パラスタス
大斎第2週-第4週
スボタ 早課
全死者のための祈り
大阪ハリストス正教会
2016 年 改訂
大斎 第2、第3、第4のスボタ(全死者の記憶)
1
早課
司祭 我等の神はつね恒 に崇め讚めらる、今もほ 何時も世世に、いつ 誦経 「アミン」 来れ、我等の王・神に叩拝せん。 来れ、ハリストス我等の王・神に叩拝俯伏せん。 来れ、ハリストス我等の王と神の前に叩拝俯伏せん。 誦経 第 19 聖詠 願くは主はうれい憂 の日におい於 てなんじ爾 に聽き、イアコフの神の名はなんじ爾 をふせ扞 ぎまも衞 らん。願くはせいしょ聖所 よ りたすけ助 をなんじ爾 につかわ遣 し、シオンよりなんじ爾 を固めん。願くはなんじ爾 がことごと悉 くのささげ獻 もの物 を記憶し、なんじ爾 の やき 燔まつり祭 を肥えたる物とせん。願くは主はなんじ爾 の心にしたが循 ひてなんじ爾 にあた與 へ、なんじ爾 のはか謀 る所をことごと悉 く と 遂げしめん。われ我等はら なんじ爾 のすくい救 を喜び、我が神の名に依りてよ はた旌 を揚げん。願くは主はなんじ爾 がことごと悉 くのねがい願 をじょうじゅ成就 せしめん。今われ我 主がその其あぶら膏 つけられし者を救ふを知れり、彼はせい聖てん天 よりその其すくい救 の右の手の力を以て之にこた對 ふ。あるい或 は車を以て、あるい或 は馬を以て誇る者あり、ただ唯 我等は主我が 神の名を以て誇る、彼等は動きてたお顛 れ、ただ唯 我等は起きてなお直 く立つ。主よ、王を救へ、又我等が なんじ 爾 に呼ばん時、我等に聽き給へ。 第 20 聖詠 主よ、王はなんじ爾 の力をたのし樂 み、なんじ爾 のすくい救 をよろこ歡 ぶこときわまり極 なし。その其 心に望む所は、なんじ爾 之をあた與 へ、 その 其 口に求むる所は、なんじ爾 之をいな辭 まざりき。けだし蓋 なんじ爾 はじん仁慈の祝福を以て彼をむかへ、純金の冠をじ その 其こうべ首 にこうむ冠 らせたり。彼い の ち生命をなんじ爾 に求めしに、なんじ爾 之に世よ世のよ ことぶき壽 をたま賜 へり。彼の栄はなんじ爾 の すくい 救 を以ておおい大 なり、なんじ爾 はそんえい尊 榮と威いげん嚴 とを之にこうむ被 らせたり。なんじ爾 は彼に祝福を世よ世に賜ひ、よ なんじ 爾 がかんばせ顔 のよろこび歡 にて彼をたのし樂 ませたり。けだし蓋 王は主を賴み、至しじょう上 しゃ者 のじん仁慈にじ 因りて動かざよ らん。なんじ爾 の手はなんじ爾 がことごと悉 くのてき敵 をたず尋 ねいだ出 し、なんじ爾 の右の手はおよ凡 そなんじ爾 を憎む者をたず尋 ねいだ出 さ ん。なんじ爾 いか怒 る時彼等を火か爐の如くなさん、主はろ その其いかり怒 に於て彼等をほろぼ滅 し、火は彼等を齧まん。か なんじ 爾 は彼等の果を地より絶ち、彼等のみ たね種 を人の子のうち中 より絶たん、けだし蓋 彼等はなんじ爾 にむか向 ひてあく惡事じ をくわだ企 て、はかりごと謀 をもう設 けたれども、之を遂ぐることと あた能 はざりき。なんじ爾 彼等を立ててまと的 となし、なんじ爾 の弓を以て矢をその其おもて面 にはな發 たん。主よなんじ爾 の力を以て自らあが擧 れ、我等はなんじ爾 のけんのう權 能を歌かしょう頌 さんえい讃 榮 せん。 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ 1 参考資料:三歌斎経、八調経から「スボタ」に「アリルイヤ」を歌ふ時の奉事、及び死者祈祷礼儀、The Lenten Triodion, Постная Триодь誦経 [聖三祝文][至聖三者][天主経] 聖なる神、聖なる勇毅、聖なる常生の者よ、我等を憐めよ。(三次) 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ 至聖三者よ、我等を憐め、主よ、我等の罪をいさぎよ潔 くせよ、主宰よ、我等のあやまち愆 を赦せ、聖なる 者よ、のぞ臨 みて我等の病をいや癒 し給へ、ことごと悉 く爾の名に因る。よ 主憐めよ。(三次) 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ 天にいま在 す我等の父よ、願くは爾の名は聖とせられ、爾の国は来り、爾の旨は天に行は るるが如く地にも行はれん、我が日用のかて糧 をこんにち今日 我等にあた與 へ給へ、我等においめ債 ある者を我等ゆる免 すが如く、我等のおいめ債 をゆる免 し給へ、我等をいざない誘 に導かず、なお猶 我等を凶悪より救ひ給へ。 司祭 けだし蓋 国と権能と光栄は爾父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、いつ 誦経 「アミン」 誦経 [トロパリ] 主よ、爾のたみ民 を救ひ、爾の業に福を降せ、吾が国に 福さいわいを与へ、爾の十字架にて爾の住所を護すまい り給へ。 光栄は父と子と聖神°に帰す。 甘んじて十字架に挙げられしハリストス神よ、爾が同名の新なる住所に爾のすまい めぐみ惠 を垂れ給へ、 爾の力を以て我が国を司る者を楽ませ、その其 諸敵に勝たしめ給へ、彼は爾が和平の武器、勝たれ ぬかち勝 を以てその其たすけ助 とすればなり。 今も何時も世世に、「アミン」いつ 威嚴にして恥を得しめざる転達、至善にして讚詠せらるる生神女よ、我等の祈祷をしりぞ斥 けず、 正教の人の住所を固め、吾が国を護り給へ、独すまい ひとり恩寵に満たさるる者よ、爾神を生みたればなり。 [重連祷](通常のメロディ) 輔祭 神よ、爾のおおい大 なるあわれみ憐 に因りて我等を憐め、爾に祈る、よ 聆きき 納れて憐めよ。い
(詠) 主憐めよ。
(三次) 輔祭 又吾が国の天皇、及び国を司る者の為に祈る。(詠) 主憐めよ。
(三次) 輔祭 又教会を司る我等の(府)主教( )の為に祈る。(詠) 主憐めよ。
(三次) 輔祭 又衆けいてい兄弟 及び衆「ハリスティアニン」の為に祈る。(詠) 主憐めよ。
(三次) 司祭 けだし蓋 爾は仁慈にして人を愛する神なり、我等爾父と子と聖神°に光栄を帰す、今も何時いつ も世世に。(詠) 「アミン」
(詠) 神父よ、主の名を以て祝讚せよ。(福をくだせ)
2 2 「祝讃せよ」「福を降せ」祈祷書によって両方あるが、ここでは一般的に歌われる後者を採用した。司祭 光栄は一性にして生命を施す分れざる聖三者に帰す、今もいのち 何時も世世に。いつ
(詠) 「アミン」
