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協働のガイドライン

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(1)

協 働 の ガ イ ド ラ イ ン

浦安市

(2)

《 目 次 》

はじめに

概要編 ··· 1

本編 ··· 9

1.協働とは ··· 11 (1)「協働」とは

(2)「まちづくり活動」とは (3)「まちづくり活動団体」とは

2.協働を進める意義 ··· 14 (1)「市民自治」の拡充に向けて

(2)「新しい公共」の構築に向けて (3)「地域協働」に向けて

3.協働により期待される効果 ··· 15 (1)市民にとって

(2)まちづくり活動団体にとって (3)行政にとって

4.協働を進めるための基本ルール ··· 18 (1)相互理解・対等のルール

(2)自主性・自立性尊重のルール (3)目的共有・役割分担のルール (4)情報公開・情報共有のルール

5.協働の領域 ··· 20 (1)協働に適した領域

6.協働の取り組みの主な方法 ··· 22 (1)協働の主な方法

(2)取り組み方法における主なメリットと注意点

資料編 ··· 資-1

・資料1.市民と行政の協働に関するアンケート調査集計結果 ··· 資-3 【対象:市民活動団体】

・資料2.市民と行政の協働に関するアンケート調査集計結果 ··· 資-15 【対象:地域活動団体】

・資料3.市民と行政の協働に関するアンケート調査集計結果 ··· 資-25 【対象:浦安市職員】

・資料4.協働のガイドライン策定ワーキング会議の開催概要 ··· 資-37

・資料5.協働のガイドライン策定ワーキング会議及び

(3)

はじめに

浦安市では、

「市民と行政が協働するまちづくり」

の実現に向け、

県内に先駆けて市民参加推進条例を制定(平成

16 年

3 月)し、市

民の持つ英知や豊かな社会経験、地域の特色をいかした個性豊か

なまちづくりを目指して、積極的に取り組んできました。

これまでの「市民参加」の取り組みは、目指す姿の入り口であ

り、その運営の主体は行政でした。

これからは、より市民満足度の高い行政運営を確立していくた

め、

「市民自治」

「新しい公共」

「地域協働」という、

『市民参加

から協働へ』と進展していくために、協働の考え方やルールなど

について、市民と行政の双方が共通認識を持つ必要があります。

協働のガイドライン策定にあたっては、本市に合った協働とは

何か、協働のあるべき姿や課題など、まちづくり活動団体の代表

者と行政職員とのワーキング会議で議論し、報告書をまとめ、そ

の報告書を基に、附属機関である市民参加推進会議と内部調整機

関である市民参加推進検討委員会で審議し、パブリックコメント

を実施しました。

協働のガイドラインは、市民と行政職員が協働を進めていくの

に際して、基本となる協働の考え方やルールなどを示し、双方で

活用し、本市の目指す「市民と行政が協働するまちづくり」の実

(4)

協働のガイドライン

(5)
(6)

「協働」とは、市民と行政が、お互いに共通の目的を達成するために、双方の特性を

活かし、役割と責任を自覚して対等な立場で協力しあい、相互に補完し合うことです。

行政と協働する市民とは、NPO

1

やボランティア

2

活動団体などの市民活動団体、自

治会などの地域活動団体、営利を目的としない公益的な活動を行う企業や大学など、市

民の生活の向上

改善に結びつくための活動を行う

「まちづくり活動団体」

のことです。

市民参加と協働(概念図)

*「市民参加」とは、「市民が市政に参加し、及びまちづくり活動に参加すること」と浦安市市民 参加推進条例で定義しています

具体的には、以下の 2つの意味となります。

① 個々の市民が、「行政」に意見・提案することにより、「行政」に市民の意思が反映されるこ と。

② 個々の市民が、市民が組織するまちづくりの推進を目的とした「まちづくり活動」に参加(協 力)すること。

1 Non Profit Organizationの頭文字をとったもので、営利を目的としない活動団体。

協働とは

まちづくり

(個人)

・共通の目的達成に向け、そ れぞれの果たすべき役割と 責任を自覚し、対等な立場 で相互に協力・補完し合う こと

市民参加*

市民が、行政に意見・提 案することにより、行政 の 仕 事 に 市 民 の 意 思 が 反映されること

市民参加*

(7)

「協働」により、

①市民自治、②新しい公共、③地域協働、

という新しい浦安市の社

会の実現を目指します。

「市民自治」の拡充に向けて

~市民参加から協働へ~

これからは、市民が自治の担い手として、自らの手で浦安市の課題解決に取り組む

ことのできる市民自治のシステムをつくりあげていくことが必要です。

「協働」により、市民が自治の担い手として、行政との役割分担・協力の基にまち

づくりが行われる本来の自治の姿を目指します。

「新しい公共」の構築に向けて

~住みがいのあるまちを目指して~

浦安に誇りと将来への希望が持てるような「住みがい」のあるまちづくりを目指し

ていくためには、

行政が提供する公共サービスの享受に市民が満足するだけではなく、

市民が自主的に公共サービスに取り組む必要があります。

「協働」により、市民と行政が協力しながら、市民に適した公共サービスを提供し

ていく、

「新しい公共」の姿を目指します。

「地域協働」に向けて

~相互扶助の精神による地域力の向上~

地域の様々な課題解決や地域価値の向上に向けて、まちづくり活動団体が相互に協

力しながら、地域のことを自ら考え、行動できるような「地域協働」が必要です。

「協働」により、多様な市民が生き生きと活動する中で、地域の個性や特色を活か

しながら、地域の価値が高められるような、浦安に合った新しい地域社会の姿を目指

します。

協働で目指すこれからの浦安市の社会(概念図)

協働を進める意義

◆「市民自治」とは

市民がまちづくり活動に参加し、市民の

意思を反映して、市民と行政が協力して浦

安市の自治に取り組む社会をつくること。

◆「新しい公共」とは

行 政 の 提 供 す る 公 共 サ ー ビ ス に 市 民 が

満足するだけではなく、市民と行政が協力

しながら、市民に適したサービスを提供し

ていくこと。

◆「地域協働」とは

まちづくり活動団体が、相互に協力しな

がら、地域の様々な課題解決や地域価値の

市 民 自 治

新しい公共

地 域 協 働

(8)

協働により期待される効果とは、協働で取組むことで得られる相乗効果にあります。

「市民」

「まちづくり活動団体」

「行政」それぞれの波及効果を理解し、積極的に取り組

みましょう。

協働により期待される効果(概念図)

協働により期待される効果

◆行政にとって

・市民ニーズに適した行政サービス提供

・行政サービスへの行政職員の意識改革

・行政サービスのスリム化

・市民参加の機会拡大

◆まちづくり活動団体にとって

・自らの社会的使命を効果的に実現

・組織や財政基盤などの強化

・事業企画・運営能力の向上

・社会的イメージUP

◆市民にとって

・市民ニーズにマッチした公共サービスの提供(市民満足度UP)

・公共サービスの担い手となることで、自助・共助の力UP

・まちづくり活動に取り組み活発化することで、生きがいなど心の

豊かさUP

・雇用機会の拡大

ま ち づ く り 活 動

(個人)

(9)

