システムトレードと
行動経済学
2009.11.25
インディ・パ株式会社
2
はじめに
•
本セミナーは、システムトレードの本質をより理解し、
実際に活用していただく目的で、行動経済学の知見
をシステムトレードに当てはめたものです。
•
【事例】、【仮説】、【トレード】、【システムトレード】の
項目で、各行動経済学の知見をまとめています。
•
なお、本セミナーの内容および解釈は、当社の独自
の解釈であり、学問的正確性を担保/保証するもの
ではありません。
目次
•
前回の復習
•
データバイアス
•
認知バイアス
•
決定バイアス
•
Dynamic ARMS FXサマリー
•
まとめ
前回の復習
行動経済学の定義
システムトレードと行動経済学との関係
システムトレードと行動経済学との関係
行動経済学の知見がシステムトレードで役に立つ場面
行動経済学の知見がシステムトレードで役に立つ場面
は以下のとおり。
は以下のとおり。
1.
1.
なぜシステムトレードがスタンダードになったかの理由が
なぜシステムトレードがスタンダードになったかの理由が
分かる
分かる
2.
2.
裁量トレードに対する優位性が確信できる。
裁量トレードに対する優位性が確信できる。
3.
3.
システムトレードのロジックの構築・選択過程での非合理
システムトレードのロジックの構築・選択過程での非合理
的考えを認識でき、それをある程度回避できる。
的考えを認識でき、それをある程度回避できる。
行動経済学は、主にシグナル発信(第
行動経済学は、主にシグナル発信(第
2
2
ステップ)で役
ステップ)で役
に立つ考え方である。
に立つ考え方である。
6
行動経済学の構造
行動経済学の構造
行動経済学
行動ファイナンス
プロスペクト理
論
各分野は以下のような包含関係にあります。
行動経済学の定義
行動経済学の定義
•
•
行動経済学(こうどうけいざいがく)とは、合理的経済
行動経済学(こうどうけいざいがく)とは、合理的経済
人を前提とした経済学ではなく、不合理な面も併せ
人を前提とした経済学ではなく、不合理な面も併せ
持つ(限定合理性)実際の人間像を前提とし、人間
持つ(限定合理性)実際の人間像を前提とし、人間
がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究
がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究
明することを目的とした経済学である。
明することを目的とした経済学である。
•
•
規範的経済学ではなく、記述的(実証的)経済学に
規範的経済学ではなく、記述的(実証的)経済学に
分類される。
分類される。
•
•
行動経済学は、経済学と認知心理学が融合したも
行動経済学は、経済学と認知心理学が融合したも
のである。
のである。
•
•
2002
2002
年、行動経済学の立役者であるダニエル・カー
年、行動経済学の立役者であるダニエル・カー
ネマンが、ノーベル経済学賞を受賞した。
ネマンが、ノーベル経済学賞を受賞した。
8
行動ファイナンスの定義
行動ファイナンスの定義
•
•
行動ファイナンス(こうどうファイナンス)は、特に金融市場にお
行動ファイナンス(こうどうファイナンス)は、特に金融市場にお
いて人間の認知の仕方や心理的バイアスがどの様に経済的
いて人間の認知の仕方や心理的バイアスがどの様に経済的
な意思決定や市場価格に影響を与えるかを研究する分野で
な意思決定や市場価格に影響を与えるかを研究する分野で
ある。
ある。
•
•
基本的には人間の合理性を認めつつも、合理性の欠陥から
基本的には人間の合理性を認めつつも、合理性の欠陥から
新たなモデルを新古典派経済学からヒントを得て作成してい
新たなモデルを新古典派経済学からヒントを得て作成してい
る。
る。
•
•
相場の値動きを論じた多くの理論のうちの一つである。
相場の値動きを論じた多くの理論のうちの一つである。
•
•
行動ファイナンスの分析は、マーケットの意思決定や人々の
行動ファイナンスの分析は、マーケットの意思決定や人々の
選択は、人々の似たようなバイアスによって引き起こされると
選択は、人々の似たようなバイアスによって引き起こされると
考えている。
考えている。
プロスペクト理論の定義
プロスペクト理論の定義
•
•
プロスペクト理論(
プロスペクト理論(
prospect theory
prospect theory
)
)
は、リスクを伴う決定がどのよう
は、リスクを伴う決定がどのよう
に行われるかについての理論である。そのモデルは記述的
に行われるかについての理論である。そのモデルは記述的
(
(
descriptive
descriptive
)
)
であり、最適解を求めることよりも、現実の選択がどの
であり、最適解を求めることよりも、現実の選択がどの
ように行われているかをモデル化することを目指す。
ように行われているかをモデル化することを目指す。
•
•
規範的側面が強い期待効用仮説と比較し、心理学的根拠に基づくよ
規範的側面が強い期待効用仮説と比較し、心理学的根拠に基づくよ
り現実的な人間行動を説明する理論
り現実的な人間行動を説明する理論
•
•
プロスペクト理論は、たとえばファイナンスにおける意思決定など、人々
