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(1) 低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて②

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(1)

1 開 会 2 議 題

(1) 低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて②

(2) その他

3 閉 会

令和3年度 第2回 自動車環境管理計画書制度等改正に係る検討会 次 第

日時:令和3年8月30日(月)13 時30 分から15 時 場所:東京都庁第二本庁舎20階20C会議室(WEB会議)

【配布資料】

資料1 第1回検討会のまとめ

資料2 低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて

資料3 低公害・低燃費車、非ガソリン車の導入支援及び誘導策について

(2)

第1回検討会のまとめ

2

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年8月30日

資料1

(3)

① 特定低公害・低燃費車の導入義務率の

見直しについて

(4)

第4期:特定低公害・低燃費車導入率の現状①

事業者の導入義務達成状況の推移 特定低公害・低燃費車の導入率の推移

・ 特定低公害・低燃費車の導入割合は、順調に増加

・ 2019年度(4年目)時点で約3割の導入実績

・15%以上達成している事業者は全体の約7割

・20%以上が、全体の約6割を占めている

34 8 47 64 74

9

9

20

5

10

19

18

15

14

15

20

26

29

28

20

24

29

27

19 75

46

28 18

0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200

2016 2017 2018 2019

30%以上 25~30% 20~25% 15~20%

10~15% 5~10% 0~5%

導入率

4

14.3%

18.4%

22.5%

26.1%

28.2%

30.2%

0 5000 10000 15000 20000 25000 30000 35000 40000

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021

特定HV 特定ZEV

特定ガソリン車等 特定該当車率(換算後)%

2020年度及び2021年度は推計

(5)

■業種(8区分)別の導入率

第4期:特定低公害・低燃費車導入率の現状②

・軽自動車(乗用)が平成30年度以降減少

⇒軽自動車を多く所有する2社の導入率が大幅に減少

・乗用車における導入率が高い

⇒該当車両が多い

・乗合(30人未満)の導入率が低い

➣ 特定低公害・低燃費車の導入率は、毎年度上昇

➣ 一方で車種・業種による導入率の差異が大きい

・製造業は導入率が高い

⇒該当車両が多い

・道路旅客運送業(タクシー)の導入率急上昇

⇒UDタクシーの導入促進

・廃棄物処理業・道路貨物運送業は導入率が低い

導入率 導入率

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

45%

50%

2016 2017 2018 2019

業種別の導入率

製造業

道路貨物運送業 道路旅客運送業

(タクシー)

道路旅客運送業

(バス)

卸・小売業 物品賃貸業 廃棄物処理業 公務

その他 全業種平均

■車種別の導入率

0%

5%

10%

15%

20%

25%

30%

35%

40%

45%

50%

2016 2017 2018 2019

車種別の導入率

軽自動車(貨物)

軽自動車(乗用)

小型・普通乗用

小型貨物車 乗合(定員30 以上)

乗合(定員30人 未満)

普通貨物車 全車種平均

(6)

14.3%

18.4%

22.5%

26.1% 28.2% 30.2%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

0 20000 40000 60000 80000 100000 120000

特定HV 特定ZEV 特定ガソリン車等 平均導入率

15%導入率を維持 した場合の推移

低公害・低燃費車の導入義務率の検討①

6

○ 現環境基本計画における運輸部門の温室効果ガス排出量削減目標は、2030年で60%程度

(2000年比)

○ カーボンハーフに向けて、今後、60%を超えて更なる温室効果ガスの削減が想定される。

〇 その温室効果ガスの更なる削減に向けて、特定低公害・低燃費車の平均導入率70%程度以 上(2030年時点)が必要になると考えられる。

特定低公害・低燃費車の導入実績と今後の導入イメージ

(7)

0 20 40 60 80 100 120

15%未満 15~20% 20~25% 25~30% 30~35% 35~40% 40~45% 45~50% 50%以上

第4期最終年度(2021年度末)

低公害・低燃費車の導入義務率の検討②

(参考)特定低公害・低燃費車導入率別の事業者の分布(推計)

