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(3) 標準報酬等級表 短期給付及び退職等年金給付に係る掛金 負担金の算定や給付金の算定の基礎となる標準報酬月額を決定する際に用いる 標準報酬等級表 は法に 厚生年金保険給付に係る保険料及び年金額の算定の基礎となる標準報酬月額を決定する際に用いる 標準報酬等級表 は厚年法に それぞれ規定されています

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第1章 標準報酬制の概要

1 標準報酬とは

「標準報酬」は、組合の短期給付事業、長期給付事業、福祉事業等に係る掛金・負担金や短期 給付の給付金、厚生年金保険給付及び退職等年金給付の算定の基礎となるもので、組合員が受け る「報酬」により決定します。(法第 43 条、厚年法第 20 条) 組合員が受ける報酬は毎月異なりますが、掛金等の納付や各種給付の支給を迅速かつ適切に行 うため、標準報酬は一定時点で決定又は改定し、一定期間適用する方法が採られています。 ※ 厚生年金保険の標準報酬 厚生年金保険の標準報酬の決定又は改定は、法による標準報酬の決定又は改定と同時に行 う(施行規程第 101 条の 3) * 「報酬」については、第 1 章「2 報酬とは」を参照のこと。 (1)標準報酬の等級及び月額 「標準報酬の等級及び月額」は、報酬を元に算出する「報酬月額」を「標準報酬等級表」に当 てはめて、組合が決定します。(法第 43 条第 1 項、厚年法第 20 条第1項) ※ 標準報酬の月額の各等級に対応する「標準報酬の日額」は標準報酬の月額の 22 分の1に 相当する金額(10 円未満の端数は四捨五入)となる。(法第 43 条第1項) (2)標準報酬の決定・改定のタイミングと適用期間 標準報酬は、「資格取得時決定」、「定時決定」、「随時改定」、「育児休業等終了時改定」「産 前産後休業終了時改定」の 5 つのタイミングにより、決定・改定を行います。 ◇ 標準報酬月額の決定・改定の時期と適用期間

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(3)標準報酬等級表 短期給付及び退職等年金給付に係る掛金・負担金の算定や給付金の算定の基礎となる標準報酬 月額を決定する際に用いる「標準報酬等級表」は法に、厚生年金保険給付に係る保険料及び年金 額の算定の基礎となる標準報酬月額を決定する際に用いる「標準報酬等級表」は厚年法に、それ ぞれ規定されていますが、これらの標準報酬等級表の月額の区分は統一されたものになっていま す。(法第 43 条第1項、厚年法第 20 条第1項) ※ 標準報酬の月額は、短期給付、介護納付金及び福祉事業に係るものと長期給付(厚生年金 保険給付・退職等年金給付)に係るものでは上限額が異なる。 ※ 標準報酬の上限額の改定について 健康保険法(大正 11 年法律第 70 号)又は厚年法の標準報酬月額の等級区分の改定措置 その他の事情を勘案して、政令で定めるところにより、上限額を引上げることが可能とさ れている。(法第 43 条第 3 項、第 4 項) 健康保険法: 毎年 3 月 31 日における標準報酬月額の上限該当者が全被保険者の 1.5%を超え、その 状態が継続すると認められるとき(その年の 3 月 31 日において、改定後の標準報酬月 額等級の最高等級に該当する被保険者数が全体の 100 分の 0.5 を下回ってはならない。) は、その年の 9 月 1 日から政令により、上限額の変更を行うことができる。(健康保険 法第 40 条第 2 項) 厚年法: 毎年 3 月 31 日における、全被保険者の標準報酬月額の平均額の 2 倍相当額が上限額を 超え、その状態が継続すると認められるときは、その年の 9 月 1 日から健康保険の等級 区分を参考にして、政令により上限額の変更を行うことができる。(厚年法第 20 条第 2 項) * 「標準報酬等級表」は、第1章の末尾に掲載。 ◇ 標準報酬の月額の限度額等(平成 27 年 10 月から平成 28 年 3 月まで) ◇ 標準報酬の月額の限度額等(平成 28 年 4 月から平成 28 年 9 月まで)

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◇ 標準報酬の月額の限度額等(平成 28 年 10 月から) ※ 公的年金制度の財政基盤及び最低保障機能の強化等のための国民年金法等の一部を改 正する法律(平成 24 年法律第 62 号)により、厚生年金保険法第 20 条が改正され、現行 の第1級(98,000 円)が第2級になり、第1級(88,000 円)から第 31 級(620,000 円)と なった(平成 28 年 10 月 1 日施行)。

2 報酬とは

(1)報酬の範囲 「報酬」とは、地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 204 条の規定を受ける職員については、 同条第1項に規定する給料及び同条第 2 項に規定する手当のうち期末手当、勤勉手当その他政令 で定める手当(注 1)を除いたものとし、その他の職員については、これらの給料及び報酬に含 まれる手当に準ずるものとして政令で定めるもの(注 2)をいいます。(法第 2 条第 1 項第 5 号) 注 1 政令で定める手当(施行令第 5 条第 1 項) ・特定任期付職員業績手当 ・任期付研究員業績手当 ・災害派遣手当(武力攻撃災害等派遣手当及び新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当 を含む。) ・退職手当 ・3 月を超える期間ごとに支給される手当(上記に掲げるものを除く。) 注 2 地方自治法第 204 条の規定の適用を受けない組合員の報酬は、同条の規定の適用を受け る職員に係る給料及び報酬に含まれる手当に相当するものとして条例で定められた給与と する。 ただし、期末手当、勤勉手当、注 1 の政令で定める手当は除く。(施行令第 5 条第 2 項、 運営規則第 39 条) * 組合役職員、職員引継一般地方独立行政法人の役職員等の取扱いは、第 1 章「5 派遣職 員等の取扱い」(4)を参照のこと。 * 期末手当等の取扱いについては、第 8 章を参照のこと。

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(留意点) ○ 報酬の範囲について ① 年 4 回以上支給されるものは「報酬」に含め、年 3 回以下のものは「期末手当等」に含め る。ただし、通勤手当については、年 2 回(6 ヶ月単位)の支給であっても報酬に含む。 * 通勤手当の報酬への加算方法については第1章「4 手当等の取扱い」(1)を参照。 ② 通貨以外のもので支払われる場合 食事、住宅、被服、通勤手当に相当するものとして支給される定期券、回数券、乗車証など 通貨以外のもので支払われた現物給与は報酬に含まれる。 * 現物給与の取扱いについては第1章「4 手当等の取扱い」(3)を参照。 ③ 実費弁償的なものとして支給される出張旅費、赴任旅費や労務の対償とされない年金、共 済組合からの給付金(短期給付)は報酬に含まない。(総務省質疑応答集 1 問 1) ※ 預金利子等も含まない。 ④ 前月分の勤務実績により当月支払われる時間外勤務手当や休日勤務手当等 当月に支払われる報酬に含む。例えば、3月の勤務実績による時間外勤務手当が 4 月に支 給される場合は、4 月の報酬に含める。(総務省見解(地職 p9)) ⑤ 外国に勤務する職員が、法令又は条例等の規定に定められている手当を受ける場合 「当該手当のうち労務の対象として支給されるもの」と認められないものは、報酬に含ま ない。(運用方針第 2 条関係第 1 項第 5 号) ※「在勤手当」の取扱いについて 派遣元団体又は派遣先団体から支給される在勤手当は、国家公務員共済組合の取扱いと 同様に報酬に含める。(総務省質疑応答集 1 問 1) 当該団体以外から支給される「在勤手当」(注)は報酬に含めない。 注 在外教育施設(日本人学校等)に派遣されている者に国(文部科学省)から支給さ れる在勤手当が該当する。(総務省見解(地職 p1)) (参考)国家公務員共済組合の取扱い 在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法 律第 5 条に規定する「在勤手当」は、在勤手当(在勤基本手当、配偶者手当、館長代 理手当、住居手当(国有宿舎及び官費借上宿舎は除く。)、子女教育手当(定額部分 に限る。)、研修員手当(研修費部分を控除した額))は報酬に含める。 (参考)厚年法における報酬の定義 賃金、給料、俸給、手当、賞与その他いかなる名称であるかを問わず、労働者が、労働 の対償として受ける全てのものをいう。ただし、臨時に受けるもの及び三月を超える期間 ごとに受けるものは、この限りではない。(厚年法第 3 条第 1 項第 3 号)