プロスペクト理論は、たとえばファイナンスにおける意思決定など、人々
がリスクを伴う選択肢の間でどのように意思決定をするかを記述する。
がリスクを伴う選択肢の間でどのように意思決定をするかを記述する。
個人が損失と利得をどのように評価するのかを、経験的事実から出
個人が損失と利得をどのように評価するのかを、経験的事実から出
発して記述する理論である。なお、最初の定式化において
発して記述する理論である。なお、最初の定式化において
"
"
prospect"
prospect"
(
(
期待、予想、見通し)という語は宝くじから来ている。
期待、予想、見通し)という語は宝くじから来ている。
10
ヒューリスティクスの定義
ヒューリスティクスの定義
•
•
ヒューリスティック(英
ヒューリスティック(英
: heuristic,
:
heuristic, 独
独
: Heuristik
:
Heuristik)
)
とは、必ず正しい答
とは、必ず正しい答
えが導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を
えが導けるわけではないが、ある程度のレベルで正解に近い解を
得ることが出来る方法である。
得ることが出来る方法である。
•
•
ヒューリスティックに基づく答えの精度は保障されないが、回答に
ヒューリスティックに基づく答えの精度は保障されないが、回答に
至るまでの時間が少なくてすむ。
至るまでの時間が少なくてすむ。
•
•
主に計算機科学と心理学の世界で使われる用語であり、どちらの
主に計算機科学と心理学の世界で使われる用語であり、どちらの
分野での用法も根本的な意味は一緒だが、指示対象が異なる。
分野での用法も根本的な意味は一緒だが、指示対象が異なる。
•
•
計算機科学ではプログラミングの方法を、心理学では人間の思考
計算機科学ではプログラミングの方法を、心理学では人間の思考
方法を指して使われる。
方法を指して使われる。
バイアス(認知バイアス)の定義
バイアス(認知バイアス)の定義
•
•
認知バイアス(英
認知バイアス(英
:
:
Cognitive bias )
Cognitive bias
)とは、認知心理学や社会心理
とは、認知心理学や社会心理
学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学
学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学
的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間
的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間
が犯しやすい問題行動である。
が犯しやすい問題行動である。
•
•
認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。
認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪める。
•
•
ある対象を評価する際に、自分の利害や希望に沿った方向に考
ある対象を評価する際に、自分の利害や希望に沿った方向に考
えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほ
えが歪められたり、対象の目立ちやすい特徴に引きずられて、ほ
かの特徴についての評価が歪められる現象を指す。
かの特徴についての評価が歪められる現象を指す。
•
•
例)直感や先入観(思い込み)、恐怖心や願望等、いたって人間
例)直感や先入観(思い込み)、恐怖心や願望等、いたって人間
的な認知及び行動です。
的な認知及び行動です。
データバイアス
データ収集に潜むバイアス
データの一貫性バイアス
•
【事例】
•
気がある異性に対して良いところばかりが目に入り、自分の中で「理想像」
を膨らませてしまう(あばたもえくぼ)。
•
結婚詐欺師に騙される心理(身元、収入、職業、性格等)。
•
【仮説】
•
人間は、一貫した内容の情報やデータにより、現実を非合理的に捉えてし
まい、一貫性に当てはまらない情報を排除する。
•
【トレード】
•
いったん信用し、当初は結果が出たトレード手法を、損失を続けても採用
し続ける。
•
【システムトレード】
•
トレード手法の採用前に、利益を生む可能性が高いトレード手法かどうか
をシステムで検証する。
14
コントロールバイアス
•
【事例】
•
今年の年末ジャンボ宝くじは、神社にお願いに行ったから、当たるかもしれ
ない。
•
雨乞いをする。
•
【仮説】
•
人間は、ランダムに起きていてコントロールできない事象であっても、自分
が働きかけることで結果をコントロールできるのではないかと考え、結果を
非合理的に捉える。
•
【トレード】
•
これだけ分析して検討したのだから、今度のロジックは間違いない。かなら
ず成功する。
•
【システムトレード】
•
費やした労力や時間と成果は比例しない。確率の独立性。
平均回帰
•
【事例】
•
今月の売り上げは前年比150%増加した。来月もこの調子でいくだろう。
•
サイコロを振って5の目が出た。次に出る目の確率は?
