2 512MB 32GB 32GB(最小)

Windows Server 2008(32ビッ

ト/64ビット) 512MB 32GB 10GB(最

小)、40GB以 上(推奨)

Windows Vista(32ビット) 1GB 4GB 16GB

Windows Server 2003 256MB 32GB 2GB

Windows XP SP2/SP3 256MB 32GB 1.5GB

Windows 2000 SP4 256MB 32GB 2GB

CentOS 4.5、4.6、4.7 256MB 16GB 800MB

CentOS

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4 512MB 16GB 800MB Red Hat Enterprise Linux

4.5、4.6、4.7、4.8 256MB 16GB 800MB

Red Hat Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4 512MB 16GB 800MB SUSE Linux Enterprise Server 9

SP2/SP3/SP4 256MB 32GB 1GB

SUSE Linux Enterprise Server

10 SP1/SP2、11 512MB 32GB 1.5GB

Oracle Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4 512MB 16GB 800MB

Debian Lenny 128MB 32GB 4GB

一部の32ビット版Windowsでは、物理アドレス拡張(PAE:Physical Address Extension)モー ドを使用することで4GBを超えるRAMがサポートされます。仮想マシンに4GBを超えるメモリを割 り当てるには、XenCenterではなくxe CLIを使用する必要があります(CLIのmemory-static-

(9)

maxに4GBを超えるバイト数を指定できるため)。設定方法については、『XenServer管理者ガイ ド』の「仮想マシンのメモリ設定」の章を参照してください。

XenServer製品ファミリの仮想デバイスのサポート

このバージョンのXenServer製品ファミリには、以下に示す仮想デバイスに関する一般的な制限があります。一 部のゲストオペレーティングシステムには、特定の機能に対する下限値があります。これらの制限については、

各ゲストオペレーティングシステムのインストールのセクションで説明します。

仮想デバイス Linux仮想マシン Windows仮想マシン

仮想CPUの数 32* 8

仮想ディスクの数 7(仮想CD-ROMを含む) 7(仮想CD-ROMを含む)

仮想CD-ROMドライブの数 1 1

仮想NICの数 7 7

*XenCenterでは、最大8個のVCPUがサポートされます。

ただし、SUSE Linux Enterprise Server 10 SP1およびRed Hat Enterprise Linux 4.xでは3つまでサポートされま す。Red Hat Enterprise Linux 5.0/5.1/5.2でサポートされるのは3つまでですが、XenServer Toolsを適用したカーネ ルでは7つまでサポートされます。OracleおよびCentOS 5.0/5.1/5.2でも同様です。

Physical-to-Virtual変換(P2V)

Physical-to-Virtual変換(P2V)とは、物理サーバー上の既存のWindowsオペレーティングシステム(ファイ ルシステムや設定など)を、同じオペレーティングシステムおよびファイルシステムの仮想化インスタンスとし て複製、転送、インスタンス化し、XenServerホスト上の仮想マシンとして起動するプロセスを指します。

Windowsサーバーの既存の物理インスタンスについては、XenConvertを使用して仮想化します。XenConvert は物理的なWindowsマシン上で実行され、その物理インスタンスをVHDフォーマットのディスクイメージ や、XenServerホストへのインポートに適したXVAテンプレートに変換します。この変換プロセスの間、物理ホ ストを再起動する必要はなく、デバイスドライバは自動的に仮想環境用に変換されます。XenConvertのインス トールおよび使用方法の詳細については、このツールのドキュメントを参照してください。

既存の仮想マシンの複製

テンプレートを複製することで、既存の仮想マシンのコピー(クローン)を作成できます。テンプレートは、仮 想マシンの複製元(マスタコピー)としてのみ使用される仮想マシンです。仮想マシンをカスタマイズしてテン プレートに変換することができますが、その際必ず適切な作業手順(Windows仮想マシンの場合は「Windows 仮想マシンを複製する前に」、Linux仮想マシンの場合は「Linux仮想マシンを複製する前に」を参照)に従っ てください。テンプレートを通常の仮想マシンとして使用することはできません。

XenServerには仮想マシンを複製する方式が2種類あります。1つは完全なコピーであり、もう1つは変更のあっ たブロックのみをディスクに書き込む、よりスピードの速い「コピーオンライト」(CoW)モードという方式 です。CoWモードはファイルバック仮想マシンのみをサポートしています。CoWはディスクのスペースを節約 し、高速複製ができるように設計されていますが、通常のディスクパフォーマンスをわずかに低下させます。テ ンプレートは、パフォーマンスの低下なしに何回でも高速複製が可能です。ただし、テンプレートから複製した 仮想マシンをテンプレートに変換し直す場合、その再変換の回数に応じてディスクパフォーマンスが直線的に低 下します。この場合、vm-copyコマンドを使用して、ディスクの完全コピーを作成してディスクパフォーマンス を復旧できます。

リソースプールでは、カスタムテンプレートの作成および複製が少し複雑になります。すべての仮想ディスクが 共有ストレージリポジトリ上にある仮想マシンから作成したテンプレートの場合、そのテンプレートの複製処 理は、その共有ストレージリポジトリにアクセス可能な、プール内の任意のサーバーで実行されます。これに対

(10)

し、ローカルストレージリポジトリに仮想ディスクを持つ仮想マシンから作成したテンプレートの場合、そのス トレージリポジトリにアクセスできるサーバー上でのみ複製を実行できます。

仮想マシンのエクスポートとインポート

エクスポートされた仮想マシンをインポートすることで、新しい仮想マシンを作成できます。複製と同様に、

特定の構成を持つ仮想マシンのコピーを作成する目的で、エクスポート/インポート機能を使用できます。たと えば、特殊用途のサーバー構成があり、それを繰り返して使用する必要がある場合、その構成の仮想マシンを作 成してエクスポートしておきます。後でエクスポート済みの仮想マシンをインポートすることで、その構成をコ ピーできます。仮想マシンをほかのリソースプール内のXenServerホストに移動する場合にも、エクスポート/