○ 現在、導入率が高い事業者(50%以上)と低い事業者(30%未満)に2極化している。

○ 仮に2026年度に平均導入率50~60%にするためには、比較的導入率の低い事業者に導入 を促進させる必要がある。

2021年度 2026年度

定低公害・低燃費車平均導入率 30.2% 50~60%程度

導入義務率 15% 20~30%程度

事業者における導入義務達成率の現状

(8)

低公害・低燃費車の導入義務率の検討③

事項 特定低公害・低燃費車の導入義務

対象事業者

(使用台数)

200台以上

対象期間

【達成期限】

令和4(2022)年~令和8(2026)年度

【令和9(2027)年3月31日まで】

方向性

➣CO2やPM2.5の削減に向けて更なる環境負荷の低減が必要

➣第4期の15%導入義務率については、対象事業者の約9割が達成の見込み

導入義務率 15%以上⇒20%~30%程度 見直しの方向性

8

(9)

②乗用車における非ガソリン車の導入義務率の検討

について ※軽乗用車を除く

(10)

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討①

導入義務対象車・非ガソリン車の導入状況 第4期4年目(2019年度末)

導入義務 使用台数 事業者数

(※1) 乗用車台数

※2

非ガソリン車※3

台数 割合 HV ZEV

対象 200台以上 176社

(189社) 61,022台 18,148台 29.7% 28.8% 0.9%

(参考)対象外 30台~199台 1,079社

(1,342社) 41,622台 14,495台 34.8% 34.2% 0.6%

合計 1,255社

(1,531社) 102,644台 32,643台 31.8% 31.0% 0.8%

(参考)都内全体

(2019年度) 2,619,244台 578,268台 22.1% 21.3% 0.8%

1 乗用車を使用していない事業者276社(200台以上:13社、30~199台:263社)を含む

2 軽乗用車を除く

3 特定低公害・低燃費車であるFCV、EV、PHV及びHVが対象

(2021年3月末時点)

10

(11)

16.6% 19.6%

25.4% 29.7%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

特定HV率 % 特定ZEV率 % 特定非ガソリン車率 %

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討②

平均導入率

第4期 第5期

都では、2030年までに乗用車の新車販売における非ガソリン車100%を目標に

〇 そのためには義務対象事業者において、2030年時点で80%~90%(平均導入率)の非ガ ソリン化(保有ベース)が必要と推計

50~60%

80~90%

非ガソリン車(乗用車)の導入実績と今後の導入イメージ

(12)

0 20 40 60 80 100 120

5 510 1015 1520 2025 2530% 3035% 3540% 4045% 4550% 50%

導入率

第4期最終年度(2021年度末)

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討③

○ 現在、非ガソリン車の導入に積極的である事業者(50%以上)と低い事業者が一定程度存 在する。

○ 2026年に保有台数ベースで非ガソリン化率50~60%程度(平均導入率)にするため には、比較的導入率の低い事業者の導入を促進させる必要がある。

(参考)非ガソリン車導入率別の事業者数の分布(推計)

12

事業者における非ガソリン車導入率の現状

(13)

乗用車における非ガソリン車の導入義務の検討④

見直しの方向性

事 項 非ガソリン車

の導入義務

※特定低公害・低燃費車に該当するFCV、EV、PHV及びHV

対象事業者 200台以上使用の事業者のうち 乗用車を使用している事業者

【達成期限】 対象期間 令和4(2022)年~令和8(2026)年度

【令和9(2027)年3月31日まで】

方向性

➣ 2030年までに都内乗用車新車販売:100%非ガソリン化

➣ ZEVの普及促進が必要

・導入義務率の設定(10~20%程度)

・ZEVの換算率の設定

2030年カーボン ハーフに向けた取組

(14)

低公害・低燃費車の導入義務等の見直しについて

14

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年8月30日

資料2

(15)

① 特定低公害・低燃費車の導入の現状

(16)

特定低公害・低燃費車の導入状況(義務対象事業者):2016年度と2019年度の比較

○ 小型・普通乗用車、軽自動車(貨物)、普通貨物車の特定低公害・低燃費車の導入は、

2016年から2019年で約3~4.5倍に増加

○ 今後も、車両のラインナップの多い車両を中心に導入が進むと考えられる

年度 軽自動車(乗用) 小型・普通乗用車 乗合(定員30人未満) 乗合(定員30人以上) 軽自動車(貨物) 小型貨物車 普通貨物車

全車両 2016年度 7,608 45,093 1164 6,489 17,789 13,311 24,633 2019年度 9,159 58,719 1322 6,787 16,929 13,776 24,760 特定低公害・