誦経 いと至 高きには光栄神に帰し、地には平安くだ降 り、人にはめぐみ惠 臨めり。(三次) 主よ、我が唇をひら啓 け、然せば我が口は爾の讚美を揚げんとす。(二次) 誦経 [六段の聖詠] 第 3 聖詠 主よ、我がてき敵 は何ぞ多き、多くの者は我を攻む、多くの者は我が 霊せ たましいを指して、彼は神よりすくい救 を得ずと云ふ。い しか然 れども主よ、なんじ爾 は我をまも衞 る盾なり、我の栄なり、なんじ爾 は我がこうべ首 を擧ぐ。我あ がこえ聲 を以て主に呼ぶに、主はその其せいざん聖山 より我に聽き給ふ。我き 臥し、ふ 寝ね、又い 覺む、主は我をさ ふせ扞 ぎ まも 衞 ればなり。めぐ環 りて我を攻むるせ ばんみん萬民 は、我これ之 をおそ懼 れざらん。主よ、起きよ、吾が神よ、我を 救ひ給へ、けだし蓋 なんじ爾 は我がしょてき諸敵 のほお頬 を批ち、悪人の歯をう くじ折 けり。すくい救 は主に依る、よ なんじ爾 のこうふく降福 は なんじ 爾 のたみ民 に在り。 我臥し、ふ 寝ね、又い 覺む、主は我をさ ふせ扞 ぎまも衞 ればなり。 第 37 聖詠 主よ、なんじ爾 のいきどおり憤 を以て我を責むるなか毋 れ、なんじ爾 のいかり怒 を以て我を罰するなか毋 れ、けだし蓋 なんじ爾 の矢は 我に刺さり、なんじ爾 の手は重く我に加はる。なんじ爾 のいかり怒 に依りて我が肉に傷まざる所なく、我の罪よ に因りて我が骨は安きを得ず、よ けだし蓋 我が不法は我がこうべ首 にあふ溢 れ、おも重任の如く我を圧す、我の無に 智に依り我が傷よ くさ腐 れてかつ且くさ臭 し。我かが屈 まりてたお仆 れんとし、しゅうじつ終日 憂ひて行く、けだし蓋 我が腰は熱に 悩まされ、我が肉に傷まざる所なし。我力衰へていた痛 くつか憊 れ、我が心の裂くるによりてさけ號 ぶ。主 よ、我がことごと悉 くのねがい願 はなんじ爾 の前に在り、我が歎息はなげき なんじ爾 に隠るるなし。我が心はふる戦 ひおのの栗 き、 我が力は我より脱け、我が目の光も已に我にあるなし。我がぬ とも朋 と親しき者とは我が傷を見て離 れ、我が親戚は遠ざかりて立つ。我が生命をいのち もと覓 むる者は網を設け、我をそこな害 はんと欲する者は 我が淪亡のことを言ひて、毎日ほろび 惡しきあ はかりごと謀 をたく圖 む、しか然 れども我はみみしい聾 の如く聽かず、おうし唖 の 如く己の口をひら啓 かず、ここ是 におい於 て我は聞くなく、その其 口に答ふる所なき人の如くなれり、けだし蓋 主よ、 我なんじ爾 をたの恃 む、主我が神よ、なんじ爾 聽き給はん。我言へり、願くは敵は我に勝たざらん、我が足の つまづ 跌 く時、彼等は我に向ひて誇り高ぶる。我ほとん殆 どたお仆 れんとす、我のうれい憂 は常に我が前に在り。 我は我が不法を認め、我が罪の為にはなはだ甚 かなし哀 む。我が敵は生きていよいよ愈 強く、ゆえ故 なくして我をにく疾 む者はますます益 多し、悪を以て我の善に報ゆる者は、我が善にしたが從 ふに因りて我の敵となれり。主よ 我が神よ、我を遺つるす なか毋 れ、我に遠ざかるなか毋 れ、主我のきゅうしゅ救主 よ、すみやか速 に来りて我を救ひ給え。 主我が神よ、我を遺つるす なか毋 れ、我に遠ざかるなか毋 れ、主我のきゅうしゅ救主 よ、すみやか速 に来りて我を救ひ給 え。 第 62 聖詠神よ、なんじ爾 は我の神なり、我暁よりなんじ爾 をたず尋 ぬ、我が 霊たましいは渇きてなんじ爾 を望み、我が身はむな空 しく してかわ燥 ける水なき地にありて、いた痛 くなんじ爾 を慕ふ、なんじ爾 の能力とちから なんじ爾 の光栄とを見ん為なり、我が かつ 曾 てなんじ爾 をせいしょ聖所 に觀しが如し、み けだし蓋 なんじ爾 のあわれみ愛憐 は生命にいのち まさ愈 る。我が口なんじ爾 を讚美せん。是くのか 如く我生ける時なんじ爾 をあが崇 め讚め、ほ なんじ爾 の名に依りて我が手を挙げん。我が 霊よ たましいの飽かさるることあ あぶら 脂油を以てするが如く、我が口よろこび歡 のこえ聲 にてなんじ爾 を讚美す、とこ榻 にてなんじ爾 を記憶し、夜更になんじ爾 を 思ふ時に在り。けだし蓋 なんじ爾 は我の扶助なり、たすけ なんじ爾 が翼のかげ蔭 におい於 て我よろこ欣 ばん、我が 霊たましいは親しくなんじ爾 に附き、つ なんじ爾 の右の手は我をたす扶 く。彼の我が 霊たましいをそこな害 はんことをはか謀 る者は地の深きところ處 にくだ降 ら ん、彼等やいば刄 にかか攖 りて、狐の獲物とならん。ただ惟 王は神の為に楽しまん、およ凡 そ彼を以て誓ふ者は ほまれ 譽 を得ん、けだし蓋 いつわり謊 を言ふ者の口はふさ塞 がれんとす。夜更になんじ爾 を思ふ、けだし蓋 なんじ爾 は我の扶助なたすけ り、なんじ爾 が翼ののかげ蔭 におい於 て我よろこ欣 ばん、我が 霊たましいは親しくなんじ爾 に附き、つ なんじ爾 の右の手は我をたす扶 く。 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神よ、光栄は爾に帰す。(三次) 主憐めよ。(三次) 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ 誦経 第87 聖詠 主我がすくい救 の神よ、我ちゅう晝 夜やなんじ爾 の前に呼ぶ、願くは我がいのり祷 はなんじ爾 がかんばせ顔 の前に至らん、なんじ爾 の 耳を我がねがい願 にかたぶ傾 けよ、けだし蓋 我が 霊たましいは苦難に飽き、我が生命は地獄に近づけり。我は墓にいのち 入るい 者と等しくなり、力なき人の如くなれり、死人の中に投げられて、なお猶 殺されてひつぎ柩 に臥し、ふ なんじ爾 にまた復 記憶せられず、なんじ爾 の手より絶たれし者の如し。なんじ爾 我を深きあな坎 に、くらやみ闇冥 に、淵に置けり。 なんじ 爾 のいきどおり憤 は重く我に加はり、なんじ爾 の波をかたぶ傾 けて我を撃てり。なんじ爾 我が識る所の者を我よりし 遠ざけ、我を彼等のにく惡 むべき者となせり、我とざ閉 されて出づるを得ず。我が目はい かなしみ愁苦 に因りてよ いた痛 く疲れたり、主よ、我しゅうじつ終日 なんじ爾 を呼び、手を伸べてなんじ爾 に向へり。なんじ爾 豈に死せし者に奇跡をあ 施さんや、死せし者豈にあ 起ちてた なんじ爾 を讃揚せんや、なんじ爾 のあわれみ憐 は墓の中に、なんじ爾 のまこと眞 は腐敗のくされ 地に豈にあ つた傳 へられんや、なんじ爾 の奇跡はくらやみ闇冥 に、なんじ爾 の義は遺忘の地にわすれ 豈にあ 識られんや。主よ、し 我なんじ爾 に呼ぶ、我のいのり祷 はあした晨 になんじ爾 の前に在り。主よ、なんじ爾 はなん何爲れぞ我が 霊す たましいを棄て、す なんじ爾 の かんばせ 顔 を我に隠し給ふ。我わか少 きよりわざわい禍 に遭ひ、ほとん幾 ど消え亡せんとし、う なんじ爾 の恐嚇を受けて我おどし がつかれ疲 はきわま極 れり。なんじ爾 のいきどおり憤 は我をわた度 り、なんじ爾 の恐嚇は我をおどし くだ碎 けり、毎日水の如くに我をめぐ環 り、 ひと 齋 しく集まりて我をかこ圍 む。なんじ爾 は我が友と親しき者とを我より遠ざけたり、我が識る所の者はし 見えず。 主我がすくい救 の神よ、我ちゅう晝 夜やなんじ爾 の前に呼ぶ、願ねがわくは我がいのり祷 はなんじ爾 がかんばせ顔 の前に至らん、なんじ爾 の 耳を我がねがい願 にかたぶ傾 けよ。 第102 聖詠 我が 霊たましいよ、主を讃めほ 揚げよ、我が中心よ、あ その其 聖なる名を讃めほ 揚げよ。我が 霊あ たましいよ、主を讃めほ 揚あ
