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平成19年第2回

島 市 教 育 委 員 会 議 会 議 録

平成19年2月19日(月)午後2時30分、平成19年第2回教育委員会議定例会を教育委員 室に招集した。 1 開会及び閉会に関する事項 開会 午後2時30分 閉会 午後3時50分 2 出席委員 委 員(委員長) 石井 眞治 委 員 下中 奈美 委 員 黒瀨 眞一郎 委 員 山根 恒弘 委 員 渡部 朋子 委 員(教育長) 岡本 茂信 3 事務局等の出席者 教育次長 山本 正己 青少年育成部長 山田 稔 学校教育部長 荒本 徹哉 指導担当部長 尾形 完治 総務課長 谷本 睦志 育成担当課長 石田 正博 企画課長 若林 健祐 学事課長 外和田孝章 教職員課長 山本 光信 指導第一課長 生田 一正 文化・芸術教育担当課長 正傳 彰子 スポーツ教育担当課長 蔵田 重雄 4 傍聴者等 14名 5 議事日程 (1) いじめ問題等24時間相談の実施について(報告) (2) 中学校野外活動・修学旅行実施学年移行について(報告) (3) ひろしま型カリキュラムに係る研究開発校等の指定について(報告) (4) 平成18年度文化・スポーツ大会(全国規模)の成績について(報告) (5) 広島市立学校条例の一部改正議案に対しての意見の申出について(代決報告第5号) (6) 職員の懲戒に関することについて(代決報告第6号)【非公開】 6 議事の大要 ○石井委員長 それでは、ただいまから、教育委員会議定例会を開催いたします。 傍聴の方に申し上げます。お手元にお渡ししております注意事項をよくお読みになって、静粛 に傍聴していただきますようお願いいたします。 本日の議事録署名者は、山根委員と渡部委員にお願いします。 本日の議題は、お手元の議事日程のとおりですが、審議に入ります前に、本日審議予定の議題 6については、広島市教育委員会会議規則第7条第1項第4号に該当することから、審議を非公 開としたいと思いますが、よろしいですか。

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(異議なし) 異議なしと認め、議題6については、非公開として審議することに決定しました。 それでは議事に移ります。議題1「いじめ問題等24時間相談の実施について」を議題とします。 本件は報告案件でございます。内容について、育成担当課長から報告を受けます。 ○育成担当課長 (いじめ問題等24時間相談の実施について、資料に基づき説明。2月18日現在での相談件数 について、その他が2件増えて、合計12件であることを補足説明。) ○石井委員長 はい、ありがとうございました。重要な案件ですが、ただ今の報告につきまして、ご質問あるい はご意見はございますか。 ○渡部委員 どなたが電話を受けていらっしゃるのかということと、それから、いじめ110番やいじめの相 談を受け付けている相談機関などを紹介するカードというのは、まだ配られていないのでしょうか。 これで初めて子どもたちのところに、その電話番号がわかるわけですよね。学校にはお知らせにな っても、学校から子どもたちに十分伝わっているかどうかは、わからないと思うのですが。 ○育成担当課長 相談を受けているのは青少年育成部の職員です。職員が携帯を持って、その携帯に電話を転送し て受けています。 それからカードですが、今手元に見本はありませんが、名刺サイズの、子どもが持てるようなカ ードで、表裏で紹介できるようにしたものを配りたいと考えています。 なお、学校につきましては、A4サイズで、こういう24時間体制をしている旨を子どもたちに 周知できるようなチラシを青少年育成部で作成しまして、学校内に掲示して欲しいという依頼を出 しております。 ○石井委員長 渡部委員の最初のご質問についてですが、どなたが受けているのですか。 ○育成担当課長 青少年育成部の職員が携帯電話を持ちまして、そこへ、いじめ110番に入った電話を転送して、 受けております。 ○渡部委員 ということは、例えば、ご家庭で受けておられるということになるのですか。 ○育成担当課長 家に待機しておりまして、家で電話が鳴れば出るということにしております。 ○渡部委員 非常にプライバシーに関わるような事柄ですが、そういう体制でこういった電話を受けていいも のかどうか疑問に思います。 もう少し実態をお聞きしなければわからないのですけれども、そういった電話を聴くということ に関しては、聴く力というのがかなり重要だと思いますので、ある一定程度のトレーニングを受け た方で、はじめて本当に電話で聴けるのではないかと思います。 それから、今は24時間という体制でやむを得ないのかも知れませんけれども、職員の方がそれ ぞれのご家庭で電話を受けるという体制が、本当に果たしていいものかどうか、私としては心配な ところが多々ありますので、できれば、24時間の電話相談をしてらっしゃるところは市内にも数 箇所あると思いますが、そういったところで、どういう体制で、どういうところに気をつけて電話 を受けているのか、あるいは、どういうふうな資質を持った方が電話を受けてらっしゃるのかとい ったことを是非研究していただきたいと思います。

