JASTPRO
刊05-17
平成17年度
貿易手続への XML/EDI 導入調査研究 特別委員会報告書
「輸出入及び港湾・空港関係手続業務に係わる 業務・システムの最適化計画」について
平成18年(2006)3月
財団法人 日本貿易関係手続簡易化協会
ii
i
貿易手続への
XML/EDI
導入調査研究特別委員会 報告書はじめに
当協会は、1974年12月、当時の「貿易書式標準化委員会」を発展的に改組し て、かつ、国連欧州経済委員会
/
貿易手続簡易化作業部会(UN/ECE/WP.4
)の勧告第 4号に基づいて、当時の大蔵省、通商産業省、運輸省3省の共管の下、貿易に関係す る民間団体・企業の協力により設立されたもので、2004年12月に満30歳の誕 生日を迎えた。当協会は設立以来、
UN/ECE/WP.4
(1997年3月にUN/CEFACT
に改組)の動き をフォローし、欧米諸国における貿易手続簡易化の動き並びに貿易手続を電子化する ためのデータ項目やシンタックス規則標準化の動きを、わが国の官民関係先に対して 啓発、普及してきた。同時に、貿易手続簡易化関連の委員会を設け、業界の識者、経 験者のご協力を得て、わが国の貿易手続簡易化活動の中心となって活動し、かつ、官 民関係先に対して各種の提言を行ってきた。わが国における「輸出入・港湾諸手続のシングルウインドウシステム」は、200 3年7月23日に稼動開始したことは事実である。しかし、そのシステム構築に当た っては、短期間で十分な準備期間が無いまま開発されたものであり、従来の手続プロ セスの見直しとデータ項目の手続間での整合化作業が不十分であったため、シングル ウインドウ化は行われたが、輸出入・港湾諸手続システム間での「データの共有化、
手続自体の標準化や簡素化」といった問題が積み残されており、かつ、手続全般の見 直し(いわゆる
BPR
)が行われていないため、勧告等に比べて手続そのものの数の 減少にまでは手がつけられていないのはまことに残念である。しかし、政府でも2001年1月に首相をリーダとする
IT
戦略本部が「e-Japan
戦 略」を策定以来、同年3月の「e-Japan
重点計画」、同年6月の「e-Japan 2002
プログ ラム」、2002年6月の「e-Japan
重点計画-2002
」、2003年7月の「e-Japan
戦 略II
」、同年8月「e-Japan
重点計画-2003
」、2004年6月「e-Japan
重点計画-2004
」、 同年9月「IT
国際政策の基本的考え方」、そして2005年2月には「IT
政策パッケ ージ-2005
」と矢継ぎ早に施策が発表され、2005年度末を目途にわが国を世界最 先端のIT
先進国、電子政府とするための施策が打たれてきた。他方、1990年代半ばに出現したインターネットは、その接続容易性と利用の簡 便性のため目を見張るばかりの急速な拡大、発展をしてきた。勿論、パソコンを初め とする
IT
関連機器の技術革新による低価格化、ADSL
を初めとする光ケーブルなどii
のブロードバンドの普及、拡張も忘れてはならない。
このような
EDI
(電子データ交換)を取り巻く環境の大きな変化にいち早く着目し、これを電子手続に利用すればもっと早く
EDI
を普及し、貿易手続の簡素化に繋げ、世界経済の持続的な発展に資することができるのではないかという観点より、
UN/CEFACT
がOASIS
と共同で始めた「ebXML
イニシアチブプロジェクト」(1999年11月-2001年5月)も2001年5月に、共同作業を終えその後は役割を 分担して作業を継続してきた。
OASIS
側は、ebXML
のインフラ部分を担当し、現在まで4つの技術仕様を開発し、それらは
ISO/TS15000
シリーズとしてISO/TC154
から発行されている。これに対して、コンテンツ部分を担当した
UN/CEFACT
側の作業は遅々として進まず、2004 年に唯一CCTS
(コアコンポーネント技術仕様)がISO/TS15000-5
として発行されて いるのみであり、ビジネスプロセス関係については、進展が見られないのが現状であ る。ICT
(情報通信技術)の世界はドッグイヤーと言われるほど、その進歩は急速であ る。このようなときに技術仕様の開発に5年も6年も掛けていていいのであろうか。UN/CEFACT
の動きの遅さに業を煮やして、OASIS
側では、ビジネスプロセスやUBL
の技術委員会(
TC
)を設けて、独自の作業を開始している。この世界では矢張り「ス ピード」が1つの武器であり、欧州型の「じっくり考えてから動き出す」よりも、米 国式の「走りながら考える」ということも必要ではないか、そして実際に使用して不 具合があれば、改善を加えながら徐々に完全なものとしていくということも方法とし て、考えられるのではないかと思われる。更に、アジアでは昨今
FTA
やEPA
ラッシュであり、締結交渉が加速している。わ が国ではすでにシンガポール、メキシコ、マレーシアとFTA
を締結し、現在タイ、フィリピンとは大筋合意に達し、韓国、チリ、ブルネイ、ベトナム、
ASEAN
全体、GCC
(湾岸協力会議)等との交渉が数珠繋ぎである。また、日本の場合は、野菜、食 肉、水産物、果物などの他に、サービス市場や労働市場の開放なども焦点となってい るところに特徴がある。これらの国々とのFTA
締結が新たな貿易手続を生ぜしめな いように十分留意すべきである。特に、今後FTA
締結により増えると思われるのが 原産地証明書(C/O
)や食肉、野菜、果物等の輸入のための検疫証明書であろうが、これらの早期の電子化を行い
FTA
締結後の貿易手続の円滑化、迅速化に備える必要 があると思われる。これら生鮮食品や食肉の輸入に関しては国民の健康を害するもの を阻止するために厳重な検査を行うのは当然であるが、安全性確保と貿易の円滑化の 均衡の取れた施策をお願いしたい。2006年3月31日 (財)日本貿易関係手続簡易化協会
iii
貿易手続へのXML/EDI導入調査研究特別委員会名簿
業 界 名 前 企業・団体名
01
委員長 窪田芳夫 東京電力(株)顧問02
商社 林 健一 三菱商事(株)、ICT事業本部、貿易・決済基盤 開発室シニアマネージャー(海外担当)03
直貿・メーカ 中垣俊平 日本電気(株)e-Japan戦略推 進 部 エ キ ス パ ー ト04
海貨・通関 岡本直樹 (株)日新 総合システム部システム企画課課長05
検数・検量 水藤晴男 (技術部検定サービスセンター副参事 社)日本海事検定協会06
銀行 水谷伸 (株 ) 三 菱 東 京 UFJ銀 行 、 国 際 業 務 部 、 外 為 推 進 グ ル ー プ 、 国 際 ECチ ー ム 次 長07
損害保険 吉田理人 (株)損害保険ジャパン企業商品業務部、海上事務グループ課長代理
08
JETRAS 高橋嗣雄 (財)安全保障貿易情報センター(CISTEC)広報研修部次長
09
NACCS 伊藤太郎 (企画部長独)通関情報処理センター10
TEDI - JETS 鍛冶俊彦 富士通(株)、流通ビジネス本部、本部長付11
港湾EDI 鬼頭吉雄 (財)港湾空間高度化環境研究センター(WAV E)、専門部長12
専門家 菅又久直 次世代電子商取引推進協議会(ECOM) 主席研究員13 港湾物流情報ネットワーク
システム:POLINET 田代浩一 (社)港湾物流情報システム協会 調査研究部部長代理
オブザーバー
14
財務省 酒井隆尋 関税局・業務課、課長補佐15