•
【仮説】
•
データは平均に向かって動くという統計現象。1回目の結果が特別に良かった
らり悪かったりした集団は、2回目には1回目よりも全体の平均値に近くなる。
•
【トレード】
•
あるトレードで大勝した。波に乗っている気がする(腕が上がった気がする)の
で、次も勝てる気がする。トレード枚数を増やしてみるか。。
•
【システムトレード】
•
安易にトレード枚数を増やさない。大勝したのはたまたま。
16
後知恵バイアス
•
【事例】
•
はじめからそうなると思ってたんだよね。
•
今年は巨人が優勝するって分かってたよ。
•
今週の日経平均株価の急落は、アメリカ政府の雇用統計の結果が予想より回
復が遅れていることが一番の原因です。
•
【仮説】
•
人間は、過去の事象を予測していたかのように理路整然と説明されると、それ
が事後的な説明であったとしても信用してしまう。
•
【トレード】
•
過去のチャートを元にトレード手法を説明する。
•
【システムトレード】
•
過去の時系列データにロジックを当てはめ、エクイティーカーブを算出したり、
最適化を行う。システムトレードにおける後知恵バイアスを回避するにはフォワ
ードテストが必須となる。
少数の法則
•
【事例】
•
俺の経験ではこうすればうまくいく。
•
営業ってものはこういうものなんだよ。
•
新発売のこのファンデーションは、使用者の90%が満足と回答しています。
•
【仮説】
•
人間は少ないサンプルで過剰に一般化してしまう。
•
人間はサンプルに基づき判断する際に、分母を考慮しない。
•
【トレード】
•
ここ10回のトレードで9勝1敗だからこのトレード手法は行ける。
•
【システムトレード】
•
100回未満のトレードサンプルでは、信頼に値する堅牢性のあるロジックかどう
かは判断できない。
•
サンプル数は多ければ多いほど良い。
認知バイアス
認知と解釈に潜むバイアス
フレーミング効果
•
【事例】
•
5人のうち4人が選びました。/5人のうち1人が選びませんでした。
•
あの人と目が合ったのは自分に気があるからだ。/たまたま目が合っただけだ。
•
【仮説】
•
人間は、同じ内容でも枠(フレーム)への当てはめ方によって印象が変わる。
•
【トレード】
•
勝率80%のトレード手法です。
•
年率500%のトレード手法です。
•
【システムトレード】
•
勝率だけではなく、プロフィットファクターや、平均損益等、入手できるデータをく
まなく検討する。
20
属性フレーミング
•
【事例】
•
この手術は、10人に1人が命を落とします。
•
この手術は、90%の成功確率です。
•
【仮説】
•
人間は、表現(属性)がポジティブなほうが好感度が高まり、選択され
やすくなる。
•
【トレード】
•
トレードで儲けたお金で南の島で豪遊しよう。
•
トレードで儲けると、多額の税金がかかります。
•
【システムトレード】
•
システムの選択にあたっては、数値で定量的に各システムを評価/
比較する。
ゴールフレーミング
•
【事例】
•
この薬を飲まないと将来生活習慣病になるリスクが高くなります。/この薬
を飲めば将来生活習慣病になるリスクが低くなります。
•
【仮説】
•
人間は、メッセージの焦点をネガティブな面に当てることによって、ある目
的(ゴール)に向かってアクションを取ることへのインセンティブが強くなる。
•
【トレード】
•
今このタイミングでこの銘柄を買っておかないと、損しますよ。こんなチャン
スは2度とありませんよ。
•
【システムトレード】
•
トレードというアクションはアルゴリズムに基づいて行う。アクションに対し
てのインセンティブは存在しない。
22
リスク選択フレーミング
•
【事例】
•
この取引先には確実に100個売れます。
•
この取引先には50%の確率で200個売れます。
•
【仮説】
•
人間は、何かを得る内容の選択ではリスク(不確実性)を回避する選択肢を選
び、何かを失う内容の選択ではリスクを取る選択肢を選ぶ(期待値が同じのも
のに対する反転効果)。
•
【トレード】
•
1トレードあたりの利益が100円だが、勝率が100%のトレード手法。
•
1トレードあたりの利益が200円だが、勝率が50%のトレード手法。
•
【システムトレード】
•
期待値を定量的に評価するパラメータを読みこなす。
メンタルアカウンティング
•
【事例】
•
ギャンブルで儲けたお金は、すぐに使い切ってしまう。
•
ボーナスが出たら、普段は買えない高級パソコンを買いたい。
•
ランチで2,000円は高いが、夜の飲み会で2,000円は安く感じる。
•
クレジットカードだとついたくさん買ってしまい、月末の支払いがきつい。
•
【仮説】
•
人間は意識の中でお金を分類し、その結果同じ金額でも使われ方に差が出て
しまう(心理会計、心の財布)。
•
【トレード】
•
株で儲けたお金は、海外旅行に使う。新車の購入代金に充てる。散財。
•
日経225先物投資で出した損失は、日経225先物で取り返す。
•
【システムトレード】
•
トレードで儲けた資金はトレードに使用する。資金を引き出すのは人間。
24
サンクコストバイアス