インポート機能を使用できます。

仮想マシンをインポートするときに、その仮想マシンに関連付けられている仮想ネットワークインターフェイ スのMACアドレスが保持されるように選択できます。インポート時に新しいMACアドレスを生成する場合は、

適切な準備手順に従って作業してください。詳しくは、Windowsの場合は「Windows仮想マシンを複製する前 に」、Linuxの場合は「Linux仮想マシンを複製する前に」を参照してください。

仮想マシンのインポート処理には、仮想マシンのサイズや、XenServerホストとXenCenter間のネットワーク接 続の速度と帯域幅により、時間がかかる場合があります。

仮想マシンのインポート時に、エクスポート元サーバー上でのネットワークと同じ名前を持つネットワークに仮 想インターフェイス(VIF)が再接続されます。同じ名前のネットワークが見つからない場合は、新しいプライ ベートネットワークが作成され、それに仮想マシンのVIFが接続されます。

仮想マシンのエクスポート

既存の仮想マシンを、XenCenterまたはCLIを使ってエクスポートできます。ここでは、CLIの使用について説 明します。XenCenterを使用したエクスポートについては、XenCenterのオンラインヘルプを参照してくださ い。

以下の手順は、XenServerホストではないマシン上でCLIを使って複数のXenServerホストを管理しており、

エクスポートしたファイルのライブラリをそのマシン上で管理することを想定しています。仮想マシンを XenServerホストのファイルシステム上にエクスポートすることは推奨されません。

CLIを使用して仮想マシンをエクスポートするには

1. エクスポートする仮想マシンをシャットダウンします。

2. 次のコマンドを実行して、仮想マシンをエクスポートします。

xe vm-export -h <hostname> -u <root> -pw <password> vm=<vm_name> \ filename=<pathname_of_file>

仮想マシンのエクスポート先のファイル名には、必ず拡張子.xvaを使用してください。こ の拡張子を付けずにエクスポートしたファイルは、XenCenterでのインポート時に有効な XVA(XenServer仮想アプライアンス)ファイルとして認識されません。

3. エクスポート処理に時間がかかる場合があります。処理が完了すると、コマンドプロンプトに戻ります。

仮想マシンのインポート

エクスポートされた仮想マシンを、XenCenterまたはCLIを使ってインポートできます。ここでは、CLIの使用 について説明します。XenCenterを使用したインポートについては、XenCenterのオンライン ヘルプを参照し てください。

以下の手順は、XenServerホストではないマシン上でCLIを使ってXenServerホストを管理しており、エクス ポートしたファイルのライブラリをそのマシン上で管理することを想定しています。

(11)

CLIを使用して仮想マシンをインポートするには

1. 仮想マシンをXenServerホストのデフォルトのストレージリポジトリにインポートするには、次のコマンド を実行します。

xe vm-import -h <hostname> -u <root> -pw <password> \ filename=<pathname_of_export_file>

仮想マシンをXenServerホストの別のストレージリポジトリにインポートするには、次のようにオプション のsr-uuidパラメータを追加します。

xe vm-import -h <hostname> -u <root> -pw <password> \

filename=<pathname_of_export_file> sr-uuid=<uuid_of_target_sr>

元の仮想マシンのMACアドレスを保持するには、次のようにオプションのpreserveパラメータをtrueに 設定します。

xe vm-import -h <hostname> -u <root> -pw <password> \ filename=<pathname_of_export_file> preserve=true

2. インポート処理に時間がかかる場合があります。処理が完了するとコマンドプロンプトに戻り、新規にイン ポートした仮想マシンのUUIDが表示されます。

仮想マシンブロックデバイス

準仮想化(PV)されたLinux仮想マシンの場合、ブロックデバイスはPVデバイスとして処理されま

す。XenServerでは、SCSIまたはIDEがエミュレートされず、xvd*デバイスという形で、より仮想環境に適し たインターフェイスが提供されます。同様のメカニズムにより、オペレーティングシステムによってはsd*デバ イスを使用することもできます。この場合、仮想マシン内部のPVドライバがSCSIデバイスのネームスペースを 継承します。ただし、可能であれば、PVゲストではxvd*デバイスを使用してください(DebianおよびRed Hat Enterprise Linuxではこれがデフォルトです)。

Windowsやほかの完全仮想化ゲストでは、XenServerによりIDEバスがhd*デバイスという形でエミュレートさ れます。Windowsの場合、XenServer Toolsのインストールにより特別なPVドライバがインストールされ、完 全に仮想化された環境であることを除き、Linuxの場合と同様に動作します。

(12)

Windows仮想マシンのインストール

XenServerを使用すると、Windows 2000 SP4、Windows Server 2003 (32 ビット/64 ビット)、Windows Server 2008、Windows XP SP2/SP3、Windows Vista、およびWindows 7を仮想マシンにインストールで きます。Windows仮想マシンをXenServerホストにインストールするには、ハードウェアの仮想化のサポート

(Intel VTまたはAMD-V)が必要です。

Windows仮想マシンのインストールには、次の2つの段階があります。

• Windowsオペレーティングシステムをインストールする。

• 準仮想化デバイスドライバ(XenServer Tools)をインストールする。

Windows仮想マシンは、XenCenterまたはCLIを使って、適切なテンプレートを複製してインストールします。

各ゲストのテンプレートには、仮想ハードウェアの構成を定義する、定義済みのプラットフォームフラグセッ トが含まれています。たとえば、すべてのWindows仮想マシンはACPI Hardware Abstraction Layer(HAL)

モードが有効な状態でインストールされます。後でこれらの仮想マシンの1つを複数の仮想CPU用に変更した場 合、Windowsが自動的にHALをマルチプロセッサモードに切り替えます。

使用可能なWindowsテンプレートは次のとおりです。

Windows Server 2008 (x86), optimized for Citrix XenApp

Windows Server 2008(32ビット)のすべてのエディションのインストールに使用します。XenAppのパ フォーマンスが最適化されるように特別に調整されたテンプレートです。