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折角、24時間実施をされるのであれば、広報も大事だと思いますけれども、電話相談にどうい うふうに応じていくのかということがすごく大切ではないかと思いますので、少し、この点につい て、いろんな検討といいますか勉強といいますか情報収集といいますか、努めていただきたいと思 います。 ○石井委員長 転送で相談を受けるのは、夜間のことだと思いますが、昼間は訓練された方が相談を受けている と思いますので、その辺を少し補足してください。 ○育成担当課長 私どもには相談センターがございますが、そこには専門的な相談にのれる訓練を積んだ相談員が おります。この度、私どもの職員が電話相談を受けるに当たっても、そういった職員から研修を受 けまして、その後も、日々、相談があった状況、あるいは、相談の中で困った状況等について、相 談を受ける職員全員で集まって毎日協議をしながら、させていただいております。それからプライ バシーの方については、極力、注意してやっているということでございます。 ○石井委員長 プライバシーについては、これからの様子を見て、数が多いとかといったような場合には改めて 考えるということにしたいと思います。この件につきましては、少し様子を見ましょう。 ほかにございませんか。 ○黒瀨委員 昼間の場合はいいのでしょうが、夜の場合は、課題といいますか大変だなと思います。広島市内 においても、既にいのちの電話だとかがあると思いますけれども、それらとの連携といったような ことは、何かなさってらっしゃるのでしょうか。 ○育成担当課長 いのちの電話あるいはチャイルドラインなど、相談を行っているところとはそれぞれ協議をさせ ていただいております。今回この24時間相談を実施するに当たって、そういうところでできない かということも検討させていただきました。しかし、それぞれの相談機関の事情もございまして、 今回は、私どもの職員で対応するということにさせていただきました。 あり方につきましては、今後の相談件数とか相談内容に応じまして、見直しをしていきたいと考 えております。 ○石井委員長 まだ始まったばかりですので、様子を見てまた改めて考えるということにしたいと思います。 ほかにございますか。それではないようですので、議題の2に移ります。 議題の2「中学校野外活動・修学旅行実施学年移行について」を議題といたします。本件も報 告案件です。内容について、指導第一課長から報告を受けます。 ○指導第一課長 (中学校の野外活動及び修学旅行の実施学年を移行することについて、資料に基づき説明。) ○石井委員長 はい、ありがとうございました。ただ今の報告につきまして、ご質問あるいはご意見をお伺いし ます。 ○渡部委員 野外活動と修学旅行に関しては、それぞれの学校が時期を決定するということなのですか。集中 はできませんよね。どういうふうになるのですか。 ○指導第一課長 例えば、3年生で修学旅行を実施するということになると、進路等の関係や学校行事の関係があ って、5月と6月にしか実施できないということで、そういう中で修学旅行列車であるとか、いろ