「協働」には、次のような基本ルールがあります。市民と行政の双方がこれらのルー

ルをお互いに理解し、守っていくことが重要です。

相互理解・対等のルール

お互いの組織特性や活動の範囲・分野をよく理解し合い、対等な立場であることを

認識すること。

自主性・自立性尊重のルール

相互理解のもとに、双方がお互いの活動の自主性・自立性を尊重すること。

目的共有・役割分担のルール

双方が協働で達成しようとする「目的」を共有し、お互いの役割分担、責任の所在

を明確にすること。

情報公開・情報共有のルール

双方が情報を積極的に公開、

共有し、

協働のプロセスや成果などを公表することで、

公平性・透明性を確保すること。

協働の基本ルール(概念図)

協働を進めるための基本ルール

協働の

基本ルール

相互理解・対等

のルール

自主性・自立性尊重 のルール

目的共有・役割分担 のルール

(10)

まちづくり活動と行政の事業は、目的や対象が重なり合う部分があります。また、協

働の方法も、双方の補完関係により様々なものがあります。

協働の目的やまちづくり活動団体と行政双方の特性等を踏まえて、最も効果的な成果

が得られるように、

協働に適した領域を見極め、

適切な方法を選択することが必要です。

協働に適した領域と協働の主な方法(概念図)

A~Eを公益的活動領域とします

協働に適した領域と協働の主な方法

まちづくり活動の領域

行政の領域

ま ち づ く り 活 動 団 体 の 責 任 と 主 体 性 に よ っ て 独 自に行う領域

ま ち づ く り 活 動 団 体 の 主 体 性 の 下 に 行 政 の 協 力 に よ っ て 行 う 領 域

ま ち づ く り 活 動 団 体 と 行 政 が 双 方 の 主 体 性 の 下 に 協 力 し て 行 う 領域

行 政 の 主 体 性 の 下 に ま ち づ く り 活 動 団 体 の 協 力 に よ っ て 行 う 領 域

行 政 の 責 任 と 主 体 性 に よ っ て 独 自に行う領域

協働に適した領域

共 催 共同主催で 行う事業

実行委員会(協議会) 新しい組織を立ち上げ

実施する事業

後 援

まちづくり活 動団体からの 事業支援 後 援

行政からの 事業支援

委 託 業務委託 補 助

金銭的な援助

社会的 補完関係

財政的 補完関係 事業協力

(11)

協働のガイドライン

(12)

協働のガイドライン

(13)
(14)

ボランティア活動、特定非営利活動(特定非営利活動促進法第

2

条第

1

項に規定する

特定非営利活動をいう。

)その他の公益的な活動であって、市民が組織するまちづくり

の推進を目的とした活動をいう。

浦安市市民参加推進条例

】第2条第1項第3号「まちづくり活動」の定義

共通の目的を達成するために市と市民が、それぞれの果たすべき役割と責任を自覚し

て対等な立場で協力し合い、及び補完し合うことをいう。

浦安市市民参加推進条例

】第2条第 1 項第2号「協働」の定義

1.協働とは

(1)

「協働」とは

「浦安市市民参加推進条例(平成16年3月 24日制定)」では、「協働」を次のように定義し ています。

具体的には、「協働」とは、「行政」と「まちづくり活動団体」という、自治の担い手同士が、 役割を分担し、お互いの特性を活かしながら、相互に協力し合い『市民と行政が協働するまちづ くり』の実現に向け、共にまちづくりに取り組むことです。

(2)

「まちづくり活動」とは

「浦安市市民参加推進条例(平成 16 年3 月24 日制定)」では、「まちづくり活動」を次のよう に定義しています。

具体的には、「まちづくり活動」とは、市民(法人市民を含む)の自発的・主体的な活動で、 以下の特徴を持つものをいいます。

① 自主性・自立性に基づく活動

② 公益的活動(市民の生活の向上や改善に結びつき、社会に貢献する活動) ③ 継続的な活動

④ 営利を目的としない活動

⑤ 市民に対し、常に活動への参加が開かれた活動

※ ただし、主に政治活動や宗教活動を行っている活動は除く。

(3)

「まちづくり活動団体」とは

行政からみた協働のパートナーである「まちづくり活動団体」を具体的に例示すると、次のよ うなものがあげられます。

市民活動団体: 特定のテーマ分野での公益的活動を担うNPO団体やボランティア活動団体

など。

地域活動団体: 特定の地域での公益的活動を担う自治会や子ども会・老人クラブ・PTA、

マンション管理組合など。

法人市民団体: 営利を目的としない公益的活動を行う場合の民間企業や大学等の公益法人団

(15)

Q:

「非営利活動」

「特定非営利活動」

の違いは?

A: 「非営利活動」とは、一般的に、『活動により生じた利益を設立者や会員などに分配しな い』活動という意味で使われます。

平成 10年 12 月1日に施行された「特定非営利活動促進法(通称「NPO法」)」第2条 では、この法律の特別な言葉として「特定非営利活動」という言葉を使い、法律別表に掲げ た次のような活動であって、不特定かつ多数のものの利益の増進に寄与することを目的とす る活動を「特定非営利活動」と定義しています。

① 保健、医療又は福祉の増進を図る活動 ② 社会教育の推進を図る活動

③ まちづくりの推進を図る活動 ④ 観光の振興を図る活動

⑤ 農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動 ⑥ 学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 ⑦ 環境の保全を図る活動

⑧ 災害救援活動 ⑨ 地域安全活動

⑩ 人権の擁護又は平和の推進を図る活動 ⑪ 国際協力の活動

⑫ 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 ⑬ 子どもの健全育成を図る活動

⑭ 情報化社会の発展を図る活動 ⑮ 科学技術の振興を図る活動 ⑯ 経済活動の活性化を図る活動

⑰ 職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 ⑱ 消費者の保護を図る活動

⑲ 前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 ⑳ 前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動

Q:

「非営利」

「無報酬・無償」

の違いは?

A: 「非営利」という意味は、「無報酬」や「無償」とは違います。

「無報酬」とは、個人が『労働の対価として報酬(賃金)をもらわない』ことを意味しま す。また、「無償」とは、企業などが消費者に対して、『対価を得ないで物品やサービスを提 供する』ことです。

これに対して、「非営利」とは、組織の活動において生じた『利益を組織の設立者や会員 などに分配しない』という意味で、例えば、株式会社が得た利益を株主に配当するような「営 利」の対比的意味で使われます。

「非営利活動団体」は、『収益事業を行ってはならない』とか、『人件費を支払ってはいけ ない』といった間違った見方が見受けられますが、「非営利」という言葉について、「無報酬」 や「無償」と誤解していることが原因ではないでしょうか。

(16)

Q:

「NPO」

とは?

A: 「NPO」とは『Non-Profit Organization』という英語の頭文字からとったもので、 直訳すると「非営利活動団体」と訳され、一般的に、「営利を目的としない民間団体」の総 称として使われています。

こうした、言葉の定義からは、「NPO」=「非営利活動団体」となります。

しかし、「NPO」という言葉が使われ始めた背景には、一般的に、自治会などの『地縁 を基礎にした住民相互のつながりや組織』に対して、地縁的関係にこだわらず、『個人の持 つ思考や課題を共有する個人のつながりや組織』を発展させようとする意味があります。

また、組織に参加する個人同士の『共益』的活動を超えて、より広く、他人への貢献を思 考する『他益』的活動に発展させようとする意味を持っています。

Q:

「NPO」

「NPO法人」

の違いは?