財務省 飯野正弘 大臣官房 文書課、情報管理室長16
経済産業省 小林革二 貿易経済協力局・貿易管理部貿易管理課、課長 補佐17
国土交通省 高橋久美子 総合政策局・情報管理部情報企画課、計画係長18
国 土 交 通 省 笠 原 薫 港湾局 港湾経済課 港湾情報化推進室、専門官19
(化協会 財)日本貿易関係手続簡易 伊東健治 JASTPRO理事、前UN/CEFACT副議長iv 事務局
20
(財)日本貿易関係手続簡易化協会 治田 彰 専務理事
21
(財)日本貿易関係手続簡易化協会 富永悦夫 常務理事
22
(化協会 財)日本貿易関係手続簡易 浜辺東一郎 業務第二部長23
(財)日本貿易関係手続簡易化協会 能勢道治 業務第三部長
v
貿易手続への XML/EDI 導入調査研究特別委員会 平成17年度報告書
目 次
はじめに...I 貿易手続へのXML/EDI導入調査研究特別委員会名簿... III 目 次...V
1. 委員会の設立趣旨・目的・概要... 1
1.1 委員会の目的... 2
1.2 事業の内容... 2
1.3 補助事業のイメージ... 3
2. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システムの見直しと最適化計画... 4
2.1 はじめに... 4
2.2 輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針... 6
2.2.1. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針(案)... 6
2.2.2. 港湾手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針(案)(国交省)... 19
2.3. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システム最適化計画(案)に対する意見募集(平成1 7年12月7日、財務省関税局)... 28
2.4 輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システムの最適化計画(案)」に対するコメント.... 48
2.4.1. 「輸出入及び港湾・航空手続関係業務・システム最適化計画(案)」に対する意見.... 48
2.4.2. 参考:輸出入・港湾手続のワンストップ化についての意見... 51
2.4.3. 提言に至るまでの背景-わが国貿易関係手続システムの基本的な問題点... 55
2.5. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務の業務・システム最適化計画... 59
2.5.1. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務の業務・システム最適化計画... 59
2.6 利用者の利便性向上のための「ワンストップサービス化」の動き... 75
3. 動き出したわが国の「シングルウインドウシステム」... 77
3.1. これまでの経緯... 77
3.2. サービスの内容... 78
3.3. システムの利用方法... 79
3.4. 利用料金... 79
3.5. システム連携... 79
3.6. 本格的利用に際しての課題... 80
3.7. 全面的EDI移行へ一歩前進... 81
vi
3.8. 港湾物流情報化とシングルウインドウシステム... 81
4. XML/EDI – EBXMLについて... 82
4.1. EBXMLの目指す電子ビジネスコラボレーション... 82
4.2. EBXMLによる電子ビジネスコラボレーション・イメージ... 84
4.3. EBXML関係技術仕様書標準化の現状... 86
4.3.1 ebXML要件仕様(V1.0)... 86
4.3.2 技術構造(Technical Architectures)V1.0.4 ... 86
4.3.3 TRP仕様を”SOAP”(Single Object Access Protocol)に統一... 87
4.3.4 ebXML閉会総会で承認された仕様、報告など... 87
4.3.6 その後の動き... 89
5. メッセージ間データ項目の調整作業(HARMONISATION)... 95
6. 国際海上交通の簡易化に関する条約...104
簡易化および電子ビジネスに関する IMO 便覧...105
1 情報の流れ... 105
2 文書条件... 108
3 電子ビジネス... 109
4 電子データ交換技術と IMOFAL条約...112
電子形式の FAL 様式に関する勧告...113
7.貿易手続きに係わるEDIシステムの現状... 145
7.1. 改正SOLAS条約の発効に伴う手続... 146
7.1.1 はじめに... 146
7.1.2 国際船舶・港湾保安法の概要... 146
7.2. 損害保険(貨物保険)の電子化状況... 148
7.3. 財務省の電子申請システムについて... 156
7.4. 海上貨物保険手続きの合理化に向けて... 159
7.5. EBXMLの現状報告... 163
7.6. PAA(汎アジア電子商取引連盟)の最近の状況... 170
7.7. TEDICLUB活動の今後について... 179
7.8. JCLネット(日本コンテナ物流情報ネットワーク)について... 181
7.9. POLINET/SEA-NACCS相互接続サービスについて... 183
vii 参考資料:
1.総合物流施策大綱(平成17年11月15日閣議決定)
2.IMO/FAL条約、付属書は2005年会議で承認された改訂版
3.OASISホームページ www.oasis.org 4.WCOデータモデル(Ver.2.0)
1
貿易手続への
XML/EDI
導入調査研究特別委員会 報告書1. 委員会の設立趣旨・目的・概要
貿 易 立 国 た る わ が 国 の 貿 易 額 は 、 年 々 増 加 を か さ ね て お り ま す が 、 こ れ に 伴 い 、 直 接 、 間 接 貿 易 関 係 業 務 に た ず さ わ る 貿 易 専 業 者 、 直 貿 メ - カ 、 銀 行 、 保 険 会 社 、 海 運 業 者 、 税 関 を 含 む 関 係 諸 官 庁 な ど 各 部 門 に お け る 貿 易 関 係 手 続 処 理 の た め の 書 類 等 は 著 増 し 、 か つ 複 雑 化 し て き て お り ま す 。 今 後 益 々 増 加 す る 貿 易 量 に 対 応 し 、 効 率 的 な 事 務 処 理 を 図 る た め に は 、 そ の 必 要 と す る 書 類 を 積 極 的 に 簡 易 化 ・ 標 準 化 し 、 更 に は 電 算 化 並 び に ネ ッ ト ワ ー ク 化 の 進 展 に 対 応 し てEDI( 電 子 デ - タ 交 換 ) の 国 際 標 準 化 を 通 じ て 貿 易 手 続 の 一 層 の 簡 易 化 、 ペ ー パ ー レ ス 化 を 図 る こ と が 必 要 ・ 不 可 欠 で あ り ま す 。