•
【事例】
•
もう5年もつきあったんだから今更別れられない。
•
当面は赤字でも、時間をかけてじっくり事業を育成したい。
•
【仮説】
•
過去に費やした回収不可能な費用のこと(埋没費用)。人間はこれを非合理的
に将来の判断に影響させてしまう。
•
【トレード】
•
エントリーした価格に戻るまでエクジットしない。
•
過去の損失を回復する含み益が出たら、利益確定する。
•
【システムトレード】
•
過去のトレードが利益であれ損失であれ、配慮しないし、影響もされない。
現状維持バイアス
•
【事例】
•
少しぐらい待遇に不満があっても長年勤務した今の会社に定年まで勤め続け
た方が良い。
•
【仮説】
•
人間は、非合理的にも関わらず現状を維持する選択をすること。
•
【トレード】
•
ロスカット水準を決めても守れない。
•
もう通用しないのが分かっている、慣れ親しんだトレード手法を続けてしまう。
•
【システムトレード】
•
ロスカットは機械的に行われる。しかし一度設定したロジックは人間が止める
か、証拠金が尽きるまで機械的に継続される。
26
保有効果
•
【事例】
•
この服はあの人との思い出が詰まっているから捨てられない。
•
【仮説】
•
人間は一度所有することによって、その所有物に必要以上に高い価値を見い
だしてしまうこと。
•
【トレード】
•
自分がとったポジションに愛着を持つ。それによりロスカットが遅れる。
•
【システムトレード】
•
ロスカットは機械的に行われる。
決定バイアス
意思決定に潜むバイアス
28
ヒューリスティック
•
【事例】
•
以前食べたタイヤキはまずかった。だから今度のたいやきもまずいだろうから
食べない。
•
若手とベテランの話が噛み合ない。
•
【仮説】
•
人間は、記憶情報に頼って、効率的に意思決定する。
•
【トレード】
•
テクニカル分析によるトレーディングは、人間の記憶情報と現象とのあてはめ
によって行われる。これをパターン認識という。
•
【システムトレード】
•
システムトレードによる意思決定は人間が介在しない。機械がアルゴリズムに
基づき機械的に行う。
利用可能ヒューリスティック
•
【事例】
•
少年による殺人事件が立て続けに発生し、テレビで連日報道された。日本では
殺人事件が増えているような気がする。
•
テレビでしょっちゅう宣伝されている健康食品は売れてそうだからいいものなの
だろう。買ってみようか。
•
【仮説】
•
人間は、取り出しやすい記憶情報を優先的に頼って判断してしまう(想起容易
性/検索容易性)。
•
【トレード】
•
ダブルボトム、ダブルトップ、トレンドラインブレイク、ペナント、三尊天井、明け
の明星等、裁量トレードにおいてパターン認識の事例には事欠かない。
•
【システムトレード】
•
システムトレードの個別のトレード判断には人間の記憶情報は介在しない。
30
代表性ヒューリスティック
•
【事例】
•
友達が陶芸を始めた。今陶芸がブームだ。
•
この前入った定食屋のサービスは良かった。定食屋ってサービスがいいんだ
ね。
•
【仮説】
•
人間は、代表的な記憶情報を元にものごとを一般化して判断してしまう。
•
【トレード】
•
裁量トレードにおいて、前回勝利したパターンが鮮烈に記憶に残っており、また
そのパターンで勝てる気がする。必勝パターンを見つけた気になる。
•
【システムトレード】
•
ロジックを構築するにあたっては、できる限り長期間の価格データを収集し、バ
ックテストのトレードのサンプル数を蓄積する。100以下のサンプル数では、シ
ステムトレードを開始する根拠とはなり得ない。
連言錯誤
•
【事例】
•
好きなスポーツ選手のことを知れば知るほど、知り合いのような気がしてくる。
•
【仮説】
•
人間は、情報の多寡によって結論に影響が無いにもかかわらず、情報が多け
れば多いほど具体的なイメージへの納得感が高まり、イメージしたものの発生
(実現)確率を実際よりも高く見積もってしまうというものです。
•
【トレード】
•
トレーディングについて勉強すればするほどトレードに勝てるようになる気がす
る。
•
【システムトレード】
•
トレードに必要な時系列データは多いほど良い。しかし勝てるかどうか、将来に
対してロバストかどうかは別。
32
アンカリング
•
【事例】
•
定価の50%OFFの割引があるとつい買ってしまう。
•
ポジションがエントリー価格に戻るまでエグジットしない。
•
【仮説】
•
人間は、最初に受けた情報に思考が制限されてしまう。
•
【トレード】
•
前場で100円騰がった。今日は上げトレンドだ。午後も騰がるだろ
う。
•
【システムトレード】
•
アルゴリズムに基づいてシグナルを出す。アンカリングに影響され
ない。
参考文献
•
『人は勘定より感情で決
める』
•
柏木吉基
•
技術評論社
•
1,480円
Dynamic ARMS FX
Dynamic ARMS FX
サマリー
サマリー
Dynamic ARMS FX
Dynamic ARMS FX
の概要
の概要
Dynamic ARMS FX
Dynamic ARMS FX
とは?
