表紙写真
【江の島を撮影した航空写真】
(出典)公益社団法人 藤沢市観光協会
はじめに
藤沢市は、美しい湘南海岸やみどり豊かな自然環境に恵まれ、
文化・歴史が織りなす景観は、私たちの快適な生活を支えてい ます。
この恵み豊かな自然環境と都市環境を保全し、次の世代へ引 き継いでいくために、本市では、平成8年度に「藤沢市環境基 本条例」を制定し、この条例に掲げる基本理念や、環境に関す る基本的な施策を総合的・計画的に推進するため、平成
10年 度に「藤沢市環境基本計画」を策定いたしました。
その後、平成
17年度に「藤沢市環境基本計画」を改定した 際、地球温暖化対策を重点的施策として取り組むために、「藤 沢市地球温暖化対策地域推進計画」を策定し、「藤沢市環境基 本計画」のリーディングプランに位置づけました。
さらに、平成
22年度には、複雑化する環境問題や社会状況の変化を見据え、将来にわたっ て持続可能な社会を構築するため、平成
23年度から平成
34年度までを計画期間とする、新 たな「藤沢市環境基本計画」を策定するとともに、喫緊の課題として取組を進めてきた地球温 暖化対策に更なる実効性を付加するため、「藤沢市環境基本計画」から独立する形で、新たに
「藤沢市地球温暖化対策実行計画」を策定いたしました。
その後、概ね3年ごとの見直しを行う中で、平成
25年度には、東日本大震災以降のエネル ギー問題への対応を図るための見直しを行いました。また、平成
26年度には、この計画の基 本方針の一つである、「エネルギーの地産地消」を見据えた再生可能エネルギーの活用を推進 するために、「藤沢市エネルギーの地産地消推進計画」を策定いたしました。
今回の見直しでは、気候変動枠組条約第
21回締約国会議(COP21)で採択されたパリ 協定と、それに基づく国や県などの温室効果ガス削減に向けた取組との連携や、東京
2020オリンピック競技大会のセーリング競技が江の島で開催されることを踏まえ、これを契機とす る地球温暖化対策への取組といった視点から見直しを行いました。
今後は、この計画に基づき、低炭素社会の創造に向けて、温室効果ガスの削減に取り組むと ともに、エネルギーの地産地消や効率的な活用を推進することにより、豊かな環境を実感でき る「郷土愛あふれる藤沢 ~松風に人の和うるわし 湘南の元気都市~」の実現を目指してま いります。
終わりに、本計画の改定にあたり、熱心なご審議をいただきました「藤沢市環境審議会」の 委員の皆様をはじめ、数多くの貴重なご意見をいただきました市民や事業者の皆様に心から感 謝申し上げます。
2017
年(平成
29年)3月
藤沢市長
~目次~
第1章 計画の策定 ...1
1 計画策定の目的と特徴 ...2
2 計画の基本理念 ...3
3 計画の期間 ...3
4 対象とする温室効果ガス ...4
5 地球温暖化への緩和策と適応策 ...5
第2章 本市における地球温暖化対策の戦略 ...7
1 現状と課題 ...8
2 温室効果ガス排出量 ...9
(1)温室効果ガス排出量の算定方法 ...9
(2)現状の温室効果ガス排出量(実排出量算定) ... 10
(3)現状の温室効果ガス排出量(効果管理用算定) ... 11
(4)温室効果ガス排出量の将来予測 ... 14
3 温室効果ガス削減目標 ... 16
4 温室効果ガス削減量 ... 17
5 削減ポテンシャル量. ... 18
6 基本方針 ... 22
7 施策の柱... 24
8 施策への取組と展開方向 ... 25
(1)「基礎的取組」と「発展的取組」 ... 25
(2)施策の展開方向 ... 25
9 施策の体系図 ... 26
第3章 地球温暖化対策のための取組 ... 29
1 市民・地域・行政の力を活かした地域からの行動 ... 35
(1) 基礎的取組 ... 35
(2) 発展的取組 ... 48
2 環境に優しい都市システムによる低炭素社会の創造 ... 53
(1) 基礎的取組 ... 53
(2) 発展的取組 ... 55
3 エネルギーの地産地消を見据えた再生可能エネルギーの活用とマネジメント ... 61
(1) 基礎的取組 ... 61
(2) 発展的取組 ... 62
4 環境への負荷を低減し、未来へつなげる循環型社会の実現 ... 65
(1) 基礎的取組 ... 65
(2) 発展的取組 ... 67
5 市民や事業者と協働・連携するための行政の率先的取組 ... 71
(1) 基礎的取組 ... 71
(2) 発展的取組 ... 73
6 民間事業者を誘導する取組 ... 76
(1) 基礎的取組 ... 76
(2) 発展的取組 ... 77
第4章 重点プロジェクト ... 79
1 基礎的取組 ... 81
2 発展的取組 ... 85
第5章 計画の推進体制と進行管理 ... 93
1 計画の推進体制 ... 94
2 計画の進行管理 ... 96
3 計画の見直し ... 97
4 各種計画との連携及び整合性の確保 ... 97
5 国・県・近隣自治体との連携 ... 98
6 環境に関する調査研究の充実 ... 98
7 財政的措置 ... 98
資料編 ... 99
1 温室効果ガス排出量 ... 100
2 温室効果ガス排出量の将来予測 ... 101
3 計画見直しの体制及び経過 ... 102
4 計画見直しに対する市民等の意見 ... 105
5 用語説明 ... 109
6 単位説明 ... 115
【文中、*が記載されている用語については、巻末の用語説明(五十音順)をご参照ください。】
1
第 第 第 1 1 1 章 章 章 計 計 計 画 画 画 の の の 策 策 策 定 定 定
1 計画策定の目的と特徴 2 計画の基本理念 3 計画の期間
4 対象とする温室効果ガス 5 地球温暖化への緩和策と適応策
2
1 計画策定の目的と特徴
本市では、「藤沢市環境基本計画」の総合環境像に掲げられている「地域から地球に拡が る環境行動都市」に基づき、地球温暖化などの環境問題やエネルギー・食糧などの資源に関 する課題について、「地球規模で考え、地域から行動を起こす。」(Think Globally, Act
Locally)の視点に立って、持続可能なまちづくりと低炭素社会*の創造を目指しています。