げよ、彼がことごと悉 くの恩を忘るるなか毋 れ。彼はなんじ爾 がもろもろ諸 の不法をゆる赦 し、なんじ爾 がもろもろ諸 のやまい疾 をいや療 す、 なんじ 爾 の生命を墓より救ひ、いのち あわれみ憐 とめぐみ惠 とをなんじ爾 にこうむ冠 らせ、こうふく幸福 をなんじ爾 の望に飽かしむ、なんじ爾 が わかがえ 若復 さるること鷲の如し。主はおよ凡 そ迫害せらるる者の為に義と審判とを行ふ。彼は己のみち途 をモ イセイに示し、己の作爲をイズライリの諸子に示せり。主はしわざ 宏慈にしてこうじ きょうじゅつ矜恤 、かんにん寛忍 にして こうおん 鴻恩 なり、怒りておわり終 あり、いきどおり憤 を永く抱かず。我が不法に因りて我等に行はず、我が罪によ 因よ りて我等に報いず、けだし蓋 天の地より高きが如く、斯く主をか おそ畏 るる者に於けるお その其あわれみ憐 はおおい大 なり、 東の西より遠きが如く、斯く主は我が不法を我等より遠ざけたり、父のか その其 子を憐むが如く、斯か く主は彼をおそ畏 るる者を憐む。けだし蓋 彼は我が何より造られしを知り、我等の塵なるを記念す。人 の日は草の如く、その其 栄ゆること田のはな華 の如し。風これ之 を過ぐればなき無 に歸し、き その其 有りしところ處 もまた亦これ之 を識らず。し ただ唯 主のあわれみ憐 は彼をおそ畏 るる者に世より世に至り、彼の義はその其 約を守り、その其いましめ誡 をおも懐 ひて、これ之 を行ふ子子孫孫に及ばん。主はその其寶座を天に建て、ほうざ その其 国は萬物を統べ治む。主のす もろもろ諸 の天使、能力を具へ、ちから その其こえ聲 にしたが遵 ひてその其ことば言 を行ふ者よ、主を讃めほ 揚げよ。主のあ ことごと悉 くの軍、その其 旨を行ふえきしゃ役者 よ、主を讃めほ 揚げよ。あ およ凡 そ主のことごと悉 くの造わ工よ、ざ その其 一切治むるところ處 におい於 て主を讃ほ め揚げよ。我が 霊あ たましいよ、主を讃めほ 揚げよ。あ その 其 一切治むるところ處 におい於 て、我が 霊たましいよ、主を讃めほ 揚げよ。あ 第 142 聖詠 主よ、我がいのり祷 を聆き、き なんじ爾 のしんじつ眞實 に依りて我が願に耳をかたぶ傾 けよ、なんじ爾 の義に依りて我に聽き 給へ。なんじ爾 の僕とうったえ訟 を為すなか毋 れ、けだし蓋 およ凡 そ生命ある者は、いのち いつ一 もなんじ爾 の前に義とせられざらん。 敵は我が 霊たましいを逐ひ、我がお 生命を地にいのち ふみにじ蹂 り、我を久しく死せし者の如くくらき暗 に居らしむ、我お が 霊たましいは我のうち衷 に悶え、我が心は我のうち衷 にむな曠 しきが如し。我いにしえ古 の日を想ひ、およ凡 そなんじ爾 の行ひ しことを考へ、なんじ爾 が手の工わ作を計る。我が手を伸べてざ なんじ爾 に向ひ、我が 霊たましいは渇ける地の如く なんじ 爾 を慕ふ。主よ、すみやか速 に我に聽き給へ、我が 霊たましいは衰へたり、なんじ爾 のかんばせ顔 を我に隠すなか毋 れ、しから然 ずば我は墓に入る者の如くならん。我につと夙 になんじ爾 のあわれみ憐 を聽かしめ給へ、我なんじ爾 を賴めばなり。 主よ、我に行くべきみち途 を示し給へ、我が 霊たましいをなんじ爾 に挙ぐればなり。主よ、我を我が敵より救ひ 給へ、我なんじ爾 にはし趨 り附く。我につ なんじ爾 の旨を行ふを教え給へ、なんじ爾 は我の神なればなり、願くはなんじ爾 の善なる神°は我を義の地に導かん。主よ、なんじ爾 の名に依りて我を生かし給へ、なんじ爾 の義に依り て我が 霊たましいを苦難より引き出し給へ、なんじ爾 のあわれみ憐 を以て我が敵を滅し、およ凡 そ我が 霊たましいを攻むる者 をたいら夷 げ給へ、我はなんじ爾 の僕なればなり。 主よ、なんじ爾 の義に依りて我に聽き給へ、なんじ爾 の僕とうったえ訟 を為すなか毋 れ。 主よ、なんじ爾 の義に依りて我に聽き給へ、なんじ爾 の僕とうったえ訟 を為すなか毋 れ。 願くはなんじ爾 の善なる神°は我を義の地に導かん。 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神よ、光栄は爾に帰す。(三次) [大連祷] (通常のメロディ)
輔祭 我等安和にして主に祷らん、
(詠)
主憐めよ
輔祭 上より降る安和と我等が 霊たましいのすくい救 の為に主に祷らん、 輔祭 全世界の安和、神の聖なる諸教会の堅立、及び衆人の合一の為に主に祷らん、 輔祭 此の聖堂、及び信とこ つつしみ愼 と神を畏るる心とを以てここ此 に来る者の為に主に祷らん、 輔祭 教会を司る我等の(府)主教( )、司祭の尊品、ハリストスに因る輔祭職、よ ことごと 悉 くの教衆、及び衆人の為に主に祷らん、 輔祭 我が国の天皇、及び国を司る者の為に主に祷らん。 輔祭 此のこ 都ま邑とち およそ凡 の都ま邑と地方の為、及び信を以てち 此のこ うち中 に居る者の為に主に祷らん、お 輔祭 気候順和、五穀豊穣、天下泰平の為に主に祷らん、 輔祭 航海する者、旅行する者、病をうれ患 ふる者、かんなん艱難 に遭ふ者、とりこ虜 となりし者、及び彼等 のすくい救 の為に主に祷らん、 輔祭 我等もろもろ諸 の憂愁とうれい 忿怒といかり あやうき危難 とを免るるが為に主に祷らん、 輔祭 神よ、爾の恩寵を以て、我等をたす佑 け救ひ憐み護れよ、 輔祭 至聖至潔にして至りて讚美たる我等の光栄の女宰・生神女・永貞童女マリヤと、諸聖 人とを記憶して、我等己の身及び互におのおの各 の身を以て、ならび並 にことごと悉 くの我等の生命をいのち 以て、ハリストス神に委託せん、(詠) 主爾に
司祭 けだし蓋 凡そ光栄尊貴伏拝は爾父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、いつ(詠)
「アミン」
[アリルイヤ] 2調 輔祭 (第一句)爾が選び近づけしものは福なり。(詠) アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ
輔祭 (第二句)彼等の記憶は世世に在らん。(詠) アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ
輔祭 (第三句)彼等の 霊たましいは福に居らん。(詠) アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ
[トロパリ]2調 (詠)使徒、致命者、預言者、成聖者、克肖者及び諸義人、善く戦を終へて信を守りし者よ、祈る、仁慈なる救世 主の前に勇みを保つ者として、彼に我等の霊の救はれんことを祈り給へ。( 2次) 光栄は父と子と聖神に帰す。 主よ、仁慈なるに因りて爾の諸僕を記憶して、其の在世の時に行ひし諸罪を赦し給へ、罪なきものなければなり、 唯爾は罪なし、且つ世を逝りし者に安息を賜ふよ能くす。 今も何時も世々にアミン。 言ひ難き光の聖なる母よ、我等天使の歌を以て爾を尊みて、敬虔に崇め讃む。 #
ア
リ
ルイヤ、 アリルイ
ヤ
ア
-リ
ル
イ
ヤ、
使
徒、
ち致
命
めい
者、
よげんしゃ預言者、
せい成
せい聖
者、
こくしょうしゃ克肖者及び 諸
義
ぎじん
人、
よ
善く戦いを終えて信を 守り
し
もの
よ、
い
の
る、
じんじ仁慈なる救世主の前に勇みを保つ も
の
と
し
て、
か
れ に
たましい我等の霊の救われんことを 祈り
た
ま
-
え。
光栄は父と子と聖神
せいしんに
帰
す、
主
よ、
仁慈なるに
よ
り
て、
爾の諸僕を
しょぼく記
お
く
し
て、
ざいせい其の在世の時に行いし
しょざい諸罪を
ゆる
赦し
た
ま
-
え。
罪
なき者
なけれ
ば
な
-
り、
唯
爾は
罪
な
し、
か さ且つ世を逝りし者に安息を
あんそく賜う
を
よ
能
く
す。
今も何時も 世
世
に
ア
ミン、
言い難き
がた
ひ
か り
の
聖
な
る
はは
よ、
我等天使の 歌を
以
もっ
て、
とおと爾を尊みて、敬虔に
けいけん崇
あがめ
讃
ほ
-
む。
第16カフィズマ(聖詠)の誦読 [第1スタチア]『聖詠経』を用いる。 誦経 第 109 110 111 聖詠 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、 (詠) 今も何時も世世に、「アミン」 いつ アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神よ、光栄は爾に帰す。(三次) 主憐れめよ (3回)、光栄は父と子と聖神に帰す。 誦経 今も何時も世世に、「アミン」 いつ [第2スタチア] 誦経 第 112 113 114 聖詠 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、 (詠) 今も何時も世世に、「アミン」 いつ アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神よ、 光栄は爾に帰す。(三次)主憐れめよ (3回)、光栄は父と子と聖神に帰す。 誦経 今も何時も世世に、「アミン」いつ [カフィズマ 第3スタチア] 誦経 第 115 116 117 聖詠 誦経 光栄は父と子と聖神°に帰す、今も何時も世世に、「アミン」いつ アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神よ、光栄は爾に帰す。(三次) 主憐めよ。(三次) 誦経[セダレン](坐誦讃詞)八調経その週の調、スボタ早課から「致命者讃詞」3、「死者の」、「生神女讃詞」 [ネポロチニ]「道に玷なきもの」(118 聖詠) 2段に分けて(1~93 と 94~175) 118-1道に玷なくして、主の律法を履み行うものは福なり。(楽譜は一例、以下適宜歌う) 附唱 主よ、爾の僕婢の霊を安んぜしめたまえ 118-2主の啓示を守り、心を盡くして彼を尋ぬる者は福なり。 附唱 主よ、爾の僕婢の霊を安んぜしめたまえ ---118-91 まで同様に唱える(歌う)--- 118-92若し爾の律法我の慰めとならざりしならば、我は我が禍いの中に亡びしならん。 附唱 主よ、爾の僕婢の霊を安んぜしめたまえ 118-93我永く爾の命を忘れざらん、爾此れを以て我を生かせばなり。
主
よ 爾の僕婢の
たましい
霊を
安んぜしめ
た
ま
-
え
附唱 主よ、爾の僕婢の霊を安んぜしめたまえ <注:途中の光栄讃詞は唱えない> 「死者の連祷」 輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 輔祭 又寝りし神の僕婢( )の 霊たましいの安息の為、及び彼等に凡そ自由と自由ならざる罪の赦 されんが為に祈る、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 輔祭 主、神が彼(等)の霊を諸擬人の安息する所に納れ給わんことを祈る(詠)主憐れめよ、 輔祭 彼等に神の憐れみと天国と諸罪の赦とを賜はんことをハリストス吾が死せざるの王及 び神に願ふ、 (詠) 主賜へよ、 輔祭 主に祈らん、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は寝りし爾の僕婢( )の復活と生命と安息なり、我等 光栄を爾と爾の無原の父と至聖至仁にして生命を施す爾の神°とに献ず、今も何時も 世々に、 (詠)「アミン」 第2段 118-94-175 118-94我爾に属す、我を救い給え、我爾の命を求めたればなり。(歌い方の例) 附唱 救世主よ、我を救い給え。(楽譜例は次ページ) 118-95悪人は我を伺いて滅ぼさんと欲す、惟我爾の啓示を究む。 附唱 救世主よ、我を救い給え。 ---以下 174 節まで同様に読む--- 118-175願わくは我が霊生きて爾を讃栄せん、願わくは爾の定めは我を助けん。 附唱 救世主よ、我を救い給え。 118-176我は亡われたる羊の如く迷えり、爾の僕を尋ね給え、蓋我爾の誡めを忘れざりき。 附唱 救世主よ、我を救い給え。 光栄は父と子と聖神に帰す、今も何時も世々にアミン アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ、神や光栄は爾に帰す(3回)
主
あ
わ
れ
め
よ
主
あ
わ
れ
め
よ
主#
あ
わ
れ
め
よ
主
た
ま
え
よ
主#
あ
わ
れ
め
よ
ア
ミン
救
世
主
よ、
我を 救い
た
ま
- え