A: 「NPO」とは、「営利を目的としない民間団体」の総称として使われ、「NPO法人」の みならず、任意団体を含めた、幅広い意味を持っています。

「NPO法人」は、「特定非営利活動促進法(通称「NPO法」)」に基づき、都道府県又 は指定都市により認証され、法務局への法人登記を済ませた法人のことで、正式には「特定 非営利活動法人」といいます。

法人格を取得することで、各種の契約や財産所有等において、個人名義ではなく法人名義 で行なえるようになり、組織としての継続的な活動がしやすくなります。

一方、法人市民税が賦課され、法律に則って団体を運営する義務が発生することになりま す。

Q:

「NPO」

「ボランティア」

の違いは?

A:

市民が自発的・主体的に「公益的活動(市民の生活の向上や改善に結びつき、社会に貢 献する活動)を行う営利を目的としない活動」という点では共通ですが、「ボランティア」 は「個人」でも行えるのに対し、「NPO」は、目的達成のために運営のルールを持ち、目 的達成に向け「組織(団体)」で行う継続的な活動であるという違いがあります。

「ボランティア(Volunteer)」という言葉は、「自発性に基づく奉仕者、篤志家」と訳さ れますが、その語源には「自由・正義」、「喜びの精神」といった意味を持っており、個人が 自らできる範囲で、金銭的な報酬を期待しない「無報酬」を基本として行う活動です。

一方、「NPO」は組織的・継続的な活動であるため、活動場所を借り、有給スタッフを 雇うことも必要となり、活動で提供するサービスに見合う対価を徴収するなど事業収益をあ げることも必要となります。

もちろん、ボランティア活動を組織的・継続的な活動に行う「ボランティア活動団体」は、 NPOと言えます。

(17)

2.協働を進める意義

「協働」により、「市民自治」、「新しい公共」、「地域協働」、という新しい浦安市の社会の実現を 目指します。

(1)

「市民自治」の拡充に向けて

~市民参加から協働へ~

地方分権の本格化により、基礎的自治体としての浦安市の権限が拡大する一方で、「市民の意 志と参加に基づく自治」の確立が求められています。すなわち、市民が自治の担い手として、自 らの手で浦安市の課題解決に取り組むことのできる市民自治のシステムをつくりあげていくこ とが必要です。

「協働」により、市民が自治の担い手として主体的にまちづくり活動に参加し、市民と行政と の役割分担・協力の基にまちづくりが行われる、本来の自治の姿を目指します。

(2)

「新しい公共」の構築に向けて

~住みがいのあるまちを目指して~

これまで浦安市は、豊かな財政力を背景に、質・量の両面から「行政」による多様な公共サー ビスを展開し、全国的にも公共サービスの水準が高く評価される自治体となりました。しかし、 今後10~20年先を展望すると、浦安市では急速に高齢化が進み、財政面でも右肩上がりの基調 は転換期を迎え、これまでのように「行政」による多様な公共サービスを実施していくことは難 しいと予想されます。

こうした中、浦安に誇りと将来への希望が持てるような「住みがい」のあるまちづくりを目指 し、高度な公共サービスを長期に渡り維持していくため、行政が提供する公共サービスの享受に 市民が満足するだけではなく、市民が自主的に公共サービスに取り組む必要があります。

「協働」により、市民と行政が協力しながら、市民に適した公共サービスを提供していくよう な、「新しい公共」の姿を目指します。

(3)

「地域協働」に向けて

~相互扶助の精神による地域力の向上~

漁業を中心に栄えた浦安市は、人々の相互扶助 (助け合いによるまちづくり)の精神を基盤に 成り立っていましたが、昭和30年代以降の埋立地の住宅開発により、まちは急激に変ぼうを遂 げ発展してきました。今後は、地域住民の高齢化や団塊世代の地域コミュニティへの回帰など、 地域コミュニティの環境が大きく変化していくことが予想されます。

こうした中、地域の様々な課題解決や地域価値の向上に向けて、まちづくり活動団体が相互に 協力しながら、地域のことを市民自ら考え、行動できるような「地域協働」が必要です。

(18)

3.協働により期待される効果

協働により期待される効果とは、協働により取り組むことで得られる相乗効果にあります。

相 乗 効 果 と は 、 お 互 い の 特 性 を 活 か し 協 働 す る こ と で 、 個 々 に 実 施 す る よ り も 効 果 が あ が る (1+1≧2)ことです。「市民」「まちづくり活動団体」「行政」それぞれに波及する効果を理解し、 取り組みましょう。

(1)市民にとって

市民満足度の向上

①市民ニーズにマッチした公共サービスが提供され、市民の満足度が高まります。

②公共サービスを受けるだけではなく、公共サービスの担い手になることで、自助・共助の力 が高まります。

③市民一人ひとりがまちづくり活動に取り組み、活発化することにより、生きがいの発見など の心の豊かさの向上や雇用機会の拡大につながることが期待できます。

(2)まちづくり活動団体にとって

活動領域の拡大と地域力の向上

①まちづくり活動団体が掲げる自らの社会的使命を、より効果的に実現することにつながりま す。

②まちづくり活動団体の持つ情報や知識・技術が行政活動に生かせる機会が増え、まちづくり 活動などへの行政の理解や評価が高まるとともに、まちづくり活動団体の組織や財政基盤な どを強化する機会の拡大につながります。

③まちづくり活動団体の役割への市民の理解や評価が高まる機会となり、活動の領域の拡大や 地域の活発化につながります。

④行政との協働による活動成果及びその検証により、まちづくり活動団体の事業企画・運営能 力の向上につながります。

⑤企業・大学等が公益的活動や公共サービスの拡充に貢献することで、社会的認知度やイメー ジアップにもつながります。

(3)行政にとって

市民の目線から行政の施策・サービスの改善

①まちづくり活動団体の持つ専門性や迅速性、地域性などの特性を行政施策に反映することで、 市民ニーズにマッチした公共サービスを提供することができます。

②まちづくり活動団体と行政が競合していた事業を見直すことにつながり、公共サービスは行 政だけが担うものではない、という行政職員や市民の意識改革につながります。

③行政サービスの効率化・高度化、行政機能のスリム化などの行政改革につながります。 ④まちづくり活動団体と行政が、施策の立案段階から協働することで、地域住民の意見・提案

(19)

協働では、双方の社会的使命等の達成に向けて効果が期待できる取り組みを

考えましょう

まちづくり活動団体、行政のそれぞれが、個別に活動するよりも、公共サービスの質の向上

など、より良い効果をあげることが、協働による取り組みを進める基本的な考え方です。

まちづくり活動団体と行政は、共に公益的活動の担い手ですが、それぞれ独自の社会的使命

とその目標を持って公益的活動を担っており、活動内容によって、協力できるものもあれば、

対立や競合関係にあったり、まったく関連性のない活動もあります。

「協働」は大切な取り組みとはいえ、まちづくり活動団体・行政はお互いに「協働」を目的

として活動するものではありません。

まちづくり活動団体と行政の協働の取り組みを考える基本は、双方の社会的使命・目標の達

成に向けて、双方の活動の特性を生かし・補完し合うことによる効果が期待できるものかどう

かを判断することが必要です。

協働は、

公共サービスを安上がりに済ませることが目的といった誤解がありますが、

「行政の経費削減」が目的ではありません。

協働によりまちづくり活動団体と行政双方の特性を活かすことで、従来の行政サービスより

も低いコストで同じ公共サービスを提供したり、同じコストでより質の良い公共サービスを提

供できる可能性があります。また、行政にとっても機能のスリム化や行政サービスの効率化が

図られ、結果的に行政の経費削減につながる効果は期待できます。

しかし、これらは協働の結果として生じる効果であり、協働の目的ではありません。

「協働」を目的として活動するものではありません

One Point !