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いろな調整を図りながら各学校が行っているわけです。修学旅行も野外活動も当然学校の希望によ って実施時期を決めますけれども、修学旅行については、その時期が限られているということでご ざいます。 ○渡部委員 野外活動をいつするのか修学旅行をいつするのかということは、それぞれの学校で、学校単位で、 学校の年間教育課程に応じて、変えていくということでよろしいのでしょうか。 ○指導第一課長 はい、そのとおりでございます。 ○下中委員 2年間は、野活が2学年にわたると、修学旅行に2学年が行くということになっていますが、そ れは同じ場所に同じ時期に行くということになるのですか。それともずらして行くということにな るのですか。 ○指導第一課長 それぞれ違う場所、時期に行くことになります。 ○石井委員長 場所は限定されていますので。野外活動の場所は。 ○下中委員 場所は限定されているとしても、時期的にはずらして、一度に2学年がいなくなるということで はないということですね。 ○指導第一課長 はい。ただ、小規模校では、同時に合同で行った方がいいというところもあります。 ○下中委員 大規模校で、2学年が同時に出発するとなるとかなり負担も大変だろうと思いまして、お尋ねし ました。19年度20年度については、2学年を引率して行かないといけないということになりま すので、若干、学校の負担が大きくなるような気がいたします。そこの移行期が大変な時期になろ うかと思いますけれども、十分配慮していただければと思います。 ○石井委員長 ほかにございませんか。それでは議題の3に移ります。議題の3「ひろしま型カリキュラムに係 る研究開発校等の指定について」です。本件も報告案件です。内容につきまして、指導第一課長か ら報告を受けます。 ○指導第一課長 (ひろしま型カリキュラム編成の基本方針、指定校の種類、平成19年度の指定校等について、 資料に基づき説明。) ○石井委員長 ありがとうございました。それでは、ただ今の報告につきまして、ご意見ご質問があったらお受 けします。 ○渡部委員 研究開発校と研究協力校と実践研究校について、どこがどう違って、どういうふうに教育委員会 が関わっていくのか、かかわり方が違っているのか、といったことをもう少し具体的に教えていた だけませんか。 ○指導第一課 研究開発校につきましては、教材を開発するということでございます。現在、学習指導計画策定 会議を設けておりまして、大学教授、教員80名が携わっております。そこで今年間指導計画を作 成しておりまして、実際に研究開発校で授業をやって、それに修正を加えるということでございま

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す。ですから、特に指導主事と連携を図りながら常時その研究を進めていくというのが、研究開発 校でございます。 協力校につきましては、開発校で行った実践を受けて、その情報が自校のデータと比べてどうな のか、自校でもやれるものなのかということをやっていただいて開発校へ返す、または策定会議に 意見を述べる、ということでございます。 それから実践研究校は、先ほど言いましたが、開発校と協力校とはちょっと違いまして、実際に 基礎基本がこれまでも定着してきておりますけれども、思考力・判断力・表現力という授業改善に ついては、本市の課題だというふうに認識をしております。そうした意味で、実践研究校は、より 内容を重点化したり、到達目標をきちっと定めて、そして指導をどのようにやったら効果的なのか ということを、国語と算数、いわゆる読み書き計算という基礎基本となる教科で取り組んでいくと いうことになります。 ○渡部委員 言い換えてもよろしいですか。研究開発校というのは、80名の先生方がお作りになった新しい 学習指導計画案に沿って授業をすると、研究協力校の方は、そうして行われているデータを一部自 分のところに取り入れたり、あるいは比較研究する、実践研究校というのは、それとはまた違って、 現実的な授業研究を国語と算数に関して徹底的に行うんだと、そういうふうに理解してよろしいで しょうか。 ○指導第一課長 いい忘れましたが、開発校は、広島市版の学習指導計画案を完成させるということになります。 ○山根委員 いくら聞いてもよくわからない。表にして、マトリックス的にした方がいいのではないでしょう か。指定校の種類と内容ということについて、丁寧に文章を読んでみてもほぼ同じような言葉が並 んでいて、少し違うだけのことなので、もう少し何をやるのかということをマトリックス的に書か れないと、わかりにくいのではないでしょうか。今のお話を聞けば少しは理解できますけれども、 開発校とか協力校とか実践研究校とか、名前がよく似ているので、わかりにくいと思います。もう 少し説明文とかを研究されたらいかがでしょうか。 ○石井委員長 それでは、もう少しイメージアップしたようなものを作ってください。ほかにございますか。 ○黒瀨委員 今回のひろしま型カリキュラムの三つの特色の中の小学校と中学校の連携、接続の改善というこ とは、重要だと思います。 新しく小学校5年、6年に英語科が入るということですが、小学校へ英語科を導入している他県 の実態がどうなのかということを、以前にも説明があったとは思いますが、もう一度お聞かせいた だきたいと思います。 それから、英語科の人的措置については、ALTと非常勤講師を1名ずつ配置するということで すが、テキストについてはどのような形のものを考えようとされているのでしょうか。他県の例を 少し見ましたが、数学などでは、かなり地域の特色を盛り込んだような教材を考えられているもの があるようでして、広島の場合には、よそにあるようなテキストの導入を考えられているのか、そ れとも特色のあるものを考えようとしているのか、その辺をお聞かせいただきますでしょうか。 ○石井委員長 進行中でしょうから、わかっている範囲内で説明してください。 ○指導第一課長 やはり英語科というのは小中の接続が大事でございまして、これまでは、中学校の1年生で英語 が入ってきたときに、読む・書く・聞く・話すという4領域を同時に開始しておりますが、中学校