し か し な が ら 、従 来 の 貿 易 関 係 制 度 、諸 手 続 き 、デ ー タ 処 理 は 、関 係 業 界 、 企 業 間 或 い は 関 係 官 庁 間 の 緊 密 な 連 携 の 不 足 、協 力 体 制 の 不 備 等 に よ り 統 一 化 さ れ て お ら ず 、 そ の た め 事 務 処 理 上 大 き な 障 害 と な っ て お り ま す 。 こ の 問 題 に 対 応 す る た め 、 国 際 的 に は 、 国 連 欧 州 経 済 委 員 会 (UN/ECE1) の 下 に 欧 米 を 中 心 と し た 各 国 に よ り 貿 易 関 係 手 続 の 簡 易 化 運 動 が 着 実 に か つ 急 速 に 推 進 さ れ て お り ま す 。
加 え て 、 近 年 の イ ン タ ー ネ ッ ト の 急 激 な 普 及 に 伴 い 、 あ ら ゆ る 分 野 で 従 来 のVAN型 のEDIと 並 行 し て 、イ ン タ ー ネ ッ ト に よ るEDIの 利 用 が 普 及 し 始 め て い ま す 。イ ン タ ー ネ ッ ト に よ るEDIは 、一 般 的 に はXML/EDI2と 言 っ て お り ま す が 、 簡 単 に 、 安 く 、 早 く 実 装 で き る と こ ろ か らSMEs(Small and Medium sized Enterprises: 中 小 企 業 ) に と っ て 導 入 し 易 い と い わ れ て い ま す 。
こ の よ う な 状 況 の 下 、 当 協 会 は 、 1 9 7 4 年 設 立 以 来 、 経 済 産 業 省 ・ 国 土 交 通 省 ・ 財 務 省 三 省 の 支 援 と 関 係 業 界 の 協 力 を 得 て 、 こ れ ら 貿 易 関 係 手 続 の 簡 易 化 を 総 合 的 に 推 進 す る 貿 易 関 係 手 続 簡 易 化 運 動 の わ が 国 に お け る 中 心 的 役 割 を 果 た し て き て お り ま す 。
本 事 業 で は 、 製 造 、 貿 易 、 流 通 、 運 輸 、 金 融 等 の 貿 易 関 係 企 業 間 な ら び に 企 業 ・ 政 府 関 係 機 関 間 の 情 報 交 換 に お け る コ ン ピ ュ ー タ 利 用 を 一 層 促 進 す る た め 国 連 欧 州 経 済 委 員 会 「 貿 易 簡 易 化 と 電 子 ビ ジ ネ ス の た め の 国 連 セ ン タ ー
(UN/CEFACT3) 」 とOASIS4が 共 同 で 推 進 し て い る 電 子 ビ ジ ネ ス の た め のXML
1 UN/ECE:United Nations Economic Commission for Europe(国連・欧州経済委員会)
2 XML/EDI:Extensible Markup Language(拡張可能記号付け言語)を用いた、インターネットによるEDI(電子データ交換)
3 UN/CEFACT:United Nations Center for Trade Facilitation and Electronic Business(貿易簡易化と電子ビジネスのための国連セ ンター)UN/ECEの下部組織で1997年3月に従来のUN/ECE/WP.4を改組したもの。
2
の 標 準 化 作 業 に つ い て 調 査 研 究 を 行 う と 共 に 、XML/EDIの 貿 易 関 係 業 界 及 び 政 府 関 係 機 関 へ の 効 果 的 な 導 入 と 活 用 の 推 進 に よ り 、貿 易 関 係 手 続 の 簡 素 化 を 図 り 、国 際 貿 易 に お け る サ プ ラ イ チ ェ ー ン マ ネ ー ジ メ ン ト の 円 滑 な 導 入 と 国 際 物 流 コ ス ト の 低 減 化 を 図 り 、貿 易 関 係 業 界 の 情 報 処 理 の 発 展 と グ ロ ー バ ル 化 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と し て お り ま す 。
こ の 事 業 の 推 進 は 、 貿 易 商 社 、 海 運 会 社 等 貿 易 関 連 企 業 、 関 係 官 庁 を は じ め 、従 来 コ ン ピ ュ ー タ 化 が 遅 れ て い た 中 小 貿 易 業 者 の 情 報 処 理 の 発 展 に 大 き な 効 果 が あ る の み な ら ず 、わ が 国 の 貿 易 の 健 全 な 発 展 と 国 際 貿 易 の 円 滑 な 拡 大 に 寄 与 す る と こ ろ が 大 で あ り ま す 。
1.1 委員会の目的
製 造 、 貿 易 、 流 通 、 運 輸 、 金 融 等 の 関 係 企 業 、 関 係 諸 官 庁 間 の 貿 易 関 係 手 続 上 の 情 報 交 換 に お け る コ ン ピ ュ - タ 利 用 を 一 層 促 進 す る た め 、国 連 欧 州 経 済 委 員 会「 貿 易 簡 易 化 と 電 子 ビ ジ ネ ス の た め の 国 連 セ ン タ -(UN/CEFACT)」が 推 進 し て い る 行 政 ・ 商 業 及 び 運 輸 の た め の 電 子 デ - タ 交 換 に 関 す る 国 連 標 準
(UN/EDIFACT)及 びUN/CEFACTとOASISが 共 同 し て 推 進 し て い るebXML関 連 の 標 準 化 活 動 に つ い て 調 査 研 究 を 行 い 、そ の 効 果 的 な 導 入 と 活 用 の 推 進 に よ り 、 貿 易 関 係 業 界 、特 に い ま ま で 情 報 化 が 遅 れ て い た 中 小 企 業 に お け る 情 報 処 理 の 発 展 と グ ロ ー バ ル 化 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 。
1.2 事業の内容
当協会に「貿易手続へのXML/EDI導入調査研究特別委員会」を設置し、次の調査、研 究を行う。昨今インターネットの急激な展開と合いまってインターネットによるEDI(XML
/EDI)が速く簡単に、そして安価に導入できるツールとして脚光を浴びている。しかしい、
放置しておくとXML/EDIの世界でもEDIの初期に発生したと同様の問題、即ち、相互運用 性、互換性について業界間、システム間で齟齬を来たすといった問題が生じることとなる。
この問題を未然に防ぐためUN/CEFACTとOSISが共同で進めている、XML/EDIのための標 準化関係活動に積極的に参加すると共に、貿易手続面へのXML/EDIの導入について、特に EDI化が遅れている中小貿易業者が導入し易いシステムについて調査、研究を行うと共に その開発・普及活動に積極的に参加し、わが国の意見を反映させるために次の事業を行う。
(a) 国際活動
① 国連(UN/CEFACT)会議への参加
② eBWG(e-ビジネス作業グループ、EWGの後継組織として検討されているもの)、eB TWG(e-ビジネス移行アドホック作業グループ)会議への参加
③ AFACT(貿易簡易化と電子ビジネスのためのアジア太平洋協議会)会議への参加
④ ebXML/Asia会議への参加
4 OASIS:Organisation for the Advancement of Structured Information Standards、製品に依存しない、ドキュメントとコンテント の交換の標準化を目指す国際的な非営利のコンソーシアム。
3
(b) 国内活動
貿易手続へのXML/EDI導入調査研究委員会を設けて、上記の国際会議で得た情報を基に 調査・分析を行うと共に、わが国産業界の意見集約を行い国際会議へフィードバックする。
