ダム構造物のライフサイクルにおける環境負荷統合評価
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(2) 土木学会第55回年次学術講演会(平成12年9月). [US$]. アーチ式. 重力式. Ⅶ-289. [US$/年間発電量]. ロックフィル. 統合評価指標. 統合評価指標. 20000. 重力式. ロックフィル. 2.5. 栗山ダ ム. 太田ダ ム. 玉原ダ ム 栗山 ダ ム. 太田 ダ ム. 玉原 ダ ム. 長谷 ダ ム. 今市 ダ ム. 稲核 ダ ム. 水殿 ダ ム. 図−4. 奈川 渡 ダ ム. 栗 山ダ ム. 太 田ダ ム. 玉 原ダ ム. 今 市ダ ム. 長 谷ダ ム. 稲 核ダ ム. 水 殿ダ ム. 奈 川渡ダ ム. 黒 部ダ ム. 貯水量あたりの環境負荷の統合評価. 保全業務 資材使用 重機使用 重機本体 電力使用 黒部 ダ ム. 100% 80% 60% 40% 20% 0%. 10. 図‑2. 年間発電量あたりの環境負荷の統合評価. ロックフィル. 20. 0. 今市ダ ム. 重力式. 長谷ダ ム. アーチ式. 稲核ダ ム. [US$/総貯水量]. 図‑3. 水殿ダ ム. ダム構造物における環境負荷の統合評価. 奈川渡ダ ム. 栗山ダ ム. 太田ダ ム. 玉原ダ ム. 今市ダ ム. 長谷ダ ム. 稲核ダ ム. 水殿ダ ム. 奈川渡ダ ム. 黒部ダ ム. 図‑1. 黒部ダ ム. 0 0. 統合評価指標. アーチ式. 5. 40000. 各種環境負荷量排出の割合. 4 . 統合評価の適用 本研究で開発した環境負荷統合評価手法を既設のダム構造物に適用した.評価対象としたダム構造物は, アーチ式コンクリートダム(黒部ダム,奈川渡ダム,水殿ダム,稲核ダム) ,重力式コンクリートダム(長谷 ダム,今市ダム) ,ロックフィルダム(玉原ダム,太田ダム,栗山ダム)の 3 形式である.図‑1 は統合評価 指標を用いた環境負荷の評価を示している.この結果で黒部ダムの値が大きいが,単純に「環境に悪い」と 決めつけることはできないので,貯水量あたり,単位発電量あたりの値にして検討すると,図‑2,3 が得られ る.この結果では 4 つのアーチ式ダムとも値が低くなっている.従って,アーチ式ダムが他の2つのダム形 式に比べ環境に優しいと考えられる. 図‑4 は各種環境負荷量排出の割合を示している.この結果から,電力の使用による環境負荷がどのダムに おいても全体の環境負荷量の2割から3割を占めていることがわかる.統合評価指標による環境評価削減の ためには,ダム施工において電力の消費を抑えることが重要であろう. 5 . あとがき 本研究では,ダム構造物を対象として,複数の環境問題を取り上げ統合評価指標による環境負荷を定量化 し,統合的評価を行った.同時に各種環境負荷量排出割合の特徴も議論した.その結果,アーチ式ダムが重 力式ダム,ロックフィルダムに比べ環境に優しいことがわかった.また環境負荷削減のためには,ダム施工 においての電力消費を抑える対策が必要になってくる. 参考文献 1)靏巻峰夫:環境調和性を考慮した廃水処理システムの評価手法に関する研究,東北大学大学院学位(博 士)請求論文,1998..
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