低燃費車

2016年度 2,496 7,899 12 814 1,233 2,287 618 2019年度 3,140 17,738 27 1584 3,646 3,169 2,726 未導入 2016年度 5,112 37,194 1,152 5,675 16,556 11,024 24,015 2019年度 6,019 40,981 1,295 5,203 13,283 10,607 22,034

16

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000

2016年度 2019年度 2016年度 2019年度 2016年度 2019年度

軽自動車(乗用) 小型・普通乗用車 乗合(定員30人未満)

乗合(定員30人以上) 軽自動車(貨物) 小型貨物車

(17)

業種

車種別導入割合(%)

課題等

道路貨物 運送業

全台数 ・軽貨物、小型貨物車は、

対象車両のラインナップ が少ないため、導入率が 特定低公害・ 低い

低燃費車

道路旅客 運送業

(タクシー)

全台数 ・ハイブリッドUD

(Japantaxi)の導入が進 み、導入率は比較的高い 特定低公害・

低燃費車

道路旅客 運送業

(バス)

全台数 ・主に路線バスや⾧距離高

速バス等の大型バスの保 有が多く更新年数が⾧い 特定低公害・

低燃費車

卸・小売業

全台数 ・軽貨物、小型貨物車は、

対象車両のラインナップ が少ないため、導入率が 特定低公害・ 低い

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 1/3

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

(18)

業種

車種別導入割合(%)

課題等

製造業

全台数 ・他業種と比較して、小型・普

通乗用車の導入率が高い

・軽貨物、小型貨物車は、対象 車両のラインナップが少ない ため、導入率が低い

特定低公害・

低燃費車

物品賃貸業

全台数 ・レンタカー、工事用車両の

リース等、顧客のニーズや 業務用途に合った対象車両 のラインナップが少ないた め、全般的に導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

廃棄物 処理業

全台数 ・対象車両のラインナップが

少ない塵芥車を多く抱えて いるため導入率が低い 特定低公害・

低燃費車

公務

全台数 ・対象車両のラインナップが

少ない特種車両を多く抱え ているため導入率が低い 特定低公害・

低燃費車 18

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 2/3

(19)

業種 車種別導入割合(%) 課題等

その他

全台数 ・業務用途に合った対象

車両のラインナップが 少ないため、導入率が 特定低公害・ 低い

低燃費車

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

特定低公害・低燃費車の導入状況

(義務対象事業者)業種・車種別(2019年度) 3/3

(20)

業種 非ガソリン車導入率(%)

課題等

道路旅客 運送業

(タクシー)

・ハイブリッドUD

(Japantaxi)の導入が進 み、導入率は高い

卸・小売業

・自動車販売店ではメー カーのラインナップや顧 客ニーズの影響あり

製造業

・業界を挙げて低燃費車の 導入に取り組んでいる製 薬会社がけん引

物品賃貸業

・自動車賃貸業の車両が大 部分を占めており、顧客 ニーズの影響あり

公務

・車両更新ペースの他、用 途の特殊性から導入率が

・自治体の導入率は高い低い

その他

・業務用途に合った車両が 少ないため、導入率が低 い事業者も存在

20

乗用車における非ガソリン車の導入状況(義務対象事業者)業種・車種別

(2019年度)

85.5%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%

ZEV HV ガソリン車(低公害・低燃費) ガソリン車(非該当)

8.0%

57.0%

40.9%

23.1%

19.8%

(21)

各事業者(義務対象事業者)の車両保有状況 導入率・車種別①

〇 導入率の低い(20%未満)事業者の保有台数は約6万台(全体の約5割)であり、

今後導入が見込まれる。

〇 貨物・乗合は、導入率の低い事業者が多く保有している傾向にある。

導入率・車種別の車両合計(2019年度実績)

(22)

22

〇 導入率の低い事業者は、貨物・乗合の保有割合が高く、導入率の高い事業者は、乗用車 割合が高い傾向にある。

各事業者(義務対象事業者)の車両保有状況 導入率・車種別②

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%

特定低公害・低燃費車導入率

導入率・車種別の事業者分布(2019年度実績)

