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平成17年度  事 業 報 告

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(1)

平成30年度 事

業 報 告

. 事 業 概 要

当センターは本年も基本方針と事業実施計画に沿って北見市をはじめ関係機関・団

体・市民の皆様のご支援とご協力のもとに事業展開を図り、シルバー事業の適正な運

営に努めてきました。

今年は春先から夏場にかけて草刈り、剪定、除草といった外回り作業が一般家庭か

ら多くの依頼を受け、3週間待ちという時期もありましたが、その後相次ぐ台風や長

雨により就業できない時期があり、9月には震度6弱の胆振東部地震が発生し、北海

道全域が停電となるブラックアウトを経験しました。停電は2日ほどで回復しました

が、この間信号機がつかない、コンビニの商品はなくなる、テレビからの情報が得ら

れない、電子レンジや冷蔵庫といった家電が使えない等、日常生活に大きな影響と不

安を与えました。その後秋から受注も回復しましたが、今年は暖冬の影響で雪が少な

く、昨年6回だった高齢者除雪が今年は4回と減少、併せて一般家庭からの除雪依頼

も減少し、その結果、受注金額においては派遣事業を含め440,392千円となり、

昨年実績の447,411千円から7百万円減少となったところであります。

会員数については昨年度末が829人に対し、本年度末は26人下回る803人と

なり、減少傾向はなかなか改善しない現状にありますが、近年は60歳前半の方や女

性の入会も増加してきており今後に期待をしているものであります。

そういった状況のもと、本年度は例年実施している「奉仕活動日」と「北見シルバ

ーの日」の前日に会員の協力による近隣家庭への仕事周知・依頼パンフレットの配布、

地元情報誌への掲載により周知に努めると同時に、会員には知友人の掘り起しもお願

いをいたしました。昨年の奉仕活動日は雨のため北見自治区は中止となりましたが、

本年は無事に実施することができ、地区長、班長等役員の周知効果もあり参加者は 432

人、参加率は 55.2%と、ここ 10 年来最高の結果となりました。また、就業に必要な知

識、技能の向上を図るための講習会を14回開催し、378名の会員の参加をいただ

きました。会員の入会の減少に合わせて講習会の参加率も減少傾向にありますが、周

知や声掛けを強化し、必要性やニーズに合わせ今後も更なる充実に努めてまいります。

また新入会員説明会の中ではセンターとしての事業、研修、講習会についてその必

要性と協力、併せて地区班活動や奉仕活動、会員同士の協力等会員個々の活動の重要

性の周知に努めてまいりました。

当センターとしては引き続き地域に密着した就業と適切な会員派遣に努め、地域に

貢献すると同時に会員個々人のスキルアップに努めることが必要であると考えており、

来年度以降も各種広報等の積極的活用や人を介した勧誘活動を行うなど就業拡大・会

員確保に努め、組織の底辺拡大を図るとともに今後とも安全第一を念頭に、一人ひと

りが安全就業に努め事故ゼロを目指してまいりたいと考えております。

(2)

事業の2年間の実績と比較は次のとおりです。

平成30年度

平成29年度

増 減

登 録 会 員 数 (人)

803

829

▲26

件 数 (件)

6,519

6,898

▲379

就業延日人員数(人日)

77,300

81,832

▲4,532

金 額 (円)