(20)

≪参考≫

◆まちづくり活動団体と行政の主な特性(アンケート結果・ワーキング会議意見より)

特性

まちづくり活動を担う浦安市の主なまちづくり活動団体

行 政(浦安市) 市民活動団体(NPO) 地域活動団体(自治会等)

活動の範 囲・分野

・市内を活動圏域とする団体 が多いが、活動分野により 広域的な活動団体もある。 ・多様な分野の活動があるが、

従来から活動団体が多い保 健・医療・福祉の増進の他、 子供の健全育成、まちづく りの推進、学術・文化・ス ポーツ振興、環境の保全等 の市民ニーズを反映した、 市民生活に身近な活動を担 う団体が多い。

・自治会は地域の形成時期や 形 態 に よ り 範 囲 は 異 な る が、基本的に市内の一定区 域の住民で構成され、自治 会、管理組合、子ども会、 老人クラブ等が分かれてい る地域もある。

・自治会は主に地域の防災と 防犯、美化、住民の親睦、 リ サ イ ク ル 等 を 中 心 に 活 動。

・高齢者の見守り介護活動へ の対応が課題。

・活動は行政範囲に限定さ れ、一般的に市内全域に 均 等 な 公 共 サ ー ビ ス が 要求さる。

・多様な分野の公共サービ スを担っており、一般的 に 市 民 の す べ て が 公 平・平等に受益者となる ことが原則で、個別的な 市 民 ニ ー ズ 等 へ の 対 応 が難しい面がある。 ・本来業務から活動領域が

肥 大 化 し て い る と 指 摘 がある。

組織体制

・団体の専従スタッフ等の規 模は行政に比べて圧倒的に 小さく(浦安市では50人 未満が7割)、活動メンバー 不足は多くの団体で共通す る課題。

・ボランティアの集まりから、 有給スタッフによる団体ま で 様 々 な 構 成 の 団 体 が あ る。

・多くは任意団体だが、NPO 法による認証法人もある。

・自治会の会員数は、約 100 世 帯 ~ 1,000 世 帯 を 超 え るものまで様々で、役員の なり手が少ないことが共通 課題。

・自治会役員は無報酬が基本 であり、役員の有償性を求 める意見もある。

・自治会の多くは任意団体で あるが、「認可地縁団体」と して法人格を取得すること もできる。

・組織のマンパワーは市民 活 動 団 体 等 に 比 べ て 圧 倒的に大規模。

・組織が専門分野化され各 部 署 は 専 門 性 が 高 い 反 面、業務範囲が限定され 縦割りとなりがち。 ・職員は短期間で異動し、

専 門 性 や 人 的 継 続 性 を 確保しにくい。

財政構造

・個人や企業からの会費、寄 付金を中心に、行政等から の補助や助成、自主事業等 の 財 源 で 構 成 さ れ 、 年 間 100 万 円 未 満 の 団 体 が 過 半数を占める。

・活動資金の不足も多くの団 体で共通する課題。

・自治会は会費を中心に行政 の 補 助 等 で 財 源 が 構 成 さ れ、会費は概ね年間 2,000 ~3,000 円/世帯。 ・未加入世帯の割合が高い自

治会が相当数あり、加入率 低下の課題を抱える自治会 もある。

・税金が基本であり、市民 活動団体等に比べて、財 政 は 大 規 模 で 安 定 し て いる。

・予算は議会承認に基づき 編成され、事業執行は予 算に縛られる。

・会計は単年度が基本で、 予 算 の 執 行 も 年 度 単 位 が基本。

行動原理

・団体ごとに社会的使命を掲 げ て 自 主 的 に 活 動 し て お り、それに共感する市民が 自発的に参加。

・自主性が尊重され、自己責 任の下で活動するため、活 動は自由で多彩。

・分野の専門性、先駆性を持 ち、行動の柔軟性や機動性、 迅速性がある。

・自治会は地域住民の連帯と 相互扶助を基本に活動。 ・自治会は、行政と住民との

橋渡し的な役割や各種の地 域活動団体とのネットワー クを持っている。

・法令や政策等に基づき行 動することが基本。 ・市民に公平・平等なサー

ビ ス 提 供 を 継 続 的 に 安 定して行う反面、画一的 になりがち。

(21)

4.協働を進めるための基本ルール

協働を進めていくためには、次のような基本ルールがあります。

まちづくり活動団体と行政の双方がこれらのルールをお互いに理解し、守っていくことが重要で す。

(1)相互理解・対等のルール

まちづくり活動と行政との協働を進めていく大前提として、まちづくり活動団体と行政がお互 いに相手の特性を理解することが必要です。

そのためには、双方が情報を積極的に公開・提供し、意見交換を行う中で、お互いの組織特性 や行動原理、協働への取り組みニーズを把握・理解し合うことが重要です。

また、まちづくり活動団体と行政の双方が、それぞれの特性を理解した上で、お互いに自立し た活動を進める団体として対等な立場を自覚し合い、協働の取り組みにおけるそれぞれの役割を 明確にし、責任を持って活動を進めていくことが重要です。

(2)自主性・自立性尊重のルール

まちづくり活動と行政の協働は、まちづくり活動団体と行政の双方が、協働による取り組みを 通して、お互いにそれぞれの役割・責任について学び合う、育ち合う関係をつくっていくことが 重要です。

協働を進める中で、公共サービスにおける行政とまちづくり活動の役割をお互いに確認し合い、 特に行政は、まちづくり活動団体の自由な活動を規制することなく、自主性を尊重し、役割に応 じた自立した活動へと展開できるよう注意することが必要です。

3)目的共有・役割分担のルール

協働の取り組みを進めていくには、協働で進める取り組みの「目的」を明確にし、お互いに共 有することが必要です。

そのためには、まちづくり活動団体と行政それぞれの活動の使命と目標のなかで、「協働」で 取り組む意義・効果を考え、企画段階から、お互いの対話のなかで協働での取り組みの全体像を 理解・把握したうえで、相互の役割を認識・確認し合うことが重要です。

その上で、必要な経費の分担、責任の所在の明確化を図ります。

(4)情報公開・情報共有のルール

まちづくり活動と行政が協働を行うために、情報の公開・共有は、欠かすことができません。 協働を一層進化させていくためには、協働の取り組みのプロセスやその成果を公表し、改善につ なげていくことが重要です。

