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3次元空間の領域内距離分布

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Academic year: 2021

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(1)

靂田6ロ瑠

2003年日本オペレーションズ。リサーチ学会 春季研究発表会

認次元空間の領域内距離分布

0且0且4350 筑波大学 ¢大津 晶 0正Ⅱ甘SU Sぬou O孔皿02錮0 筑波大学 駿塚武志 ⅨOS丑宜IZUⅨAⅧもkes払i 皿.はじめに ●l :l \J

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′し

(U O や や n n これまで筆者らは。2次元平面上における閉領域内 の距離分布を.平面上に定義した一様な直線を用いる 計欝によって噂く方法を提案してきた(たとえば文献 川).本稿ではこの方法を3次元に拡張し,3次元空間 の閉領域内部の距離分布導出方法について述べる.な お紙面の都合上,“距磯分布がいかなる概念か’∴ さ らに“2次元空間における一椅な直線を用いた距随分 布の計斑方法■■については詳述しないので.文献【1】や 囲などを参照していただきたい. 乱3次元空間における一様な直線 COSや0 0 sinpo 豆=1,2に対して釣(∬i,弘之i)は以下のように書ける・ ri=一祐cospocosOo−yksinOo+tiSinpocosOo, {

−ZLcosposinOo+yLcosOo+tiSinposinOo,

Zんsi爪印+とiCO5仰・ 計算畳が多いため途中の式展開は省くが,この関係 を用いれば,dx‘とdyi.dziの外磯【中‘,dyi,dzi]を計 算することができ.この結果を用いナ最終的につぎの ような関係を導くことができる.

【dxl,dyl,dzl,dx2,dy2,dz2l

=(t2−tl)2sinpofdpo,dOo,dyL,dzん,dtl,dt2】(1)

一様な直線を定めた変数をまとめて,

【dq=【dpo,dOo,dyk,d克】

とすれば.式(1)はつぎのように薔き換えられる.

fdpl,dp2】=(t2−tl)2sinpoIdC,dtl,dt2】.(2)

式(2)を用いれば2次元平面の場合と同様に,空間 内で固定した直線上の2点の関係(今回は2点間の距 雄)を調べたのち一様な直線に対応する碗分操作を施 すことで,3次元空間内のあらゆる2点のペアについ てもれなく計算できることになる. 3次元空間における2点pl,p2が,図1の直交座標 系〇yZにおいて(勘,yl,Zl),(ご2,払Z2)で与えられて いるものとする.この2点を結ぷ直線タの方向ベクト ルぬタを法線ベクトルとする平面を考え.原点を固定し たままェ′軸がぬタに平行になるように(すなわち上記 の平面がy′z′平面に一致するように)座棟系を回転さ せて得られる新しい直交座標系をェ′y′z′とする. 図1:一様な直線タの定め方 このように直線タを4変数(卯,β0ルb,Z♭)によって 定めたと普に,一様に分布する4変数に対応する直線 群を3次元空間における一様な直線と定義できる(正 確には変数陶に関してはsin仰の重みをつけなけれ ばならないが,これについては後述する). 定義から原理的に噂かれる性質は基本的に2次元平 面における一様な直線と同じと考えて良い.すなわち, 合同変換による直線の測度が不変であり,また大局的 な繚密度は空間のあらゆる地点で一定である. 凱空間内の2点と直線上の2点 図2:領域βに交わる直線g 図3に示した直線タが簡域βの内部に含まれる部分 (図中の実線部分)の長さをゼとすると,βを使って計 算することができる距離分布をん(γ)はその累積分布 をち(r)を使って.  ̄胸囲

刷‘

3, ェ′>0の領域について考えても一般性は保たれるの で,直線タとy′z′平面の交点を〟から2点pl,p2ま での距離をそれぞれtl,f2とする.前述の座標軸の回転 変換はつぎのように表されるので, ー柑4− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

(2)

となる.したがって領域β内部のあらゆる2点の直線 距離rの距離分布J(r)は, 紙幅の都合もあるので詳述しないが,式(7)はCrofton

の微分方程式(文献t3】)を即、て導くことも可能であ

るが,(2次元の場合と同様に)この方法は球(円)の対 称性に強く依存する.ここで示した一様な直線を用い た方法は,数値計算アルゴリズムの実装が比較的容易 で,実際の空間を対象にした分析へ応用しやすいとい う点において優れて有利である(もちろんCroftonの 微分方程式を用いた方法は,式(7)の検算として意味 はあるし,次元■に依存しないスマートな解法にはそれ 以上の価値はあるのだが). 式(7)から平均E(r)分散V(r)を求めると,

1

2r2(g−r)・Sin靴dCr,Cr=(CIr<り /(r)= (4) のように計算することができる. つまり一様な直線さえ正しく(というよりも最後に 辻棲が合うように)定義しさえすれば,その後の距離 分布導出手順は2次元の場合とまったく同じであるこ とがおわかりいただけるだろう. 4.球内部の距離分布 前節の式(2)を使えば.理論上は任意の形状の凸閉

領域内部の距離分布を計算できる.しかし一般にタの

領域内部の長さどを簡単な関数で表すことはできない ので適当なCを用意して数値計算することになるのだ が.本節では理論的に導出可能(且つ他の計算方法で

検算可能)な“球”の距離分布を計算してみる.

0 月 2 2 .′ノ0′′ム ニ ニ ︶ ︶ r へ‘ ㍉毎(「)dr= α, r2′(r)dr=α2, V(r)=E(r2卜(E(r))2 = /〃(r)が正規分布〃(票凡岩月2)に従うとすると, 一

。環諾ぜ

(8) 35 /〃(r)= v3・lS汀JJ さらに2次元平面上における円内部の基準化した距

離分布をん(r)と■すると,文献囲などから.

′円(r)=蒜

arccos義一J福㌻7・(9)

克,ん,んを重ねて描くと図4のようになる. 図3:球と直線の関係 図3は図2で示した空間の£′軸とgを含む断面であ る.計算の便宜上 原点から〃までの距離を守,線分 OHとy′軸がなす角度をuとする.このとき. // y〃 =pCOS(ノ,ZJJ=pSln(J より.後の計算で.以下に注意しておく必要がある. 【dy;丁,(1克】=p【dp,(l山ト (5) 球の半径を克とすると.g=2㌔F二戸.したがっ て式(4)よりJ(r)はつぎのように計算できる.

′(r)一=4上打王信認po(2何事−r)

dJ)dβdpo(】β0 2 r5−4汀が+ r2・ (6) 式(6)を球内の点のペアの総最で基準化したものを 改めて/球(r)としておこう.

竿Tt2)′(竿)2

′球(r)=(誓r5−4汀醐+

=r5一

r3+孟r・ 2 (7) 図4:距離分布の比較 5.おわりに 本稿では距離分布の導出についてのみ述べたが,一 様な直線を用いた方法は通過流動量分布の計算にも有 効であることがわかっている.これも含めた計算結果 を当日紹介する. 参考文献 【1】順塚武丸大用 品(2001):都市領域における郎離分和の削はそ の応川.l−1本都市計画学全学循研究論文処,耶36弓,pp.871−876. 【2】憫塚武志(1998):−・様な椚椒を介して4次元を2次元から見る・ ト】本OR学会秋季研究儒表会アブストラクト娘,pp.3ひ−31. 【3=Ⅵ、†秀彦,腰塚武志他(1986):邦i†御所数理,別命沓店・ −Ⅰ65− © 日本オペレーションズ・リサーチ学会. 無断複写・複製・転載を禁ず.

参照

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