請負分

409,197,621

請負分

430,166,923

▲20,969,302

派遣分

31,194,764

派遣分

17,245,019

13,949,745

440,392,385

447,411,942

▲7,019,557

370,584,440

389,646,945

▲19,062,505

27,671,883

29,226,613

▲1,554,730

原 材 料 費

10,941,298

11,293,365

▲352,067

2. 事 業 運 営 状 況

(1)シルバー事業の普及啓発活動

① 広報「シルバー北見」を年4回、

「シルバー情報」を毎月1回発行し、関係機関・団

体に送付してシルバー事業への理解を深めていただくとともに、各種行事、イベント

においてリーフレット、ティッシュ等を市民に配布し、周知PRを図りました。

② シルバー事業のPRと就業機会の拡大のため、市の「広報きたみ」や「経済の伝書

鳩」を活用した情報提供と会員募集の広告掲載などにより普及啓発に努めました。

③ 全国機関紙「月刊シルバー人材センター」を購入し、関係機関、賛助会員、役員、

地区長、班長(班内輪読)に配布するなど、全国各地のシルバー活動状況を紹介し、

啓蒙普及に努めました。

④ 市民の皆様や地域社会に感謝の気持を表し、

6 月 24 日を「奉仕活動日」として公共

施設周辺や道路などの清掃活動を実施しました。地区長、班長等役員の周知効果もあ

り参加者は 432 人、参加率は 55.2%と、ここ 10 年来最高の結果となりました。また時

期は異なりますが常呂地区では前浜海水浴場の清掃、留辺蘂地区では公園の清掃作業

のほか、一人暮らしの高齢者宅の住宅周りの片付け、庭木の冬囲い等の作業を行い、

地域の環境整備に貢献をしました。

今後も、より良い地域づくりに貢献するため、全会員が奉仕活動日の趣旨を理解し、

参加率を高めていく取組みにして参ります。

⑤ 普及啓発促進月間の一環として

10 月 21 日の「北見シルバーの日」に、北見菊まつ

り会場と大型スーパー店の2ヶ所で役職員が分担して、

1,000 部のチラシや啓発用資材

等の配布を行い、普及啓発に努めました。

(3)

(2) 就業機会の拡大に向けた活動

① 「奉仕活動日」と「シルバーの日」の前日に北見、留辺蘂、常呂の各地区において

会員自宅周辺、知友人へのチラシ配布など、就業機会の拡大に努めました。

② 今年度も作業日報の「お客様控」の裏面広告を活用して、就業機会と会員の拡大、

シルバー事業の周知を図ってきました。

③ 適正就業対策については、適正就業対策推進委員会を年

2 回開催し、長期就業該

当者の確認調査を実施するとともに是正に向けた理解と協力依頼をお願いしました。

また、該当事業所にも長期就業是正に関する説明を行いました。

今後も、時間と労力をかけながら双方が納得しあえる取組みが必要と考えています。

(3)自主事業として開催する講習会の充実

就業に必要な知識、技能の向上を図る講習会等は、今年度は次のとおり実施しました。

講 習 名

実 施 日

場 所

参加者

刈払い安全講習会 4 月 19 日 サンライフ北見 37 名 和菓子講習会 4 月 25 日 北見市民会館 20 名 剪定班講習会 5 月 23 日 花月町 一般市民宅 25 名 学校プール合同研修会 6 月 1 日 高栄小学校 52 名 刈払機講習会 6 月 7 日 北見市浄化センター 30 名 除草作業講習会 6 月 14 日 一般市民宅 10 名 清掃講習会 6 月 21 日 サンライフ北見 15 名 フロアークリーニング講習会 7 月 19 日 サンライフ北見 17 名 剪定技能講習会 9 月 20 日 野付牛公園 16 名 介護講習会(軽体操等) 10 月 26 日 サンライフ北見 30 名 料理講習会 11 月 28 日 北見市民会館 21 名 交通安全講習会 12 月 19 日 サンライフ北見 27 名 フロアークリーニング講習会 2 月 14 日 サンライフ北見 29 名 健康・安全就業講習会 3 月 14 日 サンライフ北見 49 名

14 講習 378 名

(4)安全対策と事故防止

① 会員の就業中の事故を未然に防止し安全な作業を進めるため、年3回安全委員

会を開催し、事故事例の分析と安全対策について協議を行いました。

② 万一の事故に備え、シルバー団体傷害保険・賠償責任保険に加入しました。

また、任意傷害保険(プラス保険)については、互助会事業の一環として団体扱い

の取組みで実施しました。

③ 就業にあたっては、会員の健康管理が重要であり、そのためにも日常的な自主

健康管理はもちろんですが、年1回は「健康診断」

「各種がん検診」等を受診するよ

(4)