とは?
•
•
統計解析モデルでロジックを構築
統計解析モデルでロジックを構築
•
•
24時間オートメーションでの自動売買を行う
24
時間オートメーションでの自動売買を行う
FX
FX
システムトレードソフト
システムトレードソフト
•
•
ひまわりトレードシグナルで動作
ひまわりトレードシグナルで動作
•
•
ひまわり証券のシステム販売サイトから
ひまわり証券のシステム販売サイトから
7月
7
月
10日より発売中
10
日より発売中
•
•
『エキーラ』で記述されたプログラム
『エキーラ』で記述されたプログラム
•
•
ひまわりトレードシグナルに組み込むことで、すぐに
ひまわりトレードシグナルに組み込むことで、すぐに
FX
FX
の
の
24時間完
24
時間完
全自動取引が可能となる
全自動取引が可能となる
•
•
シグナルを出すための大量の計算を行うため、ハイスペックのPCが
シグナルを出すための大量の計算を行うため、ハイスペックのPCが
必要
必要
36
Dynamic ARMS
Dynamic ARMS
の名前の由来
の名前の由来
•
•
Dynamic
Dynamic
・・・
・・・
動的な、動く
動的な、動く
•
•
ARM
ARM
・・・
・・・
Auto Regressive Model
Auto Regressive Model
(
(
自己回帰モデル)
自己回帰モデル)
•
•
S
S
・・・
・・・
Statistical Edge
Statistical Edge
統計的優位性を持つ
統計的優位性を持つ
Dynamic
Tower in
Dubai
Dynamic ARMS Web
Dynamic ARMS Web
サイトのご紹介
サイトのご紹介
•
•
『ダイナミックアームズ』で検索
『ダイナミックアームズ』で検索
•
•
URL
URL
:
:
http://
http://
d
d
-
-
arms
arms
.com
.com
•
•
ソフトの設計思想、ロジック、パフォーマンスレポート等の詳
ソフトの設計思想、ロジック、パフォーマンスレポート等の詳
細な情報がダウンロードできます。
Dynamic ARMS FX
Dynamic ARMS FX
はなぜバ
はなぜバ
イアスを避けられるか
イアスを避けられるか
認知バイアスに配慮した設計
認知バイアスに配慮した設計
その1 統計解析によるロジックを構築しているから
その1 統計解析によるロジックを構築しているから
テクニカル分析・インジゲータは、過去の価格データを
テクニカル分析・インジゲータは、過去の価格データを
2
2
次元(グラフやチャート)で
次元(グラフやチャート)で
表示するよう計算し、加工したもの
表示するよう計算し、加工したもの
それを解釈し、トレードの意思決定を行うのは人間(=裁量の余地)
それを解釈し、トレードの意思決定を行うのは人間(=裁量の余地)
テクニカル指標自体は、過去の値動きを表示した結果であるから、未来を予測し
テクニカル指標自体は、過去の値動きを表示した結果であるから、未来を予測し
ない
ない
テクニカル分析に基づき予測してトレードを行っているのは、人間の認識能力=
テクニカル分析に基づき予測してトレードを行っているのは、人間の認識能力=
パターン認識力に基づく
パターン認識力に基づく
よってテクニカル分析は、バイアスを排除できない
よってテクニカル分析は、バイアスを排除できない
統計解析は、それ自体が予測まで行う
統計解析は、それ自体が予測まで行う
•
•
予測が目的
予測が目的
天気予報の役割と同じ
天気予報の役割と同じ
40
自己回帰モデルとは?
自己回帰モデルとは?
