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ペートンの損益計算論(三)-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

︼ 委託賦貿−−こ 見計ひ販賛−三 月駁放棄−四 尿品⋮販烹代金よりの各稽の控除・ 販究品の保詑⋮容券代の排尿−五 紙繕収益−穴 契約品の暴追皇七 原始産米におけろ 生産ゼ収垂−∧ 交摸

叫 委 託 販 蛍

利益は如何なる時、如何にして畿坐するか。これを見定めるためには、既に運べたやうに、原則として、放資 を基準とするのが食も適正である。しかし或る橿の取引に関しては、なほ問題とすべき鮎が埋ってゐる。 その著しい例は、第一に、垂託販資の場合である。この場合、委託品を積送しても、その所有橙はなほ委託主 にあるのであるから、牽途の時を基準として利益の費坐を認めるのは、堅度な方法でない。放資臍の通知がある

第六巻第三兢

ペーナンの損益計算論 ︵三︶

鎌 田 恭 一 郭

︵本稿はA−下y署﹃骨計撃山第二十玉畢より第二十七草までの大意私、棄分晩酌して詳述Lたものでぁる︶

第二葦 特 殊 問 贋丁−をの叫

−原審第二ヤ六畢Speni㌢prO旨ヨS三nnOヨe芳nOu蔓コ灼もP.琵.冨− ︵二八六︶ 六四

(2)

しかし已の後の方法は、尊嘗をありのまゝに示さぬのがその快鮎である。厳密にいへば、甲は乙敢に放資したの

でなく、乙敢を通じてゞはあるが、買手何基に放資したのであり、また車力貸や乙敢への手数料として、費用が

賛際に凌生してゐるのである。だから、これらを凡て記録に止める方がよいといはねばならぬ。

しかし右の二法は、何れもなほ快鮎を蔵する。それは版選局が通常に示されないことである。右の、例で望典の

販攣向は四千弗であるが、これが少しも表はされてゐない。しかるに版攣向の記録は経営上の参考資料として必

或は手取金額の記入に止めるならば 現 金 三、六五〇 までは・、引模き手持品にかぞへおき、収益塾生の記入をしない方がよいのである。 ∴例へぼ甲が原償︵しかして帳簿低額︶ニ事弗の商品を乙禽敢に委託版安盃として稲造したとせよ。教迭のときの 仕詳は 乙証南街倉岳 三、000 入 仕 三、OCO いま乙祀がこれを四千弗に現金賛し、手数料二百弗車力賃百五十弗を差引き手取金二手六百五十弗を、販野済の 報告ととも忙送金したとせよ。甲の仕詳は 凡1すyの握盃計敦論

現 金 蚤 力 栗

手 数 料

三、大玉〇 一五〇 二〇〇 三、

乙証向緻途品 賛買収金

三、000 −、000 ︵〓八七︶ 六五

(3)

どしては膠るのである。 ︵ニ八八︶ 東大

節夫懲 番三兢

要である。よつてこれを記入するために、迭金及び報告を受取った際、甲は次の仕鐸をするのがよい。

かうすれば繋上組額も賛上品原憤も常規通りに記録される。さらに各積迭口毎に個別的勘定を設くれば、各口の

垂託販資損益が明かにされる。

蟄迭の際にはたゞ備忘的記録をなすに止め、仕詳記入はしない方法もある。これはあとで販安臍の通知があつ

たときに、茸上品原慣勘定に倍詑L仕入助産に貸記するのであるから、仕諾の上では、普通の費上の記入と同様

になる。積送した商品はやはり積途者の財産たるのであるから、財産上には欒動がない、と考へて仕鐸せぬのに

も﹁理はある。しかし、穣迭といふやうな盈大な罫賛は、これを勘定にも衣はした方がよい。即ち前の方法の如

く、仕入勘定の細別勘蜃として積迭品勘定盈設け、これに振替へ、商品朗在場所の攣勤を明かにする芳が、方法

一月の積送品が、相恩期間にわたり何回かに分割されて賛捌かれることもある。も/とよりそのたび報告を敬す

べきであらうが、積逸品勘恵から賛上品原慣勘定虹技替へる仕澤は一、その郡虔行ふ必要はなく、全部撃捌臍の上

で一括して行ってよい。但し途中で決算偶になつたら、賛捌臍の分にのみついて右の仕繹をなし、資上品原慣と

金 現

川 車 力 栗

手 数 料 ∽ 究上品原慣 三、六五〇 一五〇 こ0〇 三、000 乙証向墳送品 上 四、00〇 三、000

(4)

期末棚却高とを院別すべきは勿論である。 放資偵格を成行とする場合は論外だが、指値にしたときは、積送の際、賛上倍額で受託者勘定に借記し翼上勘 定に貸記するのも、時に便利である。さらに委託者と受託者との関係が緊密であり、指値せ必ず繁れ、かつ手取 金初のみ報乱されるやうな場合、恰も受託者が普通の買手と同様な状態であるときは、積送と同時に放資臍とし て記入するのも、嘗際問題として芸文はない。しかし叫般論としては、放資癖の報骨を受けてから収益勘定に記 入するとなすペきであらう。 放資事務をとらせるために支店・代理店む設けてゐる場合、これに迭付する商品の慣額を、安倍で迭状に記入 するのが便利なこともあらう。この方法に伐ったとき、本店の仕謂では、原慣︵これが帳簿債額であるとし︶と迭 耽金額との差額を控除勘定で示し、預想利益の計上を防止せねばならぬ。即ち 追って辣期通り昏れたら次の如く仕繹する。 ∽ 現金叉ハ受取勘琴 三、000 二、000 引 受店資上品原慣 ︵ 奪店向造付品評慣額控除勘定 てCOC しかしこの方法の慣倍は疑はしい。それよりも、支店又は代理店向近付品勘蜃に、仕入又は商品勘定の帳簿慣 ぺⅠト∴ェ誓執念計箕論 支店向送付品 三、C00 仕入︵又ハ商品︶ こ、000 支店向迭付品評膜顔控除勘定 ︼、00C 支 店 更 上 支店向迭付品 ︵二八九︶ 六セ 三、00〇 三、000