[トロパリ]5調 (詠) (附唱)主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。 聖人の群は生命の泉と天堂の門とを得たり、願くは我も痛悔を以て道を得んことを。我は亡びし羊なり、救世主よ、 我を呼び返して救ひ給へ。 (附唱)主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。 神の羔を伝へ、己も羔の如く屠られて、老いざる永久の生命に移りし聖なる致命者よ、我等に罪債の赦を賜はんこ とを切に祈り給へ。 (附唱) 主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。
狭く苦しき道を過りて、/生ける中十字架の 衡
くびきの如く負ひ、/信じて我に従ひ
し衆人よ、/来たりて汝らの為に備へたる褒賞と天の栄冠とを楽しめよ。
(附唱)主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。我は罪悪の創を逐へども/、爾が言ひ難き光栄の像なり。/主宰よ、爾の造り
し者に憐を垂れ、/爾の恵にて浄め、/切に望める生国を我に与へて、/我を
附唱
1
主
よ、
爾は崇め
讃め
ら
る、
2
いまし 爾の誡めを我に教え
たま
-
へ。
1
いのち 聖人の群は生命の泉と天堂の門とを
得
た
り、
2
願くは我も痛悔を以て道を得ん
こ と
-
を、
1
我は亡びし
羊
な
り、
2
救世主よ、我を呼び返して救ひ
たま
-
え。
附唱
1
主
よ、
爾は崇め
讃め
ら
る、
2
いまし 爾の誡めを我に教え た
ま
-
へ。
1
神の羔をこひつじ
つ
た
え、
2
こひつじ 己も羔の如く 屠ほふ
ら
れ
て、
1
老いざる永久の生命に移りしいのち
聖なる致命
者
よ、
2
おいめ ゆるし 我等に罪債の赦を賜はんことを切に
祈りた
ま
-
へ。
復楽園にすむ者と為し給へ。
(附唱)主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。昔無より造りて、/爾が神たる 像
かたちにて飾り、/戒めを犯すに因りて/復我を我が
出でしに帰しし主よ、/我神の 肖
すがたに適ふ位に升せ、/古の華麗
うるわしきを以て我を改め給
へ。
(附唱)主や爾は崇め讃めらる、爾の誡めを我に訓へ給へ。神よ、爾の諸僕を安んぜしめて、/聖人の群と義人が日の如く光れる楽園に入
れ給へ。/爾の眠りし諸僕を安んぜしめて、/其の悉くの過ちを思ふ勿れ
。光栄は父と子と聖神に帰す。/一つの神性の三つの光を 敬
つつしみ歌ひて呼ぶ、
無限の子と、聖神よ、/爾は聖なり。
我等信を以て爾に勤むる者を照らして、/永遠の火を免れしめ給へ。
今も何時も世世にアミン。/衆人の救の為に身にて神を生みし潔き者よ、慶べ、
人の 属
やからは爾に因りて救を得たり。/潔くして讃美たる生神女よ、
願くは我等爾に因りて楽園を得んことを。
アリルイヤ、アリルイヤ、アリルイヤ。神よ、光栄は爾に帰す。
(3回) 「死者の連祷」 輔祭 我等復又安和にして主に祈らん、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 輔祭 又寝りし神の僕婢( )の 霊たましいの安息の為、及び彼等に凡そ自由と自由ならざる罪の赦 されんが為に祈る、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 輔祭 彼等に神の憐れみと天国と諸罪の赦とを賜はんことをハリストス吾が死せざるの王及 び神に願ふ、 (詠) 主賜へよ、 輔祭 主に祈らん、 (詠) 主 憐 れ め よ 、 司祭 蓋ハリストス我等の神よ、爾は寝りし爾の僕婢( )の復活と生命と安息なり、我等 光栄を爾と爾の無原の父と至聖至仁にして生命を施す爾の神°とに献ず、今も何時も 世々に、 (詠)「アミン」 [セダレン]5調
主
あ
わ
れ
め
よ
主
あ
わ
れ
め
よ
主#
あ
わ
れ
め
よ
主
た
ま
え
よ
主#
あ
わ
れ
め
よ
ア
ミン
我が救世主よ、/爾の諸僕を義人等と偕に安んぜしめて、/録しし如く、これを爾の庭に居ら しめ給へ。/爾の仁慈なるに因りて、/其の自由と自由ならざる、其の凡そ知ると知らざる罪 を恕ゆ るし給へ、/爾は人を愛する主なればなり。// 光栄は父と子と聖神に帰す。/ 其の知ると知らざる罪を恕ゆ るし給へ、/爾は人を愛する主なればなり。// 今も何時も世世にアミン。/ 童貞女より世界に輝き、/彼を以て光の諸子を顕ししハリストスかみよ、//我等を憐み給へ。 誦経 第50 聖詠 神よ、なんじ爾 のおおい大 なるあわれみ憐 に因りて我をよ あわれ憐 み、なんじ爾 がめぐみ惠 のおお多 きに因りて我の不法をよ 抹し給へ。け しばしば 屡 我を我が不法より洗ひ、我を我が罪より淸め給へ、けだし蓋 我は我が不法を知る、我の罪は常 に我が前に在り。我はなんじ爾 独ひとりなんじ爾 に罪を犯し、悪をなんじ爾 の目の前に行へり、なんじ爾 はなんじ爾 のしんだん審斷 に 義にして、なんじ爾 の裁判におおやけ公 なり。視よ、我は不法にみ おい於 てはら妊 まれ、我が母は罪におい於 て我を生め り。視よ、なんじ爾 は心にしんじつ眞實 のあるを愛し、我がうち衷 におい於 て智ち慧を我にえ あらわ顯 せり。「イッソプ」を以 て我にそそ沃 げ、しか然 せば我いさぎよ潔 くならん、我をあら滌 へ、しか然 せば我雪より白くならん。我によろこび喜 とたのしみ樂 とを聞かせ給へ、しか然 せばなんじ爾 に折られし骨は悦ばん。なんじ爾 のかんばせ顔 を我が罪より避け、我がことごと盡 く の不法を抹し給へ。神よ、け いさぎ潔 き心を我に造れ、正しき 霊たましいを我のうち衷 に改め給へ。我をなんじ爾 のかんばせ顔 より逐ふことお なか毋 れ、なんじ爾 の聖神°を我より取り上ぐることなか毋 れ。なんじ爾 がすくい救 のよろこび喜 を我にかえ還 せ、 主宰たる神°を以て我を固め給へ。我不法の者になんじ爾 の道を教へん、不ふけん虔 の者はなんじ爾 に帰らんと す。神よ、我がすくい救 の神よ、我を血より救ひ給へ、しか然 せば我が舌はなんじ爾 の義を讃め揚げん。主よ、ほ 我が唇をひら啓 け、しか然 せば我が口はなんじ爾 の讃美を揚げん、けだし蓋 なんじ爾 は祭を欲せず、欲せば我これ之 をたてまつ獻 らん、なんじ爾 はやきまつり燔祭 を喜ばず。神に喜ばるる祭は痛悔の 霊たましいなり、痛悔して謙遜なる心は、神よ、 なんじ 爾 かろ輕 んじ給はず。主よ、なんじ爾 の惠に因りて恩をシオンに垂れ、イエルサリムのよ じょうえん城垣 を建て給 え、そのとき其時 になんじ爾 義の祭、ささげ獻 もの物 とやきまつり燔祭 とを喜び饗けん、う そのとき其時 に人人なんじ爾 の祭壇にこうし犢 をそな奠 へん とす。 司祭 神よ、爾のたみ民 を救ひ、及び爾の嗣業に福を降し給へ、慈憐と洪恩とを以て爾の世界にじれん 臨み、正敎の「ハリスティアニン」等のつの角 を高うし、我等に爾の豊なるあわれみ憐 を垂れ給へ、至浄 なる我等の女宰・生神女・永貞童女マリヤの祷と、生命を施す尊き十字架の力と、無形なる尊いのち き天軍、光榮なる尊き預言者・前驅・授洗イオアン、光栄にして讚美たる聖使徒、我等の聖神 父・世界の大敎師・成聖者・大ワシリイ、神學者グリゴリイ、金口イオアン、我等の聖神父・ ミラリキヤの大主敎・奇蹟者ニコライ、我等の聖神父・全ロシアの奇蹟者ペトル、アレキシイ、 イオナ、フィリップ、光榮なる凱旋の聖致命者、克肖捧神なる我が諸神父、聖にして義なる神 の祖父母イオアキム及びアンナ、聖○○(本堂の聖人の名を擧ぐ)及びことごと悉 くの聖人の転達に よ 因りて、大仁慈の主よ、爾に求む、我等罪人爾に祷る者に聆きき 納れて、我等を憐めよ。い
