I ‑ 1 0 殿 山 ダム の コ ンク リ ー トに つ い て
関西電力K.K.淮 員 錦 織 達 aK
1 . 概 要
殿 島ダムは高 さδ′.5〃t堤 頑長 /′′7″、 最大 厚 さ/2θ″、堤体積 J4′″″の法 い ド ム 型アー チダムであり、 そ の特色は次の通 りであ る。
(│)サドル を設 けてダム本体 を左右対稗 にした。
(2)ダムの形状 ときめ る線は全 て代数曲線て・ 表 ゎ す こ とに した。
( 3 ) 堤体 の中央 部 でi l t 水面 下2 5 ″の位 置 に決ネp ■ 用 の ′F 月のオ リフイス ( 各 入 口 の大 きさ″イタ x ′ 2 ′″、 ム ロの大 きさ 5 2 θx ′ ″ ″) を 設
! ナた。
工事は/%Jtt θ月2」日に着工、〃月堀浄1完了、/π′キ ノ月/θ日にヨンクリー ト'Tちを開 館 し年十に約夕′%の 工事 色完 了し、 /%7年 θ月22日 に湛水 を開始 した。
この工事の重要′庄にかんがみ、ダムヨンク リートとしては高駕度 で岳後の乃 な るもの が`
要求 きたるに至った。 そのため各種 の調査 を長期間にわたつて行 ぃ、コンクリー トの本 薇料 の711賛を十分に検討す るばか りでなく、 タドム ヨ ンクリートにつし`ても締密ム試験 2行
つた。又、た工体系の合震│ヒをはかリイT業 にお`ける責任 の所在 在明確 にして、各栽料 あ岳 賛 ぉょび作業工程 の管理 を最重に行 った。
2.コ ンクリー ト用触料
セメントは′│、野田セメントK.K.藤原工場製て'殿山ダム用セメントとして特夕lに示オ した。
下表 には見本値、実 際にダムに使 用 したイタ試料 の平均値 ぉょび殿 山ダ ム規格 を示 してある。
又、 コンク リートのウオ カ ビリチ ー をよ くして水 セメ ント比 と下 げて七メ ン トL 節 約 し、 コレクリー トのオT 込後 の温度上昇 をガ7 ) │ サるためか抜 薇 と してポ ゾ リスN ρ 8 をセメ ン ト使 用量 のθ2 % 使 用 した。 下 表 には実験 室ぞイテつた比較試験の代表的なもの を示 してあ る。
ア員 日 LL i 粉 木 農 経 績 曲 げ 薇 サ 物待 圧 縮 穏 サ 嘱 m 水 和 熱 叫
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Dressi■ate X 15■ 047 │ 配 合 は F o ■t , ・̀ コ ンフリ トn
骨 材 の最 大 オ 浩 8 0 ■ ■ 供 試 体 1 1 5 x 3 0 c n
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127P。11011lh No 3 440̀ 1 6
D r e s s i n c t e X. l 0 r PO■1,Hth No8 400,
完成 した殿 占ダム
‑21‑
ダム漁サ ドル を含め て‖プロツクに分 けて打いんだ。月最大打彙量 はη0 0 m i 口最 大打 変量は4 6 0 m 3 であ つた。尚. ス 期 にはコ ンクリー トの打と混友 ぎ羽ア帝│ するたわ 日浸時 よ り
コ ンク リー トオ丁ち セ開始 した。
コ ン7 リ ー トの型 ゎ くは. 芸 くそ ヽり立 つアーチ ダ゛ム で は又 場 夕ヾとりに くいの て゛ス ライ ドフオ ーム をオ永用 した。
│パ ネ クレの大 ミぐK190X 500mて ゛あ る。 オ リフイ ス部 にI o 鋼以 型 わ く ( な o 6 m m ) を 用 ぃた。
コ ンタ リ ー トの春 生 は洞υに春生 てい. 錯 直 面 て゛にス ライ ドフオ ーム の足 場 イオ1 用 した配水 菅 を用 ぃ て行 つた。 レ イタ ンスの除去 疼射 ム水 を用 い てイテぃ、買期 κ ιo 打 上 り 喬 に s i k a . R . F . C . なる政 たこ氏 成 を救 布 して除去 とえ全 に した。
5.品 賛管理
本現場 で■品質管理 の業務 七独 立 くせて本部直藉 のコ ンクリート試験室におさ盟督 を考材ヒした。管理 l(炎事サ る者はインスペ グ'一 なるる涌 び呼rれ 特夕lι教 育 をた
して大橘だ灌限をは した。 議 藤 !
コ ンク リ ‐ 卜の直接 品夏遣り星の対轟 ∠したコ│ えお ざダ試 験 に次 の通 りであ る。
砂 の表 薔水量 のコ民
誅 り混 む戒料 の計量値 の記参象 ス ランフ゜
測 え
え混.水 温 コ ン7リ ート涵レ気のフ1史 奎え量汲1え
5 0 バツテ ( 3 7 5 m 3 ) に │ ロ 5 バ ツテ ( 3 7 5 n 3 ) に 1 回 1 0 バッテ ( 7 5 m 3 ) に 1 回 1 0 バッチ ( 7 5 m 3 ) に 1 回 3 0 バッテ ( 2 2 5 m 3 ) に │ ロ
管理 用供試体 作成 │ リ フ トに 1 試 料 ( 中 1 5 X 3 0 c m の円柱 供 試 林智 本 ) 林取 した管理 用供試体 はA 配 合 3 5 3 = 辞キ( 3 1 7 7 本シ、 B 配 合5 警試料 ( 5 1 3 木 ) . C 配 合 2 試和 1 8 本 ) ̲ D 配 合 3 試 料 ( 2 7 本 ) で 計 4 1 5 試 料 ( ″ 3 5 本 ) で あ る。A 配 合の月夕l 試験 成表値 を下表 1 ・示す。
注 『 7,『20,69!…圧縮義 M■ おッ籠 Max=最大饉 M"‐最,卜饉 G豪 勤暉牧
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