また、XML/EDIのための標準化の進展状況につき、これを取り纏め官民関係先へ提供する と共に、実務への導入のための啓蒙普及を行う。
① 我国貿易手続の全般的な現状をレビューし、モデル化し、どのような局面でXML/EDI の利用が可能かについて調査、研究する。また、国連標準メッセージからXMLメッセ ージ・スキーマへのマッピング作業を行う。
② 現在使用されているVAN型EDIとXML/EDIが並行して行われるとの観点より、相互互換 性が図れることを前提とする。
1.3 補助事業のイメージ
船社・船社代理店 海貨業者 通関業者等
(ワンストップサービス・シングルウインドウ化の推進)
4
2. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システムの見直しと最適化計画
最適化計画の策定については、「電子政府構築計画(平成15年7月17日各府省情報化統 括責任者(CIO)連絡会議決定)」に基づき、全府省を対象に、平成 17 年度末までのでき る限り早期に策定することとされている。
この最適化計画を策定すべき業務・システムのうち、関係府省で連携して最適化の検討 を行うものとして、21の業務・システムが定められている。この中の一つに財務省及び 国土交通省等が関係する「輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システム」が あり、この業務・システムについては、財務省が担当府省(取り纏めを行う府省)として 最適化計画を策定することとされ、具体的な検討は関係府省の課長クラスで構成される「輸 出入及び港湾・空港手続関連府省連絡会議」で行われている。
・輸出入及び港湾・空港手続関連府省連絡会議
本会議は、輸出入及び港湾・空港手続の迅速化・適正化のための施策を講じていく上での 関係府省間の連絡・調整を行う場として設置されたもので、関係府省の課長クラスで構成 されている。
平成16年2月20日の当会議において「輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システム に係る最適化計画」の策定が本会議の検討対象事項とされ、その検討が進められている。
また、各府省で独自に最適化を行う、各府省個別の業務・システムについても、それぞれ の最適化計画の方向性について共通の認識を保有するため、情報交換、調整が行われてい る。
メ ン バ ー :財務省(議長)、国土交通省(副議長)、内閣官房、内閣府、法務省、外務省、
厚生労働省、農林水産省、経済産業省
・最適化計画策定部会
本部会は、輸出入及び港湾・空港手続関連府省連絡会議の下部組織として設置され、各 府省担当課長補佐等で構成されている。「輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システムに 係る最適化計画」策定のため、シングルウィンドウ化可能な業務の洗出しや各手続きの申 請項目見直し等の具体的な検討が行われている。
メ ン バ ー :財務省、国土交通省、法務省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省等
・申請現場キャラバン
「輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システムに係る最適化計画」の検討に際しては、
申請者サイドから見た検討を重視する観点から、上記会議において関係業界も交えて検討 を行っているほか、行政機関及び関係業界で申請現場キャラバンも行われている。
2.1 はじめに
「貿易手続簡易化」について、国連においては次のように定義している。
すなわち、「貿易手続簡易化とは、貿易のための手続と書類作成処理の組織的合理化を言
5
う。ここに貿易手続とは、貿易における貨物の移動のために必要とされるデータの収集、
提示、伝達及び処理に係わる諸活動、慣習並びに公的手続を言う。」
JASTPRO は、これを更に具体的に、「手続そのものの簡易化」及び「手続遂行事務の合
理化、簡素化、すなわち、書類の合理化(統一化、標準化又は廃止)、ペーパーレス化を目 指した電子データ交換(EDI)の標準化と事務の機械化(ADP)」と考え、国連欧州経済委 員会・貿易手続簡易化作業部会(UN/ECE/WP.4)及び貿易簡易化と電子ビジネスのための 国連センター(UN/CEFACT)の動きをフォローしつつ、設立以来30年に亘って簡易化作 業を進めてきた。
JASTPROでは、平成14年度(2002年度)「貿易手続へのXML/EDI導入調査研究特
別委員会」を設け、前記1.2項の活動概要を目標に委員会活動を開始した。しかし、「わが 国においては、すでに通関、検疫、港湾等貿易関係手続の分野で電子計算機処理システム が導入されており、かつ、港湾関係諸手続に関してシングルウインドウ化が推進中である」
ところから、主としてB2G手続き上から次の点に焦点を当て、作業に取り組んだ。
(1) わが国における貿易関係諸手続に関する EDI システムの現状調査(開発中のシステム を含む)
(2) シングルウインドウ化に当たっての問題点の把握
(3) インターネットEDI(XML/EDI)を介してシングルウインドウ化を実現するための方策
-データ項目のシステム間連携、調和化作業
更に、通関手続き分野においては、G7を舞台として通関処理システムの先進7カ国レベ ルでの簡素化、統一化作業がほぼ完了し、その作業はWCO(世界税関機構)により引き継 がれ、WCOデータモデルとして開発されその第2版(Version 2)が2005年の WCO総会 において採択されている。加えて、船舶の入出港時の手続の簡素化については、IMO(国 際海事機構)で早くから取り組みがなされ「IMO/FAL条約」として1965年に採択され、
1967年に発効している。わが国も遅まきながら、2005年6 月の国会においてこの 条約を批准し、2005年9月2日ロンドンのIMO本部において締結し、同11月1日か ら発効している。われわれ貿易関係手続の簡易化に携わるものにとって、またわが国の港 湾、海運業界にとっても今まで本条約未締結国ということで肩身の狭い思いをしていたの であるが、これからは条約締結国の仲間入りを果たし、この条約の定める「船舶がどこの 港湾に入出港するときでも7つの書類以外は求めない」という目標に向けて、実施面で努 力を継続していくことになる。
本委員会は、現状のわが国における貿易関係手続の諸システムを研究すると共に、
UN/CEFACT の作業をベースとしつつ、これら2つの国際的レベルでの簡易化作業とも協
6
調する形で作業を進めてきた。
2005年度では、引き続き「貿易手続への XML/EDI 導入調査研究特別委員会」を設 け、2003年7月23日より稼動している「輸出入・港湾手続のシングルウインドウシ ステム」に対する政府の「業務・システム最適化計画」をフォローすると共に、それが本 来の「ワンストップサービス・シングルウインドウ化」となっているかどうかについての 観点より、これに対するコメントを行った。また、貿易関係情報のSCM(サプライチェー ンマネージメント)化においては B2G と B2B 部分との連携が避けて通れないとの観点よ り、貿易関係手続として現在稼動中の B2B システムである POLINET、SC/SF-Net、Bolero 及びTEDI等についても引き続き検討を行い、それらネットワークシステムのSea-NACCS との相互接続サービスの状況についても調査を行った。