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(2)固定的給与と非固定的給与 「報酬」はその性質に応じて「固定的給与」と「非固定的給与」に区分されます。 「固定的給与」(運用方針第 43 条関係 5) ア 地方自治法第 204 条の規定の適用を受ける者 ・同条第 1 項に規定する給料 ・同条第 2 項に規定する扶養手当、地域手当、住居手当、初任給調整手当及び通勤手 当等の勤務実績に関係なく、月等を単位として一定額が継続して支給される報酬。 イ 地方自治法第 204 条の規定の適用を受ける者以外の者 アに準ずる給料及び報酬 「非固定的給与」 時間外勤務手当や休日勤務手当など勤務実績に応じて支給される報酬。 ※ 「固定的給与」及び「非固定的給与」の区分については、各地方公共団体の条例等に基づ く給与支給の実態に鑑み、給与支給機関が個別に判断する。(総務省質疑応答集 1 問 2) ※ 特地勤務手当(冬季のみ支給するもの)と特地勤務手当に準ずる手当(冬季以外のみ支給 するもの)が合わせて年間を通じて支給される場合は、固定的給与として取り扱う。 なお、冬季のみ特地勤務手当が支給される場合は、非固定的給与として寒冷地手当の取 扱いに準じる。

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◇ 報酬の分類(例) 報酬となるもの(※1) 通貨で支給 されるもの 固定的給与 基本給(給料表の給料月額)・給料の調整額・教職調整額(※2)・給料の 特別調整額(管理職手当)・初任給調整手当・扶養手当・地域手当・特地 勤務手当(これに準ずる手当を含む)・へき地手当(これに準ずる手当を 含む)・広域異動手当・住居手当・単身赴任手当・義務教育等教員特別 手当・定時制通信教育手当・産業教育手当・農林漁業普及指導手当・通 勤手当など 非固定的給与 特殊勤務手当(非常災害時等緊急業務手当・修学旅行等指導業務手 当・対外運動競技等引率指導業務手当・部活動指導業務手当・入学試 験業務手当・多学年学級担当手当・教育業務連絡指導手当・など)(※ 3)・時間外勤務手当・休日勤務手当・夜間勤務手当・宿日直手当・管理 職員特別勤務手当・寒冷地手当など 現物で支給 されるもの 固定的給与 食事(食券)・職員宿舎・通勤定期券(回数券)・被服(勤務服でないもの) など 非固定的給与 不定期な業務等に提供される食事・宿舎など 報酬とならないもの ・3か月を超える期間ごと(年3回以下)に支給される賞与(期末手当、勤勉手当など) ・実費弁償的なもので出張旅費、赴任旅費、災害派遣手当(※4)など ・労務の対償とされない年金 ・共済組合からの給付金(育児休業手当金、傷病手当金など) ・国(文部科学省)から支給される在勤手当 ・退職手当(退職金)など (※1) 固定的給与・非固定的給与の判断は手当等の名称にかかわらず、当該手当の支給の実態や各地方 公共団体の給与条例等の規定に基づき判断する。 なお、区分の判断が困難な場合は、給与支給機関と共済組合が協議して判断するものとする。 (※2) 教職調整額の支給を受けない教育職員の給料月額の特例等による加算額を含む。 (※3) 特殊勤務手当のうち、勤務実績に直接関係なく月等を単位として一定額が継続して支給されるも のは固定的給与に該当する。 (※4) 災害派遣手当には武力攻撃災害等派遣手当、新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当等を含む。

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3 報酬月額の算定に含める報酬

「報酬月額」は、各決定・改定事由ごとに、「算定基礎月」の報酬に基づき算定します。 「算定基礎月」であっても、「支払基礎日数」が 17 日未満である月がある場合は、原則として 当該月の「報酬」を含めずに、報酬月額を算出します。(法第 43 条、厚年法第 21 条~第 23 条の 3) 例 定時決定の場合 算定基礎月 4 月 ・・・ 支払基礎日数 22 日 5 月 ・・・ 支払基礎日数 16 日 →5 月の報酬は除いて算定する。 6 月 ・・・ 支払基礎日数 20 日 * 報酬月額の算定方法については、決定・改定事由ごとに第 2 章から第 6 章までにおいて述べ る。 (1)算定基礎月 報酬月額の算定の対象となる月を「算定基礎月」といいます。「算定基礎月」は各決定・改定 事由ごとに以下のとおりとなります。 定時決定 ・・・毎年 4 月~6 月 随時改定 ・・・固定的給与が変動した月から継続した 3 月間 育児休業等終了時改定 ・・・育児休業終了日の翌日が属する月以後 3 月間 産前産後休業終了時改定 ・・・産前産後休業終了日の翌日が属する月以後 3 月間 ※ 資格取得時決定は、資格を取得した日現在の報酬により算定する。 (2)支払基礎日数 「支払基礎日数」は、報酬支払の基礎となった日数をいい、通常の場合、暦日数から「週休日」 (注)及び「欠勤等の日数」を除いた日数となります。有給休暇で出勤しなかった日は支払基礎日 数に含めることとなるため、実際に出勤した日数とは必ずしも一致しません。 支払基礎日数は、欠勤や無給休職の期間があることにより、報酬の全部が支給されない場合、 当該報酬を含めて報酬月額を算定することが適当かどうか判断するための基準として設けられ ています。 注 週休日 各地方公共団体の条例等に定められている週休日(通常の場合は土曜日及び日曜日)は、 勤務時間を割り振らない日となるため、支払基礎日数に含めない。 (留意点) ① 各地方公共団体の給与条例等に定められている勤務を要しないとされている日は、支払基 礎日数に含めない。ただし、祝日法による休日及び年末年始の休日は、「勤務時間が割り振 られているが勤務を要しない日」となり、報酬の対象となるので、支払基礎日数に含める。 (総務省質疑応答集 2 問 1)

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② 欠勤の場合の取扱い ア 当該月の欠勤について翌月の報酬で減額されるとき 翌月の支払基礎日数から、当該月の欠勤日を差し引いて算出する。(総務省見解(地職 p40)) 例:4 月の欠勤日数 4 日分が、5 月(欠勤がない場合の支払基礎日数は 22 日)の報酬で 減額される場合、5 月の支払基礎日数は 18 日(22 日-4 日)となる。 イ 複数の日に時間を単位として欠勤したとき 欠勤の時間数の合計が一日当たりの正規の勤務時間を超えていても、欠勤したそれぞれ の日に係る給料の一部が支給されることになるので、支払基礎日数に含める。 ③ 育児短時間勤務により勤務を要する日数が 17 日未満とされた者の場合 育児短時間勤務により 1 月当たりの勤務を要する日数が 17 日未満とされた者(注 1)につい ては、保険者算定により、報酬支払の基礎となった日数が 17 日未満である月(注 2)を 17 日以 上とみなして、報酬月額を算定する。(運用方針第 43 条関係 9) 注 1 地方公務員の育児休業等に関する法律第 11 条に規定する育児短時間勤務職員である 組合員のうち、以下のア又はイに掲げる者で報酬を支給されるものが該当する。 ア 同法第 10 条第 1 項第 3 号又は第 4 号に掲げる勤務の形態により勤務する者 イ 同法第 10 条第 1 項第 5 号の規定により1月当たりの勤務を要する日数が 17 日 未満とされた者 ※ 他の法令に規定する育児短時間勤務職員に相当する組合員のうち 1 月当たりの 勤務を要する日数が 17 日未満とされた者を含む。 * ア及びイに該当する者については、第 5 章「1 育児休業等終了時改定とは」内 の表「◇(参考)育児短時間勤務と部分休業」を参照。 注 2 承認を受けた育児短時間勤務について、アの日数がイの日数に相当する日数以上とな る月に限る。 ア 当該承認を受けた勤務形態により勤務した日数 イ 当該勤務形態により当該月の初日から末日までの間に勤務するとした場合に勤務 を要することとなる日数に 4 分の 3 を乗じて得た日数(1 未満の端数は切上げ) 例:1 月に要する勤務日数が 12 日の場合 イは、「12 日×3/4=9 日」となるので、9 日以上勤務した日があれば、支払基礎 日数が 17 日以上であるとみなす。 ※ シフト制の育児短時間勤務のため、1月当たりの勤務を要する日数が定まっていない場 合は、任命権者が承認した勤務の日に基づくものとする。