Windows Server 2008 (x64), optimized for Citrix XenApp

Windows Server 2008(64ビット)のすべてのエディションのインストールに使用します。XenAppのパ フォーマンスが最適化されるように特別に調整されたテンプレートです。

Windows Server 2008 R2 (x64), optimized for Citrix XenApp

Windows Server 2008 R2(64ビット)のすべてのエディションのインストールに使用します。XenAppの パフォーマンスが最適化されるように特別に調整されたテンプレートです。

Windows Server 2003 (x86), optimized for Citrix XenApp

Windows Server 2003 SP0、SP1、SP2、およびR2(32ビット)のインストールに使用しま

す。Server、Enterprise、Data Centre、およびSBSエディションがサポートされています。XenAppのパ フォーマンスが最適化されるように特別に調整されたテンプレートです。

Windows Server 2003 (x64), optimized for Citrix XenApp

Windows Server 2003(64ビット)のインストールに使用します。Server、Enterprise、Data Centre、お よびSBSエディションがサポートされています。XenAppのパフォーマンスが最適化されるように特別に調整 されたテンプレートです。

Windows Server 2008

Windows Server 2008(32ビット)のインストールに使用します。

Windows Server 2008 x64

Windows Server 2008(64ビット)のインストールに使用します。

Windows Server 2008 R2 x64

Windows Server 2008 R2(64ビット)のインストールに使用します。

Windows Server 2003

Windows Server 2003 SP0、SP1、SP2、およびR2(32ビット)のインストールに使用しま す。Server、Enterprise、Data Centre、およびSBSエディションがサポートされています。

Windows Server 2003 x64

Windows Server 2003(64ビット)のインストールに使用します。Server、Enterprise、Data Centre、お よびSBSエディションがサポートされています。

(13)

Windows 2000 SP4 (x86)

Windows 2000 Server SP4(32ビット)のインストールに使用します。これより前のサービスパックはサ ポートされていません。

Windows 7 (x86)

Windows 7(32ビット)のインストールに使用します。

Windows 7 (x64)

Windows 7(64ビット)のインストールに使用します。

Windows Vista (x86)

Windows Vista(32ビット)のインストールに使用します。Enterprise Editionがサポートされています。

Windows XP SP3 (x86)

Windows XP Service Pack 3(32ビット)のインストールに使用します。これより前のサービスパックはサ ポートされていません。

Windows XP SP2 (x86)

Windows XP Service Pack 2(32ビット)のインストールに使用します。これより前のサービスパックはサ ポートされていません。

Windows仮想マシンは、XenServerホストの物理DVD/CDドライブに挿入したインストールメディアや、その ISOイメージからインストールできます。WindowsインストールCDからISOイメージを作成し、インストール できるようにする方法については、付録A「ISOイメージの作成」を参照してください。

XenServerホストでISOを使用できるようにする

XenServerホストでISOライブラリを使用できるようにするには、外部NFSまたはSMB/CIFS共有ディレクトリ を作成します。NFSサーバーまたはSMB/CIFSサーバーは、共有ディレクトリへのルートアクセスができるよう に設定する必要があります。NFS共有の場合は、NFSサーバーの/etc/exportsに共有エントリを作成するとき に、no_root_squashフラグを設定します。

次に、XenCenterを使用してISOライブラリに接続するか、ホストコンソールに接続して次のコマンドを実行し ます。

xe-mount-iso-sr host:/volume

このマウントコマンドには、必要に応じて追加引数を指定することができます。

Windows SMB/CIFS共有をXenServerホストで利用できるようにするには、XenCenterを使用して接続する か、ホストコンソールに接続して次のコマンドを実行します。

xe-mount-iso-sr unc_path -t smbfs -o username=myname/myworkgroup

unc_path引数は、バックスラッシュ(\)をスラッシュ(/)に置き換えて指定する必要があります。ま た、CIFSには-t cifsを使用し、SMBには-t smbfsを使用します。

xe-mount-iso-sr //server1/myisos -t cifs -o username=johndoe/mydomain xe-mount-iso-sr //server2/iso_share -t smbfs -o username=alice

共有をマウントすると、その中にあるISOはXenCenterのCDプルダウンリストから名前を指定して使用した り、またはCLIコマンドからCDイメージとして使用したりできます。ISOは適切なWindowsテンプレートで使用 する必要があります。

ISOをローカルストレージにコピーする

XenServer 3.2およびそれ以前のバージョンでは、ISOをコントロールドメインの/opt/xensource/

packages/isoディレクトリに直接コピーすることができました。XenServer 5.6では、このディレクトリは

(14)

組み込みISOイメージ用に予約されており、汎用ではありません。このディレクトリはリソースプール内のすべ てのホストで共通である必要があり、その内容を変更するとCDイメージの接続に失敗します。

コントロールドメインからローカルのISOストレージを使用するには

1. ホストコンソールにログオンします。

2. 次のコマンドを実行して、ローカルのISOをコピーするディレクトリを作成します。

mkdir -p /var/opt/xen/iso_import

3. 次のコマンドを実行して、ISOストレージリポジトリを作成します。

xe sr-create name-label=<name> type=iso \

device-config:location=/var/opt/xen/iso_import/<name> \ device-config:legacy_mode=true content-type=iso

4. 作成したディレクトリにISOイメージをコピーします。このとき、コントロールドメインのファイルシステ ムの容量を超えないように注意してください。

5. xe vdi-listを実行するかXenCenterを使用して、ISOイメージが使用可能であ ることを確認します。

警告

コントロールドメインのファイルシステムにISOを直接コピーする場合は、容量を超過しないよう に最大の注意を払ってください。多くのISOイメージを格納する場合は、ネットワーク共有を使用 する方が安全です。コントロールドメインの空き容量がなくなると、予期しない問題が発生する場 合ありあます。