(詠) 主憐めよ
(十二次) 司祭 爾が獨生子の仁慈と慈憐と仁愛とにじれん 因りてなり、爾は彼と至聖至善にしてよ 生命を施すいのち爾の神°ととも偕 に讚揚せらる、今も何時も世世に。いつ
(詠) 「アミン」
※カノンへ
#
主
Lm-12主憐れめよ12回 あ
わ
れめ(よ)、主憐れめ(よ)、主
憐
れ
め よ
主憐れめよ
主憐れめよ、主憐れめよ、主憐れめよ、主憐れめよ、
主 憐
れ
め
よ
#
主あ わ
れめよ、主憐れめよ、主
憐
れ
め よ
ア
ミン
カノン
第1から第5歌頌は、月課経から聖人のカノン(イルモス+トロパリ5、合計6)、その教会の聖人のカ ノン(4句)。イルモスを歌ったあと、冠詞なしでトロパリを唱える。残りのトロパリに「諸預言者歌頌」 (連接歌集 P2278)から最後の6句をつけて唱え、最後は「光栄は」、「今も」に続いてトロパリ。 第6歌頌以降は、教会の聖人のカノンは省き、月課経の聖人の第1のカノンから6句、三歌斎経のカノ ンを2つ(イオシフの、フェオドルの)から8句と付加された致命者と死者のトロパリ2句。「諸預言者 歌頌」(連接歌集 P2278)全文はとなえずに、最後の6句(8段にと記載があるところ)を付して三歌斎 経のカノンのトロパリを唱える。 ここでは、ミネヤがないので、第1から第5歌頌は省略。第6歌頌、イオシフのカノンのイルモスは読 み、フェオドルのカノンのイルモスのみ歌う。第2週土曜日
第6歌頌 三歌斎経 連接歌集 <イオシフのカノン八調> (イルモス)我祷を主の前に潅ぎ、我が憂を彼に告げん、我が霊は悪に満ち、我が生命は地獄に 近づきたればなり、我イオナの如く祈る、神よ、我を淪滅より引き上げ給へ。(楽譜なし) 我が首は巖の間を潜り、我地の中に下れり、其永遠の關は我を閉せり。 救世主よ、聖なる者は最多くの苦を以て干萬の敵を斃して、爾の多くの福を獲たり。求む、 仁慈なる主として、彼等の祈禱に由りて我が多くの罪過を潔め給へ。 主我が神よ、願はくは我が生命は淪滅より爾に上げられん。 我等ハリストスの受難者を歌ひて、同心に彼等に呼ばん、主宰の苦に效ひし者よ、我等の靈 の諸慾を醫して、惡しき習を齋まん爲に我等を堅め給へ。 我が霊我を離れんとする時、我主を記愈せり。 救世主よ、爾は死を寢に變じ、墓に寢ぬるを忍びて、死者に生命を賜へり。求む、聖なる受 難者の祈禱に因りて、世を逝りし者に選ばれたる者と偕に立つを得しめ給へ。 願はくは我が祷は爾に至り、爾の聖なる殿に至らん。 生神女讚詞、全能にして無垢なる言、身を取りし主を言ひ難く生みたる純潔なる少女よ、我 に齋して凡の罪より離れん爲に力を授けて、我が汚を潔むる涙を與へ給へ。 イルモス、「諸慾の深處は我を沈め」。 <フェオドルのカノン 3調> 虚しくして偽なる處神を敬ふ者は己の矜恤者を棄てたり。 我等は敬虔に致命者の記憶を行ふ。致命者を愛する者よ、來りて喜び、歌を以て彼等を尊み て、彼等に勝利を賜ひしハリストスを崇め讃めん。 然れども我讃美の聲を以て爾に祭を獻げん、我が誓ひし事は爾主に我が救の為に之を償はん。 受難者よ爾等は先に傷の試を受け、其後石にて撃たれ、鋸にて解かれ、猛獸の食に畀へられ、 ハリストスの羔として屠られたり、然れども爾等常に生く。』 光栄は父と子と聖神に帰す [三者讃詞]我三位を一性に合せ、一性を三位に分つ、斯く三位一性の神を承け認めて、同じくサワェリイ及びアリイの懸崖を避く。 今も、何時も世々にアミン [生神女讚詞]爾は産の後にも童貞女と現れたり、斯く童貞を守り、又子を生み給へり、神 の母よ、爾に於て行はれし事は實に異常なる事なり。 我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す。 或は句、神よ、爾は爾の聖所に於て嚴なり。 [致命者讃詞]致命者よ、爾等の忍耐の血は斷えず我等の爲に主に祈る、故に今も我等が恥 づべき諸慾を齋まんことを祈り給へ。 句、彼等の霊は福に居らん。 死者の讃詞、至りて洪恩なる主よ、萬萬の天使が前に立ちて、爾が全世界を審判する時、寢 りし者に定罪せられずして爾の前に立つを得しめ給へ。 (詠) (イルモス)諸慾の深處ふ か みは我を沈め、逆風の凶暴あ れは起こりて我を攻む。救世主よ、急ぎて我を 救ひ、預言者を猛獣より救ひし如く、我を淪滅ほ ろ びより脱がれしめ給へ。 [小連祷] 輔祭 我等またまた復又安和にして主に祷らん、あんわ
(詠)
主憐めよ
輔祭 神よ、爾の恩寵を以て、我等をたす佑 け救ひ憐み護れよ、(詠)
主憐めよ
輔祭 至聖至潔にして至りて讚美たる我等の光榮の女宰・生神女・永貞童女マリヤと、諸聖 人とを記憶して、我等己の身及び互におのおの各 の身を以て、ならび并 にことごと悉 くの我等の生命をいのち 以て、ハリストス神に委託せん、(詠)
主爾に
司祭 けだし蓋 爾は我等の神なり、我等光榮を爾父と子と聖神°に獻ず、今も何時も世世に、いつ(詠)
「アミン」
[コンダク]
第6歌頌諸
あ
くの深處は
ふかみ我を
し
ず
-
め、
あれ逆風の凶暴は起こりて
我を
攻
-
-
む。
救
世
主
よ、
い そ
ぎ
て
我
を
す
く
い、
預言者を猛獣より救いし
ご
と
く
我
を
ほ
ろ
び
よ
り
の
が
れ し
め
た
ま
え。