(22)

一般的に、行政は公平性や平等性を原則とすることから、画一的・均一的で継続性・安定性 のあるサービス提供になる特性がありますが、まちづくり活動団体は、地域に密着し個別にき め細かく、迅速に多様なサービス提供を行える特性があります。

協働の大前提は、こうした多様な特性を持つまちづくり活動団体と行政の持つ、組織力や信 頼性などその活動特性を双方が理解し、それらの特性を活かし、補完し合うように協働を考え ることです。

行政に比べてまちづくり活動団体は、組織の情報力、資金力、マンパワー、社会的信頼性、 専門性など、様々な面で組織体制が小さいことから、行政との関係においては、上下関係がで きてしまうことが見受けられます。

協働を行う際の「対等」の関係とは、すべての役割を双方が平等に担うということではなく、 双方の特性を活かすことのできる役割・責務を分担し、その責任と役割の中で、対等の意識を 持ちお互いを尊重することです。

協働において対等の関係を築くには、行政は、まちづくり活動団体の特性を理解することが 基本です。また、まちづくり活動団体も、行政に依存することなく、それぞれの活動分野にお ける専門性や地域力の向上などの活動力を強化し、自主性・自立性を確保するように不断の努 力が求められます。

「協働」の大前提は「相互理解」!

One Point !

(23)

5.協働の領域

(1)協働に適した領域

まちづくり活動団体が行っている活動や事業は、公益的活動(市民の生活の向上や改善に結び つき、社会に貢献する活動)であるため、行政の活動や事業と、目的や対象が重なり合う部分が あります。

まちづくり活動団体と行政の活動は、双方の主体性や事業への関与の度合いによって、幾つか の公益的活動領域に区分することができます(下図参照)。

浦安市の現状は、行政の責任と主体性によって独自に行う領域が肥大化し、まちづくり活動団 体の責任と主体性によって独自に行う領域や協働の領域が狭くなっています。

また、本市のまちづくり活動団体は組織的・財政的に小規模な団体が多く、協働においても行 政の主体性の下にまちづくり活動団体の協力によって行う領域が多くなっています。

双方の特性が活かされるよう、事業内容や役割分担を見極めることが大切です。

◆ 協働に適した領域と協働の主な方法(概念図)

A~Eを公益的活動領域とします

まちづくり活動の領域

行政の領域

ま ち づ く り 活 動 団 体 の 責 任 と 主 体 性 に よ っ て 独 自に行う領域

ま ち づ く り 活 動 団 体 の 主 体 性 の 下 に 行 政 の 協 力 に よ っ て 行 う 領 域

ま ち づ く り 活 動 団 体 と 行 政 が 双 方 の 主 体 性 の 下 に 協 力 し て 行 う 領域

行 政 の 主 体 性 の 下 に ま ち づ く り 活 動 団 体 の 協 力 に よ っ て 行 う 領 域

行 政 の 責 任 と 主 体 性 に よ っ て 独 自に行う領域

協働に適した領域

共 催

共同主催で

行う事業

実行委員会(協議会)

新しい組織を立ち上げ

実施する事業

後 援

まちづくり活

動団体からの

事業支援

後 援

行政からの

事業支援

委 託

業務委託

補 助

金銭的な援助

社会的 補完関係

財政的 補完関係 事業協力

お互いの資源等を出し合い

(24)

~自助・共助とは~

「公共サービス」とは、一般的に、広く一般の人々の福利のために公的機関が供する業務で、 個人では解決・まかなうことができないサービスのことを言います。

かつて、家族や地域社会で解決していた子育てや介護のような地域課題が、家族構成や地域 社会の変化により、個人や地域社会で解決・まかなうことができなくなり、それに代わって行 政がサービスとして提供するようになり、行政の守備範囲が拡大してきました。

こうしたことから、『「公共サービス」は行政が担うもの』という意識が、市民、行政双方に 根付いてしまいました。

しかし、『市民自身が個人で解決できることは個人で解決する(自助)』、『個人で解決できな いことは、家族・地域社会等の身近な社会で解決する(共助)』ことが、本来の自治の姿と言 えます。

また、住民のニーズの多様化、家族や地域社会の変化により「公共サービス」は多様化し、 各種のサービスの範囲やその質・量のあり方も変化してきています。

行政の提供しているサービスは、なかなか改善や廃止が難しいのが現状ですが、公共サービ スへの市民のニーズが変化するなかで、公共サービスは行政が担うものという市民、行政双方 の意識を改めていきながら、市民の自助・共助の力を高め、行政の担う公共サービスの領域(守 備範囲)を見直していくことが必要です。

現在、行政が提供している公共サービスについて、本来的に「行政しかできないこと」、「ま ちづくり活動と協働で行うべきこと」、「まちづくり活動に委ねるべきこと」の仕分けを進め、 まちづくり活動に委ねられるものはまちづくり活動に委ね、行政は本来行うべき基礎的な公共 サービスに集中して業務を高度化させる姿勢を持つ必要があります。

また、行政の担うべき公共サービスについても、その提供内容や手法等に市民ニーズを取り 入れながら、市民の目線から一層効果的なものに変えていくことが求められます。

(25)

6.協働の取り組みの主な方法

(1)協働の主な方法

協働の方法は、双方の補完関係により、以下のように様々なものがあり、実際の取り組みにお いては、これらが併用されることもあります。

協働の目的やまちづくり活動団体の特性等を踏まえて、最も効果的な成果が得られるように、 適切な方法を選択することが必要です。

◆協働の主な方法

後援

まちづくり活動団体が主催者となり行う事業について、行政に とってもその実施が行政の目的に合致する場合、「浦安市・浦安 市教育委員会」が後援名義の使用を認めて名を連ね、まちづくり 活動団体の取り組みを支援する方法。

事業によっては、行政がまちづくり活動団体の後援を受けるこ ともあります。

共催

まちづくり活動団体と行政が、共に主催者(事業主体)となっ て、「共同主催者」として事業に取り組む方法。

実行委員会(協議会)

まちづくり活動団体と行政が、「○○委員会」や「○○協議会」 といった新しい組織を立ち上げ、事業に取り組む方法。

事業協力

まちづくり活動団体と行政が、お互いの資源(人材、資金、情 報等)を出し合い、事業に取り組む方法。主催や事業内容など様々 な形態がありますが、まちづくり活動団体が行政の後方支援をす るケースが多いです。

補助

行政がまちづくり活動団体の行う事業に対して、公益上必要と 認めた事業や研究などに対して、費用の一部を補助する方法。 協働事業としての補助金は、団体育成を目的とする補助金と異 なり、共通目的達成のための補助金として位置づけます。

委託

本来、行政が責任を持って担うべき分野の事業を、行政にはな い優れた特性を持つ第三者に、契約により委ねる方法です。

(26)