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◇ 育児短時間勤務により勤務を要する日数が 17 日未満とされた者の場合の事例 A 月の初日に復帰し、週3日勤務の育児短時間勤務の場合 B 月の中途に復帰し、週3日勤務の育児短時間勤務の場合 C 月の中途から勤務形態を変更した場合(部分休業から週3日勤務の育児短時間勤務に変更①) ① 承認された勤務形態(水・木・金勤務)による 月の初日から末日までの勤務を要する日数 →15 日 ② ①の日数×3/4(端数切上げ)の日数 →12 日 この場合、勤務した日数が 12 日以上であれば算 定基礎月に含めることになります。 ① 承認された勤務形態(水・木・金勤務)による 月の初日から末日までの勤務を要する日数 →15 日 ② ①の日数×3/4(端数切上げ)の日数 →12 日 この場合、勤務した日数が 12 日以上であれば算 定基礎月に含めることになりますが、物理的に不可 能です。したがって、この月は算定基礎月に含みま せん。(勤務が可能な日数(9日)の 3/4 以上では ありません。仮にこの者が9日間出勤した場合の報 酬を算定基礎月に含めることは本来の1月分の報 酬を算定する趣旨に鑑みると適当ではないからで す。) 支払基礎日数が、部分休業と育児短時間勤務を 併せて 17 日以上かどうか判断します。 この場合、勤務した日数は 17 日以上となります ので算定基礎月に含めます。

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D 月の中途から勤務形態を変更した場合(部分休業から週3日勤務の育児短時間勤務に変更②) E 月の中途から勤務形態を変更した場合(週3日勤務の育児短時間勤務からフルタイム勤務に変更) ① まず、部分休業と育児短時間勤務を併せた勤 務日数を算定します。 →16 日(17 日未満) ② 承認された勤務形態(水・木・金勤務)によ る月の初日から末日までの勤務を要する日数 →14 日 ③ ②の日数×3/4(端数切上げの日数) →11 日 この場合、勤務した日数は部分休業を含めると 16 日ですが、育児短時間勤務により勤務した日数 は 11 日で、育児短時間勤務により月の初日から末 日まで勤務を要する日数の 3/4 以上勤務していま すので、算定基礎月に含めます。 ① まず、育児短時間勤務とフルタイム勤務を併 せた勤務日数を算定します。 →16 日(17 日未満) ② 承認された勤務形態(月・火・水勤務)によ る月の初日から末日までの勤務を要する日数 →13 日 ③ ②の日数×3/4(端数切上げの日数) →10 日 この場合、育児短時間勤務とフルタイム勤務の 合計勤務日数は 16 日となりますので算定基礎月に は含めません。次に育児短時間勤務による勤務日 数が、月の初日から末日までに承認された日数の 3/4 以上かどうか見ますと、7 日ですので、この判 断でも算定基礎月に含めません。したがって、こ の月は算定基礎月に含めないことになります。

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④ 看護師など日をまたいで勤務している場合 ア 月額により支給される場合 各月の勤務が割り振られている日数がその月の全日勤務した場合の支払基礎日数にな り、この日数から欠勤等の日数を差し引くことになる。 ※ 支払基礎日数に含めることとなる日は、勤務を開始した日とする。 例:準夜勤(病棟の看護業務等)により、8 月 10 日 16 時~翌日 0 時 45 分まで 勤務する場合 → 8 月 10 日が支払基礎日数に含む日になる。 ※ 変形労働時間制(2 交代制勤務のように 1 回の勤務が 2 日分の勤務等)の場合、 日をまたいだそれぞれの日が支払基礎日数に含む日とする。 例:8 月 10 日 17 時~翌日 9 時まで勤務する場合 8 月 10 日と 11 日が支払基礎日数に含む日になります。 イ 日給により支給される場合 給与支払いの基礎となる出勤回数を支払基礎日数とする。ただし、変形労働時間制を 導入している場合は、下記ウに準じた取扱いとなる。 ウ 時給により支給される場合 各月の総労働時間をその事業所における所定労働時間で除して得られた日数を支払基 礎日数とする。(イ及びウ:厚労省事務連絡H25.5.31 定時決定及び随時改定の事務取扱 いに関する事例集(定時決定問 1)) (例)2交代制勤務の場合(日勤:8:30~17:30、夜勤:17:00~9:00) ・ ※ 図の例の支払基礎日数 月給制…22 日 日給制…時給制に準じる 時給制…22 日(総労働時間 170 時間/所定労働時間 8 時間=22 日) 1 月 2 火 3 水 4 木 5 金 6 土 7 日 8 月 9 火 10 水 11 木 12 金 13 土 14 日 15 月 16 火 17 水 18 木 19 金 20 土 21 日 22 月 23 火 24 水 25 木 26 金 27 土 28 日 29 月 30 火 日 勤 休憩 日 勤 休憩 日 勤 休憩 夜 勤 休憩 夜 勤 休憩 日 勤 休憩 夜 勤 休憩 日 勤 休憩 夜 勤 休憩 日 勤 休憩 日 勤 休憩 夜 勤 休憩 夜 勤 休憩 日 勤 休憩 日 勤 休憩 日 勤 休憩 20 21 22 23 24 14 15 16 17 18 19 8 9 10 11 12 13 病棟看護師(2交代制勤務)の例 1 2 3 4 5 6 7

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(3)休職等により報酬の全部又は一部が支給されない場合の取扱いについて ① 休職等の分類 報酬月額を算定する上で、休職等は以下のとおり分類される。 欠勤、休職は時間単位又は日単位でも発生するため、同じ月に「通常の勤務」、「報酬の全 部が支給されない場合」、「報酬の一部が支給されない場合」に該当することもある。 「報酬の全部が支給されない場合」 欠勤、病気休職(無給)、育児休業等により、報酬の全部が支給されない場合が該当。 また、介護部分休業のように、時間単位で給料の全額が支給されない場合も含まれる。 「報酬の一部が支給されない場合」 病気休職、研究休職等により、給料の一部のみが支給される場合が該当。 ※ 病気休職等の事由により給与条例等で支給割合が設定されるような、いわゆる低 額の休職給(休職者給与)を想定している。 育児短時間勤務、育児部分休業の場合は、育児休業等終了時改定や産前産後休業 終了時改定の際の算定の基礎となることから、「報酬の一部が支給されない」には 該当しない。 (参考) 厚年保険法等の取扱い ・ 定時決定において、「4、5、6 月のいずれかの月において低額の休職給を受けた場合」 は厚生年金保険法第 24 条第 1 項(編注:保険者算定)の規定により決定を行う。(厚労 省通知(S36.1.26 保発第 4 号)) ・ 局長通達(S36.1.26 保発第 4 号)にいう「低額の休職給」とは、休職しなかった場合に被 保険者が通常受けるべき報酬の額に比べて低額である報酬をさすものである。 なお、休職給とは、通常受ける報酬とは別個に休職という事由に対して設定された給与 として支給されるものをさし、日、時間、稼高等稼動実績に比例して報酬が定められてい る場合において、病気休業中稼動が減じたため給与が減じた場合におけるその給与は休職 給に該当しない。」(厚労省通知(S37.6.28 保険発第 71 号)) ② 休職等の取扱い 算定基礎月に、「報酬の全部又は一部が支給されない場合」である日が属する月がある場合、 各決定・改定の事由により、当該月の報酬の取扱いが異なる。 ・定時決定 算定基礎月に「報酬の一部が支給されない場合」である日の属する月がある場合は、当 該月は、支払基礎日数が 17 日以上であっても、その月を除いて報酬月額を算定する。 算定基礎月のすべてが「報酬の一部が支給されない場合」である日の属する月である場 合は、既に決定又は改定されている標準報酬(従前標準報酬)の算定の基礎となっている 報酬月額(従前報酬月額)をその月の報酬月額として算定する。(運用方針第 43 条関係 7 (2),(3)) ※ 算定基礎月の 3 月間の各月とも、支払基礎日数が 17 日未満である場合は、従前標準 報酬により算定することとされている。(運用方針第 43 条関係 7(1)) また、算定基礎月に「報酬の全部が支給されない場合」である日が属する月は、支払 基礎日数が 17 日未満であるときは、その月を除いて報酬月額を算定する。(総務省質 疑応答集 4 問 1)