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の1年生が終わった段階で、英語が嫌いになってしまうというような状況もございます。 この度の小学校5・6年生というのは、話すことと聞くことを重点的に行って、今年は中学校に は外国語科の実践研究校は作っておりませんけれども、5年間を見通した、なめらかな外国語とい うものを研究していきたいと考えております。 現在特区等で英語科を行っている学校は全国で80近くあって、金沢市のように小学校1年生か ら行っているところがあったり、学校裁量にまかせているというところがあったりしますが、そう いったところのいい教材を見させていただいておりますので、英語科の教材としては、今作ってい るところですけれども、それ以上の広島らしいものを検討していきたいと考えております。 ○黒瀨委員 いろいろと検討していただきたいと思います。 ○石井委員長 この人的措置で、ALTの1名というのはよくわかるのですが、非常勤講師というのは何か特性 はありますか。 ○企画課長 非常勤講師は、一般にいわれる地域人材で、人選の基準によりますが、日本人で英語が堪能な方 か、留学生になるかと思います。ALTは、完全にネイティブスピーカーで、ある程度日本語がで きて担任ともコミュニケーションができるというものです。 地域人材は、日本人になるのか留学生になるのかは、人選の基準によって変わりますが、地域に いらっしゃる人材というイメージを持っていただければと思います。 ○下中委員 英語を小学校でするということですけれど、小学校の2年間の英語の目標といいますか、中学校 の英語とどのように違っているのかというか、どう連携、どう繋げていくのかというイメージがい まひとつよくわからないので、何かありましたら教えていただきたいのですが。 ○指導第一課長 小学校の英語科は、英語による活動を通して、まず興味関心を高めること、そして基礎的な英語 表現を聞いたり話したりする力を養うこと、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育 成するということを目標としております。 中学校の外国語は興味関心ではなくて、理解を深めるというのが大きな違いになります。さらに は聞くこと話すことはもちろんですけれども、実践的なコミュニケーション能力というものの基礎 を培うこと、態度の育成というのは同じですけれども、そういうところを目標としております。 ですから小学校では、例えば5年生では楽しんで、それから6年生では進んでというようなテー マ、キーワードといいますか、そういうものを設定して、そして簡単な言葉のやりとりなどができ るようにしたいと考えております。中学校では、相手の意識とか目的意識を理解しながら話すこと ができるといった、やはりより質の高いものを狙っているということでございます。 ○下中委員 いまひとつわからないのは、興味関心なのですけれども、興味関心ということは、結局、理解で きないと湧かないのではないかと思うわけです。言葉というのは単語力であったり、言葉の構造で あったり、構造がわからないとなかなか話もできないので、そうすると、結局中学校の勉強の先取 りにならざるを得ないような気がします。中学校の勉強の先取りということになると、どの辺まで を目標にしたらいいのか、そのあたりはどうなのでしょうか。 ○石井委員長 検討委員会の最終報告の内容をもう少し説明してください。 ○企画課長 検討委員会で議論になったときに、ひとつの課題としては、中学校の英語について、これは1年