Windows準仮想化ドライバ

Citrixの準仮想化ネットワークおよびSCSIドライバ(XenServer Tools)では高パフォーマンスのI/Oサービス が提供され、従来型デバイスエミュレーションのオーバーヘッドがありません。Windowsオペレーティングシ ステムのインストール時に、XenServerは従来型デバイスエミュレーションを使用して、標準IDEコントローラ と標準ネットワークカードを仮想化マシンに提供します。このため、Windowsは組み込みドライバを使ってイ ンストールを完了できますが、コントローラドライバのエミュレーションに内在するオーバーヘッドにより、パ フォーマンスが低下します。

この問題を避けるには、Windowsのインストール後に、Citrixの高速PVドライバをインストールします。これら のドライバは、仮想マシンの仮想CD-ROMドライブを使用してISOイメージからインストールします。準仮想化 ドライバは、エミュレートされたドライバに置き換わり、WindowsとXenServerソフトウェア間の高速トラン スポートを提供します。

Windows仮想マシンはこれらの準仮想化ドライバがなくても機能しますが、パフォーマンスは 大幅に低下します。これらのドライバを使用しないWindows仮想マシンの実行は、サポート対象 外です。一部の機能(物理ホスト間のライブリロケーションなど)は、PVドライバがインストー ルされてアクティブな状態でのみ動作します。

Windows PVドライバを仮想マシンにインストールするには、XenCenterの[ツールのインストール]メニュー を使用するか、CLIを使用して組み込みのISOイメージxs-tools.isoを直接マウントします。ISOイメージを 開き、実行可能ファイル形式のインストーラxensetup.exeをダブルクリックし、画面の指示に従って操作し ます。

XenServer Toolsをサイレントインストールしてシステムが再起動されないようにするには、次の ように/Sおよび/norestartオプションを指定します

<install_dir>/xensetup.exe /S /norestart

(15)

Windows PVデバイスドライバは、デフォルトで、仮想マシンのC:\Program Files\Citrix\XenToolsに インストールされます。

プロビジョニングされたWindowsマシンにXenServer Toolsをインストールすることもできます。これを行うに は、インストールCDのclient_install/ディレクトリからwindows-pvdrivers-xensetup.exeを実行し ます。

Windowsボリュームシャドウコピーサービス(VSS:Volume Shadow Copy Service)プロバイダ

Windows用のツールには、仮想マシンのスナップショット作成時にゲストファイルシステムを停止する XenServer VSSプロバイダが含まれています。このVSSはPVドライバと一緒にインストールされますが、デ フォルトでは有効になりません。

Windows XenServer VSSプロバイダを有効にするには

1. Windows PVドライバをインストールします。

2. ドライバのインストール先ディレクトリ(デフォルトでC:\Program Files\Citrix\XenTools。また はWindowsレジストリのHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Citrix\XenTools\Install_dirを参 照)を開きます。

3. install-XenProvider.cmdをダブルクリックします。これにより、VSSプロバイダが有効になります。

PVドライバをアンインストールすると、VSSプロバイダもアンインストールされます。再イン ストールする場合は、このプロバイダを再度有効にする必要があります。PVドライバを保持 したままVSSプロバイダだけをアンインストールするには、同じディレクトリのuninstall- XenProvider.cmdを使用してください。

リモートデスクトップ

Windows仮想マシンのグラフィカルコンソールは、エミュレートされたグラフィックカードを介した標準コン ソールか、RDP接続によるリモートデスクトップのいずれかを表示できます。

Windows仮想マシンでは、XenCenterの[コンソール]タブ上に[リモートデスクトップ]ボタンが表示され ます。このボタンをクリックすると、標準のグラフィカルコンソールが無効になり、RDPによるリモートデスク トップに切り替わります。

リモートデスクトップが無効な仮想マシンでは、このボタンは無効になります。有効にするには、PVドライバ をインストールして、リモートデスクトップを有効にする必要があります。

Windows仮想マシンのリモートデスクトップを有効にするには

1. [スタート]メニューから、[コントロールパネル]を選択します。

2. [コントロールパネル]ウィンドウで[システム]を開きます。

3. [システムのプロパティ]ダイアログボックスで[リモート]タブをクリックします。

4. [リモートデスクトップ]セクションで、[このコンピュータにユーザーがリモートで接続することを許 可する](Windows XP)または[このコンピュータでリモートデスクトップを有効にする](Windows 2003 Server)チェックボックスをオンにします。

5. このWindows仮想マシンへの接続を許可する、管理者以外のユーザーを選択するには、[リモートユー ザーの選択]ボタンをクリックしてユーザー名を入力します。デフォルトでは、Windowsドメイン上で管 理者権限を持つユーザーがリモートデスクトップに接続できます。

(16)

Windows仮想マシンを複製する前に

Windows仮想マシンを複製できるようにするには、Windowsのユーティリティのsysprepを使用する必要があ ります。これ以外の方法によるWindows仮想マシンの複製はサポートされません。

Windowsオペレーティングシステムが動作するコンピュータでは、そのコンピュータを一意に識別するための セキュリティID(SID)が使用されます。Windows仮想マシンを複製するときは、これらのSIDの一意性を保 証するために、正しく準備することが重要です。推奨されるシステムの準備手順に従わずに仮想マシンを複製 すると、SIDの重複やそのほかの問題を引き起こすことがあります。SIDはユーザーだけでなくコンピュータま たはドメインを識別するため、その一意性は極めて重要です。詳細については、Microsoft Knowledge Baseの Article ID 162001『インストール済みのWindowsのバージョンのディスク複製に関するマイクロソフトの方 針』を参照してください。

sysprepはローカルコンピュータのSIDを変更して、各コンピュータの一意性を確保します。sysprepの実行可 能ファイルは、Windows製品CDの\support\tools\deploy.cabファイルに含まれています。