この目標を実現するため、市民・事業者・NPO 法人等・大学・行政の協働と連携による環 境に優しい都市システムづくりを推進しながら、次世代の子どもたちのために「未来の地球 環境への投資」を行ってきました。
近年、社会情勢は大きく変化しており、特に地球温暖化対策に関しては、「パリ協定*
(COP21)」の採択〔2015年(平成 27 年)12月〕を受けた国の「地球温暖化対策計画」の 策定、地球温暖化に伴う気候変動への適応策の検討等、新たな対応が求められています。
また、「東京 2020 オリンピック競技大会」におけるセーリング競技の江の島での開催に 伴い、環境面での配慮が必要となり、これを契機として、低炭素エネルギーの活用や省エネ ルギーの推進を図っていく必要があります。
本計画は、これらの状況や国の温室効果ガス*の削減目標を踏まえ、本市独自の野心的な 削減目標を掲げ、市民・事業者・NPO 法人等・大学・行政の各主体が担う役割を明確にしな がら、目標達成のための施策を盛り込んでいくものです。
具体的な計画実施にあたっては、日常生活や事業活動等の中でできることから実践する
「基礎的取組」、その上で各主体が省エネ設備の設置などの負担も含め、自主的な取組を行 う自助・共助・公助*(協働)の「発展的取組」という2段構えのボトムアップ*型の計画と します。
■削減目標実現のための取組段階イメージ
環境に配慮した設備導入など、
各主体がそれぞれの役割分担に 基づいて実施していくもの
ライフスタイルを 見直すことによる、
経済的負担を 伴わない省エネ行動
第1章 計画の策定
3
2 計画の基本理念
本市における温室効果ガス削減の基本理念として、
を掲げます。
この基本理念の下、以下の視点で取り組みます。
(1)低炭素社会の実現に向けて、温室効果ガス排出量の可能な限りの削減を目指す環境 行動都市を構築します。
(2)3年ごとの温室効果ガスの削減目標を設定するとともに、各施策の成果指標を掲げ ながら、進捗管理の仕組を確立します。
(3)自然環境を活かした再生可能エネルギー*については、省エネ、創エネ、蓄エネ*の 手法を最大限に活用します。
(4)温室効果ガス削減のための施策については、市民・事業者・NPO 法人等・大学・行 政などが担う役割を明確にしながら各主体自らが実践によって、目標を達成できる よう進めます。
3 計画の期間
計画期間は、2010 年度(平成22年度)の改定時において定めた「2011年度(平成23年 度)から2022 年度(平成34年度)までの 12年間」ですが、今回の見直しにより、「2017 年度(平成29 年度)から2022 年度(平成 34年度)までの6年間」を見据えた内容に修正 します。
4
4 対象とする温室効果ガス
対象とする温室効果ガスは、「地球温暖化対策の推進に関する法律(通称「温対法」)*」 の第2条第3項で定める次の7種類とします。
ただし、ハイドロフルオロカーボン類(HFCS)などの代替フロンガスについては、本市の温 室効果ガスに占める割合が非常に小さいこと及び根拠データの入手が困難であることから、環 境省が示した「地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)策定マニュアル」にのっ とり、後に示す本市の温室効果ガス排出量の推計には含まないものとします。
二 酸 化 炭 素 ( C O 2 )
電気の使用や暖房用灯油、自動車用ガソリンの燃焼、廃プラス チック類の焼却等により排出されます。
メ タ ン ( C H 4 )
稲作、家畜の腸内発酵などによる排出に加え、自動車の走行や 燃料の燃焼、廃棄物の焼却・埋立等により排出されます。
一 酸 化 二 窒 素 ( N 2 O )
自動車の走行や燃料の燃焼、一般廃棄物の焼却、農畜産廃棄物 の焼却等により排出されます。
ハイドロフルオロカーボン類(HFCS) カーエアコンの使用・廃棄時等に排出されます。
パーフルオロカーボン類(PFCS)
半導体の製造、溶剤等に使用され、製品の製造・使用・廃棄時 等に排出されます。
六 ふ っ 化 硫 黄 ( S F 6 )
電気設備の電気絶縁ガス、半導体の製造等に使用され、製品の 製造・使用・廃棄時等に排出されます。
三 ふ っ 化 窒 素 ( N F 3 )
半導体・液晶のエッチング、CVD クリーニング用途などとして 使用され始めています。
(出典)環境省「地方公共団体実行計画(事務事業編)策定・改訂の手引き」をもとに作成
■対象とする温室効果ガスの種類
5
5 地球温暖化への緩和策と適応策
地球温暖化への対策は、「緩和策」と「適応策」の2つの分類があります。
「緩和策」とは、その名のとおり地球温暖化の動きを緩和することを狙いとしたものであり、
本計画がその緩和策の内容をまとめたものとなります。具体的には、様々な施策や取組をあら ゆる分野(産業、民生業務、民生家庭、運輸等)において、温室効果ガス(主に CO2)の排出 を抑制する「緩和」を確実に進めるために実施する施策を検討し、取りまとめたものです。
一方で「適応策」とは、地球温暖化による気候の変動やそれに伴う気温・海水面の上昇など に対して人や社会、経済のシステムを調節することで影響を軽減しようとするものです。
これは、今まで CO2などの温室効果ガスの排出削減と吸収対策(緩和策)を中心に進められ てきた地球温暖化対策に関して、最大限の緩和策を実施したとしても、地球温暖化やそれによ る影響は完全に避けられないとされているため、いわばリスク管理の観点で検討されるもので す。地球温暖化対策は、「緩和策」とともに、気候変動による影響に備える「適応策」を車の 両輪として実施することが重要となります。
本市においては、本計画に取りまとめているとおり、温室効果ガスを削減し、地球温暖化の 根本的な解決に向けた対策を行う「緩和策」を中心に取組を進めていきます。ただし、近年の 突発的かつ局地的な豪雨の発生や気温の上昇なども考慮し、本計画の上位計画にあたる「藤沢 市環境基本計画」において、地球温暖化対策の一部として取り組む必要のある「適応策」につ いて取りまとめます。
(出典)環境省『平成28年度版 環境白書(循環型社会白書/生物多様性白書)』
「藤沢市地球温暖化 対策実行計画」
において緩和策の 全体を取りまとめ
「藤沢市 環境基本計画」
に影響と適応に ついて取りまとめ
6
7
第 第 第 2 2 2 章 章 章 本 本市 本 市 市 に に に お お お け ける け る る 地 地球 地 球 球 温 温 温 暖 暖 暖 化 化対 化 対 対 策 策 策 の の の 戦 戦 戦 略 略 略