(5)

尺.−見計ヒ品 玉○ 入 仕 と仕詳し、次に月が全部を買取り代金百弗を送付してきたときには

〓 見 計 ひ 坂 資

見計ひ版禁書pr。くaisales・嘗試安男︶の場合托は、顧客が現品を受取り、鮎瞼又は試用した上で、戴に入れぼ

買取る、気に入らねぼ返品するといふ條件がついてゐる。だから、敬速または引渡の時に収益勘定に記入するの

は、捌か非難すべき方法である。か1る取引はその性質上甚だ暫定的・かつ試験的であつて、茸際たしかに要れ

るときまつたものではない。また顧客から別に保詮金を上るのでもなく、たゞ現品の保管に封する或る安住を負

はせるだけであり、逐た商品その物はやは且寧王の所有物である。ゆゑに顧客がいよ′\商品を引取ってから、

収益勘定に貸記すべきである。

しかし商品の磯撃引渡に閲し何らかの記録を止める必要があるから、成規の仕諾をする方がよいとの真率も

ぁる。例へば甲食酢が原慣︵帳待倍率五十弗・代償百弗の一揃の書寿を見計ひ品さして得意先尺に送付したときは

賃大谷 第三妨

額に基いて、倍記する方がよい。さうすれば勿論、接除勘定は不要となる。 川 現 金 物 鷺上品腰慣 上 賛 汽 − 見計ヒ品 茄○ ︵こ九〇︶ 六八

(6)

もし月が商品を返却してきたら、初めの仕詳の反対仕詳を行ふといふのであるが、これは推奨に値すると思ふ。 幾程かの商品を迭付し、そのうちから顧客の好きな物を捧びとらせる場合がある。このときは迭付した晶の全 部が引取られる見込は決してないのだから、顧客の選揮の了らぬうちに仕詳記入するのは考へものである。仇ち 穀初凌迭の際には、備忘的記録をするので十分であり、またそれが安富である。 商品を試用して︵○コtr訂l︶買取るかどうかを決める條件のときには、商品の柾類によつては、その一部を給費 してもよいといふ意味になる。従って多かれ少かれ商品の慣璃は粟失する。例へば乙愈祀が原偵二百弗の商品を 試用億件附でBに送付したが、Bは商品の叫割を治安したのち、建部を、品質は寄はないで元のま1、指定期限 内に返品してきたとする。.この場合忙は甲祀として次の如き仕鐸が必姿である。 事務用諸器具その他種々の設備品も、屡々試用條件附で放資されるが、試用の期間が相常長けれぽ、返品は相 雷の損傷を勿論象ってゐる。この場合の減損倍額は特殊の放資費であ少、これを惹き起Lた斯の種取引の負抵に Ⅲ 致迭の 亡き B − 試用品 ㈹ 送品されし亡き ㈲ 試用敗登麗句 品 伽 用験冨 凡−−yの指盛計党論 二〇〇 B − 試用品 試用版暖戻Ⅴ 耐 品 こ00 ︵二九こ 六九

(7)

躇すべき費用である。 小安では、顧客に封し、返品の自由を認めてゐることが多い。例へぼ通信放資柴者は屡て不満足な商品を随 意返速させ、もし代金前排であつたらこれを返金する。この場合には商品が返戻されるかも知れぬといふ橡想は あるが、それだけで、この取引が見計ひ放資・試用版穿となるわけではない。た羞晶の販繋が行はれたに過ぎ ぬ。かつ返品率も普通さほど大ではない。であるから、殊さら野上勘定への記入計社ばすべき珊由はないのであ る。もちろん、決箪に際し、戻り品の見積高につき修正記入をなすのは合理的である。 代金引換販賛︵C〇・D・S告s=∩。ニen什。コロ㌫くeりySa−es︶も、見計ひ放資と同様に魔球すべしといふものがある が、これまた再考を質する。代金引換放資で蜂普通の場合故障の起ることは少い。だから、たとひこの販賛は、茸 際上、代金を受取るまでは完了しないのだとしても、商品を造り出すと同時に耕襲をしたとみなし、得意解勘衰 に借記し撃上勘定に貸記してもよい。これに反し、或る場合、殊に引渡が直ちに行はれる坂合には、現金を受取 ってから翌上の記帳をするのが便利であらう。また何れにしても、代金引換版撃を普通の販撃と区別するため、 特別の勘定を用ひるのは甚だ結構である。 同じく月賦販穿といつても内容は契約笹より柘々異る。商品の所有権が初めから買主に移特するものもあ牒、 琴六奄 第三鱗

三 月 賦 阪 責

︵二九二︶ 七〇

(8)