(詠) ハリストスよ、爾が諸僕のた ま し い靈 を諸聖人と偕に、と も や ま い疾 もか な し み悲 もな げ き歎 もなく、惟た だお わ り終 なき生命の在る處い の ち に安んぜしめ給へ。」 イコス略 第7歌頌 イルモス、「エウレイの少者は爐に在りて勇ましく焔を践み、火を露に變じてよべり、主神よ、爾は世々に 崇め讃めらる。」(楽譜なし) 主我が先祖の神よ、爾は崇め讃められ、世々に尊まれ、讃め揚げらる、 至榮なる主の受難者よ、爾等は血の雨を以て迷の焰を滅し給へり。祈る、ハリストスに奉る 祈禱を以て我等を將來の火より救ひ給へ。 爾の光榮にして聖なる名も崇め讃められ、世世に尊まれ、讃め揚げらる。 獅子の口を塞ぎ、苦の火を忍びし受難者よ、爾等は天上の福樂を嗣ぎ給へり、我等にも之を 得しめんことを恒に祈り給へ。 爾は聖なる爾の光榮の殿に崇め讃められ、世世に尊まれ、讃め揚げらる。 盛に神の光に照されたる勇敢なる受難者よ、世を逝りし信者の爲に罪の赦と、樂園に入るこ とと、生命に與ることとを求め給へ。 へルワィムに坐し、淵を鑑みる者よ、爾は崇め讃められ、世世に尊まれ、讃め揚げらる。 [生神女讚詞]童貞女よ、我歌を爾に奉る、諸惡に制せらるる我を棄つる勿れ。潔き者よ、 我に齋に由りて全き革新と善良なる度生とを與へ給へ。 爾は光榮なる爾の國の寶座に崇め讃めらけれ、世世に尊まれ、讃め揚げらる。 受難者よ、爾等は苦しめらるる時苛虐者を驚かして、火と劔と猛獸とを慰と爲して、我が先 祖の神を歌へり。 爾は天の穹蒼に崇め讃められ、世世に尊まれ、讃め揚げらる。 ハリストスの致命者よ、爾等は肢體を寸斷せられ、火に焚かれて、馨しき祭として 神に捧げられたり。求む、常に我等の爲に彼に祈り給へ。
死者のコンダク
ハリス トス
#
よ、 なん
じ
が
#
僕婢
の
た
ま
し
い
#
を、
6調
諸
聖
せい
人
と
と
も
#
に、
や
#
ま
い
も
#
か
な
し
み
も
な
げ
-
き
も
な
#
く、
お
わ
り
な
き
い
の
#
ち
の
あ
る
#
と
こ
ろ
に、 や
すん
ぜ
し
-
め
た
ま
-
え、
光榮、 [ 三 者 讚詞 ]三位に於て惟一なる神、父、子、聖神、單一の神性、尊き三者、無原の原始を 讃榮す。 今も。 [生神女讚詞]至聖なる女宰生神女よ、爾の諸僕の祈禱を納れて、之を萬有の神に捧げ給へ、 我等を凡の誘惑より救はん爲なり。 句、地上の 聖人と爾の 奇異なる者 とは、我專 ら之を慕ふ 。 [ 致 命 者 讃 詞 ]致命者の會よ天より臨みて、爾等を歌ふ我等を熱心に齋の時を終へん爲に祝 福して聖にし給へ。 句、主よ、 爾が選び近 づけし者は 福なり。 [ 死 者 の 讃 詞 ]人人の行爲を知る主よ、信を以て爾に移りし者に、神として、自由と不自由 との罪を宥して、彼等を安ぜしめ給へ。 (詠) 爐の焔に露を注ぎ、少者を焚かるるなく救ひし主、吾が先祖の神よ、爾は世世に崇め讃めらる。 第8歌頌 ( イ ル モ ス )爾の誡に熱中せし少者は、爾の恩寵に因りて、窘迫者及び火焔に勝つ者 と為りてよべり、主の悉くの造物は主を崇め讃めよ。 天の諸の鳥 と、野獣と 、一切の家 畜は主を崇 め讃めよ、 彼を歌ひて 世々に讃め 揚げよ。 柔弱の肉體を以て種種の苦を忍びし受難者よ、爾等は病む者の爲に醫師と現れたり。故に我 呼ぶ、我が傷める靈を齋の時に痛悔を以て醫し給へ。 人の諸子と、イズライリ民は主を崇め讃めよ、彼を歌ひて世世に讃め揚げよ。 哀しい哉我や、如何ぞ我が在世の日は怠惰の中に過ぎたる、視よ、終は近づきて、我善行の 無き者を受けんことを急ぐ。善く馳すべき程を盡しし致命者よ、我に善き終のあらんことを 祈り給へ。 主の司祭と、主の諸僕は主を崇め讃めよ、彼を歌ひて世世に讃め揚げよ。 血の滴りを以て無神の火を滅しし神聖なる受難者よ、此の生より移りたる者の爲に其行ひし諸 罪の釋かるることと神聖なる永遠の安息とを求め給へ。 諸神と諸聖人の霊、諸義人と心の謙卑なる者は主を崇め讃めよ、彼を歌ひて世々に讃め揚げよ。
第7歌頌
いろり
爐
の
ほ
のおに 露 を
そ
そ
-
ぎ、
しょうしゃ や少者を焚かるるなく
す
く
い
し
主
吾が
先
祖
の
か
み
よ、
爾は 世 世 に
あ
が
め
ほ
め
ら
-
る。
[生神女讚詞]潔き者よ、イエゼキイリは爾を過られぬ門、凡そ望を失ひし者の爲 に痛悔の門を啓く者として預見せり。故に我爾に祈る、彼の安息に到らしむる途を我が爲に 啓き給へ。 又、イルモス、「無原なる父より」。 アナニヤ、アザリヤ、ミサイルは主を崇め讃めよ、彼を歌ひて世々に讃め揚げよ。 受難者よ、爾等は多方の苦を種種に受けて、或者は焚かれ、他の者は鋸にて解かれ、又他の 者は斬られて、樂しみて歌へり、ハリストスを崇め歌ひて、萬世に讃め揚げよ。 主の諸使徒、預言者、致命者は主を崇め讃めよ、彼を歌ひて世々に讃め揚げよ。 至りて讃美たる致命者よ、爾等は己の血を以て四極を聖にし、其僅少なる滴を以て衆に醫治 の流を注ぐ。故に爾等常に呼ぶ、ハリストスを崇め歌ひて、萬世に讃め揚げよ。 我等主なる父と子と聖神゜とを崇め讃めん、 [ 三 者 讃詞 ]三位なる惟一者、父子生活の神、惟一の神性、惟一の權柄よ、天使の軍は爾暮 れざる光を崇め讃む、我等地に在る者も爾を崇め歌ひて、萬世に讃め揚ぐ。 今も何時も世世に、「アミン」。 [生神女讚詞]至浄なる者よ、視よ、我等萬族は爾の至大なるを見て、爾を福なりとす、蓋爾 は性に超へて萬物の造成主神及び人を生み給へり。故に我等爾を崇め歌ひて、萬世に讃め揚ぐ。 句、神よ、爾は爾の聖所に於て嚴なり。 受難者の會よ、救世主に祈りて、我等が今祈禱と節制とを以て潔く彼に奉事して救を得んこ とを求め給へ。主を崇め歌ひて、萬世に讃め揚げよ。 句、彼等の靈は福に居らん。 主よ、復活の望を抱きて敬虔に寢りし者に永遠の生命の爲に起きて潔く爾を讃美し、聖詠者 の如く爾を讃榮するを得しめ給へ。主を崇め歌ひて、萬世に讃め揚げよ。 我等主を讃め、崇め、伏し拝みて、世世に歌ひ讃めん。 (詠) 無原なる父より世世の前 さき に生まれし神、末の日に生神女に藉 よ りて肉体を衣 き たる主を、全き人及び真の神 として崇め歌ひ、萬世に讃め揚げよ。
第8歌頌
我等神を讃め崇めほ あが 伏 し拝み
て
世 世
に
う
た
-
い
讃
ほ
めん。
無
原なる
ち
ち
よ
り、
世世の前にさき 生まれし
か-
-
み
末
の
日に
生神女
に
よ
-
って、
肉体を き 衣たる
主
-
-
を、
ま
ったき 人
およ
び
ま
こ
と
の
か
み
と
し
て、
崇め う
た
い、司祭 生神女光の母をほめうた讚歌 を以て讚め揚げん。
(詠)