1 現状と課題
2 温室効果ガス排出量 3 温室効果ガス削減目標 4 温室効果ガス削減量 5 削減ポテンシャル量 6 基本方針
7 施策の柱
8 施策への取組と展開方向 9 施策の体系図
8
1 現状と課題
本市では、私たちを取り巻く自然環境や社会生活などに多大な影響を与え、喫緊の課題で ある地球温暖化に対応するため、2006年(平成 18年)の「藤沢市環境基本計画」の改定に 際して、「地球温暖化対策地域推進計画」をリーディングプランに位置づけるとともに、2011 年(平成 23 年)には、より実効性を加味した独立する形としての「藤沢市地球温暖化対策 実行計画」を策定し、市民・事業者・NPO 法人等・大学・行政が協働した取組を進めていま す。併せて、本市が一事業者として、環境保全やエネルギー使用量の削減を率先して行うた めの施策を定める「藤沢市環境保全職員率先実行計画」に基づいた取組も行っています。
また、2015年(平成27 年)には、東日本大震災の影響によるエネルギー問題や社会情勢 の変化などを踏まえ、本市の自然環境や都市基盤に適した再生可能エネルギーの普及やエネ ルギーの地産地消*の仕組づくりを推進し、エネルギー起源の温室効果ガス削減を図ってい くため、「藤沢市エネルギーの地産地消推進計画」を策定しています。
地球温暖化をめぐる国内外の動向としては、温室効果ガス排出削減に関する法的拘束力を 持つ初めての国際的枠組である「京都議定書*」を経て、2015年(平成27年)には、「国連 気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)」が開催され、新たな気候変動対策に関する 法的文書として「パリ協定」が採択されました。これを受け、わが国の温室効果ガス排出量 の中期削減目標について、“温室効果ガス排出量を 2030年度(平成 42年度)に2013 年度
(平成25年度)比マイナス26.0%の水準とすること”が示されるとともに、「地球温暖化 対策計画」が閣議決定されています。
先の「京都議定書」を踏まえ、「藤沢市地球温暖化対策実行計画」では、温室効果ガス削 減目標として、“1990年度(平成2年度)を基準とし、2022年度(平成34年度)までに40%
削減する”としていますが、国の計画では、2013年度(平成25年度)比で26.0%削減とい う目標に対し、特に民生分野(業務・家庭)において、約40%の大幅削減の必要性を指摘し ていることからも、国内対策の着実な推進が求められる中、地方自治体及び地域・家庭の果 たす役割は極めて大きくなっています。そのため、社会経済情勢の変化や国や県の動向にあ わせて定期的に目標を見直すとともに、国が進める「COOL CHOICE*」などと連携し、地域レ ベルにおける地球温暖化対策のさらなる推進が求められています。
また、「東京2020オリンピック競技大会」におけるセーリング競技の江の島での開催に伴い、
環境面からの対応も必要となり、低炭素エネルギーや省エネルギーの推進が求められることか ら、これを契機として、市全体での地球温暖化対策への積極的な取組を行う必要があります。
第2章 本市における地球温暖化対策の戦略
9
2 温室効果ガス排出量
(1)温室効果ガス排出量の算定方法
本計画における温室効果ガス排出量の算定方法は、産業部門や民生業務部門等の排出量の 算定に「都道府県別エネルギー消費統計(経済産業省)」を使用しており、環境省が示した
「地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)策定マニュアル」に基づき、県と市と の数値比(製造品出荷額、就業者数等)を用いて算定しています。
しかし、東日本大震災による原発停止など電力事業を取り巻く環境の変化があり、電力の 温室効果ガス排出係数*の上昇が予想されました。これにより削減施策等の取組の効果より も排出係数の変動が大きく、温室効果ガス排出量の削減目標達成状況の管理、削減へ向けた 各種施策や取組の管理を適切に行うことが困難となることが予想されました。
そこで、温室効果ガス排出量の変動と、市としての削減目標及び削減効果の管理を適切に 行うため、前回の本計画の改定から、電力の温室効果ガス排出係数として、各年の排出係数 を採用するそれまで行っていた「電力の排出係数各年値採用型算定」(以下、『実排出量算 定』という)に加え、「電力の排出係数固定型算定」(以下、『効果管理用算定*』という)
として1990年度の排出係数(0.380)に統一した算定方法についても算出を行い、今後の削 減目標達成状況の管理などに活用することとしました。
(参考)実排出量算定に用いた温室効果ガス排出係数(東京電力㈱)の推移
1990年度
(H2年度)
2003年度
(H15年度)
2004年度
(H16年度)
2005年度
(H17年度)
2006年度
(H18年度)
2007年度
(H19年度)
2008年度
(H20年度)
2009年度
(H21年度)
2010年度
(H22年度)
2011年度
(H23年度)
2012年度
(H24年度)
2013年度
(H25年度)
0.380 0.358 0.328 0.368 0.339 0.425 0.332 0.324 0.374 0.463 0.406 0.522
電力排出係数 (kg-CO2/kWh)
0.300 0.350 0.400 0.450 0.500 0.550
電力排出係数(kg-CO2/kWh)
2008年以降は調整後排出係数の数値です。
10
(2)現状の温室効果ガス排出量(実排出量算定)
本市域全体のエネルギー消費量、廃棄物処理量などをもとに、電力の温室効果ガス排出係 数の変動を反映させた実排出量算定方法を用いて、基準年である 1990 年度(平成2年度)
と2003年度(平成15年度)から2013年度(平成25年度)の温室効果ガスの排出量を算出 しました。
■本市における温室効果ガス排出量の推移(単位:t-CO2)
2013
年度(平成
25年度)の排出量は、3,201.1 千t-CO
2であり、2012 年度(平成
24年度)と比べると
12.4%増加した。
本計画の基準年度である 1990 年度(平成
2年度)と比べると
15.4%減少している。