う安全情報誌、及び月例情報紙「シルバー情報」に掲載し周知しました。

④北見市の国保、介護、健康部門の保健師より、健康・栄養等に関する情報を提供

していただき、例月のシルバー情報で会員へお知らせしました。

(5)労働者派遣事業の実施

労働者派遣事業の実施については、国のガイドラインに沿い、幼稚園バスの運転業

務や派遣先での指示命令、混在就業状況等を勘案し必要な会員について派遣事業を実

施しております。依頼者との協議、会員の了承のもと昨年より幼稚園バスの送迎業務、

本年は留辺蘂地区の高齢者施設の介護補助業務も実施しましたが、この結果を踏まえ

該当する職種がある場合は事業を拡大すべく検討を進めると同時に、関係事業所・会

員に広く周知を継続してまいります。

(6)中高年齢労働者福祉センターの管理運営

指定管理を受けている中高年齢労働者福祉センター(サンライフ北見)の管理運営

については、5年間の委託を継続中であり、適正な運営に努めるとともに各種教室、

講座の充実と利用者に喜んでいただける施設運営、施設整備に努めました。

(7)関係機関、団体との連携強化

北海道、北見市、北見公共職業安定所、北見市社会福祉協議会などの関係機関及び

全国シルバー人材センター事業協会、北海道シルバー人材センター連合会の関係団体

との連携協力の中で、事業の円滑な推進に努めました。

(8)事務局体制の充実と強化

道シ連及び道東ブロック主催の職員研修会や会議に参加し、研修課題や意見交換を

通して職員の知識や業務意識の向上に努めました。また、毎月末に職員会議を開催し

業務の共有化、システムの最新化、事務処理の適正化と効率化などを図り事務局体制

の強化に努め、併せて毎日朝礼を行い迅速な情報交換と共有化を図りました。

(5)

3.事 業 実 績

(1)会 員 状 況 ( 単位:人) 年 度 末 会 員 数 会 員 の 動 態 年 度 末 会 員 年 齢 別 備 考 年 度 始 会 員 数 途中入会 会 員 数 途中退会 会 員 数 60 歳 未満 60 歳~ 64 歳 65 歳~ 69 歳 70 歳~ 74 歳 75 歳~ 79 歳 80 歳 以上 男 603 633 51 81 1 32 134 211 145 80 女 200 196 28 24 3 20 48 64 52 13 計 803 829 79 105 4 52 182 275 197 93 (2) 事 業 実 績 ( 単位:人・円) 区 分 受 注 件 数 就 業 延 実 人 員 就 業 延 日 人 員 総 事 業 収 入 配 分 金 事 務 費 材 料 費 合 計 公共事業 772 2,481 18,818 80,872,207 8,589,516 2,063,666 91,525,389 民間事業 2,299 5,585 49,221 244,939,445 16,252,179 2,252,634 263,444,258 一般家庭 3,441 6,045 9,047 43,663,753 2,830,188 6,623,498 53,117,439 独自事業 7 53 214 1,109,035 0 1,500 1,110,535 合 計 6,519 14,164 77,300 370,584,440 27,671,883 10,941,298 409,197,621 (3) 職 種 別 就 業 実 績 ( 単位:件・人・円) 区 分 会 員 希望職種 受 注 件 数 就 業 延 実 人 員 就 業 延 日 人 員 総 事 業 費 備 考 技 術 群 220 174 269 3,689 21,216,351 就業実会員数 700 人 就 業 率 86.05 % 技 能 群 64 1,252 2,460 3,800 26,476,988 事 務 整 理 群 24 92 95 646 3,470,374 管 理 群 162 549 2,006 23,045 119,508,630 折 衝 外 交 群 1 16 29 38 239,013 一 般 作 業 群 273 4,229 8,783 41,118 214,023,850 サ ー ビ ス 群 59 206 509 4,892 23,912,250 そ の 他 0 1 13 72 350,165 合 計 803 6,519 14,164 77,300 409,197,621

(6)

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