2.2 輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針
財務省は2008年までに貨物を管理する税関のコンピュータシステムを大幅に拡充す る。国土交通省や経済産業省などほかの省庁が管理する輸出入システムと接続し、通関や 船舶の停泊場所の登録などの手続きが同じシステム上で処理できるようにする。企業は従 来、複数のシステムを使い分ける必要があったが、事実上のシステム統合で入力の手間が 省け、手続きが簡素化できる。
第1弾として2005年11月から国交省所管の入港前手続きを税関システムを通して もできるようにした。具体的には船舶手続の代理店による海外から貨物を運んできた船舶 の港内での係留場所の登録、港内での移動申請などが対象になる。
農林水産省と経産省の輸出入の事前許可も税関システムから取得できるようにするこ とも検討する。現在は輸出入制限があるイラン向け貨物などは税関申告とは異なる申告が 必要。こうした貨物も申告が一度ですむようになるという。
2.2.1. 輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針(案)
電子政府構築計画(2003年(平成15年)7月17日各府省情報化統括責任者(CIO) 連絡会議決定。2004年(平成16年)6月14日一部改定)に基づき、輸出入及び港 湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの見直し方針を次のとおり定めた。本件に関 しては、財務省を中心に関係府省は、輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・シ ステムについて、本見直し方針に沿って見直しを行い、その最適化に取り組むものとして
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いる。
第1 対象範囲
輸出入及び港湾・空港手続関係業務は、輸出入通関に関するもの、関税等の徴収に関す るもの、動物検疫に関するもの、植物防疫に関するもの、輸入食品監視に関するもの、貿 易管理に関するもの、船舶・航空機等の入出港等に関するもの、入国管理に関するものが 挙げられる。
これらに関する手続及びこれに基づく申請項目は、輸出入、港湾又は空港手続毎に関係 府省に共通なものも存在することから、各府省の申請手続を申請者となるそれぞれの主体 毎の視点から府省横断的に捉えなければならないワンストップサービス5・シングルウィ ンドウ6化(注)の考え方を通じて、府省横断的な業務・システムについて、見直しを行 うものとする。
このため、輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの最適化計画の策 定については、以下に掲げるシステムのうち、費用対効果が期待できる範囲内のできる限 り多くのワンストップサービス・シングルウィンドウ化を行う業務・システム部分を対象 とする。また、輸出入及び港湾・空港手続関係業務のうち、今後ワンストップサービス・
シングルウィンドウ化を行うために構築するシステムに係る業務・システムについても対 象とする。
○ 通関情報処理システム(NACCS)
○ 動物検疫検査手続電算処理システム(ANIPAS)
○ 輸入植物検査手続電算処理システム(PQ-NETWORK)
○ 輸入食品監視支援システム(FAINS)
○ 貿易管理オープンネットワークシステム(JETRAS)
○ 港湾EDI システム
○ 乗員上陸許可支援システム
併せて、輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムのうち、本見直 し方針の対象外となるものについては、府省毎に見直し方針を策定し、その見直し方 針に沿って最適化計画を策定するものとする。
第2 最適化の基本理念
輸出入及び港湾・空港手続について、既存システムの相互接続にとどまらず、手続の簡
5 ワンストップサービス: 複数の手続を1 つの窓口(システム)から行うことを可能とするもの。これにより、システ ム毎に端末やアプリケーションを切り替えることなく利用可能となる。
6 シングルウィンドウ:複数の手続を1回の入力・送信で行うことを可能とするもの。これにより、共通入力項目の重複 入力を排除することが可能となる。
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素化、画一化を行い、e-Japan 重点計画-2004 等で求められているFAL条約の締結にも対応 し、より信頼度が高く、かつ、運用経費の低廉な新しいシステムを構築する。 このため、
以下の5つのコンセプトに基づき、最適化計画を策定する。
○コンセプト1:国際標準への準拠 -FAL 条約の締結
-関係法令等(港湾法、関税法等)の改正 -国際標準EDI への対応
○コンセプト2:申請者の視点での検討
-申請者の視点に立ったシングルウィンドウ化
○コンセプト3:業務・システム双方の見直し
-FAL 条約の締結にとどまらない行政手続の徹底した見直し
-行政運営面での効率化・迅速化
○コンセプト4:主な行政手続の原則電子化(電子的に行える行政手続の拡大)
○コンセプト5:セキュリティ、セーフティとの両立
これらの基本理念に基づき、業務・システムの最適化を実施することにより、他の施策 と協働して船舶の入港から貨物がコンテナヤードを出ることが可能となるまでに必要な時 間の短縮等を図るものとする。また、これらの時間短縮等により、官民トータルの物流コ ストの低減化を図り、これらの効果に係る具体的な数値目標を最適化計画において明らか にするものとする。
なお、これらの最適化およびそれに伴う利便性向上のためのシステム改善については、
各府省におけるレガシーシステムの刷新及び個別システムの改善によるコスト削減を原資 とした資源再配分を原則とし、予算効率の高い簡素な政府を実現するという電子政府構築 計画の趣旨に沿うものとする。
第3 現状及び課題等
1 現状
輸出入及び港湾・空港手続関係業務については、昭和53 年に航空貨物に係る税関手続等 を処理するAir-NACCS が稼働して以来、各府省において順次関係業務のシステム化及びこ れらのシステムの更改が行われてきており、システム間の連携についても、平成9 年に輸 入手続関係に係るインターフェースシステムの稼働及び平成15 年に輸出入・港湾手続関係
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システムのシングルウィンドウ化の実現が図られてきた。また、これらの検討に際しては、
関係府省で連携して検討を進めており、特に平成2 年9 月に「輸入手続関連省庁連絡会議」
(現在、「輸出入及び港湾・空港手続関連府省連絡会議」に改称)が設置されてからは、
一層緊密に連携して検討を進めてきた。 一方、これらの業務・システムに対して、関係民 間業界から改善等の要望があり、特に、日本経済団体連合会等、9 つの関係民間業界によ り取りまとめられた「輸出入・港湾諸手続の効率化に関する提言」(平成16 年6 月22 日)