Windows仮想マシンを複製するには、以下の手順が必要です。

Windows仮想マシンの複製

1. 必要に応じて、Windows仮想マシンの作成、インストール、設定を行います。

2. 適切なサービスパックをすべて適用し、アップデートします。

3. XenServer Toolsをインストールします。

4. アプリケーションをインストールし、必要な設定を行います。

5. Winndows製品CDの\support\tools\deploy.cabの内容を、仮想マシンの新しいフォル ダ\sysprepにコピーします。

6. sysprepを実行します。処理が完了すると、仮想マシンがシャットダウンします。

7. XenCenterで、仮想マシンをテンプレートに変換します。

8. 作成したテンプレートを、新しい仮想マシンとして複製します。

9. 複製した仮想マシンを起動すると、新しいSIDと名前が取得され、必要に応じて追加の設定を行うためのミ ニセットアップが実行されます。この後で再起動すると、仮想マシンが使用可能になります。

sysprepの実行によりシャットダウンされたオリジナルの仮想マシン(テンプレートの作成元)

は、起動せずに、直ちにテンプレートに変換してください。この仮想マシンを起動した場合は、そ の仮想マシンで再度sysprepを実行してからテンプレートに変換し、その後で複製を行ってくださ い。

sysprepの使用方法の詳細については、Microsoft TechNetページの『Windows System Preparation Tool(Windowsシステム準備ツール)』を参照してください。

Windows仮想マシン内での時間の処理

Windows仮想マシンの時計はコントロールドメインの時計に基づいて初期設定され、仮想マシンのライフサイ クル操作(一時停止、再起動など)に応じて更新されます。このため、コントロールドメインおよびすべての Windows仮想マシンで、信頼性の高いNTPサービスを実行することをお勧めします。

たとえば、仮想マシンの時計をコントロールパネルの時計よりも2時間進める場合(仮想マシンでコントロール ドメインと異なるタイムゾーンを設定する場合など)、その2時間のオフセットが保持されます。この場合、コ ントロールドメインの時計を(手作業またはNTPサービスによる自動調節で)変更すると、仮想マシンの時計も 調整されますが、2時間のオフセットは保持されます。ただし、コントロールドメインのタイムゾーン設定を変

(17)

更しても、仮想マシンのタイムゾーンやオフセットは変更されません。仮想マシンの時計の同期に使用されるの は、ハードウェアクロックの設定のみです。

仮想マシンの一時停止/再開やXenMotionによるライブマイグレーションを行う場合、最新のWindows PVドラ イバがインストールされていることが重要です。これにより、一時停止後の再開や異なる物理ホスト上への移行 の後で、時計の同期が必要であることがWindowsカーネルに通知されます。

BIOSでロックされたReseller Option Kitメディアからのインストー

XenServerホスト上の仮想マシンに、BIOSでロックされたReseller Option Kit OEMバージョンのWindowsを インストールする場合は、そのReseller Option Kitメディアが添付されていたホストからBIOS文字列をコピー する必要があります。

BIOSで特定ホスト用にロックされたメディアからオペレーティングシステムをインストールするには、以下の 手順に従います。

BIOSロックされた仮想マシンのインストール

1. BIOS文字列のコピー元ホスト(つまりReseller Option Kitメディアが添付されていたホスト)のUUIDを指 定して、次のvm-install copy-bios-strings-fromコマンドを実行します。

xe vm-install copy-bios-strings-from=<host uuid> \ template=<template name> sr-name-label=<name of sr> \ new-name-label=<name for new VM>

これにより、新しい仮想マシンのUUIDが返されます。

例:

xe vm-install copy-bios-strings-from=46dd2d13-5aee-40b8-ae2c-95786ef4 \ template="CentOS 5.3" sr-name-label=Local\ storage \

new-name-label=newcentos

7cd98710-bf56-2045-48b7-e4ae219799db

2. BIOS文字列が仮想マシンに正しくコピーされたかどうかを確認するには、次のvm-is-bios- customizedコマンドを実行します。

xe vm-is-bios-customized uuid=<VM uuid>

例:

xe vm-is-bios-customized \

uuid=7cd98710-bf56-2045-48b7-e4ae219799db This VM is BIOS-customized.

この仮想マシンは、BIOS文字列のコピー元の物理ホスト上で起動されます。

以下の仮想マシンを作成できます。

• BIOS汎用。汎用のXenServer BIOS文字列を持つ仮想マシンです。

• BIOSカスタマイズ済み。プール内の特定ホストのBIOS文字列がコピーされた仮想マシンです。

• BIOS文字列なし。作成直後の仮想マシンです。

警告

BIOSでロックされたオペレーティングシステムを使用するには、専用のライセンス契約書に同意 する必要があります。

(18)

リリースノート

XenServerが提供する機能に対するサポートが、Windowsのバージョンやバリエーションにより異なる場合が あります。ここでは、既知の差異に関する注記や不具合について説明します。

一般的なWindowsの問題

• Windows仮想マシンをインストールする場合、設定する仮想ドライブは3つ以下にしてください。4つ目以 降の仮想ドライブは、仮想マシンおよびXenServer Toolsツールをインストールした後で追加できます。ま た、XenServer Toolsがなくても仮想マシンが起動するように、最初の3つのディスクのいずれかを起動デバ イスに設定する必要があります。

• 複数の仮想CPU(VCPU)は、Windows仮想マシンからはCPUソケットとして表示され、ゲストのオペレー ティングシステムのライセンスによる制限を受けます。ゲストのCPUの数は、デバイスマネージャで確認でき ます。実際にWindowsによって使われているCPUの数は、タスクマネージャで確認できます。

• Windowsゲストのディスクは、最初に追加したときと異なる順序で列挙される場合があります。この問題 は、PVドライバとWindows PnPサブシステムの動作により発生します。たとえば、1番目のディスクが

「Disk 1」と表示され、後からホットプラグしたディスクが「Disk 0」、「Disk 2」という順序で列挙さ れる場合があります。それ以降は、正しい順序で列挙されます。

• VLC Media PlayerのDirectXバックエンドには、Windowsの画面設定が24ビットカラーに設定された状態で ビデオを再生すると、黄が青で表示される既知の問題があります。OpenGLをバックエンドに使用している VLCは正しく動作します。また、DirectXまたはOpenGLベースのビデオプレーヤーも正常に動作します。ゲス トが24ビットカラーではなく16ビットカラーに設定されている場合、この問題は発生しません。