重回帰分析の一種
重回帰分析の一種
FXの価格データのような時系列データの分析の代表的
FXの価格データのような時系列データの分析の代表的
統計方法
統計方法
時系列の現時点における値が、自らの過去の時点での
時系列の現時点における値が、自らの過去の時点での
値の線型結合により推定されるモデル
値の線型結合により推定されるモデル
未来の価格を過去の価格で予測する方法
未来の価格を過去の価格で予測する方法
R=a0+a1*R[1]+a2*R[2]+a3*R[3]+a4*R[4]
R=a0+a1*R[1]+a2*R[2]+a3*R[3]+a4*R[4]
R[i]: i
R[i]: i
単位時間前のデータを使って上の式により次のデータ
単位時間前のデータを使って上の式により次のデータ
R[0]
R[0]
を予測する。過去のデータを利用して、実際のデータの値と予測
を予測する。過去のデータを利用して、実際のデータの値と予測
値の残差
値の残差
|
|
R
R
-
-
R[0]|
R[0]|
の二乗和が出来るだけ小さくなるように
の二乗和が出来るだけ小さくなるように
a0,a1,a2,a3,a4
a0,a1,a2,a3,a4
を決める。
を決める。
Dynamic ARMS
Dynamic ARMS
の戦略
の戦略
自己回帰モデルを
自己回帰モデルを
1
1
週間に一度更新することにより
週間に一度更新することにより
統計的優位性を持続させるロジックを構築
統計的優位性を持続させるロジックを構築
※たとえば、リーマンショ
ック前後では、相場の性
質は変わっているという
仮説を持つ。
42
その2 値動きを予測しないから
その2 値動きを予測しないから
値動きそのものを予測することは統計的に不可能という分析結果
値動きそのものを予測することは統計的に不可能という分析結果
が多くの研究者から発表済み(例:バートン・マルキール、『ウォー
が多くの研究者から発表済み(例:バートン・マルキール、『ウォー
ル街のランダムウォーカー』)
ル街のランダムウォーカー』)
単なる値動きの上昇、下落でさえ予測するのは非常に困難
単なる値動きの上昇、下落でさえ予測するのは非常に困難
値動きの予測はバイアスに基づく、その結果非合理的な判断を行
値動きの予測はバイアスに基づく、その結果非合理的な判断を行
い、損失を被る。
い、損失を被る。
では、何を予測するのか?
では、何を予測するのか?
価格変動の値そのものの予測は行わない。
価格変動の値そのものの予測は行わない。
価格の変動率の「絶対値」を予測。
価格の変動率の「絶対値」を予測。
6
6
時間の価格の変動率の絶対値(ローソク足の胴の長さ)とリ
時間の価格の変動率の絶対値(ローソク足の胴の長さ)とリ
トレイスメント率(ローソク足のヒゲ)を予測。
トレイスメント率(ローソク足のヒゲ)を予測。
統計解析の結果、統計的に有意と評価できるデータが得ら
統計解析の結果、統計的に有意と評価できるデータが得ら
れた。
れた。
44
『変動率の絶対値の予測』というコンセプトを
『変動率の絶対値の予測』というコンセプトを
ローソク足で図示すると
ローソク足で図示すると
ローソク足の長さと向き
を予測
ローソク足の長さの絶対
値のみ予測
両者の価格との相関性を定量的に比較すると
次のページのグラフのようになる
(例)
(例)
USD/JPY
USD/JPY
の
の
60
60
分の変動率の自己相関
分の変動率の自己相関
•
下の黒の折れ線が変動率の相関係
数
•
上の赤の点線が変動率の絶対値の
相関係数
•
下の変動率のグラフは、
0近辺を上
下しており、相関性が無くトレードに
適さない(運、偶然、ノイズ、ブラウン
運動、ランダムウォーク)。
•
逆に変動率の絶対値は、一貫して
0
以上の相関係数を維持しており、相
関性が高いのが読み取れる(
0.03が
有意性の目安)。
46
その
その
3
3
後知恵バイアスの排除
後知恵バイアスの排除
「後知恵バイアス」
「後知恵バイアス」
•
•
バックテストで、パラメータの最適化を行う。そのようにして最適化さ
バックテストで、パラメータの最適化を行う。そのようにして最適化さ
れたパラメータによるバックテストでのトレードは、未来の情報を使ってト
れたパラメータによるバックテストでのトレードは、未来の情報を使ってト
レードしていることになる。
レードしていることになる。
•
•
(例)「あそこで買っておけば、●●円儲かった。」
(例)「あそこで買っておけば、●●円儲かった。」
後知恵バイアス排除・・・テスト期間中のすべてのデータ(未来のデータ)
後知恵バイアス排除・・・テスト期間中のすべてのデータ(未来のデータ)
を使わず、その時点での過去データに基づいてモデルを動的に更新する
を使わず、その時点での過去データに基づいてモデルを動的に更新する
自己回帰モデルを使用。
自己回帰モデルを使用。
また、細分化した期間で最適化を行い、他の期間に適用し、結果を検証。
また、細分化した期間で最適化を行い、他の期間に適用し、結果を検証。
発売までのフォワードテストを実行
発売までのフォワードテストを実行
まとめ
行動経済学のシステムトレードへの応用の総括
会社案内等
48
まとめ
•
行動経済学とその中心概念であるバイアスを学ぶことは、ト
レードに役立つ。
•
逆に、バイアスをうまく利用することにより、人を思い通りに
誘導したり、動かすことができる。
•
不本意な選択を避けるため、バイアスを知ることでバイアス
の影響を少なくすることができる。
•
システムトレードは、人間の相場の中での判断を排除するた
めに行われるものである。
•
システムトレードは、これまでに見たバイアスの大半を排除
することができる。
Dynamic ARMS Web
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サイトのご紹介
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•
『ダイナミックアームズ』で検索
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•
50
Dynamic ARMS FX
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のご購入方法
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ご利用までのステップ
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Dynamic ARMS FX
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をご使用になるための方法は以下の
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4
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ステップです。
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1.