において、手続の簡素化、FAL 条約の締結、すべての申請書類の電子化等の要望が提出さ れている。これらの要望のうち、FAL 条約に関しては、「電子政府構築計画」、「規制改 革・民間開放推進3 か年計画(平成16 年3 月19 日:総合規制改革会議)」、「e-Japan 重 点計画-2004(平成16 年6 月15 日:IT 戦略本部)」等において、その早期の締結を求め られている。
2 課題
(1) 港湾手続関係
港湾手続関係については、外国貿易船等の入出港に係る、船会社又は船舶代理店等が 行う入出港届等の手続が対象となる。これらの手続については、申請書類・項目の削減・
廃止または共通化等、関係民間業界からの業務の徹底見直しの要望等を踏まえ、FAL 条 約の締結にあわせて業務の徹底見直しを行い、FAL 条約に係る様式、及びそれ以外の手 続に係る簡素化された様式での申請を可能とし、また、それをシングルウィンドウに反映 する必要がある。
また、現在のシングルウィンドウの窓口は、NACCS と港湾EDI システムの両方に設け られており、サービス内容が複雑化していることから、わかりやすいサービスの提供に向 けて検討する必要がある。
(2) 空港手続関係
空港手続関係については、外国貿易機等の入出港に係る、主に航空会社が行う入出港届 等の手続が対象となる。これらの手続については、税関に対する手続を除き、システム化 されていない。このため、システム化されていない手続に関し、申請者は社内システムの 情報を活用した電子申請が行えず、書面による手続を行う必要があり、手続の効率化・迅 速化の妨げとなっている。したがって、これらの手続について、システム化を行う必要が ある。更に、申請書類の標準化等の業務の見直しを行った上で、手続のシングルウィンド ウ化を図る必要がある。
(3) 輸出入手続関係
輸出入手続関係については、貨物の輸出入に係る、主に荷主又は通関業者が行う輸出入 申告及びこれに伴う関係行政機関の手続が対象となる。これらの手続については、既に主
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要なものはシステム化されており、かつ、それぞれのシステムはインターフェースシステ ムによる接続が行われ、シームレスに手続を行えるようになっているが、申請者の更なる 利便性の向上を図る観点から見直しを行う必要がある。
3 その他
(1) 国際物流関係業務の電子化(紙から電子への転換の促進)
国際物流の電子化が進展することにより、情報の伝達・共有・保存など業務の効率化 が期待できる。しかし、企業の社内システムの高度化等によって電子化が進展している 分野もあるが、一部遅れている分野もあり、また、貿易業務に係る民間ネットワークシ ステムの普及も不十分であるのが現状である。一連の業務プロセスにおいて紙による情 報処理が並存していると電子化による効率化の効力が減殺され、業務効率の向上が阻害 されることから、プロセス全体の電子化をより一層推進することが重要である。
今後、貨物等に関する情報の流れをより円滑にし、プロセス全体の電子化を一層推進 するためには、各企業の社内システム、民間ネットワークシステム、行政システム等の 国際物流に係る様々なシステムが、それぞれの目的に的確に対応しつつ、システム間の 接続等を通じて有機的に連携し、共通する部分の情報のやり取りが相互に円滑に行われ ることを可能とする必要がある。
(2) 各府省で行う業務・システムの最適化及び官民のシステムの連携
上記イに関連して、ワンストップサービス・シングルウィンドウ化をより効率的・
効果的にするためには、関係府省で連携して行う輸出入及び港湾・空港手続関係業務 に係る業務・システムの最適化のみならず、関係府省が個別に行う業務・システムの 最適化及び官民システムの連携についても配慮する必要がある。
第4 見直し方針
輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの最適化に当たっては、業務 を徹底的に見直し、セキュリティ、セーフティの観点からの検討も行いつつ手続の簡素化、
関係府省共通様式化を行った上で、システムの構築を行うこと等により、官民トータルの 物流コストの低減化を図るものとする。また、web 上に存在する関係府省の申請窓口やホ ームページへのリンクを一括して提供するサイトの設置や、ワンストップサービスの推進 による申請窓口の一本化等システム面の改善検討を行い、利用者の利便性の向上を図るも のとする。
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これらの見直し方針に沿って、ワンストップサービス・シングルウィンドウ化を行うと ともに、それに伴って各手続について以下の見直しを行うこととする。
1 港湾手続関係 港湾法等の改正により、入出港届等のFAL 条約対象手続については、
関係府省共通のFAL 様式を採用する。また、FAL 条約対象手続以外の入港前の諸手続 についても、項目を大幅に簡素化し、共通様式化を図る。さらに、港則法の改正によ り夜間入港規制を廃止する。これらを本年秋に予定しているFAL 条約の締結にあわせ 11 月までに施行し、FAL 条約の対象手続とそれ以外の手続のいずれについても、シス テム及び書類双方で行えるようにシステムの変更を行う等の措置を講じる。 更に、操 作方法の改善など、システム自体の見直しを進め、より一層利用しやすい効率的なシ ステム構築を目指す。
2 空港手続関係 外国貿易機等の入出港等に関し、税関、入国管理局及び検疫所に対し提 出する次の申請書に係る手続について、シングルウィンドウ化を図ることとする。
○ 入出港届/明告書(乗組員氏名表/乗組員名簿 兼用)
○ 乗組員氏名表/乗組員名簿
○ 旅客氏名表/乗客名簿
この際、申請項目については、可能な限りICAO(国際民間航空機関)様式に準拠する こととし、また、シングルウィンドウ化にあたっては、既存の電子手続システムを活用・
発展させる方向で検討し、関係システムの更改の時期に合わせて、その早期の実現を図 る。
3 輸出入手続関係 改善が可能なものについては直ちに改善を図るという観点から、可及 的速やかに関係府省システムと企業内システムとの接続を可能にするとともに、これま で税関に対する輸入申告一件に対して、対応できる関連法令(食品衛生法、家畜伝染病 予防法、植物防疫法 等)ごとの申請数が一申請ずつであったものを、複数申請を可能 とする等の変更を行い、これを適切に運用する。ワンストップサービス・シングルウィ ンドウの更なる改善を図るために、輸出入申告に先立ち関連法令手続が行われていると いう実態を踏まえた操作方法の改善など、各システム自体の見直しを進め、より一層利 用しやすい効率的なシステム構築を目指す。 特に輸出関係手続については、システム 化されていない手続もあることから、システム化に早急に着手する。
4 その他
(1) 国際物流関係業務の電子化(紙から電子への転換の促進)
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電子化による効率化・迅速化の効力を最大限に活かして我が国港湾・空港の国際競 争力を向上するため、できる限り電子申請を可能とし、主な輸出入及び港湾・空港手 続関係については原則的にすべて電子的に行うことができるようにする。
また、行政システムと各企業の社内システム、民間ネットワークシステムとのシス テム間の接続等を推進する。接続されたシステムを有機的に連携させ、データの相互 運用を図るため、国際EDI 標準に準拠する必要がある。