端数処理のため、合計数値があわない場合があります。
6,187 6,627 6,624 6,085 6,176 5,977 6,102 5,945 5,935 6,129 6,265 6,219
16,855 8,074 8,785 7,260 9,631 13,853 14,693 15,459 13,318 11,099 19,935 20,889
346,711 410,942 408,215 356,143 350,963 353,107 343,580 339,476 343,032 346,537 343,645 352,296 277,600
472,853 447,216 514,882 445,203 548,383
380,282 449,543 514,551 587,305 541,062 623,098 316,985
401,009 406,532 430,254
412,954
492,857
420,503 439,594 442,546
596,644
524,765
617,610 2,818,645
1,728,804 1,789,961
1,846,042 1,860,665
2,056,742
1,731,613 1,464,604 1,610,496
1,679,608
1,410,987
1,581,047
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000
1990年度 (H2年度)
2003年度 (H15年度)
2004年度 (H16年度)
2005年度 (H17年度)
2006年度 (H18年度)
2007年度 (H19年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度) 産業部門(CO2)
民生(業務)部門(CO2)
民生(家庭)部門(CO2)
運輸部門(CO2)
廃棄物部門(CO2)
その他ガス(CH4,N2O)
(t-CO2)
2,929,828 3,782,982
3,067,333
3,470,918
3,028,310 3,160,6663,085,590
2,896,772
2,714,620
3,227,344
2,846,665
3,201,060
11
(3)現状の温室効果ガス排出量(効果管理用算定)
本市域全体のエネルギー消費量、廃棄物処理量などをもとに、電力の温室効果ガス排出係 数を1990年度(平成2年度)の値(0.380)に固定した効果管理用算定方法を用いて、基準 年である1990年度(平成2年度)と2003年度(平成15年度)から2013年度(平成25年度)
の温室効果ガスの排出量を算出しました。
■本市における温室効果ガス排出量の推移(単位:t-CO2)
端数処理のため、合計数値があわない場合があります。
2013
年度(平成
25年度)の排出量は、2,811.2 千t-CO
2であり、2012 年度(平成
24年度)と比べると
1.3%増加した。
本計画の基準年度である 1990 年度(平成
2年度)と比べると
25.7%減少している。(計画目標:基準年度比
40%削減)6,187 6,627 6,624 6,085 6,176 5,977 6,102 5,945 5,935 6,129 6,281 6,219
16,855 8,074 8,785 7,260 9,631 13,853 14,693 15,459 13,318 11,099 19,935 20,889
346,711 411,985 410,631 356,684 352,716 351,190 345,615 341,801 343,338 342,369 342,313 345,078 277,600
489,291 488,420 524,748 478,196 510,536
380,282 496,111 519,854 518,204 519,522 507,985 316,985
414,736 442,088 438,608 442,216 458,806
457,488
481,458 447,023 514,068 502,530 495,463 2,818,645
1,768,728 1,891,280 1,868,800 1,941,596 1,968,968
1,819,404 1,554,422 1,619,137 1,580,126
1,385,272 1,435,527
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000
1990年度 (H2年度)
2003年度 (H15年度)
2004年度 (H16年度)
2005年度 (H17年度)
2006年度 (H18年度)
2007年度 (H19年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度) 産業部門(CO2)
民生(業務)部門(CO2)
民生(家庭)部門(CO2)
運輸部門(CO2)
廃棄物部門(CO2)
その他ガス(CH4,N2O)
(t-CO2)
2,948,605 3,782,982
3,247,828 3,309,330
3,099,442
3,230,531 3,202,185
3,023,584
2,895,196 2,971,995
2,775,853 2,811,161
12
3,783
3,099 3,248 3,202 3,231 3,309 3,024
2,895 2,949 2,972
2,776 2,811 10.8
7.9 8.3 8.1 8.1 8.2
7.5 7.1 7.2 7.2
6.7 6.7
0 2 4 6 8 10 12
0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500 4,000
1990年度 (H2年度)
2003年度 (H15年度)
2004年度 (H16年度)
2005年度 (H17年度)
2006年度 (H18年度)
2007年度 (H19年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度)
市 民 1 人 あ た り 排 出 量
(t-CO2/人)
温 室 効 果 ガ ス 総 排 出 量
(千t-CO2)
合計 市民一人あたり 温室効果ガス排出量 温室効果ガスの市民一人あたりの排出量