最後の支紡が潜むまで貸主の手に留ってゐるものもある。豪彿の部分に封して利子を徴収することもあり、しな

いこともある、普通は毎月彿であ乳が、何箇月目かに支彿ふのもある。かく詳細な鮎では異るが、その共通な特

質は、代金の回収に要する期間、が比較的長いこと、及び毎回の受入高が比絞的少額なることであるぅそこでかゝ

る賢上をいつ安土勘定陀記入すべきかの間超が起る。

月蹴敗賛では、収益の教生は、普通の揖菅よりも不確蜜ヤぁる。驚感の麟代金は引繚いて回収されるのが通例

であるが、月駅放資では代金の回収に長い期間を要する。そのうへ多くの費用がか1る。そして屡々違約され、

商品を取返へす必嬰が起る。しかむ取返へせぬこともある。だから牧釜賛現の基準を放資におかず、代金回収に

おく朗の、保守的取扱が必妥とされるのも常然である○

代金回収を基準とし、即ち現金主義により利益の昏硯を認めるとして、然らばいかにこれを記帳するか。︹米組

の︺所得税法では、資主が現金主義により記帳する場合には、常該商品の代金が直ちに支梯はれたなら敬生する

であらう桝の絶品と・契約代俊之の割合を求め、眈敬月賦金額中この割合に相雷する額を、絶利益とすべき旨規

定してをり、この規定具米闊において︺叫般に合珊的と認められてゐる。しかしか1る原則に基く具鰻的な記帳

法にいたっては、愈計者の問に意見の一致を見ない。

例へぼ甲が原慣五寓弗∴異慣十甚弗の商品を、代金の血判を即金・竣額は代金の五分宛十八箇月排・無利息の

億件で月賦放資とし、初年度の代金受入額が︵即金及び月賦金とも︶四囲弗、違約高が賛偵で八千苧この運約分 ぺーlyの指名計算論 ︵二九三︶ 七二

(9)

この得意兜保管月賦品勘鹿︵nust。ヨerS⊥コS萱ヨeコt若rc訂コd仙se︶及び商品朗有碓引渡義務勘定︵CustO∃erSんqu茸 ;二三。r。ha。d打︶は絶括勘定であるから、これに勤し得意発毎に個別勘定を設くべきは勿論である。

もし所有樺が引渡と同時に買手に移略する場合には、仕繹は次の如くになる。或は所有療が最後に移印する場

合でも、便宜上この方法をとつてもよい。しかし何れにもせよ、引渡と同時に利益を計上してはならない。

第六令 弟三携

︵二九四︶ 七二 についての代金眈収高二千弗は契約により没収、商品を取戻した高が原慣†三千弗・それが減損してゐて見積偵 額千八百弗になつてをり、取戻し得なかったものが原慣で千弗であつたとせよ。所有接が最後に買主に移持する 場合、これに要する仕詳を総括的に示せぼ 川 即金の受入 現 金 ㈹ 邁約分のこ殿哩 現 金 ︼○、000 物 商品の引渡︵原煩にて記入︶ 得意尭保管月賦品 玉〇、000 問 ︼月愚金の受入 月商 献品 販朝 賛有 収槽 取戻討 慕液晶 披 義 渉 三〇、000 ヽ ヽ ヽ ニ○入 000 000 得意先保管月尉品 品 商 月風紋賀状益 商品所有機誤彼我診 商品新宿構諌池轟疲 丹敬膀党政重 玉○、000 ∵五、00〇 一五、000 四、000 五、〇〇〇 五、00〇

(10)

右の二法とも月賦放資の放資上高を示さぬ紋難がある。これを除くには この仕詩法では違約に基く正味の損失二百弗が特に示される。この額は、違約の分についての現金受入高二千弗 金 川欄尉芸金 金 5 現 ∽ 月尉放資繰越収益 品 商 用 月駁販餞繰延収益 月賦頼票収巷 日用駁蟹慧 金 金 ㈹ 現 閏 月駁貿上品原憤 閏 月蹴費上 関一月酎欄 暖 上 品 斬 期朋雛炉鋸 月掛験閣達約損失 m 月掛敗賀状蛮 A−下yの拒呑計寛論 一〇、〇〇〇 九〇、00〇 三〇、00〇 一五、000 一〇、00〇 九〇、00〇 三〇、00〇 五〇、00〇 五〇、000 二〇、00〇 一、八〇〇 三、C00 ∵−OCC こ00 二〇〇 こ00 、 、C00 、八〇〇 月賦放資敬慕 月駁脈嚢繰延牧会 品 商 月賦貿掛金 月蹴放資収益 月琴更掛金 月麒壁上 月戯評掛金 品 商 月融更上品原傾 月賦放棄収容 月敵賛謝金 月賦頗璧連約損失 ︼00、00〇 三〇、00〇 五〇、00〇 五〇、00C こ○、00〇 六、000 二〇〇 玉、OC〇 四五、OC〇 五〇、〇〇〇 三〇、000 ︼五、00〇 六、000 ︵こ九五︶ 七三

(11)

