多点注入ポンプ
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(2) 状化対策として護岸背面の既設ベルトコンベヤ基礎 地盤に超多点透注入工法,その背面地盤にセメント 系固化工法を採用している.超多点注入工法はベル トコンベヤ基礎直下には斜め注入方式にて施工し (写真-2 参照),φ1.7m の改良体 53 孔を上層から 下層へ注入することにより改良体を造成した.使用 した注入材料はパーマロックASFⅡで,シリカ濃 度は6%である.. は,7.1~7.3の範囲で中性域にあり,本工法による 改良が環境面で優れていることを示している. 表-1 改良体pH [AT-1]. A. φ6. 00. 改良前 ●: ボーリ ング箇所 ▲: 3 成分コーン貫入試験箇所 ■: 比抵抗コーン貫入試験結果 改良後 ●: ボーリ ング箇所 ▲: 3 成分コーン貫入試験箇所 ■: 比抵抗コーン貫入試験箇所. 6,000. セメント系固化処理改良範囲. AN-2. AN-1. AT-1 ,70. AT-2. 超多点注入工法注入範囲. 2,500. ベルト コ ンベヤ基礎 護岸法線. 500. 500. 15,00 0. A. 図-2(a). No.1. No.2. 5.00 ~ 5.70 7.00 ~ 8.00. 7.3 7.1. 7.3 7.1. 改良平面図. 1.2 :未改良地盤 :改良体. 1.0. 15,500( 地 盤 改 良 範 囲 ). 繰返し応力比. 9, 500 6,000 ベルトコンベヤ基礎 + 4.00 H.W.L. + 2.0 0 R .W.L. + 0.70. L.W.L. ± 0 .00. Average 7.3 7.1. (4)浸透注入改良体の液状化強度 液状化対象層であるGL-5.0m~GL6.0mについて改 良体および未改良地盤の非排水繰返しねじり試験を 実施した.拘束圧は,σc = 49 (kPa) とした.図3に7.5%せん断ひずみ両振幅における繰返し回数と せん断応力比の関係を示す.改良体の液状化強度R 20L(20回の繰返しせん断によってせん断ひずみ両振 幅 が 7.5% に 達 す る よ う な せ ん 断 応 力 振 幅 ) が R 20L(imp.) =0.50に対して,未改良地盤ではR 20L(not imp.) =0.25となっており改良体の液状化強度R20Lは未改 良地盤の2倍程度に大きくなっている.. CT-2. 0. 7,000. φ1. CN-2 CN-1 AT-3. CT-1. pH. Depth (GL-m). 多点浸透注入. 0.8 0.6 0.4. セメント系固化処理. 裏込石. 0.2. - 4 .00 - 5.00 - 6.5 0. 1:. 2.. 0. 1:. 捨石. 0.0 0.1. 2.0. シール材. 図-2(b). 1. 10. 100. 1000. 7.5%せん断ひずみ両振幅における繰返し回数. 改良断面図(A-A) 図-3. 繰返し回数とせん断応力比関係[AN-1,AT-1]. 4.まとめ. 写真-2. 従来工法では困難であった供用中バース既設構造 物下部地盤の液状化対策として,超多点注入工法に よる適用例を示し,その有用性について検証した. 検証の結果,本工法は施工設備がコンパクトで施 工時の周辺への影響がほとんどないことから供用中 施設の既設構造物基礎地盤の耐震補強に適しており, 改良後の地盤は液状化に対する強度が改善されてい ることが明らかになった.. 注入状況. (2)注入による既設構造物への影響 注入による既設構造物への影響を把握するため注 入前後のベルトコンベヤ基礎天端におけるレベル測 量を実施した.測定の結果,基礎部の最大変位が 1mm であり,注入時のベルトコンベヤ基礎への影響 はほとんど無いことが確認された. (3)浸透注入改良体のpH特性 表-1に改良体のpH試験結果を示す.改良体のpH. 参考文献 1) 大野康年ら:多点浸透注入工法による液状化対策技術 ~現地注入実験結果~,第4回構造物の安全性・信頼に 関する国内シンポジウム, pp.315-322, 2000. 2) 米倉亮三ら:恒久グラウトー第1回恒久グラウトの恒 久性のメカニズムー,土木施工, Vol.40 No.7,pp.99106,1996 3) 斉藤正明ら:多点浸透注入工法によるウオ―タ―フロン ト 既 設 構 造 物 の 耐 震 補 強 , 土 と 基 礎 , Vol.50 No.4,Ser.No.531 pp.16~18, 2002.. -384-.
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