市民一人あたりの排出量は、1990年度(平成2年度)で10.8t-CO2/人、2013年度(平 成25年度)で6.7t-CO2/人となりました。
部門別排出量
部門別にみると、産業部門は大きく減少(ほぼ半減)し、民生部門は大きく増加(業務 部門:約1.6倍、家庭部門:約1.8倍)しています。また、運輸部門は、ほぼ変わらず、
廃棄物部門は増加(約1.2倍)しています。
端数処理のため、合計数値があわない場合があります。
部門説明:民生業務部門(オフィスビル・商業施設など)、民生家庭部門(住宅)、運輸部門(自家用車含む)
■市民一人あたりの温室効果ガス排出量
■部門別温室効果ガス排出量
(t-CO2) 1990年度
(H2年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度)
伸び率 (1990年度比) 産業部門(CO2) 2,818,645 1,819,404 1,554,422 1,619,137 1,580,126 1,385,272 1,435,527 -49.1%
製造業 2,755,987 1,766,712 1,506,083 1,565,224 1,493,816 1,337,128 1,403,337 -49.1%
建設業 47,341 41,357 37,753 38,686 63,893 35,354 19,155 -59.5%
農林産業 15,318 11,335 10,586 15,227 22,417 12,790 13,034 -14.9%
民生(業務)部門(CO2) 316,985 457,488 481,458 447,023 514,068 502,530 495,463 56.3%
民生(家庭)部門(CO2) 277,600 380,282 496,111 519,854 518,204 519,522 507,985 83.0%
運輸部門(CO2) 346,711 345,615 341,801 343,338 342,369 342,313 345,078 -0.5%
廃棄物部門(CO2) 16,855 14,693 15,459 13,318 11,099 19,935 20,889 23.9%
その他ガス(CH4,N2O) 6,187 6,102 5,945 5,935 6,129 6,281 6,219 0.5%
合計 3,782,982 3,023,584 2,895,196 2,948,605 2,971,995 2,775,853 2,811,161 -25.7%
人口(人) 350,330 405,243 407,287 409,657 413,826 416,756 418,269 19.4%
人口一人当たり
温室効果ガス排出量 10.8 7.5 7.1 7.2 7.2 6.7 6.7 -37.8%
13 ガス種別排出量
ガス種別ごとの排出量をみると、1990年度
(平成2年度)、2013 年度(平成25 年度)
ともに二酸化炭素が圧倒的に多く、全体の 99%以上を占めています。次いで一酸化二窒
素が0.17%、メタンが0.05%となっています。
二酸化炭素は、主に製造業で使用していた 電力をはじめとして、石油・石炭等の各種エ ネルギーが大きく減少したため、1990 年度
(平成2年度)比25.7%の減少となりました。
また、メタンは 2.7%の減少、一酸化二窒素 についてはごみ処理や排水処理に関する影響 により、若干増加となっています。
また前記のとおり、ハイドロフルオロカー ボン類などの代替フロンガスについては、本
市の温室効果ガスに占める割合が非常に小さいこと及び根拠データの入手が困難であるこ とから、環境省が示した「地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)策定マニ ュアル」にのっとり、本推計には含まないものとします。
■温室効果ガス種別排出量の年度比較
■ガス種別排出量の比率(2013年度)
(t-CO2) 1990年度
(H2年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度)
増加率 (1990年度比) 二酸化炭素(CO2) 3,776,796 3,017,483 2,889,251 2,942,670 2,965,865 2,769,572 2,804,942 -25.7%
メタン(CH4) 1,352 1,245 1,215 1,222 1,266 1,287 1,315 -2.7%
一酸化二窒素(N2O) 4,834 4,857 4,730 4,713 4,863 4,993 4,904 1.4%
合計 3,782,982 3,023,584 2,895,196 2,948,605 2,971,995 2,775,853 2,811,161 -25.7%
端数処理のため、合計数値があわない場合があります。
14
(4)温室効果ガス排出量の将来予測
将来予測の方法
将来予測・推計については、活動量の将来予測が既存の計画にある場合はその値を用い、
既存の計画にない場合は、以下の将来予測の方法に従って推計します。
部 門 将来予測の方法
産業部門(製造業、建設業、農林業)、
民生業務部門、
民生家庭部門、
運輸部門、
排水処理部門(メタン、一酸化二窒素)
→「神奈川県地球温暖化対策計画」における各部門別排 出量の将来推計値の伸びをもとに推計
(「エコノメイト 神奈川県モデル」<マクロ経済モデル/
エネルギーモデル>が推計の根拠データ)
廃棄物焼却部門 →「藤沢市一般廃棄物処理基本計画」における処理量の 将来推計値の伸びをもとに推計
将来予測の結果
各部門の将来推計の結果、温室効果ガスの排出量は今後やや増加し、2022年度(平成34 年度)には約 2,913 千 t-CO2になると推計されます。そのため、目標達成に向け「基礎的 取組」と「発展的取組」をさらに推進することが求められます。
部門別に見ると、産業部門ではこれまでの減少傾向の影響を受け、2022 年度(平成 34 年度)には1990年度(平成2年度)比で概ね半減することが想定されます。また、運輸部 門においても同様に1990年度(平成2年度)比で6%程度の減少が想定されます。