〇山九六︶ セ凶 第六巻 第三耽 及び取戻商品債額千八眉弗の合計三千八眉弗を、商品原償由千弗から差引いた姥額と劃致する。また、右の取引 仝鰹としての収益額は、月賦版攣収益勘定の貸方嘩高∵寓八千八百弗であるが、これは、現金受入額合計四馬蹄 より違約分正ついてのこ千弗を差引きたる戎高三萬八千弗に、聾慣に封する収益の割合五〇%を乗じて剛萬九千 弗を待、これより違約による損失二百弗を減じたる姥叡十笛八千八百弗と瑚致する。 最.も簡易な方法庭、勿論、葡通の繋上と同様な取扱法である。第二回の代金受入額が代金放崩のかなりの割合 を占めてをり、違約革も大ならず、月賦金取立費もあまり多額℡ないやうな場合にはこの方法もよい。︹米図の︺ 所得税法でも、賢主がこの魔球法を毎年機摸する限り、これを認容してゐる。 土地・建物・その他の固定資産も、時には本質上月駅販資たる方法で蟹渡される。しかしか1る場合には、第 一回排込金は多額であり、邁約は少いから、嘗際問題として特別の方法む探るぺき珊由は少いっ甲び︹米国の︺朗 得税法を引用すれば、第十回彿込金が密偵の二割瓦分以上なるときは雷訪販賛取引は結↓1せるものとし、これに 基く利益を全部、その契約が締結され第叫回の沸込がなされた年度の利益となすべし、と規定してある。富ひ換 へれぼ土地野蛮で通常さうであるが如く、所有椎がなほ盟主に存しても、買主の債務教生を基準として利益肇生 を認むペ七といふのである。 経りに注意するが、月賦昏樹金は長期間に娘堆べて支沸はれるから、自然、その甥在哨佑は表面の金額より少 いものである。それで別に利子を徹しない契約のときに紘、この資桝金の慣額が、利子佐相賞するだけ少いわけ

(12)

である。利益の計算に際㌦ては、この事驚も勒定に入れるペきである。 四 景品・阪宮代金よりの各種の搾除・ ■ ノ 版褒品い保澄・容搭代の彿庚 放資に際し得意兜に或る條件附の特樺を輿へる結果、精密なる収益額が直に判らぬことが多い。景品附の場合 はその脚例である。繋上毎に漆へてやる票券や包紙などが叫定数或は一定金額に達すれば、それと引換に、盈品 として商品を渡すが如きこれである。こ1に偶磯的なる負債と収益への蹴課とが生ずる。 最も簡易な記帳法は、景品弁を渡したときには別に仕鐸せす、あとで景品む渡したときにのみ記帳する方法で ある。景品の額が野上額に比しあまり多くないときはこの者法でもよい。しかし利益計堺を精密ならしめんとす るとき、特に景品額が相富の金額にのぼるときには、景品券の餞行に基く偶然的檎幹と収益への賦課とを、務め 仕詳し記録する方法をとらねばならぬ。なほ景品の額は、景品として渡す商品の原慣及び凡ての賦課費用を含め た例の憤額となすべきである。 精算卓義による記帳法をこ1.に例示しょう。乙商事合赦の或る期の絶賛上高十濁弗、これに基き景品を渡すぺ き故大限度二千弗、過去の経験から見積って賢際引換へられるのはその五割であるとせぼ ■ 川 現金文三景掛金 一〇〇、000 上 ∽ 繋 A−トyの預金計算論 一、000 景品引雷魚 上 山00、〇〇〇 安 ー、000 ︵こ九七︶ 七五

(13)

もし景品費を費用とみなし、賛上に封する割戻・値引とみないならぼ て000

瑚 景 品 艶

恩品引常金 一、000 この景品引常金勘定︵空。WaコCefOrPreヨどヨS︶は一つの負債勘定であつて、景品を賛際に引渡したとき、これに 借記し、同時に商品勘定に貸記するのである。 店にある品のうちから顧客の好きな物を韓ぽせ、これを景品発と引換に渡すとき、殊に一回の引換に要する景 ■ 品券の枚数或は金額に制限のないときは、引換請求率埜申いであらう。かーる場合、景品は確かに、本質上むし ろ組織的な割戻・値引であつて、収益接待のため費消された原慣ではない。 しかし現金割引、その他すべて兄憤から艇除する形式で行はれる値引は、梯蛍に関する限り、決して債務たる 性質を有しない。例へば野上現金割引の見積額を計上するときに貸記される勘定は、割引込み値段たる定債で記 入される例の受取勘定に封する、暫定的の控除勘定ねるのである。 樹賛した得意発から返戻される戻り預想高を計上するときにも、昏上勘定または戻り拗定に倍記すると1もに 特政の勘定に貸記するが、この貸方勘定もまた、受取勘定に封する控除勘定である。現金牽のもの曙も返品を許 す坂合には、この記帳法はもつと複雑になる。例へば或る期末における戻り預想高五千弗・その年分が現金攣佐 関するものとし、且つ現金資の返品に勤しては直ちに現金を彿戻すものとせば、之に関する修正記入は 戻 多大令 弟三携 五、000 宏規閉金−−房一睡陳勘定 こ、茸00 戻寸品代昭現金揮戻橡想高 二、覚00 ︵こ九八︶ 七六

(14)