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・随時改定 「報酬の全部が支給されない場合」又は「報酬の一部が支給されない場合」は、その者 の随時改定の固定的給与の変動、増額及び減額には当たらないものとする。 「報酬の全部が支給されない場合」又は「報酬の一部が支給されない場合」に該当する 期間において、固定的給与の変動があった場合には、当該休職等が終了して通常の支給が されることとなった月を当該固定給与の変動月があった月として随時改定を行う。(運用 方針第 43 条関係 3,4) ・育児休業等終了時改定及び産前産後休業終了時改定 当該算定基礎月のいずれかの月が「報酬の全部又は一部が支給されない日」の属する月 である場合の取扱いについては、定時決定の取扱いと同様になる。 (留意点) ○ 減給の理由による休職等の分類の判断 ① 懲戒処分等により給料の一部が減額となる場合 「報酬の一部が支給されない場合」に該当する。(国家公務員共済組合における取扱い) ② 休業等により手当が不支給となる場合 産前産後休業中であることにより通勤手当が不支給となっている場合や、年次休暇と病気休 暇を取得して月の初日から末日までの期間の全日数にわたって勤務しなかったことにより給 料の特別調整額(管理職手当)が支給されない場合は、「報酬の一部が支給されない場合」に は該当しない。 ※ 報酬月額を算定する場合は、実際に支給された報酬(当該手当は含まない額)により 算定する。 ③ 職員団体への専従職員である場合 「報酬の全部が支給されない場合」に該当する。 ※ 算定基礎月の途中に専従職員となった場合 定時決定等の算定において、当該月の支払基礎日数が 17 日未満であれば、当該月を除 いて算定する。 * 算定基礎月のいずれかの月の支払基礎日数が 17 日未満である場合、随時改定は行 わない。随時改定の要件については、第 4 章を参照のこと。 例:4 月 1 日に昇給し、6 月 1 日から職員団体への専従職員となった場合 昇給による随時改定は、6 月の支払基礎日数が 17 日未満であるため、随時改定は 行わない。 定時決定は、4、5 月分の報酬により、報酬月額を算定する。 ※ 定時決定の算定基礎月のすべてが専従中の場合 当該職員団体から月額報酬及び期末・勤勉手当相当額並びに諸手当(通勤手当、時間 外勤務手当、住宅等の現物給与)が支給されている場合であっても、当該職員に係る標 準報酬は、職員団体への専従職員となった直前の標準報酬の算定の基礎となっている報 酬月額をもって、その者の専従職員となったことによる休職の期間中の報酬月額とする。 * 期末手当等の取扱いについては、第 7 章「1 標準期末手当等(標準賞与)とは」を 参照。 ④ 労働組合休暇(無給)の場合

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職員団体(労働組合)の活動(団体交渉やメーデーへの参加等)のための労働組合休暇 (無給)の場合は、「報酬の全部が支給されない場合」に該当する。 * ストライキによる賃金カットがあった場合の定時決定の取扱いは上記と異なる。第 2 章「4 特別な算定方法(保険者算定)」を参照。 ◇ 休職等の分類 ◇ 報酬の全部又は一部が支給されない日の属する月の報酬を報酬月額に含めるかどうかの区分表 (※) 随時改定において、変動月が「報酬の全部又は一部が支給されない場合」である日の属する月である ときは、休職等が終了して通常の給与支払いに戻った月を変動月とし、同月以後3ヶ月間が算定基礎月 となる。表では算定基礎月うち、2月目、3月目に「報酬の全部又は一部が支給されない場合」である 日が属する月で「支払基礎日数が 17 日以上」であるときを想定している。

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4 手当等の取扱い

(1)通勤手当の取扱いについて ① 通勤手当が複数月(支給単位期間)分として一括して支給される場合 1ヶ月あたりの金額を算出して各月の報酬に算入する。(総務省質疑応答集 1 問 3) ※ 各月分として算定された額に1円未満の端数が生じたとき 当該支給単位期間中における末月以外の月分として算定される額に係る端数金額はこ れを切り捨て、切り捨てた額は当該支給単位期間中における末月分として算定される額 に加算する(当該末月分として算定された額に加算した後の額に1円未満の端数がある ときは、これを切り上げる。)。 ② 定期券、回数券、乗車証その他の有価物により現物支給される場合 報酬への算入方法は①と同様の取扱いとなる。(総務省質疑応答集 1 問 4) ※ 定期券代等の通勤手当については、消費税を含めた金額で算定する。(厚生年金保険等の取 扱い) (留意点) ○ 通勤手当に変更等があった場合 ① 通勤経路の変更により通勤手当が返納されたときの経過期間の標準報酬として算定されて いる通勤手当の額と実際に公共交通機関に支払ったこととなる返納後の通勤手当の額との差 額についての見直しは行わない。(総務省見解(地職 P.8)) ② 組合員の資格取得した月には通勤手当の額が確定しなかったため、資格取得時決定の際に報 酬に含めずに算定していたが、その後額が確定した場合は、資格取得時決定を見直す。(総務 省見解(地職 P.6)) ③ 自家用車通勤に係る高速加算について、毎月当月分を概算で支給し、翌月に利用のなかった 日の分を精算する場合は、当月分の概算額と前月分の精算額の合計額により通勤手当の額を算 定する。(総務省見解(地職 P.6)) 【4月から自動車通勤になり高速加算が支給される場合】 (例)4月…自家用車距離対応額+4月全日分の高速加算額(概算額) 5月…自家用車距離対応額+5月全日分の高速加算額(概算額)-4月の精算額 6月…自家用車距離対応額+6月全日分の高速加算額(概算額)-5月の精算額

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◇ 通勤手当が複数月分支給されている場合の通勤手当の加算方法 (例1)4月に4月分から9月分まで(6ヶ月定期)の通勤手当として 89,210 円(税込)が支給された 場合 ① 当該額を支給単位期間の月数で除す。 89,210 円÷6ヶ月=14,868.33333…円 ② 支給単位期間中における末月以外の月分の端数を切り捨てる。 14,868.33333…円 ⇒ 14,868 円(4月分から8月分までの各月の通勤手当相当額) ③ 末月分として算定される額に加算する額を計算する。 0.33333…円×5ヶ月=1.66666…円 ④ ①で計算した各月分の額に切り捨てた端数分を加算し末月分を計算する。 14,868.33333…円+1.66666…円=14,869.99999…円 ⑤ ④の計算により生じた1円未満の端数を切り上げる。 14,869.99999…円 ⇒ 14,870 円(9月分の通勤手当相当額) ⑥ 各月分の通勤手当として報酬に算入する額は次のとおりとなる。 4月 5月 6月 7月 8月 9月 合計 鉄道 14,868 円 14,868 円 14,868 円 14,868 円 14,868 円 14,870 円 89,210 円 ※ 1月あたりの通勤手当の算出は次の算定方法により算出しても差し支えありません。 ① 末月以外の月の額……支給額÷支給単位期間の月数(円位未満の端数切捨て) ② 末月の額………支給額-末月以外の月の額(①)の合計