一方、民生家庭部門では、温室効果ガスは1990年度(平成2年度)比で2倍近くに増加 することが想定されます。また、民生業務部門ではこれまでの排出量増加傾向から、1990 年度(平成2年度)比で1.6倍程度に増加することが想定されます。(次ページ参照)
■温室効果ガス排出量の将来予測の方法
15
■温室効果ガス種類別排出量の将来推計
■本市における温室効果ガス排出量の将来推計 端数処理のため、合計数値があわない場合があります。
6,187 6,627 6,624 6,085 6,176 5,977 6,102 5,945 5,935 6,129 6,281 6,219 6,224
16,855 8,074 8,785 7,260 9,631 13,853 14,693 15,459 13,318 11,099 19,935 20,889 19,973
346,711 411,985 410,631 356,684 352,716 351,190 345,615 341,801 343,338 342,369 342,313 345,078 326,950 277,600
489,291 488,420 524,748 478,196 510,536
380,282 496,111 519,854 518,204 519,522 507,985 517,265 316,985
414,736 442,088 438,608 442,216 458,806 457,488
481,458 447,023 514,068 502,530 495,463 518,253 2,818,645 1,768,728
1,891,280 1,868,800 1,941,596
1,968,968
1,819,404 1,554,422 1,619,137 1,580,126
1,385,272 1,435,527 1,524,368
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000
1990年度 (H2年度)
2003年度 (H15年度)
2004年度 (H16年度)
2005年度 (H17年度)
2006年度 (H18年度)
2007年度 (H19年度)
2008年度 (H20年度)
2009年度 (H21年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度)
2022年度 現状趨勢 産業部門(CO2)
民生(業務)部門(CO2)
民生(家庭)部門(CO2)
運輸部門(CO2)
廃棄物部門(CO2)
その他ガス(CH4,N2O)
(t-CO2) 3,782,982
2,948,605
3,247,828 3,309,330
3,099,442
3,230,531 3,202,185
3,023,584
2,895,196 2,971,995
2,775,853 2,811,161
2,913,033
このまま 推移すると
千t-CO2 1990年度
(H2年度)
2010年度 (H22年度)
2011年度 (H23年度)
2012年度 (H24年度)
2013年度 (H25年度)
2016年度 (H28年度)
2019年度 (H31年度)
2022年度 (H34年度)
1990年度比 2022年度 製造業 2,756.0 1,565.2 1,493.8 1,337.1 1,403.3 1,432.3 1,461.2 1,490.2 -45.9%
建設業 47.3 38.7 63.9 35.4 19.2 19.6 19.9 20.3 -57.0%
農林業 15.3 15.2 22.4 12.8 13.0 13.3 13.6 13.8 -9.6%
合計 2,818.6 1,619.1 1,580.1 1,385.3 1,435.5 1,465.1 1,494.8 1,524.4 -45.9%
家庭 277.6 519.9 518.2 519.5 508.0 511.1 514.2 517.3 86.3%
業務 317.0 447.0 514.1 502.5 495.5 503.1 510.7 518.3 63.5%
合計 594.6 966.9 1,032.3 1,022.1 1,003.4 1,014.1 1,024.8 1,035.5 74.2%
自動車 324.1 318.2 317.6 317.2 320.2 314.6 308.9 303.3 -6.4%
鉄道 22.6 25.2 24.7 25.1 24.9 24.5 24.0 23.6 4.2%
合計 346.7 343.3 342.4 342.3 345.1 339.0 333.0 327.0 -5.7%
廃棄物 16.9 13.3 11.1 19.9 20.9 20.6 20.3 20.0 18.5%
3,776.8 2,942.7 2,965.9 2,769.6 2,804.9 2,838.9 2,872.9 2,906.8 -23.0%
0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 -14.1%
1.3 1.2 1.2 1.3 1.3 1.3 1.3 1.3 -2.7%
合計 1.4 1.2 1.2 1.3 1.3 1.3 1.3 1.3 -2.8%
2.1 1.7 1.8 1.8 1.9 1.8 1.8 1.8 -14.1%
2.8 3.0 3.1 3.1 3.1 3.1 3.1 3.1 13.2%
合計 4.8 4.7 4.9 5.0 4.9 4.9 4.9 4.9 1.5%
3,783.0 2,948.6 2,972.0 2,775.9 2,811.2 2,845.1 2,879.1 2,913.0 -23.0%
温室効果ガス 廃棄物
民生部門
廃棄物焼却 メタン 排水処理
(CH4) 一酸化 二窒素 (N2O)
廃棄物焼却 廃棄物
現況推計 分野・部門
将来推計(現状趨勢ケース)
排水処理 ガス
二酸化 炭素
(CO2)
エネルギー 起源(CO2)
産業部門
運輸部門 一般廃棄物焼却 合 計
16
3 温室効果ガス削減目標
現在の社会情勢等を踏まえ、本市における温室効果ガス削減目標として、
ことを目標とします。
(ただし、国や県の施策による削減効果を含むものとし、社会経済情勢の変化や国や県の動 向にあわせて定期的に目標を見直すこととします。)
温室効果ガス削減の目安となる基準年については、これまでに引き続き、京都議定書に 準じ1990年度(平成2年度)とします。