もし現金褒の返品代金は、これを次回の安土代金から差引くものとせば、右の勘穿はこれを然るべく欒要せよ。 返戻された商品の.慣倍は歴々減少してゐる。或る場合に軋この損失額を精密に計算し、特に表示する必要があ らう0 かくの如く毎期末、戻りその他の拉除又は景品費の礎盤見込額を計上する場合には、かゝる事項が蜜際蟄生し たとき、萌凱末の修正記入に閲はる分と、雷朔になつてから新たに行はれた賛上に開はる分とを、注意して区別 し記録せねばならぬ。例へぼ前例において、現金安の返品が嘗際には二千凶百弗だつたとすれぼ、この二千四百 弗が、またこれだけが、戻り品代金挽炭俵務勘定に倍記せらるぺきであり、餞りの百弗は積立金勘定に振沓へる ペきである。さらに、常斯になつて資渡した品が戻ってきた分は、勿論、右の勘定に銅係せしめてはならぬ。こ れは戻り高とLて普通の記入をするだけである。その他の控除項目及び景品費についても同様である。 得意兜に封して輿ふる種々の保謹も、合計上岡様の問題を惹き起す。例へぼ店用語設僻を放資する合祀が、向 ふ六箇月問無料で、放資品の調節・修繹をなすの保鐙をするものとせば、同祀は毎期末、その偶の放資品につき 将来負槍すべき調箇・修躇費を見紹り、これを費用として計上すると同時に、債務の畿生として記入することが できるし、またさうした方がよい。 容絡の取扱も本筋に訟明するが通常であらう。比較的長期間にわたり何回もの使用に耐へる瓶・椅・等の容終 入で放資し、もしその容器を返還するならば、現金での割戻・城代金よりの抵除・次回聾渡代金よりの軽除・等の ベートンの撹益計算玲 ︵こ九九︶ 七七

(15)

と仕諾する。この容ぬT−⊥エ邸定腹、驚際上得意党助走ではなく、容韓勘蜃の細則勘定である。だから収益勘定

には関係しない。容界が誰の手許に今いくらづゝあるかを示すのであつて、たゞ、容器が返還されないとか破損

されたとかの例外的場合にのみ、この勘定は受取勘定となるに過ぎない。

また興った場合もあるっ例へば乙清涼飲料水愈敢が、蒜につき原憤三十仙の瓶を五十仙として義の定惜に.こ

め七昏甘、もし瓶を返せぽ姦につき二十仙を割戻すことにしてゐるが、返される率は比較的少いにせよ。する

と明かに乙敢はこの場合、成る程度において瓶の放資もやつてゐるわけである。故に蓬状慣現金部むもつて繋上

高として、これを得意億劫淀に倍記すペきである︵勿論瓶代を区別して記入するのはよい︶。また割戻感は原憤より

少いのだから、返還の預想高について累加発彿費用を計上したりする必要はない。そして返った瓶の排尿代慣は

箪六巻 第三班

︵三〇〇︶ 七八 形式で、容藤代と差引くことにしてゐる歩合がある。その差引額が容舘の蜜際債額どほりである乙とは少いとし ても、とにかく容器そのものが要義にとつて闇値のあるとき、かゝる方法は行はれるのである。 例へば甲合敢が二十ガロシ碓入の油壷につき原憤品を賦課して費渡し、睦む接しないで返したらその一苑 を戻すことにLてゐるが、賓際には殆ど凡てが返還されてゐるとせよ。月に十攣ハ弗替︵旺代を除き︶で掛賛すれ ぼ 尺 窄 許 − 尺 壁 上 容 認

(16)

瓶の仕入代として取扱へぼよい。であるから議に、容器返還代として差引く額が、その容誰の合理的な慣額より

も大なるときにのみ、且つこの雨着の差頼についてのみ、・東加未挑費用を計上すればよいといふことができる。

五 経 娃 収 益

財貨・印綬をあとから引準提供する約束で、その代償を前癒する場合が少くない。例へ′ば鋳道食紅が回数琴

定期券・回遊盟貰どを護行し、用役の提供に党だち料金を受取る。疲焚場も回数券や定期券を繁る。地代・家

賃が絹取される。保険料はすべて前取である。商品の注文に封する争附金も珍しくはなく、時には代金金額の前

彿がなされる。

かやうな場合、棍密にいへば、何れも収益はまだ畿生してゐないのである。収益は、用役・財貨の全部なり一

部計りを、約束どほり提供・引渡したとき初めて教生するのである。故に支彿を受けたとき究づ負債勘定に記入

しおき、あとで収益勘定に振替ふペきものである。

例へぼ甲保険怨敵の或る年度における契約数二千瓦田口・保険聖口中均五十弗・契約購問は何れも二倍年で

あるとせよ。しからばこの保険料全額恩田該年度の収益と㌻るのは、明かに不合理である。契約により、保険と

いふ用役を提供すべき義務を生じたのであるが、その年慶にはまだこの義務の一部しか履行してゐないからであ

る。いま右の例で年度末には、平均したところ期間の四分のーしか経過してゐないものとせよ。仕澤を絶括的に

ぺー下シの損金計教諭 ︵三〇一︶ 七九

(17)

現 金 一、000 と仕詳し、のちに商品を獲迭したとき次の仕澤をする

十月との問に決算期の到来する歩合、殊に意義がある。

結局、普通の蹄資の警に必警誉仕繹が、逆の順序で空し窒う驚のである。か1る莞淡は、芽とレ 手附金を受取る場合も同様である。例へぼ爾祀がBよhγ二筒弗の注文と同時に千弗の送金を受けたとせよ。

取ったとせよ。仕繹は

第二の例を示さう。乙石炭食紅が、十月引渡の約東で、尺に二十噸の石果を五月に繁り、代金金額二百弗を受

第六巷 第三携

示せば 川 保駄科の受入 現 金 物 理過分¢振替 保 険 料 川 五月の仕繹 現 金 均 十月の仕繹 汽 − 前受代金 一こ五、000 三一、二玉○ 収 益 三一、こ五〇 二〇〇 二〇〇 B 収 金︵資上︶ 二〇〇 汽 − 前受代金 保 険 料 山二五、000 一、000 ︵三〇二︶ 八〇 二〇〇