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ひまわり
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FX
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レギュラー口座・デイトレ口座の開設
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2.
2.
FX
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シストレ口座の開設
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3.
3.
ひまわりトレードシグナル
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FX
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ライセンスの申し込み
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4.
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Dynamic ARMS FX
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発売価格
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Dynamic ARMS FX
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GBP/JPY
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102,900
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円(消費税を含む)
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EUR/JPY
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102,900
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円(消費税を含む)
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GBP/USD
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円(消費税を含む)
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バリューパック
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260,400
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円(消費税を含む)
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1
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ヶ月間、無料でバリューパックの
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3
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通貨ペアをお試し可能
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インディ・パ株式会社
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•
ミッション:個人の経済的自立を支
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援する
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会社名:
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Indepa
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←
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Independent Person
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業種:システムトレードコンテンツ
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プロバイダー
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•
業務内容:ソフトウェア開発、シグ
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ナル配信、スクール運営
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54 ●「ひまわりtradesignal」(以下当ツールと言う)はシステムトレード(運用ルールに基づいてコンピューター・シス テムなどにより機械的に行う売買をいう)の手法を構築・検証することや、ご自身が設定した自動売買を行うこと に利用できるツールです。 ●当ツールは、上記に示したツールとしての利用提供を目的としており、金融商品の投資勧誘を目的としたもの ではなく、又将来の運用利益を保証するものではございません。投資の最終決定は、ご自身の判断でお願いい たします。 ●当ツールは、ひまわり証券が正確性・確実性を期すように努めておりますが、完全性を保証するものではあり ません。(また、予告なしに情報・内容を変更することがありますのでご注意ください。) ●当ツールの利用によって生じた損害(パソコンやネットワークに生じた損害を含み、損害の種類を問わない)や その修理費用等に関して、ひまわり証券は一切の責任を負いませんのでご了承ください。 【FX取引での自動発注】 ・FXの自動発注においては、自動発注切断後もチャート/銘柄の数に応じて切断前のポジションを再認識させる ことができます。しかしながら、接続障害等により、ポジションの同期が取れなくなった状態をトレードシグナルが 保有中のポジションが予想外のレートで決済されたり、予想外のレートで新規ポジションが建つ場合があります。 土曜日朝のマーケットクローズ時点で自動売買が有効(「自動発注の開始」ボタンがオンの状態)になっている場 合、週末に実施されるシストレ口座のメンテナンス終了(土曜日朝マーケットクローズ以降、同日午後3時予定) 以降、週明けの取引開始までにトレードシグナルを再起動の上、自動売買を再開してください。 再開時に週末時点でポジションを保有している場合、そのポジションは再認識されます。 ひまわり証券は一切の責任を負いません。ひまわり証券は以下の操作を強く推奨します。 週末の取引終了後のメンテナンス終了以降、週明けの取引開始までの間に必ずトレードシグナルを再起動する。