• Windows仮想マシンのPV Ethernet Adapterでは、接続速度が2Gbpsとして表示されます。この値はハード コードされており、仮想NICが仮想スイッチに接続される仮想環境での速度を適切に示すものではありませ ん。仮想NICは、物理NICと同じ速度で動作します。

Windows Server 2008

Windows Server 2008ゲストの休止スナップショットは、直接起動できません。休止スナップショットを起動 するには、そのスナップショットディスクを既存のWindows Server 2008仮想マシンに接続して、ファイルを 復元する必要があります。

Windows Server 2003

32ビット版のWindows Server 2003は、2TB(テラバイト)を超える仮想ディスクが接続されている場合、正 しく起動しません。詳しくは、Windows Hardware Developer CentralのWebサイトにあるこの記事を参照し てください。

Windows 2000 Server

既知の問題はありません。

Windows 7

既知の問題はありません。

Windows Vista

Windows Vistaでは、20GBまたはそれ以上のルートディスクが推奨されています。Windows Vista用のテンプ レートを使用すると、デフォルトで24GB、つまり推奨値より4GB大きいルートディスクが設定されます。ただ し、できる限りルートディスクのサイズをさらに増やすことを検討してください。

Windows XP SP3

Windows XPがサポートできるディスク容量は2TB(テラバイト)までです。詳しくは、Windows Hardware Developer CentralのWebサイトにあるこの記事を参照してください。

(19)

Linux仮想マシンのインストール

ここでは、オペレーティングシステムをインストールしたり既存の仮想マシンを複製したりして、Linux仮想マ シンを作成する方法について説明します。ここでは、ベンダ固有のインストール手順およびリリースノートにつ いても説明します。

仮想マシンを新規に作成するときは、その仮想マシン上で実行するオペレーティングシステムに応じて適切なテ ンプレートを使用する必要があります。XenServerに付属のテンプレートだけでなく、独自に作成したものも使 用できます。仮想マシンを作成するには、XenCenterまたはCLIを使用します。

Red Hat Enterprise Linux 4.5~4.8など、一部のオペレーティングシステムでは、XenServerで提供されてい るカーネルをインストールする必要があります。また、Red Hat Enterprise Linux 5.xなど、ベンダから提供さ れる特別なバージョンのカーネルをインストールしなければならないものもあります。

Linux仮想マシンをインストールするには、以下の作業を行います。

1. [新規VM]ウィザードまたはCLIを使用して新しい仮想マシンを作成します。

2. ベンダのインストールメディアからオペレーティングシステムをインストールします。

3. 必要な場合は、適切なカーネルバージョンをインストールします。

4. Linuxゲストエージェントをインストールします。これにより、この仮想マシンの情報がXenCenterやCLIに 表示されるようになります。詳しくは、「Linuxゲストエージェントのインストール」を参照してください。

5. 仮想マシンの時間およびタイムゾーンを設定します。詳しくは、「Linux仮想マシン内での時間の処理」を参 照してください。

6. VNCが正しく動作することを確認します。詳しくは、「仮想マシンのVNCの設定」を参照してください。

XenServerは、多くのLinuxディストリビューションの仮想マシンへのインストールをサポートしています。次 の4種類のインストール方法があります。

• 組み込みテンプレートとして提供される完全なディストリビューション

• サーバーの物理DVD/CDドライブに挿入したベンダメディアの使用

• ベンダメディアを使用したネットワークインストール

• ISOライブラリからのインストール

Linux仮想マシンをインストールするには、XenServerホストにLinux Packをインストールする必要がありま す。Linux Packにより、Linux仮想マシンテンプレートが使用可能になります。

警告

Linux Packがインストールされていない場合、XenCenterの[新規VM]ウィザードに は、Windows用のオプションだけが表示されます。テンプレートとして[Other install

media]を選択してLinux仮想マシン作成することはできません。このオプションでは正しくイン ストールできず、またサポートされません。

[Other install media]テンプレートは、サポートされていないオペレーティングシステムの仮 想マシンをインストールする上級ユーザーのために用意されています。XenServerは、サポートし ているディストリビューションと、付属している標準テンプレートが対応している特定のバージョ ンでのみその運用性がテストされており、[Other install media]テンプレートでインストール した仮想マシンはサポートされません。

サポートされているLinuxディストリビューションは次のとおりです。

(20)

ディストリビューション CDから のインス トール

ネットワークか らのインストー ル

備考

Demo Linux VM 組み込み

Debian Lenny 5.0 ○ ○

Red Hat Enterprise Linux 4.5、4.6、4.7、4.8 ○ ○ Citrix RHEL 4.8カー ネルを適用するために XenServer Toolsをイ ンストールする必要が あります。

Red Hat Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(32ビット) ○ ○ 5.4以降のカーネルを使 用する場合のみサポー トされます。

Red Hat Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(64ビット) ○ ○ 5.4以降のカーネルを使 用する場合のみサポー トされます。

SUSE Linux Enterprise Server 9 SP4 ○ SUSE Linux Enterprise Server 10

SP1、SP2(32ビット/64ビット) ○ ○

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3(32ビッ

ト) SLES 10 SP2からの

アップグレードのみサ ポートされます。

SUSE Linux Enterprise Server 10 SP3(64ビッ

ト) ○ ○

SUSE Linux Enterprise Server 11(32ビッ

ト/64ビット) ○ ○

CentOS 4.5、4.6、4.7、4.8 ○ ○ CentOS 5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(32ビット) ○ ○ CentOS 5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(64ビット) ○ ○ Oracle Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(32ビット) ○ ○ Oracle Enterprise Linux

5.0、5.1、5.2、5.3、5.4(64ビット) ○ ○

上記以外のディストリビューションは、サポートの対象外になります。ただし、Red Hat Enterprise Linux 5と 同じインストールメカニズムを用いるディストリビューション(Fedora Core 6など)は、同じテンプレートを 使用してインストールできます。

(21)

