断熱養生工 法を 用いた 2 主版 桁P R C構 造 コンクリート橋 の施工
2
0
0
全文
(2) V‑610. 土木学会第57回年次学術講演会(平成14年9月). 橋面状況. 床版部発泡スチロールの添付 写真―1. 作業状況. マットで橋面全体を覆い、床版部上に断熱養生シートを敷設した。主桁部は特に保温を行わない。保温養生は緊 張までの 3 日間十分に行うようにした。また、床版部温度の急激な温度低下を防ぐため、周辺外気温と等しくな るのを確認して、断熱シートを取り去るように配 慮した。. 断面図. 平面図 支承 熱電対. 4. 断 熱 養 生工 法 の効 果 現場では、打設毎に温度計測を行った。断熱養 生工法を行った場合(主に固定支保工)と行わな. ③. ①. い場合(主に移動支保工)の温度履歴の比較を行. ②. 支承. 熱電対. った。熱伝対の取り付け位置を図―2に示す。そ 図―2 熱伝対取り付け位置. の測定結果を図―3に示す。主桁の温度は当然、 同じ温度履歴を示すが、床版部分の温度は明らかに異なっている。. 10 0 90. 保温効果により床版部の温度も、断熱養生を行うことのなかった径. る。断熱養生を行うことのなかった径間では主桁の温度下降勾配よ. 温. まで上昇した。特筆すべきは、最高温度後の床版部の温度履歴であ. 度 (℃ ). 80. 間では最高温度は 65℃であったが、断熱養生を施した径間では 73℃. りも急な温度勾配で下降するのに対して、断熱養生を施した径間で. 70 60 50 40 30 20. は主桁とほぼ同じ温度下降勾配でなだらかに低下するのが確認でき. 10. た。. 0. 0. :. 張出 し 床版 部. ③. :. 中央 床 版部. ①. :. 主桁 部. ②. 10. 20. 30. 40. 時. 5. 考 察. 50. 60. 70 75. 間 ( hr ). 断熱養生無し. 断熱養生は確実に保温効果もあり、急な温度低下も防ぐことがで きることが結果として得られた。また、必要部位での局部的な保温. 10 0 90. にも有効であると判断できる。橋体温度計測結果からさらに冬期の. 易であり、また、地球温暖化の原因である二酸化炭素の放出も伴わ ない。現在も、温度計測は引き続き行っている。発表当日は、現場 温度計測結果と温度応力解析から得られる温度履歴の比較検討結果. 70 60 50 40 30 20. :. 張出 し 床版 部. ③. 10. : :. 中央 床 版部 主桁 部. ① ②. 0. を発表する予定である。. 0. 10. 20. 30. 時. 参考文献 1)呉承寧:地球にやさしいコンクリートの断熱養生工法、ORIKEN 技法. 温. 法は、従来の保温養生として採用していた方法と比較して非常に簡. 度 (℃ ). 80. 寒中コンクリート対策としてもこの断熱養生を採用した。本断熱工. 40. 50. 間 ( hr ). 断熱養生有り 図―3 養生別温度履歴. 第 13 号,2001. ‑1220‑. 60. 70 75.
(3)
関連したドキュメント
蓄熱過程では, ファンで供給され78気ヒータで)JIゆ��された,',','Î 111lt �}� �(が11fj熱1mに流入 し,
れ部の中央 (上面左端から 510mm の位置)か ら健全部の温度を減算した温度差との関係を, 図-9 には,健全部とひび割れ発生部(底面左
本工事は,北近畿豊岡自動車道の延伸工事である八鹿日高道路区間のうち青山川橋(L = 262 m の内,上部工 177 m,下 部工 橋脚 2 基,基礎 3
・ 主鉄筋は橋脚断面の 1 箇所に鉄筋間隔を 400 mm 程度 にして出入口を確保する(写真− 20). 400 mm
• 温度 30 ℃の表層海水と温度 5 ℃の深層海水 とをそれぞれ高温,低温の熱源とするカル
まとめ 本研究では,セメント量及び打設温度によるコンクリ ートの断熱温度上昇特性を定量的に示した。その結果を
本工事に先立ちリスクの抽出および対策の検討を行 った.リスク①として、こ線橋と500t クレーンとの
長さ 210mのPCケーブル 12 本束を一括挿入したが、プッシングマシー ンの過去の実績が