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◇ 通勤手当が複数月分支給されている場合の通勤手当の加算方法 (例2)10 月に 10 月分から翌年3月分までの鉄道定期代(6ヶ月定期)として 65,020 円(税込)、 10 月と翌年1月にバス定期代(3ヶ月定期)として 26,930 円(税込)が支給された場合 (鉄道定期代に係る計算) ① 当該額を支給単位期間の月数で除す。 65,020 円÷6ヶ月=10,836.66666…円 ② 支給単位期間中における末月以外の月分の端数を切り捨てる。 10,836.66666…円 ⇒ 10,836 円(10 月分から翌年2月分までの各月の通勤手当相当額) ③ 末月分として算定される額に加算する額を計算する。 0.66666…円×5ヶ月=3.33333…円 ④ ①で計算した各月分の額に切り捨てた端数分を加算し末月分を計算する。 10,836.66666…円+3.33333…円=10,839.99999…円 ⑤ ④の計算により生じた1円未満の端数を切り上げる。 10,839.99999…円 ⇒ 10,840 円(翌年3月分の通勤手当相当額) (バス定期代に係る計算) ① 当該額を支給単位期間の月数で除す。 26,930 円÷3ヶ月=8,976.66666…円 ② 支給単位期間中における末月以外の月分の端数を切り捨てる。 8,976.66666…円 ⇒ 8,976 円(10 月分、11月分の各月の通勤手当相当額) ③ 末月分として算定される額に加算する額を計算する。 0.66666…円×2ヶ月=1.33333…円 ④ ①で計算した各月分の額に切り捨てた端数分を加算し末月分を計算する。 8,976.66666…円+1.33333…円=8,977.99999…円 ⑤ ④の計算により生じた1円未満の端数を切り上げる。 8,977.99999…円 ⇒ 8,978 円(12 月分の通勤手当相当額) ⑥ 1月分から3月分までの計算についても①から⑤の計算方法により各月の通勤手当相当額を計算 する。 ⑦ 鉄道定期代及びバス定期代の各月の額を合計する。各月分の通勤手当として報酬に算入する額は 次のとおりとなる。 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 鉄道 10,836 円 10,836 円 10,836 円 10,836 円 10,836 円 10,840 円 65,020 円 バス 8,976 円 8,976 円 8,978 円 8,976 円 8,976 円 8,978 円 53,860 円 計 19,812 円 19,812 円 19,814 円 19,812 円 19,812 円 19,818 円 118,880 円 ※ 通勤手当支給月に、複数の交通機関、定期券複数回分が併せて支給される場合は、当該 支給額(合計額)を支給単位期間で除して各月分を算出しても差し支えありません。 (例)鉄道定期代(6ヶ月)+バス定期代(3ヶ月)×2

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◇ 通勤経路の変更により通勤手当の額が変動した場合の通勤手当の加算方法 (例3)4月の給与支給時に4月分から9月分までの通勤手当(御茶ノ水-三鷹、6ヶ月定期、55,840 円)が支給されたが、5月 20 日から通勤経路が変更となり6月の給与支給時に6月分から9月 分までの通勤手当(御茶ノ水-大宮、3ヶ月定期+1ヶ月定期、39,610 円+13,900 円=53,510 円)が支給された。(実際の精算額は、新しい通勤経路による通勤手当から払戻しの額を控除 した額、53,510 円-32,360 円=21,150 円) 上記事例の場合の定時決定における算定基礎月と6月を変動月とする随時改定の算定基礎月 の通勤手当の加算方法は次のとおりです。 通勤定期代 1ヶ月 3ヶ月 6 ヶ月 旧経路(御茶ノ水-三鷹) 11,630 円 33,150 円 55,840 円 新経路(御茶ノ水-大宮) 13,900 円 39,610 円 66,700 円 4月に支給された通勤手当 旧経路6ヶ月分 55,840 円 6月に支給された通勤手当 新経路4ヶ月分 53,510 円 4月 5月 6月 7月 8月 9月 定時決定(旧経路) 9,306 円 9,306 円 9,306 円 9,306 円 9,306 円 9,310 円 定時決定(新経路) 9,306 円 9,306 円 13,377 円 13,377 円 13,377 円 13,379 円 随時改定(新経路) 13,377 円 13,377 円 13,377 円 13,379 円 ※ 実際には随時改定に該当すれば、その年の定時決定は実施しませんが、随時改定の実施の有無 が確定するのは8月の報酬が確定してからのため、一旦定時決定を行い、随時改定に該当すれば 定時決定を取り消す事務処理になります。 (参考) 定期代の払戻し…6ヶ月の定期代-(1ヶ月定期代×2ヶ月分)-手数料 55,840 円-(11,630 円×2)-220 円=32,360 円 標準報酬を算定する際の通勤手当については、旧経路の払戻し金額は考慮せず、新経路による通 勤手当の額を支給単位期間で除した額を各月の通勤手当の額とします。 なお、10 月の給与支給時に 10 月分から翌年3月分までの通勤手当(御茶ノ水-大宮、6ヶ月定期、 66,700 円)が支給された場合、通勤経路の変更はないが、通勤手当の額に変動があるため、10 月を 変動月として随時改定に該当するかどうか判断します。 10 月に支給された通勤手当 新経路6ヶ月分 66,700 円 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 随時改定(新経路) 11,116 円 11,116 円 11,116 円 11,116 円 11,116 円 11,120 円

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(2)寒冷地手当の取扱いについて 寒冷地手当は寒冷地手当が支給される地域(以下「寒冷地」という。)に在勤する者に、毎年 11 月から翌年3月までの各月の年5回支給されることから、標準報酬月額の算定の基礎となる 「報酬」に含まれることになります。 ※ 寒冷地手当は「非固定的給与」として取り扱う。(総務省質疑応答集 1 問 2) したがって、原則としては随時改定の対象とはならないが、例外として、寒冷地への異動 等(注)の場合は、②のとおり報酬の見直しを行う。 注 異動を伴わない寒冷地手当の額の改定として、世帯等の区分の変更が想定される。こ の場合は、見直しは行わない。 ① 寒冷地手当の報酬への算入 原則として、7 月 1 日前の 1 年間に受けた寒冷地手当の総額の 12 分の 1 の額を各月の報酬に 算入する。 ただし、以下に該当する場合は、当該額を算入する。(運用方針第 43 条関係 10) ア 3 月 2 日から 7 月 1 日までの間に寒冷地に異動した場合又は 4 月 1 日から 7 月 1 日ま での間に寒冷地において休職等から復職した場合 その者が寒冷地に異動したときと同様の状況の下で、当該寒冷地に異動した日前一年間 に当該寒冷地に在勤としていたとすれば支給されるべき寒冷地手当の額の 12 分の 1 の額。 イ 組合員資格を取得し、寒冷地で勤務することとなった場合 その者と同様の事情にある者に支給される寒冷地手当の額を考慮して組合が決定した寒 冷地手当の総額を 12 分の 1 の額(6 月 1 日から 7 月 1 日までの間に組合員資格を取得した 場合は、その者と同様の事情にある者に同月以前の 1 年間に支給された寒冷地手当の総額 の 12 分の 1 の額。)。 ② 報酬の見直し 7 月 2 日後に寒冷地に異動となった者等については、以下のとおり標準報酬の見直しを行 う。(運用方針第 43 条関係 11、12) ア 7 月 2 日から翌年 3 月 1 日までの間に寒冷地に異動する場合又は 7 月 2 日から 3 月 31 日までの間に寒冷地において休職等から復職した場合 その者と同様の事情にある者に支給される寒冷地手当の額を考慮して組合が決定した 寒冷地手当の総額の 12 分の 1 の額をその者の報酬に算入される寒冷地手当として、異動 のあった年度の 9 月 1 日(10 月以後に異動した者は、当該異動の属する月)からの標準報 酬について見直しを行う。 イ 7 月 2 日から翌年 3 月 1 日までの間に寒冷地から寒冷地以外の地域に異動する場合 その者の異動のあった月の属する年度においてその者に寒冷地手当が支給された場合は、 当該寒冷地手当の総額の 12 分の1の額をその者の報酬に算入される寒冷地手当の額として、 当該異動のあった月からの標準報酬について見直しを行う。