128GBを超えるメモリを搭載したホストでは、32ビットのLinux仮想マシンを作成することはサ ポートされません。

Demo Linux VMテンプレートのインストール

XenServerに付属のDemo Linux VMテンプレートを使用すると、ベンダのインストールメディアがなくて もLinux仮想マシンを作成できます。Linux仮想マシンをテストする場合にこのテンプレートを使用すると便 利です。たとえば、XenServer環境でXenMotion、動的メモリ制御、高可用性などの機能をテストするとき に、Demo Linux VMテンプレートで簡単に仮想マシンを作成できます。

警告

Demo Linux VMで作成した仮想マシンを業務用途で使用することはできません。

このテンプレートから仮想マシンをインスタンス化するには、CLIのvm-installコマンドを実行する か、XenCenterでテンプレートを複製します。たとえば、Linux上で次のCLIコマンドを実行します。

xe vm-install template-name="Demo Linux VM" new-name-label=<demo>

作成された仮想マシンの初回起動時に、ルートパスワード、VNCパスワード(グラフィカル用)、およびホスト 名の入力が要求されます。CLIコマンドでインストールした場合は、ネットワークインターフェイスを追加する 必要があります。

Demo Linux VMテンプレートを使用するには、Linux Pack(linux.iso)をインストールする必要 があります。

Debian Lennyのインストール

Debian Lennyは、標準的なDebianインストーラを使ってインストールできます。このインストールでは、パ フォーマンスが最適化された準仮想化仮想マシンへのインストールがサポートされます。XenCenterまたはCLI を使用して、CD、ISOライブラリ、またはHTTPやFTP接続のネットワークリポジトリからDebian Lennyをイ ンストールします。

ネットワークリポジトリからDebian Lennyをインストールする場合は、ミラーのセットアップなど、Debian のドキュメントに従って準備しておく必要があります。ネットワークリポジトリからの完全インストールは、

完全にはサポートされていません。リポジトリからカーネルおよびRAMディスクをロードすることはできます が、DebianインストールプログラムではHTTPまたはFTPのURLを指定する必要があります。

XenCenterでDebian Lennyをインストールするには、[新規VM]ウィザードを使用します。詳しく

は、XenCenterのヘルプを参照してください。ここでは、CLIによるDebian Lennyのインストールについて説 明します。

Debian LennyをCDからインストールする場合は、Citrix Developer Networkの「Debian Lenny」の情報も参照してください。Debian LennyをDVDからインストールする場合

は、XenServerと互換性のあるDebian Lenny DVDイメージを入手する必要があります。Debian により提供される標準的なイメージはXenServerで使用できません。XenServerと互換性のある DVDイメージの入手については、Citrix Developer Networkの「Debian Lenny」を参照してくだ さい。

Debian Lenny仮想マシンをネットワークリポジトリからインストールするには(CLIの使 用)

1. 次のコマンドを実行して、Debian Lennyテンプレートから仮想マシンを作成します。新しい仮想マシンの UUIDが返されます。

(22)

xe vm-install template=Debian\ Lenny\ 5.0 new-name-label=<lenny-vm>

2. ネットワークリポジトリを指定して、次のコマンドを実行します。このリポジトリは、基本システムのイ ンストールに必要なパッケージおよびDebianインストーラ内で指定する追加パッケージが格納された標準 Debianミラーである必要があります。

xe vm-param-set uuid=<UUID> other-config:install-repository=<path_to_repository>

ネットワークリポジトリのパス(<path_to_repository>)は、http://ftp.<xx>debian.org/

debianなどの形式で指定します。ここで、<xx>は「jp」などの国コードです(Debianミラーの一覧を確 認してください)。複数のインストールを行う場合は、過度のネットワークトラフィックや中央リポジトリ の負荷を避けるため、ローカルミラーサイトやapt-proxyを使用することをお勧めします。

3. 次のコマンドを実行して、仮想マシンを起動してDebianインストーラを起動します。

xe vm-start uuid=<UUID>

4. Debianインストーラの指示に従って必要な設定を行い、仮想マシンをインストールします。

5. ゲストユーティリティをインストールしたりグラフィカルコンソールの設定については、以降の説明を参照 してください。

Debian Lenny仮想マシンをISOイメージからインストールするには(CLIの使用)

1. 次のコマンドを実行して、Debian Lennyテンプレートから仮想マシンを作成します。新しい仮想マシンの UUIDが返されます。

xe vm-install template=Debian\ Lenny\ 5.0 new-name-label=<lenny-vm>

2. 次のコマンドを実行して、新しい仮想マシンのルートディスクのUUIDを取得します。

xe vbd-list vm-uuid=<vm_uuid> userdevice=0 params=uuid --minimal 3. 取得したUUIDを次のコマンドで指定して、ルートディスクを起動不可に設定します。

xe vbd-param-set uuid=<root_disk_uuid> bootable=false

4. 次のコマンドを実行して、XenServerホストの物理CDドライブの名前を取得します。

xe cd-list

これにより、「SCSI 0:0:0:0」などのドライブ名がname-labelフィールドに表示されます。

5. 取得した物理CDドライブのname-labelパラメータを次のコマンドのcd-nameパラメータに指定して、新 しい仮想マシンに仮想CDドライブを追加します。

xe vm-cd-add vm=<vm_name> cd-name="<host_cd_drive_name_label>" device=3

6. 次のコマンドを実行して、仮想CDドライブに対応する仮想ブロックデバイス(VBD)のUUIDを取得しま す。

xe vbd-list vm-uuid=<vm_uuid> type=CD params=uuid --minimal 7. 次のコマンドを実行して、仮想CDのVBDを起動可能に設定します。

xe vbd-param-set uuid=<cd_drive_uuid> bootable=true

8. 次のコマンドを実行して、仮想マシンのインストールリポジトリをCDドライブに設定します。

xe vm-param-set uuid=<vm_uuid> other-config:install-repository=cdrom 9. Debian LennyのインストールCDを、XenServerホストのドライブに挿入します。