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生の早い時期に二極化というか、俗に、英語嫌いとか英語がわからなくなっている子がいるという 現状がございました。 いくつか議論をしていく中で、先ほど指導第一課長が申しましたけれども、小学校の先生方は、 ある程度意識を高めたり、楽しく英語の言葉を覚えさせるといった指導に、非常に長けております。 小学校5・6年を終わったときに、いくつかの単語とか慣用句とかが頭に残像として残るというよ うなことが、検討委員会の議論の中では、イメージされておりました。 もうひとつの課題としては、今、下中委員がおっしゃったように、小学校との接続ということを 意識した中学校での英語の授業の仕方ということがありました。先ほど指導第一課長も説明しまし たが、ひろしま型カリキュラムは小学校の英語科だけではなくて、英語科から外国語科へつなぐ小 中連携、接続とか、あるいは各学年の到達目標とかというものをうまくつないでいこうという、も う一方で意識している柱がございますので、ここらあたりをうまくつないでいって、義務教育で教 える英語科を5年間かけてやっていって、中学校3年の段階で到達させるということが検討委員会 で主に出てきた意見でございました。 こうした接続する5年間のやり方や、それを前提とした小学校の2年間の教材とかカリキュラム といったものを、現在、指導第一課において開発しているという状況でございます。 ○下中委員 そうすると、少し単語の力をつけるということと、何らかの慣用句で頭にインプットして、そこ から入っていくような形という、そんな理解でいいのでしょうか。 ○指導第一課長 言葉についてですが、例えば、こういうものを理解の能力として設定しております。簡単な挨拶 や生活に身近なものの名前が使える、それから、6年生ですけれども、簡単な言葉のやりとりがで きるようになるというところを設定しております。 それから表現でいいますと、例えば音声に慣れ親しみ、聞いたり話したりする基礎を養うという 前向きな態度というもの、それから音声と文字に慣れ親しみ聞いたり話したりする力を培う、とい うように、5年生と6年生とでは若干違えて、目標を設定していくということでございます。 単語カードやCDといった教材作り、もちろん学習指導計画がありますが、そういったものにつ いて、これから詳細にやっていくということでございます。 ○山根委員 研究開発校の説明に、「言語・数理運用科又は英語科の実践を通し」という言葉がありますが、 この「実践を通し」というのは、何を基にして行うのですか。そこに何かがあって、実践を通して やっていこうとしているのではないのですか。 ○指導担当部長 学習指導計画案の素案的なもの、単元ごとの計画案をほぼ素案という形で既に作っておりまして、 研究開発校は、これを基にして実践を進めて行きます。研究開発校でそれを基に実践を進めて、最 終的には、広島市版の全市で使える標準的なカリキュラム、計画案を作成するというのが目的でご ざいます。 研究協力校は、今の素案のたたき台を基に実践していって、最終的には自校としての実態にあっ たものを作成し、そのデータを開発校、あるいは策定会議に渡していくということになります。 最後の実践研究校は、小学校1年生から6年生、中学校1年生から3年生で、通常当然に行われ る国語・算数・英語の授業について、思考力・判断力・表現力育成の観点から、さらに見直しを行 って各種指導案を作成していくための研究を行うというものでございます。 ○山根委員 実践をやろうということは、計画あるいは検討された案があってそれを実践することによって、 課題を見つけていくということだと思います。仮説的にどんな課題を見つけていかなければいけな