(23)

② 低公害・低燃費車の導入義務率について

(シミュレーション)

(24)

【シミュレーションの内容】

〇 義務率を20%~30%に引き上げた場合の特定低公害・低燃費車の平均導入率とCO2排出量 削減率( 2000年比)を試算務率について

【前提条件】

◆ 特定低公害・低燃費車の平均導入率

① 2016年度~2019年度:導入実績

② 2020年度以降:

〇 2016年度~2019年度の導入実績を踏まえ、義務率1%ごとの年間上昇率を算出 し、義務率及び該当年度の経過年数により算定

〇 算定基礎となる車両更新周期は、乗用車4年、貨物・乗合10年(第4期平均実績より)

〇 なお、導入率の増加に伴い上昇率は抑えられると仮定

◆ CO2排出量削減率(2000年比)

2000年度の排出量(推計)を踏まえ、該当年度のCO2排出量と比較して算定 ア 2000年度の排出量(推計)

2018年度の排出量割合(義務対象者)を踏まえ、2000年度の都内排出量から算定 イ CO2排出量

① 2016年度~2019年度:走行距離当たりのCO2排出量

② 2020年以降:

〇 2016年度~2019年度の走行距離当たりのCO2排出量と平均導入率を踏まえ、導 入率1%ごとのCO2排出量を算出し、該当年度の平均導入率により算定

〇 なお、走行量及び車種の構成については、2018年度より不変として算定 24

低公害・低燃費車の導入義務率について

特定低公害・低燃費車の平均導入率及びCO2排出量の推計

(25)

55%

60%

58%~62%

40%

45%

50%

55%

60%

65%

70%

75%

80%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

CO2排出量削減率

(2000年比)

年度

義務率15% 義務率20% 義務率25% 義務率30%

45%

55%

48%~54%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

平均導入率

年度

義務率15% 義務率20% 義務率25% 義務率30%

低公害・低燃費車の導入義務率について

◆ シミュレーション結果(義務率20%~30%場合)

車両の平均導入率

【推計】2026年度 48%~54%程度 2030年度 70%以上

CO2排出量削減率(2000年比)

【推計】2026年度 58%~62%程度 2030年度 67%以上

(26)

③ 乗用車における非ガソリン車の導入義務率に ついて (シミュレーション) ※軽乗用車を除く

26

(27)

【シミュレーションの内容】

〇 義務率を設定しない場合と義務率を10%~20%に設定した場合の非ガソリン車の導入 率を試算

【前提条件】

◆ 目標導入率

・非ガソリン車の新車販売台数が年々増加

(2030年における都内乗用車の新車販売100%非ガソリン化)

・車両更新時に、一定割合の非ガソリン車が導入されると推計(車両更新周期:約4年)

・上記の将来推計を踏まえた義務対象者の全乗用車における平均導入割合 2026年度:50%~60%

2030年度:80%~90%

◆ 平均導入率

① 2016年度~2021年度:2019年度までの導入実績から算出

② 2022年度以降:

〇義務率の設定なし:都全体の販売台数に占める各年度の非ガソリン車率から算出

〇義務率を設定:2016年度~2019年度の年間上昇率から算出した導入率1%当た りの上昇率を算定し、該当年度の平均導入率を推計

※導入実績について

特定低公害・低燃費車のうち8~9割程度が非ガソリン車であることから、その導入実績を基 準に推計

乗用車における非ガソリン車の導入義務率について

乗用車における非ガソリン車の導入率の推計

(28)

約47%

約55%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

80.0%

90.0%

100.0%

2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 2026 2027 2028 2029 2030

平均導入率

年度

義務率なし 義務率10% 義務率15% 義務率20%

53%~68%

65~92%

28

乗用車における非ガソリン車の導入義務率について

◆ シミュレーション結果(義務率10%~20%)

【推計】2026年度 53%~68%程度 2030年度 65~92%程度

(29)