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(留意点) ○ その他の取扱い ① 円位未満の端数が生じた場合 7 月1日前の1年間に受けた寒冷地手当の総額を 12 で除した時点で切り捨てる。(総務省 見解(地職 p.3)) ② 条例により複数月分の寒冷地手当が一括で支給される場合 原則として 7 月 1 日前の 1 年間に受けた寒冷地手当の額を 12 で除して得た額を加算する考 え方に倣い、期末手当等として取り扱うのではなく、一括で支給された寒冷地手当の額を 12 で除して得た額を、定時決定等の算定の際の基礎となるそれぞれの月に加算する。 ③ 随時改定、育児休業等終了時改定及び産前産後休業終了時改定を行う場合(7 月、8 月及び 9 月に随時改定等が行われる場合を除く。) 寒冷地手当の額については、当該改定前に適用されていた寒冷地手当の額を、改定後の標準 報酬の算定の基礎となる報酬とされる寒冷地手当の額として加算する。(運用方針第 43 条関 係 13) ※ 7 月、8 月及び 9 月に随時改定等が行われる場合は、当該改定を行う年の 7 月 1 日前 1年間に受けた寒冷地手当の総額の 12 分の1を算定基礎月の報酬に加算する。 ④ 寒冷地手当の支給される地域の地方公共団体に一定期間派遣される場合 派遣先で寒冷地手当が支給される場合は、一般的な寒冷地手当と同様に報酬に含めて算定す る。ただし、派遣期間が 4 月から 10 月までなど、寒冷地手当が支給されないことが明らかな 場合は、派遣後の寒冷地手当の見込み額を加算しない取扱いとしても差し支えない。

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(3)現物給与の取扱いについて 食事、食券、住宅、被服(制服や作業服などなど勤務服は除く)、通勤定期券、回数券など通 貨以外のもので支給されるいわゆる現物給与については、その現物を通貨に換算して、報酬に算 入します。 ※ 現物給与の性質が、月等を単位として一定額が継続して支給される報酬である場合は、固 定的給与に該当する。(運用方針第 43 条関係 5。総務省見解(地職 p.3) ※ 通貨以外のもので給与が支払われているとき(宿舎の貸与等)に、現物給与に当たるかの 判断の一例として、地方公共団体の給与条例等において給与として規定されている場合は、 現物給与に当たり得る。(総務省質疑応答集 1 問 5) ※ 厚生年金保険制度における現物給与の価額は、その地方の時価により、厚生労働大臣が定 めることとされており、年に 1 度改定される。(厚年法第 25 条。厚生労働大臣が定める現物 給与の価額(平成 24 年厚生労働省告示第 36 号)) 地方公務員共済組合の組合員についても、厚生労働大臣が定める額を参照して取り扱うこ ととする。(総務省質疑応答集 1 問 6) その他、日本年金機構の HP の取扱いを参照して取り扱う。(総務省見解(地職 p.2)) * 最新の価額については、この項の末尾の表を参照のこと。 (留意点) ○ 種類ごとの取扱い等 ① 円位未満の端数が生じた場合 計算の結果、1 円未満の端数が生じたときは、切り捨てる。(総務省見解(地職 p.3)) ② 食事について本人がその一部を負担している場合 厚生労働大臣が定める価格から本人負担分を差し引いた額を報酬として算入する。 ただし、本人負担額が厚生労働大臣の定める価格の 3 分の 2 以上の場合は、報酬とはなら ない。(厚労省通知(H24.1.31 保保発 0131 第 2 号)) 例:食事(昼食)が提供されている場合(東京都の場合(平成 28 年 4 月 1 日現在)) 自己負担なし…230 円が報酬 自己負担 100 円…230 円-100 円=130 円が報酬 自己負担 160 円…230 円×2/3=153 円<160 円→報酬にはならない。 ③ 被服について 制服や作業服など、着用が義務付けられている勤務服は現物給与には該当しない。一般的に 勤務外での着用が可能かどうかが、判断基準になる。 ④ 職員宿舎が現物給与に該当する場合 〔職員宿舎が貸与されている場合の価額の算定方法〕を参照。 ※ 職員宿舎が、当該宿舎に入居しなければ公務等の遂行が困難である場合は、現物給与に 該当しない(離島等のへき地に勤務地がある場合、当該宿舎に入居することが義務付けら れている場合等)。(国家公務員共済組合の取扱い)

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※ 継続長期組合員が、地方公共団体等が設置する職員宿舎に入居し続けている場合、当該 継続長期組合員は地方公共団体等と雇用関係がないこと、宿舎貸与が勤務先から受けてい るものではないことから、現物給与には当たらない。 ※ 職員宿舎の宿舎費が定められている場合、宿舎費が変更になった場合は現物給与の額も 変更になることから随時改定に該当するかどうか算定することなる。(総務省見解(地職 p.3)) 〔職員宿舎が貸与されている場合の価額の算定方法〕 厚生労働大臣が定める畳一畳(注1)あたりの価額に居住用(注2)の広さを乗じ、宿舎使用 料を控除して算出します。(日本年金機構 HP「現物給与の価額 Q&A」) (注1)畳一畳は 1.65 ㎡に換算して算定します。 (注2)居間、茶の間、寝室、客間、書斎、応接間、仏間、食事室などが居住用の室の対象で あり、玄関、台所(炊事場)、トイレ、浴室、廊下、クローゼット(押入れ)、収納 スペース、バルコニー等は居住用の室の対象には含めません。 事例:上記宿舎に入居し、宿舎料 60,000 円支払っている場合(東京都(H28.4 価格)の場合) 居住用の広さ(㎡)÷1.65×1畳当たりの単価-宿舎料=現物給与の価額 69 ㎡÷1.65 ㎡×2,590 円―60,000 円=48,309.0909 円(円位未満端数切捨て) ≒48,309 円 (上記宿舎に月の途中(4月 11 日)で入居した場合) 居住用の広さ(㎡)÷1.65×1畳当たりの単価×入居日以降の日数/その月の総日数 -その月の宿舎料 69 ㎡÷1.65 ㎡×2,590 円×20日 30日 -60,000 円× 20日 30日 =32,206.0606 円(円位未満端数切捨て) ≒32,206 円 ※ 月の途中で入居した場合は、その翌月が変動月になり、随時改定の算定をします。定時決定の 算定基礎月中に入居した場合は日割り計算した現物給与の価額を算定することになります。した がって、上記の例の場合は、定時決定における4月の報酬に含める現物給与の価額は、32,206 円、 5月を変動月とした随時改定の算定の際に報酬に含める現物給与の価額は、48,309 円となります。 バ ル コ ニ ー 和室 (7㎡) リビング・ダイニング (39㎡) キ ッ チ ン 廊下 洗面所 洋室 (10㎡) 主寝室 (13㎡) ク ロ ー ゼ ッ ト ク ロ ー ゼ ッ ト 収納 押入れ 玄関 浴室 居住用の広さ (69 ㎡)

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なお、上記のように間取りから居住用の広さを求める方法が原則となりますが、 下の表の宿舎の延べ面積の区分に応じた居住面積割合を乗じて求める簡便な方法で、 居住用の広さを求める方法もあります。(双方を算定して低い方を現物給与の価額 とする訳ではありません。) 【簡便な算出方法(延べ面積×居住面積割合)】 宿舎の延べ面積 居住面積割合 25 ㎡未満 41% 25 ㎡以上 55 ㎡未満 56% 55 ㎡以上 80 ㎡未満 62% 80 ㎡以上 66% <算定にあたっての留意事項> ○ A県の職員が、B県にある職員宿舎の貸与を受けている場合は、A県の価額により 算定します。 ○ A県の職員が、B県内の事務所に勤務し、B県にある職員宿舎の貸与を受けている 場合は、実際の勤務地であるB県の価額により算定します。 ○ 夫婦若しくは親子のいずれもが地方公務員であり、職員宿舎に入居している場合は、 貸与が認められている職員の報酬にのみ含めることとなります。 ○ 単身赴任先で宿舎を貸与された職員は、赴任先の職員宿舎は報酬に含めますが、職 員の家族が入居し続けている職員宿舎分については、報酬には含めません。 ○ 人事異動に伴い、月の途中で職員宿舎が変更になった場合、それぞれの宿舎ごとに 日割り計算することになります。 宿舎変更に伴う現物給与の額の変更は随時改定の対象になりますので、変更後の現 物給与の額が1ヶ月確保された月を変動月として随時改定に該当するかどうか算定し ます。 なお、定時決定の算定基礎月に宿舎が変更になった場合は、それぞれの宿舎ごとに 日割り計算した現物給与の額(実際に支給された現物給与の額)により算定します。