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いのかというところも押さえたうえで実践されるわけですよね。その基になるものがないと、なか なか理解されないのではないでしょうか。 ○指導第一課長 その中身につきましては、3月5日の教育委員会議で、今作っている素案を提示する予定にして おります。 ○渡部委員 もうひとつ私の中でわからないのは、小学校というのは担任制ですよね。中学校は、専門教科の 先生方が教えられていらっしゃるのですけれども、少なくとも研究開発校と研究協力校では、小学 校の先生方が英語を教えるということですよね。その先生方は、どこでその教え方を勉強なさって いるのでしょうか。 ○指導第一課長 英語科を導入するに際しても、4月からすぐに私たちが提示したカリキュラムができるとは考え ておりません。ですから4月5月に校内で研修をしていただいて、当然、TTの形で、一人ではな くALTや地域人材を入れた打ち合わせ会を設けて、さらには指導主事がはりついてという形で、 最低2ヶ月間の準備をしたうえで、研究開発校は入っていこうというふうに考えております。 新教科の方につきましては、10月スタートですから、それまでに、私たちが先生方に教材を提 示して、それで授業ができるかどうか、そしてどういう理解・説明の仕方があるのかといった研修 を充実させたいというふうに考えております。 ただ、これまで本市においても、総合的な学習の時間で、これは活動ですけれども、実際に何学 年かでは、例えばゲームであるとか、フルーツの名前を言ってフルーツバスケットをやるといった 経験はございますので、されていない学校もございますが、この総合的な学習の時間でやられたノ ウハウというのは、随分活用できるのではないかというふうに考えております。 ○渡部委員 私は今回見て、これだけのことをやるにしては、人的な措置が薄いと思いました。やはり、日々、 授業を通してどうだったのかという検証をしていきながら進めていくということが大切だと思いま すし、そのためにも、特に研究開発校には、手厚い措置があってしかるべきなのではないかという 気がすごくします。 今まで、確かに総合学習の中で英語を取り入れておられる学校はあると思いますけれども、今度 は、年間の学習指導計画があって、それに基づいてやっていくという形になるわけですが、小学校 の先生は英語を教えた経験がないのですから、そういう先生がやっていかれるということであれば、 もう少し人的措置を厚くして、もっといろいろな研究をしていきながら、進めていかなければいけ ないのではないかと思います。やる以上は子どもたちに責任があるわけですから。私はそう思うの で、そこのところがもう少しあってもいいのではないかなという気がします。 具体的な案については次回出るということですが、やはり、こういう風に手厚くやるのだという ことが、きちんと学校なり学校を取り巻く関係者にわからないと、不安をいだいたり、あるいはど んなものなのだろうかという心配が先走ったりとか、そういう結果も招くのではないかというふう に思います。 それから、研究開発校、研究協力校、実践研究校というふうに、並列ではないけれども、並列の ように並んでいますが、この中の実践研究校というのは、もっともっと広島市内の小中学校で、授 業研究をしようよということだと、私は理解したのですけれども、授業研究を行ううえでは、やは り、どういう風にしたら授業研究になるのかということをしっかりやっておかないと、新しいカリ キュラムを入れても入れても、その授業の中で成果は出てこないのではないかなということも、気 になる点としてあります。ぜひもう少し人的に厚くしてこれを進めていただいた方が、良い結果が 出るのではないかと思います。

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○石井委員長 渡部委員は既にご存知かと思いますが、この研究開発校制度というのが、正しく、今ご指摘のと ころを研究するというものなのです。 現在は、指導要領に従ってやることが義務付けられていますから、この開発校の指定を受けない 限りにおいては、こういうようなことができないわけです。現在の指導要領というのは、小学校で は英語科の教育というのはありませんが、将来にわたってはこういうことが入ってくるので、わざ わざ研究開発校の指定をとって、どのような人材が必要なのか、どのような教材が必要なのかとい ったことを開発するのが目的なのです。だから、今正しくご指摘のところをやろうとしているわけ です。 ほかにございますか。なければ、次の議題に移ります。議題の4「平成18年度文化・スポーツ 大会(全国規模)の成績について」を議題といたします。本件も報告案件です。内容につきまして、 文化・芸術教育担当課長、スポーツ教育担当課長から報告を受けます。 ○文化・芸術教育担当課長 (平成18年度の全国規模の文化・スポーツ大会のうち文化関係の成績について、資料に基づき 説明。) ○スポーツ教育担当課長 (平成18年度の全国規模の文化・スポーツ大会のうちスポーツ関係の成績について、資料に基 づき説明。) ○石井委員長 はい、ありがとうございました。それでは、文化・芸術並びにスポーツ併せて、ご質問、ご意見 がございましたら、お受けします。よろしいですか。それでは、ますますがんばるようにおっしゃ ってください。それでは議題の5に入ります。議題の5「広島市立学校条例の一部改正議案に対し ての意見の申出について」です。これは、代決報告第5号です。内容につきまして、学事課長か ら報告を受けます。 ○学事課長 (高等学校の授業料及び聴講料並びに幼稚園の授業料の改定に関する広島市立学校条例の一部改 正議案の内容について、資料に基づき説明。) ○石井委員長 はい、ありがとうございました。ただ今の説明について、ご質問はございませんか。それでは、 ご質問がないようですので、代決報告の第5号を了承することといたします。 それでは議題の6です。議題の6は冒頭のところで申し上げましたように、非公開となりました ので、傍聴人、報道関係者、および関係者以外の方は退席してくださるようお願いします。 (傍聴人等退席)

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