事 項 方向性

低公害・低燃費車 の導入義務率

● 2030年までのカーボンハーフに向けて、今後、更なる温室 効果ガスの削減が必要

➣ 導入義務率の引き上げ

・現行 15%

・見直し案 今後の車両導入見込みなどを踏まえ 20~30%とすることが適当

非ガソリン車の 導入義務率

(新設)

● 乗用車の新車販売における非ガソリン車100%の目標(2030 年)を踏まえ、ZEV等の非ガソリン車の導入誘導策が必要

➣ 乗用車(※)における非ガソリン車の導入義務率の新設

※専ら乗用に供する定員10人以下の自動車であり、軽自動車は含まない。

・現行 義務なし

・見直し案 今後の車両導入見込みなどを踏まえ 10~20%とすることが適当

➣ ZEVの導入促進のため換算率を設定

・非ガソリン車の導入義務率の算定に当たっては、

EV・FCV・PHVは1台を2台に換算

見直し方向性について

(30)

低公害・低燃費車、非ガソリン車の 導入支援及び誘導策について

30

環境局環境改善部自動車環境課 令和3年8月30日

資料3

(31)

対象車両 対象者 補助額

EV 個人または法人

※初度登録年度により補助額が変動

【個人】 令和2年度末以前:30万円

令和3年度以降 :45万円/環境省連携補助 60万円

【法人】 令和2年度末以前:25万円

令和3年度以降 :37.5万円/環境省連携補助 50万円

PHV 個人または法人

※初度登録年度により補助額が変動

【個人】 令和2年度末以前:30万円

令和3年度以降 :45万円/環境省連携補助 60万円

【法人】 令和2年度末以前:20万円

令和3年度以降 :30万円/環境省連携補助 40万円 FCV 個人、法人または

区市町村 110万円/環境省連携補助 135万円

FCV・EVバス バス事業者

【FCV】(購入費)国等の補助金と2000万円を差し引いた額

(上限額5000万円)

(燃料費)水素と軽油の燃料価格差の1/2

【EV】(購入費用)対象経費の1/3(上限額1660万円)

トラック 貨物自動車運送事 業者等(中小企業ま たは個人事業者)

通常車両との価格差から国の補助額を除いた額の1/2

上限額:最大積載量4t未満16.4万円/最大積載量4t以上57.1万円 バス バス事業者 同種の最新排出ガス規制適合バスとの差額から国の補助額を除いた額の1/2

上限額:250万円

塵芥車 中小企業または個 国の補助の1/2 上限額:最大積載量4t未満19.5万円

東京都の導入支援について 1/2

◆車両の導入補助

(32)

設備等 対象者 補助額

EV用充電器 (超急速、急速

普通、V2H)

法人、個人、管 理組合等

【集合住宅/事務所・工場等(非公共用)】

購入、工事、受変電設備改修費について国補助を差し引いた額(限度額あり)

【商業施設/宿泊施設等(公共用)】

購入、工事、受変電設備改修費について国補助を差し引いた額(限度額あり)

維持管理費、電気基本料の合計金額の10/10(設置から3年間。限度額あり)

EV・PHV 個人または法人

対象経費の1/2(上限40万円)

FCV 個人または法人、

区市町村

V2H(戸建て) 個人または法人 対象経費の1/2(上限30万円)

自動車税FCV・EV・PHV 個人または法人 環境性能割:非課税

種別割:初度登録を受けた年度及び翌年度から5年度分を全額免除

東京都の導入支援について 2/2

32

対象車両 対象者 補助額

EV・PHVタクシー 環境性能の高

いUD

タクシー事業者

等 【EV/PHV】 車両本体価格の1/6(上限額100万円)

【UD】 都単独 60万円/国併用 40万円 九都県市指

定低公害・低 燃費車

中小企業または

個人事業者 利子補助:1/2

信用保証料補助:2/3

◆設備補助及び税制上の優遇措置

(33)

対象車両 対象者 補助額

EV

または法人 地方自治体

EVの蓄電容量の1/2×2万円/kWh※②の場合、電気事業法上の離島は2/3

(上限:予算枠内で調整)

〔対象〕①または②

①電動モビリティのシェアリングサービスを活用した脱炭素型地域交通モデル構 築に資する事業として採択されたもの(公募形式)

②再エネ・蓄電池の導入等により、再エネ主力化とレジリエンス強化に資する 事業として採択されたもの(公募形式)