また、国連気候変動枠組条約事務局に提出した「日本の約束草案」に基づき、2030年度
(平成42年度)までに2013年度(平成25年度)比で26.0%〔2005年度(平成17年度)
比で25.4%〕削減する目標についても、併せて達成状況の管理等を行います。
17 3,782,982
2,811,161
2,269,789
0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 3,500,000 4,000,000 4,500,000
1990年度の排出量
(A)
2013年度時点の 排出量(B)
2022年度「達成目標」
(D)
(t-CO2)
4 温室効果ガス削減量
1990年度(平成2年度)比で、2022年度(平成34年度)までに40%削減するために必要と なる削減量は以下のとおりです。2013 年度(平成 25 年度)までにそれまでの削減の取組や社 会情勢の変化によって減少した量は971,821t-CO2(C欄)であり、2014年度(平成26 年度)
から 2022 年度(平成 34 年度)までに削減することが求められる排出量は、541,372 t-CO2
(E欄)となります。
■目標達成のために必要な削減量
2014年度から2022年度までに 削減が必要となる量(E)541,372t-CO2 1990年度から2013年度までに
実現した削減量(C)971,821t-CO2
D E
温 室 効 果 ガ ス 削 減 目 標 :1990年度比で2022年度に40%削減する
1990年度の排出量 2013年度時点の 排出量
1990年度から 2013年度までに
実現した削減量
(C=A-B)
1990年度比 40%削減後の 2022年度の排出量
「達成目標」
(D=A×60%)
2014年度から 2022年度までに 削減が必要となる排出量
(E=B-D)
(t-CO2)
3,782,982 2,811,161 971,821 2,269,789 541,372
A B C
18
5 削減ポテンシャル量
温室効果ガスの削減目標を設定するにあたって、今後、どの程度温室効果ガスの削減が 可能か試算しました。試算にあたっては、環境省の「地球温暖化対策地方公共団体実行計 画(区域施策編)策定マニュアル」や一般財団法人省エネルギーセンター発行の「家庭の 省エネ大事典」、「オフィスビルの省エネルギー」等を参考に、温室効果ガスの削減に資 する代表的な取組を抽出し、削減ポテンシャル量を試算しました。
温室効果ガスの削減ポテンシャル量を推計してみると2022年度(平成34年度)に40%
の削減を達成するためには、設備改修や家電・自動車の買い替え、建築物の断熱性向上な ど、「基礎的取組」だけでなく、「発展的取組」についても着実に取組を進め、良質で低 炭素な生活を実施できる環境を形成していくことが求められます。
また、地球規模での温室効果ガス削減のために、低炭素な産業構造転換やライフスタイ ルの見直しを進めるとともに、省エネ・省 CO2化に資する新技術の開発や普及を加速化す ることが求められています。
次ページ以降に「基礎的取組」と「発展的取組」による削減ポテンシャル量の試算概要 を示します。 (※端数処理のため、合計数値があわない場合があります。)
19
■基礎的取組の削減ポテンシャル量
※①:現状の事業所数(製造業)(2014年度)による工場施設の棟数
※②:現状の事業所数(運輸・通信業、卸売・小売業・飲食店、金融・保険業、不動産業、サービス業、公務)
(2014年度)による業務施設の棟数
※③:2022年度の全世帯数(市の推計値)
室内の温度設定を省エネモード にする
(夏:28℃ 冬:20℃)
90 636 7.3100 4,651
外気冷房
(中間期に外気を取り入れて 冷房を停止)
80 566 7.3100 4,135
8,786 室内の温度設定を省エネモード
にする
(夏:28℃ 冬:20℃)
90 9,895 0.0360 356
外気冷房
(中間期に外気を取り入れて 冷房を停止)
80 8,795 0.0330 290
646 冷房時の目標温度を国の目標
温度である28℃に設定 90 170,258 0.0124 2,111
暖房時の目標温度を国の目標
温度である20℃に設定 90 170,258 0.0218 3,712
ガスファンヒーターを目標
20℃設定 80 151,340 0.0190 2,875
石油ファンヒーターを目標
20℃設定 70 132,423 0.0254 3,364
電気カーペット設定温度を
下げる 70 132,423 0.0762 10,091
電気こたつ布団に、上掛けと
敷き布団をあわせて使う 70 132,423 0.0133 1,761
電気こたつ設定温度を下げる 70 132,423 0.0201 2,662
電球型LEDランプに取り替える 80 151,340 0.0344 5,206 蛍光灯の点灯時間を1日1時間
短縮する 90 170,258 0.0018 306
冷蔵庫(電気)にものを
詰め込みすぎないようにする 75 141,881 0.0180 2,554
食器を洗うときは低温に設定 70 132,423 0.0205 2,715
入浴は間隔をあけずに入る 70 132,423 0.0889 11,772
シャワーは不必要に流したまま
にしない 85 160,799 0.0297 4,776
53,904 63,337 実行対象数
(A×B=
C)
1実行対象 数あたりの 削減量(D)
(t-CO2)
削減量
(C×D=E)
(t-CO2)
部
門 項 目
対 象 数
(A)
2022年度
(最終年)の予想数
707事業所※①
小 計
民 生 家 庭
小 計 合 計
189,175 世帯※③ 10,994 事業所※②
実行率
(B)
(%)
基
礎
的
取
組 産 業
小 計
民 生 業 務
20
※①:固定資産税調書より、木造以外の家屋に関する調べ(事務所・店舗・百貨店・銀行、病院・ホテル、工場
・倉庫・市場、その他)(2016年度)による業務施設の棟数
※②:現状の事業所数(運輸・通信業、卸売・小売業・飲食店、金融・保険業、不動産業、サービス業、公務)
(2014年度)による業務施設の棟数
※③:平成25年住宅・土地統計調査による戸建住宅数に加え、2015年版藤沢市統計年報「9.住宅・土木建築」