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(単位:円) 住宅で支払われる報酬等 1人1ヶ月当 たりの食事の 額 1人1日当た りの食事の額 1人1日当た りの朝食のみ の額 1人1日当た りの昼食のみ の額 1人1日当た りの夕食のみ の額 1人1ヶ月当たりの 住宅の利益の額 (畳1畳につき) 北海道 18,600 620 160 220 240 1,000 青 森 18,600 620 160 220 240 940 岩 手 18,300 610 150 210 250 1,030 秋 田 18,000 600 150 210 240 1,010 宮 城 18,300 610 150 210 250 1,380 山 形 19,200 640 160 220 260 1,180 福 島 18,900 630 160 220 250 1,070 茨 城 18,600 620 160 220 240 1,270 栃 木 18,600 620 160 220 240 1,310 群 馬 18,600 620 160 220 240 1,170 埼 玉 18,900 630 160 220 250 1,750 千 葉 18,600 620 160 220 240 1,700 東 京 19,500 650 160 230 260 2,590 神奈川 19,200 640 160 220 260 2,070 新 潟 18,600 620 160 220 240 1,280 富 山 18,600 620 160 220 240 1,200 石 川 19,200 640 160 220 260 1,250 福 井 19,200 640 160 220 260 1,160 山 梨 18,600 620 160 220 240 1,230 長 野 17,700 590 150 210 230 1,150 岐 阜 18,300 610 150 210 250 1,180 静 岡 18,600 620 160 220 240 1,410 愛 知 18,600 620 160 220 240 1,470 三 重 18,900 630 160 220 250 1,200 滋 賀 18,600 620 160 220 240 1,360 京 都 18,900 630 160 220 250 1,670 大 阪 18,900 630 160 220 250 1,620 兵 庫 18,900 630 160 220 250 1,460 奈 良 18,000 600 150 210 240 1,170 和歌山 19,500 650 160 230 260 1,080 鳥 取 19,200 640 160 220 260 1,110 島 根 19,200 640 160 220 260 1,030 岡 山 18,900 630 160 220 250 1,270 広 島 18,900 630 160 220 250 1,320 山 口 18,900 630 160 220 250 1,040 徳 島 18,900 630 160 220 250 1,100 香 川 18,300 610 150 210 250 1,130 愛 媛 18,600 620 160 220 240 1,080 高 知 19,200 640 160 220 260 1,050 福 岡 18,000 600 150 210 240 1,310 佐 賀 18,300 610 150 210 250 1,080 長 崎 18,600 620 160 220 240 1,070 熊 本 18,900 630 160 220 250 1,120 大 分 18,900 630 160 220 250 1,080 宮 崎 18,300 610 150 210 250 1,030 鹿児島 18,600 620 160 220 240 1,040 沖 縄 19,200 640 160 220 260 1,110 ● 住宅、食事以外の報酬等の価額について、労働協約に定めがある場合は、その価額を時価とします。 ● 計算の結果、端数が生じた場合は1円未満を切り捨てます。 ● 洋間など、畳を敷いていない居住用の室については、1.65平方メートルを1畳に換算し計算します。 ● 健保組合では、現物給与の価額について、規約により別段の定めをしている場合があります。

厚生労働大臣が定める現物給与の価額について

(平成28年厚生労働省告示第37号、平成28年4月1日から適用) 都道府県名 食事で支払われる報酬等 その他の 報酬等 時価 自社製品 通勤定期券 など

(26)

5 派遣職員等の取扱い

(1)公庫等に派遣されている者(継続長期組合員)に係る報酬について 報酬については、継続長期組合員が公庫等から受ける給与のうち、地方自治法第 204 条の規定 の適用を受ける職員の給料及び報酬に含まれる手当に相当するものとして組合の運営規則で定 めるものをもって報酬とし、期末手当等に含まれる手当に相当するものとして組合の運営規則 (注)で定める給与をもって期末手当等とします。(法第 140 条、施行令第 40 条第 3 項) 注 組合の運営規則で定めるもの 地方自治法第 204 条の規定の適用を受けない職員の報酬及び期末手当等の額の取扱いが準 用される。(運営規則第 39 条第 3 項) * 当該取扱いについては、第 1 章「2 報酬とは」(1)を参照。 ※ 標準報酬については、組合は、継続長期組合員を使用する事業主より、健康保険法の規 定による標準報酬の決定又は改定に係る通知に係る書類の写しの提出を受け、当該写しに 記載された標準報酬を参酌して当該継続長期組合員の標準報酬を決定又は改定する。(施 行規程第 101 条の 2 第 8 項) (2)公益的法人等派遣職員である組合員の取扱いについて 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律(平成 12 年法律第 50 号。以下「派 遣法」という。)により、派遣職員(同法第 3 条に規定する「派遣職員」をいう。以下、この項 で同じ。)となった者は、引き続き職員派遣をされた日の前日において所属していた地方公務員 共済組合の組合員となります。(派遣法第 7 条第 2 項) 派遣職員に係る標準報酬月額の算定、掛金・負担金等の徴収・納付については、次のとおり取 扱うこととします。(総務省質疑応答集 4 問 5) ① 派遣先団体からすべての報酬が支給される場合(派遣法第 6 条第 1 項) ア 標準報酬基礎届は、派遣先団体から派遣職員に係る報酬額等の報告を受け、派遣元団体が 作成し、共済組合に提出する。 ただし、共済組合(各支部)・派遣元団体・派遣先団体の合意があれば、派遣先団体が提 出することができる。

(27)

ウ 掛金等(組合員保険料、短期給付に係る掛金、介護納付金に係る掛金、福祉事業に係る掛 金、退職等年金分掛金をいい、以下「掛金等」という。)は、派遣先団体が報酬から控除し、 これを組合員に代わって共済組合に払い込む。(法第 115 条) エ 負担金は、派遣先団体が負担し、共済組合に払い込む。(派遣法第 7 条第 3 項による読替 え後の法第 116 条) オ 公的負担金は、派遣元団体(地方公共団体)が負担し、共済組合に払い込む。(法第 113 条第 4 項及び第 5 項) ② 派遣先団体と派遣元団体のそれぞれから報酬が支給される場合(派遣法第 6 条第 2 項) ア 標準報酬基礎届は、派遣先団体から派遣職員に係る報酬額等の報告を受け、派遣先団体と 派遣元団体からの報酬の合計額により派遣元団体が作成し、共済組合に提出する。 ただし、共済組合(各支部)・派遣元団体・派遣先団体の合意があれば、派遣先団体が提 出することができる。 イ 共済組合は、標準報酬を決定又は改定したときは、その旨を組合員に通知する(通知の方 法については派遣元団体又は派遣先団体を経由することは差し支えない。)。 ウ 掛金等は、給料(基本給)を支給する派遣元団体又は派遣先団体が報酬から全額控除し、 これを組合員に代わって共済組合に払い込む。(法第 115 条) エ 負担金は、派遣先団体が負担し、共済組合に払い込む。(派遣法第 7 条第 3 項による読替 え後の法第 116 条) オ 公的負担金は、派遣元団体(地方公共団体)が負担し、共済組合に払い込む。(法第 113 条第 4 項及び第 5 項)

(28)