(2) 行政システムの改善
輸出入・港湾手続のシングルウィンドウについて、申請様式・項目を各省庁及び港 湾管理者間で可能な限り簡素化した上で、共通化、データの統一化・標準化を行う。
また、各省庁及び港湾管理者への同種手続及び情報の反復申請を回避するのみならず、
類似申請の入力軽減のため、各種申請情報の基礎情報項目をNACCS の船舶基本情報 及び船舶運航情報に統合し申請情報のデータベース化を図る。
(3) コストの削減等
できる限り透明性が高く、競争原理が働く調達方法を採用するとともに、徹底した 業務改革を行うことにより、業務運営の合理化を行い、個別府省業務・システムの最 適化と合わせて、府省横断的な視点から全体コストの削減を図る。
(4) 共通見直し指針を踏まえた検討
上記見直しの他、「業務・システム最適化計画策定指針(ガイドライン)第4版」
(平成17 年2 月2 日各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議事務局)の別添3「業 務・システムの最適化に係る共通見直し指針」を踏まえ、見直しを行う。
第5 最適化計画の策定
本見直し方針を踏まえ、各府省情報化統括責任者(CIO)連絡会議の下、「業務・シス テム最適化計画策定指針(ガイドライン)」に沿って、財務省が中心となって、平成17 年 12 月までに、輸出入及び港湾・空港手続関係業務・システム最適化計画を策定する。 関 係府省における輸出入及び港湾・空港手続関係業務のうち本見直し方針の対象とならない 業務・システムの範囲については、輸出入通関及び関税等の徴収に関するものについては 財務省、動物検疫及び植物防疫に関するものについては農林水産省、輸入食品監視に関す るものについては厚生労働省、貿易管理に関するものについては経済産業省、船舶・航空 機等の入出港等に関するものについては財務省、法務省、厚生労働省、国土交通省の各府 省、入国管理に関するものについては法務省が、「業務・システム最適化計画策定指針(ガ イドライン)」に沿って、輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの最
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適化の検討と連携を図りつつ個別に対応を図る。 なお、府省毎の業務・システムの見直し 方針について、本見直し方針と重複する部分が発生した場合においては、当該重複する部 分については、本見直し方針に沿ってそれぞれの府省において見直し方針を策定し、その 見直し方針に沿って最適化計画を策定するものとする。
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(別添-1) シングルウィンドウ化対象手続一覧
※ :入港前手続様式として統一、 ☆:輸出手続統一様式として統一、 ★:輸入手続統一様式として統一
※ 注:裏書はNACCSとJETRASのホスト間で行われる処理
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(別添2) 輸出入及び港湾・空港手続関係業務に係る業務・システムの最適化計画の策定対象システム一覧
調査項 目 輸出入 及び 港湾 ・空港手 続関 係業 務に係 る業 務・ システ ムの 最適 化計画 策定 対象 システ ム
シ ス テ ム の 名 称
通 関 情 報 処 理 シ ス テ ム(Air-NACCS)
通 関 情 報 処 理 シ ス テ ム(Sea-NACCS)
輸 入 食 品 監 視 支 援 シ ス テ ム
(FAINS)
動 物 検 疫 検 査 手 続 電 算 処 理 シ ス テ ム
(ANIPAS)
輸 入 植 物 検 査 手 続 電 算 処 理 シ ス テ ム
(PQ-NETWORK)
貿 易 管 理 オ ー プ ン ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム
(JE TR AS )
港湾EDIシステ ム 乗 員 上 陸 許 可 支 援 シ ス テ ム ( 乗 員 シ ス テ ム)
対象業 務 関 税 法 第67条 ( 輸 出 又 は 輸 入 の 許 可 ) の 規定に よる 申告 等
関 税 法 第67条 ( 輸 出 又 は 輸 入 の 許 可 ) の 規定に よる 申告 等
食 品 衛 生 法 第27 条( 食品 等の 輸入 届出 )の 規定 によ る届出
家 畜 伝 染 病 予 防 法 第40 条 第1項 ( 輸 入 動 畜 産 物 ) 、 家 畜 伝 染 病 予 防 法第45条第1項( 輸出動 畜 産 物 ) 、 犬 等 の 輸 出 入検疫 規則 第2条(輸 入 犬 等 ) 、 犬 等 の 輸 出 入 検疫規 則第3条( 輸出犬 等 ) 、 感 染 症 の 予 防 及 び 感 染 症 の 患 者 に 対 す る 医 療 に 関 す る 法 律 第 55条第4項 (指 定 動物 ) の 規 定 に よ る 届 出 ・ 申 請等
植 物 防 疫 法 第8条 第1項
( 植 物 防 疫 法 施 行 規 則 第10条 第1項)、植物防 疫 法 第9条 第4項 ( 同 規 則第19条第1項)、同規 則 第19条 第 2 項 、 同 規 則第21条第1項 、同規則 第22条 の 規 定 に よ る 申 請及び 処分 通知 等
外 国 為 替 及 び 外 国 貿 易 法 第48条 ( 輸 出 の 許可等 )、第52条(輸 入 の 承 認 ) の 規 定 に よる申 請等
・検疫 所: 船舶 の入港 に係 る通 報、
明告書 の提 出等 の検疫 手続 き
・港長:港 長に 対 する船 舶の 入・出 港届 、係 留施 設使 用届 、夜 間入 港許 可 申 請(平 成 1 7 年 度 中 に 廃 止 予 定)、停 泊場 所指 定願、移動 届、移 動許可 申請 、危 険物荷 役許 可申 請、
危険物 運搬 許可 申請及 び事 前通 報
・海 上交 通セ ンタ ー所長:航路 通報
・海 上保 安官 署の 長:国際 航海 船舶 及 び 国 際 港 湾 施 設 の 保 安 の 確 保 等 に 関 す る 法 律 第 四 十 四 条 に 定 め る
「船舶 保安 情報 」の通 報
・港 湾管 理者 に対 する船 舶の 入・出 港届及 び係 留施 設使用 許可 申請
出 入 国 管 理 及 び 難 民 認 定 法 第16条 ( 乗 員 上 陸 の 許 可 ) の 規 定 による 申請
主な機 能 ・税額 の自 動計 算
・ 輸 出 入 者 や 輸 出 入 貨 物 に 係 る 情 報 を 総 合 的 に 評 価 す る 「 審 査 基 準 」 に よ り 、 選 別的通 関が 可能 等
・税額 の自 動計 算
・ 輸 出 入 者 や 輸 出 入 貨 物 に 係 る 情 報 を 総 合 的 に 評 価 す る 「 審 査 基 準 」 に よ り 、 選 別的通 関が 可能 等
・食 品等 の輸 入届 出 及 び 審 査 の 一 連の事 務手 続き
・自動 審査
・統計 表作 成
・輸 入届 出審 査支 援
・届 出情 報デ ータ ベース の検 索
・厚 生労 働省 医薬 食 品 局 食 品 安 全 部 企 画 情 報 課 検 疫 所 業 務 管 理 室
(以下 、「検 疫所 業務管 理室 」とい う。)と 検疫 所間 の情報 連絡( メー ル)