の「98.着工新設住宅状況」による新設戸建住宅が毎年増加すると想定した戸数
※④:2022年度の全世帯数(市の推計値)
※⑤:2022年度の全世帯数(市の推計値)をもとに、ガス供給世帯(家庭用)比率を乗じた世帯数
※⑥:2022年度の全世帯数(市の推計値)をもとに、ガス供給世帯(家庭用)以外の比率を乗じた世帯数
※⑦:2015年版藤沢市統計年報「9.住宅・土木建築」の「98.着工新設住宅状況」による新設戸建住宅が毎年増加 すると想定した戸数
※⑧:2016年度における自動車保有台数
■発展的取組の削減ポテンシャル量
業務施設への太陽光発電
システムの設置 9,660 事業所※① 10 966 3.5000 3,381
業務用高効率照明の普及 10,994 事業所※② 60 6,596 0.9700 6,399 藤沢市役所の一事業者として
の削減 8,000
17,780 戸建住宅用
太陽光発電システムの導入
(3KW)
88,790 戸 ※③ 20 17,758 1.0000 17,758
トップランナー基準を満たした
家電製品の普及 189,175 世帯 ※④ 70 132,423 0.3800 50,321 家電製品の向上による待機消費
電力の減少 189,175 世帯 ※④ 70 132,423 0.0600 7,945 高効率給湯器(ガス)の設置 121,072 世帯 ※⑤ 30 36,322 0.0800 2,906
高効率給湯器(電気)の設置 68,103 世帯 ※⑥ 30 20,431 0.2100 4,290
戸建て省エネ住宅の建築 5,500 世帯 ※⑦ 100 5,500 0.3500 1,925 85,145 運
輸
トップランナー基準適合自動車
の普及 172,443 台 ※⑧ 40 68,977 0.7200 49,664
152,588 215,925
産
業 省エネ法に基づく削減 155,844
371,769
「基 礎 的 取 組」、「発 展 的 取 組」、「省エネ法に基づく削減」の合計
削減量
(C×D=E)
(t-CO2)
部
門 項 目
対 象 数
(A)
2022年度
(最終年)の予想数
合 計
実行率
(B)
(%)
実行対象数
(A×B=
C)
1実行対象 数あたりの 削減量(D)
(t-CO2)
基 礎 的 取 組 と 発 展 的 取 組 の 合 計 発
展 的 取 組
民 生 業 務
小 計
民 生 家 庭
小 計
21 中間削減目標の設定
2022年度(平成34年度)までに温室効果ガスを40%削減するために、3年ごとの進捗 管理として、温室効果ガスの中間削減目標を設定します。中間(第1期~第3期)期間に おける削減ポテンシャルを下表の通り推計しました。第1期の成果としては削減ポテンシ ャル目標の 1990 年度(平成2年度)比 24.2%を達成し、25.7%減となっています。今後、
第2期では30.6%、第3期では35.3%が見込まれるため、これを3年ごとの中間削減目標と します。
まとめ
削減ポテンシャルの試算においては、「基礎的取組」と「発展的取組」により、約21.6 万 t-CO2が見込まれます。これに加え、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律(通 称「省エネ法」*)」による削減その他の技術革新・温室効果ガス排出係数の改善等による 削減効果を見込むことで、本計画における目標である「1990年度(平成2年度)を基準と し、2022年度(平成34年度)までに温室効果ガスを40%削減」を達成することが可能と なります。
特に温室効果ガス増加傾向にある民生業務部門(オフィスビル、商業施設等)と民生家 庭部門(住宅)においては、より一層の努力が求められるため、ここに挙げた取組項目だ けでなく、様々な「基礎的取組」と「発展的取組」を実施していくことが望まれます。
■取組別温室効果ガス削減量
■温室効果ガスの中間削減目標
その他の技術革新や排出係数の改善 および国や県等による削減効果見込み
11.7% 28.2% 28.8% 31.3% 100%
2014年度から2022年度までに削減しなければならない排出量(40%削減の内訳)(t-CO2)
169,603
小 計 基礎的取組 発展的取組
541,372
63,337 152,588 155,844
省エネ法に基づく削減
101,862 238,141 84,801 127,202
30.6% 35.3%
第3期 2017~2019年度
中間削減目標(1990年度比削減率)
合 計 2013年度までの削減量
(1990年度比25.7%減) 971,821
971,821 1,158,484 1,337,164
「基礎的取組」、「発展的取組」、
「省エネ法に基づく削減」の合計(削減ポテンシャル)
その他の技術革新や排出係数の改善 および国や県等による削減効果見込み
(t-CO2) 第1期
2011~2013年度
第2期 2014~2016年度 以下削減量に
含まれる 以下削減量に
含まれる
24.2%(目標)
25.7%(実績)
22
6 基本方針
温室効果ガスの削減目標達成のため、次の6つの基本方針を掲げます。
地球温暖化防止に向けた取組は、市民・事業者・NPO 法人等・大学・行政の力を最大限に活 かし、それぞれの主体の協働・連携のもと、主体自らが実践できるよう役割を明確にしながら 進めます。
環境への負荷が少ない交通システムや次世代自動車*を最大限に活用した低炭素なまちづく りを進めます。また、三大谷戸*(川名清水谷戸、石川丸山谷戸、遠藤笹窪谷(谷戸))を中心 とした里山の保全等、温室効果ガスの吸収源となる緑を保全する施策を拡大、充実します。
エネルギーの地産地消の実現へ向けて、「再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、バイオマ スなど)」の普及に努めるとともに、省エネ、創エネ、蓄エネの手法を最大限に活用しながら、
エネルギーをマネジメントしていく仕組をつくります。
廃棄物等の(1)排出抑制、(2)再使用、(3)再生利用、(4)熱回収、(5)適正処分など優先 順位をつけ、かつ地域の特性や循環資源の性質に応じた最適な規模の循環を形成する循環型社 会*を構築し、温室効果ガスの削減を進めます。また、雨水や下水処理水等の有効利用を推進し ます。