協働は、その実施した事業の取り組み方や手法などにより、その責任の所在や成果の帰属が 異なってきます。

『補助』は、補助を受けた側に、『委託』は、発注者に責任や成果は帰属します。

トラブル防止のためにも協働で事業を始める前に、双方でしっかりと運営について話し合う ことが大切であり、必要に応じて契約や協定書などを結んでおくことも重要です。

トラブル防止のため、事業の内容によっては「協定書」「覚書」などを交わすことも必要で す。その際には、双方で十分な意見交換を行い、以下のような項目を決めておくことが良いで しょう。

「業務目的」「役割分担」「経費負担」「実施の方法」「計画スケジュール」「守秘義務の誓約」 「著作権」「成果の帰属」「責任の所在」「最終的な意思決定者(機関)」「契約期間」「支払いの 方法」「トラブルの際の対応」「責務」など。

双方で合意が得られない場合は、事業が効果的に実施できない可能性が想定されますので、 その事業の見直しやパートナーの再選定なども考えなければなりません。

事業を始める前には、当然、協働するパートナーを選定しなければなりません。

行政の担当部署が分からない場合、まちづくり活動団体は、協働を担当する行政セクション や市民活動センターなどに相談し、担当と思われる部署を紹介してもらいましょう。また、課 題解決にあたり、複数の部署にまたがるような場合は、協働担当セクションに調整をお願いす るのが良いでしょう。

行政は、多くのまちづくり活動団体からその事業にあったパートナーを選定することは大変 難しい問題です。まず、その団体が本ガイドライン11 ページの「まちづくり活動団体」に合 致しているか、「浦安市市民活動センター」に登録があるか。また、その事業を実施するため のスタッフが充実しているか、その分野における実績はどうか、協働の基本ルールを理解して いるかなどに着眼し、必要があればプロポーザルやプレゼンテーションなどを実施して、選定 をしていきます。

協働の責任は誰がもつの?成果の帰属はどこにあるの?

One Point !

協働事業を始める前に決めておくことは?

One Point !

(27)

(2)取り組み方法における主なメリットと注意点

協働で事業を進めていくためには、実施する事業にあった方法を選択して、それぞれが単独で 実施するよりも、協働することでより効果が得られるよう取り組みんでいくことが大切です。

それぞれの方法でのメリットを活かしながら、進めていきましょう。

(◎:双方に共通する事項、○:まちづくり活動団体に関する事項、◇:行政に関する事項)

取り組み方法

主なメリット

注意点

後援

【メリット】

○行政の後援を通した、公民館等の公共施設の使用料の減免など。 ○行政の後援を通した、広報や宣伝の機会拡充。

○まちづくり活動団体が行政の社会的信頼性等の特性を活用することで、事業内 容や団体の信頼性が上がる。

○まちづくり活動団体の活動の自主性・自立性が確保される。 【注意点】

◇申請時の行政側の担当部署や申請手続、基準等を明確にする。

◇行政が後援を行う時は、その取り組みの目的や内容を十分理解して、行政の社 会的使命や目的に合致するものかどうかを判断することが大切。

共催

実行委員会

(協議会)

【メリット】

◎各主体が協力することで、それぞれの団体が持つ情報や知識・技術、マンパワ ーが結集され、各主体が単独で行うよりも、より効果的に内容の充実した取り 組みが可能。

◎各主体の資源を出し合いながら、進めていくことにより適切な協働関係が確立 する。

◎取り組みの企画段階から、各主体が意見・提案を出し合い、取り組みの目的・ 役割・責任など、互いに共有することができ、事業の精度が高まる。

◇幅広く市民の参加が可能であり、より市民ニーズに適した事業の実現が可能。 【注意点】

◎各主体の特性を理解し、その特性を活かせるよう対等の立場を確認し、役割分 担を決め、それぞれの役割の中で、責任の所在を明確にすることが大切。 ◎事務局を市民が担うのか行政が担うのかなど、事業の性質によって組織をしっ

かりと構成することが重要。

◎まちづくり活動団体にも主催者としての社会的責任が要求される。

事業協力

【メリット】

◎双方が新たに進めようとする、あるいは既に進めてきた自発的・主体的な取り 組みを基本として、双方が協力することでお互いの活動に新たな効果が生まれ る。

◎企画段階から双方が協力して取り組みを進めていくことができ、双方の特性を 理解しながら取り組みみにふさわしい役割分担が可能。

◎双方がそれぞれ単独で実施するよりも、効果的、効率的に事業を実施すること が可能。

【注意点】

(28)

(◎:双方に共通する事項、○:まちづくり活動団体に関する事項、◇:行政に関する事項)

取り組み方法

主なメリット

注意点

補助

【メリット】

○協働事業を補助することで、まちづくり活動団体が実施する事業内容が充実す る。

○まちづくり活動団体の育成・活性化へつながる。 【注意点】

◎まちづくり活動団体の行政依存を高めたり、対等性をなくすことの無いよう相 互に意識する。

◎団体育成を目的とした補助金は、団体支援であり協働ではない。

◎補助金の財源は税金であることから、公平・公正で透明性を確保することが必 要。

○取り組みの完了後に、まちづくり活動団体は行政に「実績報告書」などの提出 が必要。

委託

【メリット】

◎まちづくり活動団体の専門性・地域性・先駆性などの特性を取り入れることで、 より市民ニーズにマッチする事業の実現が可能。

○まちづくり活動団体への委託を通して、段階的にまちづくり活動団体に委ねて いくことにもつながる可能性がある。

◇まちづくり活動団体の持つ様々な特性を活かすことで、行政サービス等の提供 内容や手法を、市民の目線から一層効果的なものに変えていける。

【注意点】

◎委託契約においては、「浦安市契約事務規則」を遵守。

◎行政の下請け的な立場となる可能性があり、取り組みへのまちづくり活動団体 の自発性や取り組み内容の企画・立案等へのまちづくり活動団体の主体的な関 わりを確保することが必要。

◇行政は、事業内容や責任、成果の帰属など、業務遂行にあたってはまちづくり 活動団体へ十分な説明が必要。

◇まちづくり活動団体の特性や能力を事業に活かすためには、必ずしも競争入札 のような価格のみによる競争は、適当とはいえないが、事業の内容によって、 パートナーの選定など公平性を確保していくことが重要。

市民活動補助金制度は、市民活動団体が公共の利益を目的として、自ら企画立案し実施する 事業に係る経費の一部を行政が補助するもので、団体の自立を促進するのに効果的な事業や、 団体が主体性を持って行い、公益性が高く、団体の活動を発展させるのに効果的な事業を対象 としています。

一方、協働事業への『補助』は、まちづくり活動団体と行政が共通の目的を達成するために、 お互いの役割と責任のもとで実施され、且つ、相乗効果が期待される協働事業に対して、行政 がその役割のひとつとして、事業費用の一部を負担するものです。

市民活動補助金制度と協働事業への補助との違いは?

(29)

協働のガイドライン

(30)

協働のガイドライン

(31)
(32)

資料1.