[ヘルビムの歌] 我が心は主を崇め、我が 靈 たましい は神我が救主を悦ぶ。 附唱 ヘルビムより尊く、セラフィムに並びなく栄え、貞操 み さ お を破らずして 神 言 かみことば を生みし、実の生神女た る爾を崇め讃む。 第2句 その婢の卑しきを 顧かえりみ給へり、今より萬 世 よろずよ 我を福なりと言はん、 →附唱 ヘルビムより尊く 第3句 権能ち か らを持ち給へるものは、我が為に大なる事を為せり、其の名は聖なり、其の憐れみ は世世 彼を畏るる者に臨まん →附唱 ヘルビムより尊く 第4句 其の肘の力を表して、心の驕おごれるものを散らし給へり、→附唱 ヘルビムより尊く 第5句 権ある者を位より斥け、卑しき者を上げ、飢うる者を善に飽かせ、富める者をむなし く帰らせ給へり。 →附唱 ヘルビムより尊く 第6句 其の僕、イズライリを納いれて、我が先祖に告げしが如く、アウラアムと其の裔を世世 に憐れむ事を記憶し給へり、 →附唱 ヘルビムより尊く 第9歌頌 イルモス、「生神女よ、爾は性の法則に超えて、造成者及び主を孕みて、世界の為に救の門と 為り給へり、故に我等常に爾を崇め讃む。(楽譜なし) 其 聖 な る 約 、 即 我 が 祖 ア ウ ラ ア ム に 矢 ひ た る 誓 を 記 念 せ ん 、 勇敢なる受難者、我等の心の光明なる嚮導師よ、爾等は神聖なる熾炭と現れて、無神の惡な る物質を焚き、劔を以て惡鬼の軍を斬り給へり。 謂ふ、我等に我が諸敵の手より救はれし後、懼なく、彼の前に在りて、聖を以て、義を以て、生涯彼に 事へしめんと。 勇敢なる受難者よ、爾等は苦の暗を過りて、無形の光に移れり。求む、罪惡に昧まされたる
萬
ばんせい 世
に
ほ 讃
め
-
-
-
あ
-
げ
よ。
第1句
我が心は主を あが
め
我が霊は神我が救主を 喜
こ
-
ぶ
附唱
ヘルビムより 尊と
- く
セラフィムに並びなく さ
か
- え
貞操を
破らずして神言を 生み
- し
実の生神女たる
爾を
あ
が
め
讃
- む
我が卑微なる靈を照し給へ。 子よ、爾も至上者の預言者と称へられん、 至榮なる受難者は肉體の苦を病みたるに因りて、今は世を逝りし信者の爲に病なき安息と樂 園の樂とを求む。 蓋主の面前に行きて其道を備へ、彼の民に、其救は即諸罪の赦にして、我が神の矜恤に因ることを知らし めん。 [生神女讚詞]潔き女宰よ、爾の不當なる諸僕の爲に神聖なる扶助者と現れて、節制の時に 我等の禱を世世を宰る主に捧げ給へ。 又、イルモス、「我等は爾不死の泉」 此の矜恤に因りて、東旭は上より我等に臨めり、幽暗と死の蔭とに坐する者を照し、 ハリストスの受難者よ、爾等は神より火の如く地上に置かれて、凡の偶像の迷を焚き、四極 に敬虔の燈を燃し給へり。 我等の足を平安の道に向はしめん為なり。 受難者よ、火燄も、屠殺も、刃輪も、百體の斷たるることも、鐵搭も、其他の劇し き苦も爾等をハリストスの愛より離さざりき。 光栄は父と子と聖神に帰す、 [ 三 者 讃詞 ]我敬虔の心を抱きて惟一の神性及び三位を歌ひて、位を異にすと雖、敢て神性 を分離せず、蓋父子及び聖神は惟一の神なり。 今 も 何 時 も 世 々 に ア ミ ン [ 生 神 女 讚 詞 ]純潔なる童貞女よ、我等は爾イエッセイの根及び太祖ダワィドより生ぜし華 さきたる杖を崇め讃む、爾我等の靈を救ひ給へばなり。 句 、 地 上 の 聖 人 と 爾 の 奇 異 な る 者 と は 、 我 專 ら 之 を 慕 ふ 。 致命者の尊き大數よ、ハリストスに祈りて、我等が平安に齋の途を經て、彼の苦を見、之に 伏拜するを得んことを求め給へ。 句 、 主 よ 、 爾 が 選 び 近 づ け し 者 は 福 な り 。 死者及び生者の神として、死を死し、己の復活を以て衆に生命を賜ふハリストスよ、移しし 爾の諸僕をも安ぜしめ給へ。 (詠) 我等は爾不死の泉、諸聖者を以て人類に醫治い や しを賜ふものを常に崇め讃む、爾我等の靈を救ひ給 へばなり。
9歌頌イルモスに続いて (詠) [常に福]常に福にして、全く玷なき生神女、我が神の母なる爾を讃美するは真に当た れり、ヘルビムより尊く、セラフィムに並びなく栄え、貞操み さ おを破らずして神 言かみことばを生み し、実の生神女たる爾を崇め讃む。 [小連祷へ]
第3週土曜日
第6歌頌 三歌斎経 連接歌集 <イオシフのカノン4調> (イルモス)「我海の深處に至り、多くの罪の暴風は我を沈めたり、慈憐の主よ、神なるに 因りて、我が生命を深處より引き上げ給へ」(楽譜なし) 我が首は巖の間を潜り、我地の中に下れり、其永遠の關は我を閉せり。 至榮なる受難者よ、爾等は血の滴を以て敬虔者の心を潤し、不敬虔者の軍を其中に溺らし給 へり。 主我が神よ、願はくは我が生命は淪滅より爾に上げられん。 信者の光榮及び大なる保護者たる受難者よ、爾等は己の百體を以て光榮を萬有の主宰に歸せ しに因りて、今絶えず榮せらる。 我が霊我を離れんとする時、我主を記愈せり。 深き坎に置かれし言よ、信を以て死せし者に、聖にせられし受難者の祈禱に由りて、罪の赦 と安息とを與へ給へ。 願はくは我が祷は爾に至り、爾の聖なる殿に至らん。 [生神女讃詞]童貞女よ、我等が默さざる聲を以て爾を崇め讃めん爲に、我等の此の聲を納れ て、我等に罪債の赦を賜はんことを爾の子に祈り給へ。 <フェオドルのカノン 8調> イルモス、「人を愛する主よ、我多くの罪に圍まれて」 虚しくして偽なる處神を敬ふ者は己の矜恤者を棄てたり。
第9歌頌
我
等は爾 不死の
い
ず
-
み、
諸聖者 を
以
-
-
て
人
類に醫治を
いやし賜
う
も
の
を、
常に
あが崇め
讃
ほ
む、
爾我等の靈を救い
たましい
給
へ ば
な
-
-
り。
今は致命者の慶賀なり、我等趨り集まりて、彼等の至りて尊き苦を讃揚して、之に榮冠を冠 らせしハリストスを歌頌せん。 然れども我讃美の聲を以て爾に祭を獻げん、我が誓ひし事は爾主に我が救の為に之を償はん。 福たる致命者よ、爾等はハリストスを愛する神聖なる愛に燃されて、熾炭を露の如く履みて、 彼を歌へり。 光栄は父と子と聖神に帰す [ 三 者 讃詞 ]至りて無原なる三者、及び神聖なる惟一者よ、我爾一光と三光、三一の生命、 智慧、言、聖神たる惟一の聖なる神を歌ふ。 今も、何時も世々にアミン [ 生 神 女 讚 詞 ]先祖イエッセイよ、慶べ、爾の根より生命の華として、潔き童貞女より世界 を救ふハリストス神は輝き出でたり。 句、神よ、爾は爾の聖所に於て嚴なり。 我等の神よ、光榮は爾に歸す、光榮は爾に歸す。(或は句、神よ、爾は爾の聖所に於て嚴なり) [ 致 命 者 讃 詞 ]福たる者よ、爾等はハリストスに堅められ、火と劍と死とを畏れずして、救 の承認を守り給へり。 句、彼等の霊は福に居らん。 死者の中に自由に入り給ひし仁愛なる主よ、生と死との宰として、受けし者を安ぜしめて、 爾の庭に居らしめ給へ。 (詠) ( イ ル モ ス )人を 愛 す る 主 よ 、 我 多 く の 罪 に 圍 ま れ て 、 爾 の 洪 恩 に 趨 り 附 く 者 を 受 け て 、 預 言 者の如く我 を救ひ給へ 。( 楽 譜 は 次 ペ ー ジ ) [小連祷] 輔祭 我等またまた復又安和にして主に祷らん、あんわ