10. XenCenterまたはSSHターミナルで仮想マシンのコンソールを開き、オペレーティングシステムのインス トール手順に従って操作します。

(23)

xe vm-start uuid=<UUID>

12. ゲストユーティリティのインストールやグラフィカルコンソールの設定については、以降の説明を参照して ください。

Debian Lennyの自動インストール

Debian Lennyでは、標準的なDebianインストーラが使用されます。通常のDebian preseed機能を利用して、

自動インストールを実行できます。

1. preseedファイル(事前設定ファイル)を作成します。preseedファイルについては、Debianユーザーガイ ドの付録を参照してください。

2. 仮想マシンを起動する前に、カーネルコマンドラインを正しく設定しておきます。このコマンドライン は、XenCenterの[新規VM]ウィザードや、次のようなxe CLIコマンドで設定できます。

xe vm-param-set uuid=<uuid> PV-args=<preseed_arguments>

aptリポジトリとLenny

Lennyのインストールが1回だけである場合は、Debianミラーサイトから直接行うことも可能ですが、いくつか の仮想マシンをインストールする場合は、キャッシングプロキシやローカルミラーの使用をお勧めします。apt- cacherは、パッケージのローカルキャッシュを保持するプロキシサーバーの実装です。debmirrorは、Debian リポジトリの一部ミラーまたは完全ミラーを作成するためのツールです。これらのツールを仮想マシン上にイン ストールすることができます。

Red Hat、CentOS、Oracle Enterprise、およびSUSE Enterprise Linuxのインストール

ここでは、Red Hat、CentOS、Oracle Enterprise、およびSUSE Enterprise Linuxのインストールの概要につ いて説明します。

Linux仮想マシンのインストールに関する一般的な情報については、「Linux仮想マシンのインストール」を参 照してください。

Red Hat Enterprise Linux 5.x/CentOS/Oracle Enterprise Linux 5.xのインス トール

これらのLinux仮想マシンを作成する場合は、RHEL 5.4カーネル(2.6.18-164.el5)またはそれ以降を使用す る必要があります。このカーネルは、ディストリビューションベンダから入手できます。

1. [新規VM]ウィザードまたはCLIを使用して新しい仮想マシンを作成します。

2. ベンダのインストールメディアからLinuxオペレーティングシステムをインストールします。

3. ベンダ固有の手順に従って、カーネルを5.4以降にアップグレードします。

4. Linuxゲストエージェントをインストールし、時間およびVNCを設定します。詳しくは、「Linux仮想マシン のインストール」を参照してください。

Version 5.4よりも古いEnterprise Linux(EL)カーネルを使用すると、XenServer仮想マシン として正しく動作しません。以前のXenServerリリースでは、カーネル上の問題を修正するため の5.xカーネルが提供されていました。現在、これらの修正はカーネル5.4(2.6.18-164.el5)に 含まれているため、XenServer版の5.xカーネルは提供されなくなりました。RHEL 5.4カーネル

(2.6.18-164.el5)またはそれ以降を使用してください。

Red Hat Enterprise Linux 4.5~4.8のインストール

仮想マシンにRed Hat Enterprise Linux 4.5~4.8をインストールした場合は、その後でXenServerで提供され ているRHEL 4.8カーネルをインストールする必要があります。XenServer ToolsからRHEL 4.8カーネルをイン

(24)

ストールすると、RHELカーネルの問題が解決され、XenServer上で仮想マシンが正しく動作するようになりま す。

Red Hat Enterprise Linux 4.5~4.8をインストールするには、以下の手順に従います。

1. [新規VM]ウィザードまたはCLIを使用して新しい仮想マシンを作成します。

2. Red Hat社のインストールメディアからLinuxオペレーティングシステムをインストールします。

3. 仮想マシンにXenServer Toolsをインストールします。これにより、仮想マシンにXenServer用のRHEL 4.8 カーネルがインストールされます。

4. Linuxゲストエージェントをインストールし、時間およびVNCを設定します。詳しくは、「Linux仮想マシン のインストール」を参照してください。

Red Hat、CentOS、Oracle Enterprise、およびSUSE Enterprise Linuxの ベンダメディアからのインストール

XenServerでは、XenServerホストのDVD/CD-ROMドライブに挿入したベンダメディアから、以下のLinuxを インストールできます。

• Red Hat Enterprise Linux 5.0~5.4(32ビット)

• Red Hat Enterprise Linux 5.0~5.4(64ビット)

• CentOS 4.5~4.6

• CentOS 5.0~5.4(32ビット)

• CentOS 5.0~5.4(64ビット)

• Oracle Enterprise Linux 5.0~5.4(32ビット)

• Oracle Enterprise Linux 5.0~5.4(64ビット)

• SUSE Enterprise Linux 10 SP1、SP2(32ビット)

• SUSE Enterprise Linux 10 SP1、SP2、SP3(64ビット)

• SUSE Enterprise Linux 11(32ビット)

• SUSE Enterprise Linux 11(64ビット)

そのほかのLinuxオペレーティングシステムは、ネットワークインストールサーバーからインストールする必要 があります。詳しくは、「ネットワークインストールサーバーからのLinuxのインストール」を参照してくださ い。

CLIを使用して、Linux仮想マシンをベンダメディアからインストールするには

1. ベンダのインストールCDを、XenServerホストのドライブに挿入します。

2. xe template-listコマンドを実行して、インストールするオペレーティングシステム用のテンプレート の名前を確認します。

3. 次のコマンドを実行します。

xe vm-install template="<template_name>" new-name-label=<name_for_vm>

これにより、新しい仮想マシンのUUIDが返されます。

4. 次のコマンドを実行して、新しい仮想マシンのルートディスクのUUIDを取得します。

xe vbd-list vm-uuid=<vm_uuid> userdevice=0 params=uuid --minimal 5. 取得したUUIDを次のコマンドで指定して、ルートディスクを起動不可に設定します。

xe vbd-param-set uuid=<root_disk_uuid> bootable=false

6. 次のコマンドを実行して、XenServerホストの物理CDドライブの名前を取得します。

参照

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