市民と行政の協働に関するアンケート調査集計結果

【対象:市民活動団体】

協働のガイドライン策定にあたり、日頃から地域で活動する団体の方々を対象に、「協働」の あり方や具体的な進め方についてのご意見を伺うため、アンケート調査を実施しました。

アンケート調査の調査概要は以下の通りです。また、集計結果を次頁以降に示します。

(33)

2 4 %

3 4 %

2 3 %

3 2 %

2 6 %

6 %

1 9 %

1 2 %

1 1 %

3 %

4 5 %

3 %

2 %

5 %

1 0 %

1 %

1 1 %

1 4 %

0 %

1 1 %

6 % 2 % 6 % 9 % 1 % 1 % 0 % 7 % 0 % 9 % 1 % 0 % 0 % 1 % 1 % 2 % 6 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

1 . 保 健 、 医 療 又 は 福 祉 の 増 進

2 . 社 会 教 育 の 推 進

3 . ま ち づ く り の 推 進

4 . 学 術 、 文 化 、 芸 術 又 は ス ホ ゚ ー ツ の 振 興

5 . 環 境 の 保 全

6 . 災 害 救 助

7 . 地 域 安 全

8 . 人 権 擁 護 又 は 平 和 の 推 進

9 . 国 際 協 力

1 0 . 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 の 促 進

1 1 . 子 ど も の 健 全 育 成

1 2 . 情 報 化 社 会 の 発 展

1 3 . 科 学 技 術 の 振 興

1 4 . 経 済 活 動 の 活 性 化

1 5 . 職 業 能 力 の 開 発 又 は 雇 用 機 会 の 拡 充

1 6 . 消 費 者 保 護

1 7 . 以 上 の 活 動 を 行 う 団 体 の 運 営 又 は 活 動 に 関 す る 連 絡 、 助 言 又 は 援 助

1 8 . そ の 他

無 回 答

問1.貴団体の活動状況について伺います。

1-1.はじめに貴団体の概要について下欄にご記入下さい。

①法人格の有無(ひとつに○) N=89

1 8 %

7 8 %

1 % 3 %

1 . 特 定 非 営 利 活 動 法 人

2 . 任 意 団 体

3 . そ の 他 の 法 人 格

無 回 答

(34)

4 %

1 1 %

2 8 %

1 1 %

1 8 %

2 %

8 %

2 %

1 5 %

0 % 5 % 1 0 % 1 5 % 2 0 % 2 5 % 3 0 %

0 万 円

1 万 円 以 上 1 0 万 円 未 満

1 0 万 円 以 上 5 0 万 円 未 満

5 0 万 円 以 上 1 0 0 万 円 未 満

1 0 0 万 円 以 上 5 0 0 万 円 未 満

5 0 0 万 円 以 上 1 ,0 0 0 万 円 未 満

1 ,0 0 0 万 円 以 上 5 ,0 0 0 万 円 未 満

5 ,0 0 0 万 円 以 上

無 回 答

③メンバー数 N=89

7 %

2 8 %

3 0 %

1 1 %

9 %

6 %

4 %

3 %

1 %

0 % 5 % 1 0 % 1 5 % 2 0 % 2 5 % 3 0 % 3 5 %

1 0 人 未 満

1 0 人 以 上 2 0 人 未 満

2 0 人 以 上 5 0 人 未 満

5 0 人 以 上 1 0 0 人 未 満

1 0 0 人 以 上 2 0 0 人 未 満

2 0 0 人 以 上 5 0 0 人 未 満

5 0 0 人 以 上 1 ,0 0 0 人 未 満

1 ,0 0 0 人 以 上

無 回 答

④設立時期 N=89

3 % 1 %

2 % 2 %

1 3 %

3 3 %

4 5 %

% 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

無 回 答 1 9 3 0 年 代 1 9 4 0 年 代 1 9 5 0 年 代 1 9 6 0 年 代 1 9 7 0 年 代 1 9 8 0 年 代 1 9 9 0 年 代 2 0 0 0 年 代

⑤財政規模(支出) N=89

(35)

4 5 %

1 0 %

4 0 %

6 %

3 7 %

2 3 %

2 3 %

1 5 %

1 8 %

1 5 %

2 %

1 6 %

1 %

1 1 %

0 % 7 % 3 % 1 % 0 % 6 % 1 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

1 . 活 動 メ ン バ ー が 少 な い こ と

2 . 活 動 分 野 に 関 し て 専 門 知 識 を 有 す る 人 材 が 少 な い こ と

3 . 活 動 資 金 が 足 り な い こ と

4 . 活 動 を 進 め る た め の 情 報 が 不 足 し て い る こ と

5 . 活 動 の P R や 情 報 発 信 が 充 分 に 出 来 て い な い こ と

6 . 活 動 す る ス ペ ー ス が 足 り な い こ と

7 . 活 動 を 進 め る 上 で 、 行 政 (市 や 県 )の 理 解 や 協 力 が 充 分 に 得 ら れ て い な い こ と

8 . 活 動 を 進 め る 上 で 、 住 民 や 地 域 活 動 団 体 の 理 解 や 協 力 が 充 分 得 ら れ て い な い こ と

9 . そ の 他

1 0 . 特 に な い

無 回 答

当 て は ま る 最 も あ て は ま る

⑥収入の内訳(当てはまるもの全てに○) N=89

7 2 %

2 5 %

6 %

2 8 %

1 2 %

4 2 %

5 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 % 8 0 %

1 . 会 費

2 . 行 政 か ら の 補 助 金

3 . 民 間 か ら の 助 成 金

4 . 寄 付 金

5 . 業 務 委 託 費

6 . そ の 他

無 回 答

⑦活動範囲(1つに○) N=89

7 % 1 %

6 %

8 %

1 6 %

5 6 %

6 % 1 . 地 域 レ ベ ル

2 . 浦 安 市 内 レ ベ ル

3 . 千 葉 県 レ ベ ル

4 . 首 都 圏 レ ベ ル

5 . 日 本 国 内 レ ベ ル

6 . 世 界 レ ベ ル

無 回 答

(36)

3 6 %

1 6 %

1 9 %

3 2 %

3 9 %

7 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

1 . 申 請 に 手 間 が か か る

2 . 補 助 金 額 (限 度 額 )が 少 な い

3 . 審 査 が 厳 し い

4 . そ の 他

5 . 特 に な い

無 回 答

1-4.貴団体は、浦安市市民活動センターやそのサービスを利用したことがありますか。(当ては まるもの全てに○) N=89

4 2 %

6 1 %

4 4 %

3 7 %

1 4 %

1 9 %

5 4 %

4 4 %

1 0 %

5 %

0 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 %

1 . 交 流 サ ロ ン や 会 議 室 を 利 用 し た こ と が あ る 。

2 . 印 刷 機 な ど の 事 務 機 器 や 器 材 等 を 借 り た こ と が あ る 。

3 . 掲 示 コ ー ナ ー を 利 用 し た こ と が あ る 。

4 . 大 型 プ リ ン タ ー を 利 用 し た こ と が あ る 。

5 . 図 書 や 文 献 の 閲 覧 を し た こ と が あ る 。

6 . 活 動 に 関 す る 相 談 を し た こ と が あ る 。

7 . 市 民 活 動 フ ェ ス テ ィ バ ル 等 に 参 加 し こ と が あ る 。  

8 . 市 民 活 動 団 体 向 け の 講 演 会 等 に 参 加 し た こ と が あ る 。

9 . そ の 他

1 0 . 利 用 し た こ と は な い 。

無 回 答

1-6.貴団体は市や県の活動資金支援制度を利用したことはありますか。(当てはまるもの全てに ○) N=89

3 2 %

1 0 %

1 1 %

5 4 %

3 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 %

1 . 市 の 補 助 金 制 度 を 申 請 し た こ と が あ る 。

2 . 県 の 補 助 金 制 度 を 申 請 し た こ と が あ る 。

3 . そ の 他

4 . 申 請 し た こ と が な い 。

無 回 答

(37)