※ 通信・制御機器、充放電設備または充電設備とセットで外部給電可能なEVに 従来車から買換えする場合に限る

その他の電動モビリティEV

または法人 地方自治体

計画策定費用の3/4 (参考:令和2年度は定額上限1千万円)

設備等導入費用の1/2 (参考:令和2年度は上限5億円)

〔対象〕自動車CASE活用による脱炭素型地域交通モデル構築に資する計画 策定事業として採択されたもの(公募形式)

EV収集車 法人 地方自治体または

従来ディーゼル収集車の導入費用との差額の2/3

(上限:予算枠内で調整)

※同規模かつ同等仕様の最新燃費基準に適合した車両

〔対象〕電線、変圧器等廃棄物発電により生じた電力を利活用するための設備等を

国の導入支援について 1/3

◆EV車両の導入支援(各対象事業の採択が条件)

(34)

対象車両等 対象者 補助額

EV、PHV、FCV 個人、法人 地方自治体または

〔車両〕定額上限:EV80万円、PHV40万円、FCV250万円

〔設備〕※諸条件あり

充放電設備 設備費:1/2(上限75万円)

工事費定額上限:個人40万円、法人等95万円 外部給電器 設備費:1/3(上限50万円)

バス・フォークリフト FCV

または法人 地方自治体

バス:導入費用の1/2(上限57.75百万円/台)

※平成30年度までに導入実績がある場合:1/3(上限38.5百万円/台)

フォークリフト:エンジン車両との導入費用差額の1/2(上限5.5百万円/台)

※過去に導入実績がある場合:1/3(上限5.5百万円/台)

トラック(EV・HV・NGV)

バス(EV・HV) 充電インフラ

または法人 地方自治体

EV :標準的燃費水準車両との差額の2/3(上限:予算枠内で調整)

その他:標準的燃費水準車両との差額の1/2(上限:予算枠内で調整)

〔対象〕営業用・自家用 EV・大型HV・大型NGVのトラック 自家用 小型・中型のHVトラックまたはバス

充電設備の導入(機器)費用:1/2(上限:予算枠内で調整)

ディーゼルトラック低炭素型 中小トラック 運送事業者

買い替え:標準的燃費水準車両との差額の1/2(上限:予算枠内で調整)

新規購入:標準的燃費水準車両との差額の1/3(上限:予算枠内で調整)

※ 車両区分により燃費基準+αの達成率及びエコドライブ実施等の要件があり。

国の導入支援について 2/3

34

◆車両等の導入補助

(35)

設備等 対象者 補助額

【自動車重量税】

EV・PHV・FCV・

NGV等

または個人 法人

エコカー減税:EV,PHV,FCV,NGV(※)の免税

その他の車種は燃費性能、排出ガス性能に応じて軽減

※排ガス基準等の条件付

【自動車税】

【軽自動車税】

EV・PHV・FCV・

NGV等

または個人 法人

環境性能割:EV,PHV,FCV,NGVの免税

その他の車種は燃費性能、排出ガス性能に応じて軽減 グリーン化特例:EV,PHV,FCV,NGV概ね75%の軽減

※古い車両については逆に重課

国の導入支援について 3/3

◆税制上の優遇措置

(36)

事業者に対する誘導策

(義務対象含め自動車環境管理計画書の対象事業者ごとに作成)

〇 各事業者における特定低公害・低燃費車の導入状況やCO2等の排出量及び同業他社と の比較等の見える化を図り、計画の達成に向けた取組を誘導している。

◆ 事業者カルテによる指導・助言

【カルテの事項及び内容】

〇CO2等排出状況

・5カ年の目標と進捗状況を把握

(CO2、NO2、PM)

〇特定低公害・低燃費車導入状況

・5カ年の導入状況の他、同業種 の平均と比較

〇走行距離当たりのCO2排出量

・5カ年の目標と進捗状況を把握

〇走行距離当たりのCO2排出量 の同業他社との比較

・同業種内における相対的な位置 関係を把握

更なる取組の誘導に向けて経済 面又は身近な指標を検討

(例)CO2削減を樹木で換算 給油面の経済的効果

36

参照

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