・ 輸 出 入 動 畜 産 物 の 検 査 申 請 お よ び 指 示 ・ 証 明書の 交付
・ 申 請 者 か ら の 申 請 デ ー タ の 受 信 及 び 処 分 通 知デー タの 送信
・ 輸 出 入 の 許 可 ・ 承 認申請 、通 知機 能
・審査 支援 機能
・ 裏 書 情 報 登 録 ・ 確 認機能
・船舶の 入港・移 動・出港 に関 わる 入 国 管 理 局 、税 関 、検 疫 所 、港 長 ・ 海上交 通セ ンタ ー所長・海上 保安 官 署の長 、港湾 管理 者に対 する 行政 手 続
・入港 通報 の受 理
・入・ 出港 届の 受理
・ 乗 員 上 陸 許 可 申 請 受理・ 審査 手続
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申 告 等 の 手 続 の 電 子 化 に つ い て の 根 拠 法 令 ( 有 無 、 名 称)
有 ( 電 子 情 報 処 理 組 織 に よ る 税 関 手 続 の 特 例 等 に 関 す る 法 律)
有 ( 電 子 情 報 処 理 組 織 に よ る 税 関 手 続 の 特 例 等 に 関 す る 法 律)
有( 食品 衛生 法施 行 規 則 第32条 第7 項)
有 ( ( 行 政 手 続 等 に お け る 情 報 通 信 の 技 術 の 利 用 に 関 す る 法 律 ) 、
( 農 林 水 産 省 の 所 管 す る 法 令 に 係 る 行 政 手 続 等 に お け る 情 報 通 信 の 技 術 の 利 用 に 関 す る 法 律 施 行 規 則 ) 、 家 畜 伝 染 病 予 防 法 施 行 規 則 第 49条第2項( 輸入 動畜産 物 の 検 査 申 請 ) 、 家 畜 伝 染 病 予 防 法 施 行 規 則 第51条 の2第2項 ( 輸 出 動畜産 物の 検査 申請 )、
犬 等 の 輸 出 入 検 疫 規 則 第2条 第2項 ( 輸 入 犬 等 の 検 査 申 請 ) 、 犬 等 の 輸 出 入 検 疫 規 則 第3条 第2項( 輸出 犬等 の検査 申 請 ) 、 感 染 症 の 病 原 体 を 媒 介 す る お そ れ の あ る 動 物 の 輸 入 に 関 す る 規 則 第5条 第2項 ( 指 定動物 の検 査申 請))
有 ( 植 物 防 疫 法 施 行 規 則第10条第2項( 輸入検 査 の 申 請 ) 、 植 物 防 疫 法 施 行 規 則 第19条 第3 項(証 明書 の交 付))
有(行 政手 続等 に おける 情 報 通 信 の 技 術 の 利 用 に 関 する法 律)
検疫所:有( 検疫 法施行 規則 ) 港 長 ・ 海 上 交 通 セ ン タ ー 所 長 : 有 ( 行 政 手 続 オ ン ラ イ ン 化 法 国 土 交 通 省 主 務 省 令 、 及 び、行政 手続 オン ライン 化法 ) 海上保 安官 署の 長:無 港湾管 理者 :有 (港湾 法)
有 ( 出 入 国 及 び 難 民 認 定 法 施 行 規 則 第 6 1条の 3)
利用者 税 関 、 航 空 会 社 、 混 載業者 、保 税蔵 置 場、
通 関 業 者 、 機 用 品 業 者、航 空貨 物代 理 店、
銀行
税 関 、 船 会 社 、 船 舶 代理店 、CY、保 税蔵 置 場 、 通 関 業 者 、 銀 行
厚 生 労 働 省 検 疫 所業務 管理 室 、検 疫所、 通関 業者 、 輸入者 、登録 検査 機関 、地 方衛 生研 究所
通関業 者、 動物 検疫所 通関業 者 、植 物防 疫所、
植物防 疫( 検疫 )協会
輸出入 申請 者、審 査官( 経 済産業 省)、通 関 業者、税 関
<申請 先>
・検疫 所
・ 港 長 ・ 海 上 交 通 セ ン タ ー 所 長・海 上保 安官 署の長
・港湾 管理 者
<申請 者>
・ 船 会 社 ( 船 舶 代 理 店 含 む ) 等
船 舶 等 の 長 又 は そ の 船 舶 等 を 運 航 す る 運 送業者
民 間 利 用 者 数
( 利 用 者IDの 数)
事 業 所 数 1,561
(H16.11.30現在 ) 利 用 者ID数 2,139
(H17.1.12現 在)
事 業 所 数 4,750
(H16.11.30現在 ) 利 用 者ID数 4,670
(H17.1.11現 在)
204
(H17.1.20現在 )
NACCSと 同じ (H16.1.24現在)
NACCSと 同じ
(H16.12末 現在 )
502
(H16年11月末 現 在)
1,042 399
シ ス テ ム の 年 間 処 理 件数( ト ラ ッ ク 件数)
227,538千件(平 成15 年暦年 )
168,367千件(平 成15 年暦年 )
20,174千 件 ( 平 成 16年暦 年)
216,343件
( 平 成15年 オ ン ラ イ ン 申請件 数)
3,608千 件 ( 平 成16年 暦 年)
4,077件(裏 書 件 数:平 成16 年暦年)
申 請 件 数 ( 新 規 ・ 変 更 ・ 取 消 別)
390千 件( 平成15年暦年 ) 632千 件( 平成16年暦年 )
240,389件
(H16年1月 ~11月 末)
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主 な 業 務 の シ ス テ ム 処理率
輸出入 許可 件数 シ ス テ ム 処 理 件 数 19,159千件 総件数 19,459千 件 システ ム処 理98.5%
(平成15年 暦年 )
輸出入 許可 件数 シ ス テ ム 処 理 件 数 7,069千件
総件数 7,269千 件 シ ス テ ム 処 理 97.3%
(平成15年 暦年 )
輸入届 出件 数 シ ス テ ム 処 理 件数 1,525千件
総 件 数
1,683千件 シ ス テ ム 処 理 率 90.6%
(平成15年 暦年 )
申請件 数
シ ス テ ム 処 理 件 数 216,343件
総件数 253,409件 システ ム処 理率 85.4%
(平成15年 暦年 )
植 物 等 輸 入 検 査 申 請 件 数
シ ス テ ム 処 理 件 数287 千件
総件数 343千 件 システ ム処 理率 83.7%
(平成16年 暦年 )
裏書件 数
システ ム処 理件 数 4,077件 総件数82,310件 ( 推計)
システ ム処 理率 4.95%
(平成16年 暦年 )
入出港 等
システ ム利 用率 約30%弱
乗員上 陸許 可件 数 シ ス テ ム 処 理 件 数 240,389件
総件数 979,907件 システ ム処 理率 25%
(H16年1月 ~11月末)
稼 働 時 間
日別 00:00~04:30、
05:00~24:00
00:00~02:00、
04:00~24:00
00:00~04:00、
05:00~24:00
00:00~03:00、
06:00~24:00
00:00~03:00、
06:00~24:00
09:00~17:00(申 請 )、00:00
~03:00、06:00~24:00( 裏 書)
24時 間 ( メ ン テ ナ ン ス 時 の み 適宜停 止)
00:00~24:00
(02:00~04:00停 止 有)
年間 365日 365日 365日 365日 365日 平日(年 末年始 を 除く )( 申
請)、365日( 裏 書)
365日 365日
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