問2.市行政との協働について伺います。

2-1. 「協働」という言葉を聞いたことがありますか。(1つに○) N=89

3 5 %

3 8 %

1 0 %

1 7 %

0 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

1 . 聞 い た こ と が あ り 、 よ く 意 味 を 知 っ て い る

2 . 聞 い た こ と が あ り 、 だ い た い 意 味 を 知 っ て い る

3 . 聞 い た こ と が あ る が 、 意 味 は よ く 分 か ら な い

4 . 聞 い た こ と は な い

無 回 答

2-2.貴団体は、これまで市行政と協働(協力)して事業を実施したことがありますか。事業継続 中も含みます(当てはまるもの全てに○)。 N=89

3 7 %

2 5 %

1 4 %

8 %

1 4 %

1 2 %

3 5 %

1 2 %

3 3 %

0 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 %

1 . 市 か ら の 後 援 名 義 を 得 て 、 イ ベ ン ト や 活 動 を 行 っ た こ と が あ る 。

2 . 市 か ら の 活 動 費 助 成 を 受 け て 、 イ ベ ン ト や 活 動 を 行 っ た こ と が あ る 。

3 . 市 と 共 催 で イ ベ ン ト を 行 っ た こ と が あ る 。

4 . 市 と 委 託 契 約 や 協 定 を 結 び 、 継 続 的 な 関 係 の も と に 協 力 し て 取 り 組 み ( 公 園 の 維 持 管 理

等 ) を 行 っ た こ と が あ る 。

5 . 市 と 協 定 や 契 約 は 結 ん で い な い が 、 継 続 的 な 関 係 の も と 協 力 し て 取 り 組 み を 行 っ た こ と が

あ る 。

6 . 専 門 的 な 知 識 や 技 能 を も と に 、 市 の 施 策 に 対 し て 提 案 を 行 っ た こ と が あ る 。

7 . 市 と 情 報 交 換 や 意 見 交 換 を し た こ と が あ る 。

8 . そ の 他

9 . 特 に 市 と 協 働 で 事 業 を 実 施 し た こ と は な い 。

(38)

2-3.問 2-2 で「1~8」を選んだ団体に伺います。問 2-2 で○をつけた番号、具体的な内容(貴 団体が果たした役割等)、活動を行う中で感じた問題点・課題をお書き下さい。(2つまで)

問 2-2 で「1~8」を選んだ回答が60 件(67.4%)、うち2つの活動について回答があったの は 31 件(34.8%)であった。のべ 91 件の回答について、以下に集計結果を示す。

③具体的な内容(貴団体が果たした役割等)(当てはまるもの全てに○) N=91

1 7 %

3 5 %

3 5 %

2 2 %

8 %

4 8 %

8 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 %

1 . 単 純 作 業 を 担 う 人 員 の 派 遣

2 . 専 門 知 識 ・ 技 能 を 持 つ 人 材 の 派 遣

3 . 情 報 の 提 供

4 . 共 催

5 . 他 団 体 と の 調 整

6 .そ の 他

無 回 答

④活動を行う中で感じた問題点・課題(当てはまるもの全てに○) N=91

1 0 %

7 %

0 %

7 %

4 7 %

4 0 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 %

1 . 市 か ら の 情 報 不 足

2 . 責 任 の 所 在 が 不 明 確

3 . 資 金 管 理 が 不 明 確

4 . 市 の 決 定 に 時 間 が か か る

5 .そ の 他

無 回 答

2-5.浦安市において、個人、市民活動団体や地域活動団体と市の協働が進んでいると思いますか。 (1つに○) N=89

1 %

4 4 %

3 0 %

2 5 %

1 . 進 ん で い る と は 思 わ な い 。

2 . 進 ん で い る と 思 う 。

3 . よ く わ か ら な い 。

(39)

2-6.問2-5 で「1」を選んだ団体に伺います。浦安市において個人、市民活動団体や地域活動団 体と市の協働が進んでいると思わない理由は何ですか。(当てはまるもの全てに○、最も当ては まるもの1つに◎) N=22

7 3 %

6 8 %

6 8 %

2 7 %

2 3 %

2 7 %

0 %

1 4 %

9 %

1 4 %

5 %

0 %

5 %

0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 %

1 . 市 の 内 部 で 、 協 働 の 趣 旨 ・ 目 的 が 十 分 理 解 さ れ て い な い 。

2 . 市 の 内 部 で 、 市 民 活 動 団 体 に 対 す る 理 解 が 不 足 し て い る 。

3 . 市 の 内 部 で 、 市 民 と の 協 働 の ル ー ル 化 や 明 確 な 役 割 分 担 が さ れ て い な い 。

4 . 市 民 や 市 民 活 動 団 体 に 、 行 政 と の 協 働 の 必 要 性 が 認 識 さ れ て い な い 。

5 . 市 内 に 、 市 と の 協 働 事 業 を 実 施 で き る 市 民 活 動 団 体 が 少 な い 。

6 . そ の 他

無 回 答

当 て は ま る 最 も あ て は ま る

2-7.今後、浦安市において個人、市民活動団体や地域活動団体と市の協働を進めることが必要だ と思いますか。(1つに○) N=89

6 8 %

2 0 %

3 % 1 %

7 % 1 %

1 . 必 要 だ と 思 う 。

2 . ど ち ら か と い え ば 必 要 だ と 思 う 。

3 . ど ち ら か と い え ば 必 要 だ と 思 わ な い 。

4 . 必 要 だ と 思 わ な い 。

5 . わ か ら な い 。

(40)

2-8.問 2-7 で「1又は 2」を選んだ団体に伺います。個人、市民活動団体や地域活動団体と市の 協働が必要だと思う理由は何ですか。(当てはまるもの全てに○、最も当てはまるもの1つに◎) N=78

5 5 %

4 6 %

6 5 %

1 7 %

4 7 %

5 8 %

2 8 %

1 7 %

8 %

4 %

1 7 %

0 %

2 2 %

1 %

8 %

6 %

3 %

0 %

1 %

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 %

1 . 市 で は 対 応 が 難 し い 地 域 課 題 に 対 応 す る た め

2 . き め 細 か な サ ー ビ ス が 可 能 と な る た め

3 . よ り 的 確 に 市 民 の ニ ー ズ に 応 え る た め

4 . 人 件 費 等 の 市 の 財 政 負 担 の 軽 減 の た め

5 . 市 民 の 自 治 意 識 向 上 の た め

6 . 市 民 活 動 団 体 の 活 動 の 活 性 化 の た め

7 . 職 員 の 意 識 改 革 の た め

8 . 市 民 の 監 視 機 能 の 強 化 に よ る 、 適 切 な 行 政 運 営 を 進 め る た め

9 . そ の 他

無 回 答

参照

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