【 ひまわりFXにおける重要事項 】 ●外国為替レートの変動によりお客様が損失を被るリスクがあり、投資元本が保証されるものではありません。 ●取引金額が証拠金の額に比べて大きいため、マーケットの変動率に比べ投資元本の損益変動率が大きく、状況によ っては、その損失は証拠金の額だけに限定されません。 ●取引手数料は、オンライン注文の場合、無料となっています。ただし、電話注文の場合、取引通貨ペアにより1通貨単 位当たり最大10ポイントの手数料ポイントを約定価格に織り込み、取引手数料相当額として徴収します。 (約定価格に織り込まれるため、外枠の取引手数料としては発生しません。) ●提示価格及び取引価格にはスプレッドといって売値と買値に差があります。 ●レギュラー口座の証拠金はおおよそ約定代金の1%(デイトレ口座0.5%)に設定されています。また、その証拠金は外 国為替レートにより変動します。例えば、ドル/円が1ドル=100円の場合、1万通貨単位あたり、レギュラー口座で10,000 円、デイトレ口座で5,000円となります。対して、シストレ口座の証拠金はポンドを含む通貨ペアの場合、1万通貨単位あ たり20,000円となり、ポンドを含まない通貨ペアの場合、1万通貨単位あたり10,000円となります。証拠金については、当 社ホームページ掲載の証拠金にてご確認ください。 ●取引時間表示にはメンテナンス等に有する時間は除きます。 ●取引のお申込みの際には、ガイドブック、契約締結前交付書面・口座約款等の取引説明書をよくお読みいただき、仕 組みやルールを十分にご理解のうえ、資産に合わせて、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願 い申し上げます。
【お取引における注意事項】
56 【 ひまわりFXシストレ口座における重要事項 】 ●ひまわり証券のひまわりFXシストレ口座(以下「シストレ口座」)は外国為替レートの変動によりお客様が 損失を被るリ スクがあり、投資元本が保証されるものではありません。 ●シストレ口座はひまわりFXレギュラー口座・デイトレ口座とはその取引ルールが異なります。 ●シストレ口座の場合、取引金額が証拠金の額に比べて大きいため、マーケットの変動率に比べ投資元本の損益変動 率が大きく、状況によっては、その損失は証拠金の額だけに限定されません。 ●シストレ口座の取引手数料は、無料となっています。オンライン取引(パソコン)のみでのご利用が可能です。電話での 発注は原則、承ることはできません。 ●すべての通貨ペアにおいて、デリバリー、コンバージョンともに不可となります。 ●提示価格及び取引価格にはスプレッドといって売値と買値に差があります。 ●「シストレ口座」の証拠金は一部通貨ペアを除き、10,000通貨単位あたり一律10,000円です(その他の通貨ペアでは、 10,000通貨あたり一律20,000円となります)。 ●取引時間表示にはメンテナンス等に有する時間は除きます。 ●取引のお申込みの際には、ガイドブック、契約締結前交付書面・口座約款等の取引説明書をよくお読みいただき、仕 組みやルールを十分にご理解のうえ、資産に合わせて、お客様ご自身の判断と責任において行っていただきますようお願 い申し上げます。
【お取引における注意事項】
【ひまわりトレードシグナルの注意事項】 ○「ひまわりtradesignal」(以下当ツールと言う)はシステムトレード(運用ルールに基づいてコンピューター・シス テムなどにより機械的に行う売買をいう)の手法を構築・検証することや、ご自身が設定した自動売買を行うこ とに利用できるツールです。 ○当ツールは、上記に示したツールとしての利用提供を目的としており、金融商品の投資勧誘を目的としたも のではなく、又将来の運用利益を保証するものではございません。投資の最終決定は、ご自身の判断でお願 いいたします。 ○当ツールは、ひまわり証券が正確性・確実性を期すように努めております が、完全性を保証するものではあ りません。また、予告なしに情報・内容を変更することがありますのでご注意ください。 ○当ツールの利用によって生じた損害(パソコンやネットワークに生じた損害を含み、損害の種類を問わない) やその修理費用等に関して、ひまわり証券は一切の責任を負いませんのでご了承ください。
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◆詳しい情報やお問い合わせは (受付時間/平日8~18時) フリーコール : 0120-86-9686 E-mail : sts@sec.himawari-group.co.jp58
【お取引における注意事項】
【レポートに関する注意事項】 相場状況・分析等の投資情報、アナリストレポート又は、関連する記載内容は投資判断の参考となる情報の 提供を目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。また、その正確性、信頼性、迅速性を当社 が保証するものではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断でお願いします。 【仮説に基づいた運用成績に関する注意事項】 仮説に基づいた運用成績には限界があることをご承知おきください。仮説に基づいたトレーディングシステムの運 用結果と、実際に売買を行った結果とその運用成績には大きな差異が生じる場合があり、仮説に基づいた運 用成績通りになるわけではありません。仮説に基づいた運用成績は実際の取引で起こり得る色々なリスクを反 映しておりません。例えば、評価損が発生しても許容でき耐えられるかどうか、あるいは損失を蒙ってもそのシス テム通りに取引を続けていけるかなども実際の取引に大きな影響を及ぼします。この他にも、取引全般にわたっ てあるいは特定の売買プログラムを実行して行く上で色々な要因が作用します。これらのことが全て実際の取引 結果に大きく影響を与えるため、仮説に基づいた運用成績では実際の取引結果を十分に予想できるものでは ありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任の元で行い、すべての取引結果の責任は、 すべて利用者自身に帰属することをご承知おきください 【お取引における重要事項】 弊社でのお取引におけるお申し込みの際には、契約締結前交付書面、弊社ガイドブック、口座約款等の説明 書を良くお読みいただき、仕組み、ルールや商品性を十分ご理解のうえ、お取引ください。お客様ご自身の判断 と責任において行っていただきますようお願い申し上げます。詳しくはこちら http://sec.himawari-group.co.jp/company/policy/compliance/risk/◆詳しい情報やお問い合わせは (受付時間/平日8~18時)
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