(18)

繰延収益勘定の残高は常に負債額を示すこと勿論である。故に賛際問題としては、得意先元帳に記入するのが

便宜であらうけれども、理論上は、抄定でも封照表でも、負債として教理し記載すべきである。たゞこの特異な

る負債は、現金抄支彿によ

なほ注意すべきは、引渡前に代金を受取ったからとて、どれもが繰延収益となるのではないことである。占有

は所有槽の本質的根投ではないから、利益哉生の根本的基準とはならない。ある場合には引渡前に所有横が移略

するから、牧益を認めても差置はない。もし特偶の賛却商品が安室の手で賓際に直別保管され、買主何其の商品

たることが明瞭にされてゐるときは、たとひ代金の全部が支沸はれてゐなくても、安室は販費消として記帳して

よろしい。反封に、貨物がまだ製造されてゐないならば、或は、製造は済んでも特に院別してないならば、たと

ひ代金の重訂が支彿臍であつても、とれを費上臍として記帳してはならぬ。

事賛上の安土と代金の前排とを明晩に笛別する必要が、賛際上最も多いのは、勿論、合計期間が比較的短く、

代金支鞠と取引完了との間隔が比較的長いときであるりしかし、臨時的な蹄梯代金の受入を現金資として取扱っ

ても、重大な弊寄の起らぬ勘合もまた少くないのである。

未 契 約 品 の 製 造

ぺー下シの握金計算論 B 蜜 こ○、○、0〇 上 ー○、c00 ︵三C三︶ 八一

(19)

第大粒 第三萌

︵三C四︶ 入こ 代償その他の條件が確賓に契約されてをり、契約解除の許されない商品を製造する場合には、また興った問題 が起る。か1る製品は、未だ獲速されす従って所有株はなほ貸主にあつても、既に製造作業完了し畿迭準備も整 ってゐるときは、朔末において、これにつき利益を計上するも不雷ではない、と〓根に認められてゐる。即ち利 谷蜜現の基準を毅品の頚迭・所有樵の移特に置かす、作菜の尭了におくのである。 か∼る取扱は、契約代償から引渡費用裸想額を差引いた鶴をもつて、竹因該製品を評債すること匿なる。例へぼ 甲製造食紅が期末において、探偵﹂龍弗を要した製造完了晶を宿してをり、これは乙命敢との確賛な契約により 代慣一萬四千弗で引渡すものであり、そして引渡費用見積額を五首弗とし、これを契約代償より差引いた額でそ の製品を評慣するものとせよ。期末の仕諜は次の如し。 三、五〇〇 三、五〇〇 完了契約品利益

契約製品

乙の仕詳をなすには、勿論、原倍が判ってゐなければならぬ。でなければ野上品原憤は普通の棚卸法により定め る己と.になるから、別に仕繹を必要とせぬ。なぜなら右の例でいへば、棚卸高が三千五百聞だけ多くなり、それ だゆ野上品塀煩が少くなり﹂従つて繋見料益が増加するからである。しかし勿論これでは、契約製品に閲する見 粗利益は隈別表示されない。故にできれば、前記のやうな精細な計算犯錐が望ましいのである。なほ右の三千五 百弗全部が必しも正味利益でないことは注意を要する。空し製品の製造原偶にも、引渡費相接想額ぬも、割常包 合せしめ得ない螢党費がまだあるだらうから。

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それから次期になつて製品を引渡すと次の仕滞がいる。但し、代金は紡、引渡費用は簡想通りだつたとする。 ⋮、 蒜、 定︶ かくて契約製品化づいての利益は、結局悉く製造の年度に計上し、引嘩の年度には計上せぬことになる。なるほ どこの仕讃をみれぼ、利益五首弗が計上されてはゐるが、それは直に積出発と相殺されてゐるのである。 右の方法は資上高を示さぬ快鮎がある。これを除く把は、次のやうな仕繹を引渡のときに行はへばよい。︵前期 末の修正仕繹には攣りなし。︶ 一因、000 一四、000 契約品賀上 川 乙 曾 政 五〇〇 現金︵叉ハ嚢債勘定︶ 五〇〇

鱒蔚 山 数

三、 蒜、C。。

用賀約警品質

一四、000 契約饗上品原憤 一四、000 ㈹、契約.品壁上 −般に、確蜜な契約の下に製造されるものでも、製造の途中にある仕樹晶については、利益を計上すべからす と還れてゐる。Lかし追徴菜の如き、叫ロの作柴完了に二期以上を資する産業においては、毎期末作菜進行度を 基準として利益を計上するのが、合理的であるとこ仮に認められてゐる。 例へぼ甲追給骨耐が米閥政府より汽船掴生・絶種子八百萬灘の注文を受け、その見積原情感疲千五首嵩弗、第 凡−トリの握盛計算論 ︵三〇五︶ 八三

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この利益宵寓弗は、既に要した原偶の・見積原偶紙額に封する割合を、契約代慣総額と見積原低級額との差嘲た る粗利益.に、乗じて求めたのである。 さて作発が完了して建造胎を引渡したとき、原憤総額は預定より少し多くなり千五百十萬弗を要してをり、ま たそれまでに計上した利益額は合計二百馬弗になつてゐるとせぼ、仕澤は