(3)地方自治法第 252 条の 17 第1項の規定に基づき派遣されている場合 以下の取扱いとなる。(総務省質疑応答集 4 問 6) ア 標準報酬基礎届は、給料(基本給)を支給する派遣元の地方公共団体が派遣先の地方公共団 体から派遣職員に係る報酬額等の報告を受け、派遣先団体と派遣元団体からの報酬の合計額に より派遣元団体が作成し、共済組合に提出する。 ただし、共済組合(各支部)・派遣元団体・派遣先団体の合意があれば、給料(基本給)を 支給しない派遣先団体である地方公共団体が提出することができる。 イ 共済組合は、標準報酬を決定又は改定したときは、その旨を組合員に通知する(通知の方法 については派遣元団体又は派遣先団体を経由することは差し支えない。)。 ウ 掛金等は、給料(基本給)を支給する派遣元団体又は派遣先団体が報酬から全額控除し、 これを組合員に代わって共済組合に払い込む。(法第 115 条) エ 負担金の負担については、派遣元団体と派遣先団体との協議により決定されるが、当該負担 金の共済組合への払い込みは給料(基本給)を支給する地方公共団体が行う。(運用方針第 116 条関係) オ 公的負担金は、給料(基本給)を支給する地方公共団体が負担し、共済組合に払い込む。 (法第 113 条第 4 項及び第 5 項)

(29)

(4)組合役職員等に係る報酬及び標準報酬について ① 組合役職員等 報酬については、組合役職員が受ける給与のうち、地方自治法第 204 条の規定の適用を受け る職員の給料及び報酬に含まれる手当に相当するものとして組合の運営規則で定めるものを もって報酬とし、期末手当等に含まれる手当に相当するものとして組合の運営規則(注)で定め る給与をもって期末手当等とします。(法第 141 条、施行令第 40 条の 2) 注 組合の運営規則で定めるもの 地方自治法第 204 条の規定の適用を受けない職員の報酬及び期末手当等の額の取扱い と同様となる。(運営規則第 39 条の 3 第 3 項) * 当該取扱いについては、第 1 章「2 報酬とは」(1)を参考のこと。 ※ 標準報酬については、法第 141 条の規定により、組合役職員は当該組合を組織する職員 とみなされ、同条により読み替えられた法の規定が適用されるので、通常の組合員と同 様に算定することとなる。 ② 職員引継一般地方独立行政法人の役職員等 職員引継一般地方独立行政法人及び職員引継等合併一般地方独立行政法人の役職員につい ても組合役職員と同様の取扱いになる。(法第 141 条の 2、第 141 条の 4、施行令第 41 条の 2、 運営規則第 39 条の 4)

(30)

6 遡及して報酬が変更となった場合の取扱い

(1)給与改定等が遡及して行われた場合 給与条例の改正等による給与改定(以下「給与改定等」という。)が遡及して行われた場合は、 遡及して標準報酬の見直しは行わず、給与条例の改正後の額が支給された月を変動月として随時 改定に該当するかどうか算定します。(総務省質疑応答集 2 問 5) ※ 期末手当等の扱い 標準期末手当等の額を決定した後に、算定の基礎となった期末手当等の額の増額又は減 額が行われる場合には、当該月に遡って当該増額又は減額後の期末手当等を基礎として標 準期末手当等の額を再決定するものとする。(運用方針第 44 条関係 7) 例:給与改定等が 4 月に遡及して行われた場合 標準報酬の見直しは 4 月に遡及しないが、6 月に支給された期末手当等の額が変更と なった場合は、標準期末手当(標準賞与)を見直す。 (2)発令誤りや誤支給等の事由により遡って報酬が変動した場合 標準報酬の決定・改定の後に、遡及して昇給・昇格が行われた場合や諸手当が遡及して支給さ れた場合等、個別の事案により誤支給等が判明したときは、原則として遡及した時点に遡り、正 しい報酬の額により標準報酬の見直しを行います。(総務省質疑応答集 2 問 9) ※ 給与支給機関から手当等の報告が遅れた場合や発令誤りの場合や扶養手当の対象となっ ている扶養親族が扶養の要件を満たしていなかったことが判明した場合等が該当する(遡 及する事由が組合員の責めに帰するものか否かに関わらない。)。 ※ 固定的給与が遡って変動した場合は、遡った月を変動月として随時改定に該当するかど うか算定する。 非固定的給与のみが遡って変動した場合(時間外勤務手当の勤務実績の誤り等)は、随 時改定は行わない。ただし、定時決定の算定基礎月(4 月・5 月・6 月)の報酬や随時改定等 の算定基礎月の報酬が誤っていた場合は、当該誤支給が非固定的給与のみであっても見直 しを行う。 ※ 遡及する時点までに、定時決定や随時改定等が行われていた場合は、当該決定等の算定 の基礎となった報酬の額を正しい報酬により算定し直す。 随時改定の再計算の結果、従前標準報酬(当該随時改定の直前の標準報酬)の等級と再 計算による標準報酬の等級との差が2等級以上生じなくなった場合は、当該随時改定を取 り消す。 ※ 給与改定等が遡及して行われた後に、更に支給誤りなどの理由により遡及して標準報酬 を見直す場合の算定基礎月となる各月の報酬は、給与改定後の報酬について再決定を行う 取扱いで差し支えない。(総務省質疑応答集 2 問 9) 例:H28.12 月にH28.4 月に遡及した給与改定等が行われ、更にH29.2 月にH28.9 月か ら扶養手当を支給すべきことが判明した場合 H28.9 月を変動月として随時改定に該当するかどうか算定する。このとき、算定

(31)

7 標準報酬の算定事務

標準報酬は組合が決定します。(法第 43 条) また、給与支給機関では算定した標準報酬月額等に基づき、掛金等を給与から控除するととも に、負担金等の額を算定し組合に払い込みます。(法第 114 条、第 115 条) 標準報酬の算定は給与支給機関が行い、算定基礎届を組合に提出します。組合は当該算定基礎 届を確認し、組合員の標準報酬の決定を行うこととされています。(施行規程第 101 条の 2、第 101 条の 3、第 101 条の 7) また、厚生年金保険の第三号被保険者に係るこれらの算定基礎届を提出した場合は、厚生年金 保険の標準報酬月額の決定又は改定に係る算定基礎届とみなします。(施行規程第 101 条の 3 第 2 項、第 101 条の 7 第 2 項) ※ 算定基礎届は、データ送信等の電子情報処理組織による事務処理を行うことも可能であ る。(施行規程第 187 条~189 条、総務省質疑応答集 3 問 1) ※ 各種基礎届等の書類の保存期限 その処理の終わった翌事業年度から起算して 10 年である。(施行規程第 165 条第 3 号、 総務省見解(地職 P.33))

8 標準報酬の組合員への通知

組合は、組合員の標準報酬を決定・改定したときは、その旨を組合員に通知しなければならな いこととされています。 ただし、給与支給機関は、組合に代わって、標準報酬の決定・改定の通知をすることができる こととされ、この場合は、組合が通知したものとみなされます。 また、組合員の標準報酬及び厚生年金保険の標準報酬月額を閲覧に供することにより、通知に 代えることができます。(施行規程第 101 条の 8) ※ 審査請求について 標準報酬の決定自体は、審査請求の対象となる処分に含まれていない。(法第 117 条、 総務省見解(地職 P31)) ◇ 給与明細書への記載例

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◇ 標準報酬決定(改定)通知書 様 : : 標準報酬を下記のとおり決定(改定)しましたので通知します。 1  決定(改定)の事由 2  標準報酬の等級及び月額 第 級 円 第 級 円 第 級 円 第 級 円 第 級 円 第 級 円 3  事由発生年月日 4  適 用 日 従 前 標 準 報 酬 長 期 厚 生 年 金 退職等年金給付 組 合 員 番 号 区    分 短   期 長 期 厚 生 年 金 退職等年金給付 新 標 準 報 酬 平成  年  月  日 平成  年  月  日

標 準 報 酬 決 定 ( 改 定 ) 通 知 書

記 等  級 標準報酬月額 平成  年  月  日       年  月  日生まれ 短   期 生 年 月 日

参照

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