追中槻 玉︰

蒜政府︵又ハ現金︶ス、。。〇、○。○ なほ契約代償を仕澤に表はすには別の方法をとるペき・こと、二百九十馬弗の利益が必しも正味の純益でないこ.と、 これは前の場合と同様である。 最後に、確蜜な契約ならば、注文それ自鰻に何等かの慣値を認むペきではないか、注文を受けると同時に或る 利姦を計←してよいではないか、との疑問があら㌣しかしこれに封しては、注文はなるほど偵倍あるものでは あるが、その故をもつて、直ち虹正規の勘定記入をなすのは合印的でもなく得策で庵ない、と答へねぼならぬ。 注文の拉得は製造の第一歩である、だからそれはまた利益牽生の餞瑞であちねぽならぬ、との考へたも意味はあ 第六∵各 界三兢 〓別に要した建造原偵五育苗弗とせば、同期末の仕繹は Ⅲ 穫造申鞭偲 拘 鹿追申贈雄 五、000、000 ︼、000、000 細別尿偶語勘定 五、c00↓000 来完了契約品利益 ∵−000、000 三一C六︶ 八担

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る。しがし︰狂女は箪なるいとぐちに過ぎない。これについセ安川を安したとしても極めて僅少である。故にこの

ときから利益を認めるのは明かに簡単である。かつ、東宝にとつての契約の慣倍は、契約の箪研忙おいては、買

壷に判する義務によつて大部分相殺されてゐるのである。

七 原始産業におけ濁攫産ゼ牧益

原始産共においても放資前の利益畿生を認めうる。小変・石油・銅・砂糖の如き重安産物については、引渡叉

は所有標移輪を標準とせす、採掘又は牧楼の完了を基準として利笹を計算すべし、との議論は合理的である。か

1る産物は、あとで必ず頸れる。企業としても、その主要な活動は放資でなく、技術的な生産である。故に右の

取扱は嘗然だといへる。

この場合もまた、未放資品を修正賛慣で評傾することになる。例へば期末に原昭二十萬弗の精銅を有し、その正

味安倍二十五萬弗とせば、欄却高を二十五筒弗とし、鼠萬弗の利益を計上するの必要があらう。かゝる方法の賛

際的憤倍が蹟る明瞭に認められるのは、療金菜においてゞある。積出の準備が整った金塊は、明かに、修正欝債

に等しき憤倍を有してゐる。利益は眈佗敬生してゐるのである。放資は単に名目的な附隠的な事件にすぎない。

かくの如く、生産の局了せる重要廃物を評慣するに際し、放資までに欝すべき費用を安倍から差引いた修正安

倍を屯つて、評偶の梗準とするのが正常である一。tかしこれは、まガ二般によく認められてゐない。︹米圃の︺税 ぺートヅの掘怒計算弘錮 ︵三〇七︶ 八五

(23)

琴六番 第三親

ごニ〇八︶ 八六 法でも、農業者が収穫物を右の評憤主義により許慣するのを許容してはゐる。また砂糖蓋・銅山柴・その他拡お いても同様な方法に賛成するの輿論は大にある。しかし税時の規定としても、農産物の原慣計静が困難であるた め、これに代る方法として、蜜際上の便宜から右の主義を許容してゐるのに過ぎす、原宿の算定し得られる場合 檀も右の方法を探るペしといふのではない。即ち、この方故にも合理的相接の存する朗以を積廠的に認め、これ に重きをおいてゐる次第ではないのである。 原始産業においても、生産の途中にある生産品を、密偵より見積費用を差引いた礪で評憤すべしとの議論があ らケ。特に努力しないでも生産品は必ず繁れる。安却は食後の比較的重要ならざる手摸にすぎぬ。従って生産過 経め進行につれ利益は漸次蟄生してゐるのである。だからこの利益を少しづ\未完了生産品の慣借の増加とし 七計上せよとの主張にも根掠はある。しかし、生産過程・放資準備の完了前に利益の磯生を認めるときは、殊に 販安室でに屡々かなりの期間を要する欝驚のあることを考ふれぼ、そこに不確寛てふ重大なる嬰因のはいつて葬 ることがわからう。さらに生産中のものは直ぐ濫費れるものではなく、その意味で市債を弔してゐない。少くも 利益の計上む正常ならしめるに足る慣低を有せぬ。例へば生育中の小穿わ市債決恵は甚だ困難であるひたとひ買 車の附値があつてもそれは甚だ低いものであらう。故に嘗際問題としては、︼口の作柴が二期以上把わたる契約 点についてのみ、作業進行度を利益賛硯の基準となすのが公正なる緒論である。原始産菜では、契約経基く生産 が原則として朽はれるのでもなく、また幾度過程が甚しぐ長期にわたるのでもない。従って各倉計期の問に利益 ル㍍

(24)

分配・の不公平を米たす虞もなbのである。壷に作業進行度む基準とする方法む、この柾の産業に適用するといふ

租税はない。たゞ山林党における秘本の成長、牧畜柴における仔畜の増殖の如きは、明かに、その例外であるゥ

次に注意すべきは、修正資憤で許偵Lた生昏甲を、後にいたり資却したとき、さきの評惜額通りに安れること

は発づ少いと、いふことであ驚これ竺方、既発密が必し庵見鋳りどほりに哉生しないとゝもに、他方、商品市

慣が欒勤するがためである。即ち、攻現においてその生産品正つき、更に利益が加はり、或は新たに費用又は損

失が生するのである。しかし〓仮に、かゝる金額は、何れにしてもあまり多額ではあるまいから、特別の取扱を

必要とする程ではあるまい。

また、未賛却品の評憤を修正資偶によるといつても、放資を基準として利釜を計上することを、二切やめると

いふのではない。同〓御門に生産され放資されるものについては、勿論、普通の方法どほり放資を基準とするの

である。修正繋憤はたゞ潤末の棚卸に通用するだけである。即ち、これを郁助的な基準となすの意味である。

蟹際原債の算出が特に困難なときは、販賛盲でに要すべき見穏費用及び見頓利益を、密偵より差引いた椒によ

って評偵することがある。冨ひかへれば、密偵から出優して原個を算出するのである。もとよりこの場合には、

販資前の利益を計上したり、特別の利益計算法を探つたりすることはない。

八 交 ヰート㌢9損益計算論 換 ︵三〇九︶ 八七

(25)

しかして引渡した商品の原慣行三十弗は、親末にいたり商品仕入勘衰より資上品原惜勘窟へ絶括的に振替へられ るのであ.る。 右の仕澤は買入と賛渡が同時に行はれ、甲と月との問に貸借関係が生じなかった叫回限りの場合についてゞあ るが、もし両者の関係が硯縛的であり、時々産物を買入れ、いつも商品を守ってをり、ある口の買入とある口の 重液との問に特別の聯紡がないやうな場合には、月なる人名勘定を設け、買入のときに貸記し撃渡のとせに倍記 して、その貸借闘係を明かにするのがよい。然るときはこの勘定蜂仕入先勘衰と得意蒐勘嘉との両性質を併せ有 ︵三一〇︶ 八八 第⊥ハ各 第三紙 近世の商共における財貨・用役の版資は、現金又は直ちに現金に携へられる受取勘定を引首てにして行はれ、 物々交換は原則として行はれない。しかし特例としてはなほ存在する。 生席品と、生産品または他の資産との交換が行はるれば、常尊者双方にとつて利益又は損失が磯生すると考へ るのがjEしい。なんらの損益を伴はぬことはめつたにない。然らばか1る損益はこれをいかに記帳すペきか。 以前には農夫はその産物のかなりの部分を、衣類・食料品・雑貨・その他の必要品と直接交換するのが普通で あつたし、今でも或る地方ではやは.りさうであるが、例へば甲商店が農夫五から、甲にとり二百弗の原慣慣値を 有する産物を買取り、その代金全部の支彿として賛慣二仔弗帳繹慣額百三十弗の商品を渡したとせば、すべて取 引は尊意のものであつたとして、甲は次の如く仕課せねばならぬ。 二〇〇 商 品 究 上 産 物 仕 入 こ〇〇

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すること1なり、貸方建となつては買掛金を、借方残となつては欝耕金を示す。 交換の場合には、受取りたる安産の正常なる慣額の決定が合計上重要なる問題となる。現金が介在しないためゝ 僧侶測定の満足なる尺度は無くなる。Lかし商品の普通の安倍は大した困難なく知れるであらう。よつて受取っ た資産の.原慣は、渡した資産の善意の資偶に等しきものと推定して、その倍額を決定するのが正常であると思は れる。 勿論、普通の習慣・従って利益の認定が、確賓に行はれぬ場合はある。例へぼ甲が大エCを雇ひ、飾窓や店用 辞典を造らせ、その質銀として、密偵百弗原債六十弗の商品を渡したとせよ。この販資において利益が畿生した かどうかは、Bの仕事の慣値如何によつて定まる。もしBの仕事が現金六十弗の低値を有するならば、甲にとつ ては︵原慣六十弗の外に何等費用を要しなかつたものとして︶純粋の交換であつて損益なしとなり、もしBの仕事 が現金百弗のものだつたら、放資利益が四千掛となる。 その外にも種々の交換が行はれうるが、倍額決定は所倒なことが多い。普通の聾慣が明白に判らぬもの、準接 すペき市債のないものも出でくる。か1る場合には、できる限りの材料に基き、受取りたる財産の憤額を鑑定許 慣し、この幾分か悪意的なる倍額と、引渡した財産の原低または帳籍低額を比較して、損益の塾生額を定めるの 外はないであらう。 寄託か交換かの直別が、はつきりせぬ場合もある。例へば製粉者が農夫から小穿を受取り、小変粉を引換へに 凡−ナシの損金計鈴論 ︵三一一︶ 八九

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︵三−二︶ 九〇

第六番 啓三携

渡すときの如し。これについては専管をよく調べて、その何れであるかを決定する必要がある。受取った小変を 直別して保存し製粉し、副製品と1もに返還して、たゞ製粉料を取るだけなら、明かに、安男は行はれてゐない。 製粉といふ用役を提供し、それに封する変彿があつたに過ぎないのである。rしかしもし、受取った小変は他の小 変と混同してしまひ、これと引換へに或る割合で小変粉を渡すのなら、交換が行はれたのであり、従つてこれに より首尊者双方に損益が後生してゐるのである。また銅山発着が銅錬を精錬食酢へ塗り、精鋼を受取る場合にウ いても同様である。すべて、畢なる塘保の授受・寄託・等と驚際の安男とむ直別することは、殊に非専門家にと り困難ではあらうけれども、甚だ必要なことである。 ー︵第二輩了︶−

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